JP3581227B2 - 集合住宅用テレビインターホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0004】
本発明は集合住宅用テレビインターホン装置に関し、特に、カメラ付集合玄関機と居室機間の通話及びテレビモニターを、同時に2ヶ所間で行える機能を有した集合住宅用テレビインターホン装置に係わる。
【従来の技術】
【0005】
従来から、集合住宅用テレビインターホン装置の構成として、図3に示す構成が提案されている。この集合住宅用テレビインターホン装置は、複数のカメラ付集合玄関機AQ51、AQ52‥‥‥と、居室親機BQ51、BQ52‥‥‥と、通話制御機51と、映像制御機52と、住戸用分岐器53、54‥‥‥と、居室テレビモニタCQ51、CQ52‥‥‥とで構成されている。
【0006】
カメラ付集合玄関機AQ51には、CCDカメラ回路55、映像信号出力回路56、送受話回路57及び呼出信号出力回路58が設けられている。また、カメラ付集合玄関機AQ52‥‥‥においてもAQ51と同様な回路を形成している。
【0007】
通話制御機51には分離回路51a、制御回路51b、多重回路51c、送受話回路51dが設けられている。
【0008】
映像制御機52にはカメラ切替スイッチ52a、映像信号出力回路52b、多重回路52c、電源回路52dが設けられている。
【0009】
住戸用分岐器53、54には各々、映像分岐回路53a、54aが設けられている。
【0010】
カメラ付集合玄関機AQ51において、送受話回路57は居室を呼出する信号を出力する呼出信号出力回路58とともに、通話制御機51の分離回路51aに接続され、分離回路51aを介した信号によりカメラを選択制御するための制御回路51bと多重回路51cを介して各住戸用分岐器53、54‥‥‥に接続されている。
【0011】
CCDカメラ回路55は映像信号出力回路56を介し、映像制御機52のカメラ切替スイッチ52aに接続され、映像信号出力回路52b、多重回路52cを介し映像分岐回路53a、54a‥‥‥の入力側に、順次接続されている。
【0012】
映像制御機52の電源回路52dは、カメラ切替スイッチ52a及び多重回路52cに接続され、電源供給されている。
【0013】
このような集合住宅用テレビインターホン装置において、カメラ付集合玄関機AQ51の呼出信号出力回路58より居室親機BQ51を呼出すと、呼出信号出力回路58より信号が通話制御機51の分離回路51aを介し制御回路51bに入力されることで、映像制御機52に対してカメラ切替信号が出力され、カメラ切替スイッチ52aに入力され、動作させることにより、カメラ付集合玄関機AQ51のカメラ(CCDカメラ回路55)を選択検出し動作させる。
【0014】
また、同時に、呼出を受けた居室親機BQ51を呼出すために制御回路51bより居室選択信号を出力し、居室選択信号は多重回路51c及び住戸用分岐器53を介して居室親機BQ51を呼出す。
【0015】
呼出のための居室選択信号を入力した居室親機BQ51は、呼出音を鳴動するとともに、居室テレビモニタCQ51より映像信号がモニタされる。このとき、CCDカメラ回路55より出力される映像信号は映像制御機52の映像信号出力回路52b、多重回路52c及び映像分岐回路53aを介し居室テレビモニタCQ51より出力されている。また、ハンドセットを取り上げることによりカメラ付集合玄関機AQ51との通話ができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら、従来の集合住宅用テレビインターホン装置では以上のように構成されているので、あるカメラ付集合玄関機と居室親機の間で通話及びモニタの動作が成立しているときには、他のカメラ付集合玄関機と居室親機の通話及びモニタができないという難点があった。
【0017】
本発明は、このような難点を解消するためになされたもので、カメラ付集合玄関機と居室親機間に通話回路及び映像回路を各2回路設けて、通話の音声信号及びテレビモニターの映像信号の伝送を、同時に2ヶ所間で行える集合住宅用テレビインターホン装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0018】
このような目的を達成するため本発明の集合住宅用テレビインターホン装置は、映像信号を生成するカメラ回路、音声信号を送受するマイク、スピーカ、居室選局アドレスを生成する選局テンキーボタン、呼出信号を発生する呼出ボタンを有し、それぞれの集合玄関IDが割当てられた複数のカメラ付集合玄関機と、複数のカメラ付集合玄関機からの居室選局アドレスおよび呼出信号を伝送する制御ラインと、複数のカメラ付集合玄関機からの映像信号をカメラ選択スイッチにより選択されて伝送する少なくとも第1、第2の映像ラインと、複数のカメラ付集合玄関機からの音声信号を通話ライン切替スイッチにより選択されて伝送する少なくとも第1、第2の通話ラインと、少なくとも第1、第2の映像ラインおよび少なくとも第1、第2の通話ラインにそれぞれ映像ライン切替スイッチおよび通話ライン切替スイッチを介して接続され、かつ制御ラインに接続され居室選局アドレスにより選局される居室モニタおよび送受器を有する居室親機と、複数のカメラ付集合玄関機の前記集合玄関IDおよび少なくとも第1、第2の映像ラインおよび少なくとも第1、第2の通話ラインの使用状況を記憶し、空いている映像ライン、通話ラインにカメラ付集合玄関機および居室モニタ、居室親機を接続するよう複数のカメラ付集合玄関機からの集合玄関IDおよび居室選局アドレスによりカメラ選択スイッチ、通話ライン切替スイッチを制御し、かつ制御ラインを介して映像ライン切替スイッチおよび通話ライン切替スイッチを制御する制御回路とを備え、少なくとも第1、第2の映像ラインに伝送される映像信号は互に変調周波数が異なっている。
【作用】
【0019】
この集合住宅用テレビインターホン装置において、複数のカメラ付集合玄関機の選局テンキーボタンにて居室を選局するアドレスが生成され、呼出ボタンにて居室親機を呼出し、制御回路によりカメラ回路から生成送出される映像信号は、カメラ選択スイッチにより選択され、映像信号伝送ラインを介して居室モニタへ伝送され、またスピーカおよびマイクから生成送出される音声信号は通話ライン切替スイッチにより切替えられ、音声信号伝送ラインを介して居室親機の送受器へと伝送される。
【0020】
制御回路は、映像信号伝送ラインおよび音声信号伝送ラインを選択して伝送させるために、複数のカメラ付集合玄関機からの集合玄関IDおよび居室選局アドレスによりカメラ選択スイッチ、通話ライン切替スイッチを制御し、かつ制御ラインを介して映像ライン切替スイッチおよび通話ライン切替スイッチを制御している。
【発明の実施の形態】
【0021】
以下、本発明の集合住宅用テレビインターホン装置をその実施の形態例について図面にしたがって詳述する。
【0022】
図1に示すように、本発明の集合住宅用テレビインターホン装置は、複数のカメラ付集合玄関機AQ1、AQ2‥‥‥と、居室親機BQ1、BQ2‥‥‥と、通話制御回路21と、映像制御回路22と、住戸用分岐器23a、23b‥‥‥と、居室モニタCQ1、CQ2‥‥‥とで構成されている。
【0023】
複数のカメラ付集合玄関機AQ1(AQ2‥‥‥)は、映像信号f2(f12‥‥‥)を生成し変調して出力するカメラ回路1(31‥‥‥)と、音声信号f3(f13‥‥‥)を送受するマイク2(32‥‥‥)及びスピーカ3(33‥‥‥)と、居室選局アドレスを生成する選局テンキーボタン4(34‥‥‥)、呼出信号f1(f11‥‥‥)を生成する呼出ボタン5(35‥‥‥)と、通話ライン切替スイッチSW1(SW11‥‥‥)と、制御回路6(36‥‥‥)とを有し、それぞれの集合玄関IDが割当てられている。
【0024】
居室親機BQ1(BQ2‥‥‥)は、通話ライン切替スイッチSW3(SW13‥‥‥)と、音声信号f3(f13‥‥‥)を送受する送受器10(40‥‥‥)及びスピーカ11(41‥‥‥)とで構成されている。
【0025】
通話制御回路21は、複数のカメラ付集合玄関機AQ1、AQ2、‥‥‥からの居室選局アドレスおよび集合玄関IDにより映像信号f2(f12‥‥‥)を生成するカメラ回路1(31‥‥‥)の選択制御を行う制御回路9と、第1、第2の通話ラインL4、L5に対応する送受話回路A1、A2と、電源回路7aとで構成されている。
【0026】
映像制御回路22は、映像信号f2(f12‥‥‥)を生成するカメラ回路1(31‥‥‥)の選択切替を行うカメラ選択スイッチ8と、多重回路B1、B2と、多重回路B1、B2に対し電源を供給する電源回路7bと、映像信号f2(f12‥‥‥)の変調周波数を異なる周波数に変換させる搬送波周波数変換回路24と、映像信号を増幅し出力する映像信号出力回路D1、D2とで構成されている。
【0027】
住戸用分岐器23a(23b‥‥‥)は、映像制御回路22のカメラ選択スイッチ8によって選択される映像信号f2(f12‥‥‥)に対応して分岐し、搬送波周波数変換回路25が設けられている映像用分岐器C1(C11‥‥‥)と、映像用分岐器C2(C12‥‥‥)と、映像ライン切替スイッチSW2(SW12‥‥‥)とで構成されている。
【0028】
カメラ付集合玄関機AQ1(AQ2‥‥‥)の選局テンキーボタン4(34‥‥‥)により生成される居室選局アドレス、および集合玄関IDにより構成される呼出信号f1(f11‥‥‥)は、制御回路6(36‥‥‥)と通話制御回路21の制御回路9を介し伝送するラインを制御ラインL1とし、この制御ラインL1は居室選局アドレスにより選局される居室モニタCQ1(CQ2‥‥‥)と居室親機BQ1(BQ2‥‥‥)に接続されている。
【0029】
カメラ付集合玄関機AQ1(AQ2‥‥‥)のカメラ回路1(31‥‥‥)より生成送受される映像信号f2(f12‥‥‥)は、呼出信号f1(f11‥‥‥)により制御回路9から出力されるカメラを選択する信号と、伝送経路を選択する信号により、カメラ選択スイッチ8が切替えられ、選択された特定の経路で伝送される。
【0030】
この映像信号の伝送ラインは、第1、第2の映像ラインL2、L3で構成される。この映像ラインL2、L3は、制御装置6により選択切替されるカメラ回路1(31‥‥‥)からの映像信号f2(f12‥‥‥)の伝送ラインに対応する映像信号出力回路D1、D2と、多重回路B1、B2、および映像用分岐器C1(C11‥‥‥)、C2(C12‥‥‥)を介して、映像ライン切替スイッチSW2(SW12‥‥‥)の切替接点に接続されている。
【0031】
また、カメラ付集合玄関機AQ1(AQ2‥‥‥)のマイク2(32‥‥‥)およびスピーカ3(33‥‥‥)から生成送受される音声信号f3(f13‥‥‥)は、前述の映像信号f2(f12‥‥‥)と同様に制御回路9から出力される信号により、制御回路6を介して通話ライン切替スイッチSW1(SW11‥‥‥)で切替えられ、選択されて伝送される。この音声信号f3(f13‥‥‥)の伝送ラインは、第1、第2の通話ラインL4、L5で構成される。この通話ラインL4、L5は、居室親機BQ1(BQ2‥‥‥)に設けられた通話ライン切替スイッチSW3(SW13‥‥‥)に接続され、送受話回路A1およびA2を介してカメラ付集合玄関機AQ1(AQ2‥‥‥)の通話ライン切替スイッチSW1(SW11‥‥‥)に接続されている。
【0032】
このように構成された集合住宅用テレビインターホン装置では、複数のカメラ付集合玄関機AQ1、AQ2‥‥‥が設けられ、居室側には居室親機BQ1、BQ2‥‥‥と居室モニタCQ1、CQ2‥‥‥が設けられている。
【0033】
カメラ付集合玄関機AQ1、居室親機BQ1および居室モニタCQ1間で通話および居室側からカメラ付集合玄関機AQ1の映像のモニタを行うときには、カメラ付集合玄関機AQ1の選局テンキーボタン4で居室親機BQ1の番号を操作し、呼出ボタン5を動作させることにより呼出信号f1が生成送受され、通話制御回路21の制御回路9に入力される。また、呼出ボタン5が動作すると、カメラ回路1が動作して映像信号f2が送出される。
【0034】
カメラ付集合玄関機AQ1の制御回路6が呼出信号f1を出力すると、通話制御回路21の制御回路9は、映像信号f2を生成するカメラ1の選択切替を行うカメラ選択スイッチ8を選択動作させ、カメラ1から生成される映像信号f2の伝送ラインである映像ラインL2、L3の切替制御を行い、マイク2およびスピーカ3によって生成送受される音声信号f3の通話ライン切替スイッチSW1を制御回路6を介して切替えるとともに、居室親機BQ1の通話ライン切替スイッチSW3、住戸用分岐器23aの映像ライン切替スイッチSW2の制御を行い切替える。
【0035】
よって、制御回路9の制御により映像信号f2を伝送する映像ラインとともに音声信号f3を伝送する通話ラインが決定される。
【0036】
制御回路9は、制御回路9自身で使用状態のメモリー(テーブル)を持っており、回路内の各機器を制御している。すなわち、図2に示すような各通話ラインL4、L5および映像ラインL2、L3の状態を制御回路9のテーブルで管理制御している。例えば図2のような制御回路9のテーブルのとき、カメラ付集合玄関機AQ1の呼出ボタン5がONされ、選局テンキーボタン4より呼出信号f1の居室親機BQ1を選局するための信号(アドレス)「102」が出力されることで、制御回路9によってカメラ選択スイッチ8を切替えて動作させることにより、映像ラインL2にて映像信号f2を伝送させるとともに通話ライン切替スイッチSW1を切替えて、通話ラインL4にて音声信号f3を伝送する。
【0037】
映像信号f2の伝送経路は制御ラインL1を介し映像ライン切替スイッチSW2を切替えて、カメラ付集合玄関機AQ1のカメラ回路1→カメラ切替スイッチ8→搬送波周波数変換回路24→映像信号出力回路D1→多重回路B1→映像用分岐器C1→映像ライン切替スイッチSW2→居室モニタCQ1の経路で伝送されて、映像信号f2が出画される。
【0038】
一方、音声信号f3の伝送経路は、制御ラインL1を介し、通話ライン切替スイッチSW3を切替えて、カメラ付集合玄関機AQ1のマイク2→通話ライン切替スイッチSW1→送受話回路A1→通話ライン切替スイッチSW3→送受器10の経路で伝送されて送受器10から音声信号f3が出力される。
【0039】
また、このとき一方の映像ラインL3および通話ラインL5は空状態である。
【0040】
前述においては、カメラ付集合玄関機AQ1、居室親機BQ1および居室モニタCQ1間の1区間で集合住宅用テレビインターホン装置の動作について説明したが、カメラ付集合玄関機AQ1、居室親機BQ1および居室モニタCQ1間で通話が成立し、居室親機CQ1でカメラ付集合玄関機AQ1の映像をモニタしているとき、さらに別のカメラ付集合玄関機AQ2から別の居室親機BQ2の呼出を行った場合の動作を説明する。
【0041】
カメラ付集合玄関機AQ2の選局テンキーボタン34より居室親機BQ2を選局するための信号が生成され、呼出ボタン35を動作させることにより呼出信号f11が生成されて、通話制御回路21の制御回路9に入力される。
【0042】
また、カメラ付集合玄関機AQ2の呼出ボタン35が動作するとカメラ回路31が動作して映像信号f12が変調されて送出される。制御回路36が呼出信号f11を出力すると通話制御回路21の制御回路9は、カメラ切替スイッチを8を切替えて動作させることでカメラ付集合玄関機AQ2のカメラ回路31から生成送出される映像信号f12の伝送ラインL2、L3のうち、空状態である伝送ラインL3を介して映像信号f12が伝送される。
【0043】
この映像信号f12の伝送経路は制御ラインL1を介し映像ライン切替スイッチSW12を切替えて、カメラ付集合玄関機AQ2のカメラ回路31→カメラ切替スイッチ8→映像信号出力回路D2→多重回路B2→映像用分岐器C2→C12→映像ライン切替スイッチSW12→居室モニタCQ2の経路で伝送されて、映像信号f12が出画される。
【0044】
また、カメラ付集合玄関機AQ2のマイク32およびスピーカ33にて生成される音声信号f13においては、音声信号f13の伝送ラインL4、L5のうち、空状態である伝送ラインL5を使用するように通話ライン切替スイッチSW11を切替えて音声信号f13が伝送される。
【0045】
この音声信号f13の伝送経路は、制御ラインL1を介し、通話ライン切替スイッチSW13を切替えて、カメラ付集合玄関機AQ2のマイク32→通話ライン切替スイッチSW11→送受話回路A2→通話ライン切替スイッチSW13→送受器40の経路で伝送されて送受器40から音声信号f13が出力される。
【0046】
よって、伝送ラインL3を介した映像信号f12と伝送ラインL5を介した音声信号f13により、前述のカメラ付集合玄関機AQ1、居室親機BQ1および居室モニタCQ1間と同様に、居室親機BQ2の送受器40よりカメラ付集合玄関機AQ2と通話可能であるとともに、居室モニタCQ2よりカメラ付集合玄関機AQ2からの映像信号f12もモニタできる。
【0047】
また、複数のカメラ付集合玄関機AQ1、AQ2の各々のカメラ回路1、31より生成送出される映像信号f2、およびf12は信号の混信を防ぐために、例えば映像信号f2の周波数が18MHZで映像信号f12の周波数が6MHZのように変調周波数を異なる周波数に変換してもよい。すなわち映像制御回路22に設けられている搬送波周波数変換回路24にて、一方の伝送ラインL2で伝送される映像信号の搬送波周波数を18MHZに変換し、他方の伝送ラインL3にて搬送周波数が6MHZの映像信号を伝送する。なお、伝送ラインL2で伝送される映像信号は映像用分岐器C1の搬送波周波数変換回路25にて元の搬送波周波数が6MHZである映像信号に戻される。
【発明の効果】
【0048】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅用テレビインターホン装置によれば、あるカメラ付集合玄関機と居室親機の間で通話及びモニタの動作が成立中においても、同時に他のカメラ付集合玄関機と居室親機の間で通話及びモニタが可能であり、集合住宅への来訪者を待たすことを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の集合住宅用テレビインターホン装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の集合住宅用テレビインターホン装置において使用される制御装置の一テーブル。
【図3】従来の集合住宅用テレビインターホン装置を示すブロック図。
【符号の説明】
【0050】
AQ1、AQ2‥‥‥‥‥‥カメラ付集合玄関機
BQ1、BQ2‥‥‥‥‥‥居室親機
CQ1、CQ2‥‥‥‥‥‥居室モニタ
1、31‥‥‥カメラ回路
2、32‥‥‥マイク
3、33‥‥‥スピーカ
4、34‥‥‥選局テンキーボタン
5、35‥‥‥呼出ボタン
8‥‥‥カメラ選択スイッチ
9‥‥‥制御回路
10、40‥‥‥送受器
SW1、SW11‥‥‥カメラ付集合玄関機の通話ライン切替スイッチ
SW2、SW12‥‥‥映像ライン切替スイッチ
SW3、SW13‥‥‥居室親機の通話ライン切替スイッチ
L1‥‥‥制御ライン
L2、L3‥‥‥映像信号伝送ライン
L4、L5‥‥‥音声信号伝送ライン
Claims (1)
- 【0002】
映像信号を生成するカメラ回路(1、31‥‥‥)、音声信号を送受するマイク(2、32‥‥‥)、スピーカ(3、33‥‥‥)、居室選局アドレスを生成する選局テンキーボタン(4、34‥‥‥)、呼出信号を発生する呼出ボタン(5、35‥‥‥)を有し、それぞれの集合玄関IDが割当てられた複数のカメラ付集合玄関機(AQ1、AQ2‥‥‥)と、
前記複数のカメラ付集合玄関機からの前記居室選局アドレスおよび前記呼出信号を伝送する制御ライン(L1)と、
前記複数のカメラ付集合玄関機からの前記映像信号をカメラ選択スイッチ(8)により選択されて伝送する少なくとも第1、第2の映像ライン(L2、L3)と、
前記複数のカメラ付集合玄関機からの前記音声信号を通話ライン切替スイッチ(SW1、SW11)により選択されて伝送する少なくとも第1、第2の通話ライン(L4、L5)と、
前記少なくとも第1、第2の映像ラインおよび前記少なくとも第1、第2の通話ラインにそれぞれ映像ライン切替スイッチ(SW2、SW12‥‥‥)および通話ライン切替スイッチ(SW3、SW13‥‥‥)を介して接続され、かつ前記制御ラインに接続され前記居室選局アドレスにより選局される居室モニタ(CQ1、CQ2‥‥‥)および送受器(10、40‥‥‥)を有する居室親機(BQ1、BQ2‥‥‥)と、
前記複数のカメラ付集合玄関機の前記集合玄関IDおよび前記少なくとも第1、第2の映像ラインおよび前記少なくとも第1、第2の通話ラインの使用状況を記憶し、空いている映像ライン、通話ラインに前記カメラ付集合玄関機および前記居室モニタ、前記居室親機を接続するよう前記複数のカメラ付集合玄関機からの前記集合玄関IDおよび前記居室選局アドレスにより前記カメラ選択スイッチ、前記通話ライン切替スイッチを制御し、かつ前記制御ラインを介して前記映像ライン切替スイッチおよび前記通話ライン切替スイッチを制御する制御回路(9)とを備え、
前記少なくとも第1、第2の映像ラインに伝送される前記映像信号は互に変調周波数が異なることを特徴とする集合住宅用テレビインターホン装置。
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