JP3580539B2 - 空調用ダクト及び空調用ダクトの製造・取付方法 - Google Patents

空調用ダクト及び空調用ダクトの製造・取付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空調用ダクト及び空調用ダクトの製造・取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の一般車両には、乗員の快適性の要請から空調設備を搭載したものが多い。車両用空調設備は、車室前部に装備したインストルメントパネルの裏側に空調用ダクトを配置し、このダクトから車室へ冷風や温風を吹出すようにしたものである。このようなダクトとしては、例えば特開平11−321287号公報「空調用ダクト及び空調用ダクトの製造・取付方法」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
【0003】
上記従来の技術は、同公報の図1及び図3によれば、複数個のダクト30L,40L,70(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)、これらのダクト30L,40L,70を繋ぐ繋ぎ部82,84、及びダクト30Lから張り出した脚部34を、ブロー成形法にて一体に成形して空調用ダクト10としたものである。インストルメントパネル1の裏面1aに脚部34を振動溶着することで、インストルメントパネル1に空調用ダクト10を取付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車室の快適性を高めるには、空調を効率良く行って車室の温度ムラをより低減する必要がある。そのためには、エア吹出し口を最適な位置に配置するとともに、各エア吹出し口から吹出すエア量を最適な配分に設定することがポイントとなる。エア量の配分を最適にするには、空調用ダクト10の中に多数の仕切り部分を設けたりエア入口を複数個設けたりすることが考えられるが、そうすると、空調用ダクト10の形状が複雑にならざるを得ない。このような複雑な形状の空調用ダクト10を上記従来の技術で一体成形するには、加工が面倒でしかも成形用金型が複雑であり、限界がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、車両用インストルメントパネルに取付ける複雑な構成の空調用ダクトを容易に製造することができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車両用インストルメントパネルの裏側に配置する空調用ダクトにおいて、この空調用ダクトを、第1の筒体と、この第1の筒体のエア入口に対して隣接したエア入口を備えるとともに第1の筒体に沿わせた第2の筒体と、これら第1・第2の筒体同士を結合するリベット等の止め部材と、第1・第2の筒体の少なくとも一方から車両用インストルメントパネルへ延して車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける脚部とで構成したことを特徴とする。
【0007】
複雑な構成の空調用ダクトを、互いにエア入口が隣接する複数個の筒体に分けた。これら複数個の筒体同士を止め部材で結合することにより一体化し、1組の空調用ダクトにまとめた。一体化した空調用ダクトの脚部を車両用インストルメントパネルへ延して取付けることができる。空調用ダクトは複雑な構成であっても、これを複数個の筒体に分けたので、個々の筒体は比較的簡単な構成になる。従って空調用ダクトの製造は容易である。
【0008】
さらに請求項は、止め部材を第1の筒体の長手方向に複数個配置したことを特徴とする。
第1・第2筒体同士を複数個の止め部材で結合することができる。従って、空調用ダクト全体としての形状・剛性を十分に維持することができる。
【0009】
さらに請求項は、複数個の止め部材のうち、少なくとも1個を第1・第2の筒体の開口付近に配置したことを特徴とする。
開口付近の止め部材には手が届き易い。筒体同士の結合作業性が高い。
【0010】
請求項は、第1・第2の筒体から車両用インストルメントパネルに向ってエア吹出し管を延し、このエア吹出し管の出口を、車両用インストルメントパネル側のエア吐出管に嵌合するようにベルマウス形状にしたことを特徴とする。
インストルメントパネルの吹出し口に対し、エア吹出し管の出口が取付け誤差で多少ずれていても、エア吹出し管の出口をエア吐出管に嵌合させることで、エア吐出管に対するエア吹出し管の出口の位置合せを容易に行うことができる。
【0011】
請求項は、脚部を車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける取付面に複数の突起を形成したことを特徴とする。
突起を複数にすれば、従来の1個の突起を設けた場合に比べて、1個当りの接触面積が減る。個々の突起の接触面積が小さいので、その分だけ振動溶着で発生する熱量を抑制できる。振動溶着時の熱によってインストルメントパネルの外面に発生する、ひけ・艶むらをより一層防止できる。
【0012】
請求項は、脚部を一体的に備えた第1筒体並びに第2筒部を準備する工程と、第1筒体に第2筒体を沿わせて両者を複数個のリベット等の止め部材で結合する工程と、脚部を車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける工程と、からなる空調用ダクトの製造・取付方法である。
【0013】
第1筒体に第2筒体を沿わせて両者を複数個の止め部材で結合した後に、脚部をインストルメントパネルに振動溶着にて取付けるようにしたので、複雑な構成の空調用ダクトであっても容易に製造することができる。さらには、一体化した空調用ダクトをインストルメントパネルに振動溶着するだけの作業ですむので、空調用ダクトの取付け作業性は高い。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は乗員から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、Upは上側、Loは下側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0015】
図1は本発明に係る車両用インストルメントパネルの正面図であり、乗員から見た車両用インストルメントパネル10を示す。
車両用インストルメントパネル10は、図示せぬ車室前部に装備する樹脂製パネルであり、正面視で(図の手前から見て)、左下部のグローブボックス用凹部11と、グローブボックス用凹部11の下方の収納部取付け用開口12と、車幅中央部の計器類取付け用開口13と、右上部の計器類取付け用開口14と、右下部のステアリングシャフト貫通用開口15と、上部左右の横長状のフロントデフロスタ用吹出し口16L,16Rと、左右端部のサイドデフロスタ用吹出し口17L,17Rと、車幅中央下部のベント(ベンチレーション)用中央吹出し口18と、左右下部のベント用端部吹出し口19L,19Rとを備える。
このようなインストルメントパネル10は、裏側に破線にて示す空調用ダクト20を配置したものである。以下、空調用ダクト20について詳細に説明する。
【0016】
図2は本発明に係る空調用ダクトの正面図であり、乗員から見た空調用ダクト20を示す。
空調用ダクト20は、図示せぬ空調設備から車室へ冷風や温風を導くダクトであり、車幅方向に細長い水平なデフロスタ用筒部材30と、デフロスタ用筒部材30の下部に且つ車幅中央に配置したベント用中央筒部材40と、デフロスタ用筒部材30の下部に且つベント用中央筒部材40の左に配置したベント用左筒部材50と、デフロスタ用筒部材30の下部に且つベント用中央筒部材40の右に配置したベント用右筒部材60とからなる。
【0017】
ベント用中央筒部材40、ベント用左筒部材50及びベント用左筒部材50はデフロスタ用筒部材30に沿わせて配置したものである。本発明においては、デフロスタ用筒部材30を「第1の筒体」と定義し、デフロスタ用筒部材30に結合するベント用中央筒部材40及びベント用左・右筒部材50,60を「第2の筒体」と定義する。
【0018】
各筒部材30〜60は、破線にて示すエア入口32L,32R,41,51,61を互いに隣接するように中央部に配置し、これらのエア入口32L,32R,41,51,61を図示せぬ空調設備のエア吐出口に接続したものである。エア入口32L,32R,41,51,61は、車体前方に開いた開口である。
【0019】
図3は本発明に係る空調用ダクトの分解図であり、乗員から見た空調用ダクト20を示す。
デフロスタ用筒部材30は概ね左右対称形状の部材であり、車幅中央で左右に仕切る仕切り壁31と、仕切り壁31の左右に配置したエア入口32L,32Rと、左のエア入口32Lに連通し左へ延びた左水平部33Lと、左水平部33Lの左端から下方へ延びた左垂下部34Lと、左垂下部34Lの左側部からに左へ分岐して下方へ延びた左デフ用分岐部35Lと、右のエア入口32Rに連通し右へ延びた右水平部33Rと、右水平部33Rの右端から下方へ延びた右垂下部34Rと、右垂下部34Rの右側部から右へ分岐して下方へ延びた右デフ用分岐部35Rとを、一体に形成した樹脂製ブロー成形品である。
【0020】
さらにデフロスタ用筒部材30は、左・右水平部33L,33Rの正面(この図の手前側。以下同じ。)の全体に開口した吹出し口36L,36Rと、左・右垂下部34L,34Rの下端から正面に向って開口した吹出し口37L,37Rと、左・右デフ用分岐部35L,35Rの下部から正面に向って開口した吹出し口38L,38Rとを形成したものである。
【0021】
ベント用中央筒部材40は、エア入口41と、エア入口41に連通した筒本体42と、筒本体42の下端から正面に向って開口した吹出し口43とを、一体に形成した樹脂製ブロー成形品である。
ベント用左筒部材50は、エア入口51と、エア入口51に連通し左へ延びた左水平部52と、左水平部52の左端から下方へ延びた左垂下部53と、左垂下部53の下端から正面に向って開口した吹出し口54とを、一体に形成した樹脂製ブロー成形品である。
ベント用右筒部材60は、エア入口61と、エア入口61に連通し右へ延びた右水平部62と、右水平部62の右端から下方へ延びた右垂下部63と、右垂下部63の下端から正面に向って開口した吹出し口64とを、一体に形成した樹脂製ブロー成形品である。
【0022】
空調用ダクト20の各吹出し口と、図1に示すインストルメントパネル10の各吹出し口との関係は、次の通りである。
(1)デフロスタ用筒部材30の左・右水平部33L,33Rの吹出し口36L,36Rは、フロントデフロスタ用吹出し口16L,16Rに接続したものである。
(2)デフロスタ用筒部材30の左・右垂下部34L,34Rの吹出し口37L,37Rは、ベント用端部吹出し口19L,19Rに接続したものである。
(3)デフロスタ用筒部材30の左・右デフ用分岐部35L,35Rの吹出し口38L,38Rは、サイドデフロスタ用吹出し口17L,17Rに接続したものである。
(4)ベント用中央筒部材40の吹出し口43は、ベント用中央吹出し口18に接続したものである。
(5)ベント用左・右筒部材50,60の吹出し口54,64は、ベント用端部吹出し口19L,19Rに接続したものである。
【0023】
ところでデフロスタ用筒部材30は、左・右水平部33L,33R及び左・右垂下部34L,34Rに複数の止め部30a〜30gを形成したものである。これらの止め部30a〜30gは、デフロスタ用筒部材30の長手方向に所定ピッチで配置したものである。
ベント用中央筒部材40は複数の止め部40a,40bを形成し、これらの止め部40a,40bをデフロスタ用筒部材30の止め部30c,30dに結合するようにしたものである。
ベント用左筒部材50は、複数の止め部50a,50bを形成し、これらの止め部50a,50bをデフロスタ用筒部材30の止め部30a,30bに結合するようにしたものである。
ベント用右筒部材60は、複数の止め部60a〜60cを形成し、これらの止め部60a〜60cをデフロスタ用筒部材30の止め部30e〜30gに結合するようにしたものである。
【0024】
さらに空調用ダクト20は、デフロスタ用筒部材30の上部に複数の脚部39A,39B・・・,39C・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を形成し、ベント用中央筒部材40に左右2個の脚部45,45を形成し、ベント用左筒部材50の左水平部52に脚部55を形成し、ベント用右筒部材60の右水平部62に脚部65を形成したものである。これらの脚部39A,39B・・・,39C・・・,45,45,55,65はインストルメントパネル10(図1参照)に取付ける部材である。
【0025】
このように、デフロスタ用筒部材30の止め部30a〜30gに、他の筒部材40〜60の止め部40a,40b,50a,50b,60a〜60cを後述する止め部材にて結合することにより、個別に成形した筒部材30〜60同士を一体に結合し、一体化した空調用ダクト20を組立てることができる。
【0026】
筒部材30〜60同士を一体に結合するので、空調用ダクト20全体としての形状を十分に維持することができるとともに、空調用ダクト20全体としての剛性をも十分に確保することができる。
しかも、止め部30a〜30g(すなわち、後述する止め部材)を、デフロスタ用筒部材30の長手方向に所定ピッチで配置した。このため、筒部材30〜60同士を各々1個の止め部材で結合する場合に比べて、空調用ダクト20全体としての形状をより一層十分に維持することができるとともに、空調用ダクト20全体としての剛性をもより一層十分に確保することができる。
【0027】
従って、一体化した空調用ダクト20の脚部39A,39B・・・,39C・・・,45,45,55,65をインストルメントパネル10に取付けることは容易である。さらには、剛性が大きい空調用ダクト20をインストルメントパネル10に取付けるので、インストルメントパネル10の剛性をも確保することができる。
【0028】
図4は図1の4−4線断面図であり、デフロスタ用筒部材30の左水平部33Lにベント用中央筒部材40の筒本体42を結合した断面構成を示す。
デフロスタ用筒部材30は、底部のうちエア入口32L付近に平坦な止め部30cを形成したものである。ベント用中央筒部材40は、天井部のうちエア入口41付近に平坦な止め部40aを形成したものである。止め部30c,40a,同士を重ねてリベットからなる止め部材71にて結合することで、筒部材30,40同士を結合することができる。
止め部材71にて結合する部分をエア入口32L,41(開口)付近に配置したので、結合部分に手が届き易い。従って、筒部材30,40同士の結合作業性は高まる。
【0029】
デフロスタ用筒部材30は、インストルメントパネル10の裏面10aへ延した脚部39Aを一体に形成し、この脚部39Aをインストルメントパネル10の裏面10aに振動溶着にて取付けるようにし、その取付面39aに複数の突起39b,39bを形成したものである。これらの突起39b,39bを裏面10aに振動溶着することになる。
ベント用中央筒部材40の吹出し口43は、インストルメントパネル10に向って延びたエア吹出し管であり、このエア吹出し管の出口43aをベルマウス形状(鐘の形状)にしたものである。
図中、72はスペーサ、73は結露防止用断熱材である。
【0030】
図5は図1の5−5線断面図であり、デフロスタ用筒部材30の左水平部33Lにベント用左筒部材50の左水平部52を結合した断面構成を示す。
デフロスタ用筒部材30は、前下部コーナから下方へ片状の止め部30bを延したものである。ベント用左筒部材50は、前上部コーナに平坦な止め部50bを形成したものである。止め部30b,50b同士を重ねて止め部材71にて結合することで、筒部材30,50同士を結合することができる。
【0031】
図6は図5の6部詳細図であり、フロントデフロスタ用吹出し口16Lにデフロスタ用筒部材30の左水平部33Lの吹出し口36Lを接続した構成を示す。
インストルメントパネル10の裏面10aと吹出し口36Lの縁との間には弾性材74を介在させたものである。弾性材74は、振動等によって裏面10aに吹出し口36Lの縁が衝当することを防止する部材である。
デフロスタ用筒部材30は、インストルメントパネル10の裏面10aへ延した脚部39Bを一体に形成し、この脚部39Bをインストルメントパネル10の裏面10aに振動溶着にて取付けるようにし、その取付面39aに1個の突起39bを形成したものである。この突起39bを裏面10aに振動溶着することになる。
【0032】
図7は図5の7部詳細図である。
ベント用左筒部材50は、インストルメントパネル10の裏面10aへ延した脚部55を一体に形成し、この脚部55をインストルメントパネル10に振動溶着にて取付けるようにし、その取付面55aに複数の突起55b,55bを形成したものである。これらの突起55b,55bを裏面10aに振動溶着することになる。
すなわち、振動溶着をするためにインストルメントパネル10の裏面10aに脚部55の取付面55aを重ね、その重ね合わせ部分を図示せぬ圧接治具で押さえたときに、裏面10aに対して複数(例えば2個)の突起55b,55bが接触する。
上記図3に示す他の脚部39A,45,45,65についても同様の構成である。
【0033】
従来の脚部55は、取付面55aに1個の突起を形成したものであった。従来1個であった突起の接触面積に対して、本発明は複数の突起55b,55b全体としての接触面積をほぼ同一に設定すればよい。その分だけ、1個の突起55b当りの接触面積を小さくすることができる。そのためには、例えば突起55bの幅寸法を小さくすればよい。個々の突起55bの接触面積が小さいので、その分だけ振動溶着で発生する熱量を抑制することができる。従って、振動溶着時の熱によってインストルメントパネル10の外面に発生する、ひけ・艶むらをより一層防止することができる。
【0034】
一方、本発明の個々の突起55bの接触面積を、従来の突起の接触面積と同等に設定すれば、従来に比べて接触面積を増すことができる。そうすれば溶着面積が増すので、溶着強度をより一層十分に確保することができる。
【0035】
図8は図1の8−8線断面図であり、デフロスタ用筒部材30の左垂下部34Lにベント用左筒部材50の左垂下部53を結合した断面構成を示す。
デフロスタ用筒部材30は、前部に平坦な止め部30aを形成したものである。ベント用左筒部材50は、上部コーナから上方へ片状の止め部50aを延したものである。止め部30a,50a同士を重ねて止め部材71にて結合することで、筒部材30,50同士を結合することができる。
デフロスタ用筒部材30の吹出し口37L及びベント用左筒部材50の吹出し口54は、インストルメントパネル10へ向って延びたエア吹出し管であり、これらのエア吹出し管の出口37a,54aをベルマウス形状にしたものである。
【0036】
図9(a),(b)は本発明に係る筒部材のエア吹出し管の出口回りの構成図兼作用図である。
(a)は、インストルメントパネル10の吹出し口(ここでは、ベント用端部吹出し口19Lを例に示す。)にエア吐出管75を設けたことを示す。さらに(a)は、筒部材30〜60からインストルメントパネル10に向ってエア吹出し管(ここでは、エア吹出し管54を例に示す。)を延し、このエア吹出し管54の出口54aを、インストルメントパネル10側のエア吐出管75に嵌合するように、ベルマウス形状にしたことを示す。
【0037】
インストルメントパネル10に筒部材30〜60を取付けた状態で、吹出し口19Lに対して、エア吹出し管54の出口54aが取付け誤差によって多少ずれていたとする。エア吹出し管54の出口54aは、インストルメントパネル10に固定されていないので、自己の弾性変形により変位可能である。インストルメントパネル10に筒部材30〜60を取付けた後に、吹出し口19Lにエア吐出管75(通称;ベンチアウトレット)を差込むことで、エア吐出管75にエア吹出し管54の出口54aを嵌合することができる。この結果、多少ずれている出口54aはエア吐出管75に押されて変位する。(b)はエア吐出管75に位置合せした後のエア吹出し管54を示す。
【0038】
このようにして、インストルメントパネル10側のエア吐出管75に対する空調用ダクト20のエア吹出し管54の位置合せを容易に行うことができる。従って、インストルメントパネル10にエア吐出管75を容易に組付けることができる。
上記図3に示す他のエア吹出し管(エア吹出し口)36L,36R,37L,37R,38L,38R,43,64の出口についても同様である。
【0039】
次に、上記構成の空調用ダクト20の製造・取付手順を、図10〜図11に基づき説明する。
図10(a)〜(d)は本発明に係る空調用ダクトの製造・取付手順図(その1)であり、空調用ダクト20をブロー成形する工程を模式的に示す。(a)はブロー成形機の模式的断面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(b)と同一断面での次のステップを示す断面図、(d)は(c)と同一断面でのさらなる次のステップを示す断面図である。
【0040】
先ず、(a)及び(b)において、左右の成形用型81L,81Rを開いた状態で、図示せぬ押出機で加熱溶融させた樹脂を、ダイヘッド82からチューブ状に押出して予備成形する。このチューブ状の樹脂をパリソン83と言う。その後、左右の成形用型81L,81Rを型閉めし、溶融状態のパリソン83を挟み込む。
次に、(c)において、パリソン83の内部に圧縮空気を吹き込んで、左右の成形用型81L,81Rに合せて膨らませ、成形する。
最後に、(d)において、左右の成形用型81L,81Rを型開きし、固化した成形品としての筒部材(例えば筒部材30)を取り出す。
【0041】
以上の手順によって、筒部材をブロー成形にて成形することができる。例えば、脚部等を備える筒部材をブロー成形にて一体に成形するので、比較的複雑な形状で大型の筒部材であっても、気密性を高めて容易に成形することができ、また、部品数を削減することができる。この結果、筒部材の低コスト化を図ることができる。
【0042】
図11(a)〜(c)は本発明に係る空調用ダクトの製造・取付手順図(その2)である。
先ず(a)に示すように、上記図10の成形方法により成形した全ての筒部材を準備する(第1工程)。例えば、上記図10の成形方法により脚部39Aを一体的に備えたデフロスタ用筒部材30並びにベント用中央筒部材40を準備する。ブロー成形品からなる筒部材30,40には、成形時に不要部分84〜86が生じる。
【0043】
次に(a)に示すように、不要部分84〜86を切断して除去し、筒部材30,40の形状を整える(第2工程)。例えば、不要部分84〜86を除去することによりエア入口32L,41や吹出し口43を形成することができる。
このように、不要部分84〜86を除去して筒部材30,40の形状を整えることは容易である。
次に(b)に示すように、デフロスタ用筒部材30にベント用中央筒部材40を沿わせて両者を複数個の止め部材71(この図では1個のみ示す。)で結合する(第3工程)。このようにして空調用ダクト20を得ることができる。
【0044】
最後に(c)に示すように、脚部39Aをインストルメントパネル10に振動溶着にて取付けて(第4工程)、空調用ダクト20の製造・取付け作業を完了する。
具体的には、インストルメントパネル10の裏側の所定位置に空調用ダクト20を配置し、吹出し口43の位置を合わせる。そして、インストルメントパネル10の裏面10aに脚部39Aを重ね、その重ね合わせ部分を圧接治具88,88にて所定の押圧力で押さえる。
次に、この状態で、インストルメントパネル10と脚部39Aとの一方を、所定の周波数(例えば100Hz程度)で且つ微小の振幅(例えば2mm程度)で振動させる。つまり、往復運動させる。振動方向は、例えば図の表裏方向である。振動させることによって発生した摩擦熱で、インストルメントパネル10と脚部39Aとを溶着、すなわち振動溶着する。このように、脚部39Aをインストルメントパネル10に振動溶着にて容易に取付けることができる。
【0045】
このように本発明の空調用ダクトの製造・取付方法は、複数の筒部材を個別に成形し、次に筒部材同士を止め部材71にて一体に結合して空調用ダクト20とし、一体化した空調用ダクト20をインストルメントパネル10に振動溶着にて取付けるようにしたものである。
例えば、エア入口32L,41等の複数の開口を隣接させて設けるとともに、これらの開口に連なる複数の通風路からなる複雑な空調用ダクト10であっても、容易に製造することができる。さらには、一体化した空調用ダクト10をインストルメントパネル10に振動溶着するだけであるから、取付け作業性が高い。
【0046】
図12(a)〜(c)は本発明に係る筒部材同士の結合の変形例図である。
筒部材30〜60同士を結合する止め部材71はリベットの他に、例えば(a)に示すステープル71A、(b)に示すビス71Bやクリップ等であってもよい。
また、筒部材30〜60同士を結合する手段としては、止め部材71を用いる他に(c)に示すように振動溶着、超音波溶着、熱カシメ等によって筒部材30〜60同士を直接結合するようにしてもよい。
【0047】
以上の説明の空調用ダクト20について、まとめて述べる。
本発明の空調用ダクト20は図2及び図3に示すように、第1の筒体としてのデフロスタ用筒部材30、第1の筒体に沿わせる第2の筒体としてのベント用中央筒部材40並びにベント用左・右筒部材50,60、これら第1・第2の筒体30〜60同士を結合する止め部材71・・・(図4参照)、第1・第2の筒体の少なくとも一方から図1のインストルメントパネル10へ延した脚部39A〜39C,45,45,55,65からなることを特徴とする。
【0048】
すなわち、複雑な構成の空調用ダクト20を複数個の筒体20〜60に分けた。これら複数個の筒体20〜60同士を止め部材71・・・で結合することにより一体化し、1組の空調用ダクト20にまとめた。一体化した空調用ダクト20の脚部39A〜39C,45,45,55,65をインストルメントパネル10へ延して取付けることができる。空調用ダクト20は複雑な構成であっても、これを複数個の筒体20〜60に分けたので、個々の筒体20〜60は比較的簡単な構成になる。従って空調用ダクト20の製造は容易である。
【0049】
さらには、第1・第2筒体同士を一体に結合するので、空調用ダクト20全体としての形状を十分に維持することができるとともに、空調用ダクト20全体としての剛性をも十分に確保することができる。従って、一体化した空調用ダクト20の脚部39A〜39C,45,45,55,65をインストルメントパネル10に取付けることは容易である。さらには、剛性が大きい空調用ダクト20をインストルメントパネル10に取付けるので、インストルメントパネル10の剛性をも確保することができる。
【0050】
なお、上記本発明の実施の形態において、第1の筒体と第2の筒体との関係は相対的なものである。第1の筒体を基準とした場合には、第1の筒体に第2の筒体を沿わせたことになる。一方、第2の筒体を基準に考えた場合には、第2の筒体に第1の筒体を沿わせたことになる。従って、上記第1の筒体のことを第2の筒体と言い換えるとともに、上記第2の筒体のことを第1の筒体と言い換えることは任意である。
【0051】
さらには、上記各筒部材30,40,50,60は互いに相対的な関係にある。従って、各筒部材30,40,50,60のいずれか1つ又は2つ以上を第1の筒体とし、残りを第2の筒体とすればよい。
例えば、ベント用中央筒部材40にベント用左筒部材50及びベント用右筒部材60を止め部材71・・・にて結合することは任意である。ベント用中央筒部材40を第1の筒体とし、他の筒部材30,50,60を第2の筒体とし、第1の筒体に第2の筒体を沿わせて、第1・第2の筒体同士を結合してもよい。
また、第1・第2の筒体を構成する筒部材の個数は任意である。
【0052】
さらに、各筒部材30〜60同士の結合位置は、筒部材30〜60にて空調用ダクト20を組立てた後に、空調用ダクト20全体としての剛性を確保できるとともに、空調用ダクト20をインストルメントパネル10に取付けた状態の全体の剛性を確保できるように配置すればよい。
さらには、脚部39A,39B,39C,45,45,55,65の形状・寸法・個数、並びにこれらの脚部の取付面に形成する突起の形状・寸法・個数は任意である。
さらにまた、エア吹出し管(エア吹出し口)36L,36R,37L,37R,38L,38R,43,54,64の出口は、インストルメントパネル10側のエア吐出管75に嵌合するようにベルマウス形状にしたものであればよい。ベルマウス形状には例えばテーパ状、朝顔状、鈴状を包含する。
【0053】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、第1の筒体とこの第1の筒体のエア入口に対して隣接したエア入口を備えるとともに第1の筒体に沿わせた第2の筒体とを止め部材で結合して一体化し、1組の空調用ダクトを構成するようにしたので、複雑な構成の空調用ダクトを容易に製造することができる。さらには、第1・第2筒体同士を一体に結合するので、空調用ダクト全体としての形状を十分に維持することができるとともに、空調用ダクト全体としての剛性をも十分に確保することができる。従って、一体化した空調用ダクトの脚部をインストルメントパネルに振動溶着にて取付けることは容易である。さらには、剛性が大きい空調用ダクトをインストルメントパネルに取付けるので、インストルメントパネルの剛性をも確保することができる。
【0054】
さらに請求項は、止め部材を第1の筒体の長手方向に複数個配置することにより、第1・第2筒体同士を複数個の止め部材で結合することができる。従って、第1・第2筒体同士を1個の止め部材で結合する場合に比べて、空調用ダクト全体としての形状をより一層十分に維持することができる。しかも、空調用ダクト全体としての剛性をもより一層十分に確保することができる。従って、一体化した空調用ダクトの脚部をインストルメントパネルに取付けることは、より一層容易になる。さらには、より剛性が大きい空調用ダクトをインストルメントパネルに取付けるので、インストルメントパネルの剛性をより十分に確保することができる。
【0055】
さらに請求項は、複数個の止め部材のうち、少なくとも1個を第1・第2の筒体の開口付近に配置したので、結合する部分に手が届き易い。従って、筒体同士の結合作業性が高まる。
【0056】
請求項は、第1・第2の筒体からインストルメントパネルに向ってエア吹出し管を延し、このエア吹出し管の出口を、インストルメントパネル側のエア吐出管に嵌合するようにベルマウス形状にしたので、吹出し口に対しエア吹出し管の出口が取付け誤差によって多少ずれていても、エア吹出し管の出口をエア吐出管に嵌合させることで、エア吐出管に対するエア吹出し管の位置合せを容易に行うことができる。従って、インストルメントパネルにエア吐出管を容易に組付けることができる。
【0057】
請求項は、脚部を車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける取付面に複数の突起を形成したので、振動溶着をするためにインストルメントパネルの裏面に脚部の取付面を重ね、その重ね合わせ部分を圧接治具で押さえたときに、裏面に対して複数の突起が接触する。突起が複数であるから、従来の1個の突起を設けた場合に比べて、1個当りの接触面積を低減することができる。個々の突起の接触面積が小さいので、その分だけ振動溶着で発生する熱量を抑制することができる。従って、振動溶着時の熱によってインストルメントパネルの外面に発生する、ひけ・艶むらをより一層防止することができる。
【0058】
請求項は、第1筒体に第2筒体を沿わせて両者を複数個のリベット等の止め部材で結合した後に、脚部をインストルメントパネルに振動溶着にて取付けるようにしたので、複雑な構成の空調用ダクトであっても容易に製造することができる。さらには、一体化した空調用ダクトをインストルメントパネルに振動溶着するだけの作業ですむので、空調用ダクトの取付け作業性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用インストルメントパネルの正面図
【図2】本発明に係る空調用ダクトの正面図
【図3】本発明に係る空調用ダクトの分解図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】図5の6部詳細図
【図7】図5の7部詳細図
【図8】図1の8−8線断面図
【図9】本発明に係る筒部材のエア吹出し管の出口回りの構成図兼作用図
【図10】本発明に係る空調用ダクトの製造・取付手順図(その1)
【図11】本発明に係る空調用ダクトの製造・取付手順図(その2)
【図12】本発明に係る筒部材同士の結合の変形例図
【符号の説明】
10…車両用インストルメントパネル、20…空調用ダクト、30…第1の筒体(デフロスタ用筒部材)、32L,41…第1・第2の筒体の開口、36L,36R,37L,37R,38L,38R,43,54,64…エア吹出し管(エア吹出し口)、39A,39B,39C,45,55,65…脚部、39a…脚部の取付面、39b…突起、40,50,60…第2の筒体(ベント用中央筒部材、ベント用左・右筒部材)、71…止め部材、75…エア吐出管。

Claims (4)

  1. 車両用インストルメントパネルの裏側に配置する空調用ダクトにおいて、この空調用ダクトは、第1の筒体と、この第1の筒体のエア入口に対して隣接したエア入口を備えるとともに第1の筒体に沿わせた第2の筒体と、前記第1の筒体の長手方向に複数個配置して前記第1・第2の筒体同士を結合するリベット等の止め部材と、前記第1・第2の筒体の少なくとも一方から前記車両用インストルメントパネルへ延して車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける脚部とからなり、前記複数個の止め部材のうち、少なくとも1個を前記第1・第2の筒体の開口付近に配置したことを特徴とした空調用ダクト。
  2. 前記第1・第2の筒体から前記車両用インストルメントパネルに向ってエア吹出し管を延し、このエア吹出し管の出口を、前記車両用インストルメントパネル側のエア吐出管に嵌合するようにベルマウス形状にしたことを特徴とする請求項1記載の空調用ダクト。
  3. 前記脚部は、前記振動溶着にて取付ける取付面に複数の突起を形成したことを特徴とする請求項1記載の空調用ダクト。
  4. 脚部を一体的に備えた第1筒体並びに第2筒部を準備する工程と、第1筒体に第2筒体を沿わせて両者を複数個のリベット等の止め部材で結合する工程と、前記脚部を車両用インストルメントパネルに振動溶着にて取付ける工程と、からなる空調用ダクトの製造・取付方法。
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