JP3579484B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、給湯器等の燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6には、燃焼装置として一般的な給湯器のシステム構成が示されている。同図において、給湯熱交換器2の入口側には給水通路の給水管3が接続されており、この給水管3には入水温を検出するサーミスタ等の入水温度センサ10と、入水量(給湯熱交換器の通水量)を検出する流量センサ9とが設けられている。給湯熱交換器2の出口側には給湯通路の給湯管4が接続され、この給湯管4の出口側には給湯栓1が設けられている。さらに、給湯管4には水量制御弁16と、出湯温を検出するサーミスタ等の出湯温度センサ11とが設けられている。
【0003】
給湯熱交換器2の下方にはバーナ装置としてのバーナ7、バーナ7の点火を行うイグナイタ電極18、着火を検知するフレームロッド電極19、およびバーナ7への燃焼空気の供給や排気を行う燃焼ファン5が配設されており、燃焼ファン5の回転数を検出するファン回転センサ21が設けられている。バーナ7のガス導入口にはガスノズルをガス導入口に対向させてノズルホルダ6が配置され、このノズルホルダ6に通じるガス管8にはガス供給量を開弁量によって制御する比例制御弁13と、ガス管路の開閉を行うガス弁としての元電磁弁12とが介設されている。なお、電磁弁20a,20b,20cはバーナ燃焼面を切り換えるためのものである。
【0004】
この種の給湯器には制御装置14が備えられており、この制御装置14にはリモコン15が接続され、このリモコン15には、図示されていない運転ボタンや給湯温度を設定するボタンや給湯設定温度の設定温度表示部が設けられている。制御装置14はシーケンスプログラムを用いて給湯器の給湯動作を制御しており、図8に示されるように、ステップ201 で給湯栓1が開けられると、ステップ202 で、流量センサ9が入水量を検出して、その入水量がある一定以上(最低作動流量以上)になったなら、このとき、ステップ203 で、燃焼ファン5のポストファン回転が行われていないことをファン回転センサ21により確認し、その後、ステップ204 で燃焼ファン5をオンとする。そして、ステップ205 で、燃焼ファン5の回転が所定の回転領域に入ったときに、ステップ206 で、着火シーケンスに従った動作が行われる。なお、ステップ203 で燃焼ファン5のポストファン回転が行われていることが判断されたときには、ステップ204 ,205 を省略してステップ206 に進む。これは、前回の燃焼終了後、一定時間は燃焼ファン5 を一定回転数(例えば1000rpm )で回しておくことで、次回の着火がすぐに行われるようにしたものである。
【0005】
ステップ206 の着火シーケンスに従った動作とは、まず、元電磁弁12、電磁弁20a(又は20a,20b又は20a,20b,20c)および比例制御弁13を開けてバーナ7へガスの供給を行い、イグナイタ電極18により点火する動作を行う。次に、フレームロッド電極19により、バーナ7の着火を確認して、フィードフォワード制御(出湯温度センサ10で出湯温度を検出することなく、予め設定したガス量供給パターンに従って燃焼を行わせる制御方式)からPID演算等によるフィードバック制御(出湯温度センサ10により出湯温度を検出し、出湯温度が設定温度に近づくようにPID演算によりガス供給量、つまり、比例制御弁13の開弁量を制御する方式)へ移行する動作を行う。なお、バーナ7の燃焼制御は、図7に示すように、燃焼制御部24と風量制御部25の制御動作によって行われる。
【0006】
燃焼制御部24には燃焼熱量(燃焼能力)と比例制御弁13の開弁駆動電流(ガス供給量)との関係データが予め与えられており、燃焼制御部24は、入水温度センサ10で検出される入水温度と、出湯温度センサ11で検出される出湯温度と、流量センサ9で検出される流水流量と、リモコンで設定される設定温度との情報を受けて、入水温度を設定温度に高めるのに要する熱量、つまり、出湯温度を設定温度に一致させる燃焼熱量を演算により求め、その燃焼熱量が得られるように比例制御弁13に開弁駆動電流を供給して比例制御弁13の開弁量を可変し、バーナ7へのガス供給量を制御する。
【0007】
その一方で、風量制御部25は、前記燃焼制御部24で求められた燃焼熱量に見合う燃焼空気をバーナ7に供給すべく、ファン駆動部17に指令を加えて燃焼ファン5の回転制御を行う。この燃焼ファン5の回転制御に必要なデータとして、風量制御部25には、例えば、図9の(a)に示すような、燃焼ファン5のファン回転数とファン風量との関係データが与えられており、風量制御部25は、この関係データに基づいて、ファン回転センサ21により検出されるファン回転数からファン風量を推測し、同図の(b)に示すような、前記燃焼熱量に見合った目標風量となるようにファンの回転数を制御し、燃焼空気をバーナ7に供給している。このように、燃焼制御部24の燃焼制御と風量制御部25による風量制御とがマッチングして行われ、安定した設定温度の湯が給湯熱交換器2から給湯管4を経て所望の給湯場所に供給される。
【0008】
湯の使用が終了して、給湯栓1が閉められると、流量センサ9により通水停止が検出され、この通水停止の検出信号を受けて、制御装置14は元電磁弁12を遮断してバーナ7の燃焼を停止する。
【0009】
ところで、近年給湯器等の燃焼装置の小型化に伴い、バーナ7を高負荷燃焼させる傾向があり、バーナ7に供給する燃焼空気の制御がシビアになってきている。ところが、図6に示したような従来の給湯器においては、風量制御部25は、ファン回転センサ21により検出される燃焼ファン5の回転数から燃焼ファン5のファン風量を推測して風量制御を行っていたため、例えば、排気口からの逆風等の影響や通風劣化等の諸要因により、ファン回転数とファン風量との関係が図9の(a)に示す状態からずれたときには風量制御を正確に行うことができないといった問題があり、前記シビアな空気量制御の要求に応じることができなかった。
【0010】
そこで、例えば、図4に示すように、燃焼ファン5からバーナ7に供給される燃焼空気の風量を直接又は間接的に検出する風量センサ23を備えた給湯器が提案されている。この給湯器においては、同図に示すように、バーナ7の下方側から上方側にバイパスして風量検出用通路22が形成されており、この風量検出用通路22に風量センサ23が介設されている。この風量センサ23は、差圧センサや熱線式やカルマンうず式の風速センサ等の適宜のセンサにより構成され、例えば、風量センサ23を差圧センサにより構成した場合に、バーナ7の下方側の気圧と上方側の気圧との差を検出することにより、燃焼ファン5からバーナ7に供給される燃焼空気風量を検出するようになっている。
【0011】
この風量センサ23による検出信号は、図5に示すように、風量制御部25に加えられるようになっており、風量制御部25は、風量センサ23により直接又は間接的に検出される燃焼空気風量に基づいて燃焼ファン5の回転制御を行い、バーナ7に供給する燃焼空気風量を制御することにより、非常に正確に燃焼空気風量の制御を行うことができるようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4,5に示したような給湯器においては、風量センサ23が異常になると、当然のことながら、風量制御部25による風量制御が的確に行われなくなるにもかかわらず、これまでは、風量センサ23の異常を的確にチェックできる燃焼装置が開発されていなかった。
【0013】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、風量センサを的確にチェックすることが可能であり、それにより、風量センサに基づく燃焼空気風量制御を正確に行うことができる燃焼装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は次のように構成されている。すなわち、第1の発明は、バーナ装置と、該バーナ装置に燃焼空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼ファンからバーナ装置に供給される燃焼空気風量を検出する風量センサを備えた燃焼装置であって、燃焼運転開始前に燃焼ファンの停止状態で風量センサ出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断してオープン異常無信号を出力するオープン異常判断部と、該オープン異常判断部からオープン異常無信号が出力されたときには風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作を行い、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力し、無風基準値以上となる連続時間が予め与えた所定時間経過したときにゼロ点異常と判断してゼロ点異常信号を出力するゼロ点異常判断部と、該ゼロ点異常判断部からゼロ点正常信号が出力されたときには前記燃焼ファンを回転させた後、風量センサの出力が予め定められたショートチェック判断値を越えることを判断してショート異常無信号を出力し、前記バーナ装置の燃焼運転を開始させるショート異常判断部を設けたことを特徴として構成されている。
【0015】
また、第2の発明は、バーナ装置と、該バーナ装置に燃焼空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼ファンからバーナ装置に供給される燃焼空気風量を検出する風量センサを備えた燃焼装置であって、燃焼運転開始前に燃焼ファンの停止状態で風量センサ出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断してオープン異常無信号を出力するオープン異常判断部と、該オープン異常判断部からオープン異常無信号が出力されたときには風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作を行い、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力するゼロ点異常判断部と、該ゼロ点異常判断部からゼロ点正常信号が出力されたときには前記燃焼ファンを回転させた後、風量センサの出力が予め定められたショートチェック判断値を越えることを判断してショート異常無信号を出力し、前記バーナ装置の燃焼運転を開始させるショート異常判断部と、が設けられるとともに、前記バーナ装置の給湯燃焼が停止してから予め定められた時間が経過する前に再出湯を行う断続出湯モードと、前記給湯燃焼停止後予め定められた時間が経過してから再出湯を行うコールドスタートモードを備え、湯の出湯停止時から再出湯までの時間を計測してコールドスタートモードと断続出湯モードとの区別を行うモード区別判断部を有し、該モード区別判断部によって断続出湯モードと判断されたときにはゼロ点異常判断部によるゼロ点チェック動作を省略させるゼロ点チェック省略指令部を設けたことを特徴として構成されている。
【0016】
【作用】
上記構成の本発明において、燃焼運転開始前に、燃焼ファンの停止状態で、オープン異常判断部により、風量センサ出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であり、風量センサのオープン異常が無いことが判断された後、ゼロ点異常判断部により、風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作が行われ、センサ出力が無風基準値未満と判断されて、ゼロ点が正常と判断されたときには、ショート異常判断部により燃焼ファンが回転させられ、その後、風量センサの出力が予め定められたショートチェック判断値を越えるか否かが判断され、ショートチェック判断値を越えたときにはショート異常が無いと判断されて、バーナ装置の燃焼運転が開始される。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明において、図4〜7に示した装置と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。本実施例の給湯器のシステム構成は、図4に示す給湯器のシステムとほぼ同様であり、本実施例が図4の装置と異なる特徴的なことは、制御装置14に風量センサ23の異常チェックを行う特有な回路を構成したことと、バーナ7の給湯燃焼が停止してから予め定められた時間が経過する前に再出湯を行う断続出湯モードと、前記給湯燃焼後、予め定められた時間が経過してから再出湯を行うコールドスタートモードを付加し、これらの何れのモードにより再出湯を行うかにより、給湯燃焼運転制御を区別して行うように構成したことであり、それ以外の構成は図4に示した装置と同様である。
【0018】
図1は、本実施例における給湯器の制御装置14のブロック構成を示すものであり、制御装置14は、燃焼制御部24、風量制御部25、オープン異常判断部28、ゼロ点異常判断部29、ショート異常判断部30、モード区別判断部33、メモリ部34、ゼロ点チェック省略指令部35を有して構成されており、制御装置14にはエラー表示部31が接続されている。また、オープン異常判断部28、ゼロ点異常判断部29、ショート異常判断部30、モード区別判断部33、メモリ部34、ゼロ点チェック省略指令部35により、前記風量センサ23の異常チェックを行う特有な回路が構成されている。
【0019】
燃焼制御部24と風量制御部25の制御動作は、図4,5に示した装置とほぼ同様であり、本実施例の燃焼制御部24が図5の装置の燃焼制御部24と異なる特徴的なことは、風量センサ23の異常チェックを行う回路により、風量センサ23が正常であると判断されたときに、その判断結果を受けてから、風量制御部25による風量制御を風量センサ23に基づいて行うようにしたことであり、それ以外は図5の燃焼制御部24の制御動作と同様であるのでその説明は省略する。
【0020】
オープン異常判断部28は、燃焼運転開始前に、燃焼ファン5の停止状態で、風量センサ23の出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断してオープン異常信号を出力するものであり、燃焼ファン5の停止状態で、風量センサ23の出力が、例えば3.8 Vといったセンサ内部オープン異常判断値未満か否かを判断し、センサ内部オープン異常判断値未満であると判断したときにはオープン異常無信号を出力し、ゼロ点異常判断部29に加える。また、風量センサ23の出力が前記センサ内部オープン異常判断値以上であると判断したときには、オープン異常信号をエラー表示部31に加える。なお、例えば3.8 Vといたセンサ内部オープン異常判断値は、風量制御部25による通常の風量制御の制御範囲の上限に対応する電圧よりもさらに高い電圧の値として与えられているものであり、本実施例では、通常の風量制御の制御範囲の上限に対応する電圧が3.5 Vであり、センサ内部オープン異常判断値として3.8 Vが与えられている。
【0021】
ゼロ点異常判断部29は、オープン異常判断部28からオープン異常無信号が出力されたときには、風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作を行い、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力するものであり、オープン異常判断部28からのオープン異常無信号を受けて、風量センサ23の出力を検出し、この出力が、例えば1.3 Vといった予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断し、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力し、ショート異常判断部30に加える。
【0022】
また、ゼロ点異常判断部29には、図示されていないタイマが設けられており、風量センサ23の出力が無風基準値以上であると判断したときにタイマをオンとし、風量センサ23の出力が無風基準値以上である時間が、例えば10秒といった所定の時間を経過したときには、風量センサ23のゼロ点異常があると判断して、ゼロ点異常信号をエラー表示部31に加える。なお、無風基準判断値は、無風安定状態を判定する基準となる電圧値であり、風量センサ23の出力は、外部環境の風の影響等によって僅かに変動するが、前記所定の時間を越えて無風基準値以上の値が風量センサ23から出力されたときには風量センサ23のゼロ点異常があるものと判断されることになる。
【0023】
ショート異常判断部30は、ゼロ点異常判断部29からゼロ点正常信号が出力されたときには、燃焼ファン5を回転させた後、風量センサ23の出力が予め定められたショートチェック判断値を越えることを判断してショート異常無信号を出力し、バーナ7の燃焼運転を開始させるものであり、ゼロ点異常判断部29からのゼロ点正常信号を受けて、ファン駆動部17にファン駆動指令信号を加え、ファン駆動部17により燃焼ファン5を回転させる。そして、燃焼ファン5を回転させた後、風量センサ23の出力が、例えば1.3 Vといった予め定められたショートチェック判断値を越えるか否かを判断し、ショートチェック判断値を越えたときにはショート異常無信号を出力し、燃焼制御部24に加え、燃焼制御部24によりバーナ7の燃焼運転を開始させる。
【0024】
また、ショート異常判断部32は、図示されていないタイマが設けられており、燃焼ファン5を回転させた後に、風量センサ23の出力が前記ショートチェック判断値以下の値であるときには、タイマをオンとし、例えば10秒といった所定の時間が経過しても風量センサ23の出力がショートチェック判断値を越えないときには、風量センサ23のショート異常があると判断して、ファン駆動部17にファン駆動停止指令信号を加え、ファン駆動部17により燃焼ファン5を停止させると共に、エラー表示部31にショート異常判断信号を加える。
【0025】
エラー表示部31は、前記オープン異常判断部28、ゼロ点異常判断部29、ショート異常判断部30からそれぞれ加えられる各異常判断信号を受けて、風量センサ23のエラー表示を行うものであり、オープン異常判断部28からオープン異常判断信号が加えられたときには、センサ内オープン異常の表示を行い、ゼロ点異常判断部29からゼロ点異常判断信号が加えられたときには、風量センサ23のゼロ点異常を表示し、ショート異常判断部30からショート異常判断信号が加えられたときには、風量センサ23のショート異常を表示する。そして、エラー表示部31は、これらの風量センサ23の各異常状態を表示することにより、給湯器の使用者に風量センサ23の異常状態を報知する。
【0026】
モード区別判断部33は、図示されていないタイマを備えており、湯の出湯停止時から再出湯までの時間を計測し、この給湯器の前記コールドスタートモードと断続出湯モードとの区別を行うものである。具体的には、モード区別判断部33は、湯の出湯停止時から再出湯までの時間をタイマにより計測し、この計測時間をメモリ部34に予め定められているモード区別判断時間と比較し、前記計測時間がモード区別判断時間よりも小さいときには断続出湯モードと判断し、計測時間がモード区別判断時間以上のときにはコールドスタートモードと判断する。そして、モード区別判断部33は、給湯器が断続出湯モードによる再出湯を行ったと判断したときには、判断結果をゼロ点チェック省略指令部35に加える。
【0027】
ゼロ点チェック省略指令部35は、モード区別判断部33によって断続出湯モードと判断されたときには、前記ゼロ点異常判断部29によるゼロ点チェック動作を省略させるものであり、モード区別判断部33からの判断結果を受けて、断続出湯モードのときにはゼロ点チェック省略指令をオープン異常判断部28に加える。
【0028】
オープン異常判断部28は、ゼロ点チェック省略指令部35からゼロ点チェック省略指令が加えられたときに、前記のように風量センサ23の出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であると判断したときには、オープン異常無信号をゼロ点異常判断部29に加える代わりにショート異常判断部30に加え、これにより、ゼロ点異常判断部29によるゼロ点チェック動作を省略した状態で、ショート異常判断部30によるショート異常判断動作が行えるようにする。
【0029】
言い換えれば、本実施例では、モード区別判断部33により、コールドスタートモードと判断されたときには、オープン異常判断部28からのオープン異常無信号がゼロ点異常判断部29に加えられて、ゼロ異常判断部29によるゼロ点チェック動作が行われた後に、ショート異常判断部30によるショート異常判断が行われ、一方、モード区別判断部33により、断続出湯モードと判断されたときには、ゼロ点チェック省略指令部35からオープン異常判断部28にゼロ点チェック省略指令が加えられて、オープン異常判断部28からのオープン異常無信号はショート異常判断部30に直接加えられ、ゼロ点異常判断部29によるゼロ点チェック動作を行わずに、ショート異常判断部30によるショート異常の判断が行われる。
【0030】
なお、この時の断続出湯モードは、すぐにお湯が出るようにするため熱交換器2内の前回のお湯を利用するものである。このため燃焼ファン5を停止して前回のお湯がさめないように、例えば0.5秒といった短い時間だけポストファンを行い、ポストファン終了後、燃焼ファン5を停止させる。
【0031】
本実施例は以上のように構成されており、次に、本実施例の特徴的な風量センサ23の異常チェック動作について、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。本実施例でも、給湯器の給湯動作は、制御装置14により、シーケンスプログラムを用いて行われており、図8に示したように、給湯栓1が開けられてから、図8のステップ202 で、最低作動流量以上の入水が確認されると、本実施例では、図2のステップ102 で、オープン異常判断部28により風量センサ23の出力がセンサ内部オープン異常判断値としての3.8 V未満か否かが判断され、風量センサ23の出力が3.8 V以上のときには、ステップ103 で、センサ内オープン異常があると判定され、オープン異常判断部28からオープン異常信号がエラー表示部31に加えられ、エラー表示部31によりセンサ内のオープン異常が表示される。一方、ステップ102 で、風量センサ23の出力が3.8 V未満であると判断されたときには、オープン異常判断部28からオープン異常無信号が出力されてステップ104 に進む。
【0032】
そして、ステップ104 で、モード区別判断部33により、給湯器がコールドスタートモードか断続出湯モードかが判断され、コールドスタートモードと判断されたときには、前記オープン異常判断部28からのオープン異常無信号はゼロ点異常判断部29に加えられ、ステップ105 に進む。また、一方、ステップ104 で、給湯器が断続出湯モードであると判断されたときには、ステップ108 で、ゼロ点チェック省略指令部35により、ゼロ点チェック動作省略指令がオープン異常判断部28に加えられ、オープン異常判断部28から出力されるオープン異常無信号はショート異常判断部30に加えられ、ステップ109 に進む。
【0033】
ステップ105 では、ゼロ点異常判断部29により、風量センサ23の出力が、無風基準値としての1.3 V未満か否かが判断され、風量センサ23の出力が1.3 V未満と判断されたときには、ゼロ点異常判断部29からゼロ点正常信号がショート異常判断部30に加えられる。一方、ステップ105 で、風量センサ23の出力が1.3 V以上と判断されたときには、ゼロ点異常判断部29のタイマ(図示せず)がオンとされ、ステップ106 で、風量センサ出力が1.3 V以上の時間が10秒経過したと判断されたときには、ステップ107 で、風量センサ23のゼロ点異常が判定される。そして、ゼロ点異常判断部29からゼロ点異常判断信号がエラー表示部31に加えられ、エラー表示部31により風量センサ23のゼロ点異常が表示される。
【0034】
ステップ109 では、ショート異常判断部30によりファン駆動部17にファン駆動指令が加えられ、燃焼ファン5の回転が行われる。そして、燃焼ファン5を回転させた後で、ステップ110 で、ショート異常判断部30により、風量センサ23の出力がショートチェック判断値としての1.3 Vを越えるか否かが判断され、風量センサ23の出力が1.3 Vを越えることが判断されたときには、ショート異常判断部30からショート異常無信号が出力されて燃焼制御部24に加えられ、燃焼制御部24により、ステップ111 で、着火シーケンスに従い、バーナ7の燃焼運転が開始される。
【0035】
なお、この着火シーケンスによるバーナ7の燃焼運転開始および燃焼運転制御は、図8のステップ206 での着火シーケンスによる動作とほぼ同様に行われるが、本実施例では、ステップ113 〜ステップ116 に示すような、風量制御中のファン回転数チェック動作が行われる。本実施例の給湯器においては、燃焼運転中は、正常な状態であれば、最大の風量により最大燃焼が行われているときでも燃焼ファン5の回転数は3300rpm 程度である。しかしながら、例えば、排気口に異物が入ったり、フィンが詰まったりした場合には、風量を一定に保とうとして燃焼ファン5の回転数が3300rpm を大きく上回るようになる。したがって、このような場合は、上記排気口への異物の混入等の異常が考えられるために、本実施例では、ステップ116 で、燃焼ファン5の回転数が4500rpm 以上かどうかを判断し、ステップ117 で、回転数が4500rpm 以上の時間が10秒間継続したことが確認されたときには、ステップ118 で燃焼運転を停止させた後、ステップ119 でエラー判定を行うことにより、異常状態での燃焼運転継続の危険を抑制している。
【0036】
また、ステップ110 で、ショート異常判断部30により、風量センサ23の出力が1.3 V以下であると判断されたときには、ショート異常判断部30のタイマ(図示せず)がオンとされ、ステップ112 で、風量センサ23の出力が1.3 V以下のまま10秒といった所定の時間が経過するか否かが判断され、10秒経っても風量センサ23の出力が1.3 Vを越えないときには、ステップ113 で、ショート異常判断部30からファン駆動部17にファン駆動停止指令信号を加え、燃焼ファン5を停止させ、ステップ114 で、ショート異常判断部30からエラー表示部31にショート異常信号が加えられ、エラー表示部31により、風量センサ23のショート異常が表示される。
【0037】
なお、前記ステップ104 で、給湯器が断続出湯モードであると判断され、ステップ108 で、ゼロ点チェック動作省略指令がオープン異常判断部28に加えられたときには、前記ステップ105 から107 にかけてのゼロ点チェック動作が省略され、ステップ109 で、燃焼ファン5の回転が行われて、ステップ110 からステップ114 にかけての風量センサ23のショート異常チェックが行われることになる。
【0038】
本実施例によれば、上記動作により、バーナ7の給湯燃焼開始前に、風量センサ23のセンサ内部オープン異常チェックと、ゼロ点チェックと、ショート異常チェックとが行われ、これらの風量センサ23の異常チェックにより風量センサ23が正常であることが確認された後にバーナ7の給湯燃焼を開始し、この風量センサ23の出力に基づいて、燃焼ファン5からバーナ7に供給される燃焼空気風量を制御して燃焼運転を行うために、風量センサ23の異常により風量制御が不的確になることはなく、バーナ7への燃焼空気風量を的確に制御することが可能となり、安全で的確な燃焼運転を行うことができる。
【0039】
また、図3には、給湯器が断続モードによる給湯燃焼運転を行っているときの風量センサ23の出力、給湯栓1の開閉、燃焼ファン5のファンモータへの印加電圧が示されているが、同図から明らかなように、給湯栓1が閉められて、バーナ7の給湯燃焼が停止してから(図のA)、再出湯(図のB)までの時間が短いと、再出湯時に風量センサ出力が無風基準値である1.3 V未満に下がらない(図のC)ことがある。そのため、このように、給湯燃焼停止から再出湯までの時間が短いときに、再出湯時にゼロ点チェック動作を行うと、前記図2のステップ105 から106 にかけての動作により、図3の(a)に示すように、再出湯開始からファンの回転開始までにチェック時間がかかることになり、それにより、バーナ7の給湯燃焼開始が遅れてしまうことになる。
【0040】
しかしながら、本実施例では、モード区別判断部33を設けて、給湯器がコールドスタートモードで給湯燃焼を行ったか、断続出湯モードで給湯燃焼を行ったかを区別し、給湯燃焼停止から再出湯までの時間が短い断続出湯モードのときには前記ゼロ点チェック動作を省略することにより、前記給湯燃焼開始の遅れやゼロ点異常の誤判断を防ぐことが可能となり、図3の(b)に示すように、再出湯直後から燃焼ファン5を回転させてバーナ7の給湯燃焼を開始することができる。
【0041】
さらに、本実施例によれば、オープン異常判断部28、ゼロ点異常判断部29、ショート異常判断部30により、風量センサ23の異常が判断されたときには、その異常状態をエラー表示部31により表示するために、給湯器の使用者が風量センサ23の異常状態を迅速、かつ、正確に知ることが可能となり、風量センサ23の修理を行う等の的確な対処を促すことができる。
【0042】
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施例では、センサ内部オープン異常判断値を3.8 Vとし、無風基準値を1.3 Vとし、ショートチェック判断値を1.3 Vとしたが、これらの各判断値はこれらの数値にするとは限らず、適宜設定されるものである。また、これらの各判断値や基準値は必ずしも電圧値により与えるとは限らず、例えば、これらの判断値や基準値を電流値として与え、風量センサ出力を電流値により検出して検出電流値と比較しても構わない。
【0043】
また、上記実施例では、エラー表示部31を設け、オープン異常判断部28、ゼロ点異常判断部29、ショート異常判断部30のそれぞれにより、風量センサ23の異常が判断されたときには、各異常状態を区別表示するようにしたが、エラー表示部31は、必ずしも風量センサ23の各異常状態を区別表示するとは限らず、取り敢えず、風量センサ23の異常があることのみを表示するようにしてもよい。
【0044】
さらに、エラー表示部31を設ける代わりに、ブザー等により、風量センサ23に異常があることや、その異常状態を報知するエラー報知装置を設けてもよく、また、このようなエラー表示装置やエラー表示部31は省略することもできる。但し、エラー表示部31等を設けて風量センサ23の異常を給湯器の使用者に知らせることにより、風量センサ23の修理等の対処を迅速に促すことが可能となるために、エラーを表示又は報知する装置を設けることが望ましい。
【0045】
さらに、上記実施例では、給湯器は、断続出湯モードとコールドスタートモードを備えた燃焼装置とし、制御装置14内にモード区別判断部33を設けて構成したが、モード区別判断部33は省略することもできる。但し、モード区別判断部33を設けてコールドスタートモードと断続出湯モードとの区別を行い、断続出湯モードと判断されたときにはゼロ点チェック動作を省略させるようにすれば、断続出湯モードでの再出湯時に風量センサ出力が無風基準値未満に下がっていないことによる給湯燃焼開始の遅れやゼロ点異常の誤判断を防ぐことが可能なるために、断続出湯モードとコールドスタートモードを備えた燃焼装置にはモード区別判断部を設けることが好ましい。
【0046】
さらに、上記実施例では、断続出湯モードとコールドスタートモードを備えた単機能の給湯器(給湯機能のみの給湯器)について説明したが、本発明は、断続出湯モードとコールドスタートモードとを区別して燃焼運転を行う燃焼装置とは限らないし、また、給湯機能と追い焚き機能を共に備えた複合給湯器や給湯器以外の様々な燃焼装置においても適用されるものである。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、燃焼運転開始前に、燃焼ファンの停止状態で、風量センサ出力がセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断して風量センサのオープン異常が無いことを確認し、次にゼロ点チェック動作により風量センサ出力が無風基準値未満であることを判断して風量センサのゼロ点異常が無いことを確認し、さらに、この状態で燃焼ファンを回転させた後、風量センサ出力がショートチェック判断値を越えることを判断して風量センサのショート異常が無いことを確認するために、燃焼運転開始前に風量センサの異常チェックを確実に行うことが可能となる。そして、このようにして風量センサの異常チェックを行い、異常が無いことが確認されてからバーナ装置の燃焼運転を開始させるために、風量センサによって検出される燃焼ファンからバーナ装置への供給燃焼空気風量に基づいて燃焼ファンの風量制御を正確に行うことが可能となり、それにより、安全で的確な燃焼運転制御を行うことができる。
【0048】
また、バーナ装置の給湯燃焼が停止してから予め定められた時間が経過する前に再出湯を行う断続出湯モードと、前記給湯燃焼後予め定められた時間が経過してから再出湯を行うコールドスタートモードを備えた燃焼装置であって、湯の出湯停止時から再出湯までの時間を計測しコールドスタートモードと断続出湯モードとの区別を行うモード区別判断部を有し、該モード区別判断部によって断続出湯モードと判断されたときにはゼロ点異常判断部によるゼロ点チェック動作を省略させるゼロ点チェック省略指令部を設けた本発明によれば、断続出湯モードのときに、たとえ、再出湯時に風量センサ出力が無風基準値未満に下がらなくとも、その状態でゼロ点チェック動作を行うことによる給湯燃焼開始の遅れやゼロ点異常の誤判断を防ぐことが可能となり、再出湯直後から燃焼ファンを回転させて、給湯燃焼を迅速に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる燃焼装置の一実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】給湯器の断続出湯モードでの再出湯の際にゼロ点チェック動作を行う場合と省略する場合の燃焼運転開始タイミングの違いを示す説明図である。
【図4】風量センサを備えた給湯器のシステム構成図である。
【図5】従来の風量センサを備えた給湯器の制御部の要部構成を示す説明図である。
【図6】風量センサが配設されていない給湯器のシステム構成図である。
【図7】従来の風量センサを備えていない給湯器の制御部の要部構成を示す説明図である。
【図8】従来の給湯器の給湯燃焼開始動作を示すフローチャートである。
【図9】燃焼ファンのファン回転数とファン風量との関係(a)および燃焼熱量と目標風量との関係(b)を示すグラフである。
【符号の説明】
14 制御装置
23 風量センサ
28 オープン異常判断部
29 ゼロ点異常判断部
30 ショート異常判断部
33 モード区別判断部
35 ゼロ点チェック省略指令部
Claims (2)
- バーナ装置と、該バーナ装置に燃焼空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼ファンからバーナ装置に供給される燃焼空気風量を検出する風量センサを備えた燃焼装置であって、燃焼運転開始前に燃焼ファンの停止状態で風量センサ出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断してオープン異常無信号を出力するオープン異常判断部と、該オープン異常判断部からオープン異常無信号が出力されたときには風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作を行い、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力し、無風基準値以上となる連続時間が予め与えた所定時間経過したときにゼロ点異常と判断してゼロ点異常信号を出力するゼロ点異常判断部と、該ゼロ点異常判断部からゼロ点正常信号が出力されたときには前記燃焼ファンを回転させた後、風量センサの出力が予め定められたショートチェック判断値を越えることを判断してショート異常無信号を出力し、前記バーナ装置の燃焼運転を開始させるショート異常判断部を設けたことを特徴とする燃焼装置。
- バーナ装置と、該バーナ装置に燃焼空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼ファンからバーナ装置に供給される燃焼空気風量を検出する風量センサを備えた燃焼装置であって、燃焼運転開始前に燃焼ファンの停止状態で風量センサ出力が予め定めたセンサ内部オープン異常判断値未満であることを判断してオープン異常無信号を出力するオープン異常判断部と、該オープン異常判断部からオープン異常無信号が出力されたときには風量センサ出力が予め定めた無風基準値未満であるか否かを判断するゼロ点チェック動作を行い、無風基準値未満と判断したときにはゼロ点正常信号を出力するゼロ点異常判断部と、該ゼロ点異常判断部からゼロ点正常信号が出力されたときには前記燃焼ファンを回転させた後、風量センサの出力が予め定められたショートチェック判断値を越えることを判断してショート異常無信号を出力し、前記バーナ装置の燃焼運転を開始させるショート異常判断部と、が設けられるとともに、バーナ装置の給湯燃焼が停止してから予め定められた時間が経過する前に再出湯を行う断続出湯モードと、前記給湯燃焼停止後予め定められた時間が経過してから再出湯を行うコールドスタートモードを備え、湯の出湯停止時から再出湯までの時間を計測してコールドスタートモードと断続出湯モードとの区別を行うモード区別判断部を有し、該モード区別判断部によって断続出湯モードと判断されたときにはゼロ点異常判断部によるゼロ点チェック動作を省略させるゼロ点チェック省略指令部を設けたことを特徴とする燃焼装置。
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