JP3579188B2 - 濾過装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原液を循環しながら濾過を行う濾過装置に係り、詳細には、河川水、湖沼水、地下水或いは海水等を原水としてクロスフロー型の精密濾過または限外濾過装置により大量に浄化する水処理に好適な濾過技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クロスフロー型の精密濾過または限外濾過装置において、濾過能力の維持のために循環濾過法が用いられているが、従来のこの種の濾過装置においては、濾過処理中は定流量運転や定圧運転方式で稼働し、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗やエアバブリング時には、例えば、特開平7-275671号公報に開示されたように循環側を停止して濾過膜内の液を抜いたり、空気と置換して運転する方式となっているのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来の技術では、逆洗やエアバブリング時に、循環側を停止して濾過膜内の液を抜いたり、空気と置換して運転した後、通常の濾過処理を開始する際に、濾過膜及び配管内の液が抜かれた状態であるため比較的軽負荷となって原液循環ポンプの回転数が不安定となり、場合によっては、原液循環ポンプの送り圧力が増大して濾過膜の耐圧限界を超える虞がある。
【0004】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に安定した運転が出来る濾過装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る濾過装置は、原液を循環しながら濾過を行うクロスフロー型の精密濾過または限外濾過装置において、濾過液流路に該濾過液流路を流通する濾過液の流量を検知する流量センサを設けると共に、濾過膜の上流側に該濾過膜への原液の入力圧力を検知する圧力センサを設け、前記流量センサの検知情報及び前記圧力センサの検知情報に選択的に対応して原液循環ポンプの出力を制御するインバータを有し、通常の濾過処理状態では前記流量センサの検知情報に基づいてインバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過液を定流量運転し、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に前記圧力センサの検知情報に基づいてインバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転するように構成したことを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、通常の濾過処理状態では濾過液流路に設けた流量センサの検知情報に基づいてインバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過液の流量が一定流量になるように運転し、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に濾過膜の上流側に設けた圧力センサの検知情報に基づいて前記インバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転させることが出来、これにより濾過膜が保護されて安定運転することが出来る。
【0007】
また、前記インバータの周波数を変化させて前記原液循環ポンプの回転数を変化させるように構成すれば好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係る濾過装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る濾過装置を適用した濾過システムの一例を示す全体図、図2は本発明に係る濾過装置の通常運転時において、濾過液を定流量運転する構成を示す模式図、図3は本発明に係る濾過装置において、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転する構成を示す模式図である。
【0009】
図1に示す濾過システムは、原液を循環しながら濾過を行うクロスフロー型の精密或いは限外濾過装置として構成される。ここでは、濾過装置にクロスフロー方式の中空糸状膜で構成される濾過膜モジュール4が並列に6個設置されて構成された一例を示す。
【0010】
図1において、1は原液タンクであり、濾過されるべき原液1aが貯蔵されている。本実施形態では、原液1aとして、例えば、河川水、湖沼水、地下水或いは海水等が使用される。原液タンク1の下流側には、各系統に夫々原液循環ポンプ2が接続されており、該原液循環ポンプ2を駆動することにより原液タンク1内の原液1aを配管3に供給する。
【0011】
前記配管3にはクロスフロー方式の中空糸状膜で構成される濾過膜モジュール4が6個並列に接続されており、配管3を通って濾過膜モジュール4に供給された原液1aは、原液循環ポンプ2の作用により所定の圧力が付与されて濾過膜モジュール4の中空糸状膜の外側から内側に透過することで濾過され、濾過膜モジュール4により濾過された濾過液1bが中空糸状膜の内側を流通して濾過液配管5に導かれて濾過液タンク6に貯蔵される。
【0012】
一方、配管3を通って濾過膜モジュール4に供給された原液1aの一部は、循環戻り原液1cとして濾過膜モジュール4の中空糸状膜の外側を流通して原液戻り配管7に導かれて原液タンク1に戻るようになっている。
【0013】
また、濾過膜モジュール4の濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する目的で、逆洗装置が設けられており、濾過液タンク6に一旦貯蔵された濾過液1bが逆洗回収ポンプ8a,8bを運転することにより逆洗配管9を流通して濾過液配管5に導かれ、濾過膜モジュール4の中空糸状膜の内側を濾過液1bが逆流すると共に、逆洗回収ポンプ8a,8bにより所定の圧力が付与されて濾過液1bが濾過膜モジュール4の中空糸状膜の内側から外側に透過することで濾過膜モジュール4の中空糸状膜の外側表面に蓄積した懸濁物質を剥離する。
【0014】
上記逆洗運転は、例えば、60分に1回の割合で60秒間行なって周期的に繰り返す。
【0015】
また、同様に濾過膜モジュール4の濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する目的で、エアバブリング装置が設けられており、コンプレッサ10により供給された圧縮空気が空気槽11を介して配管12に導かれ、濾過膜モジュール4の上流側から供給されて該濾過膜モジュール4の中空糸状膜の外側を流通して該中空糸状膜を振動させ、中空糸状膜の外側表面に蓄積した懸濁物質を剥離する。
【0016】
上記エアバブリング運転は、例えば、先ず、濾過膜モジュール4内に原液1aを張った状態、即ち、濾過膜モジュール4内で原液1aが静止して滞留した状態で60秒間、空気または窒素ガスを供給した後、更に濾過膜モジュール4に原液1aを流した状態で60秒間、空気または窒素ガスを供給する。そして、3日に1回の割合で前述の一連のエアバブリング運転を120秒間行ってこれを周期的に繰り返す。
【0017】
そして、原液タンク1から原液循環ポンプ2により供給された原液1aの一部である循環戻り原液1cが濾過膜モジュール4の中空糸状膜の外側を流通して、上述のようにして剥離した懸濁物質を押し流して排液し、剥離した懸濁物質を含む循環戻り原液1cは原液戻り配管7に導かれて原液タンク1に戻る。
【0018】
上述の逆洗運転やエアバブリング運転では、通常の濾過処理運転を一旦停止させることとなり、この運転中に、濾過膜モジュール4及び各配管内の原液1a(及び濾過液1b)が抜け出して比較的軽負荷となる。そして、従来では、逆洗運転やエアバブリング運転の終了後に停止状態から濾過処理開始への切り換え時に、原液循環ポンプ2により濾過膜モジュール4へ供給される原液1aの入力圧力が急激に増大して濾過膜モジュール4の濾過膜に大きな圧力がかかるため、濾過膜モジュール4の濾過膜の耐圧を比較的大きく構成する必要があった。
【0019】
そこで、以下に示す実施形態では、通常の濾過処理時には、濾過液を定流量運転すると共に、逆洗、エアバブリングまたは停止状態から通常の濾過処理開始への切り換え時に濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を所定時間低圧運転するように自動的に変更するように構成したことで、濾過処理運転開始時や通常運転時に流量や圧力の大幅な変動がなく、濾過膜モジュール4の濾過膜に衝撃を与えることがない安定した運転が出来るように構成している。
【0020】
前記低圧運転とは、濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を通常運転時よりも低い圧力で運転するものであり、これは、通常運転圧力によっても変わるが、濾過膜へのショックを少なくするために1kg/cm2以下の圧力で運転することが好ましい。
【0021】
図2及び図3に示すように、原液循環ポンプ2の下流側で、且つ濾過膜モジュール4の上流側には、濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を検知する圧力センサ13が設けられており、濾過液流路となる濾過液配管5には、流量センサ14が設けられている。
【0022】
そして、前記圧力センサ13及び前記流量センサ14に接続され、該圧力センサ13の検知情報及び前記流量センサ14の検知情報に選択的に対応して原液循環ポンプ2の出力を制御するモータ2aを制御するインバータ15が設けられている。
【0023】
図2は、濾過装置の通常運転時において、濾過液1bを定流量運転する場合の構成を示し、インバータ15は濾過液配管5に設けられた流量センサ14の検知情報に基づいてモータ2aを制御し、原液循環ポンプ2の出力を制御して濾過液1bを定流量運転するようになっている。
【0024】
即ち、濾過液配管5を流通する濾過液1bの流量を流量センサ14により検知し、該流量センサ14の出力信号に応じてインバータ15がモータ2aに印加する入力周波数を制御して該モータ2aの回転数を制御し、原液循環ポンプ2の出力を制御するように構成される。
【0025】
そして、例えば、濾過液配管5を流通する濾過液1bの流量が減少すると、流量センサ14の検知信号に基づいてインバータ15の周波数を増加させてモータ2aの回転数を所定量増加させ、原液循環ポンプ2の出力を増加させる。そして、原液循環ポンプ2の出力が増加すると、濾過膜モジュール4の濾過膜に印加される濾過圧力が増加して濾過膜モジュール4を通過する濾過液1bの流量が増加する。
【0026】
また、逆に、濾過液配管5を流通する濾過液1bの流量が増加すると、流量センサ14の検知信号に基づいてインバータ15の周波数を低下させてモータ2aの回転数を所定量減少させ、原液循環ポンプ2の出力を減少させる。そして、原液循環ポンプ2の出力が減少すると、濾過膜モジュール4の濾過膜に印加される濾過圧力が減少して濾過膜モジュール4を通過する濾過液1bの流量が減少する。
【0027】
従って、流量センサ14の検知情報によりインバータ15が作動する値を予め設定しておき、濾過液配管5を流通する濾過液1bの流量が一定になるようにインバータ15を作動させてモータ2aを制御し、これにより原液循環ポンプ2を制御することで濾過液配管5を流通する濾過液1bの流量を一定にすることが出来る。
【0028】
図3は、濾過装置において、濾過膜モジュール4の濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を所定時間低圧運転する構成を示し、インバータ15は原液循環ポンプ2の下流側で、且つ濾過膜モジュール4の上流側に設けられた圧力センサ13の検知情報に基づいてモータ2aを制御し、原液循環ポンプ2の出力を制御して濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を低圧運転する。そして、インバータ15の動作をタイマー等でコントロールすることで低圧運転を所定時間行うようになっている。
【0029】
即ち、通常の濾過処理運転を一旦停止させて、逆洗運転やエアバブリング運転を実施することで、これ等の運転中に、濾過膜モジュール4及び各配管内の原液1a(及び濾過液1b)が抜け出して比較的軽負荷となり、圧力センサ13により検知される濾過膜モジュール4の上流側の圧力は減少する。
【0030】
そして、逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に、圧力センサ13により検知された検知情報に基づいてインバータ15の周波数を低下させてモータ2aの回転数を所定量減少させ、原液循環ポンプ2の出力を減少させる。そして、原液循環ポンプ2の出力が減少すると、濾過膜モジュール4の濾過膜に印加される濾過圧力が減少して、原液1aが低圧で濾過膜モジュール4に供給される。
【0031】
上記のように、逆洗、エアバブリングまたは停止状態から通常の濾過処理開始への切り換え時に濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を所定時間定圧運転することで、原液循環ポンプ2から供給される原液1aが濾過膜モジュール4に入力される圧力が低圧となり、濾過膜モジュール4の濾過膜に衝撃等を与えることなく、濾過膜モジュール4の濾過膜の保全が維持できると共に、原液循環ポンプ2が安定に運転できる。
【0032】
従って、従来例のように、逆洗運転やエアバブリング運転の終了後に停止状態から濾過処理開始への切り換え時に、原液循環ポンプ2により濾過膜モジュール4へ供給される原液1aの入力圧力が増大し、濾過膜モジュール4の濾過膜に大きな圧力がかかり、該濾過膜に多大な負担をかけることがない。
【0033】
低圧運転が所定時間経過し、濾過液1bの流量が安定した時点で、インバータ15に伝達される検知情報が、圧力センサ13からの検知情報から流量センサ14からの検知情報に自動的に変更されるようになっており、これによって、前述したように、濾過液1bを定流量運転する通常の濾過処理運転に移行するようになっている。
【0034】
以上の構成により、通常の濾過処理状態では流量センサ14の検知情報に基づいてインバータ15が原液循環ポンプ2の出力を制御して定流量運転し、濾過膜モジュール4の濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時には、圧力センサ13の検知情報に基づいてインバータ15が原液循環ポンプ2の出力を制御して濾過膜モジュール4への原液1aの入力圧力を所定時間低圧運転することが出来るものである。
【0035】
尚、図中の16は温度センサ、17は流量センサ、18は流量弁である。前記実施形態における通常の濾過処理運転中の流量及び圧力の制御の一例として、原液循環ポンプ2の下流側で濾過膜モジュール4の上流側の原液1aの流量が2.5m3/hr、圧力が2.0kg/cm2であり、濾過膜モジュール4の下流側の濾過液1bの流量が2.0m3/hrの定流量で、圧力が0.1kg/cm2であり、濾過膜モジュール4の下流側の循環戻り原液1cの流量が0.5m3/hrの定流量で、圧力が1.7kg/cm2等の数値で制御される。尚、ここで使用される濾過膜モジュール4の濾過膜の耐圧は3kg/cm2に設定されている。
【0036】
濾過膜モジュール4の濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時には、原液循環ポンプ2により供給される原液1aが濾過膜モジュール4の上流側に入力される圧力が好ましくは1.0kg/cm2以下の範囲内で所定時間低圧運転され、所定時間が経過後は、通常の濾過処理運転の圧力が2.0kg/cm2に復帰する。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、上述の如き構成と作用とを有するので、濾過処理時には、定流量運転すると共に、逆洗、エアバブリングまたは停止状態から通常の濾過処理開始への切り換え時に濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転するように自動的に変更されるようにすることで、逆洗、エアバブリングまたは停止状態から通常の濾過処理状態への移行が安定して行える。よって、濾過膜入口圧力のオーバーシュートもなくなり、濾過膜に過大な圧力がかかることがなくなり、濾過膜に衝撃等を与えることがなく、濾過膜の保全を確保することが出来る。
【0038】
また、低圧運転から定流量運転に切り換えることで、濾過膜内に液が満たされていない状態であっても、濾過膜入口の圧力の大きな変動を生じることがないため、流量や圧力の大幅な変動がなく、安定した運転が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る濾過装置を適用した濾過システムの一例を示す全体図である。
【図2】本発明に係る濾過装置の通常運転時において、濾過液を定流量運転する構成を示す模式図である。
【図3】本発明に係る濾過装置において、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転する構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1…原液タンク
1a…原液
1b…濾過液
1c…循環戻り原液
2…原液循環ポンプ
2a…モータ
3…配管
4…濾過膜モジュール
5…濾過液配管
6…濾過液タンク
7…原液戻り配管
8a,8b…逆洗回収ポンプ
9…逆洗配管
10…コンプレッサ
11…空気槽
12…配管
13…圧力センサ
14…流量センサ
15…インバータ
16…温度センサ
17…流量センサ
18…流量弁
Claims (2)
- 原液を循環しながら濾過を行うクロスフロー型の精密濾過または限外濾過装置において、濾過液流路に該濾過液流路を流通する濾過液の流量を検知する流量センサを設けると共に、濾過膜の上流側に該濾過膜への原液の入力圧力を検知する圧力センサを設け、前記流量センサの検知情報及び前記圧力センサの検知情報に選択的に対応して原液循環ポンプの出力を制御するインバータを有し、通常の濾過処理状態では前記流量センサの検知情報に基づいてインバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過液を定流量運転し、濾過膜に蓄積した懸濁物質を排除する逆洗、エアバブリングまたは停止状態からの濾過処理開始への切り換え時に前記圧力センサの検知情報に基づいてインバータが原液循環ポンプの出力を制御して濾過膜への原液の入力圧力を所定時間低圧運転するように構成したことを特徴とする濾過装置。
- 前記インバータの周波数を変化させて前記原液循環ポンプの回転数を変化させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
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