JP3578673B2 - 誘電体積層フィルタおよびその製造方法 - Google Patents

誘電体積層フィルタおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として携帯電話機などの高周波無線機器に用いるフィルタ、特に誘電体積層フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信機器の小型化に伴い、高周波フィルタも小型化に有効な誘電体積層フィルタがよく用いられている。以下に図面を参照しながら、上記した従来の誘電体積層フィルタの一例について説明する。
【0003】
図4は従来の誘電体積層フィルタの分解斜視図を示すものである。図4において、301は誘電体層、302a、302bはシールド電極、303a、303b、303cは共振器電極、304a、304b、305a、305b、307a、307b、307cはコンデンサ電極、308a、308b、308c、308d、309a、309bは端面電極を示している。誘電体層301内にはシールド電極302a、共振器電極303a、303b、303c、コンデンサ電極304a、304b、305a、305b、307a、307b、307c、及びシールド電極302bが順に配置され、更に、誘電体左右側面の端面電極308a、308bは、シールド電極302aと302bを接続して接地端子を形成し、誘電体背面の端面電極308cは、シールド電極302a、302b、及び共振器電極303a、303b、303cの共通の短絡端を接続してやはり接地端子となり、誘電体正面の端面電極308dは、共振器電極303の各々の開放端303a、303b、303cと対応するコンデンサ電極307a、307b、307cをそれぞれ接続する。誘電体左右側面の端面電極309は、コンデンサ電極304a、304bと接続して入出力端子を形成する。
【0004】
以上のようにして構成された誘電体積層フィルタの構造図を図5に左側面図(a)及び正面図(b)で示す。図5には又、ある誘電体層の上面に形成された電極と別の誘電体層の上面に形成されて対向する電極との間に形成されるコンデンサも模式的に示してある。
【0005】
図4及び図5から従来の誘電体積層フィルタの等価回路は図6のようになる。図6において、共振器電極303a、303b、303cは先端短絡1/4波長共振器R303a、R303b、R303cを構成し、この共振器R303a、R303b、R303cの開放端は、それぞれ負荷コンデンサ素子C307a、C307b、C307cを介して接地端子に接続され、また、共振器R303aとR303bはその開放端で段間結合コンデンサ素子C305aを介して接続され、共振器R303bとR303cは段間結合コンデンサ素子C305bを介して接続され、更に、外側の共振器R303a、R303cは、それぞれ入出力結合コンデンサ素子C304a、C304bを介して入出力端子に接続されている。
【0006】
したがって、図4の誘電体積層フィルタは、コンデンサ素子C304a及びC304bの一端を入出力端とするバンドパスフィルタとして作用する。また、共振器R303aとR303bの間、及びR303bとR303cの間に生じる磁界結合401a、401bと段間結合コンデンサC305a、305bとによってそれぞれ構成される並列共振回路で2つの減衰極が形成される。この減衰極は、段間結合容量と磁界結合の大きさ、つまり共振器間隔によりその周波数が決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成では、401cに示すように両端の共振器303aと303cが中央の共振器303bを飛び越して、直接磁界結合することにより、上記した2つの減衰極の周波数特性が変化し、設計通りの特性が得られなくなる。また、磁界結合401cは401a、401bを決定する、即ち共振器間隔を定めると一意に決められてしまうため、401cを考慮した形で2つの減衰極を自由に制御することもできなくなるという問題点を有していた。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑み、通過帯域外の減衰極を自由に制御できるフィルタ、特に誘電体積層フィルタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明の誘電体フィルタは、誘電体の両面にそれぞれ形成された第1のシールド電極及び第2のシールド電極と、前記第1のシールド電極と第2のシールド電極との間に形成され、先端短絡1/4波長伝送線路で構成される少なくとも3個の共振器電極と、前記共振器電極のうち隣接する2つの前記共振器電極の一部と対向する部分を有する少なくとも2つのコンデンサ電極と、前記コンデンサ電極の一部と対向する部分を有するバイパス電極とを有することを特徴とする。
【0014】
本発明の前記誘電体フィルタにおいて、前記コンデンサ電極の一部が第1の伝送線路を形成し、前記バイパス電極の一部が第2の伝送線路を形成し、前記コンデンサ電極は隣接する2つの前記共振器電極のそれぞれと段間結合コンデンサを形成し、前記バイパス電極は少なくとも2つの前記コンデンサ電極のそれぞれとバイパスコンデンサを形成する。
【0016】
本発明の誘電体フィルタによれば、隣接する共振器電極間にそれに対向する第1の伝送線路電極によって段間結合コンデンサを形成し、また第1の伝送線路電極間にそれに対向する第2の伝送線路電極によってバイパスコンデンサを形成して、このバイパスコンデンサと第2の伝送線路電極の直列回路からなるバイパス回路により、隣接しない共振器電極間の飛び越し磁界結合の影響を受けずに、通過帯域外の減衰極を段間結合コンデンサの容量調整によって自由に制御できるという効果を有する容量結合性のバンドパスフィルタを構成することが可能になる。
【0018】
前記の目的を達成するため、本発明の誘電体積層フィルタは、第1のシールド電極の一方の面に積層された第1の誘電体層と、前記第1のシールド電極とは反対側の前記第1の誘電体層の表面に形成された少なくとも3個の先端短絡1/4波長伝送線路で構成される共振器電極と、前記共振器電極が前記第1の誘電体層との間に形成されるように積層された第2の誘電体層と、前記共振器電極とは反対側の前記第2の積層体層の表面に形成された少なくとも2つのコンデンサ電極と、前記コンデンサ電極が前記第2の誘電体層との間に形成されるように積層された第3の誘電体層と、前記コンデンサ電極とは反対側の前記第3の誘電体層の表面に形成されたバイパス電極と、前記バイパス電極が前記第3の誘電体層との間に形成されるように積層された第4の誘電体層と、前記バイパス電極とは反対側の前記第4の誘電体層の表面に形成された第2のシールド電極とを有することを特徴とする。
【0019】
本発明の前記誘電体積層フィルタにおいて、前記コンデンサ電極は、隣接する2つの前記共振器電極のそれぞれと対向する部分が段間結合コンデンサを形成し、前記共振器電極と対向しない部分が第1の伝送線路を形成し、前記バイパス電極は、2つの前記コンデンサ電極の一部のそれぞれと対向する部分がバイパスコンデンサを形成し、前記コンデンサ電極と対向しない部分が第2の伝送線路を形成する。
【0020】
本発明の誘電体積層フィルタによれば、第1の誘電体層の隣接する共振器電極間にそれに対向する第2誘電体層の段間結合コンデンサ電極によって段間結合コンデンサを形成し、また第2の誘電体層の段間結合コンデンサ電極間にそれに対向する第3の誘電体層のバイパス電極によってバイパスコンデンサを形成して、このバイパスコンデンサとバイパス電極の直列回路からなるバイパス回路により、隣接しない共振器電極間の飛び越し磁界結合の影響を受けずに、通過帯域外の減衰極を段間結合コンデンサの容量調整によって自由に制御できるという効果を有する容量結合性のバンドパスフィルタを構成することが可能になる。
【0021】
本発明の前記誘電体フィルタまたは前記誘電体積層フィルタにおいて、前記共振器電極の開放端と対向する伝送線路で構成されるコンデンサ電極を形成し接地することが好ましい。
【0022】
この構成によれば、共振器電極の開放端と対向するコンデンサ電極間に、バンドパスフィルタの構成要素である負荷コンデンサを形成することができる。
【0023】
前記の目的を達成するため、本発明の誘電体積層フィルタの製造方法は、第1のシールド電極の上側に第1の誘電体層を積層し、前記第1の誘電体層の上面に少なくとも3個の先端短絡1/4波長伝送線路で構成される共振器電極を形成し、前記共振器電極の上側に第2の誘電体層を積層し、前記第2の積層体層の上面に、前記共振器電極のうち隣接する2つの共振器電極の一部とそれぞれ対向する部分を有する伝送線路で構成される段間結合コンデンサ電極を複数個形成し、前記段間結合コンデンサ電極の上側に第3の誘電体層を積層し、前記第3の誘電体層の上面に前記複数個の段間結合コンデンサ電極のそれぞれと対向する部分を有する伝送線路で構成されるバイパス電極を形成し、前記バイパス電極の上側に第4の誘電体層を積層し、前記第4の誘電体層の上面に第2のシールド電極を配置したことを特徴とする。
【0024】
本発明の誘電体積層フィルタの製造方法によれば、第1の誘電体層の隣接する共振器電極間にそれに対向する第2誘電体層の段間結合コンデンサ電極によって段間結合コンデンサを形成し、また第2の誘電体層の段間結合コンデンサ電極間にそれに対向する第3の誘電体層のバイパス電極によってバイパスコンデンサを形成して、このバイパスコンデンサとバイパス電極の直列回路からなるバイパス回路により、隣接しない共振器電極間の飛び越し磁界結合の影響を受けずに、通過帯域外の減衰極を段間結合コンデンサの容量調整によって自由に制御できるという効果を有する容量結合性のバンドパスフィルタを製造することが可能になる。
【0029】
また、アンテナ共用器に、本発明の前記フィルタ、誘電体フィルタ、または誘電体積層フィルタを送信あるいは受信側フィルタの一方ないし両方に使用することが好ましい。
【0030】
この構成によれば、アンテナ共用器で使用していた従来のスペースファクタの大きな同軸共振器を排除することができるので、アンテナ共用器の寸法を大幅に小型化することが可能となる。
【0031】
さらに、通信機器に、本発明の前記フィルタ、誘電体フィルタ、または誘電体積層フィルタを使用することが好ましい。
【0032】
この構成によれば、限られた大きさで所望の特性を実現でき、通信機器の小型化にも貢献することが可能になる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による誘電体積層フィルタについて、図面を参照しながら説明する。
【0034】
図1は、本発明の第1の実施形態における誘電体積層フィルタの分解斜視図を示すものである。図1において、101は誘電体層、102はシールド電極、103は共振器電極、104、105、106、107はコンデンサ電極、108、109は端面電極を示している。ここで、この誘電体積層フィルタの積層構造について説明する。第1の誘電体層101aの上に第1のシールド電極102aを配置し、その電極102aの上側に第2の誘電体層101bを積層し、その誘電体層101bの上面に3個の共振器電極103a、103b、及び103cを配置している。更にその上側に第3の誘電体層101cを積層し、その積層体層101cの上面に4個のコンデンサ電極104a、104b、及び105a、105bを配置している。更にそれらコンデンサ電極の上側に第4の誘電体層101dを積層し、その積層体層101dの上面にコンデンサ電極106を配置し、その電極106の上面に第5の誘電体層101eを積層し、その誘電体層101eの上面に3個のコンデンサ電極107a、107b、及び107cを配置している。更にそれらコンデンサ電極の上側に第6の誘電体層101fを積層し、その誘電体層101fの上面に第2のシールド電極102bを配置し、その電極102bの上側に第7の誘電体層101gを積層している。このようにして、誘電体フィルタの積層構造を形成する。
【0035】
また、誘電体正面に端面電極108a、108b、及び108cを、誘電体側面に端面電極108d、108e、108g、108hを、誘電体裏面に端面電極108fを設け、また誘電体側面に端面電極109a、109bを設けており、これらの端面電極と各誘電体層上に形成された電極との接続関係について次に説明する。
【0036】
第1のシールド電極102aと、共振器電極103a、103b及び103cが共に接続された誘電体裏面側の短絡端と、第2のシールド電極102bとを端面電極108fで接続して接地している。又、コンデンサ電極104aと端面電極109aを接続し、コンデンサ電極104bと端面電極109bを接続している。また、第1のシールド電極102aとコンデンサ電極107a、107b及び107cと第2のシールド電極102bとを端面電極108a、108b、108cで接続して接地している。また、第1のシールド電極102aと第2のシールド電極102bとを端面電極108d、108e、108g、及び108hで接続しており、更に、端面電極108aは108hに、108cは108dに、108e及び108gは108fにそれぞれ接続している。
【0037】
以上のようにして構成された誘電体積層フィルタの構造図を図2に左側面図(a)及び正面図(b)で示す。図2には又、ある誘電体層の上面に形成された電極と別の誘電体層の上面に形成されて対向する電極との間に形成されるコンデンサも模式的に示してある。
【0038】
図1及び図2から本発明の誘電体積層フィルタの等価回路は図3のようになる。図3において、図1及び図2に対応する要素は同じ符号で示している。更に、図1及び図2において対向する電極で形成される容量は、その電極の長さをも考慮して、容量と伝送線路の組み合わせで表現している。以下、図2の構造図及び図3の等価回路を参照して、本発明の誘電体積層フィルタの動作を説明する。
【0039】
共振器電極103a、103b、及び103cは、端面電極108fを介して接地されているので4分の1波長共振器として作用する。コンデンサ電極107a、107b、及び107cは、それぞれ共振器電極103a、103b、及び103cの開放端に対向して配置され、共振器の共振周波数を調整する負荷コンデンサ209a、209b、209cを形成し、端面電極108a、108b、108cに相当する伝送線路208a、208b、208cを介して接地されている。
【0040】
コンデンサ電極105aは、共振器電極103aの一部と共振器電極103bの一部に対向して配置され、段間結合コンデンサとして作用するコンデンサ205a、205bを形成して、これらのコンデンサ205a、205bは、コンデンサ電極105aのうちの共振器電極103a、103bと対向しない部分に相当する伝送線路204aで接続されている。
【0041】
同様に、コンデンサ電極105bは、共振器電極103bの一部と共振器電極103cの一部に対向して配置され、段間結合コンデンサ205c、205dを形成して、これらのコンデンサ205c、205dは、コンデンサ電極105bのうちの共振器電極103b、103cと対向しない部分に相当する伝送線路204bで接続されている。
【0042】
バイパス電極106は、コンデンサ電極105a、105bに対向して配置され、バイパスコンデンサ207a、207bを形成する。これらのバイパスコンデンサ207a、207bは、バイパス電極206のうちのコンデンサ電極105a、105bに対向しない部分に相当する伝送線路206で接続されて、共振器電極103a、103c間の飛び越し磁界結合201cに並列なバイパス回路として作用する。
【0043】
コンデンサ電極104aは共振器電極103aの一部に対向して配置され、コンデンサ電極104bは共振器電極103cの一部に対向して配置されて、入出力結合コンデンサ203a、203bを形成し、これらのコンデンサ203a、203bは、端面電極109a、109bに相当する伝送線路202a、202bに接続されている。
【0044】
ここで、バイパス回路と飛び越し磁界結合201cによって構成される並列共振回路の共振周波数を、共振器電極103aと103bの間、及び103bと103cの間にそれぞれ生じる磁界結合201a、及び201bと、対応する段間結合コンデンサ205a、205b、及び205c、205dとによってそれぞれ構成される並列共振回路により形成される2つの減衰極の共振周波数付近に設定する。これにより、共振器電極103aと103c間のバイパス回路のインピーダンスを減衰極の共振周波数付近で無限大とすることができる。したがって、伝送線路とコンデンサ素子の直列回路で表現されたバイパス回路を設けることにより、飛び越し磁界結合の影響を受けずに、通過帯域外の減衰極を段間結合コンデンサの容量調整によって自由に制御できるという効果を有する容量結合性のバンドパスフィルタが構成できる。
【0045】
以上のように、本実施の形態によれば、飛び越し磁界結合に並列にコンデンサ素子と伝送線路の直列回路で構成されたバイパス回路を設けることにより、通過帯域外の減衰極を自由に制御することができ、設計通りの急峻な減衰特性を持つバンドパスフィルタが実現できる。
【0046】
なお、本実施の形態では、3段の飛び越し磁界結合を持つバンドパスフィルタについて述べたが、この構成は4段以上あるいは、2段で入出力間を飛び越す構成を持つフィルタでも同様の効果が得られる。
【0047】
また、本実施の形態の誘電体フィルタを携帯電話等の通信機器の送信と受信の周波数を切り分けるアンテナ共用器として使用することにより、アンテナ共用器に使用していた従来のスペースファクタの大きな同軸共振器を排除することができるので、アンテナ共用器の寸法を大幅に小型化することが可能となる。
【0048】
更に、本実施の形態の誘電体フィルタを携帯電話等の通信機器に使用することにより、限られた大きさで所望の特性を実現でき、通信機器の小型化にも貢献することが可能になる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、段間結合コンデンサ間に飛び越しのバイパス電極を設けることにより、通過帯域外の減衰極を自由に制御することができ、所望の減衰特性を有するフィルタを実現することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における誘電体積層フィルタの分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態における誘電体積層フィルタの構造図
【図3】本発明の実施の形態における誘電体積層フィルタの等価回路図
【図4】従来の誘電体積層フィルタの分解斜視図
【図5】従来の誘電体積層フィルタの構造図
【図6】従来の誘電体積層フィルタの等価回路図
【符号の説明】
101 誘電体層
102 シールド電極
103 共振器電極
104、105、107 コンデンサ電極
106 バイパス電極
108、109 端面電極
203 入出力結合コンデンサ
205 段間結合コンデンサ
206 バイパス用伝送線路
207 バイパスコンデンサ
209 負荷コンデンサ

Claims (8)

  1. 誘電体の両面にそれぞれ形成された第1のシールド電極及び第2のシールド電極と、前記第1のシールド電極と第2のシールド電極との間に形成され、先端短絡1/4波長伝送線路で構成される少なくとも3個の共振器電極と、前記共振器電極のうち隣接する2つの前記共振器電極の一部と対向する部分を有する少なくとも2つのコンデンサ電極と、前記コンデンサ電極の一部と対向する部分を有するバイパス電極とを有することを特徴とする誘電体フィルタ。
  2. 前記コンデンサ電極の一部が第1の伝送線路を形成し、前記バイパス電極の一部が第2の伝送線路を形成し、前記コンデンサ電極は隣接する2つの前記共振器電極のそれぞれと段間結合コンデンサを形成し、前記バイパス電極は少なくとも2つの前記コンデンサ電極のそれぞれとバイパスコンデンサを形成する請求項記載の誘電体フィルタ。
  3. 第1のシールド電極の一方の面に積層された第1の誘電体層と、前記第1のシールド電極とは反対側の前記第1の誘電体層の表面に形成された少なくとも3個の先端短絡1/4波長伝送線路で構成される共振器電極と、前記共振器電極が前記第1の誘電体層との間に形成されるように積層された第2の誘電体層と、前記共振器電極とは反対側の前記第2の積層体層の表面に形成された少なくとも2つのコンデンサ電極と、前記コンデンサ電極が前記第2の誘電体層との間に形成されるように積層された第3の誘電体層と、前記コンデンサ電極とは反対側の前記第3の誘電体層の表面に形成されたバイパス電極と、前記バイパス電極が前記第3の誘電体層との間に形成されるように積層された第4の誘電体層と、前記バイパス電極とは反対側の前記第4の誘電体層の表面に形成された第2のシールド電極とを有することを特徴とする誘電体積層フィルタ。
  4. 前記コンデンサ電極は、隣接する2つの前記共振器電極のそれぞれと対向する部分が段間結合コンデンサを形成し、前記共振器電極と対向しない部分が第1の伝送線路を形成し、
    前記バイパス電極は、2つの前記コンデンサ電極の一部のそれぞれと対向する部分がバイパスコンデンサを形成し、前記コンデンサ電極と対向しない部分が第2の伝送線路を形成する請求項記載の誘電体積層フィルタ。
  5. 前記共振器電極の開放端と対向する伝送線路で構成されるコンデンサ電極を形成し接地した請求項からのいずれか一項記載の誘電体フィルタ。
  6. 第1のシールド電極の上側に第1の誘電体層を積層し、前記第1の誘電体層の上面に少なくとも3個の先端短絡1/4波長伝送線路で構成される共振器電極を形成し、前記共振器電極の上側に第2の誘電体層を積層し、前記第2の積層体層の上面に、前記共振器電極のうち隣接する2つの共振器電極の一部とそれぞれ対向する部分を有する伝送線路で構成される段間結合コンデンサ電極を複数個形成し、前記段間結合コンデンサ電極の上側に第3の誘電体層を積層し、前記第3の誘電体層の上面に前記複数個の段間結合コンデンサ電極のそれぞれと対向する部分を有する伝送線路で構成されるバイパス電極を形成し、前記バイパス電極の上側に第4の誘電体層を積層し、前記第4の誘電体層の上面に第2のシールド電極を配置したことを特徴とする誘電体積層フィルタの製造方法。
  7. 請求項1からのいずれか一項記載のフィルタを送信あるいは受信側フィルタの一方ないし両方に使用したことを特徴とするアンテナ共用器。
  8. 請求項1からのいずれか一項記載のフィルタを使用したことを特徴とする通信機器。
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