JP3577516B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3577516B2
JP3577516B2 JP2002050208A JP2002050208A JP3577516B2 JP 3577516 B2 JP3577516 B2 JP 3577516B2 JP 2002050208 A JP2002050208 A JP 2002050208A JP 2002050208 A JP2002050208 A JP 2002050208A JP 3577516 B2 JP3577516 B2 JP 3577516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception level
channel
beam width
outputs
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002050208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003248048A (ja
Inventor
隆 柿元
直人 芝崎
Original Assignee
防衛庁技術研究本部長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 防衛庁技術研究本部長 filed Critical 防衛庁技術研究本部長
Priority to JP2002050208A priority Critical patent/JP3577516B2/ja
Publication of JP2003248048A publication Critical patent/JP2003248048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3577516B2 publication Critical patent/JP3577516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、検出率及び測高精度の改善を図った目標探知を行うレーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図11は、従来のレーダ装置の構成を示す図である。
【0003】
図11において、1は入力信号(センサ情報)からある閾値を越える信号のみを出力するスレッショルドデテクションである。また、2は入力信号(センサ情報)から目標高度を算出する測高処理器である。
【0004】
つぎに、従来のレーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0005】
スレッショルドデテクション1は、単一のセンサ情報からある閾値を越える情報のみを出力し、これを目標として検出する。また、測高処理器2は、単一のセンサ情報から測高値を算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のレーダ装置では、以上のように単一センサにより構成されているので、RCS(Radar Cross Section)の周波数特性、ドップラブラインド等に大きく影響を受け、検出率及び測高精度に限界があるという問題点があった。
【0007】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、複数のセンサ情報を用いることにより、単一センサでの特性を補い、目標の検出率及び測高精度を向上することができるレーダ装置を得ることを目的とする。
【0008】
この発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号のみを各々出力する複数の第1のスレッショルドデテクションと、前記複数の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションとを備えたものである。
【0011】
この発明の請求項2に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号と振幅情報を各々出力するN個の第1のスレッショルドデテクションと、前記N個の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を入力して、N個に信号がある場合と(N−1)個以下に信号がある場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第1の検定器と、前記第1の検定器で(N−1)個以下の場合に、(N−1)個の場合と(N−2)個以下の場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第2の検定器と、前記第2の検定器で(N−1)個の場合に、当該第1のスレッショルドデテクションの各振幅情報を加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合に信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションと、以下2個検出の場合と1個検出の場合までの同様の処理段と、全ての信号有り無しの信号を入力して、それらのいずれかに信号がある場合に信号を出力する第3の検定器とを備えたものである。
【0012】
この発明の請求項3に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合には最大受信レベルチャンネル同士のビーム幅を比較して最狭ビーム幅のチャンネル情報を出力するビーム幅比較器と、前記複数の測高処理器及び前記ビーム幅比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器とを備えたものである。
【0013】
この発明の請求項4に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記複数の測高処理器、前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合にはビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力するビーム幅重み付け平均処理器とを備えたものである。
【0014】
この発明の請求項5に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルの大きいチャンネルのチャンネル情報を出力する受信レベル比較器と、前記複数の測高処理器及び前記受信レベル比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器とを備えたものである。
【0015】
この発明の請求項6に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルによる重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する受信レベル重み付け平均処理器とを備えたものである。
【0016】
この発明の請求項7に係るレーダ装置は、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、各チャンネルの受信レベル及びビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する重み付け平均処理器とを備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0020】
図1において、1は従来装置と全く同一のスレッショルドデテクション、3は複数の入力信号を加算する加算器、4はスレッショルドデテクションである。
【0021】
つぎに、この実施の形態1に係るレーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0022】
スレッショルドデテクション1は、従来装置と全く同等に動作する。このスレッショルドデテクション1が複数チャンネル分(N個)並べられ、この出力を加算器3に入力し、全チャンネル情報の加算を行う。
【0023】
加算器3の出力を後段のスレッショルドデテクション4に入力し、閾値処理後、検出情報を出力する。
【0024】
一例として、N=3の場合について、単一センサの場合と比較して説明する。単一センサ(単バンド)の場合、検出確率Pdは、以下の式(1)で表される。
【0025】
Pd=Pfa1/(1+S/N) …式(1)
【0026】
なお、式(1)において、Pfaは単バンドでの誤警報確率、S/Nは単バンドでの目標のS/Nである。
【0027】
一方、N=3の場合に、3つの信号が加算処理されると、S/Nは、以下の式(2)で表される。なお、S/NNCINTは加算処理後のS/Nである。
【0028】
S/NNCINT=√3・S/N …式(2)
【0029】
また、全体としての誤警報確率を一定に保つようにスレッショルドを設定するため、加算処理後の誤警報確率PfaNCINTは、以下の式(3)で表される。
【0030】
PfaNCINT=Pfa …式(3)
【0031】
したがって、加算処理後の検出確率PdNCINTは、以下の式(4)で表され、単バンドの時と比較して検出率が改善することが分かる。
【0032】
Figure 0003577516
【0033】
この実施の形態1に係るレーダ装置は、目標検出方式としてNCINT方式を採用するもので、N個のセンサの受信レベルをスレッショルドデテクション1により足きりを実施し、その後、加算器3により全信号を積分(足し合せ)し、積分後の信号をスレッショルドデテクション4により足きりを実施して、スレッショルドデテクション4を通過すれば信号有りとし、通過しなければ信号無しとする。
【0034】
すなわち、この実施の形態1に係るレーダ装置は、検出率改善方式として複数のセンサ情報(センサの受信レベル)及びその加算を行うものである。複数センサ情報を用い、その情報を加算処理し信号の有無を出力することにより、単一センサ情報と比較して検出率が改善され、つまり、より小目標の探知が可能となる。
【0035】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示す図である。
【0036】
上記の実施の形態1における加算器3とその後段のスレッショルドデテクション4の代わりに、この実施の形態2では、N中1検定器5を使用するものである。
【0037】
このN中1検定器5では、複数の入力信号から、そのいづれかに信号がある場合に信号を出力するものである。この処理により、単一センサの時と比較し、検出率が改善され、より小さな目標の探知が可能となる。
【0038】
この実施の形態2に係るレーダ装置は、目標検出方式としてN中1方式を採用するもので、N個のセンサの受信レベルがN個のスレッショルドデテクション1のどれか1つでも通過すれば検出有りとし、全ての信号が通過しなければ信号無しとする。
【0039】
すなわち、この実施の形態2に係るレーダ装置は、検出率改善方式として複数のセンサ情報(センサの受信レベル)及びN中1検定を行い信号の有無を出力するものである。複数センサ情報を用い、その情報をN中1検定することにより、単一センサ情報と比較して検出率が改善され、すなわち、より小目標の探知が可能となる。
【0040】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態3に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示す図である。
【0041】
図3において、1はスレッショルドデテクション、5はN中1検定器、6はN中N検定器、7はN中(N−1)検定器、8は加算器、9はスレッショルドデテクション、10はN中(N−2)検定器、11はN中2検定器、12は加算器、13はスレッショルドデテクション、14はスレッショルドデテクションである。
【0042】
N中N検定器6に入力されたN個の情報は、N中N検定され、N検出された場合は、N中1検定器5に入力される。(N−1)以下検出の場合には、N中(N−1)検定器7に入力される。
【0043】
このN中(N−1)検定器7で、N中(N−1)検定され、(N−1)検出の場合は、加算器8に入力され、(N−1)個の情報が加算処理される。この後、後段のスレッショルドデテクション9で閾値処理され、N中1検定器5に入力される。
【0044】
また、N中(N−1)検定器7で、(N−2)以下検出の場合には、N中(N−2)検定器10に入力される。
【0045】
この一連の処理がN中2検定器11に至るまで繰り返される。N中2検定器11で、N中2検定され、2検出の場合は、加算器12に入力され、2個の情報が加算処理される。この後、後段のスレッショルドデテクション13で閾値処理され、N中1検定器5に入力される。1検出の場合には、後段のスレッショルドデテクション14で閾値処理され、N中1検定器5に入力される。
【0046】
最終段のN中1検定器5に入力された信号は、そのいづれかに信号がある場合に信号を出力する。以上の処理により単一センサの時と比較し、検出率が改善され、より小さな目標の探知が可能となる。
【0047】
この実施の形態3に係るレーダ装置は、目標検出方式としてN中N方式を採用するもので、N個のセンサの受信レベルをスレッショルドデテクション1により足きりを実施する。その後、N中N検定器6によりN中N検定を実施し、N中N検出(N個の情報全てに信号有り)ならば、無条件で検出有りとする。さらに、N中(N−1)検定器7によりN中(N−1)検定を実施し、N中(N−1)検出ならば、検出有りの信号を加算器8により積分(足し合せ)し、スレッショルドデテクション9を通過すれば信号有りとし、通過しなければ信号無しとする。N中(N−2)検出ならば、検出有りの信号を積分(足し合せ)し、スレッショルドデテクション(図示せず)を通過すれば信号有りとし、通過しなければ信号無しとする。以下同様に繰り返し、N中2検定器11によりN中2検定を実施し、N中2検出ならば、検出有りの信号を加算器12により積分(足し合せ)し、スレッショルドデテクション13を通過すれば信号有りとし、通過しなければ信号無しとする。N中1検出ならば、検出有りの信号がスレッショルドデテクション14を通過すれば信号有りとし、通過しなければ信号無しとする。そして、N中0検出ならば、検出無しとする。
【0048】
すなわち、この実施の形態3に係るレーダ装置は、検出率改善方式として複数のセンサ情報(センサの受信レベル)、N中N検定、N中(N−1)検定、…、N中2検定を行い、それらのN中1検定を行い信号の有無を出力するものである。複数センサ情報を用い、その情報をN中N検定、N中(N−1)検定、…、N中2検定することにより、単一センサ情報と比較して検出率が改善され、すなわち、より小目標の探知が可能となる。
【0049】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態4に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0050】
図4において、2は従来装置と全く同一の測高処理器、15は入力信号から受信レベルを検出する受信レベル検出器、16は複数の受信レベル信号から最大受信レベルのチャンネルを検出する最大受信レベルチャンネル検出器、17は複数チャンネルのビーム幅を記憶し、出力するビーム幅データベース、18は複数のチャンネル選択信号を入力し、該当チャンネルのビーム幅を比較し、よりビーム幅の狭いチャンネル信号を出力するビーム幅比較器、19は複数の入力信号から選択されたチャンネルの信号のみを出力するチャンネル選択器である。
【0051】
つぎに、この実施の形態4に係るレーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0052】
上記のように構成されたレーダ装置の測高処理系において、測高処理器2は、従来装置と全く同等に動作する。複数のセンサ情報がそれぞれの受信レベル検出器15に入力され、受信レベル検出器15は、それぞれの受信レベルを検出し、最大受信レベルチャンネル検出器16へ出力する。
【0053】
この最大受信レベルチャンネル検出器16は、受信レベルが最大となるチャンネル信号をビーム幅比較器18に出力する。また、ビーム幅データベース13は、各チャンネルのビーム幅を記憶し、それを出力する。
【0054】
ビーム幅比較器18は、受信レベルが最大になるチャンネルのうち最もビーム幅の狭いチャンネルを選択し、チャンネル選択器19へ出力する。このチャンネル選択器19は、そのチャンネル信号に相当する測高値を出力する。以上の処理により、単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。
【0055】
この実施の形態4に係るレーダ装置は、測高方式として受信レベル優先方式を採用するもので、基本的に受信レベルの最も大きいチャンネルの測高値を出力する。ただし、受信レベルの等しいチャンネルが複数存在する場合にはビーム幅の狭いチャンネルの測高値を出力する。
【0056】
すなわち、この実施の形態4に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、最大受信レベル選択、ビーム幅比較を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、受信レベルが最大となるチャンネル中でビーム幅が最も狭いチャンネルの測高値を用いることにより、単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0057】
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態5に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0058】
上記の実施の形態4におけるビーム幅比較器18及びチャンネル選択器19の代わりに、この実施の形態5では、受信レベルが最大となるチャンネルの測高値に対し、それぞれのビーム幅による重み付け平均を実施するビーム幅重み付け平均処理器20を備えるものである。このビーム幅重み付け平均処理器20の処理により、単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。図5中、図4と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0059】
この実施の形態5に係るレーダ装置は、測高方式として受信レベル優先方式と重み付け平均(ビーム幅)方式を採用するもので、基本的に受信レベルの最も大きいチャンネルの測高値を出力する。ただし、受信レベルの等しいチャンネルが複数存在する場合には、次の式(5)に示すように、ビーム幅による重み付け平均処理で算出した測高値Hを出力する。なお、Σにおけるnは、n=1〜M(最大受信レベルチャンネル数)である。また、CBnはnチャンネル目のビーム幅に応じた重み、Hはnチャンネル目の測高値である。
【0060】
H={ΣCBn・H}/{ΣCBn} …式(5)
【0061】
すなわち、この実施の形態5に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、最大受信レベル選択、ビーム幅重み付け平均処理を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、受信レベルが最大となるチャンネル中でビーム幅による重み付け平均を行うことにより、単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0062】
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態6に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0063】
上記の実施の形態4における最大受信レベルチャンネル検出器16及びビーム幅比較器18の代わりに、この実施の形態6では、最狭ビーム幅チャンネル検出器21及び受信レベル比較器22を備えるものである。図6中、図4と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0064】
上記のように構成されたレーダ装置の測高処理系において、測高処理器2は、従来装置と全く同等に動作する。また、受信レベル検出器15及びビーム幅データベース17は上記実施の形態4と全く同等に動作する。
【0065】
最狭ビーム幅チャンネル検出器21は、ビーム幅データベース17から最もビーム幅の狭いチャンネルを選択し、そのチャンネルのうち最も受信レベルの大きいチャンネルが受信レベル比較器22で選択される。この処理により、単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。
【0066】
この実施の形態6に係るレーダ装置は、測高方式としてビーム幅優先方式を採用するもので、基本的にビーム幅の最も狭いチャンネルの測高値を出力する。ただし、ビーム幅の等しいチャンネルが複数存在する場合には受信レベルの大きいチャンネルの測高値を出力する。
【0067】
すなわち、この実施の形態6に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、最狭ビーム幅選択、受信レベル比較を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、ビーム幅が最狭となるチャンネル中で受信レベルが最も大きいチャンネルの測高値を用いることにより、単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0068】
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態7に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0069】
上記の実施の形態6におけるチャンネル選択器19及び受信レベル比較器22の代わりに、この実施の形態7では、最もビーム幅が狭いチャンネルの測高値に対し、それぞれの受信レベルによる重み付け平均を実施する受信レベル重み付け平均処理器23を備えるものである。この受信レベル重み付け平均処理器23の処理により単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。図7中、図6と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0070】
この実施の形態7に係るレーダ装置は、測高方式としてビーム幅優先方式と重み付け平均(受信レベル)方式を採用するもので、基本的にビーム幅の最も狭いチャンネルの測高値を出力する。ただし、ビーム幅の等しいチャンネルが複数存在する場合には、次の式(6)に示すように、受信レベルによる重み付け平均処理で算出した測高値Hを出力する。なお、Σにおけるnは、n=1〜M(最狭ビーム幅総チャンネル数)である。また、CLnはnチャンネル目の受信レベルに応じた重み、Hはnチャンネル目の測高値である。
【0071】
H={ΣCLn・H}/{ΣCLn} …式(6)
【0072】
すなわち、この実施の形態7に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、最狭ビーム幅選択、受信レベル重み付け平均処理を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、ビーム幅が最狭となるチャンネル中で受信レベルによる重み付け平均を行うことにより、単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0073】
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態8に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0074】
上記の実施の形態7における最狭ビーム幅チャンネル検出器21及び受信レベル重み付け平均処理器23の代わりに、この実施の形態8では、各チャンネルの受信レベル及びビーム幅により測高値の重み付け平均処理を行う重み付け平均処理器24を備えるものである。この重み付け平均処理器24の処理により単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。図8中、図7と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0075】
この実施の形態8に係るレーダ装置は、測高方式として重み付け平均(受信レベルとビーム幅)方式を採用するもので、各チャンネルの測高値を入力し、次の式(7)に示すように、各チャンネルの受信レベル及びビーム幅による重み付け平均処理で算出した測高値Hを出力する。なお、Σにおけるnは、n=1〜N(総チャンネル数)である。また、CLnはnチャンネル目の受信レベルに応じた重み、CBnはnチャンネル目のビーム幅に応じた重み、Hはnチャンネル目の測高値である。
【0076】
H={ΣCLn・CBn・H}/{ΣCLn・CBn} …式(7)
【0077】
すなわち、この実施の形態8に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、受信レベルとビーム幅の重み付け平均を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、各チャンネルの受信レベルとビーム幅による重み付け平均を行うことにより単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0078】
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態9に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0079】
上記の実施の形態8における受信レベル検出器15、ビーム幅データベース17及び重み付け平均処理器24の代わりに、この実施の形態9では、追尾状況検出器25及び追尾状況重み付け平均処理器26を備えたものである。図9中、図8と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0080】
複数の追尾状況検出器25は、各チャンネル毎に、前スキャンまでの目標追尾情報から算出される目標追尾予測位置と実際に検出された目標位置との差異を後段に出力する。
【0081】
追尾状況重み付け平均処理器26は、追尾状況検出器25の出力から目標追尾予測位置と実際に検出された目標位置との差異により各チャンネルの測高値について重み付け平均を実施する。この処理により単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。
【0082】
この実施の形態9に係るレーダ装置は、測高方式として重み付け平均(追尾状況)方式を採用するもので、各チャンネルの測高値を入力し、次の式(8)に示すように、各チャンネルの追尾状況による重み付け平均処理で算出した測高値Hを出力する。なお、Σにおけるnは、n=1〜N(総チャンネル数)である。また、CTnはnチャンネル目の追尾状況に応じた重み、Hはnチャンネル目の測高値である。
【0083】
H={ΣCTn・H}/{ΣCTn} …式(8)
【0084】
すなわち、この実施の形態9に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、追尾状況による重み付け平均を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、追尾状況による重み付け平均を行うことにより単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0085】
実施の形態10.
この発明の実施の形態10に係るレーダ装置について図面を参照しながら説明する。図10は、この発明の実施の形態10に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示す図である。
【0086】
上記の実施の形態9における追尾状況検出器25及び追尾状況重み付け平均処理器26の代わりに、この実施の形態10では、測高精度算出器27及び測高精度重み付け平均処理器28を備えたものである。図10中、図9と同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0087】
測高精度は、仰角方向(垂直方向)の受信ビーム幅と目標のS/Nによるところが大であるが、正確にはレーダの距離量子化誤差、高度量子化誤差、目標の移動による誤差等も影響を与える。
【0088】
従って、ビーム幅や受信レベルのみで測高値の重み付けを実施するのではなく、各スキャン毎の測高精度を算出し、これによる重み付けを実施することにより、より正確な測高値が得られる。従って、この処理により単一センサの時と比較し、測高改善がなされる。
【0089】
この実施の形態10に係るレーダ装置は、測高方式として重み付け平均(追尾状況)方式を採用するもので、各チャンネルの測高値を入力し、次の式(9)に示すように、各チャンネルの測高精度による重み付け平均処理で算出した測高値Hを出力する。なお、Σにおけるnは、n=1〜N(総チャンネル数)である。また、CAnはnチャンネル目の測高精度に応じた重み、Hはnチャンネル目の測高値である。
【0090】
H={ΣCAn・H}/{ΣCAn} …式(9)
【0091】
すなわち、この実施の形態10に係るレーダ装置は、測高改善方式として複数センサ情報、測高精度による重み付け平均を行うものである。複数センサによる高度情報を用い、測高精度による重み付け平均を行うことにより単一センサの場合と比較して測高値の改善が可能となる。
【0092】
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
【0093】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号のみを各々出力する複数の第1のスレッショルドデテクションと、前記複数の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションとを備えたので、目標の検出率を改善でき、より小目標の探知が可能となるという効果を奏する。
【0095】
この発明の請求項2に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号と振幅情報を各々出力するN個の第1のスレッショルドデテクションと、前記N個の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を入力して、N個に信号がある場合と(N−1)個以下に信号がある場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第1の検定器と、前記第1の検定器で(N−1)個以下の場合に、(N−1)個の場合と(N−2)個以下の場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第2の検定器と、前記第2の検定器で(N−1)個の場合に、当該第1のスレッショルドデテクションの各振幅情報を加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合に信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションと、以下2個検出の場合と1個検出の場合までの同様の処理段と、全ての信号有り無しの信号を入力して、それらのいずれかに信号がある場合に信号を出力する第3の検定器とを備えたので、目標の検出率を改善でき、より小目標の探知が可能となるという効果を奏する。
【0096】
この発明の請求項3に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合には最大受信レベルチャンネル同士のビーム幅を比較して最狭ビーム幅のチャンネル情報を出力するビーム幅比較器と、前記複数の測高処理器及び前記ビーム幅比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器とを備えたので、測高値を改善することができるという効果を奏する。
【0097】
この発明の請求項4に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記複数の測高処理器、前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合にはビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力するビーム幅重み付け平均処理器とを備えたので、測高値を改善することができるという効果を奏する。
【0098】
この発明の請求項5に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルの大きいチャンネルのチャンネル情報を出力する受信レベル比較器と、前記複数の測高処理器及び前記受信レベル比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器とを備えたので、測高値を改善することができるという効果を奏する。
【0099】
この発明の請求項6に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルによる重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する受信レベル重み付け平均処理器とを備えたので、測高値を改善することができるという効果を奏する。
【0100】
この発明の請求項7に係るレーダ装置は、以上説明したとおり、センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、各チャンネルの受信レベル及びビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する重み付け平均処理器とを備えたので、測高値を改善することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態2に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態3に係るレーダ装置の検出処理系の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態4に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態5に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態6に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態7に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施の形態8に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の実施の形態9に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の実施の形態10に係るレーダ装置の測高処理系の構成を示すブロック図である。
【図11】従来のレーダ装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スレッショルドデテクション
2 測高処理器
3 加算器
4 スレッショルドデテクション
5 N中1検定器
6 N中N検定器
7 N中(N−1)検定器
8 加算器
9 スレッショルドデテクション
10 N中(N−2)検定器
11 N中2検定器
12 加算器
13、14 スレッショルドデテクション
15 受信レベル検出器
16 最大受信レベルチャンネル検出器
17 ビーム幅データベース
18 ビーム幅比較器
19 チャンネル選択器
20 ビーム幅重み付け平均処理器
21 最狭ビーム幅チャンネル検出器
22 受信レベル比較器
23 受信レベル重み付け平均処理器
24 重み付け平均処理器
25 追尾状況検出器
26 追尾状況重み付け平均処理器
27 測高精度算出器
28 測高精度重み付け平均処理器

Claims (7)

  1. センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号のみを各々出力する複数の第1のスレッショルドデテクションと、
    前記複数の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を加算する加算器と、
    前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションと
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. センサ情報を入力して第1の閾値を越える信号が有った場合には信号有りの信号と振幅情報を各々出力するN個の第1のスレッショルドデテクションと、
    前記N個の第1のスレッショルドデテクションの各出力信号を入力して、N個に信号がある場合と(N−1)個以下に信号がある場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第1の検定器と、
    前記第1の検定器で(N−1)個以下の場合に、(N−1)個の場合と(N−2)個以下の場合とで別々に信号有りの信号と振幅情報を出力する第2の検定器と、
    前記第2の検定器で(N−1)個の場合に、当該第1のスレッショルドデテクションの各振幅情報を加算する加算器と、
    前記加算器の出力信号を入力して第2の閾値を越える信号が有った場合に信号有りの信号を出力する第2のスレッショルドデテクションと、
    以下2個検出の場合と1個検出の場合までの同様の処理段と、
    全ての信号有り無しの信号を入力して、それらのいずれかに信号がある場合に信号を出力する第3の検定器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  3. センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、
    前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、
    前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、
    複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、
    前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合には最大受信レベルチャンネル同士のビーム幅を比較して最狭ビーム幅のチャンネル情報を出力するビーム幅比較器と、
    前記複数の測高処理器及び前記ビーム幅比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  4. センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、
    前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、
    前記複数の受信レベル検出器から出力される各受信レベルを比較して最大受信レベルのチャンネルを出力する最大受信レベルチャンネル検出器と、
    複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、
    前記複数の測高処理器、前記最大受信レベルチャンネル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、最大受信レベルチャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最大受信レベルチャンネルが複数の場合にはビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力するビーム幅重み付け平均処理器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  5. センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、
    前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、
    複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、
    前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、
    前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネル情報を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルの大きいチャンネルのチャンネル情報を出力する受信レベル比較器と、
    前記複数の測高処理器及び前記受信レベル比較器の出力に基いて、前記チャンネル情報の測高値を出力するチャンネル選択器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  6. センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、
    前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、
    複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、
    前記ビーム幅データベースから出力されたビーム幅のうち最も狭いビーム幅のチャンネルを出力する最狭ビーム幅チャンネル検出器と、
    前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記最狭ビーム幅チャンネル検出器の出力に基いて、最狭ビーム幅チャンネルが一つの場合はそのチャンネルの測高値を出力し、最狭ビーム幅チャンネルが複数の場合には受信レベルによる重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する受信レベル重み付け平均処理器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  7. センサ情報を入力して測高を行いその測高値を各々出力する複数の測高処理器と、
    前記センサ情報を入力しその受信レベルを検出して各々出力する複数の受信レベル検出器と、
    複数チャンネルのビーム幅を記憶するビーム幅データベースと、
    前記複数の測高処理器、前記複数の受信レベル検出器及び前記ビーム幅データベースの出力に基いて、各チャンネルの受信レベル及びビーム幅による重み付け平均処理に基き算出した測高値を出力する重み付け平均処理器と
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
JP2002050208A 2002-02-26 2002-02-26 レーダ装置 Expired - Lifetime JP3577516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050208A JP3577516B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050208A JP3577516B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003248048A JP2003248048A (ja) 2003-09-05
JP3577516B2 true JP3577516B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=28662512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002050208A Expired - Lifetime JP3577516B2 (ja) 2002-02-26 2002-02-26 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3577516B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026239A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Murata Mfg Co Ltd レーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003248048A (ja) 2003-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017531410A5 (ja)
US7242462B2 (en) Speed detection methods and devices
JP5398288B2 (ja) レーダ信号処理装置とその目標判定方法
JP6797318B2 (ja) 干渉計の到着時間遅延
RU2353946C1 (ru) Способ получения информации о шумящих в море объектах
US20210270635A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP5950761B2 (ja) 測位装置
JP5057840B2 (ja) スペクトル解析装置
EP3779497A1 (en) Position estimation device, position estimation system, position estimation method, and program
JP3080589B2 (ja) レーダ装置
JP3577516B2 (ja) レーダ装置
JP7357217B2 (ja) 推定方法、推定装置、及び、プログラム
JP5025403B2 (ja) 目標検出装置
JP4400395B2 (ja) 位置算出方法およびそのプログラム
JP5208408B2 (ja) 相対位置推定システム
US6819230B2 (en) Target track crossing prediction/detection
JP4682535B2 (ja) 目標類別方法および装置
US20200173904A1 (en) Method and Apparatus for Detecting Particles
JP3557463B2 (ja) スーパーリゾリューションアンテナ
RU154138U1 (ru) Устройство обнаружения ионосферных образований с мелкомасштабными неоднородностями
RU2752863C1 (ru) Способ стробового отождествления сигналов с источниками радиоизлучения в многоцелевой обстановке
KR101877216B1 (ko) 표적 탐지 장치의 위상오차 보상장치 및 방법
RU2172962C1 (ru) Способ многоканального обнаружения и оценивания числа пространственно-коррелированных источников излучения и устройство для его осуществления
KR101712893B1 (ko) 펄스 신호의 펄스 정보 추정을 위한 신호 감지 장치 및 그 제어 방법
RU2219556C2 (ru) Способ моноимпульсного измерения пеленга источников радиосигналов

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3577516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term