JP3576791B2 - マスクパターン設計方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスクパターン設計方法に関し、特にライン状のパターンを転写する際に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の半導体製造技術の進歩はめざましく、最小加工寸法0.35μmサイズの半導体が量産されるようになってきた。このような素子の微細化は光リソグラフィ技術と呼ばれる微細パターン形成技術の飛躍的な進歩により実現されている。光リソグラフィ工程とはLSIの設計パターンからフォトマスクを作成し、このマスクに光を照射し、投影光学系にてウェハ上に塗布されているレジストを感光させ、この感光分布に従ってレジストを現像し、ウェハ上に所望のレジストパターンを形成する工程である。このリソグラフィ工程によって形成されたレジストパターンをマスクにして下地をエッチングすることによって、LSIパターンをウェハ上に形成する。
【0003】
この光リソグラフィにおいて、パターンサイズが投影光学系の限界解像力に比較して十分大きい時代には、ウェハ上に形成したいLSIパターンの平面形状がそのまま設計パターンとして描かれる。従って、その設計パターンに忠実なマスクを作成し、この忠実なマスクをウェハ上に転写し、下地をエッチングすることによってほぼ設計パターン通りのパターンがウェハ上に形成できた。
【0004】
しかしパターンの微細化が進むにつれて、LSI設計図通りに作成したマスクでは、投影光学系における回折光のけられによる影響等でウェハ上に形成されるパターンが設計パターンと異なってしまい、それに伴う弊害が顕著になり始めている。
【0005】
例えばゲートパターンをウェハ上に転写すると光近接効果によって後退現象が生じ、その転写パターンの先端部が設計パターンより短く仕上がってしまう(以後shorteningとよぶ)。これが顕著になるとパターンは規定寸法を形成できず、丸まりが発生する。特にlogic 製品では、素子領域外にまで達するべきゲートパターンがshorteningして素子領域外にまで達することができず、トランジスタの動作不良が発生することがある。
【0006】
このような弊害を無くすために、設計パターン先端の角部に微小な補助パターンを付加して、従来の設計パターンとは異なるマスク設計図を作成し、このマスク設計図に従ってマスクを作成する方法が提案されている。この一例が特開平6−242595号公報や特公昭62−7535号公報に記載されている。設計パターンの角部などに微小な補助パターンを付加したマスクで転写する方法は、設計パターンに対して忠実なパターンをウェハ上に形成するための有効な方法である。
【0007】
図1は、本発明の対象とする設計パターン及びマスクパターンの平面図であり、ゲートパターンの角部に補助パターンを付加した場合を示す。図1(a)に示すように、パターン転写すべき設計パターンが1である場合には、図1(b)に示すマスクパターン2を持つフォトマスクを用いてパターン転写を行う。このマスクパターン2は、設計パターン1に対応する主パターン3と、この主パターン3の四隅に対応する部分に付加された補助パターン4からなる。このような補助パターン4を付加するとshorteningを無くすことができ、それに起因する弊害も無くすことができる。
【0008】
しかしながら、補助パターン4の最適な大きさsa’,sb’(ウェハ上換算値)を決定することは非常に大変な作業である。最適な補助パターン4の大きさは投影光学系における照明条件やゲートパターンのライン幅やそのパターンピッチ等、さまざまなパラメータによって異なった値をとるからである。
【0009】
従って、設計パターン1や照明条件等、露光を行うために必要な種々のパラメータが完全に決定された後に、まずゲートパターンを模擬したテストパターンから最適な補助パターン4の大きさを決めてルールを作成し、さらにそのルールに従って実際のゲートパターンに補助パターン4を付加し、その効果の程度を確認するという作業が必要になる。設計パターンや照明条件に変更が生じた場合には、再び同様の作業を最初から行わなければならない。この方法では莫大な時間と手間を要し、また設計パターン1や照明条件等の変更に柔軟に対応することも非常に困難である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、光近接効果補正はパターンの角部などに微小な補助パターン4を付加して行われる事が多い。しかし設計パターン1や投影光学系の照明条件によって最適な補助パターンの大きさが異なるため、各々の主パターン3に違った補助パターン4を付加することは非常に手間のかかる作業である。
【0011】
すなわち、従来のマスクパターンの設計方法では設計パターン1や照明条件等、露光を行うに際しての種々のパラメータが完全に決定された後に、まずゲートパターンを模擬したテストパターンから最適な補助パターン4の大きさを決めてルールを作成し、さらにそのルールに従って実際のゲートパターンに補助パターン4を付加し、その効果の程度を確認するという作業が必要になる。この方法では、莫大な時間と手間を要し、また設計パターン1や照明条件等の変更に柔軟に対応することも非常に困難である。
【0012】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、パターン設計に莫大な時間と手間とを必要とせず、設計パターンや照明条件の変更に対しても柔軟に対応しうるマスクパターン設計方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るマスクパターン設計方法は、露光波長λの光源を持ち、投影レンズの開口数NAの投影露光装置によりライン幅W”の設計パターンをウェハ上に転写する場合に用いられるフォトマスクのパターンを設計するマスクパターン設計方法において、前記マスクパターンとして、前記設計パターンに対応する主パターンに、該主パターンのウェハ上換算したライン幅をW’とすると、前記露光波長λ及び前記開口数NAにより規格化された規格化ライン幅W=W’/(λ/NA)に応じて転写後のパターン先端位置が所望通りに仕上がるように予め定められた規格化ライン幅方向寸法値sa及び規格化ライン長方向寸法値sbの関係に基づいて、前記主パターンの先端からウェハ上換算してsb’=sb×λ/NAまでをウェハ上換算してsa’=sa×λ/NAだけ変化させるべく発生させた補助パターンを付加することを特徴とする。
【0014】
本発明の望ましい形態を以下に示す。
(1)規格化ライン幅方向寸法値sa及び規格化ライン長方向寸法値sbは、実測又はシミュレーションにより予め定められている。
【0015】
(2)設計パターンに対応する主パターンとは、設計パターンと相似するパターン、又は設計パターンに対してその周辺部での疎密の程度に応じてライン幅のみを変化させたパターンをいう。
【0016】
(3)補助パターンはウェハ上換算してsa’及びsb’を二辺とする四角形であり、主パターンの先端からウェハ上換算長さsb’まで主パターンのウェハ上換算したライン幅W’を2×sa’だけ太らせたものである。
【0017】
(4)補助パターンはsa’及びsb’を二辺とし、その挟角を直角とする直角三角形であり、該補助パターンにより主パターンの先端からウェハ上換算した長さsb’の位置から主パターンの先端にかけてライン幅W’がW’+2×sa’に太くなるように付加されるものである。
【0018】
また、本発明の請求項2に係るマスクパターン設計方法は、露光波長λの光源を持ち、投影レンズの開口数NAの投影露光装置によりライン幅W”の設計パターンをウェハ上に転写する場合に用いられるフォトマスクのパターンを設計するマスクパターン設計方法において、前記マスクパターンとして、前記設計パターンに対応する主パターンの先端部側面に、該主パターンのウェハ上換算したライン幅をW’とすると、前記露光波長λ及び前記開口数NAにより規格化された規格化ライン幅W=W’/(λ/NA)に応じて転写後のパターン先端位置が所望通りに仕上がるように予め定められた補助パターンの規格化面積量Aに基づいて、ウェハ上換算した面積量A’=A×(λ/NA) の補助パターンを付加することを特徴とする。
【0019】
本発明の望ましい形態を以下に示す。
(1)規格化面積量Aは、実測又はシミュレーションにより予め定められている。
【0020】
(2)設計パターンに対応する主パターンとは、設計パターンと相似するパターン、又は設計パターンに対してその周辺部での疎密の程度に応じてライン幅のみを変化させたパターンをいう。
【0021】
(3)補助パターンはウェハ上換算して面積量A’の長方形又は直角三角形である。
また本発明は、規格化寸法値sa,sb又は規格化面積量Aは規格化ライン幅Wとともに投影露光装置の照明光学系の光源形状、マスクの種類に応じて更に決められていることを特徴としている。さらに設計パターンが周期的に配置されている場合において、規格化寸法値sa,sb又は規格化面積量Aが設計パターンの周期によらず決定されていることを特徴とする。また設計パターンの先端部からある規格化寸法Dだけ離れて別のパターンが隣接配置されている場合において、規格化寸法値sa,sb又は規格化面積量Aがこの別パターンによらず一義的に決定されていることをも特徴とする。また、別パターンの配置位置である規格化寸法Dとして、D=1.3程度以上であることを特徴としている。さらに、規格化寸法値sa,sb又は規格化面積量Aが、規格化ライン幅Wに関連付けられて予めデータとして保存されており、マスクパターンデータ上で図形処理により自動的に該寸法の変換処理を行うことを特徴とする。
【0023】
(作用)
本発明では主パターンの規格化ライン幅Wに応じて予め用意された規格化寸法値sa,sbに基づいて最適な補助パターンの寸法sa’,sb’が定まる。すなわち、露光波長λ、NA、ライン幅W’が異なる場合であっても規格化寸法sa及びsbが一義的に定まるため、補正精度の良い最適な補助パターンを主パターンに付加するための莫大な処理及び時間を短縮することができる。また、ライン幅W’や照明条件(λ、NA)の変更に対して柔軟に対応できる。
【0024】
また、本発明では規格化ライン幅Wに応じて予め用意された規格化面積Aに基づいて最適な補助パターンの面積A’が決まる。すなわち、露光波長λ、NA、ライン幅W’が異なる場合であっても規格化面積Aが一義的に定まるため、補正精度のよい最適な補助パターンを主パターンに付加するための莫大な処理及び時間を短縮することができ、また補助パターンの大きさを面積で規定することにより、保存しておくべきデータが簡単化され、パターン設計時間のさらなる短縮を図ることができる。
【0025】
また、W値のみならず、投影露光装置の照明光学系の光源形状とマスクの種類に応じて最適な補助パターンの寸法を決めることで、さらにライン幅W’や照明条件(λ、NA)の変更にも柔軟に対応することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の対象とするマスクパターン設計方法を説明するための図であり、図1(a)は転写すべき設計パターンを、図1(b)は本方法により設計されたマスクパターンを示す。図1(a)において、設計パターン1はライン幅W”のゲートパターンである。図1(b)において、マスクパターン2は主パターン3とこの主パターン3に付加する補助パターン4からなる。主パターン3は転写すべきゲートパターンとほぼ相似形であり、ライン幅はウェハ上換算値でW’である。補助パターン4は、主パターン3の先端部側面にそれぞれ4つのパターンが付加される。このように補助パターン4を付加することにより、ウェハ上換算して主パターン3の先端部から長さsb’の部分のみを2×sa’だけ太らせる。この補助パターン4を付加することにより、転写パターンのshorteningをなくすことができる。
【0027】
図2は、本実施形態に係るマスクパターン設計方法のアルゴリズムを示す図である。図2に示すように、このマスクパターン設計方法のアルゴリズムは補助パターン寸法計算プログラム21と補助パターン自動発生プログラム22に大きく分けられる。この補助パターン寸法計算プログラム21と補助パターン自動発生プログラム22とを用いて、設計データ上で設計パターン1に対応する主パターン3に補助パターン4を付加してマスクパターン2を設計する。以下、図2に沿って補助パターン寸法計算プログラム21を用いた補助パターン寸法の抽出方法と,補助パターン自動発生プログラム22を用いたマスクパターン2の補正手順とを説明する。
【0028】
補助パターン寸法計算プログラム21には、予め補助パターン4の最適な寸法を示すデータテーブルが組み込まれている(213)。まず、このデータテーブルの作成方法について説明する。この補助パターン4のウェハ上換算した最適な寸法値sa’,sb’を実測又はシミュレーションにより算出する。本実施形態では、シミュレーションによりデータテーブルを作成した場合で説明する。補助パターン4の最適な寸法値sa’,sb’は照明条件、ゲートパターンのライン幅、パターンピッチ等により種々変動する。
【0029】
まず、寸法値sa’,sb’を変動させる種々のパラメータのうち、パターンピッチを変えてデータテーブルを算出する例を説明する。他のパラメータとして、光源の露光波長λ=0.248μm、形成すべきゲートパターンのライン幅W’=0.18μm、投影光学系のレンズ開口数NA=0.6、開口絞りの外半径σ=0.75、内半径ε=0とし、透過部とCr等からなる遮光部により構成される通常のCOG(Cr On Glass )マスクを用いた。パターンピッチは、パターン及びスペースの比、すなわち図1(b)におけるa:b=1:1.5,1:2,1:3,1:5,1:10の場合に変動させた。そして、このマスクにより露光を行ったときの空間像を計算し、パターンピッチ1:1.5の場合の仕上がり寸法が所望寸法に仕上がる場合の露光量を算出する。
【0030】
そして、この算出された露光量により転写される他のピッチでのパターンも所望寸法に仕上がるように、すなわちライン幅が所望の寸法W”に達するように、まず主パターンのライン幅W’を補正する(一次元光近接効果補正)。すなわち、前記露光条件において、露光量を1:1.5の仕上がり寸法に合わせると、その他のパターンピッチでパターン転写される実際のゲートパターンは光近接効果により設計パターンよりも太くなる。従って、主パターンのライン幅W’はゲートパターンそのものの形状よりも細くなるように補正する。
【0031】
具体的には、例えば4倍体マスクを用いる場合、転写時に設計パターン1を忠実に再現できるものであれば4W”のライン幅のマスクパターンが必要となるが、一次元光近接効果を補正するために、4W”−Δaのライン幅のマスクパターンにする。Δaは、一次元光近接効果補正値である。なお、設計パターン1の形状、露光条件等によってはかかる一次元補正を行わずに設計パターン1と相似する主パターン3そのものに補助パターン4を付加する場合でもよい。
【0032】
このようにしてライン幅W’自体が補正された主パターン3に、任意の大きさの長方形の補助パターン4を付加して空間像を計算する。そして、その仕上がり寸法が所望寸法となる露光量で空間像をスライスして平面像を求め、転写パターンを得る。この転写パターンと設計パターン1とのパターン先端での差が0になる補助パターンの寸法値sa’及びsb’を算出する。
【0033】
次いで、得られたsa’値及びsb’値に基づいて、露光装置系のパラメータであるλ/NAにより規格化する。この規格化された補助パターン4の寸法値をsa,sbとすると、sa=sa’/(λ/NA),sb=sb’/(λ/NA)となる。この規格化された寸法値saとsbの関係を表したのが図3である。横軸はsa、縦軸はsbを示す(以後この曲線をsa−sb曲線と称する)。図3に示すように、このsa−sb曲線は、補助パターン寸法値sa,sbのパターンピッチ依存性を示している。
【0034】
また、以上のようにして求められたsa−sb曲線において、パターンピッチ毎のsa−sb曲線を平均化して一つのsa−sb曲線に表したものを図4の実線に示す。横軸、縦軸は図3と同様である。図3において、パターンピッチの相違により生ずるsa−sb曲線のばらつきは±5nm程度のshorteningにしか相当しない。従って、この複数のsa−sb曲線のそれぞれのsa,sb値の平均値をとることにより、パターンピッチに依存する補助パターン4の最適寸法を一つの曲線として表すことができる。この平均化されたsa−sb曲線をデータテーブルとして用いることにより、補助パターン4の寸法sa’,sb’を簡便に導出することができる。
【0035】
また、図4には主パターン3のk 値(0.435)とほぼ等しいk 値となるように別の照明条件(NA、λ)とライン幅W’とを選択し、上記図3の場合と同様の方法により求めたsa−sb曲線を破線で示す。このsa−sb曲線のk 値は0.433である。この曲線から分かるように、異なるNA及びλにより導出された実線で示すsa−sb曲線とほぼ一致することが分かる。従って、主パターン3のk 値が定まればパターン寸法W’とパターンピッチと照明条件のNA及びλとに関係なく最適な補助パターン寸法sa’,sb’を容易に求めることができる。
【0036】
このことは、パターン設計において、同一のW値であれば個別のデータテーブルを作成する必要がないことを示している。すなわち、例えばNA値とλが異なるがW値が共通する複数の露光条件によるマスクパターンを設計する場合、従来のようにその露光条件毎のパターン設計をすることなく、NA値、λが異なっていてもW値の共通するデータテーブルを用いて補助パターン4の最適寸法sa’,sb’を求めることができる。
【0037】
次に、投影光学系における開口絞りのσ値を0.75と固定し、開口数NAと主パターン3の寸法W’とを変えて様々なk 値にしたときのsa−sb曲線を図5に示す。横軸及び縦軸は図3と同じである。それぞれの曲線は図4の場合と同様にパターンピッチ毎に平均化されている。その他の条件は図3の場合と同様である。このように主パターン3の各k 値に応じてsa−sb曲線を算出しておけば、補助パターン4の寸法sa’,sb’を容易にその曲線から読み取ることができる。
【0038】
次に、投影光学系における開口絞りのσ値を0.60と固定し、開口数NAと主パターン寸法W’とを変えて様々なk 値にしたときのsa−sb曲線を図6に示す。横軸及び縦軸は図3と同じである。それぞれの曲線は図4の場合と同様にパターンピッチ毎に平均化されている。その他の条件は図1の場合と同じである。図5の場合と併せて、様々なσ値毎に主パターン3の各k 値に応じてsa−sb曲線を算出しておけば、補助パターン4の寸法sa’,sb’を容易にその曲線から読み取ることができる。
【0039】
図7はマスクの種類をハーフトーンマスクとしたときのsa−sb曲線である。横軸及び縦軸は図3と同じである。ここで用いたハーフトーンマスクは遮光部での光の透過率が6%であり、透過光と入射光との位相差は180°である。このsa−sb曲線においても、図4の場合と同様にパターンピッチ毎に平均化されている。その他の条件は図3の場合と同じである。マスクの種類毎に主パターンの各k 値に応じてsa−sb曲線を算出しておけば、補助パターンの寸法sa’,sb’を容易にその曲線から読み取ることができる。
【0040】
図8は補助パターンを底辺sa’、高さsb’の直角三角形としたときのsa−sb曲線である。横軸及び縦軸は図3と同じである。この補助パターンを持つマスクパターンの平面図を図9に示す。マスクには図7の場合で用いたハーフトーンマスクを用いた。その他の条件は図3の場合と同じである。すなわち、マスクパターン92は図3〜図8の導出に用いたのと同じ形状の主パターン3に補助パターン94を付加したものである。補助パターン94の形状毎に主パターン3の各k 値に応じてsa−sb曲線を算出しておけば、補助パターンの寸法sa’,sb’を容易にその曲線から読みとることができる。
【0041】
図10は主パターン3先端部から規格化寸法D程度離れた位置に別のパターンが存在するときのsa−sb曲線である。横軸及び縦軸は図3と同じである。図11にこの別パターンがある場合のマスク設計データの平面図を示す。図11に示すように、ゲートパターンを転写するためのマスクパターン2の配置は図1(b)と同じである。このマスクパターン2の先端部からの規格化された距離Dをおいて別パターン111が配置されている。図10に示すsa−sb曲線は、図11に示すような配置において規格化寸法D=1.3の場合とD=4.355の場合を示す。実線がD=1.3、破線がD=4.355の場合である。
【0042】
これら2つのsa−sb曲線から分かるように、両曲線のずれ量は±3nm程度のshorteningにしか相当しない。そのため主パターン3から規格化寸法Dが1.3程度以上離れたところにある別パターン111からの光近接効果はほぼ無視しても良いことが分かる。なお、このsa−sb曲線には示さなかったが、規格化寸法Dが1.3よりも近い位置に別パターン111が存在する場合には、存在しない場合に比較して無視できないほどの誤差が生ずるため、別パターン111の存在による補正を行う必要が生ずる。
【0043】
以上、図3〜図8及び図10に示すようなsa−sb曲線を、データテーブルとして補助パターン寸法計算プログラム21に組み込んでおく。すなわち、k 値,光源形状,マスク種をパラメータとしてシミュレーションを行ったデータテーブルを組み込んでおく。尚、上記図3〜図8及び図10に示したsa−sb曲線は空間像を基に計算した結果であるが、このほかに空間像計算に現像を考慮した計算モデルやエッチングなどの半導体プロセスを考慮した計算モデルを組み合わせることもできる。また、種々の詳細な条件をさらに付加したデータテーブルを組み込むこともできる。
【0044】
次に、以上のように作成されたデータテーブルに基づいて、実際の補助パターン寸法計算プログラム21の流れを説明する。
図2に示すように、まずパターン設計を行う際に必要な種々のパラメータを入力する。入力するパラメータとしては、露光光源の露光波長λ、投影レンズの開口数NA、開口絞りの外半径σ、内半径ε等の照明条件、形成すべきゲートパターンのライン幅W’、例えばCrマスク、ハーフトーンマスク等、用いられるマスクの種類、補助パターンの形状を入力する(211)。そして、この入力パラメータに基づいてk 値を算出する(212)。k =W’/(λ/NA)により、入力パラメータから求めることができる。
【0045】
次いで、この求められたk 値及び入力パラメータに基づいて、データテーブルの選択が行われる。データテーブルは、入力パラメータのうち、σ値,ε値,パターンライン幅,マスク種,補助パターンの形状に基づいて種々用意されており、これら複数のデータテーブルのうち、最適な設計データを選択する。
【0046】
このように選択されたデータテーブルは、上記図3〜図8及び図10に示すようなsa−sbの関係によって表されているものなので、あるsa値を選択した場合の最適なsb値を抽出することができる。次いで、抽出されたsa,sb値の寸法単位の変換を行う(214)。このsa,sb値は規格化された寸法値であるため、実際にマスクパターン2に付加するための寸法値に変換する必要があるからである。この寸法単位の変換は、sa’=sa×(λ/na)、sb’=sb×(λ/na)なる変換式によりなされる。これにより、補助パターンのウェハ上換算の寸法値sa’,sb’が求まる。このように求めたsa’(μm)及びsb’(μm)を補助パターン自動発生プログラム22に出力する(215)。
【0047】
補助パターン自動発生プログラム22ではまずマスクパターン2を構成するパターンのうち、ライン幅W’からなる主パターン3を抽出する(221)。この抽出される主パターン3のライン幅W’は既に一次元光近接効果補正のなされたものである。そして主パターン3の先端部から規格化寸法D=1.3離れた位置までの間に設計パターン1以外に別パターン111が存在するかどうかを判別する(222)。
【0048】
別のパターンが存在しない場合、補助パターン寸法計算プログラム21から出力された補助パターン寸法値sa’,sb’を付加したマスクパターン2を発生させる。具体的には、例えば補助パターン形状が図1(b)に示すような四角形の場合、主パターン3の先端からsb’(μm)までの部分をW’+2×sa’(μm)のライン幅に太める(223)。
【0049】
別のパターンが存在する場合、規格化寸法D依存であると判定し(224)、再度補助パターン寸法計算プログラム21に戻り、主パターン3の先端部から規格化寸法Dまでの間に別の矩形が存在するという新たな条件を追加して再びデータテーブルを選択する(213)。なお、この場合には上記図3〜図8及び図10に示したのと同様の手法にて規格化寸法D依存のデータテーブルを準備しておく必要がある。再度選択されたデータテーブルに基づいて再び補助パターン自動発生プログラム22で補助パターンを付加する。
【0050】
このようなアルゴリズムに沿って設計データ上で主パターン3に補助パターンを付加し、その設計されたマスクパターンデータに基づいてフォトマスクを作成した。さらに上記入力した露光条件にて露光を行い仕上がりレジスト寸法を測定した結果、レジストパターンは設計パターン1に対して所望通りに仕上がっており、shorteningもほとんど観察されず、ここに示したマスクパターン設計及びフォトマスク作成方法の有意性が見出された。
【0051】
このように本実施形態によれば、予め求められたデータテーブルに基づいてマスクパターン2を設計し、また光源波長λ,投影レンズの開口数NA,ライン幅W’が異なる場合であっても、パターンピッチが異なる場合であっても、また主パターンから規格化寸法D=1.3以上離れた位置に別パターンが存在しても、同一のk 値を持つデータテーブルに基づいて補助パターン4又は94を付加することができるので、設計に要するデータ処理時間を短縮することができる。また種々のデータテーブルを用意したプログラムにより、設計パターンや照明条件等の変更にも柔軟に対応でき、膨大なデータを非常に短時間に処理することが可能となるため、簡便なマスクパターンの設計を実現できる。
【0052】
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態に係るマスクパターン設計方法を説明するための図であり、図4のsa−sb曲線をsa×sb=Aなる双曲線関数形を用いて最小二乗法でフィッティングしたものである。本実施形態はデータテーブル及び規格化するパラメータにおいて第1実施形態と異にするものであって、他の部分は共通するため、共通する部分についての説明を省略する。
【0053】
図12に示すように、図4から得られたsa−sb曲線の形状は、ほぼ双曲線関数形で近似することができることが分かる。従ってk 値に応じて双曲線関数の定数A、すなわち補助パターンの規格化寸法の積で表される面積量A(以下、規格化面積量と称する)を予め定めておけば、さらに容易に補助パターン4又は94の大きさを想定することができる。
【0054】
また図13に各k 値で先端部が所望に仕上がるときの補助パターン4又は94の規格化面積量Aを示す。横軸はk 値を、縦軸は規格化面積量Aを示す。図13から分かるように、k 値が大きいほど、付加すべき補助パターン4又は94の面積は小さくてすむ。
【0055】
また、本実施形態に係るマスクパターン設計方法に用いられる補助パターン寸法計算プログラムを図14に示す。この補助パターン寸法計算プログラム41は第1実施形態に係る図2に示した補助パターン寸法計算プログラム21に対応するもので、補助パターン自動発生プログラム22については第1実施形態と共通するために省略する。第1実施形態と同様にまずλ,NA,σ値,ε値等の入力パラメータを入力し、k 値を算出するところまでは第1実施形態と同じである(311,312)。次いで、得られたk 値に基づいてデータテーブルを選択する(313)。準備されたデータテーブルは、図13に示すようなものが用意され、k 値に応じて規格化面積量Aが一義的に定められている。このデータテーブルを選択することにより、パターンのshorteningをなくすような規格化面積量Aが定まる。そして、定まった規格化面積量Aの寸法単位を変換してウェハ上換算した補助パターンの面積量A’=A×(λ/NA) を算出する(314)。そして、この面積量A’を補助パターン自動発生プログラム22に出力する(315)。
【0056】
このように、補助パターン4又は94の大きさを規格化面積Aで規定することにより、第1実施形態と同じ効果を奏するとともに、データテーブルがより簡単になり、そのため補正時間の短縮が可能となる。
【0057】
なお、本実施形態において図4で得られたsa−sb曲線について規格化面積量Aを規定したが、他の実施形態のデータテーブルについても規定面積量Aを規定すれば、同様にパターン設計を簡単化できる。また、フィッティングの方法は他の方法でも良い。
【0058】
また、本発明は上記第1,第2実施形態に限定されるものではない。マスクパターン2は必ずしもゲートパターンに限定されず、例えば素子領域、金属配線層のパターニングを行う際に用いられるパターンを設計する手法にも適用できる。また、マスク種はCrマスク、ハーフトーンマスクに限らず、位相シフトマスク等、上記パターンを転写可能なマスクであれば何でもよい。また、入力パラメータとは異なるパラメータにより転写パターンの形状が変化するものであっても、転写パターンの変動を生じさせるパラメータに依存したデータテーブルを用意すれば、同様に本発明を適用できる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主パターンの規格化ライン幅Wに応じて予め用意された規格化寸法値sa,sb又は規格化面積量Aに基づいて最適な補助パターンの寸法が決まる。すなわち、露光波長λ,開口数NA,ライン幅W’が異なる場合であっても規格化寸法sa及びsb又は規格化面積量Aが一義的に決まるため、最適な補助パターンを主パターンに付加するための莫大な処理及び時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る設計パターン及びマスクパターンを示す図。
【図2】同実施形態におけるマスクパターン設計方法のアルゴリズムを示す図。
【図3】sa−sb曲線のパターンピッチ依存性を示す図。
【図4】sa−sb曲線のk1 値依存性を示す図。
【図5】開口絞り内半径σ=0.75に固定した場合のsa−sb曲線のk 値依存性を示す図。
【図6】開口絞り内半径σ=0.60に固定した場合のsa−sb曲線のk 値依存性を示す図。
【図7】ハーフトーンマスクを用いた場合のsa−sb曲線を示す図。
【図8】補助パターン形状を三角形にした場合のsa−sb曲線を示す図。
【図9】補助パターン形状を三角形にした場合のマスクパターンの平面図。
【図10】パターンの先端部から規格化寸法D離れた位置に別のパターンが存在する場合のsa−sb曲線を示す図。
【図11】パターンの先端部から規格化寸法D離れた位置に別のパターンが存在する場合の設計パターンの平面図。
【図12】図4のsa−sb曲線をsa×sb=Aなる双曲線関数系を用いてフィッティングした結果を示す図。
【図13】本発明の第2実施形態に係るデータテーブルを示す図。
【図14】同実施形態における補助パターン寸法計算プログラムを示す図。
【符号の説明】
1 設計パターン
2,92 マスクパターン
3 主パターン
4,92 補助パターン
21 補助パターン寸法計算プログラム
22 補助パターン自動発生プログラム
111 別パターン

Claims (4)

  1. 露光波長λの光源を持ち、投影レンズの開口数NAの投影露光装置によりライン幅W”の設計パターンをウェハ上に転写する場合に用いられるフォトマスクのパターンを設計するマスクパターン設計方法において、
    前記マスクパターンとして、前記設計パターンに対応する主パターンに、該主パターンのウェハ上換算したライン幅をW’とすると、前記露光波長λ及び前記開口数NAにより規格化された規格化ライン幅W=W’/(λ/NA)に応じて転写後のパターン先端位置が所望通りに仕上がるように予め定められた規格化ライン幅方向寸法値sa及び規格化ライン長方向寸法値sbの関係に基づいて、前記主パターンの先端からウェハ上換算してsb’=sb×λ/NAまでをウェハ上換算してsa’=sa×λ/NAだけ変化させるべく発生させた補助パターンを付加することを特徴とするマスクパターン設計方法。
  2. 露光波長λの光源を持ち、投影レンズの開口数NAの投影露光装置によりライン幅W”の設計パターンをウェハ上に転写する場合に用いられるフォトマスクのパターンを設計するマスクパターン設計方法において、
    前記マスクパターンとして、前記設計パターンに対応する主パターンの先端部側面に、該主パターンのウェハ上換算したライン幅をW’とすると、前記露光波長λ及び前記開口数NAにより規格化された規格化ライン幅W=W’/(λ/NA)に応じて転写後のパターン先端位置が所望通りに仕上がるように予め定められた補助パターンの規格化面積量Aに基づいて、ウェハ上換算した面積量A’=A×(λ/NA)2 の補助パターンを付加することを特徴とするマスクパターン設計方法。
  3. 前記規格化ライン幅方向寸法値sa及び前記規格化ライン長方向寸法値sbの関係又は前記規格化面積量Aは、前記規格化ライン幅W=W’/(λ/NA)に対応して予めデータとして保存されており、かつ前記マスクパターンデータ上で図形処理により自動的に前記補助パターンを発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載のマスクパターン設計方法。
  4. 前記補助パターンのライン幅方向寸法値sa及び前記規格化ライン長方向寸法値sb又は前記規格化面積量Aは、前記規格化ライン幅Wとともに前記投影露光装置の照明光学系の光源形状とマスクの種類に応じてさらに定められていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマスクパターン設計方法。
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