JP3574406B2 - 一体式光学アセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
[発明の背景]
本発明は、1997年11月12日に出願された係属中の米国特許出願第08/967,624号の一部継続出願である。
【0002】
本発明は、光学アセンブリの分野、特に干渉計に使用する一体式光学アセンブリに関する。
【0003】
干渉計は技術的に古く、マイケルソン干渉計が100年以上前に最初に設計された。干渉計は、照射光スペクトルを測定するために使用される光学アセンブリであり、干渉計は異なった光路を進む2つの光ビーム間に干渉縞を発生する。干渉計は、互いに90度をなす光路を有する2つの反射アセンブリに対して45度の角度をなして傾斜させたビームスプリッタを使用することによって、照射光源から出た照射光ビームを分割する。反射アセンブリの一方が固定されているのに対して、他方が照射光路に沿って移動して光路差を発生させることによって、照射光の分割ビームが2つの反射アセンブリから反射されて再結合された後に干渉縞が発生し、この干渉縞を検出器が読み取ることができる。検出器に達するビームの強度の変化は光路差の関数となり、最終的にフーリエ変換分光計にスペクトル情報を生じる。
【0004】
実際に、干渉計は上記の分光測光と、正確な距離測定および装置校正とに使用される。
【0005】
標準的なマイケルソン干渉計および他の形式の干渉計の構造に使用された従来型光学アセンブリは主に、高精度の位置合わせが必要な部品を有する構造体で構成されてきた。たとえば、2つの反射アセンブリおよびビームスプリッタの配置では、位置のずれによって引き起こされるエラーを避けるために、直交および45度の配置が非常に正確でなければならない。これらの従来型干渉計および光学アセンブリの問題は、光学素子の精密な位置合わせに伴ったコストと、衝撃および振動によってこれらの素子の位置に狂いが生じた後にこれらの素子の整合性を維持するためのコストの発生である。
【0006】
従来型光学アセンブリおよび干渉計のさらなる欠点は、ビームスプリッタを個々の測定または実験に使用する照射光源に応じて、異なったビームスプリッタに交換しなければならないという物理的必要性に起因する。具体的に言うと、一般的なビームスプリッタは、照射光源の1つの特定の波長スペクトル部分だけか、あるいは非常に狭い範囲の照射光波長スペクトル部分だけに有用であり、したがって、それぞれ異なったビームスプリッタを有する多数の干渉計を設けるか、1つの干渉計で絶えずビームスプリッタを交換して、その干渉計を他の用途に使用できるようにすることが必要である。
【0007】
従来型光学アセンブリおよび干渉計のさらに別の欠点は、それらが単一波長の光源だけで使用できるように構成されていることである。具体的に言うと、フーリエ変換分光計を使用することによって生じるスペクトル情報(フリンジ)を生じるために、従来型干渉計のすべてにおいて単一波長の光ビーム(レーザ光等)を使用する必要がある。
【0008】
したがって、再帰反射器/ビームスプリッタ結合体を伴う場合も、伴わない場合もあるが、一体式の構造であることによって、衝撃や振動の後に、または温度変化のために現場で光学素子の校正および保守を行う必要がないユニットで高精度測定を行う光学アセンブリを提供することが望ましいであろう。また、一体式構造であって、干渉計の主な位置合わせ素子を形成している光学アセンブリを提供して、異なる強度の照射光に使用するために単一の干渉計内で光学アセンブリの保守および交換を簡単かつコストの効率化で容易に行うことができるようににし、また光学アセンブリが一体構造であることによって衝撃、振動または温度変化による位置ずれの影響を受けないようにすることが望ましいであろう。さらに、分光測光用途で「フリンジ」効果を得るために、多重波長の光源を使用できる光学アセンブリを提供することが望ましいであろう。
【0009】
[発明の概要]
本発明によれば、一体式構造体を有する改良型光学アセンブリと、一体式構造体および再帰反射器/ビームスプリッタ結合体を有する改良型光学アセンブリとが提供されている。一体式光学アセンブリは、第1および第2支持部材とビームスプリッタとによって結合されて一体式構造体にされた上部部材および下部部材を含む。アセンブリはさらに、ビームスプリッタに対して反射関係にある第1反射アセンブリを含む。本発明の変更実施形態では、上記6つの構成部材を有する一体式構造体の代わりに、一体構造の中空コーナーキューブ再帰反射器を用いており、再帰反射器パネルの1つが反射表面であり、(第1パネルの反射表面に対して45度の角度に位置する)別のパネルがビームスプリッタであり、第3パネルが、中空コーナーキューブ再帰反射器の構造を完成するために使用された支持パネルである。
【0010】
本発明によればさらに、一体式構造体を有する改良型光学アセンブリが提供されている。この一体式光学アセンブリは、フーリエ変換分光計でフリンジ効果を達成するために、多重波長光源を使用できるようにする追加反射アセンブリを、ビームスプリッタアセンブリに対して反射関係で有する点で、上記アセンブリと異なっている。
【0011】
したがって、本発明の目的は、一体構造であって干渉計に使用される改良型光学アセンブリを提供することである。
【0012】
本発明のさらなる目的は、高精度測定を達成すると共に、衝撃、振動または温度変化による位置ずれを阻止する改良型光学アセンブリを提供することである。
【0013】
本発明のさらに別の目的は、一体式構造体であるために、他のそのような構造の光学アセンブリと容易に交換して、様々な照射光源に使用できるように干渉計内のビームスプリッタを変更することができる改良型光学アセンブリを提供することである。
【0014】
本発明のさらなる目的は、多重波長光源を使用した時、分光計検出器にフリンジを生じる干渉計として機能する改良型光学アセンブリを提供することである。
【0015】
本発明の他の目的の一部は自明であり、また一部は以下の説明から明らかになるであろう。
【0016】
したがって、本発明は、以下に記載する製品に例示されている構成部材の特徴、性質および関係を有するアセンブリを含み、本発明の範囲は請求の範囲に示されている。
【0017】
[好適な実施形態の詳細な説明]
図1には、標準的なマイケルソン干渉計が示されている。マイケルソン干渉計は、単一の照射光ビーム20を2つの反射鏡、すなわち固定反射鏡40および可動反射鏡50に対して45度の角度に配置されたビームスプリッタ30の方に照射する照射光源10を有する。照射光20は、一部が照射光ビーム22の形で固定反射鏡40の方に反射され、また一部がビームスプリッタ30を通過して照射光ビーム24として可動反射鏡50の方へ進行する。
【0018】
ビーム22は固定反射鏡40によって反射してビームスプリッタ30の方に戻され、そこで再び部分的に分割されて、一部の照射光25が光源10に戻り、一部の照射光26が検出器60の方に送られる。同様に、ビーム24は可動反射鏡50によって反射してビームスプリッタ30に戻される。ここでまた、ビーム24が再び分割されて、一部の照射光25が光源10に戻り、他の照射光26が検出器60の方に送られる。
【0019】
検出器60は、単一照射光源から出た2つの照射光ビーム間の干渉を測定する。これらのビームは、進行および反射によって異なった光路長を移動しており、このことでフリンジ効果が発生し、これは目に見えると共に検出器60で測定可能である。
【0020】
図2には、マイケルソン干渉計の標準的レイアウトおよび部品構造が干渉計100で示されており、照射光源110と、ビームスプリッタ130と、可動反射アセンブリ150と、固定反射アセンブリ140と、検出器160とを含んでいる。
【0021】
照射光源110は、取り付けアセンブリ112によって固定位置に取り付けられている。照射光源110が取り付けアセンブリ112内に配置されている状態で、ビームの方向をビームスプリッタ130に対して45度の角度に固定する光路に沿って照射光ビーム120を位置合わせすることができる。
【0022】
照射光源110は、距離測定計算などの一般的な干渉測定用途では平行白色光にすることができるが、単一平行放射線強度レーザ光源でもよく、これらはすべて本発明において等価のものである。
【0023】
可動反射アセンブリ150においては、好適な実施形態では、単一のパネル反射鏡の代わりに、中空のコーナーキューブ再帰反射器152が使用されている。中空コーナーキューブ再帰反射器の好適な実施形態が、リプキンス(Lipkins)の米国特許第3,663,084号の開示内容に述べられているようにして製造される。
【0024】
再帰反射器152は、可動ベースアセンブリ154に取り付けられており、このアセンブリは再帰反射器152の位置をビーム120の光路に沿った線上で調節することができる。アセンブリ154の移動は、調節ノブ156を使用して調節可能であるが、本発明では、アセンブリ154の連続的均一移動を可能にするような手段を含めた他のアセンブリ154用の移動手段を用いることができる。また、アセンブリ154への再帰反射器152の取り付けを、ブレイア(Bleier)の米国特許第5,335,111号に記載されている構造に従って行うことができる。
【0025】
再帰反射器152を可動反射アセンブリ150として使用することによって、再帰反射器の反射表面がビームスプリッタ130を通過後の入射ビーム120の方向に対して45度の角度になる限り、再帰反射器152をいずれの取り付け向きにすることもできる。
【0026】
次に、一体式光学アセンブリ200をさらに詳細に説明すると、図2〜図4に示されているように、ビームスプリッタ130および反射アセンブリ140が、一体式光学アセンブリ200内に取り付けられていることがわかる。以下にさらに説明するように、また、アセンブリ200をさらに構造分析するために、図5〜図7を参照する。図2〜図4の実施形態と図5〜図7の実施形態との違いは、開口244および246(図5〜図7を参照)に関するものである。支持部材240のこれらの付加的な開口は、距離測定に使用するためにHeNe(ヘリウムネオン)レーザ光源である照射光源110を使用することに伴って設けられている。図5〜図7に示されている第2実施形態の目的については後述するが、アセンブリ200の全体構造は他の点では図2〜図4のアセンブリと同一であり、その構造を述べるために、図2〜図7を以下に説明する。
【0027】
図3に示されているように、一体式光学アセンブリ200は、上部部材260と、下部部材270と、少なくとも第1および第2支持部材210および220のそれぞれと、ビームスプリッタ130とで構成されている。ある程度の付加的な構造的安定性を得るための追加として、さらに第3支持部材230を使用することもできるが、その安定性は必須ではない。
【0028】
図示のように、支持部材210は、第1縁部表面212および第2縁部表面214を有する。第1縁部212の一部分が上部部材260(図4を参照)の第1縁部262の一部分に固着されているのに対して、支持部材210の第1縁部212の別の部分が下部部材270(図4を参照)の第1縁部表面の一部分に固着されている。
【0029】
図4を続けて参照すると、支持部材210から角を曲がった位置に第2支持部材220が設けられている。第2支持部材220は、それの第1表面222の異なった部分に沿って上部部材および下部部材260および270に固着されている。支持部材220の第1表面222のそれらの部分は、上部部材260の第2縁部表面264および下部部材270の第2縁部表面274の一部分に固着されている。
【0030】
図面、特に図7に示されているように、ビームスプリッタ130は、共通表面136に沿って互いに固着された2枚のパネル132および134で構成されている。表面136は、ビームスプリッタ被膜を有する光学平面的な反射表面である。ビームスプリッタ130は、上縁部137の一部分に沿って上部部材260の下表面267の一部分に、また下縁部138の一部分に沿って下部部材270の上表面278の一部分に固着されている。しかし、ビームスプリッタを使用する時の通例のように、補正部材も使用されている。この場合、ビームスプリッタ130は、組み込み式補正部材、すなわち、パネル132を有する。補正部材の目的は、ビームスプリッタ被膜によって発生した2つのビームの光路速度を等しくすることである。補正部材がなければ、ビームスプリッタを通過して進行するビームはパネル134を3回通過するのに対して、反射ビームはビームスプリッタ130を1回通過するだけであろう。パネル132を追加することによって、両ビームが同一寸法のパネルをそれぞれ4回通過して進行し、これによってそれらのビームの光路長に生じていた違いが等化される。
【0031】
上部部材260および下部部材270間に設けられた第1支持部材210、第2支持部材220およびビームスプリッタ130の支持結合体が、本発明の一体式構造を形成するものである。上述したように、図示のようにして上部部材260および下部部材270の第3縁部表面266および276の一部分の間にそれぞれの第3支持部材230を設けることが可能である。実際に、図9および図10に示されているように、ビームスプリッタ130を上部部材および下部部材の両方には接触させないで一体式構造を得ることも可能である。その場合、第3支持部材230を図示のように、また部材210を付着させたようにして付着させることによって、安定した一体式構造が達成される。したがって、図9および図10で、ビームスプリッタ130をその下縁部138に沿って下部部材270だけに(図9)、またはその上縁部137に沿って上部部材260だけに(図10)固着させることができることがわかる。
【0032】
マイケルソン干渉計の必要な反射素子を完成するために、反射鏡パネル140が下部部材270の上表面278の一部分と支持部材210の第2縁部表面214とに固着されていることが図面からわかる。反射鏡パネル140は、その下縁部表面の一部分が下部部材270の上表面278にわずかに張り出しており、これらの接触表面間で固着されている。支持部材210の縁部表面214と接する反射鏡パネル140の側縁部表面の間も固着されている。反射鏡パネル140の反射表面142の光学的平面性を損なうことがないようにして塗布された接着剤を使用して、固着が行われている。
【0033】
上述のように反射鏡パネル140がアセンブリ200に固定接着されるので、パネル140を単一の平面パネル形反射鏡以外にする必要がなく、たとえば、パネル140を再帰反射器にする必要がない。構造体内に(可動反射アセンブリ150に関して上述したように)再帰反射器を使用する利点の1つは、入射照射光が再帰反射器の表面に対して45度の角度をなす限り、再帰反射器の取り付け向きが重要でないことである。本発明では、パネル140を一体式構造体に固定的に取り付けることによって、パネル140の取り付け向きが振動および衝撃によって変動しないようにすることができ、したがって、再帰反射器が必要ない(もちろん、再帰反射器を使用することもできる)。
【0034】
アセンブリ200はさらに、第4支持部材240を有することもできる。第4支持部材240の主たる目的はアセンブリ200の一体式構造の安定化を助けることではないが、ここではそれを支持部材と呼ぶ。その代わりに、第4支持部材240は、ビーム120がビームスプリッタ130および可動反射アセンブリ150間を移動するために部材240の開口242を通過できるようにビーム120の移動経路に関連させた位置に設けられている。部材240は、反射鏡パネル140を取り付けたようにして、(図5にわかりやすく示されているように)その縁部の細い部分に沿って下部部材270の上表面278の一部分に、また(やはり図5にわかりやすく示されているように)支持部材220の縁部に当接して固着されたその側縁部に沿って取り付けられている。
【0035】
アセンブリ200の部材210、220、230、240、260、270、130および140はすべて、同一の材料で製造されている。好ましくは、材料は溶解された石英ガラスまたは焼きなましパイレックス(登録商標)のいずれかである。そのような材料を使用することによって、材料の膨張係数を同一にすることができ、したがって、アセンブリ200が受けるいずれの温度変化も各部材すべてに同一に加わるため、アセンブリ200が均一に膨張および収縮することができ、それによってビームスプリッタ130および反射鏡パネル140の反射表面のゆがみの虞をなくすことができる。
【0036】
次に図7を参照すると、上述したように、第4支持部材240の開口244および246は、HeNe単一源レーザ光と共に使用されている。光または照射光が310で示され、(図示しない)光源から出ている。光310がビームスプリッタ130を通る時、光ビーム320の一部分が反射鏡パネル140へ反射され、光の別の部分330がビームスプリッタ130を通過して進行して開口246を通り抜けて、可動反射アセンブリ150の再帰反射器152によって反射される。
【0037】
部材240内、特に開口244内に小さい再帰反射器300がある。
【0038】
再帰反射器300は、上述の米国特許第3,663,084号に記載されている標準的な再帰反射器に従って製造され、リプキンスの米国特許第3,977,765号に記載されているように、開口管44内に取り付けることができる。次に、ビーム330は反射して反射アセンブリ150へ戻され、開口246を通って外へ出て、再びビームスプリッタ130を通り、検出器へ送られる。
【0039】
次に図8を説明すると、本発明の光学アセンブリ用の一体式構造の第3実施形態が400で開示されている。アセンブリ400の最も基本的な形は、本説明で上述したように、またリプキンスの米国特許第3,663,084号に記載されているように、中空のコーナーキューブ再帰反射器である。
【0040】
図8の開示とこれらの従来型再帰反射器との違いは、再帰反射器の反射鏡パネルの一方が、実際上はビームスプリッタパネル410であり、これは、自明のこととして、アセンブリ400の他方の反射鏡パネル420に対して45度の角度にある点である。
【0041】
第3パネル430は反射パネルではなく、再帰反射器構造を完成するための支持パネルにすぎない。そのような構造は、従来技術に記載されているように、1つのパネルの縁部を隣接パネルの反射表面に順に重ね合ねて固着するなどの別の方法を使用している。
【0042】
実際に、図8の一体式再帰反射器構造体を(上述の)アセンブリ200の構造体全体の代わりに使用することによって、ほぼ同一の結果を達成することができ、したがって、図8の開示は本出願の図2〜図7の構造体の変形例として説明するのが適当である。
【0043】
次に、図11〜図14に干渉計500が示されている。干渉計500は、本発明の一体式構造体の第4実施形態を505に組み込んでいる。一体式構造体505は、ビームスプリッタアセンブリ530と、第1および第3反射アセンブリ540および560と、第1、第2および第3支持部材570、580および590と、上部部材620および下部部材640と、ビームスプリッタ取り付け部600とを含む。
【0044】
図13および図14に示されているように、支持部材570、580および590はすべて、上部部材620および下部部材640の間に位置している。一体式構造体505の一体成形式構造を得るために、支持部材570、580および590がそれぞれの上下縁部に沿って上部部材620および下部部材640の一部分に固着されている。支持部材を上部部材と下部部材との間に固着する方法は、フリット接着として当該技術分野では周知である。
【0045】
支持部材580が取り付けパッド582を有し、支持部材590が取り付けパッド592を有する。図11、図13および図14に示されているように、これらの取り付けパッドは、それぞれ反射アセンブリ540および560用の第3取り付け点として使用されている。具体的に言うと、反射アセンブリ540は取り付けパッド544Aおよび544Bを有し、それらで下部部材640の上表面領域に固着されている。同様に、反射アセンブリ560は取り付けパッド564Aおよび564Bを有し、それらで下部部材640の別の上表面領域に固着されている。反射アセンブリ540および560の標準的な三点の取り付けを完成してそれの運動学的構造を達成するために、反射アセンブリ540および560はさらに、それぞれ取り付けパッド582および592で一体式構造体505に固着ざれている。
【0046】
さらに言うと、結合材料(接着剤)は、取り付けパッド544A、544B、564Aおよび564Bと下部部材640のそれぞれの接触表面との間、さらに、支持部材580および590の取り付けパッド582および592と反射アセンブリ540および560のそれぞれの縁部表面との間だけに限定的に塗布される。そのような運動学的アセンブリは、非常に剛直であるが非常に軽量かつ頑丈な構造体を提供する。また、この構造によって、反射アセンブリの反射表面の初期位置合わせが非常に高精度になり、構造体が振動や極端な温度にさらされた時にも位置合わせ精度が維持される。さらに、そのような限定的な三点の取り付け構造体は、そうでなければ装置の温度変化によってさえも接着剤が反射表面の平面性に与えると思われるたわみ作用を最小限まで減少させる。
【0047】
ビームスプリッタアセンブリ530も、そのような運動学的な方法で取り付けられている。具体的に言うと、図11および図12に示されているように、ビームスプリッタアセンブリ530は、取り付けパッド538Aおよび538Bを有し、それらで下部部材640のさらに別の上表面領域に固着されている。ビームスプリッタアセンブリ530はまた、ビームスプリッタ取り付け部600の取り付けパッド602で一体式構造体505に固着されて、一体式光学アセンブリ505に対するビームスプリッタアセンブリの運動学的構造を完成している。
【0048】
第1及び第2実施形態(図1〜図7)で説明したように、ビームスプリッタアセンブリ530の部材534上と、部材534および532間とに見られるビームスプリッタ被膜536は、反射アセンブリ540の反射表面542に対して45の角度をなしている。また、反射表面542は、反射アセンブリ560の反射表面562に対して直角をなす。したがって、反射表面562はビームスプリッタ被膜536に対して45の角度をなす。
【0049】
一体式アセンブリ505の上記構造に基づいて、アセンブリ505を干渉計500内に設置した時、いずれの平行光源を使用しても、フーリエ変換分光計で「フリンジ」効果を達成できるという結果が得られる。この飛躍的な成果は、一体式構造体505内に反射アセンブリ560を追加した結果である。
【0050】
そのような期待をかき立てる結果がどのようにして達成されるかを検討する場合にはまず、そのような結果が、本出願人の親出願第08/967,624号の図1〜図6の一体式構造体を含む従来型干渉計でなぜ達成できなかったのか、すなわち、従来型干渉計では、フーリエ変換分光計で「フリンジ」効果を達成するのに単一波長の光源だけがなぜ有効であったかを理解しなければならない。
【0051】
本出願人が知っている従来型干渉計は、その構成上、分光計でフリンジ効果を達成するのに、距離測定などの一般的な干渉計用途のための平行白色光および/または単一波長の光源を使用できるだけである。具体的に言うと、本出願で先に述べたように、干渉計の多数の構成部材のすべての位置合わせが達成されるのは、本発明の一体式構造体によるだけである。具体的に言うと、図11に示されているように、可動反射アセンブリに対して、平面反射鏡の代わりに再帰反射アセンブリ(550で示す)を使用するのが、干渉計分野では通例であるが、一部では依然として平面反射鏡アセンブリが使用され、そのために反射アセンブリの移動を可能にするための煩雑な移動ユニットが必要である。再帰反射器を使用することによって、再帰反射器の構成に起因して、アセンブリのビームスプリッタに対する反射アセンブリの配置および位置合わせの公差が非常に大きくなる。
【0052】
反対に、再帰反射器の代わりに平面反射鏡を使用すると、装置が適当な公差内で機能するためには、干渉計の初期セットアップ時および作動中の両方で、非常に高い位置合わせ精度が必要であろう。したがって、そのような公差のため、可動平面反射鏡アセンブリのユーザが煩雑な移動ユニットを使用しなければならない。そのような移動ユニットを使用しなければ、可動平面反射鏡を使用して必要精度を達成することがほとんど不可能に近いであろう。したがって、干渉計のセットアップの可動反射鏡として再帰反射器を使用することが、干渉計分野ではほとんど標準になってきた。
【0053】
したがって、分光測光でフリンジ効果を達成するために干渉計に広帯域光源を使用する際の問題は、作動するために、光源からの光が、可動反射鏡(本出願に550で示された可動反射鏡)を出た後、反射してそれ自体の上を通って戻らなければならないことである。大部分の産業は、位置合わせの必要をほとんどなくし、その後も再帰反射器の整合状態を維持できるように、可動反射鏡として再帰反射器を再び使用するようになっているため、また、そのような構造(図1〜図6を参照)は、光源からビームスプリッタを通った後、再帰反射器によって反射した後の光ビームが、それが最初にビームスプリッタを通った時の光路と異なった光路でビームスプリッタを逆向きに通過することを意味するので、分光測光のために多重波長光源を使用することができない、すなわち、光が反射してそれ自体の上を通って戻らない。
【0054】
図11〜図14(および、さらに詳細に後述するために図15)の本発明は、(1)可動反射鏡として再帰反射器を使用するか、または(2)可動反射鏡として平面反射鏡を使用する従来技術の両方の問題を克服する。本発明では、新しく追加された第3反射アセンブリ560によって、再帰反射器を可動反射アセンブリとして使用することができる一方、さらに、すべての光ビームがそれ自体の上を通って戻るように反射するために必要とされる上述の「平面反射鏡」としても作動させることができる。
【0055】
第3反射アセンブリ560を挿入することによって、(位置合わせは完全であっても)再帰反射器から出て変位しそうになるビームが、再び逆向きに方向が変わってその上を戻ることによって、広帯域光源を使用できるようになる。さらに、第3反射アセンブリ560は一体式光学アセンブリ505の一体式構造体の一部であるので、それは、ビームスプリッタ被膜536および反射表面542に対して相対的に固定された位置合わせの状態となる。本出願および親出願第08/967,624号で先に記載されているように、従来型干渉計は、多数の個別部品で構成されており、いずれも他の多数の部品のいずれか、および/またはすべてに対して容易に衝撃によって位置ずれを起こす可能性があった。したがって、第3反射アセンブリ560を一体式光学アセンブリ505に組み込むことによって、アセンブリの安定性および持続的な精度を確保することができる。
【0056】
次に、図15の実施形態を説明すると、この実施形態と図11の実施形態との唯一の違いは、図15の実施形態がビームスプリッタ530を離隔配置されたビームスプリッタ530’および補正パネル532’に分割していることである。ビームスプリッタアセンブリ530も(上述の実施形態で述べたような)補正パネル532を有することは真実であるが、図11の実施形態は、補正パネル532をビームスプリッタ被膜536と直接接触した状態に示している。図11の補正パネル532をビームスプリッタ被膜536と接触した状態に置くことによって、光源(図示せず)から一体式光学アセンブリ505に入射した各光ビームは、パネル532および534のガラスを4回通って進行することとなる。2つの部材を図15のビームスプリッタ530’および補正パネル532’に分離することによって、本出願人は進行路の数を4から3に減少させている。
【0057】
図11を見ると、光路ビーム510が最初にパネル532を通って被膜536と衝突するまで進行することがわかる。被膜536でビーム510が分割されて、一方の部分510が被膜536およびパネル534を通過して(第2進行)再帰反射器550まで進み、他方の部分のビーム520は、再びパネル532を通過して(第2進行)反射アセンブリ540の反射表面542に向かう。
【0058】
これらのビームは分離しているビーム路を進み続けて、ビーム510は(再帰反射器550、第3反射アセンブリ560、および再び再帰反射器550によって反射された後)、パネル534を出て再帰反射器550へ進む時に最初に通った元の光路と同一光路に沿ってパネル534に入射してから、再びパネル534を通って進行し(第3進行)、再び被膜536によって反射してパネル534を逆向きに通って(第4進行)反射器160へ進む。同様に、ビーム520は、反射表面542によって反射されてパネル532の方へ戻る。ビーム520は、パネル532内を再び進行し(第3進行)、被膜536を通り、さらにパネル534を通り(第4進行)、検出器160に向かう。したがって、図11の一体式光学アセンブリ505に入射したビームはいずれも、介在パネルを4回通って進行する必要があるであろう。
【0059】
図15に示されている実施形態が図11に示された上記実施形態に勝る改良点は、パネル532および534を分離することによって、1回の進行全体をビーム路から除くことである。光ビームが通過しなければならないパネル数が少なくなることは、(1)ビームがより多くのエネルギを保持できること、(2)パネルを通る内部反射が減少すること、(3)内部収差も減少することによって、好都合である。すべての他の面では、図15の実施形態は図11の実施形態と同一である。
【0060】
上述の実施形態の場合と同様に、アセンブリ505のすべての部材は同一材料で、好ましくは溶解された石英ガラスまたは焼きなましパイレックス(登録商標)で形成されている。
【0061】
したがって、以上の説明から明らかになったように上記の目的は効果的に達成され、また本発明の範囲から逸脱することなく上記の構造に一定の変更を加えることができるので、添付図面に示されている上記説明に含まれるものはすべて、制限的ではなく例示的として解釈されるべきものである。
【0062】
また、請求の範囲は、上述された本発明の包括的および具体的特徴のすべておよび本発明の範囲の記述すべてをカバーし、言い換えると、それらは請求の範囲に入るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型マイケルソン干渉計において照射光がどのように反射するかを示す概略図である。
【図2】本発明の一体式光学アセンブリを有する干渉計の斜視図である。
【図3】本発明の一体式光学アセンブリの斜視図である。
【図4】本発明の一体式光学アセンブリの別の側面から見た別の斜視図である。
【図5】本発明の一体式光学アセンブリの上面図である。
【図6】本発明の一体式光学アセンブリの1つの側部の側面図である。
【図7】本発明の変更形実施形態の部分上面図である。
【図8】一体式光学アセンブリを再帰反射器/ビームスプリッタ結合体として示す本発明の第3実施形態の斜視図である。
【図9】図6の側面図の別の実施形態の側面図である。
【図10】図6の側面図の別の実施形態のさらに別の側面図である。
【図11】ビームスプリッタアセンブリに対して反射関係で第3反射アセンブリを示す、本発明の第4実施形態の断面の上面図である。
【図12】本発明の第4実施形態の一側部の部分側面図である。
【図13】本発明の第4実施形態の別の側部の部分側面図である。
【図14】本発明の第4実施形態のさらに別の側部の部分側面図である。
【図15】ビームスプリッタアセンブリがビームスプリッタおよび補正部材に分割されている、本発明の第5実施形態の断面の上面図である。

Claims (12)

  1. 干渉計で使用される一体式光学アセンブリであって、
    上部部材と、
    下部部材と、
    前記上部部材の第1部分および前記下部部材の第1部分に固着された第1支持部材と、
    前記上部部材の第2部分および前記下部部材の第2部分に固着された第2支持部材と、
    前記上部部材の第3部分および前記下部部材の第3部分に固着された第3支持部材と、少なくとも1つの反射表面を有し、前記第1支持部材と前記下部部材の第1部分とに固着された第1反射鏡アセンブリと、
    前記第1反射鏡アセンブリの前記少なくとも1つの反射表面に対して反射関係で少なくとも1つの反射表面を有し、前記第2支持部材と前記下部部材の第2部分とに固着された第2反射鏡アセンブリと、
    ビームスプリッタ被膜を有する表面を有し、この表面が前記第1および第2反射鏡アセンブリに対して反射関係にあるように、前記上部部材と前記下部部材の第3部分とに固着されたビームスプリッタアセンブリとを備え、
    前記上部部材および下部部材に対する前記第1、第2および第3支持部材の固着によって前記第1反射鏡アセンブリと前記第2反射鏡アセンブリと前記ビームスプリッタアセンブリとの間の反射関係に関してほぼ安定的であると共に振動および衝撃に耐える構造体が形成されている一体式光学アセンブリ。
  2. 前記第1反射鏡アセンブリの前記少なくとも1つの反射表面は、光学的に平面である請求項1に記載の一体式光学アセンブリ。
  3. 前記第2反射鏡アセンブリの前記少なくとも1つの反射表面は、光学的に平面である請求項1に記載の一体式光学アセンブリ。
  4. 前記ビームスプリッタアセンブリの前記表面は、光学的に平面である請求項1に記載の一体式光学アセンブリ。
  5. 前記上部部材および下部部材、前記第1、第2および第3支持部材、前記第1および第2反射鏡アセンブリ、および前記ビームスプリッタアセンブリは、ほぼ同一の熱膨張係数を有する材料で形成されている請求項1に記載の一体式光学アセンブリ。
  6. 前記ビームスプリッタアセンブリの前記表面は、前記第1および第2反射鏡アセンブリの前記少なくとも1つの反射表面が位置する第2および第3平面に対してほぼ45度の角度をなして配置された平面上に位置している請求項1に記載の一体式光学アセンブリ。
  7. 前記第2および第3平面は、互いにほぼ直角をなす請求項6に記載の一体式光学アセンブリ。
  8. 前記ビームスプリッタアセンブリは、第1および第2パネルを含み、前記第1パネルは第1表面を有し、前記第2パネルは第2表面を有し、前記パネルは前記第1および第2表面に沿って互いに結合されている請求項6に記載の一体式光学アセンブリ。
  9. 前記ビームスプリッタ被膜は、前記ビームスプリッタアセンブリの前記互いに結合された第1および第2パネル間に位置している請求項8に記載の一体式光学アセンブリ。
  10. さらに、前記下部部材の第5部分に固着されて、前記第1反射アセンブリと前記ビームスプリッタアセンブリとの間に位置する補正パネルを含む請求項6に記載の一体式光学アセンブリ。
  11. 前記ビームスプリッタアセンブリの前記ビームスプリッタ被膜を有する前記表面は、前記補正パネルに面している請求項10に記載の一体式光学アセンブリ。
  12. 照射光源と、
    少なくとも1つの反射表面を有する第1反射鏡アセンブリと、
    前記第1反射鏡アセンブリに対して反射関係で少なくとも2つの反射表面を有する一体式反射構造体とを備え、前記一体式反射構造体は、
    上部部材と、
    下部部材と、
    前記上部部材の第1部分および前記下部部材の第1部分に固着された第1支持部材と、
    前記上部部材の第2部分および前記下部部材の第2部分に固着された第2支持部材と、
    前記上部部材の第3部分および前記下部部材の第3部分に固着された第3支持部材と、
    少なくとも1つの反射表面を有し、前記第1支持部材と前記下部部材の第1部分とに固着された第反射鏡アセンブリと、
    前記第反射鏡アセンブリの前記少なくとも1つの反射表面に対して反射関係で少なくとも1つの反射表面を有し、前記第2支持部材と前記下部部材の第2部分とに固着された第反射鏡アセンブリと、
    ビームスプリッタ被膜を有する表面を有し、この表面が前記第および第反射鏡アセンブリに対して反射関係にあるように、前記上部部材と前記下部部材の第3部分とに固着されたビームスプリッタアセンブリとを備え、
    前記上部部材および下部部材に対する前記第1、第2および第3支持部材の固着によって前記第反射鏡アセンブリと前記第反射鏡アセンブリと前記ビームスプリッタアセンブリとの間の反射関係に関してほぼ安定的であると共に振動および衝撃に耐える構造体が形成されており、さらに、
    前記照射光源から発せられて前記ビームスプリッタアセンブリを離れて前記第1、第2および第3反射鏡アセンブリによって反射された後に到着する照射光の強度変化の違いを検出する照射光検出器を備えている干渉計アセンブリ。
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