JP3572657B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図7および図8に示す。すなわち、図7の照明器具は、グローブ70の下面に設けたつまみねじ71によりグローブ70を器具本体72に取付けている。
図8の照明器具は、グローブ70の側面に設けたつまみねじ71によりグローブ70を器具本体72に取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの照明器具は、つまみねじ71が外観に見えるため、美観を低下させ、また片側のつまみねじ71を取付けた状態で反対側のつまみねじを外した場合、手を離すとグローブ70が破損するという欠点があった。
また図7の照明器具は、つまみねじ71の操作時にグローブ70の自重が加わるため、施工がやりづらく、図8の照明器具は、天井とグローブ70の間に隙間が発生するので防虫効果がないという欠点があった。
【0004】
したがって、この発明の目的は、つまみねじを省略でき、防虫効果を有し、しかもグローブを破損することなく施工が容易にできる照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の照明器具は、長手方向の両端部に前記長手方向の同方向に向いた複数のシャフト受けを有して取付面に取付けられる細長形状の器具本体と、前記器具本体を被覆するとともに開口縁が前記取付面に当接された状態で長手方向に摺動することにより前記シャフト受けに係合可能でかつ前記器具本体の短手方向に延びるシャフトを側部の内面に突設した弾性を有するグローブとを備えたものである。
【0006】
請求項2の照明器具は、請求項1において、前記シャフトの先端が前記取付面から離れる方向に傾斜しているものである。
【0007】
【作用】
請求項1の照明器具によれば、器具本体を取付面に取付け、器具本体に被さるようにグローブの開口縁を取付面に当接して、その状態でグローブを長手方向にスライドすることにより、シャフトが器具本体のシャフト受けに係止し、グローブが器具本体に取付けられる。この場合、グローブの開口縁と取付面との間に隙間が発生しないので防虫効果が得られ、シャフトをシャフト受けにスライドすることによりグローブを器具本体に取付けることができるので、施工が容易で保守も簡単にできるとともに、つまみねじを省略できるので外観を向上でき、しかも構造が簡単で軽量化が可能で安価にできる。またシャフトがシャフト受けに係止するときグローブの全体がたわんで取付面に密接し、従来のようにつまみねじによる係止部分に局部的な応力がグローブに加わらないのでグローブが破損するのを防止することができる。
【0008】
請求項2の照明器具によれば、請求項1において、前記シャフトの先端が前記取付面から離れる方向に傾斜しているため、請求項1の作用のほか、シャフトをシャフト受けにスライドするときにシャフトの先端が取付面の方向に回動し、グローブの開口縁部が弾性的に外方に広がるので、取付面に対する密着状態が良くなり、取付面に凹凸がある場合にも対応可能である。
【0009】
【実施例】
この発明の一実施例を図1ないし図6により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、グローブ2とを有する。
器具本体1は、細長形状であって、長手方向の同方向に向いた複数のシャフト受け4を有して取付面3に取付けられている。実施例の器具本体1は断面略逆U字形であり、両端にランプソケット6を設け、中央に端子台7および安定器8を設け、その間に電源線挿通孔9を形成し、また取付ねじ10により取付面3である天井面に取付けている。
【0010】
またシャフト受け4は、器具本体1の取付ねじ10の近傍にそれぞれ取付けられ、器具本体1の上面に載せて取付ねじ11により器具本体1に取付けられた載置部12と、この載置部12の両端部より折曲して垂下した略L字形であって先端が器具本体1の長手方向の同方向に向いた受け部14と、この受け部14の先端部の上面の先端側に形成したストッパ凹部15と、受け部14の下端部より器具本体1の幅方向の外方に延出した落下防止片16とを形成している。
【0011】
グローブ2は、弾性を有するプラスチック製であり、器具本体1を被覆するとともに開口縁2aが取付面3に当接された状態で長手方向に摺動することによりシャフト受け4に係合可能なシャフト5を側部の内面に突設している。このシャフト5は頭部17の近傍にねじを設けたピンを実施例とし、グローブ2に形成した孔18に外側から挿入し、裏面からワッシャ20およびナット19介して締付けている。また頭部17およびワッシャ20とグローブ2との間にパッキン21,22を介在している。この場合、開口縁2aは外向きに広がるように傾斜しているが、開口縁2aの孔18を有する部分2bは多少内向きに傾斜し、シャフト5は図5に示すように、取付面3に対して角度θ離れる方向に傾斜している。したがって、シャフト5が受け部14に係止した状態でグローブ2の開口縁が取付面3に当接しているのでシャフト5が取付面3に接近する方向に回動し、グローブ2の開口縁2a,2bが弾性変形して取付面3への密着状態が良くなるようにしている。
【0012】
この照明器具は、器具本体1を取付面3に取付け、器具本体1に被さるようにグローブ2の開口縁2aを取付面3に当接して、その状態でグローブ2を長手方向にスライドすることにより、シャフト5が器具本体1のシャフト受け4に係止し、グローブ2が器具本体1に取付けられる。取付状態で振動等によりシャフト5が受け部14の先端側に移動すると、ストッパ凹部15に係止するので落下を防止でき、また器具本体1の幅方向に移動することによりシャフト5の先端が受け部14から抜けても落下防止片15に当たるので落下防止することができる。グローブ2を取り外す際にはグローブ2を取付時と反対方向にスライドしてストッパ凹部15を乗り越えて、ランプ交換等の保守を行なう。
【0013】
この実施例によれば、グローブ2の開口縁2aと取付面3との間に隙間が発生しないので防虫効果が得られ、シャフト5をシャフト受け4にスライドすることによりグローブ2を器具本体1に取付けることができるので、施工が容易で保守も簡単にできるとともに、つまみねじを省略できるので外観を向上でき、しかも構造が簡単で軽量化が可能で安価にできる。またシャフト5がシャフト受け4に係止するときグローブ2の全体がたわんで取付面3に密接し、従来のようにつまみねじによる係止部分に局部的な応力がグローブ2に加わらないのでグローブ2が破損するのを防止することができる。
【0014】
またシャフト5の先端が取付面3から離れる方向に傾斜しているため、シャフト5をシャフト受け4にスライドするときにシャフト5の先端が取付面3の方向に回動し、グローブ2の開口縁2bが弾性的に外方に広がるので、取付面2aに対する密着状態が良くなり、取付面2aに凹凸がある場合にも対応可能である。さらに、受け部14にストッパ凹部15を設けているため、グローブ2が微振動で受け部14の先端に向けて動いてもグローブ2が脱落することを防止することができる。
【0015】
また落下防止片16を受け部14の下端部に設けているため、グローブ2が器具本体1の幅方向に動いてシャフト5の先端が受け具4から外れても落下防止片16に当たるので、グローブ2を落下防止することができ、またグローブ2の取付け作業の際にシャフト5の先端を落下防止片16に仮支持することができるので便利になる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の照明器具によれば、グローブの開口縁と取付面との間に隙間が発生しないので防虫効果が得られ、シャフトをシャフト受けにスライドすることによりグローブを器具本体に取付けることができるので、施工が容易で保守も簡単にできるとともに、つまみねじを省略できるので外観を向上でき、しかも構造が簡単で軽量化が可能で安価にできる。またシャフトがシャフト受けに係止するときグローブの全体がたわんで取付面に密接し、従来のようにつまみねじによる係止部分に局部的な応力がグローブに加わらないのでグローブが破損するのを防止することができるという効果がある。
【0017】
請求項2の照明器具によれば、請求項1において、前記シャフトの先端が前記取付面から離れる方向に傾斜しているため、請求項1の効果のほか、シャフトをシャフト受けにスライドするときにシャフトの先端が取付面の方向に回動し、グローブの開口縁部が弾性的に外方に広がるので、取付面に対する密着状態が良くなり、取付面に凹凸がある場合にも対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の部分側面図である。
【図2】照明器具の断面図である。
【図3】平面図である。
【図4】照明器具を幅方向に切断した状態の拡大断面図である。
【図5】シャフトを示す部分側面図である。
【図6】シャフトの取付状態の部分斜視図である。
【図7】従来例の部分側面図である。
【図8】他の従来例の部分側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 グローブ
3 取付面
4 シャフト受け
5 シャフト
Claims (2)
- 長手方向の両端部に前記長手方向の同方向に向いた複数のシャフト受けを有して取付面に取付けられる細長形状の器具本体と、前記器具本体を被覆するとともに開口縁が前記取付面に当接された状態で長手方向に摺動することにより前記シャフト受けに係合可能でかつ前記器具本体の短手方向に延びるシャフトを側部の内面に突設した弾性を有するグローブとを備えた照明器具。
- 前記シャフトはその先端が前記取付面から離れる方向に傾斜している請求項1記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07734694A JP3572657B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP07734694A JP3572657B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 照明器具 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP07734694A Expired - Fee Related JP3572657B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 照明器具 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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DE102006005295A1 (de) * | 2006-02-06 | 2007-08-09 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Beleuchtungsbaugruppe für ein Haushaltsgerät |
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-
1994
- 1994-04-15 JP JP07734694A patent/JP3572657B2/ja not_active Expired - Fee Related
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