JP3570403B2 - 映像信号記録方法及び映像信号記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報の不正コピーを有効に防止することができるようにした映像信号記録方法及び映像信号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
録画再生装置の普及に伴い、映画などが収録された記録済のビデオテープが一般に販売されている。このような記録済のビデオテープの複製を作成することは法律で禁止されているが、2台の録画再生装置を準備できれば、上記記録済のビデオテープをコピー(ダビング)して簡単に複製を作成することができる。
【0003】
このようなビデオテープの不正コピーを防止するために、例えば特開昭52−132811号に開示されているように、映像信号と分離可能な状態で1ビットのダビング防止信号を挿入した記録済み記録媒体を本件出願人は先に提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、1ビットのダビング防止信号を挿入することにより不正コピーを防止する従来の手法では、コピーの許可/禁止すなわち著作権の有無を上記1ビットのダビング防止信号で示すことができるだけであるので、世代制限(SCMS: Serial Copy Management System )には対応することができない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の実情に鑑み、再生画像情報とともに著作権情報と世代情報を出力することができる映像信号処理方法、映像信号再生方法、映像信号処理装置及び映像信号再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、映像信号を記録する映像信号記録方法であって、上記映像信号は、表示用画像情報を含む有効画像区間と、複数ビットのモード番号及び上記モード番号と関連した複数ビットのデータ又はデータフラグからなる垂直ブランキング区間データ(VBID)を含む非画像区間とを有し、上記複数ビットのモード番号の分類機能によって上記複数ビットのデータ又はデータフラグの所定のビットが異なる情報を表すように、上記複数ビットのモード番号は、上記複数ビットのデータ又はデータフラグをデータ又はフラグとして選択的に分類し、上記表示用画像情報に著作権があるか否かを示す著作権情報を生成するステップと、上記表示用画像に著作権がある場合に、上記処理された映像信号から生成されるコピーが一世代生成可能か否かを示す世代情報を生成するステップと、上記複数ビットのモード番号が上記関連する複数ビットのデータ又はデータフラグをフラグとして分類するとき、上記著作権情報及び上記世代情報を上記所定のビットに割り当て、上記処理された映像信号を記録媒体に記録するステップとからなることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、映像信号を記録する映像信号記録装置であって、上記映像信号は、表示用画像情報を含む有効画像区間と、複数ビットのモード番号及び上記モード番号と関連した複数ビットのデータ又はデータフラグからなる垂直ブランキング区間データ(VBID)を含む非画像区間とを有し、上記複数ビットのモード番号の分類機能によって上記複数ビットのデータ又はデータフラグの所定のビットが異なる情報を表すように、上記複数ビットのモード番号は、上記複数ビットのデータ又はデータフラグをデータ又はフラグとして選択的に分類し、上記表示用画像情報に著作権があるか否かを示す著作権情報を生成する手段と、上記表示用画像に著作権がある場合に、上記処理された映像信号から生成されるコピーが一世代生成可能か否かを示す世代情報を生成する手段と、上記複数ビットのモード番号が上記関連する複数ビットのデータ又はデータフラグをフラグとして分類するとき、上記著作権情報及び上記世代情報を上記所定のビットに割り当て、上記処理された映像信号を記録媒体に記録する手段とからなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
本発明では、画像情報の画面に表示される有効映像区間以外の区間に著作権情報と世代情報を重畳して上記画像情報とともに伝送することにより、画像情報の不正コピーを有効に防止する。例えば図1に示すように、NTSCの映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sをフィールド毎に交互に伝送する。
【0010】
この図1の例では、NTSC方式の映像信号に対して、著作権の有無を「1/0」で示す図2のような1ビットの著作権情報Sを第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)に重畳し、また、コピー可能な世代数「0/1」を示す図3のような1ビットの世代情報Sを第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)に重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sをフィールド毎に交互に伝送する。
【0011】
このように、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報と世代情報をフィールド毎に交互に伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、水平同期信号及び垂直同期信号に基づくフィールド判別を行って、奇数フィールドの第20ラインから著作権情報を検出し、偶数フィールドの第20ラインから世代情報を検出することができ、上記著作権情報と世代情報を用いて世代制限を行うことができる。
【0012】
また、図4に示すように、NTSC方式の映像信号とともにビデオIDの特定の1ビットとして著作権情報と世代情報をフィールド毎に交互に伝送するようにしても良い。
【0013】
この図4に示す例では、NTSC方式の映像信号に対して、図5に示すようなビデオIDの特定の1ビットとして著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sを第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)に重畳し、また、図6に示すようなビデオIDの特定の1ビットとしてコピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)に重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sをフィールド毎に交互に伝送する。
【0014】
このように、NTSC方式の映像信号とともにビデオIDの特定の1ビットとして著作権情報と世代情報をフィールド毎に交互に伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、水平同期信号及び垂直同期信号に基づくフィールド判別を行って、奇数フィールドの第20ラインからビデオIDの特定の1ビットとして著作権情報を検出し、偶数フィールドの第20ラインからビデオIDの特定の1ビットとして世代情報を検出することができ、上記著作権情報と世代情報を用いてコピーの世代制限を行うことができる。
【0015】
また、図7に示すように、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送するようにしても良い。
【0016】
この図7に示す例では、NTSC方式の映像信号に対して、図8のように著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sとコピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを1ライン分のデータとして、第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)にそれぞれ重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送する。
【0017】
このように、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報と世代情報を毎フィールド伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、上記著作権情報と世代情報を毎フィールド検出してコピーの世代制限を行うことができる。
【0018】
また、図9に示すように、NTSC方式の映像信号とともにビデオIDの特定の2ビットとして著作権情報と世代情報を毎フィールド伝送するようにしても良い。
【0019】
この図9に示す例では、NTSC方式の映像信号に対して、例えば図10に示すように、著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sとコピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを特定の2ビットに割り当てたビデオIDを1ライン分のデータとして、第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)にそれぞれ重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送する。
【0020】
なお、上記ビデオIDは、図11に示すようにヘッダビットを省略したり、さらに、図12に示すようにリファレンスビットを省略するようにしても良い。
【0021】
このように、NTSC方式の映像信号とともにビデオIDの特定の2ビットとして著作権情報と世代情報を毎フィールド伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、各フィールドの第20ラインのビデオIDの特定の2ビットとして世代情報を毎フィールド検出して、上記著作権情報と世代情報を用いてコピーの世代制限を行うことができる。
【0022】
また、図13に示すように、NTSC方式の映像信号の2ライン分のデータとして著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送するようにしても良い。
【0023】
この図13に示す例では、NTSC方式の映像信号に対して、図14のように著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sを1ライン分のデータとし、第19ライン(奇数フィールドの第19ライン)と第282ライン(偶数フィールドの第19ライン)にそれぞれ重畳するとともに、コピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを次の1ライン分のデータとして、第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)にそれぞれ重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送する。
【0024】
このように、NTSC方式の映像信号とともに各フィールドの第19ライン及び第20ラインの2ライン分のデータとして著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、上記著作権情報と世代情報を毎フィールド検出してコピーの世代制限を行うことができる。
【0025】
さらに、図15に示すように、NTSC方式の映像信号とともに2ライン分のビデオIDの各特定の1ビットとして著作権情報と世代情報を毎フィールド伝送するようにしても良い。
【0026】
この図15に示す例では、NTSC方式の映像信号に対して、例えば図16に示すように、著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sを特定の1ビットに割り当てたビデオIDを1ライン分のデータとして、第19ライン(奇数フィールドの第19ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第19ライン)にそれぞれ重畳するとともに、コピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを特定の1ビットに割り当てたビデオIDを1ライン分のデータとして、第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)にそれぞれ重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送する。
【0027】
このように、NTSC方式の映像信号とともに各フィールドの第19ライン及び第20ラインの各ビデオIDの特定の1ビットとして著作権情報と世代情報を毎フィールド伝送することにより、受信側では、受信したNTSC方式の映像信号について、各フィールドの第19ライン及び第20ラインの各ビデオIDの特定の1ビットとして著作権情報と世代情報を毎フィールド検出して、上記著作権情報と世代情報を用いてコピーの世代制限を行うことができる。
【0028】
ここで、上述の各例では、NTSC方式の映像信号に対して、各フィールドの第19ラインや第20ラインに著作権情報と世代情報を重畳して、NTSC方式の映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを伝送するようにしたが、上記著作権情報と世代情報を重畳するラインは、上記各フィールドの第19ラインや第20ラインに限定されるものでなく、実質的に画像情報の画面に表示される有効映像区間以外の区間のラインであれば良い。また、本発明はNTSC方式の映像信号に対してのみ有効なものでなく、PAL方式やHD方式の映像信号に対しても適用することができる。
【0029】
例えば、HD方式の映像信号に対して、例えば図17に示すように、著作権の有無を「1/0」で示す1ビットの著作権情報Sとコピー可能な世代数「0/1」を示す1ビットの世代情報Sを特定の2ビットに割り当てたビデオIDを1ライン分のデータとして、第32ライン(奇数フィールドの第32ライン)と第595ライン(偶数フィールドの第32ライン)にそれぞれ重畳して、HDの映像信号とともに著作権情報Sと世代情報Sを毎フィールド伝送することにより、受信側では、受信したHD方式の映像信号について、各フィールドの第32ラインのビデオIDの特定の2ビットとして世代情報を毎フィールド検出して、上記著作権情報と世代情報を用いてコピーの世代制限を行うことができる。
【0030】
上記著作権情報Sと世代情報Sを用いて、例えば表1に示すようなコピーの世代制限を行うことができる。
【0031】
【表1】
Figure 0003570403
【0032】
ここで、上記表1において、著作権情報Sは著作権の有無を示すもので、S=0にて著作権無しを示し、S=1にて著作権有りを示す。また、世代情報Sはコピー可能世代数を示すもので、S=0にてコピー可能世代数が〔1〕であることを示し、S=1にてコピー可能世代数が〔0〕であることを示す。
【0033】
そして、上記著作権情報Sが「0」である場合には、例えば図18に示すように、テレビジョンチューナ1で受信したアナログ映像信号に重畳されていた著作権情報Sが「0」である場合に、世代情報Sが「0」,「1」のどちらであっても、第1のビデオテープレコーダ2による上記アナログ映像信号の記録を許可し、さらに、上記アナログ映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記アナログ映像信号のダビングすなわち上記第1のビデオテープレコーダ2から上記第2のビデオテープレコーダ3への上記映像信号のコピーも許可することがでる。
【0034】
また、例えば図19に示すように、テレビジョンチューナ(又はビデオテープレコーダ)4から出力されるアナログ映像信号に重畳されていた著作権情報Sが「1」であり世代情報Sが「0」である場合には、第1のビデオテープレコーダ5による上記アナログ映像信号の記録を許可する。そして、この第1のビデオテープレコーダ5では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=1を上記アナログ映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sをアナログ映像信号とともにビデオテープに記録する。そして、上記第1のビデオテープレコーダ5により記録された上記アナログ映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=1が重畳されているので、上記アナログ映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記アナログ映像信号のダビングすなわち上記第1のビデオテープレコーダ5から上記第2のビデオテープレコーダ6への上記映像信号のコピーを禁止することができる。
【0035】
さらに、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=1を重畳した映像信号を記録媒体に記録しておくことにより、例えば図20に示すように、ビデオディスクプレーヤ7によりビデオディスクから再生される映像信号をビデオテープレコーダ8によりビデオテープに記録することを禁止することができる。
【0036】
本発明では、例えばビデオテープレコーダの記録系において、上述の如き著作権情報Sと世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。このビデオテープレコーダの記録系は、例えば図21に示すように構成される。
【0037】
この図21に示すビデオテープレコーダの記録系は、入力映像信号に著作権情報Sと世代情報Sを重畳する重畳処理部10を備え、この重畳処理部10を介して上記入力映像信号が供給される記録信号処理回路11により記録信号を生成し、この記録信号を記録ヘッド12を介してビデオテープ13に記録するようになっている。
【0038】
上記重畳処理部10は、入力映像信号にコピープロテクト情報として重畳されている著作権情報Sと世代情報Sを検出するコピープロテクト情報検出部14を備え、このコピープロテクト情報検出部14により検出された著作権情報Sと世代情報Sに基づいて、制御部15により新たなコピープロテクト情報と記録制御信号を生成し、上記新たなコピープロテクト情報をエンコーダ16により著作権情報Sと世代情報Sに変換し、この著作権情報Sと世代情報Sをコピープロテクト情報として重畳回路17により上記入力映像信号に重畳するようになっている。
【0039】
また、上記コピープロテクト情報検出部14は、入力映像信号から垂直同期信号及び水平同期信号を分離する同期分離回路18を備え、この同期分離回路18により得られた垂直同期信号及び水平同期信号に基づいて、タイミングジェネレータ19により上記入力映像信号のコピープロテクト情報が存在する位置を示すタイミングパルスを生成し、このタイミングジェネレータ19により生成されたタイミングパルスに基づいて、デコーダ20により上記入力映像信号から著作権情報Sと世代情報Sを検出するようになっている。
【0040】
そして、上記制御部15では、上記コピープロテクト情報検出部14により検出された著作権情報Sと世代情報Sに基づいて、図22のフローチャートに示す手順に従ってコピープロテクト情報と記録制御信号を生成することにより、コピーの世代制御を行うようになっている。
【0041】
すなわち、上記制御部15は、先ず、ステップ1において、著作権情報Sにより著作権の有無を判定する。そして、上記ステップ1における判定結果がS=0すなわち著作権無しの場合には、ステップ2に移り、S=0の著作権情報SとS=0又はS=1の世代情報Sを上記エンコーダ16から出力させるコピープロテクト情報を生成し、さらに、ステップ3でコピー許可を示す記録制御信号を生成する。
【0042】
また、上記ステップ1における判定結果がS=1すなわち著作権有りの場合には、ステップ4に移り、世代情報Sによりコピー世代を判定する。そして、このステップ4における判定結果がS=1すなわちコピー可能世代数が〔0〕である場合には、ステップ5に移ってコピー禁止を示す記録制御信号を生成する。
【0043】
さらに、上記ステップ4における判定結果がS=0すなわちコピー可能世代数が1である場合には、ステップ6に移り、S=1の著作権情報SとS=1の世代情報Sを上記エンコーダ16から出力させるコピープロテクト情報を生成し、さらに、ステップ7でコピー許可を示す記録制御信号を生成する。
【0044】
そして、このビデオテープレコーダの記録系において、上記記録信号処理回路11は、上記制御部15により生成された記録制御信号に応じて記録信号の生成処理を行うもので、コピー許可を示す記録制御信号が上記制御部15から供給された場合に、上記重畳処理部10により著作権情報Sと世代情報Sが重畳された入力映像信号についての記録信号を生成する。また、上記記録信号処理回路11は、コピー禁止を示す記録制御信号が上記制御部15から供給された場合には、記録信号の生成処理を停止する。
【0045】
このような構成の記録系を有するビデオテープレコーダでは、入力映像信号に対して、画面に表示される有効映像区間以外の区間に著作権情報Sと世代情報Sを重畳処理部10により重畳して、上記著作権情報Sと世代情報Sを上記映像信号とともにビデオテープ13に記録することができる。また、上記コピープロテクト情報検出部14で入力映像信号から検出される著作権情報Sと世代情報Sに基づいて上記制御部15により記録制御信号を生成し、この記録制御信号に応じて上記記録信号処理回路11で記録信号の生成処理を行うようにしたことにより、上記制御部15によりコピーが許可された映像信号だけをビデオテープ13に記録することができる。
【0046】
上述の如き著作権情報Sと世代情報Sを映像信号に重畳する処理は、ビデオテープレコーダの再生系において行うこともできる。このビデオテープレコーダの再生系は、例えば図23に示すように構成される。
【0047】
この図23に示すビデオテープレコーダの再生系は、ビデオテープ21の記録トラックを走査する再生ヘッド22が接続された再生信号処理回路23により得られる再生映像信号が供給される重畳処理部24を備え、この重畳処理部24により著作権情報Sと世代情報Sをコピープロテクト情報として重畳した再生映像信号を出力するようになっている。
【0048】
上記重畳処理部24は、上記再生信号処理回路23により得られる再生映像信号に重畳されているコピープロテクト情報を検出するコピープロテクト情報検出部25を備え、このコピープロテクト情報検出部25により検出されたコピープロテクト情報に基づいて、制御部26により新たなコピープロテクト情報を生成し、上記新たなコピープロテクト情報をエンコーダ27により著作権情報Sと世代情報Sに変換し、この著作権情報Sと世代情報Sをコピープロテクト情報として重畳回路28により上記再生映像信号に重畳するようになっている。
【0049】
また、上記制御部26では、上記コピープロテクト情報検出部25により検出されたコピープロテクト情報に基づいて、図24のフローチャートに示す手順に従ってコピープロテクト情報を生成することにより、コピーの世代制御を行うようになっている。
【0050】
すなわち、上記制御部26は、先ず、ステップ1において、コピープロテクト情報により著作権の有無及びコピー世代を判定する。そして、上記ステップ1における判定結果が著作権無しの場合には、ステップ2に移り、S=0の著作権情報SとS=0又はS=1の世代情報Sを上記エンコーダ27から出力させるコピープロテクト情報を生成する。
【0051】
また、上記ステップ1における判定結果が著作権有りでコピー可能世代数が1である場合には、ステップ3に移り、S=1の著作権情報SとS=0の世代情報Sを上記エンコーダ27から出力させるコピープロテクト情報を生成する。
【0052】
さらに、上記ステップ1における判定結果が著作権有りでコピー可能世代数が0である場合には、ステップ4に移り、S=1の著作権情報SとS=1の世代情報Sを上記エンコーダ27から出力させるコピープロテクト情報を生成する。
【0053】
このような再生系を備えるビデオテープレコーダでは、上記ビデオテープ21から再生される再生映像信号に対し、上記重畳処理部24により画面に表示される有効映像区間以外の区間に著作権情報Sと世代情報Sを重畳した再生画像信号を出力することができ、この再生映像信号を上述の如き記録系を有するビデオテープレコーダで記録する場合の世代制限を行うことができる。
【0054】
また、以上の説明では、1世代のみのコピー制限を行うSCMSを仮定して世代情報Sを1ビットとしたが、上記世代情報Sを多ビットとして複数世代に亘るコピーを可能にするような世代制限を行うようにすることもできる。
【0055】
例えば、図25に示すように、NTSC方式の映像信号の第20ライン(奇数フィールドの第20ライン)と第283ライン(偶数フィールドの第20ライン)にそれぞれ重畳されるビデオIDの特定の3ビットを用いて、1ビットの著作権情報Sと2ビットの世代情報Sを伝送するようにしても良い。
【0056】
上記ビデオIDは、図26に示すように、ワイドID(2ビットデータA)とモード番号(4ビットデータB)とデータ又はフラグ(8ビットデータC)とエラーチェックコード(6ビットデータD)からなる20ビットで構成されている。
【0057】
そして、上記ワイドID(2ビットデータA)は、映像信号の伝送形式に関する識別情報であって、次の表2に示すように、伝送アスペクト比が16:9であるか4:3であるかを第1ビットで示し、画像表示形式がレターボックス形式であるか標準形式であるかを第2ビットで示す。
【0058】
【表2】
Figure 0003570403
【0059】
また、上記モード番号(4ビットデータB)は、上記データ又はフラグ(8ビットデータC)を16種類のデータに仕分けする識別情報であって、次の表3に示すように、システムフラグや日時データなどとして定義する。
【0060】
【表3】
Figure 0003570403
【0061】
すなわち、上記モード番号は、〔0000〕であるときに上記8ビットデータCがシステムフラグであることを示し、また、〔0001〕であるときに上記8ビットデータCが撮影時の日付けのうちの年の値であることを示す。同様に、〔1100〕は文字列のスタートを示し、〔1101〕は上記8ビットデータCが文字データであることを示し、〔1110〕は文字列の終了を示す。これにより、番組タイトルなどの文字情報を記録伝送することができる。
【0062】
また、上記モード番号〔0000〕で定義される上記8ビットデータCすなわちシステムフラグは、画像のステータスを表すもので、次の表4に示すように、ビット0が著作権情報Sに割り当てられ、ビット1及びビット2が世代情報Sに割り当てられ、ビット3が立体(3D)映像か否かを示す情報に割り当てられ、さらに、ビット7がレターボックスの黒領域に字幕があるか否かを示す情報に割り当てられている。
【0063】
【表4】
Figure 0003570403
【0064】
ここで、上記ビット3に割り当てられた情報は、奇数フィールドと偶数フィールドとで左右の視差のある画像を記録し、再生時に液晶シャッタなどで奇数フィールドと偶数フィールドをスイッチングすることにより立体視させる3Dモードの制御を行うのに使用される。また、ビット7に割り当てられた情報は、字幕がレターボックスの黒領域にある場合、ワイドアペクト比の画面でズームすると字幕が消えてしまうので、ズームしないようにしたり、黒領域の字幕をスライスして、他の領域に表示するなどの制御を行うのに使用される。
【0065】
そして、上記ビット0に割り当てられた著作権情報Sは、著作権の有無を「1/0」で示す。また、上記ビット1及びビット2に割り当てられられた世代情報Sは、表5に示すように、S=11にてコピー可能な世代数〔3〕を示し、また、S=10にてコピー可能な世代数〔2〕を示し、また、S=01にてコピー可能な世代数〔1〕を示し、さらに、S=00にてコピー可能な世代数「0」を示す。
【0066】
【表5】
Figure 0003570403
【0067】
この例では、上記1ビットの著作権情報Sと2ビットの世代情報Sを用いて表6に示すようなコピーの世代制限を行うことができる。
【0068】
【表6】
Figure 0003570403
【0069】
すなわち、例えば図27に示すように、ビデオソース30から供給された映像信号に著作権無しを示す著作権情報S=0が重畳されていた場合には、世代情報Sが00,01,10,11のいずれであっても、第1のビデオテープレコーダ31による上記映像信号の記録を許可し、さらに、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビング、すなわち、上記第1のビデオテープレコーダ31から第2のビデオテープレコーダ32への上記映像信号のコピーや上記第2のビデオテープレコーダ32から第3のビデオテープレコーダ33への上記映像信号のコピーも許可することができる。
【0070】
また、例えば図28に示すように、ビデオソース30から供給された映像信号に著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00が重畳されていた場合には、上記映像信号を第1のビデオテープレコーダ31によりビデオテープに記録することが禁止される。
【0071】
また、例えば図29に示すように、ビデオソース30から供給された映像信号に著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S=01が重畳されていた場合には、上記映像信号を第1のビデオテープレコーダ31によりビデオテープに記録することが許可される。
【0072】
この第1のビデオテープレコーダ31では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。上記第1のビデオテープレコーダ31により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第1のビデオテープレコーダ31から第2のビデオテープレコーダ32への上記映像信号のコピーが禁止される。
【0073】
すなわち、著作権があることを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S=01を映像信号に重畳しておくことにより、1世代のみのコピーを許可し、2世代以上のコピーを禁止する世代制限を行うことができる。
【0074】
また、例えば図30に示すように、ビデオソース30から供給された映像信号に著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔2〕であることを示す世代情報S=10が重畳されていた場合には、上記映像信号を第1のビデオテープレコーダ31によりビデオテープに記録することが許可される。
【0075】
この第1のビデオテープレコーダ31では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S〔01〕を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。上記第1のビデオテープレコーダ31により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S=01が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第1のビデオテープレコーダ31から第2のビデオテープレコーダ32への上記映像信号のコピーが許可される。
【0076】
この第2のビデオテープレコーダ32では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S〔00〕を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。そして、上記第2のビデオテープレコーダ32により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第2のビデオテープレコーダ32から第3のビデオテープレコーダ33への上記映像信号のコピーが禁止される。
【0077】
すなわち、著作権があることを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔2〕であることを示す世代情報S=10を映像信号に重畳しておくことにより、2世代までのコピーを許可し、3世代以上のコピーを禁止する世代制限を行うことができる。
【0078】
さらに、例えば図31に示すように、ビデオソース30から供給された映像信号に著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔3〕であることを示す世代情報S=11が重畳されていた場合には、上記映像信号を第1のビデオテープレコーダ31によりビデオテープに記録することが許可される。
【0079】
この第1のビデオテープレコーダ31では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔2〕であることを示す世代情報S〔10〕を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。上記第1のビデオテープレコーダ31により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔2〕であることを示す世代情報S=10が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第1のビデオテープレコーダ31から第2のビデオテープレコーダ32への上記映像信号のコピーが許可される。
【0080】
この第2のビデオテープレコーダ32では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S〔01〕を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。上記第2のビデオテープレコーダ32により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔1〕であることを示す世代情報S=01が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第2のビデオテープレコーダ32から第3のビデオテープレコーダ33への上記映像信号のコピーが許可される。
【0081】
この第3のビデオテープレコーダ33では、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数をデクリメントしてコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00を上記映像信号に重畳して、上記著作権情報S及び世代情報Sを映像信号とともにビデオテープに記録する。そして、上記第3のビデオテープレコーダ33により記録された上記映像信号を再生した場合に、その再生映像信号には、著作権有りを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔0〕であることを示す世代情報S=00が重畳されているので、上記映像信号を記録した記録済ビデオテープから他のビデオテープへの上記映像信号のダビングすなわち上記第3のビデオテープレコーダ33から第4のビデオテープレコーダ34への上記映像信号のコピーが禁止される。
【0082】
すなわち、著作権があることを示す著作権情報S=1とコピー可能世代数が〔3〕であることを示す世代情報S=11を映像信号に重畳しておくことにより、3世代までのコピーを許可し、4世代以上のコピーを禁止する世代制限を行うことができる。
【0083】
このように、世代情報Sを多ビットとすることにより複数世代に亘るコピーを許可する世代制限を行うことができる。
【0084】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、記録媒体から再生した画像情報の画面に表示される有効映像区間以外の区間に重畳処理手段により著作権情報と世代情報を重畳した再生画像情報を出力することができ、著作権の有無によりコピーの許可/禁止だけでなく、コピーの世代制限を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により処理された映像信号の一例を示す波形図である。
【図2】図1の例における著作権情報の重畳状態を示す波形図である。
【図3】図1の例における世代情報の重畳状態を示す波形図である。
【図4】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図5】図4の例における著作権情報の重畳状態を示す波形図である。
【図6】図4の例における世代情報の重畳状態を示す波形図である。
【図7】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図8】図7の例における著作権情報の重畳状態を示す波形図である。
【図9】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図10】図9の例における著作権情報の重畳状態を示す波形図である。
【図11】図9の例における著作権情報及び世代情報の他の重畳状態を示す波形図である。
【図12】図9の例における著作権情報及び世代情報の他の重畳状態を示す波形図である。
【図13】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図14】図13の例における著作権情報及び世代情報の重畳状態を示す波形図である。
【図15】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図16】図15の例における著作権情報及び世代情報の重畳状態を示す波形図である。
【図17】本発明により処理されたHD方式の映像信号に対する著作権情報及び世代情報の重畳状態の一例を示す波形図である。
【図18】本発明における著作権情報及び世代情報の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図19】本発明における著作権情報及び世代情報の他の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図20】本発明における著作権情報及び世代情報の他の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図21】本発明に係る画像情報記録装置の構成例を示すブロック図である。
【図22】上記画像情報記録装置における制御部の動作を示すフローチャートである。
【図23】上記著作権情報及び世代情報を記録する画像情報再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図24】上記画像情報再生装置における制御部の動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明により処理された映像信号の他の例を示す波形図である。
【図26】図25の例における著作権情報及び世代情報の重畳状態を示す波形図である。
【図27】図25の例における著作権情報及び世代情報の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図28】図25の例における著作権情報及び世代情報の他の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図29】図25の例における著作権情報及び世代情報の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図30】図25の例の例における著作権情報及び世代情報の他の使用態様を説明するためのブロック図である。
【図31】図25の例における著作権情報及び世代情報の他の使用態様を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1,4 テレビジョンチューナ、2,3,5,6,8 ビデオテープレコーダ、7 ビデオディスクプレーヤ、10,24 重畳処理部、11 記録信号処理回路、12 記録ヘッド、13,21 ビデオテープ、14,25 コピープロテクト情報検出部、15,26 制御部、16,27 エンコーダ、17,28重畳回路、18 同期分離回路、19 タイミングジェネレータ、20 デコーダ、22 再生ヘッド、23 再生信号処理回路、30 ビデオソース、31,32,33 ビデオテープレコーダ

Claims (10)

  1. 映像信号を記録する映像信号記録方法であって、
    上記映像信号は、表示用画像情報を含む有効画像区間と、複数ビットのモード番号及び上記モード番号と関連した複数ビットのデータ又はデータフラグからなる垂直ブランキング区間データ(VBID)を含む非画像区間とを有し、
    上記複数ビットのモード番号の分類機能によって上記複数ビットのデータ又はデータフラグの所定のビットが異なる情報を表すように、上記複数ビットのモード番号は、上記複数ビットのデータ又はデータフラグをデータ又はフラグとして選択的に分類し、
    上記表示用画像情報に著作権があるか否かを示す著作権情報を生成するステップと、
    上記表示用画像に著作権がある場合に、上記処理された映像信号から生成されるコピーが一世代生成可能か否かを示す世代情報を生成するステップと、
    上記複数ビットのモード番号が上記関連する複数ビットのデータ又はデータフラグをフラグとして分類するとき、上記著作権情報及び上記世代情報を上記所定のビットに割り当て、上記処理された映像信号を記録媒体に記録するステップとからなる映像信号記録方法。
  2. 上記映像信号はライン区間を有し、上記著作権情報及び上記世代情報は、それぞれ異なるライン区間における上記VBIDデータに重畳されていることを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録方法。
  3. 上記映像信号は、フィールド区間から構成されたフレーム区間からなり、上記異なるライン区間が、同一のフィールド区間内にあることを特徴とする請求項2に記載の映像信号記録方法。
  4. 上記映像信号は、フィールド区間から構成されたフレーム区間からなり、上記異なるライン区間は、同一のフレーム区間内の異なったフィールド区間であることを特徴とする請求項2に記載の映像信号記録方法。
  5. 上記映像信号はライン区間を有し、上記著作権情報及び上記世代情報は、同一のライン区間における上記VBIDに重畳されていることを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録方法。
  6. 映像信号を記録する映像信号記録装置であって、
    上記映像信号は、表示用画像情報を含む有効画像区間と、複数ビットのモード番号及び上記モード番号と関連した複数ビットのデータ又はデータフラグからなる垂直ブランキング区間データ(VBID)を含む非画像区間とを有し、
    上記複数ビットのモード番号の分類機能によって上記複数ビットのデータ又はデータフラグの所定のビットが異なる情報を表すように、上記複数ビットのモード番号は、上記複数ビットのデータ又はデータフラグをデータ又はフラグとして選択的に分類し、
    上記表示用画像情報に著作権があるか否かを示す著作権情報を生成する手段と、
    上記表示用画像に著作権がある場合に、上記処理された映像信号から生成されるコピーが一世代生成可能か否かを示す世代情報を生成する手段と、
    上記複数ビットのモード番号が上記関連する複数ビットのデータ又はデータフラグをフラグとして分類するとき、上記著作権情報及び上記世代情報を上記所定のビットに割り当て、上記処理された映像信号を記録媒体に記録する手段とからなる映像信号記録装置。
  7. 上記映像信号はライン区間を有し、上記著作権情報及び上記世代情報は、それぞれ異なるライン区間における上記VBIDデータに重畳されていることを特徴とする請求項6に記載の映像信号記録装置。
  8. 上記映像信号は、フィールド区間から構成されたフレーム区間からなり、上記異なるライン区間が、同一のフィールド区間内にあることを特徴とする請求項7に記載の映像信号記録装置。
  9. 上記映像信号は、フィールド区間から構成されたフレーム区間からなり、上記異なるライン区間は、同一のフレーム区間内の異なったフィールド区間であることを特徴とする請求項7に記載の映像信号記録装置。
  10. 上記映像信号はライン区間を有し、上記著作権情報及び上記世代情報は、同一のライン区間における上記VBIDに重畳されていることを特徴とする請求項6に記載の映像信号記録装置。
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