JP3567344B2 - 給油式二段往復圧縮機 - Google Patents

給油式二段往復圧縮機 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、潤滑油の消費量を低減しうるようにした給油式二段往復空気圧縮機に関する
【0002】
【従来の技術】
飛沫給油式の二段圧縮形の往復空気圧縮機においては、クランクケース内の潤滑油を、クランクの回転によ、掻き揚げ飛沫とし、圧縮機のシリンダに供給して、シリンダとピストンの摺動面に油膜を形成させ、摺動面の潤滑を保持している。この給油式空気圧縮機において、適正量の潤滑油を供給することは重要である。もし少なすぎると摺動面が焼き付きを起し、多すぎると多量の潤滑油が圧縮空気中に混入し、かつ潤滑油の消費量が多くなる。
【0003】
往復空気圧縮機のピストンには、圧縮空気をシールし、かつ潤滑油が圧縮空気中に混入するのを防ぐために、ピストンリングが設けられている。このピストンリング通常段設けられている。
【0004】
ピストンの最上部の空気圧縮側の第段目は、トップリングる。トップリングは、圧力リングであり、シリンダとの摺動面が、下方へ向かって広がるようにわずか傾斜したテーパー形状になっており、圧縮空気のシールを主目的としている。
【0005】
段目のセカンドリングは、トップリングと同じようにテーパー形状なった圧力リングであるが、テーパーの下端を切り欠いた、アンダーカット形のリングであり、ピストンにおけるリング溝との間に、断面がコの字状のオイルだまりが形成されるようになっている。このセカンドリングは、圧縮空気のシールの役目と、オイル掻きリングで掻き落としきれなかった過剰なオイルを掻き落とし、必要な量の潤滑油膜を摺動面に均一に形成するという2つの役目を持っている。
【0006】
段目のサードリングは、オイル掻きリングであって、必要以上の潤滑油がピストンの上部に行くのを阻止するためのものであり、シリンダとの摺動面の中央部に円周方向の溝を形成した断面が凹状のもので、凹状の凹み部にオイル逃がし孔が明けられているそして、サードリング挿入されるピストンのサードリング溝には、サードリングで掻き取られた潤滑油を、クランクケースに戻すためのオイル逃がし孔明けられている。
【0007】
前記本のピストンリングには、これらをピストンに挿入する際に、直径を広げるための合い口が設けられている。この合い口には種々の形状があり、リングの上下で合い口の位置をずらしたステップカット式、直径方向に直角に切断したストレートカット式、切り口が傾斜しているアングルカット式がある。
【0008】
圧縮圧力20kgf/cm2以下の二段空気圧縮機においては、前記ピストンリングは、従来低圧側、高圧側共にじ構のものが使用されている。しかし、二段空気圧縮機においては、低圧側シリンダでは、シリンダ室内の圧縮空気の圧力吸込み時の負圧から、段目の圧縮圧力まで変化し、段目では、1段目で圧縮された空気が供給されるので、高圧側のシリンダ内の空気負圧になることはない。
【0009】
圧縮機による空気圧縮の際、圧縮空気シールされるが、ピストンリングの合い口および摺動面から僅かの空気漏洩してクランクケース側に侵入する、いわゆるブローバイ現象が発生する。このブローバイ現象によって、クランクケース内の空気圧力は徐々に高くなるので、クランクケースには、空気圧力を抜気するためのブリーザが設けられている。
【0010】
段空気圧縮機の低圧側のシリンダにおいて、飛沫した潤滑油がシリンダに下供給されて、油膜が形成され、ピストン下降時、低圧側シリンダ室内が負圧になるとクランクケース内圧力がシリンダ室内の圧力より高いためシリンダに形成されている油膜は、圧力差によって、シリンダ上部に押し上げられる。そのため、潤滑油は圧縮空気中に混入して吐出され、潤滑油消費量増大する。したがって、ブローバイガス量を減少させることが、オイル上がりを減少させ、オイル消費量低減させるための重要な要素となっている。
【0011】
一方、高圧側のシリンダにおいては、高圧のために、合い口等から漏洩するブローバイガス量は、低圧側シリンダより多く、高圧側のクランクケース内の空気圧力は一段と高められることとなる。そのためオイル上がりオイル消費量の増加が引き起こされる。しかし、二段圧縮機の高圧側のシリンダ室内の圧力負圧になることない。したがって、クランクケース内の圧力が高くなっても、圧力差によって、高圧側のシリンダのピストン上に、潤滑油を押し上げる作用は起り得ない。そのため、高圧側のピストン構成を低圧側のそれとは異なるものとして、合理化を図ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、二段空気圧縮機においては、高圧側のブローバイガス量が、低圧側のオイル上がりを増して、オイル消費量を増大させることとなるが、その原因は、低圧側と高圧側のピストンセットの構成を変えて、高圧側のピストンセットのブローバイガス量増大の原因となっているピストンリング、特にセカンドリングのアンダーカット形の圧力リング、およびピストンに穿設されているオイル逃がし孔にあることが分かった。そのため、本発明においては、この原因を排除した、新規なピストンのセットを備える給油式二段往復圧縮機を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記目的は次のようにして達成される。
( ) 給油式二段往復圧縮機において、高圧側シリンダに嵌合されている高圧側ピストンの外周に3段のピストンリング溝を設け、圧縮室に最も近いピストンリング溝と、次位のピストンリング溝に、ともにテーパー形状をなす圧力リングを嵌合し、かつクランクケースに最も近い3番目のピストンリング溝を、底部にオイル逃がし孔が開けられていないものとするとともに、この3番目のピストンリング溝に、オイル掻きリングを嵌合し、さらに、低圧側シリンダに嵌合されている低圧側ピストンに、3段のピストンリング溝を設け、圧縮室に最も近いピストンリング溝にはテーパー形状の圧力リングを、次位のピストンリ ング溝には、テーパ形状でアンダーカット形の圧力リングを、3番目のピストンリング溝には、オイル掻きリングを嵌合する。
【0014】
( ) 上記 ( ) 項において、圧力リングを、合い口がステップカットされているものとする。
【0015】
【作用】
二段往復圧縮機において、低圧側ピストンからのオイル上がり現象による、潤滑油消費量の増大が、高圧側のピストンからのブローバイ現象による、クランクケースの空気圧力を高めることによる影響が高いことが分かった。
【0016】
このことから、ブローバイガス量を減少させるために、高圧側ピストンセカンドリングのアンダーカット形の圧力リングを、トップリングと同じテーパー形状の圧力リングすることによって、ブローバイガス量を減少させることができる。その理由は、アンダーカット形の圧力リングは、リング下部が、シリンダの円周にって切り欠かれており、高圧側ピストンに挿入されるリングは、常にシリンダ内部数気圧の圧力が加わっているからである。
【0017】
ピストンリングは、ピストンの上昇時、下降時共にリング溝の下面に密着して摺動する。そして、圧縮空気はステップカットの合い口を通て、クランクケース側に漏洩する。アンダーカットのあるリングの場合、合い口から漏洩する空気は、リング上面からリング溝の底部を通ってリング下面の合い口から排されてクランクケースに流入する。この場合アンダーカットのあるリングでは、リング下面の合い口から漏洩する空気は、アンダーカットにより、シリンダとアンダーカットの間のコの字状の溝部がシリンダの全周に亘って形成されているので、空気はリング全周から下方に排気されることになる。
【0018】
このセカンドリングを、トップリングと同じテーパー形状の圧力リングとすることによって、漏洩する空気は、下面の合い口の隙間のみから下方に排気されることになり、漏洩するブローバイガス量は、アンダーカット形の圧力リングに比較して、数分の一に減少する。
【0019】
段目のサードリング挿入されるオイル掻きリング溝は、掻き取られた潤滑油をクランクケースに戻すためのオイル逃がし孔が、リング溝の底部から、ピストン内部に向けて明けられている。そして、トップリングおよびセカンドリングから漏洩した空気は、圧力によって溝の下部に密着しているサードリングの上部から、前記逃がし孔を通て、クランクケースに排気される。
【0020】
前記オイル逃がし孔は、比較的大きく、全周にって明けられているため、トップリングおよびセカンドリングから漏洩した空気はほとんどそのままクランクケースに排気される。
【0021】
サードリングは、必要以上の潤滑油をトップリングおよびセカンドリングに供給しないように、オイルをクランクケースに戻すものであるが、高圧側シリンダの場合、シリンダに加えられる空気圧力常に高いため、オイル上がりの現象なくオイル制御の必要性は小さい。そこで、前記のようにオイル逃がし孔を設けないことによって、空気の漏洩は、オイル掻きリング部からの洩れを、ピストンのスカート部がシリンダに嵌合する隙間長さと、隙間に充満するオイルによって防止され、オイル逃がし孔のあるものに比較して、ブローバイガス量を数分のに減少させることができる。
【0022】
以上説明したように、高圧側ピストンセットからのブローバイガス量を減少させるために、高圧側ピストンの第段目のセカンドリングをトップリングと同じテーパー状の圧力リングとし、かつ、第段目のリング溝における、オイル逃がし孔をなくすことによって、ブローバイガス量を大幅に減少させることができる。
【0023】
【実施例】
以下本発明の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。各図において同一構成部品には同一符号を付して説明する。
【0024】
図1に示す実施例は、高圧側のシリンダに本発明のピストンセットを組み込んだ主要部分の模式縦断面図である。図1において、1は二段圧縮機の高圧側シリンダ、2は高圧側のピストン、3はトップリングで、高圧側のピストン2の外周に穿設されてい段のリング溝の第段目に挿入されているテーパー状の圧力リングである。4はセカンドリングで、トップリング3と同じテーパー形状の圧力リングである。5はサードリングであるオイル掻きリングである。サードリング溝(2a) 底部には、通常は設けられているオイル逃がし孔は設けられていない。
【0025】
図2の実施例は、トップリング3およびセカンドリング4を、図1のトップリングと同じテーパー形状の圧力リングとし、かつサードリング溝2aの底部よりピストンの内部に向かうオイル逃がし孔2bが明けられている高圧側ピストン2をそのまま使用している。
【0026】
このピストンリング構成において、低圧側ピストンからのオイル上がりによるオイル消費量およびブローバイガス量を測定した実験結果によると、ブローバイガス量は、アンダーカット形のセカンドリングを使用したものに比較して19000から8400ml/minに減少し、かつオイル消費量は減少した。
【0027】
図3の実施例は、第2段目のセカンドリングとして、テーパー形状でアンダーカット形の圧力リング6を使用し、かつサードリング溝のオイル逃がし孔をなくしたピストン構成を示ものである。このピストン構成において、前項と同じ条件で実した結果ブローバイガス量は、オイル逃がし孔2bのあるものに比較し、19000から8200ml/minに減少し、オイル消費量も減少した。
【0028】
セカンドリングをテーパー形状の圧力リング3とすることと、オイル逃がし孔2bをなくすこととの両者の手段を併用してあるため、高い効果発揮されることが分かった。
【0029】
図4は、低圧側に嵌入されているピストンの構成を示し、ピストン径は異なるが、従来の高圧側ピストンセットと同じ構成である。図において、10は低圧側シリンダ、20は低圧側のピストン30はトップリングでテーパー状の圧力リング、60はセカンドリングで、テーパー状でアンダーカット形の圧力リング、50はサードリングで、そのオイル掻きリング溝の底部には、オイル逃がし孔20bが穿設されている。
【0030】
図5は、トップリング3およびセカンドリングにおいて、合い口がステップカット7aされている例を示す高圧側シリンダで、常に数気圧加わっているシリンダ内圧によって、ピストンリング3はリング溝下面に常に密着して摺動するため、漏洩する空気は、リング上面隙間よりリング溝の内部、すなわちリング内周の下面合い口から漏洩する。このリングの下面部が、アンダーカットされている場合、合い口からリング全周、すなわちシリンダ全周に廻り込んで漏洩するため、ブローバイガス量が多くなる。
【0031】
図6は、本発明を実施した給油式二段往復圧縮機の全体構成の一例を示す一部断面図である。図において、低圧側シリンダ10のピストン20の下降時、吸込口20aから吸気された空気は、シリンダカバー31内の吸込弁を介して、低圧側シリンダ10内に入る。その際、低圧側シリンダ10内圧力は、大気圧よりやや負圧になる。もし、吸込口濾過網が塵埃等で詰まっている場合は、吸込口負圧は更に高くなり、前記したオイル上がり多くなる原因となる。れは前記したように、クランクケース36の内圧が吸込み負圧より高いと、ピストン20とシリンダ10との間の潤滑油が、圧力差によって、押し上げられることによるものである。
【0032】
ピストン10の上昇時、圧縮空気は、シリンダカバー31内の吐出弁を介して、吐出管32から中間冷却器33に入って冷却される。中間冷却器33の出口には、中間冷却器33で凝縮された空気中に混入する油、水分を分離するためのフィルタ40が配設されている。この冷却除湿された空気は、数気圧の圧力で高圧側シリンダカバーにおける吸込弁を介して、高圧側シリンダ1内に入る。
【0033】
高圧側シリンダ1内は、常に数気圧以上の圧力が加えられており、油膜を常にクランクケース36側に押さえ込んでいる。したがって、高圧側シリンダ1へのオイル上がり現象が起こることはない。高圧側ピストン2の上昇時、吐出空気は、高圧側シリンダカバー35内の吐出弁を介して吐出される。
【0034】
クランクケース36には、クランク軸の回転を直線運動に変換する連接棒37、38があり、低圧側ピストン20および高圧側ピストン2は、相対的に往復運動する。
【0035】
クランクケース36内の潤滑油は、レベルゲージ39によって管理されるが、潤滑油消費量が多いと、潤滑油の補給頻度が高くなり、レベルゲージ39の管理が面倒となる。もし、この管理を怠るとシリンダ部での焼付き等の重大な故障の原因となる。そのために、近年ではオイルレベルの管理を自動的に行う手段も開発されているが、原価高の要因となることは避けられない。
【0036】
高圧側、低圧側からのブローバイ現象による空気は、クランクケース36内に蓄積されるので、これを抜気するための逆止弁42がクランクケース36の上に設けられている。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、高圧側と低圧側のピストンセット構成を異にし、高圧側ピストンに挿入されるトップリングおよびセカンドリングを共にテーパー形状の圧力リングとすることによって、ブローバイガス量を減少させて低圧側シリンダからのオイル上がりを減少させ、クランクケースの潤滑油消費量を大幅に低減することができる。
【0038】
また、高圧側ピストンに通常穿設されているオイル逃がし孔をなくし、ブローバイガス量の減少させることによって、潤滑油消費量を大幅に低減させることもできる。
【0039】
さらに、また、オイル上がりの減少、潤滑油消費量の大幅な低減によって、潤滑油の節減、給油式二段往復圧縮機のオイル補給管理等のメンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高圧側ピストンのトップリングおよびセカンドリングをテーパー状の圧力リングとし、サードリング挿入溝のオイル逃がし孔をなくしたピストンセットを示す縦断面図である。
【図2】高圧側ピストンのトップリングおよびセカンドリングをテーパー形状の圧力リングとしたピストンリングセットの縦断面図である。
【図3】高圧側ピストンのサードリング溝のオイル逃がし孔をなくした断面図である。
【図4】高圧側シリンダに嵌入されるピストンセットの従来例、および低圧側シリンダに嵌入されるピストンセット構成を示す断面図である。
【図5】合い口ステップカットしてあるピストンリングの一例を示す斜視図である。
【図6】本発明を実施する給油式二段往復圧縮機の全体構成を示す一部断面図である。
【符号の説明】
高圧側シリンダ
高圧側ピストン
2a サードリング溝
2b オイル逃がし孔
トップリング(圧力リング
4 セカンドリング(圧力リング)
5 サードリング(オイル掻きリング)
6 アンダーカット形の圧力リング
合い口
7a ステップカット
10 低圧側シリンダ
20 低圧側ピストン
20a 吸込口
20b オイル逃がし孔
30 トップリング
31 シリンダカバー
32 吐出管
33 中間冷却器
35 高圧シリンダカバー
36 クランクケース
37 連接棒
38 連接棒
39 レベルゲージ
40 フィルタ
42 逆止弁
50 サードリング
60 セカンドリング

Claims (2)

  1. 給油式二段往復圧縮機において、高圧側シリンダに嵌合されている高圧側ピストンの外周に3段のピストンリング溝を設け、圧縮室に最も近いピストンリング溝と、次位のピストンリング溝に、ともにテーパー形状をなす圧力リングを嵌合し、かつクランクケースに最も近い3番目のピストンリング溝を、底部にオイル逃がし孔が開けられていないものとするとともに、この3番目のピストンリング溝に、オイル掻きリングを嵌合し、さらに、低圧側シリンダに嵌合されている低圧側ピストンに、3段のピストンリング溝を設け、圧縮室に最も近いピストンリング溝にはテーパー形状の圧力リングを、次位のピストンリング溝には、テーパ形状でアンダーカット形の圧力リングを、3番目のピストンリング溝には、オイル掻きリングを嵌合したことを特徴とする給油式二段往復圧縮機
  2. 圧力リングを、合い口がステップカットされているものとした請求項1記載の給油式二段往復圧縮機。
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