JP3566337B2 - 有機物の堆肥化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はわら、雑草、落ち葉や家畜等の糞尿を積み上げ発酵させて堆肥化する装置に関する。更に詳しくは列状に積み上げられた糞尿等の有機物を撹拌しながら大気と混合して別の新しい列に積み上げ、発酵を促進させる有機物の堆肥化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農作物の肥料には無機質の化学肥料の他にわら、雑草、落ち葉などや豚、牛、馬等の家畜の糞尿や汚泥等の有機物を積み上げ発酵させた堆肥を使用している。堆肥は積み上げた状態で発酵させるため、従来一定期間経過毎に撹拌することで堆肥化を促進させている。この撹拌を容易に行うため従来列状に積み上げられた堆肥の上を跨いで列に従って進行しながら撹拌する装置や堆肥化を促進するための撹拌機が設けられた特別の設備が知られている(例えば実開昭55−114572)。
【0003】
しかし、これらの撹拌装置等は列に従って進行するための走行機構を備えた有機物撹拌専用装置であるため、使用しないときの保管スペースを多く占め非常に高価であった。
これらの点を解消するために、農場で一般的に使用されているトラクタに取付けることが可能で、トラクタの動力取出し装置からの動力をシャフト、チェーン及びスプロケット等で伝達し、一定の傾きを有するパドルを回転させることで列状に積み上げた有機物を撹拌して、大気と混合し、更にトラクタの進行とともに撹拌した有機物を別の新しい列に積み上げ発酵を促進させる有機物の堆肥化装置が試みられている。この装置は走行機構が不要になるため保管スペースが少なくて済みコストダウンが図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この有機物の堆肥化装置ではパドルが回転して有機物に衝突する際の衝撃及び有機物中を通過する際の摩擦等によりパドルが摩耗又は損傷し、更に動力の伝達手段であるチェーン、スプロケット等の消耗も激しいという改善すべき余地があった。
本発明の目的は保管スペースが少なくて済み、安価な有機物の堆肥化装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、消耗品の部品点数が比較的少なくて済み、また消耗品の耐久性が高く、更により効率よく有機物を発酵させることのできる有機物の堆肥化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の構成を、実施例に対応する図1及び図2を用いて説明する。
本発明の有機物の堆肥化装置は、トラクタ10の前部又は後部に連結具12を介してトラクタ10の幅方向に水平に延びて接続されたカバーフレーム11と、フレーム11の両端に設けられた一対の支持アーム13,13と、カバーフレーム11により覆われるように一対の支持アーム13,13に両端が枢支された回転軸14と、回転軸14に取外し可能に互いに間隔をあけて回転軸14から放射状に突出するように取付けられ複数のパドル16と、回転軸14を回転させる駆動手段17a,17bとを備える。そして、図5及び図6に示すように、複数のパドル16は両側部16c,16c及び外周部16bがそれぞれ鋸歯状に形成され、複数のパドル16は両側部16c,16c及び外周部16bの鋸歯が回転軸14に取付けられる取付部16dの中心と外周部16bの中心を結ぶ線Lに対して対称であってかつ外周部16bから取付部16dの方向に投影したときに略Z字状に両面兼用にそれぞれ形成され、回転軸14の回転により複数のパドル16が回転軸14下方の有機物を回転軸14の軸心方向であるトラクタ10の側方に移動させるように構成される。
【0006】
本発明の堆肥化装置は駆動手段がトラクタ10の動力取出し装置により駆動される油圧ポンプ17aと、油圧ポンプ17aにより駆動される油圧モータ17bとを備え、油圧モータ17bを回転軸14の一端に合成ゴムカップリング18を介して回転軸14と同軸に結合しかつ一対の支持アーム13,13の一方に取付けることが好ましい。
駆動手段が図9に示すようにトラクタ10の動力取出し装置に自在継手24a,26aを介して接続されるシャフト24,26と、シャフト24,26の先端と回転軸14の一端に設けられシャフト24,26の回転をチェーン23cを介して回転軸14を回転させる第1及び第2スプロケット23a,23bとを備え、第2スプロケット23bを回転軸14の一端に合成ゴムカップリング18を介して回転軸14と同軸に結合されかつ一対の支持アーム23,23の一方に取付けることもできる。
【0008】
【作用】
油圧ポンプ17aをトラクタの動力取出し装置により駆動し、油圧モータ17bを回転させることにより、回転軸14をパドル16とともに回転させる。トラクタ10を有機物の列に従って進行させると、回転軸14に設けられた複数のパドル16は有機物の列に突き当たりまたその中を通過することで有機物を撹拌し、有機物を撹拌する度にトラクタ10の進行方向側方に有機物を移動させる。パドル16の外周部16bと両側部16c,16cに形成された鋸歯は有機物中のわら、雑草等の繊維物を確実に切断する。パドル16の両側部16c,16cを互いに反対方向に傾け、パドルを略Z字状にすれば有機物の中を通過する際に空気をより一層効率よく混合し、かつこの傾きにより有機物のトラクタ側方への移動をより容易にする。回転軸14と油圧モータ17bの連結部に合成ゴムカップリング18を設ければ、有機物をパドル16が撹拌するときに生じる振動または衝撃はその弾性により吸収し、装置の耐久性を向上させることができる。
【0009】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、トラクタ10の後部にはカバーフレーム11が連結具12により取付けられる。連結具12はカバーフレーム11をその背部の中央で枢支する枢支板12aと、その枢支板12aに溶接された略ハの字状の一対の連結部材12b,12bと、トラクタ10の後部下方に設けられた一対の後方に延びる支持部材10a,10aと、トラクタ10の後部上方に設けられた油圧シリンダ10bから構成される。連結部材12bには油圧シリンダ10bのロッドと、支持部材10a,10aがねじ手段12cにより枢支される。ロッド及び支持部材10a、10aを枢支した状態でトラクタ10に設けられた油圧シリンダ10bのロッドを伸縮させることによりカバーフレーム11を地表に対して上げ下げすることができるようになっている。また枢支板12aの片側上端には突辺12eが設けられ、突辺12e先端にはカバーフレーム11の水平方向の傾きを調整するシリンダ12dの一端が枢支される。シリンダ12dは水平に支持されるようその他端がカバーフレーム11の背部ほぼ中央に設けられたボス11aに枢支される。このシリンダ12dのロッドを伸縮することでカバーフレーム11の水平方向の傾きを調節することができるようになっている。
【0010】
カバーフレーム11は鋼板を加工して組立てられ、回転軸14を覆うように形成される。カバーフレーム11の上部にはプレート11bが設けられる。またカバーフレーム11の背部にはオイルを貯溜可能な図示しないリザーバタンクが設けられ、その上面にはオイルフィルタ11cが設けられる。更にカバーフレーム11はトラクタの幅方向に水平に延び、その長さがトラクタ10の車幅より大きく作られる。その両端にはそれぞれ前下方に向って延びる互いに平行な一対の支持アーム13,13の基端が固着される。支持アーム13,13の先端にはやはり水平方向に延びる円筒状の回転軸14の両端が枢支される。図3及び図4に詳しく示すように、回転軸14の周囲には取外し可能に互いに間隔をあけて回転軸14から放射状に突出するように複数のパドル16が取付けられる。このために回転軸14の外周には複数の取付け片14aが溶接により所定の間隔でかつ軸線に対して放射状に僅かに傾斜して取付けられ、その取付け片14aにはパドル16をねじ14bで止める取付孔が設けられる。図5〜図7に詳しく示すように、パドル16には取付け片14aに設けられた取付孔に対応する取付け部16d近傍の位置に一対の挿入孔16a,16aが設けられる。パドル16の取付け部16dは回転軸14の外周面に相応して加工され、その他の外周部16b及び両側部16c,16cは鋸歯状に加工される。またパドル16は炭素鋼からなる鋼板を加工し、両側部16c,16c及び外周部16bの鋸歯が取付け部16dの中心と外周部16bの中心を結ぶ線Lに対称に形成される。更にパドル16は外周部16bから取付部16dの方向に投影したときに略Z字状になるように両側部16c,16cの鋸歯部が屈曲して形成され、いずれの面も取付け片14aに取付けられる、いわゆる両面兼用に形成される。この例における回転軸14には、軸方向から視たときに放射状に3箇所パドル16が設けられ、全てのパドル16が回転軸14に取付けられた状態では、図3に示すようにパドル16の列A,B,Cが回転軸14の回りに螺旋状を形成する。
【0011】
回転軸14は駆動手段により回転し、この駆動手段はトラクタ10の動力取出し装置により駆動される油圧ポンプ17aと、油圧ポンプ17aにより駆動され片側の支持アーム13に設けられた油圧モータ17bとにより構成される。図2に示すように油圧ポンプ17aはトラクタ10の後部に取付けられ、トラクタ10の動力取出し装置10cで取出された動力を油圧ポンプ17aにより油圧に変えてこの圧力をチューブ17cを介して油圧モータ17bに伝える。チューブ17cは図8に示すように配管される。即ち図8の矢印で示すようにカバーフレーム11の背部に設けられた図示しないリザーバタンクに貯溜されているオイルを油圧ポンプ17aがトラクタ10の動力取出し装置10cの動力で油圧モータ17bに搬送しこの圧力で油圧モータ17bを駆動する。駆動後のオイルはチューブ17cによりオイルフィルタ11cを通過後リザーバタンクに戻るようになっている。油圧モータ17bは図3に示すように片側の支持アーム13に回転軸14と同軸にねじ13aにより取付けられ、図4に示すように油圧モータ17bの回転する軸心17dとパドル16が取付けられた回転軸14とが合成ゴムカップリング18を介して結合される。合成ゴムカップリング18はこの例では回転軸14と軸心17dの間に挟んだ合成ゴム18aと、この合成ゴム18aを固定する4個のねじ18bとにより構成される。
【0012】
図9には本発明の別の構成の連結具及び駆動手段を示す。図9において上記実施例の図2に示される符号と同一符号は同一部品を示す。
図9に示すように、トラクタ10の後部にはカバーフレーム11が連結具22により取付けられる。カバーフレーム11の背部には枢支ブロック22aが設けられる。枢支ブロック22aには上面中央に一対の連結材22b,22bが、またその背面下方両端部には連結片22c,22cがそれぞれ溶接される。連結具22はこの枢支ブロック22aと、トラクタ10の後部下方に設けられた一対の後方に延びる支持部材10a,10aと、トラクタ10の後部上方に設けられた油圧シリンダ10bから構成される。連結材22bには油圧シリンダ10bのロッドが、連結片22c,22cには支持部材10a,10aがそれぞれ枢支される。ロッド及び支持部材10a、10aを枢支した状態でトラクタ10に設けられた油圧シリンダ10bのロッドを伸縮させることによりカバーフレーム11を地表に対して上げ下げすることができるようになっている。枢支ブロック22aの上面には別にトラクタ10からの動力を中継する中継シャフト22dが設けられ、カバーにより覆われる。またカバーフレーム11の両端にはそれぞれ前下方に向って延びる互いに平行な一対の支持アーム23(図では片側のみ示す)の基端が固着される。
【0013】
トラクタ10の動力取出し装置10cには自在継手24aを介して第1シャフト24が接続され、第1シャフト24の他端は枢支ブロック22aの上部に設けられた中継シャフト22dの一端に接続される。中継シャフト22dの他端は第2シャフト26がやはり自在継手26aを介して接続され、第2シャフト26の他端は片側の支持アーム23内部に設けられた第1スプロケット23aに接続される。この支持アーム23は板金により箱形に形成され、一面が開放され、その開放面は蓋23dにより覆われるように構成される。支持アーム23内部の一端には前述した第1スプロケット23aが第2シャフト26により回転可能に設けられ、他端は回転軸14の一端を枢支する。回転軸14の一端は合成ゴムカップリング18を介して枢支され、枢支した支持アーム23内部には第2スプロケット23bが回転軸14に同軸に設けられる。第1スプロケット23a及び第2スプロケット23bにはチェーン23cが掛け渡される。回転軸14は第2スプロケット23bの回転により回転し、第2スプロケット23bは第1スプロケット23aの回転をチェーン23cにより伝達されて回転する。即ち回転軸14はトラクタ10の動力取出し装置に自在継手24a,26aを介して接続された第1及び第2シャフト24,26により動力取出し装置の回転力が伝達され回転するように構成される。
【0014】
このように構成された有機物の堆肥化装置の動作を説明する。
予め、有機物は列状に積み上げられており、所定の期間が経過した状態とする。この状態の有機物の発酵を促進すべく撹拌の必要が生じた場合、トラクタ10の後部に堆肥化装置を連結具12又は22を介して取付ける。取付けた後にトラクタ10に設けられた油圧シリンダ10bによりこの堆肥化装置を地表より浮かし列状に積み上げられた有機物の列の端部までトラクタ10を後退させることにより移動する。トラクタ後方の堆肥化装置がその列に臨む位置に来たときに油圧シリンダ10bのロッドを伸ばすことにより堆肥化装置をその底部が地表に接するよう位置させる。このとき装置自体に傾きが生じていればカバーフレーム11の背部に設けられたシリンダ12dにより装置を水平に調整する。
【0015】
この状態で油圧モータ17b又は第1及び第2シャフト24,26をトラクタの動力取出し装置10cにより駆動し、油圧モータ17b又は第1及び第2スプロケット23a,23bを回転させて回転軸14をパドル16とともに回転させ、トラクタ10を有機物の列に従って進行させる。即ちこの実施例においてはトラクタ10の後部に堆肥化装置が取付けられているため、トラクタ10を有機物の列に添って後退させる。回転軸14に設けられた複数のパドル16は有機物の列に突き当たりまたその中を通過することで有機物を撹拌する。また各パドル16は、一定の角度を持って回転軸14に溶接された取付け片14aにねじ14bにより取付けられているため、スクリュウと同様の作用を有し有機物を撹拌する度にトラクタ10の進行方向側方に有機物を移動させる。このときパドル16の外周部16bと両側部16c,16cに形成された鋸歯は有機物中のわら、雑草等の繊維物を切断し、両側部16c,16cに設けられた略Z字状の傾きは有機物の中を通過する際に空気を混合させ、かつこの傾きにより有機物のトラクタ側方への移動をより容易にする。
【0016】
有機物をパドル16が撹拌するときに生じる振動または衝撃は回転軸14と油圧モータ17bの連結部に設けられた合成ゴムカップリング18がその弾性により吸収し油圧モータ17b又は第2スプロケット23bに負担がかからないようにする。
列状の有機物を撹拌してトラクタ側方に移し終えたときには、トラクタ10に設けられた油圧シリンダ10bのロッドを縮めることで堆肥化装置を地表から浮かび上がらせ、次の列に移動するか又は作業を終了させる。
【0017】
なお、上記実施例では回転軸断面におけるパドルを3枚放射状に取付けたが、2枚放射状に設けてもよく、また4枚又は5枚放射状に設けてもよい。
また、上記実施例では合成ゴムカップリングは合成ゴムと、4個のねじにより構成したが、ねじの周囲に合成ゴムを設けたカップリングでもよく、又は他の構造のカップリングでもよい。
更に、上記実施例ではトラクタの後方に堆肥化装置を取付けたが、トラクタ前方に取付けてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、パドルの外周部と両側部に鋸歯を形成したので有機物中のわら、雑草等の繊維物を細かく切断でき、またZ字状の傾きを設ければパドルが有機物の中を通過する際に空気をより多く混合させるので、結果的により効率よく発酵させることができる。また駆動手段を油圧ポンプと油圧モータとにより構成し、油圧モータを回転軸と同軸に設ければチェーン、スプロケット等を使用することなく消耗品の部品点数を減らすことができる。更にパドルを両面とも使用することのできるように対称に形作し、そのパドルの列を回転軸に螺旋状に設ければ、有機物を撹拌する際に常に均等の力で撹拌することができ、パドルが消耗したならば反対に付け替えればよく、パドルの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例有機物の堆肥化装置を取付けたトラクタの斜視図。
【図2】その装置の連結部の斜視図。
【図3】その装置を斜め後方から見た図。
【図4】図3のD−D線断面図。
【図5】その装置に使用するパドルの平面図。
【図6】そのパドルの正面図。
【図7】そのパドルの側面図。
【図8】本発明実施例有機物の堆肥化装置に使用する駆動手段の油圧回路図。
【図9】本発明の別の実施例の連結部の斜視図。
【符号の説明】
10 トラクタ
11 カバーフレーム
12,22 連結具
13,23 支持アーム
14 回転軸
16 パドル
16b 外周部
16c 両側部
16d 取付け部
17a 油圧ポンプ
17b 油圧モータ
18 合成ゴムカップリング
23a,23b スプロケット
23c チェーン
24,26 シャフト
24a,26a 自在継手

Claims (3)

  1. トラクタ(10)の前部又は後部に連結具(12,22)を介して前記トラクタ (10) の幅方向に水平に延びて接続されたカバーフレーム(11)と、前記フレーム (11) の両端に設けられた一対の支持アーム (13,13,23) と、前記カバーフレーム(11)により覆われるように前記一対の支持アーム (13,13,23) に両端が枢支された回転軸(14)と、前記回転軸(14)に取外し可能に互いに間隔をあけて前記回転軸(14)から放射状に突出するように取付けられ複数のパドル(16)と、前記回転軸(14)を回転させる駆動手段(17a,17b)とを備えた有機物の堆肥化装置であって
    前記複数のパドル (16) は両側部 (16c,16c) 及び外周部 (16b) がそれぞれ鋸歯状に形成され、
    前記複数のパドル (16) は前記両側部 (16c,16c) 及び外周部 (16b) の鋸歯が前記回転軸 (14) に取付けられる取付部 (16d) の中心と前記外周部 (16b) の中心を結ぶ線 (L) に対して対称であってかつ前記外周部 (16b) から前記取付部 (16d) の方向に投影したときに略Z字状に両面兼用にそれぞれ形成され、
    前記回転軸(14)の回転により前記複数のパドル(16)が前記回転軸(14)下方の有機物を前記回転軸 (14) の軸心方向である前記トラクタ(10)の側方に移動させるように構成された
    ことを特徴とする有機物の堆肥化装置。
  2. 駆動手段がトラクタ(10)の動力取出し装置により駆動される油圧ポンプ(17a)と、前記油圧ポンプ(17a)により駆動される油圧モータ(17b)とを備え、
    前記油圧モータ(17b)が前記回転軸(14)の一端に合成ゴムカップリング(18)を介して前記回転軸(14)と同軸に結合されかつ一対の支持アーム(13,13)の一方に取付けられた請求項1記載の有機物の堆肥化装置。
  3. 駆動手段がトラクタ(10)の動力取出し装置に自在継手(24a,26a)を介して接続されるシャフト(24,26)と、前記シャフト(24,26)の先端と前記回転軸(14)の一端に設けられ前記シャフト(24,26)の回転をチェーン(23c)を介して前記回転軸(14)を回転させる第1及び第2スプロケット(23a,23b)とを備え、
    前記第2スプロケット(23b)が前記回転軸(14)の一端に合成ゴムカップリング(18)を介して前記回転軸(14)と同軸に結合されかつ一対の支持アーム(23,23)の一方に取付けられた請求項1記載の有機物の堆肥化装置。
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