JP3564998B2

JP3564998B2 - rice cooker

Info

Publication number: JP3564998B2
Application number: JP06285498A
Authority: JP
Inventors: 充八島; 治宮崎; 政博小山; 龍夫鷲▼崎▲
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1998-03-13
Filing date: 1998-03-13
Publication date: 2004-09-15
Anticipated expiration: 2018-03-13
Also published as: JPH11253307A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭などで使用する炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器としては、たとえは図６に示すようなものがある。すなわち図６において、本体６１には鍋６２が収容され、鍋６２には蓋体６３が覆っている。蓋体６３には前記鍋６２と連通してフロート室６４を介してその上端部には蒸気流出孔６５を備える。前記フロート室６４は底面を傾斜面にするとともにこの傾斜面の下端には蒸気流入孔６６を設ける。また前記傾斜面上にはフロート６７が摺動自在に設けられ、その傾斜面を下降したフロート６７に相対しておねば検出手段であるリードスイッチ６８を設け、おねば検出手段６９を構成している。７０は鍋６２の底面の温度を検知するための鍋温度検知手段、、７１は本体６１の前側部に設けた制御装置で、鍋加熱手段７２への通電を制御している。
【０００３】
ここで、炊飯時の動きについて説明する。鍋６２内の米が加熱され沸騰してくると、おねばが泡となって蒸気流入孔６６まで上がって行き、さらに上方にふき上げようとする。この時おねばの泡はフロート６７を傾斜面に沿って押し上げる。ここで、フロート６７が所定の動作寸法に達するとリードスイッチ６８が作動してして鍋加熱手段の通電を制御することによってふきこぼれるのを防ぐ。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来構造のものでは、炊飯工程において最も強い火力を必要とする工程で通電を制御して火力を落とすために、ご飯の食味を落とすおそれがあった。
【０００５】
本発明は、上記課題を解決するもので、火力を弱めなくてもふきこぼれしないことにより、炊飯性能を著しく向上させる炊飯器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の手段は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記鍋内と連通した蒸気流出孔と、この蒸気流出孔を開閉する蒸気孔開閉装置と、前記蒸気流出孔と連通して前記鍋内の間にはおねば検出手段とを備えて構成している。
【０００７】
【発明の実施の形態】
請求項１記載の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記鍋内と連通した蒸気流出孔と、この蒸気流出孔を開閉する蒸気孔開閉装置と、前記蒸気流出孔と連通して前記鍋内の間にはおねば検出手段とを備え、前記蒸気孔開閉装置は弁で開閉する蒸気開閉孔を有し、前記鍋内の気圧によって蒸気開閉孔の弁を開放する構成により、火力の強さがご飯の食味に最も影響を与える炊き上げ工程において、火力を弱めることなく蒸気流出孔を閉じて鍋内を一気に沸騰させ、ふきこぼれる直前だけ蒸気流出孔を開けることで、ふきこぼれを防止することができる。
【０００８】
請求項２記載の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記鍋内と連通した蒸気流出孔と、この蒸気流出孔を開閉する蒸気孔開閉装置と、前記蒸気流出孔と連通して前記鍋内の間にはおねば検出手段と、前記おねば検出手段により前記蒸気孔開閉装置の作動を制御する制御手段とを構成したことにより、火力の強さがご飯の食味に最も影響を与える炊き上げ工程において、ふきこぼれる直前に蒸気流出孔を最適な開口量だけ開けて、食味を低下させること無く、ふきこぼれを防止することができる。
【０００９】
請求項３記載の発明は、蒸気流出孔を配設した蒸気筒を備え、フロート室を前記蒸気筒の下部に係合させると共に、前記フロート室及び蒸気筒を蓋体から離脱可能としてなることにより、かかる部分の清掃性を向上することができる。
【００１０】
請求項４記載の発明は、フロート室を蒸気筒と分離可能としてなることにより、かかる部品の清掃性を一層向上させることができる。
【００１１】
請求項５記載の発明は、蓋体内部配設された誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱される放熱板とを備え、前記放熱板を前記蓋体から分離可能としてなることにより、おねばに関する個所の清掃をさらに向上させることができる。
【００１２】
請求項６記載の発明は、フロート室の取り付け状態を検知してなることにより、使用のさいに誤ってフロートをはずしたままで炊飯を開始させようとした場合にも適切にかかる状態を解除できるものである。
【００１３】
請求項７記載の発明は、蒸気筒及びフロート室の取り付け部を筒状として蓋の上下を貫通させてなることにより、蓋におけるかかる部分の清掃性を向上することができる。
【００１４】
【実施例】
（実施例１）
以下、本発明の第１の実施例について説明する。
【００１５】
図１、図２は、本発明の第１の実施例を示すものであり、本体１には有底筒状の鍋２が着脱自在に内設されている。蓋体３は本体１の上面開口部を開閉自在に覆っている。４は蒸気孔開閉装置であり、天面に蒸気流出孔５を有する蒸気筒６と、前記蒸気筒６の裏面から下方に伸びた略Ｌ字形リブ７によって支えられる弁８と、前記蒸気筒６を昇降自在に備えるコアプレ−ト９と、前記コアプレート９の中央下面に備え、前記弁８で開閉する蒸気開閉孔１０とで構成している。
【００１６】
また、蒸気開閉孔１０の下方には、おねば検出手段１１が隣接している。このおねば検出手段１１は磁気性のフロ−ト１２とこのフロート１２を昇降自在に収納するフロ−ト室１３と、前記フロート１２がフロート室１３の底傾斜面よって下端に付勢される位置に相対してフロート検出手段であるリードスイッチ１４とで構成されている。前記フロート室１３はコアプレート９の下端に着脱自在に係合して一体的に構成されている。また蒸気筒６・弁８・コアプレート９及びフロート１２を収納したフロート室１３は蓋体３に着脱自在に備えられる。
【００１７】
さらに、１５は加熱装置で鍋２の下部に位置し、１６は鍋２の底面温度を検知する温度センサ−、１７は制御基板であり加熱装置１５への通電制御を行う。
【００１８】
上記構成において、炊飯中の炊き上げ工程においては蒸気孔開閉装置４は鍋２内部に適度の圧力を与えるために閉じた状態になっている。鍋２内ではお米のでんぷん質が水に解けておねばができ、鍋内の圧力も上昇する。ここで、おねばがフロ−ト室１３まで上昇してきた時、フロ−ト１２は鍋２内部とフロート室１３との圧力差によってフロ−ト室１３の傾斜面に沿って上昇する。これとほとんど同時に鍋２内の内圧により弁８は持ち上げられて蒸気開閉孔１０を開く。この時フロ−ト室１３では、蒸気流出孔５を介して外気が流入して内部温度を降下させ、中にたまったおねばの泡がつぶれて鍋２内に還流し、蒸気流出孔５から外にふきこぼれるのを防ぐ。
【００１９】
この後、おねばが引いて鍋２内の気圧が低下すると、フロ−ト１２が元の位置に戻る。また、これとほとんど同時に弁８も元の位置に戻って蒸気開閉孔１０は再び閉じる。一方加熱装置１５による鍋２への加熱はこの間も継続される。
【００２０】
またフロート１２がフロート室１３の底傾斜面を上昇し蒸気開閉孔１０の開孔にもかかわらずフロート１２が所定の位置以上に動作すると前記リードスイッチ１４がそれを検出し、この検出信号により制御基板１７を介して加熱装置１５への通電量を下げ、異常時のふきこぼれを防止する。
【００２１】
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば炊飯工程上最適な火力を与えて炊き上げることができ、また、適度の圧力を最大限の時間与えたり、蒸気孔の開閉をして保湿や蒸気を飛ばしたりすることが出来るために食感のよいご飯を炊くことができる。
【００２２】
なお、本実施例では蒸気孔の開閉を鍋２内の蒸気による内圧によって説明したが、例えば、フロート１２と機械的に連動させて動作させることが出来ることは言うまでもない。
【００２３】
（実施例２）
図３、図４は、本発明の第２の実施例を示すものであり、本体２１には有底筒状の鍋２２が着脱自在に内設されている。本体２１の上面開口部を蓋体２３が開閉自在に覆っている。２４は蒸気孔開閉装置であり、天面外周の放射状に磁石２５を備え且つ天面に蒸気流出孔２６を設けた蒸気筒２７と、前記蒸気筒２７の裏面から下方に伸びた略Ｌ字形リブ２７ａによって支えられる弁２８と、前記蒸気筒２７を昇降自在に備えるコアプレ−ト２９と、前記コアプレート２９の中央下面に備え、前記弁２８で開閉する蒸気開閉孔３０と、蓋体２３に内装したモ−タ３１と、磁性金属製の支持台３２と、この支持台上には前記モータ３１で回動されるＳ・Ｎ極片面着磁磁石を円周状に配したロ−タ磁石３３とで構成している。つまりロ−タ磁石３３のＳ・Ｎ極位置を回動させることにより磁石２５と吸着、反発力を生み出して蒸気筒２７を昇降する。
【００２４】
また蒸気開閉孔３０の下方にはおねば検出手段３４が隣接している。このおねば検出手段３４は磁気性のフロ−ト３５とこのフロート３５を昇降自在に収納するフロ−ト室３６と、前記フロート３５がフロート室３６の底傾斜面よって下端に付勢される位置に相対して前記蓋体２３に内装したフロート検出手段であるリードスイッチ３７とで構成されている。前記フロート室３６はコアープレート２９の下端に着脱自在に係合して一体的に構成されている。つまり磁気性のフロート３５は磁性金属製の支持台３２により、ロータ磁石３３と磁気的に隔離して構成している。
【００２５】
さらに、３８は加熱装置、３９は制御基板であり前記加熱装置３８への通電あるいは蒸気孔開閉装置２４の動力源である前記モータ３１等の制御を行う。
【００２６】
上記構成において、炊飯中の炊き上げ工程においては蒸気孔開閉装置２４は鍋２２内部に適度の圧力を与えるために閉じた状態になっている。ここで、鍋２２内の加熱によりおねばがフロ−ト室３６まで上昇してきた時、フロ−ト３５は鍋２２内部とフロート室３６との圧力差によってフロ−ト室３６の傾斜面に沿って上昇する。フロート３５の動作寸法が所定の寸法に達するとリードスイッチ３７がそれを検出する。この検出信号により前記制御基板３９を介してモータ３１を駆動制御し、ロータ磁石３３を磁石２５と反発する位置に回動して前記蒸気筒２７を上昇させ、弁２８を持ち上げて蒸気開閉孔３０を開き蒸気流出孔２６を開放する。この蒸気流出孔２６開放の瞬間、フロ−ト室３６では、前記蒸気開閉孔３０を介して外気が流入し、内部温度を降下させて中にたまったおねばの泡をつぶし、おねばを鍋２２内に還流して蒸気流出孔２６から本体２１外へのふきこぼれを防ぐ。
【００２７】
この後、おねばが引いてフロ−ト３５が元の位置に戻ると、その状態をリードスイッチ３７が検出し、例えばフロート３５のリードスイッチ３７に検出される回数の一回当たり１０秒間といった所定時間を前記制御基板３９で制御して前記蒸気孔開閉装置２４を作動し、所定時間経過後蒸気開閉孔３０は再び閉じる。
【００２８】
一方前記蒸気孔開閉孔３０開放の間も、加熱装置３８による鍋２２への加熱は継続される。
【００２９】
また、リードスイッチ３７の検出回数が所定の回数を上回った際には、前記制御基板３９により前記加熱装置３８への通電を制御しておねばのふきこぼれを未然に防ぐ。
【００３０】
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば炊飯工程上最適な火力を与えて炊き上げることができ、また蒸気の流出孔の開孔量をコントロ−ルして保湿や蒸気を飛ばしたりすることが出来るために食感のよいご飯を炊くことができる。なお、本実施例では蒸気孔開閉装置２４を着磁磁石による反発力、吸着力を利用して作動させる構成で説明したが、例えばソレノイドコイルや、形状記憶合金等様々な動力源を用いて作動させてもよく、またフロ−ト検出手段としても、他にも光センサ−等様々な方式においても同様な効果が期待できることは言うまでもない。
【００３１】
（実施例３）
次に第３の実施例について図４，図５により説明する。
【００３２】
図４において、蓋体２３、蒸気孔開閉装置２４である磁石２５、蒸気流出孔２６、蒸気筒２７、弁２８、コアプレート２９、蒸気開閉孔３０、モータ３１、支持台３２、ロータ磁石３３、おねば検出手段３４であるフロート３５、フロート室３６、リードスイッチ３７は第２の実施例と同じである。
【００３３】
また図５において、本体４１には鍋４２を収容し、この鍋４２の上面開口部には前記蓋体２３が開閉自在に覆っている。鍋４２の下方には加熱装置４３が、蓋体４２の前部には前記加熱装置４３及び前記蒸気孔開閉装置２４を作動制御する制御基板４４を備える。
【００３４】
ここで、炊飯工程中の動作について説明する。
【００３５】
炊飯開始時において蒸気孔開閉装置２４は弁２８により蒸気開閉孔３０を閉ざしている。この状態で炊飯を開始すると、まず鍋４２内ではお米のでんぷん質が水に解けておねばができ始める。また、鍋４２内の温度も高まる。さらに加熱が進むとまず蒸気孔開閉装置２４が制御基板４４により作動され、つまりモータ３１の駆動によりロータ磁石３３を磁石２５と反発する位置に回動して前記蒸気筒２７を上昇させ、弁２８を持ち上げて蒸気開閉孔３０を開き蒸気流出孔２６を開放する。この後鍋４２内では加熱が進み、おねばは鍋４２からフロート室３６に達する。ここで従来であればおねばは一気にフロート３５を押し上げるが、蒸気開閉孔３０を開き蒸気流出孔２６を開放しているのでその動作は遅れる。そこで鍋４２は従来以上に加熱装置４３により加熱が継続される。そしてさらに加熱が進むとおねばはフロート３５を押し上げ、フロート３５が所定の動作量に達すると前記リードスイッチ３７がそれを検出しその信号を制御基板４４に送る。制御基板４４ではその信号により加熱装置４３への通電を制御して前記蒸気流出孔２６からのおねばのふきこぼれを未然に防ぐ。
【００３６】
以上の説明から明らかなように、本実施例によればふきこぼれを遅らせて、その間鍋の加熱を継続することができ、また蒸気流出孔の開閉をコントロ−ルして保湿や蒸気を飛ばしたりすることができるため、よいおいしいご飯を炊くことができる。
【００３７】
また、本実施例において、放熱板４０を取り外し可能とすることにより、蒸気筒２７、フロート室３６、及び放熱板４０を同時に蓋体から取り外すことが可能となり、蓋体の蒸気筒２７の取り付け部付近の清掃を容易とすることができる。即ち、蓋体の蒸気筒取り付け部付近においては、鍋内において発生したおねばが蒸気筒付近まで上昇するために、炊飯工程終了後におねばが残留したりする場合があるが、当該実施例によれば、かかる部分の取り外しが自由となり取り外した部品自体の清掃が容易となるのみならず、取り外した後の蓋の当該部分が筒状にくりぬかれるため、かかる部分に使用者の指が入りやすくなり、清掃性を大きく向上させることができるものである。
【００３８】
即ち、フロート室３６を蒸気筒２７の下部に係合させることにより、蒸気筒２７と一体にフロート室３６をも蓋から分離することが可能となり、加えて、放熱板４０を蓋と分離可能とすることで、従来では不可能であった、炊飯工程後の蒸気筒付近の分離清掃を可能としたものである。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように、請求項１記載の発明によれば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記鍋内の蒸気を排出するための蒸気流出孔と、前記蒸気流出孔を開閉する蒸気孔開閉装置と、前記蒸気流出孔と連通したおねば検出手段とを備え、前記蒸気孔開閉装置は弁で開閉する蒸気開閉孔を有し、前記おねば検出手段により検出された前記鍋内の気圧に応じて前記蒸気開閉孔の弁を開制御してなることにより、火力の強さがご飯の食味に最も影響を与える炊き上げ工程においても、蒸気開閉孔を閉じて気密の高い状態で鍋内を一気に沸騰させ、ふきこぼれる直前だけ蒸気開閉孔を開けておねばを引かせ、火力を弱めることなくふきこぼれを防止することができ、おいしいご飯を炊くことができる。
【００４０】
また、請求項２記載の発明によれば、特に、おねば検出手段として、フロ−トを昇降自在に収納するフロ−ト室と、前記フロートがフロート室の底傾斜面の下端に付勢される位置に相対して前記蓋体に内装されるフロート検出手段とを備えたものとし、蒸気孔開閉装置は、前記フロート検出手段による前記フロートの昇移動検出後、所定の遅延時間を設けて蒸気流出孔を開放してなることにより、確実にふきこぼれを防止しつつ、鍋内の圧力を効果的に高めることができ、おいしいご飯を炊くことができる。
【００４１】
また、請求項３記載の発明によれば、特に、蒸気流出孔を配設した蒸気筒を備え、フロート室を前記蒸気筒の下部に係合させると共に、前記フロート室及び蒸気筒を蓋体から離脱可能としてなることにより、かかる部分の清掃性を向上することができる。
【００４２】
また、請求項４記載の発明によれば、特に、フロート室を蒸気筒と分離可能としてなることにより、かかる部品の清掃性を一層向上させることができる。
【００４３】
また、請求項５記載の発明によれば、蓋体内部配設された誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱される放熱板とを備え、前記放熱板を前記蓋体から分離可能としてなることにより、おねばに関する個所の清掃をさらに向上させることができる。
【００４４】
また、請求項６記載の発明によれば、フロート室の取り付け状態を検知してなることにより、使用のさいに誤ってフロートをはずしたままで炊飯を開始させようとした場合にも適切にかかる状態を解除できるものである。
【００４５】
また、請求項７記載の発明によれば、蒸気筒及びフロート室の取り付け部を筒状として蓋の上下を貫通させてなることにより、蓋におけるかかる部分の清掃性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例の炊飯器の破断断面図
【図２】同、炊飯器の要部の破断断面図
【図３】本発明の第２の実施例の炊飯器の破断断面図
【図４】本発明の第２、第３の実施例の炊飯器の要部の破断断面図
【図５】本発明の第３の実施例の炊飯器の破断断面図
【図６】従来の炊飯器の破断断面図
【符号の説明】
１、２１炊飯器本体
２、２２鍋
３、２３蓋体
５、２６蒸気流出孔
４、２４蒸気孔開閉装置
１１、３４おねば検出手段
３９、４４制御手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker used in a general household or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a rice cooker of this type, for example, as shown in FIG. That is, in FIG. 6, the pot 61 is accommodated in the main body 61, and the pot 62 is covered with the lid 63. The lid 63 is provided with a steam outlet hole 65 at the upper end thereof via a float chamber 64 in communication with the pot 62. The float chamber 64 has a slanted bottom surface and a vapor inlet 66 at the lower end of the slanted surface. A float 67 is slidably provided on the inclined surface, and a reed switch 68 is provided as detecting means if the float 67 is to be opposed to the float 67 which has descended the inclined surface. I have. 70 is a pan temperature detecting means for detecting the temperature of the bottom surface of the pan 62, 71 is a control device provided on the front side of the main body 61, and controls the energization of the pan heating means 72.
[0003]
Here, the movement at the time of cooking rice will be described. When the rice in the pan 62 is heated and boiled, the rice grows as bubbles and goes up to the steam inflow hole 66 and tries to wipe it up further. At this time, the urethane foam pushes up the float 67 along the inclined surface. Here, when the float 67 reaches a predetermined operation size, the reed switch 68 is operated to control the energization of the pan heating means to prevent the spillover.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional structure, there is a risk that the taste of rice may be reduced in order to reduce the heating power by controlling the energization in the process requiring the strongest heating power in the rice cooking process.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problem, and an object of the present invention is to provide a rice cooker that does not spill over without weakening the heating power, thereby significantly improving the rice cooking performance.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Means of the present invention for solving the above problems include a rice cooker main body, a pot removably housed in the rice cooker main body, a lid body that opens and closes an upper surface opening of the rice cooker main body, A steam outlet hole communicating with the inside of the pot, a steam hole opening / closing device for opening and closing the steam outlet hole, and an on-board detection means are provided between the inside of the pot in communication with the steam outlet hole.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to claim 1 is a rice cooker main body, a pot removably stored in the rice cooker main body, a lid body that opens and closes an upper opening of the rice cooker main body, and communication with the inside of the pot. A steam outlet opening, a steam outlet opening / closing device for opening and closing the steam outlet hole, and a rice detecting means between the inside of the pan in communication with the steam outlet hole, and the steam hole opening / closing device is opened and closed by a valve. The steam opening / closing hole has a steam opening / closing hole, and the steam opening / closing valve is opened by the air pressure in the pan. By closing the hole and boiling the inside of the pot at once, and opening the steam outflow hole only immediately before the spill, the spill can be prevented.
[0008]
The invention according to claim 2 is the rice cooker main body, a pot removably stored in the rice cooker main body, a lid body that opens and closes an upper opening of the rice cooker main body, and communicates with the inside of the pot. Steam outlet, a steam hole opening / closing device for opening / closing the steam outlet, a steam detecting device communicating with the steam outlet, and a steam detector between the inside of the pan, and a steam hole opening / closing device using the steam detecting device. In the cooking process, where the intensity of the thermal power has the greatest influence on the taste of the rice, the steam outflow hole is opened by an optimal amount just before the spillover, thereby improving the taste. Without lowering, it is possible to prevent spills.
[0009]
The invention according to claim 3 is provided with a steam cylinder provided with a steam outlet hole, wherein the float chamber is engaged with a lower portion of the steam cylinder, and the float chamber and the steam cylinder can be detached from the lid. In addition, the cleanability of such a portion can be improved.
[0010]
According to the fourth aspect of the present invention, the float chamber can be separated from the steam cylinder, so that the cleanability of such components can be further improved.
[0011]
The invention according to claim 5 includes an induction heating coil disposed inside the lid, and a radiator plate induction-heated by the induction heating coil, and the radiator plate can be separated from the lid, Cleaning of places related to cats can be further improved.
[0012]
According to the sixth aspect of the present invention, by detecting the mounting state of the float chamber, it is possible to appropriately release the state even when an attempt is made to start rice cooking with the float removed by mistake during use. Things.
[0013]
According to the seventh aspect of the present invention, since the attachment portion of the steam cylinder and the float chamber is formed in a cylindrical shape and penetrates the upper and lower portions of the lid, it is possible to improve the cleanability of such a portion of the lid.
[0014]
【Example】
(Example 1)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described.
[0015]
FIGS. 1 and 2 show a first embodiment of the present invention, in which a bottomed cylindrical pot 2 is detachably provided in a main body 1. The lid 3 covers the upper opening of the main body 1 so as to be openable and closable. Reference numeral 4 denotes a steam hole opening / closing device, which includes a steam tube 6 having a steam outlet hole 5 on a top surface, a valve 8 supported by a substantially L-shaped rib 7 extending downward from the back surface of the steam tube 6, and a steam tube 6 And a steam opening / closing hole 10 which is provided on the central lower surface of the core plate 9 and is opened / closed by the valve 8.
[0016]
Further, below the steam opening / closing hole 10, an on-board detecting means 11 is adjacent. The rice detecting means 11 includes a magnetic float 12, a float chamber 13 for accommodating the float 12 in a vertically movable manner, and a position where the float 12 is urged to the lower end by the inclined surface of the bottom of the float chamber 13. And a reed switch 14 as a float detecting means. The float chamber 13 is detachably engaged with the lower end of the core plate 9 and is integrally formed. A float chamber 13 containing the steam cylinder 6, the valve 8, the core plate 9, and the float 12 is provided on the lid 3 in a detachable manner.
[0017]
Further, reference numeral 15 denotes a heating device located below the pot 2, reference numeral 16 denotes a temperature sensor for detecting the bottom surface temperature of the pot 2, and reference numeral 17 denotes a control board for controlling energization of the heating device 15.
[0018]
In the above configuration, in the cooking step during rice cooking, the steam hole opening / closing device 4 is in a closed state in order to apply an appropriate pressure to the inside of the pot 2. In the pot 2, the starch of the rice must be dissolved in the water, and the pressure in the pot also increases. Here, when the rice rose to the float chamber 13, the float 12 rises along the inclined surface of the float chamber 13 due to the pressure difference between the inside of the pot 2 and the float chamber 13. Almost at the same time, the valve 8 is lifted by the internal pressure in the pan 2 to open the steam opening / closing hole 10. At this time, in the float chamber 13, the outside air flows in through the steam outlet hole 5 to lower the internal temperature, and the lather foam collected inside collapses and returns to the pot 2, and the steam flows out of the steam outlet hole 5. Prevent spills outside.
[0019]
After that, when the bed pulls and the air pressure in the pot 2 decreases, the float 12 returns to its original position. Almost at the same time, the valve 8 returns to the original position, and the steam opening / closing hole 10 is closed again. On the other hand, the heating of the pot 2 by the heating device 15 is continued during this time.
[0020]
Further, when the float 12 rises on the bottom inclined surface of the float chamber 13 and the float 12 operates above a predetermined position despite the opening of the steam opening / closing hole 10, the reed switch 14 detects it and the control based on this detection signal. The amount of electricity supplied to the heating device 15 via the substrate 17 is reduced to prevent spillage in an abnormal situation.
[0021]
As is clear from the above description, according to the present embodiment, it is possible to cook by giving an optimal heating power in the rice cooking process, and to give an appropriate pressure for a maximum time or to open and close a steam hole. It is possible to cook rice with a good texture because it can moisturize and remove steam.
[0022]
In the present embodiment, the opening and closing of the steam hole is described by the internal pressure of the steam in the pan 2, but it is needless to say that the steam hole can be operated mechanically in conjunction with the float 12.
[0023]
(Example 2)
FIGS. 3 and 4 show a second embodiment of the present invention, in which a bottomed cylindrical pot 22 is detachably provided in a main body 21. A lid 23 covers the upper opening of the main body 21 so as to be freely opened and closed. Reference numeral 24 denotes a steam hole opening / closing device, which is provided with a magnet 25 radially around the top surface and a steam outlet hole 26 provided on the top surface, and a substantially L-shaped rib extending downward from the back surface of the steam tube 27. A valve 28 supported by 27a, a core plate 29 provided with the steam cylinder 27 so as to be able to move up and down, a steam opening / closing hole 30 provided at a lower center surface of the core plate 29 and opened and closed by the valve 28, and a cover 23 Motor 31, a support 32 made of a magnetic metal, and a rotor magnet 33 on which a single-sided S / N pole magnetized magnet rotated by the motor 31 is arranged on the support. It consists of: In other words, by rotating the S and N pole positions of the rotor magnet 33, the magnet 25 is attracted and repelled to generate the repulsive force, and the steam cylinder 27 is moved up and down.
[0024]
In addition, below the steam opening / closing hole 30, a detection means 34 is adjoined. The rice detecting means 34 includes a magnetic float 35, a float chamber 36 for storing the float 35 so as to be able to move up and down, and a position where the float 35 is urged to the lower end by the bottom inclined surface of the float chamber 36. And a reed switch 37 which is a float detecting means provided inside the lid 23. The float chamber 36 is detachably engaged with the lower end of the core plate 29 and is integrally formed. That is, the magnetic float 35 is magnetically isolated from the rotor magnet 33 by the magnetic metal support 32.
[0025]
Further, reference numeral 38 denotes a heating device, and reference numeral 39 denotes a control board, which controls energization of the heating device 38 or controls the motor 31 and the like which is a power source of the steam hole opening / closing device 24.
[0026]
In the above configuration, in the cooking step during rice cooking, the steam hole opening / closing device 24 is in a closed state in order to apply an appropriate pressure to the inside of the pan 22. Here, when the rice is raised to the float chamber 36 by the heating in the pan 22, the float 35 moves along the inclined surface of the float chamber 36 due to the pressure difference between the inside of the pan 22 and the float chamber 36. To rise. When the operating size of the float 35 reaches a predetermined size, the reed switch 37 detects this. The motor 31 is driven and controlled by the detection signal via the control board 39, the rotor magnet 33 is rotated to a position where it repels the magnet 25 to raise the steam cylinder 27, the valve 28 is lifted, and the steam opening / closing hole 30 is raised. To open the steam outlet hole 26. At the moment when the steam outlet hole 26 is opened, in the float chamber 36, outside air flows in through the steam opening / closing hole 30, lowers the internal temperature, and crushes the foam of the accumulated toney. Refluxing into the inside 22 prevents spillage from the steam outflow hole 26 to the outside of the main body 21.
[0027]
Thereafter, when the float 35 returns to the original position by pulling the tongue, the reed switch 37 detects the state, and the state is detected by the reed switch 37 of the float 35, for example, for 10 seconds per one time. The time is controlled by the control board 39 to operate the steam hole opening / closing device 24, and after a lapse of a predetermined time, the steam opening / closing hole 30 is closed again.
[0028]
On the other hand, even while the steam hole opening / closing hole 30 is open, the heating of the pot 22 by the heating device 38 is continued.
[0029]
Further, when the number of times of detection of the reed switch 37 exceeds a predetermined number, the control board 39 controls the energization of the heating device 38 to prevent the spill-over.
[0030]
As is clear from the above description, according to the present embodiment, it is possible to cook by giving an optimum heating power in the rice cooking process, and to control the amount of opening of the steam outflow hole to keep moisture and to fly the steam. You can cook rice with a good texture. In the present embodiment, the configuration has been described in which the steam hole opening / closing device 24 is operated by using the repulsive force and the attractive force of the magnetized magnet, but is operated by using various power sources such as a solenoid coil and a shape memory alloy. It is needless to say that the same effect can be expected in various systems such as an optical sensor as well as a float detecting means.
[0031]
(Example 3)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS.
[0032]
In FIG. 4, a lid 23, a magnet 25 serving as a steam hole opening / closing device 24, a steam outlet hole 26, a steam cylinder 27, a valve 28, a core plate 29, a steam opening / closing hole 30, a motor 31, a support base 32, a rotor magnet 33, The float 35, the float chamber 36, and the reed switch 37, which are the assimilation detecting means 34, are the same as those in the second embodiment.
[0033]
In FIG. 5, a pot 42 is accommodated in the main body 41, and the lid 23 is openably and closably covered at an upper opening of the pot 42. A heating device 43 is provided below the pan 42, and a control board 44 for controlling the operation of the heating device 43 and the steam hole opening / closing device 24 is provided at a front portion of the lid 42.
[0034]
Here, the operation during the rice cooking process will be described.
[0035]
At the start of rice cooking, the steam hole opening and closing device 24 closes the steam opening and closing hole 30 by the valve 28. When rice cooking is started in this state, first, in the pot 42, the starch content of the rice is dissolved in water and the rice begins to be formed. Further, the temperature in the pot 42 also increases. When the heating is further advanced, first, the steam hole opening / closing device 24 is operated by the control board 44, that is, the rotor 31 is rotated to the position where it repels the magnet 25 by driving the motor 31, and the steam cylinder 27 is raised. To open the steam opening / closing hole 30 and open the steam outflow hole 26. Thereafter, the heating proceeds in the pot 42, and the rice reaches the float chamber 36 from the pot 42. Here, in the conventional case, the float 35 is pushed up at a stretch, but the operation is delayed because the steam opening / closing hole 30 is opened and the steam outlet hole 26 is opened. Therefore, the heating of the pot 42 is continued by the heating device 43 more than before. When the heating further proceeds, the float pushes up the float 35, and when the float 35 reaches a predetermined operation amount, the reed switch 37 detects this and sends a signal to the control board 44. The control board 44 controls the energization of the heating device 43 based on the signal so as to prevent spilling of the horn from the steam outlet hole 26 beforehand.
[0036]
As is clear from the above description, according to the present embodiment, it is possible to delay the spillover, to continue the heating of the pot during that time, and to control the opening and closing of the steam outflow holes to keep moisture and blow out steam. You can cook good and delicious rice.
[0037]
Further, in this embodiment, by making the radiator plate 40 detachable, the steam tube 27, the float chamber 36, and the radiator plate 40 can be simultaneously removed from the lid, and the mounting portion of the lid for the steam tube 27 can be attached. The cleaning of the neighborhood can be facilitated. In other words, in the vicinity of the steam cylinder mounting portion of the lid, since the waste generated in the pot rises to the vicinity of the steam cylinder, the waste may sometimes remain after the rice cooking process. According to this, not only the removal of such a part becomes free and the cleaning of the removed part itself becomes easy, but also the part of the lid after being removed is hollowed out, so that the user's finger can easily enter the part. Thus, the cleaning property can be greatly improved.
[0038]
That is, by engaging the float chamber 36 with the lower portion of the steam cylinder 27, the float chamber 36 can also be separated from the lid integrally with the steam cylinder 27. In addition, the radiator plate 40 can be separated from the lid. By doing so, it is possible to separate and clean the vicinity of the steam cylinder after the rice cooking step, which was not possible in the past.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the rice cooker main body, the pan removably stored in the rice cooker main body, and the lid body that opens and closes the upper opening of the rice cooker main body. A steam outlet hole for discharging steam in the pan, a steam hole opening / closing device for opening / closing the steam outlet hole, and a rice detecting device communicating with the steam outlet hole, the steam hole opening / closing device Has a steam opening / closing hole opened and closed by a valve, and controls the opening of the valve of the steam opening / closing hole according to the atmospheric pressure in the pan detected by the rice ash detection means, so that the strength of the heating power is rice. In the cooking process, which has the greatest effect on the taste of the food, the steam opening and closing hole is closed and the inside of the pot is boiled at a stretch in a tight airtight state. Can prevent spills without Igohan can cook.
[0040]
According to the second aspect of the present invention, in particular, a float chamber for storing the float so as to be able to move up and down and the float are biased to the lower end of the bottom inclined surface of the float chamber as the sleep detecting means. And a float detecting means provided in the lid relative to the position where the float is detected.The steam hole opening / closing device is provided with a predetermined delay time after the float detecting means detects the upward movement of the float. By opening the outflow hole, the pressure in the pot can be effectively increased while reliably preventing spills, and delicious rice can be cooked.
[0041]
According to the third aspect of the present invention, in particular, a steam cylinder provided with a steam outlet hole is provided, and the float chamber is engaged with a lower portion of the steam cylinder, and the float chamber and the steam cylinder are separated from the lid. By being detachable, the cleanability of such a part can be improved.
[0042]
According to the invention of claim 4 , in particular, since the float chamber can be separated from the steam cylinder, the cleanability of such components can be further improved.
[0043]
According to the fifth aspect of the present invention, there is provided an induction heating coil disposed inside the lid, and a radiator plate induction-heated by the induction heating coil, wherein the radiator plate can be separated from the lid. As a result, it is possible to further improve the cleaning of places related to the bed.
[0044]
Further, according to the invention of claim 6 , by detecting the mounting state of the float chamber, it is possible to appropriately start cooking rice with the float removed accidentally during use. The state can be released.
[0045]
According to the seventh aspect of the present invention, since the mounting portion of the steam cylinder and the float chamber is formed in a cylindrical shape and penetrates the upper and lower portions of the lid, the cleaning performance of such a portion of the lid can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cutaway sectional view of a rice cooker according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cutaway sectional view of a main part of the rice cooker. FIG. 3 is a sectional view of a rice cooker according to a second embodiment of the present invention. FIG. 4 is a cutaway view of a main part of a rice cooker according to the second and third embodiments of the present invention. FIG. 5 is a cutaway sectional view of a rice cooker according to a third embodiment of the present invention. ] Cutaway view of conventional rice cooker [Explanation of symbols]
1, 21 rice cooker main body 2, 22 pot 3, 23 lid 5, 26 steam outlet 4, 24 steam hole opening / closing device 11, 34 rice detecting means 39, 44 control means

Claims

炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記鍋内の蒸気を排出するための蒸気流出孔と、前記蒸気流出孔を開閉する蒸気孔開閉装置と、前記蒸気流出孔と連通したおねば検出手段とを備え、前記蒸気孔開閉装置は弁で開閉する蒸気開閉孔を有し、前記おねば検出手段により検出された前記鍋内の気圧に応じて前記蒸気開閉孔の弁を開放制御してなる炊飯器。A rice cooker main body, a pot removably stored in the rice cooker main body, a lid body that opens and closes an upper opening of the rice cooker main body, and a steam outlet hole for discharging steam in the pan. And a steam hole opening / closing device for opening and closing the steam outlet hole, and a rice detecting device communicating with the steam outlet hole, wherein the steam hole opening / closing device has a steam opening / closing hole opened and closed by a valve. A rice cooker configured to open and control a valve of the steam opening / closing hole in accordance with an air pressure in the pot detected by a detecting unit.

おねば検出手段は、フロ−トを昇降自在に収納するフロ−ト室と、前記フロートがフロート室の底傾斜面の下端に付勢される位置に相対して前記蓋体に内装されるフロート検出手段を有し、蒸気孔開閉装置は、前記フロート検出手段による前記フロートの昇移動検出後、所定の遅延時間を設けて蒸気流出孔を開放してなる請求項１記載の炊飯器。The need detection means includes a float chamber for storing the float so as to be able to move up and down, and a float which is mounted on the lid body relative to a position where the float is biased to the lower end of the bottom inclined surface of the float chamber. The rice cooker according to claim 1, further comprising a detecting means, wherein the steam hole opening / closing device opens the steam outflow hole with a predetermined delay time after the float detecting means detects the upward movement of the float.

蒸気流出孔を配設した蒸気筒を備え、フロート室を前記蒸気筒の下部に係合させると共に、前記フロート室及び蒸気筒を蓋体から離脱可能としてなる請求項２記載の炊飯器。3. The rice cooker according to claim 2, further comprising a steam cylinder having a steam outlet hole, wherein the float chamber is engaged with a lower portion of the steam cylinder, and the float chamber and the steam cylinder are detachable from the lid.

フロート室を蒸気筒と分離可能としてなる請求項３記載の炊飯器。4. The rice cooker according to claim 3, wherein the float chamber can be separated from the steam cylinder.

蓋体内部配設された誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱される放熱板とを備え、前記放熱板を前記蓋体から分離可能としてなる請求項１〜４のいずれか１項に記載の炊飯器。An induction heating coil which is lid inside arranged, and a heat radiating plate which is inductively heated by the induction heating coil, the heat radiating plate to any one of claims 1-4 comprising as separable from the lid Rice cooker as described.

フロート室の取り付け状態を検知してなる請求項２記載の炊飯器。3. The rice cooker according to claim 2, wherein the state of attachment of the float chamber is detected.

蒸気筒及びフロート室の取り付け部を筒状として蓋の上下を貫通させてなる請求項２記載の炊飯器。3. The rice cooker according to claim 2, wherein the attachment portion of the steam cylinder and the float chamber has a tubular shape and penetrates the upper and lower sides of the lid.