JP3560315B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの蒸発器を持つ冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の冷蔵庫90の断面図を示し、図9はその冷蔵庫90の冷気の流れを示したものである。図8に示すように冷蔵庫90のキャビネットには、上から順番に冷蔵室91、野菜室94、冷凍室92が設けられている。
【0003】
蒸発器95で作られた冷気は冷凍室92を冷却し、その一部は冷気の流れを制御するダンパ96を通り冷蔵室91に流れる。そして、冷蔵室91に流れた冷気は野菜室94に流れ、蒸発器95に戻り再び冷却され庫内を循環する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
冷蔵庫90が置かれた部屋の外気温が低くくなると、冷蔵室91は外気との温度差が小さくなり、その熱的な負荷は小さくなって、冷蔵室91及び野菜室94を冷却するための必要量は小さくなる。したがって、これら冷蔵室91及び野菜室94に冷気を流す時間の比率は少なくなる。
【0005】
冷蔵室91及び野菜室94に冷気が流れなくなると、冷蔵室91における温度分布は、不均一になり、上方が高く、下方が低くなる。
【0006】
また、野菜室94においては、冷凍室92と隣接しているため、野菜室94の底部側から冷却され、野菜室94の温度は必要以上に低くなってしまう。そのため、野菜室94と冷凍室92を仕切る断熱性の仕切部93にヒータ98を設置し、このヒータ98を通電することにより野菜室94の温度保証を行っている。
【0007】
上記のように、従来の冷蔵庫90では、外気温が低くなると冷蔵室91の温度分布が不均一になるという問題点があり、また、野菜室94に特別なヒータ98を設ける必要があるため、コストが上昇するという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、外気温が低くなっても冷蔵室の温度分布が均一となり、また、野菜室などに特別のヒータを設ける必要のない冷蔵庫を提供するものである。
【0010】
請求項1に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷蔵庫の置かれた外気温度を測定する外気温度センサと、外気温度センサで測定した外気温度が所定温度以下になった場合の第1の条件と、冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない冷蔵室が無冷却中になった場合の第2の条件の2つの条件が満たされた時に冷蔵ファンを回転させる第1冷蔵撹拌モードを行う第1制御手段とを有し、第1制御手段は、第1の条件と第2の条件が満たされ、さらに、隣接する冷凍室の温度が所定温度以下になった場合の第3の条件が満たされた時に第1冷蔵撹拌モードを行うことを特徴とする冷蔵庫。
【0011】
請求項2に係る発明は、第1制御手段は、第1冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵ファンを低速回転、または、断続的に回転させることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
【0012】
請求項3に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷凍用蒸発器に冷媒を流して冷凍室が冷却されている場合の第4の条件が満たされた時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有したことを特徴とする冷蔵庫。
【0013】
請求項4に係る発明は、冷蔵庫の置かれた外気温度を測定する外気温度センサを有し、第2制御手段は、第4の条件と、さらに、外気温度センサで測定した外気温度が所定温度以下になった場合の第5の条件との2つの条件が満たされた時に第2冷蔵撹拌モードを行うことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
【0014】
請求項5に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった場合の条件が満たされた時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、第2制御手段は、前記条件と、さらに、冷蔵室の温度が一定時間以内に所定温度まで下降した場合の第6の条件が満たされた時に、第2冷蔵撹拌モードを行うことを特徴とする冷蔵庫。
【0015】
請求項6に係る発明は、冷蔵用蒸発器の温度を測定する除霜センサを有し、第2制御手段は、除霜センサが所定温度に到達した時に、第2冷蔵撹拌モードを終了することを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 請求項7に係る発明は、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードを一定時間行うことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
【0016】
請求項8に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵室の冷却終了設定温度を、通常運転中の冷却終了設定温度より高く設定することを特徴とする冷蔵庫。
【0017】
請求項9に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定することを特徴とする冷蔵庫。 請求項10に係る発明は、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定する時間を第2冷蔵撹拌モード開始後一定時間とすることを特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。 請求項11に係る発明は、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータへの入力値を可変制御することを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
【0018】
請求項12に係る発明は、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータは断続的に動作させることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
【0019】
請求項13に係る発明は、第2制御手段は、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵ファンを低速回転、または、断続的に回転させることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
【0020】
請求項14に係る発明は、冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、第2冷蔵撹拌モードにおいて、冷蔵ファンを逆回転させ、暖気を冷蔵室に流すことを特徴とする冷蔵庫。
【0022】
請求項1の冷蔵庫であると、隣接する冷凍室の温度が所定温度より低くなる第3の条件が満たされても、第1冷蔵撹拌モードを第1制御手段が行うことにより、冷蔵室の冷気が撹拌され、温度が下がらず庫内温度が均一となってその影響が冷蔵室に現れない。
【0023】
請求項2の冷蔵庫であると、冷蔵ファンの回転数を低速にするか、または、断続的に回転させても、冷蔵室の冷気を充分に撹拌することができる。
【0024】
請求項3の冷蔵庫であると、隣接する冷凍室の温度が低くなって第4の条件が満たされ、除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行うことにより、暖気が冷蔵室内部に送り込まれ撹拌され、庫内温度が均一となってその影響が冷蔵室に現れない。
【0025】
請求項4の冷蔵庫であると、外気温度が所定温度以下になった第5の条件を満たした場合であっても、第2冷蔵撹拌モードを行うことにより、冷蔵室内部に暖かい空気が送り込まれて撹拌されるので、冷蔵室の庫内温度が必要以上に低くなることがなく、かつ、撹拌されて均一となる。
【0026】
請求項5の冷蔵庫であると、第4の条件が満たされ、さらに、冷蔵室温度が一定時間以内に所定温度まで下降した場合の第6の条件が満たされたときに、第2冷蔵撹拌モードを行うことにより、冷蔵室内部に暖気が送り込まれて庫内の空気が撹拌されるので、冷蔵室内部の温度が必要以上に下がらず、かつ、均一な温度分布となる。
【0027】
請求項6の冷蔵庫であると、除霜センサが所定温度に到達したときに、第2冷蔵撹拌モードを終了するため、冷蔵室内部に暖気が必要以上に送り込まれて冷蔵室の温度が必要以上に上昇することがない。
【0028】
請求項7の冷蔵庫であると、第2冷蔵撹拌モードを一定時間行うだけであるため、冷蔵室内部に暖気が必要以上に送り込まれて冷蔵室の温度が必要以上に上昇することがない。
【0029】
請求項8の冷蔵庫であると、暖気が冷蔵室内に送り込まれて冷蔵室の温度が高くなると、通常より高い冷却終了設定温度にすぐ到達するため、冷蔵室の冷却終了設定温度を通常運転中の冷却終了設定温度より高く設定することにより、冷蔵室の温度が必要以上に上昇することがない。
【0030】
請求項9の冷蔵庫であると、冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定することにより、暖気が冷蔵室内に送り込まれても冷却開始設定温度に到達しないため、冷却が開始されない。
【0031】
請求項10の冷蔵庫であると、冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定する時間を、第2冷蔵撹拌モード開始後一定時間とすることにより、冷蔵室内の温度が必要以上に上昇することがない。
【0032】
請求項11の冷蔵庫であると、第2制御手段は、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータへの入力値を可変制御することにより、常に最適のヒータ温度に保つことができる。
【0033】
請求項12の冷蔵庫であると、第2制御手段は冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを断続的に動作させることにより、常に最適なヒータ温度とすることができる。
【0034】
請求項13の冷蔵庫であると、暖気を冷蔵室内に送り撹拌するだけであるため、冷蔵ファンを低速回転、または、断続的に回転させる。
【0035】
請求項14の冷蔵庫であると、冷蔵ファンを第2冷蔵撹拌モードにおいて逆回転させることにより、暖気の流れが冷気の流れとは全く逆になるため、より確実に撹拌を行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例の冷蔵庫10について図面に基づいて説明する。
【0037】
図1は冷蔵庫10の簡略した縦断面図であり、電気系統の説明も兼ねた図である。また、図2は冷蔵庫10の冷凍サイクルの説明図である。
【0038】
まず、図1に基づいて説明する。
【0039】
冷蔵庫10のキャビネット12には、上段から冷蔵室14、野菜室16、冷凍室18が設けられている。なお、この冷凍室18には、不図示の製氷装置が設けられている。
【0040】
冷凍室18の背面底部には、圧縮機20が配される機械室22が設けられている。また、冷凍室18の後方には、冷凍室用蒸発器(以下、Fエバという)24が配され、Fエバ24の上方には、Fエバ24で発生した冷気を冷凍室18に送風する冷凍室用ファン(以下、Fファンという)26が設けられている。Fエバ24の下方には、Fエバ24の除霜を行う場合の除霜ヒータ(以下、F除霜ヒータという)28が設けられている。Fエバ24の上部近傍には、Fエバ24の温度を検知するためのFエバセンサ30が設けられている。
【0041】
冷凍室18内部には、庫内温度を測定するための冷凍室用温度センサ(以下、Fセンサという)32が設けられている。
【0042】
野菜室16の背面には、冷蔵室用蒸発器(以下、Rエバという)が設けられ、このRエバ34の上方には冷蔵室用ファン(以下、Rファンという)36が設けられ、Rエバ34の温度を検知するRエバセンサ38が設けられている。、Rエバ34の下方には、Rエバ34の除霜を行うための除霜ヒータ(以下、R除霜ヒータという)40が設けられている。
【0043】
冷蔵室14の内部には、庫内温度を測定するための冷蔵室用温度センサ(以下、Rセンサという)42が設けられている。
【0044】
キャビネット12の背面上部には、この冷蔵庫10が置かれている部屋の温度、すなわち、外気温度を測定するための外気温度センサ54が設けられている。
【0045】
そして、これらFファン26、F除霜ヒータ28、Fエバセンサ30、Fセンサ32、Rファン36、Rエバセンサ38、R除霜ヒータ40、外気温度センサ54及びRセンサ42は、マイクロコンピュータよりなる制御装置44に接続されている。この制御装置40は1枚の基板よりなり、キャビネット12の背面上部に設けられている。また、制御装置44には、圧縮機20のモータも接続されている。
【0046】
次に、図1に基づいて冷気の流れを説明する。
【0047】
Fエバ24によって冷却された冷気は、Fファン26によって送風され冷凍室18を循環する。また、Rエバ34によって冷却された冷気は、Rファン36によって野菜室16と冷蔵室14に送風され循環する。
【0048】
次に、図2に基づいて、これら冷凍サイクルの構造について説明する。
【0049】
圧縮機20には凝縮器46が接続され、凝縮器46には三方弁68が接続されている。三方弁68から二股に分かれた冷媒流路の一方は、冷蔵室用キャピラリチューブ(以下、Rキャピラリチューブという)50を経てRエバ34に接続されている。また、三方弁68から分かれた他方の冷媒流路は冷凍室用キャピラリチューブ(以下、Fキャピラリチューブという)52に接続されている。そして、Fキャピラリチューブ52とRエバ34の冷媒流路は、一つになってFエバ24に接続され、さらに圧縮機20に接続されている。
【0050】
上記の冷蔵庫10の動作状態について説明する。
【0051】
(1.交互冷却運転)
(1) 冷蔵モード
三方弁68を切り替えて、冷媒が、Rエバ34とFエバ24に流れるようにする。そして、Rファン36とFファン26をそれぞれ運転させると、冷却された空気は、冷蔵室14、野菜室16、冷凍室18に送り込まれ、これらの部屋が冷却される。以下、この状態を冷蔵モードという。
【0052】
(2) 冷凍モード
三方弁68を切り替えて、冷媒がFキャピラリチューブ52とFエバ24のみに流れるようにする。そして、Fファン26のみを運転させる。この状態では、Fエバ24によって冷却された冷気はFファン26によって冷凍室18のみに送り込まれ、その庫内温度が低下する。そして、冷蔵室14においては冷気は送り込まれない無冷却となる。以下、この状態を冷凍モードという。冷凍モードの詳細な制御方法については、後から説明する。
【0053】
(3) 交互冷却運転
そして、冷凍モードと冷蔵モードを交互に行うことを交互冷却運転運転という。
【0054】
(2.除霜運転)
この冷蔵庫10において、除霜運転を行う場合には、図2に示す冷凍サイクルの構造から、Fエバ24とRエバ34を同時に除霜ヒータ28,40で除霜する場合と、Fエバ24のみをF除霜ヒータ28で除霜する場合が考えられる。そして、本実施例の冷蔵庫10の場合には、Fエバ24の除霜運転を冷凍モードの積算時間が一定時間(例えば10時間)に到達した場合に行い、そのFエバ24の除霜運転の3回に1度の割合で、Fエバ24とRエバ34の除霜運転を行うものとする。
【0055】
(3.冷凍モードにおける制御方法)
次に、上記で説明した交互冷却運転中の冷凍モードにおける制御方法についていくつか説明する。
【0056】
(1) 第1の制御方法
まず、冷凍モードにおける冷蔵室14の状態を説明する前に、冷蔵モードにおける冷蔵室14の状態を説明する。
【0057】
冷蔵モードにおいてはRファン36が回転しているため、Rエバ34で冷却された冷気が冷蔵室14内部に送り込まれるだけでなく、その送り込まれた冷気により冷蔵室14内部が撹拌され、その庫内温度は均一となる。したがって、たとえ外気温度が低くても、庫内温度は均一の一定した温度となっている。
【0058】
これに対し、冷凍モードにおいては、Rエバ34からの冷気を送り込む必要がないため、通常はRファン36が停止している。そのため、冷蔵室14の冷気は撹拌されない。この場合に、例えば、外気温度が低い場合には、撹拌されないことにより、温度分布に斑が生じることになる。
【0059】
この温度分布の斑を解消するために、Rファン36を回転させて、空気の撹拌を行うものものが第1の制御方法である。この冷蔵モードにおいてRファン36を回転させることを「第1冷蔵撹拌モード」という。
【0060】
第1の制御方法を示したものが図3のフローチャートである。
【0061】
ステップa1において、外気温度が所定温度t℃(例えば、10℃)より低い場合にはステップa2に進み、そうでない場合にはこの状態を続ける。
【0062】
ステップa2において、冷凍モードか否かを判断し、冷凍モードであればステップa3に進む。
【0063】
ステップa3において、Rファン36のみを回転させて、冷蔵室14の冷気を撹拌し、温度分布を均一とする。
【0064】
(2) 第2の制御方法
野菜室16は冷凍室18と隣接しているため、その熱伝導で野菜室16の底部が冷却される。そのため、冷蔵室14と野菜室16との間に温度斑が生じることとなる。
【0065】
特に、冷凍室18の温度が所定温度(例えば、−25℃)よりも低い場合には、外気温が第1の制御方法における温度tより高い場合であっても、その影響により温度斑が発生する。
【0066】
これを防止するために、冷蔵モードにおいてRファン36を回転させる第1冷蔵撹拌モードに入る第2の制御方法を行う。その制御方法を示したものが図4のフローチャートである。
【0067】
ステップb1において、外気温度がt1(例えば、10℃)より低い場合にはステップb4に進み、高い場合にはステップb2に進む。
【0068】
ステップb2において、外気温度がt2(例えば、12℃)より低い場合にはステップb3に進み、そうでない場合にはステップb1に戻る。ここで、t2はt1よりも高い温度に設定しておく。
【0069】
ステップb3において、隣接する区画である冷凍室18の温度がt3(例えば、−25℃)より低い場合には、たとえ外気温度が10℃より低い場合であってもその影響がある。そのために、ステップb4に進む。
【0070】
ステップb4において、冷凍モードか否かを判断し、冷凍モードであればステップb5に進み、冷蔵モードであればステップb1に戻る。
【0071】
ステップb5において、Rファン36を回転させ、冷蔵室14の冷気を撹拌して庫内温度を均一とする。
【0072】
(3) 第3の制御方法
第1,2の制御方法の第1冷蔵撹拌モードにおいて、Rファン36の回転数を、冷蔵モードにおける回転数よりも低く設定する。これは、冷凍モードにおけるRファン36の運転は上記したように温度分布を改善するためだけのものであり、大量な風量を必要としないためである。
【0073】
なお、この場合に回転数を落とすだけでなく、断続的に運転させることも同様の効果を得ることができ、また、省エネとなる。また、低速でかつ断続運転を行ってもよい。
【0074】
(4) 第4の制御方法
上記したように、野菜室16は隣接する冷凍室18からの影響により温度が低くなる傾向がある。ところが、野菜室16に保存される野菜は一般的に2℃〜5℃が適切であり、凍結しないことが重要である。そのため、野菜室16の温度は少なくとも0℃以上にする必要がある。
【0075】
したがって、冷凍モードにおいては、野菜室16の温度低下を防止するために、R除霜ヒータ40に通電を行い、かつ、Rファン36を運転させて、R除霜ヒータ40によって暖められた空気(以下、暖気という)を野菜室16に送り込み、庫内温度が0℃以下になるのを防止する。このR除霜ヒータ40とRファン36を動作させる状態を、「第2冷蔵撹拌モード」という。
【0076】
第2冷蔵撹拌モードを終了させるタイミングとしては、Rエバ温度センサ38が、所定温度(例えば、2℃)より高くなった場合に終了させる。これによって、冷蔵室14及び野菜室16に必要以上の温度が高い暖気が送り込まれることがないため食品を傷めることがない。
【0077】
なお、この終了するタイミングとしては、これ以外の方法として第2冷蔵撹拌モードを一定時間(例えば、1時間)のみ動作させるようにしてもよい。
【0078】
(5) 第5の制御方法
第4の制御方法における野菜室16を暖める必要性は、外気温度により大きく
異なる。すなわち、外気温度が低い場合には、よりその必要性が多くなるため、冷凍モードになった場合で、かつ、外気温度が所定温度(10℃)以下になった場合にのみR除霜ヒータ40とRファン36を動作させて第2冷蔵撹拌モードに入ってもよい。
【0079】
(6) 第6の制御方法
第4,5の制御方法の第2冷蔵撹拌モードにおけるR除霜ヒータ40の出力は、除霜運転中におけるR除霜ヒータ40の熱量より小さいものであり、R除霜ヒータ40に対する入力値を小さくする必要がある。
【0080】
そのため、位相制御等によって可変制御可能なR除霜ヒータ40の場合には、入力値を連続的に可変になるようにして最適なヒータ入力にすることが重要である。この制御は、冷蔵室14の温度が高ければ高いほどヒータの入力を小さくし、逆に冷蔵室14の温度が低ければ低いほどヒータ入力値を大きくする方法であってもよい。
【0081】
また、上記のように位相制御等の可変制御が不可能なR除霜ヒータ40の場合には、入力値を断続的に通電させることにより、平均的な入力を下げるようにすればよい。この場合に、断続の一サイクルが短い方が温度変動は小さくなるが、その1サイクルの時間はヒータ及びリレーのON/OFFの耐久回数とヒータの通電時間により決定する。
【0082】
(7) 第7の制御方法
第2冷蔵撹拌モードを行うと、R除霜ヒータ40からの暖気により、冷蔵室14及び野菜室16の庫内温度が一時的に上昇する。しかし、外気温度が庫内設定温度より低い場合は時間と共に庫内温度は低下する。一方、R除霜ヒータ40により一時的に庫内温度が上昇すると、R温度センサ42がそれを検知して、冷蔵室14の温度が上がったものと誤って判断して、冷凍モードから冷蔵モードに切り替える恐れがある。
【0083】
そのため、図5に示すように第2冷蔵撹拌モードを行っている場合には、冷却開始設定温度を通常の冷却開始設定温度(例えば、4℃)より高い温度(例えば、6℃)に設定しておく。これにより、第2冷蔵撹拌モードにより冷蔵室14の温度が一時的に上昇しても冷蔵モードに切り替わることがない。
【0084】
また、外気温度が低い場合に冷蔵室14の冷却を終了する温度、すなわち、冷凍モードに切り替わる場合の冷却終了設定温度を通常の冷却終了温度より高く設定しておくと、冷蔵室14及び野菜室16の庫内温度が必要以上に冷却されないため、外気温度の影響によって必要以上に下がることがない。
【0085】
(8) 第8の制御方法
第7の制御方法において、冷却開始温度の設定を高くする時間を、第2冷蔵撹拌モードが開始後一定時間にする。
【0086】
これにより、冷蔵室14や野菜室16に温度の高い食品を収納した場合であっても負荷の増大による庫内の温度上昇を速やかに検知して冷凍モードから冷蔵モードに切り替わるため、その庫内温度が異常に上昇するのを抑制できる。
【0087】
(9) 第9の制御方法
第2冷蔵撹拌モードにおいても、第1冷蔵撹拌モードと同様に、Rファン36は冷蔵室14及び野菜室16の冷気を撹拌するためだけであるため、必要以上の風量を必要としないため、低速回転、または、断続的に回転させてもよい。
【0088】
(10)第10の制御方法
第5〜9の制御方法においては、Rファン36を正回転で回転させていたが、これを逆回転させてもよい。
【0089】
この場合には、図1に示す空気の流れとは逆の方向の方に暖気が流れるため、より確実に冷蔵室14及び野菜室16の冷気を暖気によって撹拌することが可能となる。
【0090】
(4.変更例)
なお、上記冷蔵庫の冷凍サイクルとしては、図2に示すもので説明したが、これに代えて、図6に示すようにRエバ34とFエバ24とを並列に設けて、交互冷却運転を行う場合であっても同様の効果を得ることができる。
【0091】
また、図7に示すように、キャピラリチューブ51とRエバ34とFエバ24を直列にした冷凍サイクルであっても、同様の効果を得ることができる。
【0092】
【発明の効果】
以上により本発明の冷蔵庫であると、外気温度が低かったり隣接する冷凍室の温度の影響により冷蔵室の温度分布に斑が生じても、これを解消して均一な温度分布とすることができ、また、特別なヒータを設けることなく、冷蔵室の温度が異常に下がることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の冷蔵庫の説明図である。
【図2】本実施例の冷蔵庫の冷凍サイクルの説明図である。
【図3】第1の制御方法のフローチャートである。
【図4】第2の制御方法のフローチャートである。
【図5】第7の制御方法のタイミングチャートである。
【図6】冷凍サイクルの変更例の説明図である。
【図7】冷凍サイクルの他の変更例の説明図である。
【図8】従来の冷蔵庫の縦断面図である。
【図9】従来の冷蔵庫の冷気の流れを示す図面である。
【符号の説明】
10 冷蔵庫
20 圧縮機
24 Fエバ
30 Fエバセンサ
34 Rエバ
38 Rエバセンサ
44 制御装置
68 三方弁
Claims (14)
- 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷蔵庫の置かれた外気温度を測定する外気温度センサと、
外気温度センサで測定した外気温度が所定温度以下になった場合の第1の条件と、冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない冷蔵室が無冷却中になった場合の第2の条件の2つの条件が満たされた時に冷蔵ファンを回転させる第1冷蔵撹拌モードを行う第1制御手段とを有し、
第1制御手段は、
第1の条件と第2の条件が満たされ、さらに、隣接する冷凍室の温度が所定温度以下になった場合の第3の条件が満たされた時に第1冷蔵撹拌モードを行う
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 第1制御手段は、
第1冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵ファンを低速回転、または、断続的に回転させる
ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷凍用蒸発器に冷媒を流して冷凍室が冷却されている場合の第4の条件が満たされた時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有した
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 冷蔵庫の置かれた外気温度を測定する外気温度センサを有し、
第2制御手段は、
第4の条件と、さらに、外気温度センサで測定した外気温度が所定温度以下になった場合の第5の条件との2つの条件が満たされた時に第2冷蔵撹拌モードを行う
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった場合の条件が満たされた時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、
第2制御手段は、
前記条件と、さらに、冷蔵室の温度が一定時間以内に所定温度まで下降した場合の第6の条件が満たされた時に、第2冷蔵撹拌モードを行う
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 冷蔵用蒸発器の温度を測定する除霜センサを有し、
第2制御手段は、
除霜センサが所定温度に到達した時に、第2冷蔵撹拌モードを終了する
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードを一定時間行う
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、
第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵室の冷却終了設定温度を、通常運転中の冷却終了設定温度より高く設定する
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、
第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定する
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵室の冷却開始設定温度を、通常運転中の冷却開始設定温度より高く設定する時間を第2冷蔵撹拌モード開始後一定時間とする
ことを特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。 - 第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵用蒸発器の除霜ヒータへの入力値を可変制御する
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵用蒸発器の除霜ヒータは断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 第2制御手段は、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵ファンを低速回転、または、断続的に回転させる
ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 冷蔵室に隣接して冷凍室が配され、
冷蔵室に対応した冷蔵用蒸発器と、冷凍室に対応した冷凍用蒸発器と、冷蔵用蒸発器で冷却された空気を冷蔵室に送風する冷蔵ファンと、冷凍用蒸発器の除霜ヒータと冷蔵用蒸発器の除霜ヒータとを有した冷蔵庫において、
冷蔵室が冷蔵用蒸発器に冷媒が流れていない無冷却中になった時に、冷蔵用蒸発器の除霜ヒータを動作させ、かつ、冷蔵ファンを回転させる第2冷蔵撹拌モードを行う第2制御手段を有し、
第2冷蔵撹拌モードにおいて、
冷蔵ファンを逆回転させ、暖気を冷蔵室に流す
ことを特徴とする冷蔵庫。
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