JP3559980B2 - 内燃機関の吸気通路構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、内燃機関の吸気通路構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、図3の要部断面図で示すように、スロットルチャンバ1の下流側にはインテークマニホールド5が接続されて内部に吸気通路Rが形成されており、スロットルチャンバ1内にはスロットルバルブ2が配設され、このスロットルバルブ2をバイパスしてスロットルチャンバ1には補助空気通路3が形成されており、補助空気通路3内には、内燃機関のアイドル運転時に供給する補助空気の量を内燃機関の運転状態に応じて制御するためのアイドルスピードコントロールバルブ4が設けられている。この補助空気通路3の下端には吸気通路Rの流れ方向に吹出口51が開口されたものとなっている。また、インテークマニホールド5の側壁面には直交状にコネクター52が連通接続されており、このコネクター52を通り外部からパージエアが導入されるように形成されている。このパージエアは燃料タンク内の燃料蒸発ガスが活性炭を通り導入されるものであり、従来においては、前記補助空気通路3を通る補助空気及び前記コネクター52を通り導入されるパージエアは、スロットルバルブ2の下流の吸気通路Rの内壁面に沿って吸気通路Rを下流側に流れるものであり、このように補助空気及びパージエアが吸気通路Rの内壁に沿って流れるため、補助空気及びパージエアが内燃機関の各気筒に均等に分配されず、内燃機関の各気筒の混合比にバラつきが生じて運転性を悪化させるという問題点があった。
また、吸気通路Rを逆流する燃焼ガス,ブローバイガス等が前記補助空気通路3内に吹き返して、吹き返しガスにより前記アイドルスピードコントロールバルブ4が汚れて作動不良を起こし、内燃機関のアイドル運転性を悪化させるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、内燃機関の運転性を悪化させることのない吸気通路構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に、一端側が前記補助空気の吹出 口に接続されるとともに他端側が前記パージエアの吹出口に接続されて、前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口が設けられた前記吸気通路を横切るパイプを配設し、該吹出口から前記補助空気及びパージエアが吸気通路内に放出されるように構成したことである。
また、第2の要旨は、前記吹出口は、前記吸気通路中央部付近の一箇所に、下流側以外の方向に開口する吹出口であることである。
また、第3の要旨は、スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に前記吸気通路を横切る2本のパイプを配設し、該2本のパイプの各々の前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口を設け、該2本のパイプのうち一方のパイプの前記吹出口から補助空気が放出され、他方のパイプの吹出口からパージエアが放出されるように構成したことである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施例の要部断面構成図であり、スロットルチャンバ1の下流側には同軸上にインテークマニホールド5が接続されており、内部に吸気通路Rが形成されている。スロットルチャンバ1内にはスロットルバルブ2が配設されており、その側方にはスロットルバルブ2をバイパスする補助空気通路3が形成されており、補助空気通路3内にはアイドルスピードコントロールバルブ4が設けられている。
【0005】
本例における補助空気通路3の下流端は直角状に折れ曲がって吸気通路R側に直交状に開口されており、この開口部にはパイプ6の一端側が接続されている。即ち、パイプ6は吸気通路Rと直交状に吸気通路Rを横切って配設されており、パイプ6の他端側はスロットルチャンバ1の壁面から外方へ突出してクリップ7を介しホース8が接続されたものとなっている。また、パイプ6における前記吸気通路Rの中央部付近には吹出口6aが開口されており、この吹出口6aは下流側以外の方向に向けて開口されたものとなっている。
【0006】
前記ホース8からは燃料タンク側からパージエアが導入されるように構成されている。即ち、前記パイプ6の左端側からは補助空気通路3を通る補助空気が流入され、パイプ6の右端側からはパージエアが内部に導入されるものであり、導入された補助空気及びパージエアは吹出口6aから吸気通路R内に放出されるように構成されている。
このようにして吸気通路R内に放出された補助空気及びパージエアは吸気通路R内を通る吸気本流に乗り、均等に分散されて内燃機関の各気筒に均等に分配されるものであり、これにより各気筒の混合比のバラつきがなくなり、内燃機関の運転性が向上するものである。
【0007】
また、このように構成することにより、燃焼ガス,ブローバイガス等が吸気通路R内を吹き返されてきても、吹出口6aが下流側以外の方向に向けて開口されているため、従来のように直接補助空気通路3内にこれらのガスが流入することがなく、さらに補助空気通路3の下端側は直線ではなく90°に折曲されているため、これらのガスが従来のようにアイドルスピードコントロールバルブ4に付着することが少なく、そのためアイドルスピードコントロールバルブの作動不良が生じることがなく、アイドルスピードコントロールバルブ4の作動不良による内燃機関のアイドル運転性等の悪化を良好に防止できるものとなる。
【0008】
次に、図2は第2実施例を示すものであり、本例では、前記パイプ6の下流側にさらに平行状にパイプ10を吸気通路Rを横切るように配設したものである。前記パイプ6は補助空気通路3の下流端側に左端部を連通接続して、右端をスロットルチャンバ1の右内壁面に固定して設けられており、パイプ6の吸気通路Rの中央部付近には吹出口6aが形成され、この吹出口6aは下流側以外の方向に向けて開口されたものとなっている。なお、このパイプ6を吸気通路R内に配設するために補助空気通路3の下端側のスロットルチャンバ1の左内壁面には貫通孔が形成されており、この貫通孔より前記パイプ6を差込状に配設して、その後にプラグ9により貫通孔を埋めて良好にパイプ6を配設できるように構成されている。
【0009】
また、前記パイプ10はインテークマニホールド5の右壁面を貫通して右側より差込状に配設されており、パイプ10の左端部はインテークマニホールド5の左内壁面に差込状に固定されている。なお、パイプ10の右端部にはクリップ11を介しホース12が接続され、このホース12を介し燃料タンク側からパージエアが供給されるように構成されている。なお、このパイプ10における吸気通路Rの中央部付近にも吹出口10aが形成されており、この吹出口10aは下流側以外の方向に向けて開口されたものとなっている。
【0010】
従って、補助空気通路3内を通る補助空気は下端側で直角方向に折り曲がって前記パイプ6内に導入され、パイプ6の吹出口6aから吸気通路R内に放出されるものであり、一方、パージエアはパイプ10内に導入され、パイプ10の吹出口10aから吸気通路R内に放出されるものである。この場合、放出される補助空気及びパージエアは共に吹出口6a,10aが吸気通路Rのほぼ中央部に位置しているため、吸気通路R内で均一に分散されて内燃機関の各気筒に良好に分配供給されるものであり、内燃機関の各気筒の混合比のバラつきがなく、内燃機関の運転性が向上するものである。
【0011】
また、吸気通路R内を逆流して吹き返される燃焼ガス,ブローバイガス等は補助空気通路3内に流入しにくい構造であるため、これらのガスによりアイドルスピードコントロールバルブ4が汚れることがなく、アイドルスピードコントロールバルブの作動不良を良好に抑えることができるものとなる。
なお、この図2のように、補助空気とパージエアの吹出口を独立させた構成では、パイプ6,10の径及び吹出口6a,10aの口径を変更させることにより、補助空気及びパージエアの流量を独立してチューニングすることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に、一端側が前記補助空気の吹出口に接続されるとともに他端側が前記パージエアの吹出口に接続されて、前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口が設けられた前記吸気通路を横切るパイプを配設し、該吹出口から前記補助空気及びパージエアが吸気通路内に放出されるように構成したことにより、補助空気及びパージエアは吸気通路のほぼ中央部で吹出口から良好に分散されるため、補助空気及びパージエアが均等に分配されて内燃機関の各気筒に供給されるため、内燃機関の各気筒の混合比のバラつきがなくなり、内燃機関の運転性が向上する効果を有する。
また、補助空気吹出口が下流側以外の方向に向けて開口されているため、従来のように吸気通路内を吹き返される燃焼ガス,ブローバイガスが補助空気通路内に流入することが少なく、そのため補助空気通路内に設けられたアイドルスピードコントロールバルブがこれらのガスにより汚されることがなく、アイドルスピードコントロールバルブの作動不良が良好に防止される効果を有する。
【0013】
また、スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に前記吸気 通路を横切る2本のパイプを配設し、該2本のパイプの各々の前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口を設け、該2本のパイプのうち一方のパイプの前記吹出口から補助空気が放出され、他方のパイプの吹出口からパージエアが放出されるように構成したことにより、それぞれのパイプから補助空気,パージエアが放出されるため、パイプの径及び吹出口の径を変更することにより補助空気及びパージエアの流量を独立してチューニングできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部断面構成図である。
【図2】第2実施例の要部断面構成図である。
【図3】従来構造の要部断面構成図である。
【符号の説明】
1 スロットルチャンバ
2 スロットルバルブ
3 補助空気通路
4 アイドルスピードコントロールバルブ
5 インテークマニホールド
6 パイプ
6a 吹出口
9 プラグ
10 パイプ
10a 吹出口
12 ホース
R 吸気通路

Claims (3)

  1. スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に、一端側が前記補助空気の吹出口に接続されるとともに他端側が前記パージエアの吹出口に接続されて、前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口が設けられた前記吸気通路を横切るパイプを配設し、該吹出口から前記補助空気及びパージエアが吸気通路内に放出されるように構成したことを特徴とする内燃機関の吸気通路構造。
  2. 前記吹出口は、前記吸気通路中央部付近の一箇所に、下流側以外の方向に開口する吹出口である請求項1に記載の内燃機関の吸気通路構造。
  3. スロットルバルブの下流側に、該スロットルバルブをバイパスして形成された補助空気通路を通る補助空気の吹出口と、燃料タンクから導入されるパージエアの吹出口が開口されてなる内燃機関の吸気通路において、前記スロットルバルブの下流側に前記吸気通路を横切る2本のパイプを配設し、該2本のパイプの各々の前記吸気通路中央部付近に下流側以外の方向に開口する吹出口を設け、該2本のパイプのうち一方のパイプの前記吹出口から補助空気が放出され、他方のパイプの吹出口からパージエアが放出されるように構成したことを特徴とする内燃機関の吸気通路構造。
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