JP3559567B2 - ケーブルタイ設置工具 - Google Patents

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Description

本願は、1996年8月28日提出の米国暫定出願第60/024,816号の優先権を主張する。
発明の背景
本発明は、ケーブルタイ設置工具に、より詳しくはケーブルタイに張力をかけ、それを切断するための改良された工具に関する。
当業者には良く知られている様に、ケーブルタイ(またはストラップ)は、電気ワイヤまたはケーブルの様な製品群を束ねる、または固定するために使用される。従来構造のケーブルタイは、ケーブルタイヘッドおよびそこから伸びる細長いテールを含む。テールを製品の束の周りに巻き付け、次いでヘッド中の通路に挿入する。ケーブルタイのヘッドは一般的に、ヘッド通路の中に伸び、テールの本体と係合してテールをヘッドに固定する固定部品を支持する。
使用の際、設置者は束ねるべき製品の周りにタイを手で配置し、テールをヘッド通路に挿入し、次いで手でタイを束の周りに引き締める。この時点で、ケーブルタイ設置工具を使用してケーブルタイに予め決められた張力をかける。設置者がその様なタイにどの程度きつい張力をかけるかに応じて、充分な張力をかけるのに1回以上のトリガーストロークを必要とする。ストラップ張力が予め決められた張力設定水準に近付いたら、工具は過剰のテール部分、すなわちケーブルタイのヘッドを越えて伸びているテール部分をタイから切断する。
先行技術の工具は、張力をかけた後、ケーブルタイの過剰テール部分を切断できるが、それに伴う幾つかの欠点があり、それらの欠点が単独で、または複数で、オペレータを疲労させることがある。例えば、先行技術の設置工具は、同じ大きさのグリップで製造されている。その結果、手の小さなオペレータが、手の大きなオペレータと同じ工具を使用しなければならない。そのため、オペレータは工具のグリップサイズが合わないだけでなく、数多く使用した後には、その様な不快感が最終的にオペレータの疲労につながる。その上、先行技術の工具には一般的にハウジングおよびトリガー部分に対して角度的に固定された先端部が形成されている。その結果、回転した向きに設置されているケーブルタイに張力をかけるために、オペレータは、工具自体をある角度で操作しなければならないことが多い。このために、オペレータは人間工学的に不自然および/または不快な向きにある工具でケーブルタイを設置しなければならず、やはり数多く使用した後にはオペレータの疲労につながる。
さらに、先行技術の設置工具では、設置したケーブルタイのケーブルタイテールを切断する時に一般的に反動による衝撃および振動が生じる。この衝撃/振動は、工具のハンドルおよび/またはトリガー機構を通して設置者に伝達される。反動衝撃/振動は、工具を繰り返し使用する間にオペレータの疲労を引き起こす。ある種の用途では、反動衝撃/振動が工具の損傷および/または設置者の負傷を引き起こすことさえある。最後に、先行技術の設置工具は一般的に調節可能な張力作用機構を含むが、この機構は、i)一般的に工具中の張力設定を変えるのに張力調節ねじを何度も回転させる必要があるので、調節が困難である、ii)使用中に読み取るのが困難である、および/または工具の落下/振動および汚れへの露出および他の環境的な条件による損傷を受け易い。
そのため、この分野では、1)グリップの大きさを変えられる様にすること、2)設置者の作業場に対して様々な向きにケーブルタイを設置し易くするために、先端部を角度的に調節できる様にすること、および3)設置したケーブルタイからケーブルタイテールを切断する際に経験する反動衝撃/振動を低減および/または排除することにより、オペレータの疲労を軽減する、および/または無くす設置工具が必要とされている。さらに、張力設定水準を迅速に調節でき、設置者が張力設定水準を容易に見ることができ、工具の衝撃/振動および汚れた環境への露出および他の環境的な条件による損傷に耐えられる調節可能な張力設定機構を備えたケーブルタイ設置工具が必要とされている。
発明の概要
本発明は、先行技術がかかえる課題に対処するもので、ケーブルタイの設置用工具に関する。ケーブルタイは、ヘッドおよびそこから伸びる細長いテールを含む。工具は、全体的にピストル形のハウジングを含む。ハウジングは、ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構、および張力をかけたケーブルタイからテールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持する。ハウジングは、固定グリップおよびグリップと連係する、移動できる様に取り付けたトリガーを含み、グリップに対するトリガーの運動が張力作用機構および切断機構を操作する。グリップおよびトリガーは、互いにある間隔をおいて配置され、設置者の手に合ったグリップサイズを決定する。トリガーをグリップに対して調節し、トリガーとグリップの間の間隔を変え、グリップサイズを変えて様々な設置者が工具を使用し易くすることができる。
本発明はさらに、ハウジングおよびハウジングにより支持される先端部を含む、ケーブルタイ設置用の工具に関する。先端部は、ケーブルタイに張力を作用させるための張力作用機構および張力をかけたケーブルタイからテールの過剰部分を切断するための切断機構をさらに含む。工具は、張力作用機構および切断機構を操作するための、ハウジングに取り付けたトリガーを含む。最後に、先端部はハウジングに対して回転させることができ、工具を人間工学的に快適な向きに維持しながら、回転したケーブルタイを容易に設置することができる。
本発明はさらに、ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構および張力をかけたケーブルタイからテールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持するハウジングを含む、ケーブルタイ設置用の工具に関する。工具は、張力作用機構および切断機構を操作するための、ハウジングに取り付けたトリガーを含む。最後に、ケーブルタイからテールの過剰部分を切断する際に張力作用機構および切断機構を一つに合わせて一時的に固定し、ケーブルタイにそれ以上の張力がかかるのを阻止し、張力作用機構の反動を排除するための手段を含む。
最後に本発明は、ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構および張力をかけたケーブルタイからテールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持するハウジングを含む、ケーブルタイ設置用の工具に関する。工具は、張力作用機構および切断機構を操作するための、ハウジングに取り付けたトリガーを含む。工具は、ケーブルタイに予め決められた張力設定値の張力をかけることができる様に、張力作用機構に予め決められた量の抵抗を加えるための、全体的にU字形の張力スプリングをさらに含む。最後に工具は、ハウジングにより支持され、張力スプリングと連係する、複数の組の対抗する接触表面を有する張力調節リングを含む。これらの組のそれぞれは、予め決められた張力設定値に対応し、それによってリングの回転により、工具中の張力設定が調節される。
その結果、本発明は、1)グリップの大きさを変えられる様にすること、2)設置者の作業場に対して様々な向きにケーブルタイを設置し易くするために、先端部をある角度的に調節できる様にすること、および3)設置したケーブルタイからケーブルタイテールを切断する際に経験する反動衝撃/振動を低減および/または排除することにより、オペレータの疲労を軽減する、および/または無くす設置工具を提供する。本発明の工具はさらに、張力設定水準を迅速に調節でき、設置者が張力設定水準を容易に見ることができ、工具の衝撃/振動および汚れへの露出および他の環境的な条件による損傷に耐える調節可能な張力設定機構を備えている。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の工具の断面図であり、
図1aは、図1の工具の上面図であり、
図2aは、本発明の工具のトリガーの詳細図であり、図2bは、本発明の工具のトリガーおよび連結機構の詳細図であり、
図2cは、図2bのトリガー/連結機構の側面図であり、
図3は、別の工具の断面図であり、
図3aは、図3の工具のグリップ調節機構の詳細図であり、
図4は、工具ハウジングの一部の、その中に取り付けた本発明の張力スプリングを示す全体図であり、
図5は、分かり易くするためにハウジングを取り除いた工具の一部の上面図であり、
図5aは、本発明の張力調節リングの製造上の詳細であり、
図6aは、本発明のフロントチューブおよびローラーマウントの分解組立図であり、
図6bは、ローラーマウントと張力スプリングの相互作用を示す、工具の一部の上面図であり、
図6cは、フォーク機構とローラーマウントの相互作用を示す、工具の一部の全体図であり、
図7は、分かり易くするためにブレード、連結およびアームを分解した、フォーク機構の全体図であり、
図7aは、つめ保持部(pawl cage)内に限定された通路を通してケーブルタイを挿入できる様に、時計方向に回転させたつめを示す、工具の先端部の拡大詳細図であり、
図7bは、軸方向に移動させたつめ保持部およびつめ保持部内にケーブルタイ(不図示)を掴むために反時計方向に回転させたつめを示す、工具の先端部の拡大詳細図であり、
図8は、分かり易くするために張力調節リングおよび張力スプリングを分解した全体図であり、
図8aは、本発明のロック座金の詳細図であり、
図9は、本発明の工具の分解組立図であり、
図10〜12aは、本発明の工具の操作を図式的に示す。
発明の詳細な説明
ケーブルタイに張力をかけ、切断するための設置工具10を図1に示す。工具10は、末端に固定グリップ14を有するピストル形のハウジング12を含む。ハウジング12には、ピン18を中心にしてトリガー16が回転できる様に取り付けてある。連結機構20は、ピン22により、グリップ14に回転できる様に取り付けてある。連結機構20の反対側の末端は、軸方向に往復運動する作動ロッド24と機械的に連係作用する。
接続シャフト26は、その一端でトリガーに滑らない様に取り付けてあり、その他端で接続ピン28を介して連結機構20に回転し得る様に取り付けてあるので、トリガー16を絞ることにより、トリガーがピン18を中心にして回転し、ピン22を中心にして連結機構20を回転させる。ピン22を中心として連結機構20が回転することにより、作動ロッド24が軸Xに沿って軸方向に移動する。図1に示す部品の向きに関して、トリガー16を絞ることにより、連結機構20がピン22を中心にして時計方向に回転するので、作動ロッド24が軸方向で後方に、すなわちハウジング12の後表面30の方に向かって移動する。戻しスプリング32が反時計方向の偏位力をトリガー16に与えるので、オペレータがトリガーを解除することにより、トリガーが最初の休止位置に戻る。
無論、工具10は、様々な大きさのグリップを有する様々な人が使用する。工具10に関して、グリップのサイズは、固定グリップ14の後表面34とトリガー16の前表面により限定される。本発明の工具は、工具グリップの大きさを調節し、特定の使用者の手の中にある間の快適性および機能性を高めることができる。より詳しくは、手の小さな人に対してはグリップを小さくし、手の大きな人にはグリップを大きくすることができる。グリップサイズを調節できることにより、工具を長時間使用する時の快適性が高くなり、緊張が少なくなり、機能性が向上する。これに関して、接続シャフト26は、グリップ調節ノブ40と連動するねじ山付き調節末端38を備えている。グリップ42は、末端38がノブ40から完全に外れるのを阻止している。図2aに最も分かり易く示す様に、トリガー16は、ピン18を中心にしてトリガーが回転し易い様に形成した蝶ネクタイ形の切込43を含む。(工具の先端部がオペレータの方を指している)好ましい実施態様では、ノブ40を時計方向に回転させることにより、工具のグリップが小さくなり、ノブ40を反時計方向に回転させると、工具のグリップが大きくなる。
図2b〜2cに関して、接続シャフト26は好ましくは接続ピン28を介して連結機構20に連結し、接続ピンはロッキンググリップ44を介して連結機構20に連結している。図2cに最も分かり易く示す様に、連結機構20は、一対の対向する対称的な形状を有する連結部45を含む。それぞれの連結部45は、作動ロッド24の末端と連係する形状の作動末端46を有する。
工具の別の実施態様を図3に示す。工具10'は、代わりの戻しスプリング32'を含む。無論、トリガーをその開いた、絞っていない位置に偏位させるために、他のスプリング配置を使用することもできる。工具10'は、別の接続シャフト26'も含む。接続シャフト26'は、そのねじ山付き末端38'に保持先端部47(図3aに最も分かり易く示す)を含む。保持先端部は、ねじ山付き末端がグリップ調節ノブから完全に外れるのを阻止する。
図4に関して、好ましくは一体成形品であるハウジング12は、ハウジングの両側にスプリング受入れトラック48を含む。トラック48は、全体的にU字形の張力スプリング50を受入れる大きさを有する。張力スプリング50は、ハウジング12の中に滑り込ませ、その中で対向するトラック48により支持されるような大きさを有する。スプリングは、ハウジングの後表面で、接着剤または他の好適な手段によりハウジングに固定することができる。図9に最も分かり易く示す様に、張力スプリング50は、好ましくは一対の対称的なスプリング部品52から形成される。
ハウジング12はさらに肩部54および開口部56、58および60を含み、これらの開口部は、ハウジング12の対向する側(図4には示していない)にある開口部と連係して、上記のピンをそれらの中に挿入することができる。ピンを開口部に挿入した時に締まりばめになり、それによってピンがその中に保持される様に、開口部の直径はピンの直径よりも小さく形成する。連結部45の下部に形成された穴62(図2b参照)を通るピン22は、開口部56と連係して連結機構20をハウジング12に回転し得る様に接続する。トリガー16の穴64(図2b参照)を通るピン18は、開口部58と連係してトリガー16をハウジング12に回転し得る様に接続する。
図5に関して、工具10は、最小張力設定、例えば設定1、と最大張力設定、例えば設定8、の間でハウジング12に対して回転し得る張力調節ノブ68を含む。工具は、張力調節ノブ68を張力設定値1にして示してある。図に示す様に、作動ロッド24は、連結部45の末端と連係する様に配置されたダンベル形状のカップリング70を含む。図2cに最も分かり易く示す様に、連結部45は、連結機構20の上部で互いの方に向けて収束している。連結部品のこの収束、ならびに末端46の特別な形状(図2bに示す様な)により、連結機構は(図1に示す様に)カップリング70と容易に連結し、トリガー16を絞る際にそこに連結したままでいることができる。末端46の形状により、作動ロッド24が軸方向に移動する際、末端46はカップリング70に対して移動することができる。トリガー16を絞る際、連結機構20はピン22を中心にして時計方向に回転し、末端46はカップリング70を介してスライドし、図3に示す様に、作動ロッド24を伸ばす。連結部45の末端は、ピン22の位置で、ハウジング12の中に一体形成された一対のリブにより互いに分離しているのが好ましい。
張力スプリング50には、スプリングの広がっていく前方区域74にローラー受入れ窪み72が形成されている。張力スプリング50の内側表面76間の間隔は、軸方向で(すなわち軸Xに沿って)T1からT2に増加する。工具10は、張力調節ノブ68の後端部に連結する張力調節リング78をさらに含む。図8に最も分かり易く示す様に、リング78は、後で一つに合わせる2個の個別の部品として形成するのが好ましい。リング78は好ましくは、リング78を確実に単一の向きにのみ設置できる様に、ノブ68の周辺部に形成された複数の溝81(図8参照)と連係する様な大きさおよび/または形状を有する複数のフィンガー80を含む。無論、リング78をノブ68に、予め決められた向きに取り付けるための他の手段も考えられる。
図5aに関して、リング78には複数の対向する平行な表面が形成されている。好ましい実施態様では、リング78は、工具に8種類の異なった張力調節を行なう8個の対向する平行接触表面を含む。図に示す様に、互いに平行な接触表面82は、それらの間に距離D1を限定する。接触表面82は、張力スプリング50と接触し、張力スプリング50を予め決められた量圧迫する。この予め決められた量の張力スプリング50の圧迫により、張力設定値1が得られる。図5の工具は張力設定値1に設定されている。
工具の先端をオペレータの方に向け、張力調節ノブ68を反時計方向に回転させると、工具中の張力設定値が増加する。より詳しくは、張力スプリング50は隣接する次の平行接触表面の対と係合する。平行接触表面の隣接するそれぞれの対は、それらの間に、対向する平行表面の先行する組の間隔よりも小さな間隔を有する。したがって、張力調節ノブ68を張力設定値1から張力設定値2に回転させると、リング78が同時に回転し、リング78の表面84が張力スプリング50と接触する。表面84間の間隔は距離D1よりも小さいので、張力スプリング50は、張力設定値1で経験したよりも大きな圧迫力の下に置かれる。
上記の様に、リング78は、工具の8種類の張力設定水準に対応する8組の対向する平行接触表面を備えており、張力設定水準8が最大量の張力を与える。リング84は、張力調節ノブが最小張力設定水準1および最大張力設定水準8を超えて回転するのを阻止する回転止め86をさらに備えている。当業者には明らかな様に、工具の使用者は張力調節ノブ68に容易に到達でき、工具の使用中に張力調節ノブを容易に掴んで回転させ、張力設定水準を容易に見ることができる。張力部品を変えるために調節ねじを何度も回転させる必要がある先行技術の工具と異なり、本発明のノブ/リング機構により、工具中の張力設定値を迅速に調節することができる。さらに、全体が工具のハウジング内にある張力調節リングは、工具の振動または落下および/または製造施設で一般的に直面する汚れおよび他の環境的な条件に露出することにより引き起こされる損傷から保護されていることが分かる。張力スプリング50と工具10の他の部品との相互作用は、以下にさらに説明する。
工具を組み立てる時、張力調節ノブ68の後部88(これは一様な直径を有する)がハウジング12の前部90の中を、リング78が肩部54と接触するまでスライドする。その後、ピン(不図示)を開口部60に挿入する。このピンは、張力調節ノブ68の後部に形成された周方向に伸びる溝92と係合し、ノブのハウジングに対する回転運動を可能にしながら、ノブがハウジングに対して軸方向に移動するのを阻止する。
ここで図6aに関して、工具10はフロントチューブ94およびローラーマウント96を含む。ローラーマウント96は、張力スプリング50の対向する脚部を中に受入れる大きさの、一対の対向して軸方向に伸びる長方形の溝を含む。ローラーマウント96は一対の対向するローラー100をさらに含み、溝98のそれぞれの中に1個のローラーが取り付けられる。ローラー100は、ローラーマウントに対して自由に回転できる。図6bに最も分かり易く示す様に、張力スプリング50の窪み72がローラーと連係して張力スプリングをローラーマウントに連結する。無論、張力スプリング50はトラック48によりハウジング12に対して回転しない様に固定されており、張力スプリング50はローラーマウント96の溝98と係合しているので、ローラーマウントもハウジング12に対して回転しない様に固定されている。さらに、張力スプリング50の窪み72は、ローラー100との連係により、ローラーマウント96の軸方向の移動を阻止しているのが分かる。
ローラーマウント96の軸方向移動を達成するには、十分な軸方向の力をローラーマウント96に作用させ、張力スプリング50によりローラーマウント100に加えられる圧迫張力に打ち勝ち、それによってローラー100を窪み72の外に移動させ、ローラーマウント96を軸方向で張力スプリング50に対して移動させなければならない(張力スプリング50はハウジング12に対して固定されている)。このローラーマウント96の軸方向の移動は、後方への軸方向移動、すなわちローラーマウント96の工具後部への移動に限られる。ローラーマウント96に加えられる軸方向の力を取り除くと、張力スプリング50の広がっていく前方区域74がローラー(およびローラーマウント)を休止状態(そこではローラー100が窪み72の中に係合している)に押し戻す傾向がある。ローラーマウント96を軸方向で移動させ、張力スプリング50の窪み72から外すのに必要な力は、張力設定水準1における最小の力から張力設定水準8の最大の力まで増加する。ローラーが窪みから外れた後、ローラーを軸方向で工具の後部に向けてさらに移動させるのに必要な力は、区域74に向かって広がっていく幾何学的構造のため、最小の力でよい。
張力作用機構102および切断機構104(図7aおよび7b参照)を支持するフロントチューブ94は、支持アーム106および係合末端108を含む。係合末端108には、周方向に伸びるカラー109が形成されており、そのカラーはその内側周辺部に8個の等間隔に配置された表面を有する。フロントチューブにより、工具の先端部機構がハウジングに対して回転することができる。この先端部機構の回転により、設置者は、設置者に対して回転しているケーブルタイに張力をかけている間、工具を快適な向きに維持することができる。工具10の好ましい実施態様では、先端部機構は45゜間隔で360゜回転させることができる。回転させた後、先端部機構は所望の向きでロックされたままになる。無論、ロック可能な位置の数は8以下でも、8以上でもよい。あるいは、工具先端部機構を360゜未満の回転に制限する、すなわちこの新規な工具に180゜の回転だけを与えることもできる。
ローラーマウント96は、フロントチューブ94の係合末端108と連係し、フロントチューブを複数の予め決められた角度の向きの間で回転させる大きさの係合ネック110を含む。好ましい実施態様では、係合ネック110は、対向する組の回転制御表面112を含む。フロントチューブおよびローラーマウントを一つに連結した時、制御表面112は、係合末端108上の一組の対向する平行な表面と干渉し、それによってフロントチューブを特定の回転方向にロックする。使用者が先端部機構を回転させると、制御表面112は、係合末端108上の隣接する組の対向する平行表面と接触する。フロントチューブの材料、ならびに末端108および制御表面112の形状により、先端部機構は8個の予め決められた角度を有する向きの間で回転移動することができる。先端部機構に加えられた捩じり力が、制御表面112と係合末端108の平行表面の間の摩擦による干渉に打ち勝つ。無論ここでは、ローラーマウント96をフロントチューブ94に連結するための他の手段も使用できる。例えば係合末端108がローラーマウントに通常の様式で連結し、ローラーマウントが内部軸受け機構を備え、肩部110がローラーマウントの本体に対して予め限定された回転を行なうことができる。
ローラーマウント96は、周方向に伸びる通路116をさらに含む。ローラーマウント96の前端部118はフロントチューブ94の係合末端108中に形成された開口部120を通る大きさを有する。この位置で、制御表面112は係合末端108の一組の対向する平行表面と係合する。図6cに関して、ローラーマウント96は、フォーク機構124を介してフロントチューブ94と係合したままになる。より詳しくは、フォーク機構124の脚部126には、それぞれ凹状の切込130(図9参照)を有する、内側に曲った末端128が形成されている。切込130は、それらの対向する側面で通路116と係合することにより、ローラーマウント96のフロントチューブ94に対する軸方向の移動は阻止されるが、フロントチューブに対する回転運動は可能である。
図7、7aおよび7bに関して、張力作用機構102はつめ保持部(pawl cage)132、つめ134、つめスプリング136およびコイルスプリング138を含む。つめ144はつめスプリング136により反時計方向(図7aで見て)に偏位している。工具が休止位置(図7aに示す)にある時、張力作用機構102は切断機構104に接している。より詳しくは、つめ134の表面140が切断機構に接触し、それによってつめ134が時計方向に回転する。この時計方向の回転により、つめ134の歯142が係合表面144から離れ、ケーブルタイを挿入するためのテール受入れ通路146が形成される。張力作用機構102を切断機構104から後方に移動させると、つめスプリング136がつめ134を反時計方向に回転させ、歯142が表面144と接触する。使用の際、ケーブルタイのテール末端は歯142と表面144の間に保持される。
切断機構104は、フォーク機構124に回転し得る様に取り付けたリンク装置148を含む。リンク装置148は、切断刃152を有するブレード150を含む。以下により詳細に説明する様に、フォーク124のアーム154に対する軸方向運動がリンク装置146の回転運動を引き起こし、これによってブレード148が上方向に駆動され、ケーブルタイのテール末端と接触する。最後に、リンク装置148は、その様なリンク装置をアーム154に連結する係合フィンガー156を含む。
ここで図8に関して、工具10は、作動ロッド24を通すことができる大きさの開口部159(図8a参照)を有するロック座金158をさらに含む。コイルスプリング138が、その一端でロック座金158と接している。図に示す様に、ロック座金158は制御キー160を含み、このキーは、フォーク機構124の一方の脚部に形成された同様の形状を有する開口部162(図9参照)を通る。好ましい実施態様では、開口部162は長方形である。ロック座金158の反対側は、フォーク機構124の他方の脚部に形成されたスロット166(図9参照)の中をスライドできる大きさのタブ164を含む。ロック座金158に加えられたスプリングの力はロック座金158を圧迫し、キー160を中心にして回転させ、それによってロック座金を作動ロッド24に摩擦により接合することが分かる。ロック座金158が回転し、作動ロッド24と摩擦により係合すると、作動ロッド24の軸方向運動はローラーマウント96およびフロントチューブ94を軸方向に移動させる。工具10はさらに、つめ保持部の一部を覆うキャップ167も含む。
工具10は、さらに一対のリング168、170を含む。リング168、170は、張力調節ノブ68の内周部と摩擦係合する大きさを有する。リング168は、キー160がその様なリングに対して押しつけられ、リングがロック座金158をフォーク機構124および作動ロッド24に対して直角の向きに維持する様に、調節ノブ68の中に配置される。ロック座金158がフォーク機構124に対して直角に維持されると、作動ロッド24はロック座金の開口部を通って自由に移動できる。より詳しくは、トリガー16を絞ることにより、作動ロッド24が軸方向で後方に移動し、それによって張力作用機構102も後方に移動する。トリガー16を解除すると、スプリング132が張力作用機構102を前方に圧迫してその最初の休止位置、すなわち図7aに示す位置に戻す。
分かり易くするために、工具10の構成部品を図9に分解組立図として示す。ここで図10〜12cに関して、工具10の操作を説明する。ヘッド174およびテール176を有するケーブルタイ172を先ず製品束の周囲に手作業で固定する。その後、テール176を張力作用機構102の通路146に挿入する。図10および10aに示す様に、リング168はロック座金158を圧迫し、それによってロック座金158は作動ロッド24に対して直角の向きに維持される。工具の使用者がトリガー16を絞ると、作動ロッド24が軸方向で後方に移動し、同時に張力作用機構102も後方に移動する。
つめ保持部132が切断機構104から離れると、つめ134が反時計方向に回転し、つめの歯142とつめ保持部のタイ係合表面144の間にケーブルタイのテール末端176を掴む。張力作用機構102が軸方向で後方に(図11で右に)移動することにより、製品束の周りにケーブルタイが引き締められる。これに関して、当業者には明らかな様に、張力作用機構102は軸方向で切断機構104の前部表面178に対して移動し、それによってケーブルタイを引き締める。
張力作用機構102は、つめ保持部132がコイルスプリング138を最大限に圧迫するまで、極限られた軸方向距離だけ移動できる。その最大軸方向移動は、トリガー16を完全に絞ることによりなされる。トリガー16を解除することにより、コイルスプリング138がつめ保持部134を軸方向で前方に(図11で左に)圧迫する。タイが十分に引き締められていない場合、トリガーを再度絞り、ケーブルタイをさらに引き締めることができる。この過程を必要なだけ繰り返し、ケーブルタイを予め決められた張力水準に引き締めることができる。
ケーブルタイが予め決められた張力水準に達すると、ローラーマウント100が窪み72から外に移動し始める。このローラーマウント96の最初の移動により、フォーク機構124も後方に僅かに移動する。リング168は張力調節ノブ68の中で軸方向に固定されており、張力調節ノブはハウジング12に対して軸方向で固定されているので、ロック座金158がキー160を中心にして回転し、フォーク機構124を作動ロッド24に摩擦により固定する。そのため、トリガー16をさらに絞ることにより、作動ロッド24が軸方向でさらに移動し、これがフォーク機構124を軸方向で後方に移動させる。
フォーク機構124が後方に移動する時、アーム154の軸方向運動は、脚部180とリング170の相互作用のために阻止される。そのため、フォーク機構124がさらに後方に移動することにより、リンク装置148が回転し、ブレード150が引き上げられ、ケーブルタイ172と切断接触する。これによってケーブルタイはタイのヘッドの近くで切断される。トリガーを解除すると、張力スプリング50の表面76によりローラーマウント100上に作用するスプリング力により、ローラーマウント96は、ローラーが張力スプリング50の窪み72の中に再び捕獲されるまで、軸方向で前方に移動する。
本発明の工具は、オペレータの手に伝達される衝撃および振動を低減する反動防止設計により製造される。一般的なオペレータは日に数百個のタイを設置することがあるので、反動衝撃がオペレータの疲労を引き起こすことは明らかである。先行技術の工具で経験される反動/衝撃振動は、切断操作の際に張力作用機構がバンドを引き締め続ける、および/または引き締めたケーブルタイバンドからケーブルタイテールを切断する時に、張力作用機構が工具の後部に向かって「跳ね返る」ために生じる。
本発明の工具では、バンドを予め決められた張力に引き締め、その後、ケーブルタイをさらに引き締めることなく、ケーブルタイテールを切断する。上に説明した様に、予め決められた張力水準に達した後、トリガー16をさらに絞ることにより、張力作用機構102は、切断機構104と共に、工具の後部に向かって軸方向に移動する。タイ係合表面144は前部表面178に対して固定された軸方向距離に止まるので、トリガー16をさらに絞って切断機構を作動させても(したがってケーブルタイのテール末端を切断しても)、ケーブルタイはそれ以上引き締められない。上記の様に、先行技術の工具で切断作業する際にケーブルをさらに引き締めることにより、設置したケーブルタイからケーブルタイテールを切断する際に反動衝撃および振動が工具に生じるのである。
本発明の工具は、ケーブルタイテールを切断する時に張力作用機構が工具の後部に向かって跳ね返る傾向を無くすことによっても、反動衝撃振動を低減および/または排除している。上記の様に、予め決められた張力設定水準に到達すると、ローラーマウント96は軸方向で工具の後部に向かって移動し始め、ローラー100が張力スプリング50中の窪み72から外に移動し始める。ローラーマウント96の最初の軸方向移動は、ロック座金158のキー160をリング168から軸方向に離し、それによってロック座金158をキー160を中心にして回転させるのに十分である。このロック座金158の回転は、コイルスプリング138により加えられるスプリング力によるものであり、ロック座金158の回転により作動ロッド24がフォーク機構124に摩擦により固定される。作動ロッドがフォーク機構124に固定されると、トリガー14をさらに絞る(これは作動ロッド24を軸方向で後方にさらに移動させる)ことにより、フォーク機構124も工具の後部に向かって移動する。その後、アーム154の脚部180はリング170と接触し、それによってリンク装置148を回転させ、これがブレード150を上方向に駆動し、ケーブルタイテールを切断する。
したがって、ロック座金158により張力作用機構および切断機構が軸方向で互いに固定されている間にケーブルタイテールが切断されることが分かる。そのため、設置したケーブルタイからケーブルタイテールを切断した時に、ケーブルタイに作用する張力のために張力作用機構102が工具の後部に向けて跳ね返ることはできない。張力作用機構が工具の後部に向けて跳ね返ることができないので、工具中の反動衝撃および振動が低減および/または排除される。トリガーを解除すると、張力スプリング50の内側表面76がローラーマウント96を、ローラー100が張力スプリング50の窪み72中に再び捕獲されるまで、軸方向で工具の前方に向けて圧迫する。このローラーマウント96を軸方向で前方に圧迫することにより、ロック座金158のキー160も圧迫され、リング168と突き当たり、それによってロック座金158が回転し、作動ロッド24との摩擦係合が外れる。ロック座金158が回転して作動ロッド24との摩擦係合から外れると、作動ロッド24は再びトリガー16により操作され、切断機構104を軸方向で移動させずに、張力作用機構102を移動させる。
予め決められた張力設定水準に達した時に作動ロッド24をフォーク機構124に軸方向で固定する他の方法も考えられる。例えば、本発明の工具は作動ロッドを含み、ロッドの前部に複数の歯を形成し、それらの歯が一対のスプリングにより偏位する肩部と連係する様にすることができる。肩部は、それらの歯が作動ロッド24上の歯と係合していない位置に向けてスプリングで偏位させる。予め決められた水準の張力に達し、ローラーマウント96の最初の軸方向運動が起こると、肩部はリングの少なくとも一方と係合し、それによって肩部は、肩部の歯が作動ロッドの歯と係合する様に回転し、それによって作動ロッドをフォーク機構に軸方向で固定する。無論ここでは、予め決められた水準の張力に達した時に作動ロッド24をフォーク機構124に軸方向で固定するための他の方法も考えられる。
本発明をここでは特定の好ましい、または代表的な実施態様に関連して説明した。ここに説明した好ましい、または代表的な実施態様は、本発明の意図、精神および範囲から離れることなく、修正、変形、追加または変更を行なうことができ、その様な追加、修正、変形および/または変更は下記の請求項の範囲内に入る。

Claims (35)

  1. ヘッドおよびそこから伸びるテールを含むケーブルタイの設置用工具であって、
    全体的にピストル形のハウジングを含み、前記ハウジングが、前記ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構、および前記張力をかけたケーブルタイから前記テールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持し、
    前記ハウジングが、固定グリップとトリガーを含み、前記トリガーは移動できる様に取り付けられていて、前記グリップと連係し、前記グリップに対する前記トリガーの運動が前記張力作用機構および切断機構を操作し、
    前記グリップおよびトリガーが、互いにある間隔をおいて配置され、設置者の手に合ったグリップサイズを決定し、トリガーとグリップの間の前記間隔を変え、前記グリップサイズを変えて様々な設置者が前記工具を使用し易くするために、前記トリガーを前記グリップに対して調節できることを特徴とする工具。
  2. 前記トリガーが前記ハウジングに回転できる様に取り付けてある、請求項1の工具。
  3. 前記グリップが、スプリングにより偏位した連結機構を含み、前記連結機構の一端が前記グリップに回転できる様に取り付けてあり、前記連結機構の他端が前記張力作用機構および切断機構と連係し、
    前記トリガーと前記連結機構の間に伸びる調節可能な接続シャフトをさらに含み、前記トリガーを前記グリップの方にある角度で移動させることにより、前記張力作用機構および切断機構を操作する、請求項2の工具。
  4. 前記トリガーが、回転方向では拘束されず、軸方向で固定された調節ノブを含み、前記接続シャフトの一端が前記連結機構に回転できる様に接続され、前記接続シャフトの他端が、前記調節ノブと連係するためのねじ山を有し、前記ノブを回転させることにより、前記トリガーが前記ハウジングの周りにある角度で移動し、前記グリップサイズを変える、請求項3の工具。
  5. 前記トリガーが、全体的に蝶ネクタイ形の切込を含み、前記接続シャフトの前記ねじ山付き末端が前記切込中で前記ノブと係合し、その際、前記ノブが前記切込の中でスライドしない様に保持され、
    前記接続シャフトの前記ねじ山付き末端と連係し、前記調節ノブが予め決められた地点を越えて回転するのを阻止するための回転阻止手段をさらに含む、請求項4の工具。
  6. 前記回転阻止手段が、前記接続シャフトの前記他端の一部と係合する大きさのグリップを含む、請求項5の工具。
  7. 前記連結機構が、一対の対向するリンク装置、およびリンク装置間に伸びる接続ピンを含み、前記接続シャフトの前記一端が、前記接続ピンを通すことができる大きさの円形開口部を含むことにより、前記接続シャフトが前記連結機構に回転できる様に接続される、請求項5の工具。
  8. 軸方向に往復運動する作動ロッドをさらに含み、前記ロッドの一端が全体的にダンベル形のカップリングを含み、前記連結機構のそれぞれが、前記カップリングと連係する形状の作動末端を含み、前記連結機構の他端が前記グリップに回転できる様に接続され、前記作動末端同士がL1の間隔をおいて配置され、前記連結機構の他端同士がL2の間隔をおいて配置され、L1がL2より小さい、請求項7の工具。
  9. 前記グリップが、前記連結機構の他端同士の間に間隔を置くための一対のリブを含む、請求項8の工具。
  10. 前記トリガーが、前記トリガーが前記グリップから最大距離にある第一の絞っていない位置と、前記トリガーが前記グリップに対して角度的に最小距離にある第二の絞った位置との間で回転することができ、
    前記トリガーを前記第一の絞っていない位置に偏位させるためのスプリングをさらに含む、請求項8の工具。
  11. 前記スプリングが、前記グリップの中に少なくとも一部そこに固定されて含まれ、前記スプリングの一端が前記グリップに作用し、前記スプリングの他端が前記連結機構に作用する、請求項10の工具。
  12. 前記連結機構の前記他端がピンを介して前記グリップに回転できる様に接続され、前記ピンが前記スプリングと連係して前記スプリングを前記グリップ中に保持する、請求項11の工具。
  13. ヘッドおよびそこから伸びるテールを含むケーブルタイの設置用工具であって、
    ハウジングと、前記ハウジングにより支持される先端部とを含み、
    前記先端部は、前記ケーブルタイに張力を作用させるための張力作用機構と、前記張力をかけたケーブルタイから前記テールの過剰部分を切断するための切断機構とを含み、
    前記工具はさらに、前記張力作用機構および切断機構を操作するための、前記ハウジングに取り付けたトリガーを含み、
    前記工具を人間工学的に快適な向きに維持しながら、回転したケーブルタイを容易に設置することができる様に、前記先端部が前記ハウジングに対して回転できることを特徴とする工具。
  14. 前記先端部が、前記先端部を段階的に360゜回転させることができる複数の回転段差を備えている、請求項13の工具。
  15. 前記先端部が、内側に配置された複数の回転段差と係合する末端を有するフロントチューブを含み、
    前記ハウジングに対して回転方向で固定されたローラーマウントをさらに含み、前記ローラーマウントが、回転制御表面を有する係合ネックを含み、先端部を回転方向で調節する力を前記先端部に加えることにより、前記先端部を前記回転段差間で段階的に回転させることができる、請求項14の工具。
  16. 前記係合末端が8回転段差を含む、請求項15の工具。
  17. 前記フロントチューブの前記係合末端および前記ローラーマウントの前記係合ネックがガラス充填ナイロンで形成されている、請求項15の工具。
  18. 前記フロントチューブにより支持されたフォーク機構をさらに含み、前記フォーク機構が、一対の対向する内側に曲った、それぞれ凹状の切込を有する末端を含み、前記ローラーマウントが、周方向に伸びる通路を有する前端部を含み、前記前端部が、前記係合末端を通し、前記末端の前記凹状切込を前記周方向に伸びる通路の対向する部分と係合させて、前記フォーク機構が前記ローラーに対して軸方向では固定されるが、前記ローラーに対して回転方向では拘束されない様にするだけの大きさを有する、請求項15の工具。
  19. 前記ケーブルタイの前記テールを掴み、ケーブルタイに張力を作用させるためのつめ保持部をさらに含み、前記つめ保持部が前記フォーク機構に対して回転方向で固定されており、
    前記トリガーに作動する様に接続された第一末端および前記つめ保持部に回転を拘束されない様に接続された第二末端を有する、軸方向で往復運動する作動ロッドをさらに含む、請求項18の工具。
  20. 前記ケーブルタイの前記過剰部分を切断するための、前記フォーク機構により支持されたブレード、および
    前記ブレードを操作するためのアームをさらに含み、前記アームの一端が前記ブレードに接続され、前記アームと前記フォーク機構の間の相対的な軸方向運動により、前記ブレードが前記ケーブルタイと係合して切断する様に作動し、前記アームの他端が、前記ハウジングにより支持された軸方向で固定された部材と連係し、前記アームの前記ハウジングに対する軸方向の運動を制限するが、ハウジングに対する回転運動を可能にする、請求項19の工具。
  21. ヘッドおよびそこから伸びるテールを含むケーブルタイの設置用工具であって、
    ハウジングを含み、前記ハウジングは、前記ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構および前記張力をかけたケーブルタイから前記テールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持し、
    さらに前記工具が、
    前記張力作用機構および切断機構を操作するための、前記ハウジングに取り付けたトリガー、および
    前記ケーブルタイから前記テールの前記過剰部分を切断する際に前記張力作用機構および切断機構を一つに合わせて一時的に固定し、前記ケーブルタイに余分な張力がかかるのを阻止し、前記張力作用機構の反動を排除するための手段を含むことを特徴とする工具。
  22. 前記張力作用機構が、つめ保持部および前記保持部により支持された、スプリングを備えたつめを含み、前記切断機構が、フォーク機構、前記ケーブルタイの前記テールを切断するためのブレード、および前記ブレードに接続され、前記ブレードが前記テールと係合して切断する様に作動するアームを含み、
    前記トリガーに作動する様に接続された第一末端および前記つめ保持部に回転を拘束されない様に接続された第二末端を有する、軸方向で往復運動する作動ロッドをさらに含み、前記トリガーの操作により、前記つめ保持部が軸方向に運動し、前記ケーブルタイに張力を作用させ、
    前記固定手段が、前記フォーク機構により支持されたロック座金を含み、前記ケーブルタイを前記予め決められた張力設定値に至るまで引っ張ることにより、ロック座金が前記作動ロッドと連係し、前記作動ロッドを前記フォーク機構に固定し、その後、前記作動ロッドをさらに軸方向で移動させることにより、前記フォーク機構および前記つめ保持部が前記ハウジングに対して同時に軸方向移動する、請求項21の工具。
  23. 前記つめ保持部が、前記つめとつめ保持部がテール受入れ通路を限定する第一位置、および前記つめが前記保持部の係合表面と連係し、前記つめと前記係合表面の間に前記テールを掴む第二位置の間で移動することができ、前記つめ保持部が、前記トリガーを絞ることにより前記第一位置から前記第二位置に移動し、前記トリガーの解除により偏位して前記第一位置に戻り、
    前記ロック座金が、前記作動ロッドを通す大きさの開口部、およびロック座金の対向する側部に位置する制御キーおよびタブを含み、
    前記フォーク機構が、前記制御キーを通す大きさの開口部を含み、前記タブの軸方向運動を可能にする大きさのスロットをさらに含み、前記開口部およびスロットによって、前記ロック座金が、前記座金が前記作動ロッドに対して直角であり、前記ロッドが軸方向で移動し得る第一位置、および前記座金が前記制御キーを中心にして回転し、前記作動ロッドと摩擦係合して、前記フォーク機構を前記作動ロッドに一時的に固定する第二位置の間で回転することができ、
    前記つめ保持部と前記ロック座金の間に伸び、前記ロック座金を前記第二位置に偏位させるためのコイルスプリングをさらに含む、請求項22の工具。
  24. 前記ハウジングが、前記工具が非切断モードにある時、前記ロック座金の前記キーを圧迫し、前記ロック座金を前記第一位置に押し付け、前記工具が切断モードにある時は、前記部材およびキーが互いに間隔を置いて配置され、前記ロック座金が前記キーを中心にして回転し、前記フォーク機構を前記作動ロッドに固定する様に配置された、第一の軸方向で固定された部材を含む、請求項23の工具。
  25. 前記フォーク機構により回転できる様に支持され、前記ブレードと連係し、前記アームと前記ハウジングの間の相対的な軸方向移動により、前記ブレードを前記テールと係合させて切断するブレードリンク装置をさらに含み、
    前記アームの一端が前記リンク装置に接続しており、前記アームの他端が、前記ハウジングにより支持された第二の軸方向で固定された部材と連係し、前記過剰テール部分を切断する際に、前記アームの前記ハウジングに対する軸方向移動を制限する、請求項24の工具。
  26. 前記軸方向で固定された部材が、前記ハウジング中に摩擦により保持された輪状のリングを含む、請求項25の工具。
  27. 前記作動ロッドを通すことができる開口部を有するローラーマウントおよび張力スプリングをさらに含み、張力スプリングが、前記ケーブルタイ中に前記予め決められた張力設定値が達成されるまで前記ローラーマウントを前記ハウジング中に軸方向で固定し、その後、前記ローラーマウントの軸方向移動により前記第一部材およびキーが相互の圧迫接触から外れて、前記ロック座金が回転し、前記作動ロッドを前記フォーク機構に固定するので、前記トリガーをさらに絞ることにより、前記フォーク機構および前記つめ保持部が前記ハウジングに対して同時に軸方向で移動する、請求項25の工具。
  28. ヘッドおよびそこから伸びるテールを含むケーブルタイの設置用工具であって、
    ハウジングを含み、前記ハウジングは、前記ケーブルタイを予め決められた張力設定値に至るまで引っ張るための張力作用機構および前記張力をかけたケーブルタイから前記テールの過剰部分を切断するための切断機構を操作できる様に支持し、
    前記工具がさらに、
    前記張力作用機構および切断機構を操作するための、前記ハウジングに取り付けたトリガー、
    前記ケーブルタイを予め決められた張力設定値に引っ張ることができる様に、前記張力作用機構に予め決められた量の抵抗を加えるための、全体的にU字形の張力スプリング、および
    前記ハウジングにより支持され、前記張力スプリングと連係する複数の組の対抗する接触表面を有する張力調節リングを含み、
    前記組のそれぞれは、予め決められた張力設定値に対応し、このように対応させたことによって前記リングの回転により、前記工具中の張力設定が調節されることを特徴とする工具。
  29. 前記トリガーに作動できる様に接続した第一末端および前記張力作用機構および切断機構と機械的に連絡する第二末端を有する、軸方向で往復運動する作動ロッド、
    前記作動ロッドを通すことができる大きさの開口部を有し、一組の対向するローラーをさらに含むローラーマウントをさらに含み、
    前記張力調節リングが、前記張力スプリングを通すことができる大きさの開口部を含み、前記対向する接触表面の組が前記リング開口部の周囲に配置され、その際、前記張力スプリングが前記対向する接触表面の組の一つと係合し、
    前記張力スプリングが、前記ローラーマウントの前記ローラーと係合するための一対の対向するローラー受入れ窪みを含む、請求項28の工具。
  30. 前記ローラーマウントが一対の対向する溝を含み、前記溝のそれぞれが前記ローラーの一つを収容し、前記溝が前記U字形張力スプリングの対向する側部と係合することによって前記ローラーマウントおよび前記張力が回転方向で互いに固定される、請求項29の工具。
  31. 前記ハウジングが、前記スプリングを前記ハウジングに回転方向で固定するためのスプリング受入れトラックを含む、請求項30の工具。
  32. 前記ハウジングにより支持された張力調節ノブをさらに含み、前記張力調節ノブが前記ハウジングに対して軸方向では固定されるが、回転方向では拘束されず、前記張力調節ノブが、前記ローラーマウントを取り囲む全体的に管状の後部を含み、前記張力調節リングが前記張力調節ノブの前記後部に連結し、その際、前記設置者が前記張力調節ノブを回転させることにより、前記張力調節リングが同時に回転する、請求項30の工具。
  33. 前記張力調節ノブが、前記工具中の張力設定に対応する、外部の目に見える指示部を含む、請求項32の工具。
  34. 前記張力調節ノブの前記管状後部の末端が、その周囲に複数の溝を含み、前記張力調節リングが、前記複数の溝と連係する大きさおよび形状を有する複数のフィンガーを含むことによって、前記張力調節リングの設置が角度的に一つの向きにだけ限定される、請求項32の工具。
  35. 前記張力調節リングが、最大張力設定値および最小張力設定値を越えて回転するのを阻止するための少なくとも1個の止め部を含む、請求項34の工具。
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