JP3556614B2 - キーハンドル抜差し型ロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は配電盤や制御盤などの機器収納ボックスの扉等に使用されるキーハンドル抜差し型のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実公昭55−29643号公報に開示されているように従来のキーハンドル抜差し型ロック装置では、固定本体に大径軸孔と小径軸孔を軸方向に沿って前後に形成し、該大径軸孔の前端内面に内鍔部を突出形成し、施錠軸を固定本体の前記小径軸孔に回転可能に嵌挿し、固定本体に前記小径軸孔の周りにピン受孔を軸方向に形成し、該ピン受孔に圧縮コイルバネで前方に移動付勢したロックピンを挿入し、固定本体の大径軸孔内に配置した施錠軸の拡大頭部の外周面に該ロックピンの横断面の一部が係合するロック溝を形成している。
そして、固定本体の前記内鍔部に抜差し位置決め用溝を形成し、固定本体の前記大径軸孔に抜差しされて施錠軸の前記頭部に特定位置関係において相対回転不能に嵌められる筒部をキーハンドルの先端に設け、該筒部の外面に固定本体の前記抜差し位置決め用溝を通過する牽引用突起を形成し、前記筒部の先端面で該ロックピンの前面を押してロックピンを固定本体の前記ピン受孔内に後退させることによって固定本体に対する施錠軸の回転拘束を解除し、キーハンドルによって施錠軸を解錠位置に回転させて、キーハンドルの前記牽引用突起を固定本体の前記内鍔部の背面に当接させてキーハンドルによって牽引するようにしている。
【0003】
このように構成されたキーハンドル抜差し型ロック装置の正規の作動では、キーハンドルの牽引用突起が固定本体の抜差し位置決め用溝の背後に整列した位置まで回したとき、キーハンドルと一体に回転した施錠軸の前記頭部のロック溝が固定本体のピン受孔と整列し、その瞬間に前記圧縮コイルバネの付勢によって前記ロックが該ロック溝に進入して、施錠軸を固定本体に対して回転拘束することになっている。
【0004】
しかしながら、固定本体の前記小径軸孔の内周面にはダイカスト成形時の脱型性を良くするために設計段階で多少の抜き勾配がつけられていること、また、施錠軸の回転を円滑に行なわせるために該小径軸孔の内周面と施錠軸の外周面の間にクリアランスが設計段階で設定されていること、そして、固定本体と施錠軸の成形加工時の誤差によって前記クリアランスが設計値以上に拡大する傾向にある、といった理由によって、固定本体と施錠軸の間には、施錠軸が小径軸孔内で遊動する原因となる大きさのクリアランスが不可避的に存在している。
【0005】
このような遊動クリアランスの存在は、次に示すようにロック装置の誤作動を誘発する大きな原因となっている。
すなわち、施錠軸のロック溝が固定本体のピン受孔と未だ整列していないのにもかかわらず、前記遊動クリアランスのために見掛け上、キーハンドルの牽引用突起が固定本体の抜差し位置決め用溝の背後に整列した位置に来てしまうことである。この位置に来たことを目視確認した作業員は、これによって施錠が成立したものと誤認し、キーハンドルを固定本体から抜き取ってしまうのである。
【0006】
しかしながら、この段階では施錠軸のロック溝と固定本体のピン受孔は整列していないのであるから、ロックピンはロック溝に進入することは不可能であり、施錠軸は固定本体に対して回転拘束されていない無施錠の状態にある。
このまま作業員が立ち去ってしまったときには、施錠軸の後端部に連結されている止め金板や鎖錠ロッドの偏倚荷重によるバックテンションによって、施錠軸が解錠方向に偶発的に回転することがあり、機器収納ボックスの扉がボックス本体に対して施錠されていない危険な事態を招くことになる。
キーハンドルの前記筒部は、施錠軸が正規の施錠位置に来て、筒部が施錠軸に対して特定位置関係をとれるときのみに施錠軸頭部に嵌められるように形状設定されているため(施錠軸の頭部に形成した嵌め合わせ位置決め用突起と筒部の内面に形成した嵌め合わせ位置決め用溝)、前記バックテンションによって施錠軸が解錠方向に回ってしまったときには、キーハンドルを固定本体に挿入することが不可能となり、ロック装置は使用不能となる。
【0007】
バックテンションによって施錠軸が正規の解錠位置まで完全に回ってしまったときには、ロック装置自体は使用不能ではあるが、機器収納ボックスの扉を開放することはできる。
しかしながら、施錠軸の施錠方向への回転が途中で止まってしまったときには、扉は依然として施錠状態または半施錠状態にあるから、扉を開放することはできないことになり、扉の蝶番部分を分解ないし破壊するなどして扉をボックス本体から取り外すしか方法がなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、施錠軸に作用するバックテンションを逆利用することによって、施錠軸が未施錠状態に放置されたり、キーハンドルが固定本体に挿入不可能となるような事態の発生を確実に防止できるキーハンドル抜差し型ロック装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本発明が対象とするキーハンドル抜差し型ロック装置は、固定本体1に大径軸孔2と小径軸孔3を軸方向に沿って前後に形成し、大径軸孔2の前端内面に内鍔部4を突出形成し、施錠軸5を固定本体1の小径軸孔3に回転可能に嵌挿し、固定本体1に小径軸孔3の周りにピン受孔6を軸方向に形成し、ピン受孔6に圧縮コイルバネ7で前方に移動付勢したロックピン8を挿入し、固定本体1の大径軸孔2内に配置した施錠軸5の拡大頭部9の外周面にロックピン8の横断面の一部が係合するロック溝10を形成している。
【0010】
そして、固定本体1の内鍔部4に抜差し位置決め用溝11を形成し、固定本体の大径軸孔2に抜差しされて施錠軸5の頭部9に特定位置関係において相対回転不能に嵌められる筒部12をキーハンドル13の先端に設け、筒部12の外面に固定本体の抜差し位置決め用溝11を通過する牽引用突起14を形成し、筒部12の先端面15でロックピン8の前面を押してロックピン8を固定本体1のピン受孔6内に後退させることによって固定本体1に対する施錠軸5の回転拘束を解除し、キーハンドル13によって施錠軸5を解錠位置に回転させて、キーハンドル13の牽引用突起14を固定本体1の内鍔部4の背面に当接させてキーハンドル13によって牽引するようにしてある。
【0011】
本発明の特徴は、このように構成されたロック装置において、固定本体1の小径軸孔3の内周面と施錠軸5の外周面との間に存在しており、施錠軸5が小径軸孔3内で遊動する原因となる大きさのクリアランスを遊動クリアランスと定義するとき、
前記遊動クリアランスに相当する角度分、施錠軸5を正規の施錠位置から過剰回転させたとき、キーハンドル13の牽引用突起14が固定本体1の抜差し位置決め用溝11から抜き取れるように抜差し位置決め用溝11の開口幅を牽引用突起14の幅よりも広く設定するとともに、施錠軸5のロック溝10とロックピン8間に前記遊動クリアランスに相当する角度分の遊び空間32を設定したことである。
【0012】
【発明の作用】
固定本体1は機器収納ボックスの扉パネル16の取付孔17に正面側から相対回転不能に嵌め込まれ、外周ねじ部18に嵌めたナット19によって扉パネル16に締付け固着される。固定本体1の背面側に突出した施錠軸5の後端部には、使用形態に対応して、ボックス本体20側の受金部21に係合する止め金板22や鎖錠連動板が相対回転不能に嵌められ、ボルト23によって締付け固着される。鎖錠連動板には鎖錠ロッドの基端部が連結され、鎖錠ロッドの先端部には、ボックス本体20側の受孔部に係合するデッドボルトやバネ付勢されたラッチボルトが連結されることになる。
【0013】
図4に示したように止め金板22がボックス本体20側の受金部21に係合して、扉パネル16がボックス本体20に対して開放不能に施錠されている状態では、施錠軸5のロック溝10は固定本体1のピン受孔6に整列した位置にあり、圧縮コイルバネ7によって移動付勢されたロックピン8の前端部が、所定深さだけロック溝10に進入しており、ロックピン8の前端面が施錠軸5のロック溝10の前端側底面に押し付けられている。これによって、施錠軸5は固定本体1に対して回転不能に拘束されている。
【0014】
施錠軸5の回転拘束を解除して止め金板22を解錠位置に回すには、図5に示したように、キーハンドル13の筒部12の牽引用突起14を固定本体1の内鍔部4の抜差し位置決め用溝11に位置合わせして、筒部12を固定本体1の大径軸部2に挿入する。施錠軸5の頭部9に特定関係位置において相対回転不能に嵌められた筒部12は、その先端面15によってロックピン8の前面を押し、圧縮コイルバネ7の付勢に抗してロックピン8を固定本体1のピン受孔6内に後退させる。
これによって固定本体1に対する施錠軸5の回転拘束が解除されるため、キーハンドル13によって施錠軸5を解錠位置へ回転させ、止め金板22をボックス本体20側の受金部21から離脱させる。これによってボックス本体20に対する扉パネル16の施錠が解除される。この段階では、キーハンドル13の牽引用突起14が固定本体1の内鍔部4の背面に当接しているため、キーハンドル13を手前に牽引することによって、扉パネル16は開放される。
【0015】
扉パネル16を閉鎖した後、キーハンドル13を逆方向に回すことによって,キーハンドル13と施錠軸5が一体的に回転し、止め金板22が受金部21に再び係合することによって、扉パネル16がボックス本体20に施錠されるのであるが、このキーハンドル13の逆方向回転は、正規の施錠位置を固定本体1と施錠軸5間の遊動クリアランス相当分、オーバーランさせるようにして行なわれる。
このように施錠軸5が過剰回転しても、固定本体1の抜差し位置決め用溝11の円周方向にみた開口幅は前記遊動ガタ相当分、キーハンドル13の牽引用突起14の幅よりも広く設定してあり、また、施錠軸5のロック溝10とロックピン8の間にも前記遊動クリアランスに相当する角度分の遊び空間32を設定してあるため、図12及び図13に示したように、キーハンドル13の牽引用突起14を当該過剰回転位置において固定本体1の抜差し位置決め用溝11からそのまま抜き取ることができる。
【0016】
このキーハンドル13の抜き取り直後に、前記バックテンションの作用によって施錠軸5が正規の施錠位置へと自動的に修正回転したときには、図1に示したように施錠軸5のロック溝10が固定本体1のピン受孔6に整列した位置に正規の施錠位置に来るため、圧縮コイルバネ7によって移動付勢されたロックピン8の前端部がロック溝10に進入し、施錠軸5は固定本体1に対して回転拘束される。
他方、止め金板22と受金部21の間に前記バックテンションに打ち勝つような大きなフリクションが働いているために、施錠軸5が自動的に修正回転しないときには、図12に示したように、施錠軸5は施錠軸5のロック溝10が固定本体1のピン受孔6に整列していない状態に残されることになり、固定本体1に対する施錠軸5の施錠は不成立である。
【0017】
このような施錠不成立状態は、筒部12の牽引用突起14が固定本体1の抜差し位置決め用溝11の背後に整列していないことを作業員が目視することによって、直ちに察知される。不施錠を確認した作業員は、キーハンドルを自らの手動操作で修正回転させることによって、施錠軸5のロック溝10を固定本体1のピン受孔6に整列させることになり、これによってロックピン8がロック溝10に係合するため、固定本体1に対する施錠軸5の施錠が成立することになる。したがって、施錠軸5が未施錠状態に放置されることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】
図示の実施例では、固定本体1のピン受孔6と施錠軸9のロック溝10は90度間隔で4個形成されている。固定本体1の抜差し位置決め用溝11とキーハンドル13の牽引用突起14は180度間隔に2個形成されている。施錠軸5の頭部9に対するキーハンドル13の筒部12の嵌め合わせが、特定位置関係においてのみ可能となるようにするための形状設定は、施錠軸5の頭部9の外面に嵌め合わせ位置決め用突起24を90度間隔に4個形成し、筒部12の内面に嵌め合わせ位置決め用溝25を90度間隔で4個設けることによって行われている。これらの嵌め合わせ位置決め用突起24と嵌め合わせ位置決め用溝25は、キーハンドル13から施錠軸5への回転力の伝達経路としても作用する。なお、この形状設定は、頭部9を六角形断面とし、筒部12の中空部断面を六角形に設定することなどによっても行なえる。
【0019】
図12に示したように施錠軸5が正規の施錠位置に来たとき、牽引用突起14の中心線Rが重なることになる基準線Sに関して、抜差し位置決め溝11の片側半分の幅寸法L1 に比較して、他の片側の幅寸法L2 の方が広くなっており、両者の差は前記遊動ガタに見合ったものである。
固定本体1には大径軸孔2の前面側開口部と施錠軸5の頭部9を隠蔽するためのキャップ26が装備されている。このキャップ26の背面側には偏心位置に軸筒部27が突出形成されており、軸筒部27は大径軸孔2の上方部分を前後方向に貫通する軸孔28に嵌められ、座金板29を介してビス30によって固定本体1に回転可能に取り付けられている。軸筒部27に嵌められた圧縮コイルバネ31はキャップ26の背面と座金板29との間に圧縮され、キャップ26を固定本体1の前面に引き付けている。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明のロック装置では、固定本体と施錠軸間のガタに相当する角度分、施錠軸を正規の施錠位置から過剰回転させたときにおいても、キーハンドルの牽引用突起が固定本体の抜差し位置決め用溝から抜き取れるように該抜差し位置決め用溝の開口幅を該牽引用突起の幅よりも広く設定するとともに、施錠軸の前記ロック溝とロックピンの間にも前記遊動クリアランスに相当する角度分の遊び空間を設定してあるため、キーハンドルの抜き取り後に前記バックテンションの作用によって施錠軸が前記遊動クリアランス相当分、自動的に修正回転することによって、施錠軸のロック溝が固定本体のピン受孔に整列した正規の施錠位置に確実に復帰することになり、施錠軸が未施錠状態に放置されたり、キーハンドルが固定本体に挿入不可能となるような事態の発生は確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロック装置のキーハンドル抜取り時の正面図であり、キャップは開放位置にあり、施錠軸が固定本体に対して正規に回転拘束されている状態を示している。
【図2】図1のロック装置の右側面図である。
【図3】図1のロック装置の背面図である。
【図4】図1のロック装置の扉パネルへの装着形態を示す断面図であり、図1のA−A線に沿って切断したものであり、キャップは閉鎖状態にある。
【図5】図1のA−A線に沿って切断した断面図であり、キーハンドルの筒部を固定本体の大径軸孔に嵌め入れた状態を示している。
【図6】図5のキーハンドルの正面図である。
【図7】図5のキーハンドルの左側面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】図1のロック装置に組込んだ施錠軸の正面図である。
【図10】図9の施錠軸の右側面図である。
【図11】図9の施錠軸の背面図である。
【図12】正規の施錠位置より遊動ガタ相当分、施錠軸を過剰回転させたときの要部拡大断面図であり、キーハンドルは固定本体から未だ抜き取られていない。
【図13】図12の状態からキーハンドルを抜き取った直後のロック装置の正面図である。
【符号の説明】
1 固定本体
2 大径軸孔
3 小径軸孔
4 内鍔部
5 施錠軸
6 ピン受孔
7 圧縮コイルバネ
8 ロックピン
9 施錠軸の頭部
10 ロック溝
11 抜差し位置決め用溝
12 筒部
13 キーハンドル
14 牽引用突起
15 ロックピン押し用先端面
16 扉パネル
17 取付孔
18 外周ねじ部
19 ナット
20 ボックス本体
21 受金部
22 止め金板
23 ボルト
24 嵌め合わせ位置決め用突起
25 嵌め合わせ位置決め用溝
26 キャップ
27 軸筒部
28 軸孔
29 座金板
30 ビス
31 圧縮コイルバネ
32 ロック溝の遊び空間

Claims (1)

  1. 固定本体に大径軸孔と小径軸孔を軸方向に沿って前後に形成し、該大径軸孔の前端内面に内鍔部を突出形成し、施錠軸を固定本体の前記小径軸孔に回転可能に嵌挿し、固定本体に前記小径軸孔の周りにピン受孔を軸方向に形成し、該ピン受孔に圧縮コイルバネで前方に移動付勢したロックピンを挿入し、固定本体の大径軸孔内に配置した施錠軸の拡大頭部の外周面に該ロックピンの横断面の一部が係合するロック溝を形成し、固定本体の前記内鍔部に抜差し位置決め用溝を形成し、固定本体の前記大径軸孔に抜差しされて施錠軸の前記頭部に特定位置関係において相対回転不能に嵌められる筒部をキーハンドルの先端に設け、該筒部の外面に固定本体の前記抜差し位置決め用溝を通過する牽引用突起を形成し、前記筒部の先端面で該ロックピンの前面を押してロックピンを固定本体の前記ピン受孔内に後退させることによって固定本体に対する施錠軸の回転拘束を解除し、キーハンドルによって施錠軸を解錠位置に回転させて、キーハンドルの前記牽引用突起を固定本体の前記内鍔部の背面に当接させてキーハンドルによって牽引するようにしたキーハンドル抜差し型ロック装置において、固定本体の前記小径軸孔の内周面と施錠軸の外周面との間に存在しており、施錠軸が小径軸孔内で遊動する原因となる大きさのクリアランスを遊動クリアランスと定義するとき、
    前記遊動クリアランスに相当する角度分、施錠軸を正規の施錠位置から過剰回転させたと
    き、キーハンドルの牽引用突起が固定本体の抜差し位置決め用溝から抜き取れるように該抜差し位置決め用溝の開口幅を該牽引用突起の幅よりも広く設定するとともに、施錠軸の前記ロック溝とロックピンの間に前記遊動クリアランスに相当する角度分の遊び空間を設定したことを特徴とするキーハンドル抜差し型ロック装置。
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