JP3555926B2 - フラットケーブルの製造装置及び製造方法 - Google Patents

フラットケーブルの製造装置及び製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器や自動車における内部配線等に用いられるフラットケーブルの製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットケーブルは、同一平面上に配列した複数の導線が2枚の絶縁テープにより挟み込まれてなるものである。このフラットケーブルは、扁平で屈曲性があることから、配線作業が行いやすく、狭い場所にも配線が可能である等の利点を有している。このため、フラットケーブルは、各種の家電製品、通信機器、ワープロ、コンピュータ、自動車における内部配線等に広く用いられている。
【0003】
ところで、このようなフラットケーブルを作製するに際しては、例えば図4に示すような製造装置が用いられる。この製造装置は、同一平面上に平行に配列された複数の導線100を、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102とともに一対の加熱ロール103間に引き込み、複数の導線100を第1の絶縁テープ101と第2の絶縁テープ102とで挟み込んだ状態で一対の加熱ロール103により、第1の絶縁テープ101と第2の絶縁テープ102とを加熱圧着させる。
【0004】
この第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102には、互いに対向する側の主面上に接着剤層がそれぞれ形成されている。そして、この製造装置では、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102を一対の加熱ロール103に送り込む前に、第1の絶縁テープ101の接着剤層上に第1の剥離シート104が連続的に所定の貼付間隔Eを以て貼り付けられ、第2の絶縁テープ102の接着層上に第2の剥離シート105が連続的に所定の貼付間隔Fを以て貼り付けられる。この第1の剥離シート104と第2の剥離シート105とは、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102が一対の加熱ロール103を通過して圧着されると、互いに対向することとなる。
【0005】
また、第1の剥離シート104及び第2の剥離シート105は、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102の長手方向に対してそれぞれ垂直となるように貼り付けられ、且つ、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102の幅方向の一端からそれぞれはみ出るように貼り付けられる。
【0006】
また、この製造装置では、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102に、図示しないプレスカッタにより第1の剥離シート104及び第2の剥離シート105の外形に沿ってそれぞれ切り込みが形成される。これにより、第1の絶縁テープ101と第2の絶縁テープ102とを加熱圧着させた後、第1の剥離シート104及び第2の剥離シート105とともに、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102の一部を引き剥がすことができる。
【0007】
したがって、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102の引き剥がされた部分からは、導線100が外方に露出することとなる。そして、この露出部分で切断することによって、複数の導線100が第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープで被覆されるとともに、両端部から導線が露出してなるフラットケーブルが作製される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したフラットケーブルを製造するに際しては、図5に示すように、第1の絶縁テープ101に貼り付けられる第1の剥離シート104と、第2の絶縁テープ102に貼り付けられる第2の剥離シート105とが、一対の加熱ロール103間を通過した際、正確に対向する必要がある。
【0009】
このため、従来のフラットケーブルの製造装置においては、図4に示すように、第1の絶縁テープ101を供給する第1のテープロール106と、第2の絶縁テープ102を供給する第2のテープロール107とが、一対の加熱ロール103からそれぞれ等距離となる位置に配設されている。また、従来の製造装置においては、第1の剥離シート104を貼り付ける第1の貼付機108と、第2の剥離シート105を貼り付ける第2の貼付機109とが、一対の加熱ロール103からそれぞれ等距離となる位置に配設されるとともに、これら第1の剥離シート104及び第2の剥離シート105を貼り付けるタイミングを同期させている。
【0010】
しかしながら、従来の製造装置においては、例えば第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102を順次送り出す間欠送り出しであるような場合、送り出し起動時又は停止時において、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102に架かる張力が僅かに変動してしまう。このため、従来の製造装置では、図9に示すように、第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102の伸縮が変化することによって、第1の剥離シート104と第2の剥離シート105とが正確に対向せず、位置ずれを起こしてしまうことあった。
【0011】
また、従来の製造装置においては、第1の絶縁テープ101と第2の絶縁テープ102とが一対の加熱ロール103により加熱圧着された際、この第1の絶縁テープ101及び第2の絶縁テープ102に形成された接着剤層が熱収縮してしまう。このため、従来の製造装置では、所定の間隔を以て配された第1の剥離シート104の貼付間隔E及び第2の剥離シート105の貼付間隔Fの長さに誤差が生じてしまうことがあった。
【0012】
上述したように、従来のフラットケーブルの製造装置では、様々な要因により第1の剥離シート104と第2の剥離シート105とを正確に対向させることが困難であった。このため、上述した従来の製造装置では、高品質なフラットケーブルを作製することが困難であるといった問題があった。
【0013】
また、従来の製造装置を用いた場合、第1の剥離シート104及び第2の剥離シート105にこのような貼付誤差が生じると、この貼付誤差を補正するため、装置を一旦停止して調整する必要があった。しかしながら、装置を停止させることは、生産性を大幅に低下させる大きな要因となってしまう。
【0014】
そこで、本発明はこのような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、高品質のフラットケーブルを製造するとともに、生産性を大幅に向上させたフラットケーブルの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明に係るフラットケーブルの製造装置は、同一平面上に配列された複数の導線を、第1の剥離シートが所定の間隔を以て貼り付けられてなる第1の絶縁テープと第2の剥離シートが所定の間隔を以て貼り付けられてなる第2の絶縁テープとで挟み込み、これら第1の絶縁テープ、導線及び第2の絶縁テープをこの順で貼り合わせるフラットケーブルの製造装置において、
【0016】
第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープをそれぞれ巻回する水平方向に配置された第1のテープロール及び第2のテープロールと、第1のテープロール及び第2のテープロールの回転駆動を制御して第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープをそれぞれ所定の張力で張架させる第1の張架手段及び第2の張架手段と、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの走行路上に配設され第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープにそれぞれ一定の張力を架けるダンサーロールと、ダンサーロールと一対の加熱ロールとの間に配設されて、走行路上のロールに接しない第1の絶縁テープの面及び第2の絶縁テープの面に第1の剥離シート及び第2の剥離シートを貼り付ける第1の貼付機及び第2の貼付機と、
【0017】
第1の絶縁テープと第2の絶縁テープとが導線を挟み込んだ後に、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの通過を検出する検出手段と、
【0018】
検出手段が検出した検出結果に基づいて第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付誤差を算出するとともに、この貼付誤差に基づいて第1の張架手段及び第2の張架手段を制御する制御手段とを備え、
【0019】
制御手段は、第1の張架手段及び第2の張架手段を制御することによって、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの張力をそれぞれ調節することを特徴とする。
【0020】
以上のように構成された本発明に係るフラットケーブルの製造装置では、第1の張架手段及び第2の張架手段が第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの張力をそれぞれ調節することにより、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの伸縮をそれぞれ独立して変化させることができる。そして、このフラットケーブルの製造装置では、制御手段が貼付誤差に基づいて第1の張架手段及び第2の張架手段を制御するため、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付間隔をフィードバック制御することができる。
【0021】
また、この目的を達成する本発明に係るフラットケーブルの製造方法は、同一平面上に配列された複数の導線を、第1の剥離シートを所定の間隔を以て貼り付けてなる第1の絶縁テープと第2の剥離シートを所定の間隔を以て貼り付けてなる第2の絶縁テープとで挟み込み、これら第1の絶縁テープ、導線及び第2の絶縁テープをこの順で貼り合わせるフラットケーブルの製造方法において、
【0022】
第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに所定の張力を架けた状態で走行路上にロールに接しない面に第1の剥離シート及び第2の剥離シートを貼り付け、
【0023】
導体を第1の絶縁テープと第2の絶縁テープとで挟み込んだ後に、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの通過を検出し、この検出結果に基づいて第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付誤差を算出し、この貼付誤差に基づいて第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節することを特徴とする
【0024】
以上のように本発明に係るフラットケーブルの製造方法では、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節することにより、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの伸縮をそれぞれ独立して変化させることができる。そして、この手法によれば、貼付誤差に基づいて第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節するため、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付間隔をフィードバック制御することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態として図1に示したフラットケーブルの製造装置(以下、単に製造装置という。)は、同一平面上に平行に配列された複数の導線1を、第1の剥離シート2が所定の間隔を以て貼り付けられてなる第1の絶縁テープ3と第2の剥離シート4が所定の間隔を以て貼り付けられてなる第2の絶縁テープ5とともに、一対の加熱ロール6間に引き込み、複数の導線1を第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5とで挟み込んだ状態で一対の加熱ロール6により、第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5とを加熱圧着させる製造装置である。
【0026】
導線1としては、略テープ状に加工された、例えば銅、アルミニウム、ニッケル、ステンレス等の金属材料を使用することができる。また、導線1としては、その表面に錫、ニッケル、アルミニウム、はんだ等のメッキが施された銅線を使用することができる。なお、導線1は、図示しない供給リールから複数本が互いに所定の間隔を以て供給される。
【0027】
第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5としては、複数平行に配列される導線1の幅よりも大の幅とされた、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、塩化ビニル等の絶縁性を有する樹脂材料や、紙類等を使用することができる。
【0028】
また、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5には、一方主面に接着剤層がそれぞれ形成されている。この接着剤層は、例えばポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ナイロン系樹脂、アクリル系樹脂等の接着剤からなり、予め膜状に成形した接着剤を上述した第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5上に配する方法、或いは第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の表面に粘度の低い状態にある接着剤を塗布して薄膜状に成形する方法により形成される。
【0029】
第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5は、第1のテープロール7及び第2のテープロール8にそれぞれ巻回されてなる。この第1のテープロール7及び第2のテープロール8は、図2に示すように、第1の回転軸9及び第2の回転軸10にそれぞれ支持されている。また、この第1の回転軸9及び第2の回転軸10には、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12がそれぞれ設けられている。
【0030】
第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4は、図1に示すように、第1の貼付機13及び第2の貼付機14によりそれぞれ貼り付けられる。第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4としては、上述した接着剤と相溶性のないものであればよく、例えば紙、金属箔、樹脂材料等の任意の材料を使用することができる。
【0031】
一対の加熱ロール6は、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の幅よりもやや大の幅とされた略円柱形状を呈し、その内部にヒータがそれぞれ配設されている。
【0032】
この製造装置では、同一平面上に平行に配列された複数の導線1を介して、第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5との接着剤層が形成された面同士が対向するように配置されている。また、製造装置では、第1のテープロール7と第2のテープロール8とが一対の加熱ロール6から等距離となる位置に配設されている。すなわち、この製造装置では、図1に示すように、第1のテープロール7と第2のテープロール8とが、一対の加熱ロール6に対して左右対称となる位置に配設されている。
【0033】
また、この製造装置では、第1のテープロール7と一対の加熱ロール6との間に第1の貼付機13が配設され、第2のテープロール8と一対の加熱ロール6との間に第2の貼付機14が配設されている。この第1の貼付機13と第2の貼付機14とは、一対の加熱ロール6から等距離となる位置に配設されるとともに、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とを貼り付けるタイミングを同期させている。また、製造装置には、第1の剥離シート2が貼り付けられた第1の絶縁テープ3と、第2の剥離シート4が貼り付けられた第2の絶縁テープ5に対して、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4の外形に沿ってそれぞれ切り込みを形成するプレスカッタ(図示せず)が設けられている。
【0034】
この製造装置においては、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の走行路上にダンサーロール15がそれぞれ配設されるとともに、これらダンサーロール15に第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープが掛け合わされている。このダンサーロール15は、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の幅よりもやや大の幅とされた略円柱形状を呈し、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5に対して一定の張力を架けている。具体的には、これらダンサーロール15は、所定の重さとされ、鉛直方向に荷重された状態で配設される。このため、これらダンサーロール15は、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5を鉛直方向に押し込み、所定の張力を架けている。これにより、製造装置においては、走行する第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5が弛緩するのを防ぐことができる。なお、製造装置においては、導線1についても同様にダンサーロール15が設けられた構成であってもよい。
【0035】
また、製造装置は、第1の絶縁テープ3に貼り付けられた第1の剥離シート2を検出する第1のセンサ16と、第2の絶縁テープ5に貼り付けられた第2の剥離シート4を検出する第2のセンサ17と、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12を制御する制御部(図示せず。)とを備えている。
【0036】
この第1のセンサ16及び第2のセンサ17は、一対の加熱ロール6に対して第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の走行方向の後段に位置し、互いに対向するように配設される。第1のセンサ16及び第2のセンサ17は、透過型、反射型、カメラ等特に限定されるものではない。また、制御部は、第1のセンサ16及び第2のセンサ17からの信号を入力するように構成されるとともに、この信号に基づいて生成された制御信号を第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12に対して出力するように構成される。
【0037】
製造装置においては、第1のセンサ16及び第2のセンサ17に対して導線1、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の走行方向の後段に位置して、図示を省略する一対の駆動ローラが設けられている。製造装置では、この一対の駆動ローラが駆動することによって、導線1、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5を一対の加熱ロール6間に引き込むこととなる。
【0038】
以上のように構成された製造装置では、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5が第1のテープロール7及び第2のテープロール8からそれぞれ供給され、一対の加熱ロール6側へと送られる。そして、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5を一対の加熱ロール6間に送り込む前に、第1の絶縁テープ3の接着剤層上に第1の剥離シート2が連続的に所定の貼付間隔Aを以て貼り付けられ、第2の絶縁テープ5の接着剤層上に第2の剥離シート4が連続的に所定の貼付間隔Bを以て貼り付けられる。
【0039】
このとき、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4は、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の長手方向に対してそれぞれ垂直となるように貼り付けられ、且つ、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の幅方向の一端からそれぞれはみ出るように貼り付けられる。また、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5には、図示を省略するプレスカッタにより第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4の外形に沿ってそれぞれ切り込みが形成される。
【0040】
次に、製造装置では、第1の剥離シート2が貼り付けられた第1の絶縁テープ3と第2の剥離シート4が貼り付けられた第2の絶縁テープ5とが、複数の導線1を挟み込んだ状態で一対の加熱ロール6間に引き込まれる。このとき、一対の加熱ロール6により第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5とが加熱圧着されることにより、第1の絶縁テープ3、導線1及び第2の絶縁テープ5がこの順で貼り合わされる。また、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とは、導線1を介して互いに対向することとなる。
【0041】
次に、製造装置では、導線1を介して貼り合わされた第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5とが、第1のセンサ16と第2のセンサ17との間を通過する。このとき、第1の絶縁テープ3に貼り付けられた第1の剥離シート2の位置を第1のセンサ16が検出し、第2の絶縁テープ5に貼り付けられた第2の剥離シート4の位置を第2のセンサ17が検出する。そして、第1のセンサ16及び第2のセンサ17が検出した第1の剥離シート2の位置及び第2の剥離シート4の位置が検出信号として制御部へと出力される。
【0042】
制御部では、第1のセンサ16及び第2のセンサ17から供給された検出信号に基づいて、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4の貼付誤差が算出される。貼付誤差が生じた場合には、制御部から制御信号を出力し、第1のブレーキ装置11又は第2のブレーキ装置12を制御する。
【0043】
具体的には、制御部が第1の絶縁テープ3における第1の剥離シート2の貼付間隔A1を算出するとともに、第2の絶縁テープ5における第2の剥離シート4の貼付間隔B2を算出する。そして、制御部は、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12を制御することによって、第1の剥離シート2の貼付間隔A及び第2の剥離シート4の貼付間隔Bを所望の長さとする。
【0044】
ここで、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12は、制御部によりそのブレーキ力が強められると、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5に架かる張力を強めることができる。そして、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5に架かる張力が強まると、この第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5を伸ばすこととなる。したがって、これら第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12のブレーキ力を強めることによって、貼付間隔A及び貼付間隔Bを大とすることができる。
【0045】
反対に、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12は、制御部によりそのブレーキ力が弱められると、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5に架かる張力を弱めることができる。そして、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5に架かる張力が弱まると、この第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5を縮めることとなる。したがって、これら第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12のブレーキ力を弱めることによって、貼付間隔A及び貼付間隔Bを小とすることができる。
【0046】
このように、製造装置では、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の相対的な伸縮をそれぞれ独立して制御することによって、第1の剥離シート2の貼付間隔A及び第2の剥離シート4の貼付間隔Bを所望の長さとすることができる。そして、この製造装置では、第1のセンサ16及び第2のセンサ17からの検出信号に基づいて貼付間隔A及び貼付間隔Bを調節するといったフィードバック制御を行うことができる。
【0047】
ここで、このようなフィードバック制御の具体的なフローチャートを図3に示す。
【0048】
先ず、ステップS1において、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4の位置を検出し、ステップS2へと進む。
【0049】
ステップS2において、ステップS1での検出結果に基づいて第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とのずれを判別する。すなわち、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4との間に貼付誤差が生じた場合には、ステップS3に進み、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とが正確に対向している場合には、ステップS1に戻って再び処理を繰り返す。
【0050】
ステップS3では、第1の剥離シート2の貼付間隔A1及び第2の剥離シート4の貼付間隔B1を算出して規格長と比較することによって、貼付間隔A1及び貼付間隔B1のどちらが規格長とずれているかを判別する。そして、判別した結果、規格長に対して第1の剥離シート2がずれている場合には、ステップS4に進み、規格長に対して第2の剥離シート4がずれている場合には、ステップS5に進む。
【0051】
ステップS4では、第1の剥離シート2の貼付間隔A1が規格長に対して長いのか短いのかを判別する。規格長に対して貼付間隔A1が長い場合には、ステップS6−1に進み、規格長に対して貼付間隔A1が短い場合には、ステップS6−2に進む。
【0052】
ステップS6−1では、第1のブレーキ装置11を制御してブレーキ力を弱めることにより、第1の絶縁テープ3の伸びが弱められ、第1の剥離シート2の貼付間隔Aが短くなるように補正される。そして、ステップS1に戻って再び処理を繰り返す。
【0053】
ステップS6−2では、第1のブレーキ装置11を制御してブレーキ力を強めることにより、第1の絶縁テープ3の伸びが強められ、第1の剥離シート2の貼付間隔Aが長くなるように補正される。そして、ステップS1に戻って再び処理を繰り返す。
【0054】
ステップS5では、第2の剥離シート4の貼付間隔B1が規格長に対して長いのか短いのかを判別する。規格長に対して貼付間隔B1が長い場合には、ステップS7−1に進み、規格長に対して貼付間隔B1が短い場合には、ステップS7−2に進む。
【0055】
ステップS7−1では、第2のブレーキ装置12を制御してブレーキ力を弱めることにより、第2の絶縁テープ5の伸びが弱められ、第2の剥離シート4の貼付間隔Bが短くなるように補正される。そして、ステップS1に戻って再び処理を繰り返す。
【0056】
ステップS7−2では、第2のブレーキ装置12を制御してブレーキ力を強めることにより、第2の絶縁テープ5の伸びが強められ、第2の剥離シート4の貼付間隔Bが長くなるように補正される。そして、ステップS1に戻って再び処理を繰り返す。
【0057】
以上のようなフィードバック制御にしたがって処理を繰り返すことにより、第1の剥離シート2の貼付間隔A及び第2の剥離シート4の貼付間隔Bを所望の長さに補正することができる。したがって、上述したフィードバック制御によれば、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とを正確に対向させることができる。
【0058】
次に、導線1を介して貼り合わされた第1の絶縁テープ3と第2の絶縁テープ5から、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4を引き剥がす。ここで、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5には、第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4の外形に沿ってそれぞれ切り込みが形成されている。これにより、これら第1の剥離シート2及び第2の剥離シート4とともに、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の一部を容易に引き剥がすことができる。
【0059】
したがって、絶縁テープの両面から導線を等間隔に露出させることができる。そして、絶縁テープの両面から露出した導線を切断し、所定の長さとすることによって、その長手方向の両端部から導線が露出したフラットケーブルを作製することができる。
【0060】
このように、フラットケーブルの製造装置では、第1のブレーキ装置11及び第2のブレーキ装置12が第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の張力をそれぞれ調節することによって、第1の絶縁テープ3及び第2の絶縁テープ5の伸縮をそれぞれ独立して変化させることができる。このように、この製造装置では、第1の剥離シート2の貼付間隔A及び第2の剥離シート4の貼付間隔Bをフィードバック制御することができる。
【0061】
このため、この製造装置によれば、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4とを正確に対向させることができ、絶縁テープの両面から露出する導線の位置ずれを防止することができる。言い換えると、フラットケーブルの導線が露出する部分において、第1の絶縁テープ3の端面と第2の絶縁テープとの端面を揃えることができる。
【0062】
また、上述した製造装置によれば、このようなフィードバック制御を行っているため、第1の剥離シート2と第2の剥離シート4との貼付誤差を補正するのに装置を一旦停止して調整する必要がない。
【0063】
したがって、この製造装置は、フラットケーブルの生産性を大幅に向上させることができ、製品歩留りの向上した高品質のフラットケーブルを製造することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るフラットケーブルの製造装置では、第1の張架手段及び第2の張架手段が第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの張力をそれぞれ調節することにより、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの伸縮をそれぞれ独立して変化させることができる。そして、このフラットケーブルの製造装置では、制御手段が貼付誤差に基づいて第1の張架手段及び第2の張架手段を制御するため、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付間隔をフィードバック制御することができる。
【0065】
したがって、この製造装置によれば、第1の剥離シートと第2の剥離シートとの貼付誤差を補正するのに装置を一旦停止させて調整する必要がなく、フラットケーブルの生産性を大幅に向上させることができ、製品歩留りの向上した高品質のフラットケーブルを作製することができる。
【0066】
また、本発明に係るフラットケーブルの製造方法によれば、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節することにより、第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープの伸縮をそれぞれ独立して変化させることができる。そして、この手法によれば、貼付誤差に基づいて第1の絶縁テープ及び第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節するため、第1の剥離シート及び第2の剥離シートの貼付間隔をフィードバック制御することができる。
【0067】
したがって、この手法によれば、第1の剥離シートと第2の剥離シートとの貼付誤差を補正するのに装置を一旦停止させて調整する必要がなく、フラットケーブルの生産性を大幅に向上させることができ、製品歩留りの向上した高品質のフラットケーブルを作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すフラットケーブルの製造装置の構成を説明する図である。
【図2】同製造装置を構成するブレーキ装置の構成を説明する図である。
【図3】同製造装置のフィードバック制御を示すフローチャートである。
【図4】従来のフレットケーブルの製造装置の構成を説明する図である。
【図5】第1の剥離シートと第2の剥離シートとが対向した状態を示す図である。
【図6】第1の剥離シートと第2の剥離シートとが位置ずれを起こした状態を示す図である。
【符号の説明】
1 導線、2 第1の剥離シート、3 第1の絶縁テープ、4 第2の剥離シート、5 第2の絶縁テープ、16 第1のセンサ、17 第2のセンサ

Claims (4)

  1. 同一平面上に配列された複数の導線を、第1の剥離シートが所定の間隔を以て貼り付けられてなる第1の絶縁テープと第2の剥離シートが所定の間隔を以て貼り付けられてなる第2の絶縁テープとで挟み込み、これら第1の絶縁テープ、導線及び第2の絶縁テープをこの順で貼り合わせるフラットケーブルの製造装置において、
    上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープをそれぞれ巻回する水平方向に配置された第1のテープロール及び第2のテープロールと、上記第1のテープロール及び上記第2のテープロールの回転駆動を制御して上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープをそれぞれ所定の張力で張架させる第1の張架手段及び第2の張架手段と、上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープの走行路上に配設され上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープにそれぞれ所定の張力を架けるダンサーロールと、上記ダンサーロールと一対の加熱ロールとの間に配設されて、走行路上のロールに接しない上記第1の絶縁テープの面及び上記第2の絶縁テープの面に上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートを貼り付ける第1の貼付機及び第2の貼付機と、
    上記第1の絶縁テープと上記第2の絶縁テープとが上記導線を挟み込んだ後に、上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートの通過を検出する検出手段と、
    上記検出手段が検出した検出結果に基づいて上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートの貼付誤差を算出するとともに、この貼付誤差に基づいて上記第1の張架手段及び上記第2の張架手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記第1の張架手段及び上記第2の張架手段を制御することによって、上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープの張力をそれぞれ調節することを特徴とするフラットケーブルの製造装置。
  2. 上記第1の剥離シートと上記第2の剥離シートとを対向させるように、上記導体を介して上記第1の絶縁テープと上記第2の絶縁テープとを貼り合わせることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブルの製造装置。
  3. 同一平面上に配列された複数の導線を、第1の剥離シートを所定の間隔を以て貼り付けてなる第1の絶縁テープと第2の剥離シートを所定の間隔を以て貼り付けてなる第2の絶縁テープとで挟み込み、これら第1の絶縁テープ、導線及び第2の絶縁テープをこの順で貼り合わせるフラットケーブルの製造方法において、
    上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープに所定の張力を架けた状態で走行路上にロールに接しない面に上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートを貼り付け、
    上記導体を上記第1の絶縁テープと上記第2の絶縁テープとで挟み込んだ後に、上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートの通過を検出し、この検出結果に基づいて上記第1の剥離シート及び上記第2の剥離シートの貼付誤差を算出し、この貼付誤差に基づいて上記第1の絶縁テープ及び上記第2の絶縁テープに架かる張力をそれぞれ調節することを特徴とするフラットケーブルの製造方法。
  4. 上記第1の剥離シートと上記第2の剥離シートとを対向させるように、上記導体を介して上記第1の絶縁テープと上記第2の絶縁テープとを貼り合わせることを特徴とする請求項3記載のフラットケーブルの製造方法。
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