JP3551249B2 - テレビチューナ及び映像機器 - Google Patents

テレビチューナ及び映像機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3551249B2
JP3551249B2 JP2000361644A JP2000361644A JP3551249B2 JP 3551249 B2 JP3551249 B2 JP 3551249B2 JP 2000361644 A JP2000361644 A JP 2000361644A JP 2000361644 A JP2000361644 A JP 2000361644A JP 3551249 B2 JP3551249 B2 JP 3551249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
frequency
television
channel number
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000361644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002165143A (ja
Inventor
勉 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000361644A priority Critical patent/JP3551249B2/ja
Priority to DE10158124A priority patent/DE10158124A1/de
Publication of JP2002165143A publication Critical patent/JP2002165143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3551249B2 publication Critical patent/JP3551249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0058Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means
    • H03J1/0066Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means with means for analysing the received signal strength
    • H03J1/0075Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means with means for analysing the received signal strength where the receiving frequencies of the stations are stored in a permanent memory, e.g. ROM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42607Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream
    • H04N21/4263Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream involving specific tuning arrangements, e.g. two tuners
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/438Interfacing the downstream path of the transmission network originating from a server, e.g. retrieving encoded video stream packets from an IP network
    • H04N21/4383Accessing a communication channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等に使用されるテレビチューナ、及びテレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等の映像機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン電波の周波数は、混信を防ぐ為に、CCIR(International Radio Committee )により国又は地域毎に割り当てられており、例えば、図7の日本チャンネル受信周波数一覧表及び図8のアメリカチャンネル受信周波数一覧表に示すように、チャンネル番号毎の周波数は国により大きく異なっている。
テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等の映像機器の製造会社では、CCIRで定められた図7,8に示すような出荷先のチャンネル受信周波数一覧表を基準にして、それぞれ任意に出荷先毎に図6に示すようなチャンネルプランを作成し、製造する映像機器に内蔵するマイクロコンピュータのROM(Read Only Memory)に記憶させている。
【0003】
ユーザは、このチャンネルプランにより、映像機器のチャンネルプリセットモードでチャンネル設定の操作を簡単に行うことが出来る。
例えば、チャンネルプリセットモードで、受信したいチャンネル番号を02に設定した場合、マイクロコンピュータのROMに記憶されているチャンネルプラン(図6)から、48.25MHzの局を選局することになり、放送局の周波数が判っていれば、チャンネル番号を選択することで、受信することが可能となる。
【0004】
上述したチャンネルプランでは、チャンネル番号[02]=48.25MHzであるが、映像機器では、何らかの影響により、受信した周波数が48.25MHzからずれている場合でも、微調整の選局動作を行い、受信することが可能になっている。
映像機器では、仮に、放送周波数がずれている場合、また、新たに開局した放送局が上記チャンネルプランからずれた周波数で放送しているような場合でも、受信することが出来るように、各チャンネル番号のセンタ周波数に対する最大ずれ量が設定されており、設定された範囲内であれば受信することが可能となっている。この範囲は、「カバー範囲」と呼ばれ、各チャンネル番号のセンタ周波数に対しプラス側/マイナス側にそれぞれ割り当てられているのが一般的である。
【0005】
例えば、出荷先がヨーロッパである場合、カバー範囲はセンタ周波数(チャンネル番号[02]であれば48.25MHz)に対し、±4.6MHzに設定されている。従って、チャンネル番号[02]では、43.65MHz〜52.85MHzの範囲で受信が可能ということになる。
【0006】
例えば、49.00MHzの放送周波数をチャンネル番号[02]で受信する場合、49.00MHzとマイクロコンピュータのROMに記憶されているチャンネル番号[02]の48.25MHzとは、750kHzの差がある為、チャンネル番号[02]が選局される都度、750kHzの差に応じた選局時間が必要となり、選局終了迄の間、映像機器の画面にノイズが発生することになる。
このような問題を回避する為には、一度選局し受信した周波数49.00MHzを記憶させておき、以後、同じチャンネル番号が選択された場合、48.25MHzではなく49.00MHzを使用して同調受信動作を行えば良い。
【0007】
ところで、最近の映像機器では、そのテレビチューナにPLL(Phase LockedLoop )シンセサイザを使用したものが多い。テレビチューナでは、PLLシンセサイザを図2に示すような局部発振回路に組み込んでおり、この局部発振回路では、基準となるクロックを出力する水晶発振器等からなる基準発振器20と、基準発振器20が出力したクロックを例えば1024分周し、基準周波数frを有する基準周波数信号を出力する固定分周器21と、基準周波数信号及び後述する可変分周器26の出力信号の位相を比較し、その位相差に応じた信号を出力する位相比較回路22とを備えている。
【0008】
この局部発振回路は、また、位相差に応じた信号を平滑するローパスフィルタ23と、ローパスフィルタ23が出力した信号電圧に応じた周波数foscの周波数信号を出力するVCO24(Voltage Controled Oscilator )と、VCO24が出力した周波数信号を8分周する前置分周器25と、前置分周器25の出力信号を更にN分周する(Nは自然数)可変分周器26と、映像機器のマイクロコンピュータからの周波数制御信号及びバンド識別信号を受けるバスインタフェース28と、バスインタフェース28が受けた周波数制御信号(Nの2進数)を記憶し、可変分周器26に与えるシフトレジスタ27とを備えている。
【0009】
上述したような局部発振回路では、VCO24が出力した周波数foscの周波数信号の位相がロックされると、基準周波数frとPLLに介挿された分周器25,26の分周比8×Nとから、fosc=fr×8×N となり、周波数foscの局部発振信号を出力する。テレビチューナは、この局部発振信号と同調増幅したテレビジョン電波とを混合し、それらの差の周波数を有する中間周波信号を出力する。
従って、このテレビチューナは、fr×8の周波数単位で受信周波数を変化させることが出来、各チャンネル番号に対応する受信周波数も上記Nに関連する数値に変換して記憶している。
【0010】
例えば、基準発振器20の発振周波数が4.433MHzであれば、固定分周器21の分周比から、fr=4.433MHz/1024 となり、上記周波数単位は、fr×8=4.433MHz×8/1024=34.6376kHzである。
【0011】
従って、上述したチャンネル番号[02]の49.00MHzの放送周波数(受信周波数)の場合、34.6376kHzの倍数は、49.00MHz/34.6376kHz=1414.5・・・≒1415となり、1415周波数単位(ステップ)を記憶させておけば良く、これを記憶するのに11ビットの容量が必要である。
【0012】
現在のテレビジョン電波の周波数は1000MHzを超えないから、1000MHz/34.6376kHz=28868.3・・・≒28868(ステップ)<32768=215となり、1チャンネル番号当たり15ビットの記憶容量があれば、国、地域を問わず対応することが出来るので、図10に示すような、1チャンネル番号当たり15ビットの(選局データ)フォーマットで、マイクロコンピュータのメモリに記憶させるようになっている。勿論、上述したチャンネルプランも1チャンネル番号当たり15ビットのフォーマットで、マイクロコンピュータのROMに記憶されている。
【0013】
図9は、このようなマイクロコンピュータを内蔵する映像機器の上述した従来のチャンネル設定動作を示すフローチャートである。マイクロコンピュータは、チャンネルプリセットモードにおいて、チャンネル番号が設定されると(S40)、ROMに記憶されたチャンネルプランから、設定されたチャンネル番号に対応するチャンネル基準ステップ数を読み込む(S42)。
マイクロコンピュータは、次に、自動的に又はユーザの手動により、読み込んだチャンネル基準ステップ数を中心にして同調操作を実行し(S44)、同調が完了すると(S46)、そのときのチャンネルステップ数を読み込む(S48)。
【0014】
マイクロコンピュータは、読み込んだチャンネルステップ数から、UHF,VHFH,VHFLのバンド(周波数帯域)を識別し、バンド切り換えの為のバンドデータを作成する(S50)。
マイクロコンピュータは、次に、設定されたチャンネル番号、読み込んだチャンネルステップ数及び作成したバンドデータをメモリに記憶させる(S52)。
マイクロコンピュータは、以上の動作をチャンネル番号が設定される(S40)都度実行し、チャンネルプリセットモードが解除され、チャンネル設定が終了すると(S54)リターンする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の映像機器及びテレビチューナでは、チャンネル番号に対応する受信周波数を15ビットのデータとして記憶しているが、最近は、チャンネル数が増加して、その為の必要とするメモリ容量も無視出来ない程に増加しているという問題がある。
【0016】
上述したPLLシンセサイザに関する技術としては、無線通信機器において、CPUにて制御するPLL発振回路の発振周波数を、使用目的に応じて任意設定することが出来る「PLL制御方式」が特開昭61−269411号公報に開示されている。
【0017】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1,2発明では、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来るテレビチューナを提供することを目的とする。
第3発明では、第1又は第2発明に係るテレビチューナを備えた映像機器を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係るテレビチューナは、チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数を中心にして同調周波数を変化させることにより、チャンネル番号毎のテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信するテレビチューナにおいて、前記チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数を、基準発振周波数を所定の分周比で分周した周波数単位のチャンネル基準ステップ数に変換して記憶する第1の記憶手段と、チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を中心にして、チャンネルステップ数を変化させることにより前記周波数単位で同調周波数を変化させてテレビジョン電波に同調し、テレビジョン電波に同調したチャンネルステップ数から、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を減算する手段と、該手段の減算結果を前記チャンネル番号と共に記憶する第2の記憶手段と、前記チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数に、前記第2の記憶手段が該チャンネル番号と共に記憶する減算結果を加算する手段とを備え、該手段の加算結果に基づきテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信すべくなしてあることを特徴とする。
【0019】
このテレビチューナでは、第1の記憶手段が、チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数を、基準発振周波数を所定の分周比で分周した周波数単位のチャンネル基準ステップ数に変換して記憶し、減算する手段が、チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶するそのチャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を中心にして、チャンネルステップ数を変化させることにより前記周波数単位で同調周波数を変化させてテレビジョン電波に同調し、テレビジョン電波に同調したチャンネルステップ数から、前記第1の記憶手段が記憶するそのチャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を減算し、第2の記憶手段が、その減算結果をチャンネル番号と共に記憶する。加算する手段は、チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶するそのチャンネル番号のチャンネル基準ステップ数に、前記第2の記憶手段がそのチャンネル番号と共に記憶する減算結果を加算し、その加算結果に基づきテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信する。これにより、チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数とテレビジョン電波に同調したチャンネル番号の受信周波数とを記憶する必要がなく、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来るテレビチューナを実現することが出来る。
【0020】
第2発明に係るテレビチューナは、前記加算結果に基づき前記テレビジョン電波の周波数帯域を識別してバンド切り換えの為のバンドデータを作成する手段を更に備え、該手段が作成したバンドデータに基づきバンドを切り換えてテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信すべくなしてあることを特徴とする。
【0021】
このテレビチューナでは、加算する手段の加算結果に基づきテレビジョン電波の周波数帯域を識別してバンド切り換えの為のバンドデータを作成し、作成したバンドデータに基づきバンドを切り換えてテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信するので、チャンネル番号毎に周波数帯域を切り換える為のバンドデータを記憶する必要がなく、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来るテレビチューナを実現することが出来る。
【0022】
第3発明に係る映像機器は、請求項1又は2に記載されたテレビチューナを備えることを特徴とする。
【0023】
この映像機器では、請求項1又は2に記載されたテレビチューナを備えるので、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るテレビチューナ及び映像機器の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。この映像機器は、ビデオテープレコーダ(VTR)を内蔵したテレビジョン受像機(所謂テレビデオ)であり、アンテナ8により受信されたテレビジョン電波が、チューナ7により選択増幅されると共に、中間周波信号に変換され、TV処理回路6へ与えられる。
【0025】
チューナ7は、テレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を増幅して出力する高周波増幅回路11と、高周波増幅回路11の同調周波数より中間周波信号の周波数分高い局部発振信号を出力する局部発振回路12と、高周波増幅回路11が出力したテレビジョン電波及び局部発振回路12が出力した局部発振信号を混合し、それらの差の周波数を有する中間周波信号を出力する混合回路13とを備えている。
【0026】
TV処理回路6は、中間周波信号を増幅し、テレビジョン信号と音声中間周波信号とに分離する。音声中間周波信号は、増幅された後、音声信号が検波増幅され、図示しないスピーカから出力される。
TV処理回路6は、テレビジョン信号を増幅した後、搬送色信号C及び輝度信号Yに分離して、色差信号R−Y,G−Y,B−Yを再生する。再生された色差信号R−Y,G−Y,B−Yは、増幅された輝度信号Yがそれぞれ加算されて、色信号R,G,Bとなって、CRT2(ブラウン管)へ入力される。CRT2では、色信号R,G,Bは、それぞれの強さに応じた電子ビームとなる。
【0027】
また、TV処理回路6は、輝度信号Yから垂直同期信号Vと水平同期信号Hとを分離し、垂直同期信号Vを垂直ドライブ回路5へ、水平同期信号Hを水平ドライブ回路4へそれぞれ与える。
垂直ドライブ回路5は、与えられた垂直同期信号Vに同期した鋸歯状波電圧を作成し、これによりCRT2の垂直偏向コイルを駆動する。
【0028】
水平ドライブ回路4は、与えられた水平同期信号Hに同期した水平ドライブ信号を出力し、CRT2の水平偏向コイルを駆動すると共に、高圧回路3へ与える。
高圧回路3は、与えられた水平ドライブ信号Hによるスイッチング動作と、内蔵するフライバックトランスとにより、B電源電圧を昇圧整流し、高圧として出力する。出力された高圧はCRT2の陽極に印加される。
【0029】
一方、TV処理回路6は、増幅したテレビジョン信号を、記録する場合に備えて、内蔵するビデオテープレコーダ(VTR)のVTR処理回路15に与えている。
VTR処理回路15は、記録する場合、与えられたテレビジョン信号を搬送色信号C及び輝度信号Yに分離して、輝度信号YをFM変調し、搬送色信号Cを周波数変換した後、両者を混合して、内蔵するVTRのシリンダーヘッド17(ヘッドシリンダー)に与える。
【0030】
VTR処理回路15は、再生する場合、シリンダーヘッド17が読取った再生信号を搬送色信号C及び輝度信号Yに分離して、輝度信号YをFM復調し、搬送色信号Cを周波数変換した後、両者を混合して、テレビジョン信号としてTV処理回路6に与える。
高周波増幅回路11、局部発振回路12、TV処理回路6、VTR処理回路15及びシリンダーヘッド17は、バス19によりマイクロコンピュータ10に接続されており、マイクロコンピュータ10から作動制御される。
【0031】
マイクロコンピュータ10は、選局の基準となるチャンネルプランのチャンネル番号及びその受信周波数に関連する数値を記憶させてあるROMである基準チャンネルメモリ10aと、チャンネル設定操作によりテレビジョン電波に同調した受信周波数に関連する数値を、そのチャンネル番号に対応させて記憶させる為のチャンネルメモリ10bとを備えている。
マイクロコンピュータ10には、ユーザがテレビジョン受像機の操作を行う為の操作部9が接続されている。
【0032】
図2は、局部発振回路12の要部構成を示すブロック図である。
この局部発振回路12は、基準となるクロックを出力する水晶発振器等からなる基準発振器20と、基準発振器20が出力したクロックを例えば1024分周し、基準周波数frを有する基準周波数信号を出力する固定分周器21と、基準周波数信号及び後述する可変分周器26の出力信号の位相を比較し、その位相差に応じた信号を出力する位相比較回路22とを備えている。
【0033】
局部発振回路12は、また、位相差に応じた信号を平滑するローパスフィルタ23と、ローパスフィルタ23が出力した信号電圧に応じた周波数foscの周波数信号を出力するVCO24(Voltage Controled Oscilator )と、VCO24が出力した周波数信号を8分周する前置分周器25と、前置分周器25の出力信号を更にN分周する(Nは自然数)可変分周器26と、映像機器のマイクロコンピュータからの周波数制御信号及びバンド識別信号を受けるバスインタフェース28と、バスインタフェース28が受けた周波数制御信号(Nの2進数)を記憶し、可変分周器26に与えるシフトレジスタ27とを備えている。
【0034】
局部発振回路12では、VCO24が出力した周波数foscの周波数信号の位相がロックされると、基準周波数frとPLLに介挿された分周器25,26の分周比8×Nから、fosc=fr×8×N となり、周波数foscの局部発振信号を出力する。
また、高周波増幅回路11は、可変容量ダイオードを使用して、電気信号により同調周波数を変化させる電子同調回路を使用している。
従って、チューナ7は、fr×8の周波数単位で受信周波数を変化させることが出来、各チャンネル番号に対応する受信周波数も上記Nに関連する数値に変換してチャンネルメモリ10bに記憶させる。
【0035】
例えば、基準発振器20の発振周波数が4.433MHzであれば、固定分周器21の分周比から、fr=4.433MHz/1024 となり、上記周波数単位は、fr×8=4.433MHz×8/1024=34.6376kHzであり、基準チャンネルメモリ10a及びチャンネルメモリ10bに記憶される受信周波数は、34.6376kHzの倍数又は倍数に関連する数値(ステップ数)に変換されて記憶される。
【0036】
以下に、このような構成の映像機器の動作を、それを示す図3,5のフローチャートを参照しながら説明する。
マイクロコンピュータ10は、チャンネルプリセットモードにおいて、チャンネル番号が設定されると(図3S2)、基準チャンネルメモリ10aに記憶されたチャンネルプランから、設定されたチャンネル番号に対応するチャンネル基準ステップ数を読み込む(S4)。
マイクロコンピュータ10は、次に、自動的に又はユーザの手動により、読み込んだチャンネル基準ステップ数を中心にして同調操作を実行し(S6)、同調が完了すると(S8)、そのときのチャンネルステップ数を読み込む(S10)。
【0037】
マイクロコンピュータ10は、読み込んだ(S10)チャンネルステップ数から、読み込んだ(S4)チャンネル基準ステップ数を減算して、チャンネルメモリ10bに記憶しておく為の記憶ステップ数を求める(S12)。
マイクロコンピュータ10は、設定された(S2)チャンネル番号、求めた(S12)記憶ステップ数の絶対値及び求めた(S12)記憶ステップ数の正負符号をチャンネルメモリ10bに記憶させる(S14)。
マイクロコンピュータ10は、以上の動作をチャンネル番号が設定される(S2)都度実行し、チャンネルプリセットモードが解除され、チャンネル設定が終了すると(S16)リターンする。
【0038】
以上のチャンネル設定動作では、例えば、チャンネル番号毎のセンタ周波数に対するカバー範囲が±4.5MHz以内であれば、4.5MHz/34.6376kHz=129,9・・・≒130(ステップ)となり、チャンネルメモリ10bの1チャンネル番号当たりに必要な記憶容量は、1ビットの正負符号も含めて9ビットとなり、チャンネルメモリ10bの記憶フォーマットは、図4に示すようになる。
【0039】
また、カバー範囲を±4.4MHz以内とすれば、4.4MHz/34.6376kHz≒127(ステップ)となり、チャンネルメモリ10bの1チャンネル番号当たりに必要な記憶容量は、1ビットの正負符号も含めて8ビットとなる。
従って、従来必要であった1チャンネル番号当たりの記憶容量15ビットに対して約半分の記憶容量で済み、受信精度を落とすことなく、チャンネル番号毎の受信周波数を小容量で記憶しておくことが出来る。
【0040】
マイクロコンピュータ10は、ユーザによりチャンネル番号が選択されると(図5S20)、基準チャンネルメモリ10aに記憶されたチャンネルプランから、設定されたチャンネル番号に対応するチャンネル基準ステップ数を読み込む(S22)。
マイクロコンピュータ10は、次に、チャンネルメモリ10bに記憶された(図3S14)、設定された(S20)チャンネル番号に対応する記憶ステップ数の絶対値及び記憶ステップ数の正負符号を読み込む(S24)。
【0041】
マイクロコンピュータ10は、次に、読み込んだ(S22)チャンネル基準ステップ数に、読み込んだ(S24)記憶ステップ数を加算して、チャンネルステップ数を求める(S26)。
マイクロコンピュータ10は、次に、求めた(S26)チャンネルステップ数から、UHF,VHFH,VHFLのバンド(周波数帯域)を識別し、バンド切り換えの為のバンドデータを作成する(S28)。
【0042】
マイクロコンピュータ10は、次に、求めた(S26)チャンネルステップ数に中間周波信号の周波数に相当するステップ数を加算して、局部発振回路12が発振すべき局部発振信号の周波数に相当する局部発振ステップ数を求める(S30)。
マイクロコンピュータ10は、次に、求めた(S26)チャンネルステップ数及び作成した(S28)バンドデータを、バス19経由で高周波増幅回路11に与え、求めた(S30)局部発振ステップ数及び作成した(S28)バンドデータを、バス19経由で局部発振回路12に与え(S32)リターンする。
【0043】
以上の選局動作では、求めた(S26)チャンネルステップ数から、バンドデータを作成する(S28)ことにより、従来、チャンネル番号毎に4ビットが必要であったバンドデータの記憶容量が不要となり、チャンネル番号毎の受信周波数を更に小容量で記憶しておくことが可能である。
【0044】
【発明の効果】
第1発明に係るテレビチューナによれば、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来るテレビチューナを実現することが出来る。
【0045】
第2発明に係るテレビチューナによれば、チャンネル番号毎に周波数帯域を切り換える為のデータを記憶する必要がなく、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来るテレビチューナを実現することが出来る。
【0046】
第3発明に係る映像機器によれば、チャンネル設定の為のメモリ容量を削減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビチューナ及び映像機器の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。
【図2】局部発振回路の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る映像機器の動作を示すフローチャートである。
【図4】チャンネルメモリの記憶フォーマットを示す説明図である。
【図5】本発明に係る映像機器の動作を示すフローチャートである。
【図6】チャンネルプランの例を示す説明図である。
【図7】日本チャンネル受信周波数一覧表を示す説明図である。
【図8】アメリカチャンネル受信周波数一覧表を示す説明図である。
【図9】従来の映像機器の動作を示すフローチャートである。
【図10】従来のチャンネル番号毎の受信周波数に相当するステップ数を記憶する為のフォーマットを示す説明図である。
【符号の説明】
7 チューナ
8 アンテナ
10 マイクロコンピュータ
10a 基準チャンネルメモリ
10b チャンネルメモリ
11 高周波増幅回路
12 局部発振回路
13 混合回路
19 バス
22 位相比較回路
24 VCO
26 可変分周器
27 シフトレジスタ

Claims (3)

  1. チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数を中心にして同調周波数を変化させることにより、チャンネル番号毎のテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信するテレビチューナにおいて、
    前記チャンネルプランのチャンネル番号毎の周波数を、基準発振周波数を所定の分周比で分周した周波数単位のチャンネル基準ステップ数に変換して記憶する第1の記憶手段と、チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を中心にして、チャンネルステップ数を変化させることにより前記周波数単位で同調周波数を変化させてテレビジョン電波に同調し、テレビジョン電波に同調したチャンネルステップ数から、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数を減算する手段と、該手段の減算結果を前記チャンネル番号と共に記憶する第2の記憶手段と、前記チャンネル番号が選択操作されたときに、前記第1の記憶手段が記憶する該チャンネル番号のチャンネル基準ステップ数に、前記第2の記憶手段が該チャンネル番号と共に記憶する減算結果を加算する手段とを備え、該手段の加算結果に基づきテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信すべくなしてあることを特徴とするテレビチューナ。
  2. 前記加算結果に基づき前記テレビジョン電波の周波数帯域を識別してバンド切り換えの為のバンドデータを作成する手段を更に備え、該手段が作成したバンドデータに基づきバンドを切り換えてテレビジョン電波に同調し、同調したテレビジョン電波を受信すべくなしてあるテレビチューナ。
  3. 請求項1又は2に記載されたテレビチューナを備えることを特徴とする映像機器。
JP2000361644A 2000-11-28 2000-11-28 テレビチューナ及び映像機器 Expired - Fee Related JP3551249B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000361644A JP3551249B2 (ja) 2000-11-28 2000-11-28 テレビチューナ及び映像機器
DE10158124A DE10158124A1 (de) 2000-11-28 2001-11-28 Fernsehtuner und Videovorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000361644A JP3551249B2 (ja) 2000-11-28 2000-11-28 テレビチューナ及び映像機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002165143A JP2002165143A (ja) 2002-06-07
JP3551249B2 true JP3551249B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=18833046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000361644A Expired - Fee Related JP3551249B2 (ja) 2000-11-28 2000-11-28 テレビチューナ及び映像機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3551249B2 (ja)
DE (1) DE10158124A1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002165143A (ja) 2002-06-07
DE10158124A1 (de) 2002-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1002371B1 (en) Multi-tuner receiver
US5321852A (en) Circuit and method for converting a radio frequency signal into a baseband signal
US5285284A (en) Television receiver with a dual tuner system
US7187913B1 (en) Integrated circuit tuner with broad tuning range
CA2006764C (en) Channel selecting apparatus
US5079525A (en) Audio-video modulator system on ic chip
KR101067774B1 (ko) 방송 수신기 및 그의 튜너 제어 방법
US6683656B1 (en) Video intermediate frequency processing apparatus
US20040207476A1 (en) PLL circuit and television receiver having same and beat reducing method for television receiver
US5995169A (en) SIF signal processing circuit
US7151577B2 (en) Broadcast receiving system and method, and medium storing a broadcast reception control program
EP1137179A2 (en) Television tuner
US6831705B2 (en) Television tuner and television receiver
US7227591B2 (en) Apparatus and method for receiving television and radio broadcasting signals using a single tuner
JP3551249B2 (ja) テレビチューナ及び映像機器
GB2314983A (en) A VCR where a single crystal oscillator supplies both a tuner and a modulator
US6353462B1 (en) Television signal and FM broadcast signal demodulator and television signal and FM broadcast signal receiver
KR100699310B1 (ko) 멀티튜너수신기
JP2000174652A (ja) Fm受信機
JP3013800U (ja) 位相同期ループチューナ選局装置
KR950009212B1 (ko) Vs 튜닝수신시 실제 채널 디스플레이방법
JPS611113A (ja) 選局装置
JPH09181628A (ja) ダブルスーパチューナ
JP2005079698A (ja) 選局装置
JP4306091B2 (ja) 信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040413

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees