JP3542742B2 - 遮蔽材の昇降装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、横型ブラインドのスラット、たくし上げカーテンあるいはプリーツカーテンのカーテン生地等の日射遮蔽材あるいは垂直折畳型の間仕切りドアを昇降するための昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横型ブラインドの一種類として、スラットを昇降するための昇降コードを、ヘッドボックス内に配設された巻取りドラムから吊下支持し、その巻取りドラムに昇降コードを螺旋状に巻き取ることによりスラットを引上げ可能とし、巻取りドラムから昇降コードを巻き戻すことにより、スラットを下降可能としたものがある。
【0003】
このような横型ブラインドでは、スラットの昇降動作時に、昇降コードを巻取りドラムに螺旋状に巻き取り、あるいは巻取りドラムに螺旋状に巻き取られた昇降コードを巻き戻すために、巻取りドラムを回転駆動するための駆動軸に対し、巻取りドラムが軸方向に移動可能に、かつ相対回転不能に支持されている。
【0004】
その具体的構成として、例えば図30(a)に示すように、巻取りドラム1の中心部に四角孔2を形成し、その四角孔2に四角軸状の駆動軸3を嵌挿して、巻取りドラム1を駆動軸3と一体に回転させながら、軸方向に移動可能とした構成がある。
【0005】
また、図31(a)に示すように、巻取りドラム1に回転可能に支持されたローラー4を四角軸状の駆動軸3の外周面に当接させて、巻取りドラム1を駆動軸3と一体に回転させながら、軸方向に移動可能とした構成がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図30(a)に示す構成では、駆動軸3に対し巻取りドラム1を円滑に移動させるために、四角孔2と駆動軸3との間に所定のクリアランスが確保されている。すると、駆動軸3の回転に基づいて巻取りドラム1が回転されるとき、図30(b)に示すように、駆動軸3の角部が四角孔2の内面に当接した状態となるため、巻取りドラム1が駆動軸3に対し軸方向に移動するとき、両者間に大きな摩擦力が発生して、巻取りドラム1の円滑な移動が妨げられるという問題点がある。
【0007】
これは、駆動軸3の回転トルクが四角孔2の内面に対し直角方向には作用せず、四角孔2の内面に対し平行に近い角度で作用するとともに、駆動軸3と四角孔2の内面とが線状に接触し、その接触部分に駆動軸3の回転トルク及び巻取りドラム1に作用するスラットの荷重が集中的に作用することに起因する。
【0008】
図31(a)に示す構成では、駆動軸3とローラー4との間に所定のクリアランスが確保されているため、駆動軸3の回転に基づいて巻取りドラム1が回転されるとき、図31(b)に示すように、駆動軸3の角部がローラー4の周面に当接した状態となる。従って、巻取りドラム1が駆動軸3に対し軸方向に移動するとき、両者間に大きな摩擦力が発生するという問題点がある。
【0009】
また、駆動軸の外周面に軸方向に延びる凹条を形成し、その駆動軸を嵌挿するための巻取りドラムの嵌合孔には該凹条に係合する突条を設けて、駆動軸の回転トルクが嵌合孔の内面に対し直角に近い方向に作用するようにした構成も提案されている。
【0010】
しかし、このような構成では駆動軸と巻取りドラムとの摺動面が、駆動軸の軸心近くに位置するため、駆動軸の回転時にその摺動面に大きな摩擦が発生するという問題点がある。
【0011】
この発明の目的は、昇降コードを巻取りドラムに螺旋状に巻き取るために、駆動軸と一体に回転しながら、該駆動軸に対し軸方向に移動する回転移動部材を備えた遮蔽材の昇降装置において、回転移動部材を駆動軸に対し円滑に移動させ得る昇降装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、ヘッドボックスに駆動軸を回転可能に支持し、前記駆動軸にボールを介して回転移動部材を支持し、前記回転移動部材の回転に基づいて回転しながら軸方向に移動する巻取りドラムに、昇降コードを螺旋状に巻き取り、あるいは巻戻し可能とした遮蔽材の昇降装置において、記駆動軸及び回転移動部材には前記軸方向に断面半円状の凹条が形成され、この凹条間に前記ボールが配設され、前記ボールは凹条に当接して、前記駆動軸と回転移動部材との間で伝達される回転トルクを、前記凹条に向かって直角方向に伝達可能とした。
【0013】
請求項2では、ヘッドボックスに駆動軸を回転可能に支持し、前記駆動軸にボールを介して回転移動部材を支持し、前記回転移動部材の回転に基づいて回転しながら軸方向に移動する巻取りドラムに、昇降コードを螺旋状に巻き取り、あるいは巻戻し可能とした遮蔽材の昇降装置において、前記駆動軸の周囲には、駆動軸と一体回転するとともに軸方向に移動不能に支持される伝達管が嵌合され、前記伝達管の周囲には前記回転移動部材が嵌合され、前記伝達管及び回転移動部材には前記軸方向に断面半円状の凹条が形成され、この凹条間に前記ボールが配設され、前記ボールは凹条に当接して、前記駆動軸と回転移動部材との間で伝達される回転トルクを、前記凹条に向かって直角方向に伝達可能とした。
請求項3では、前記回転移動部材を操作手段で回転操作可能とし、前記回転移動部材の回転に基づいて駆動軸を回転可能とし、前記駆動軸には送りネジを設けて該駆動軸の回転に基づいて該駆動軸を軸方向に移動可能とし、前記駆動軸に前記巻取りドラムを取着した。
【0014】
請求項では、前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムの外周面には前記昇降コードを螺旋状に巻着する案内溝を設け、前記巻取りドラムは前記昇降コードを介して作用する荷重に基づいて軸方向に移動可能とした。
【0015】
請求項では、前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムには送りネジを設けて該巻取りドラムの回転に基づいて該巻取りドラムを軸方向に移動可能とした。
【0017】
請求項では、前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムの外周面には前記昇降コードを螺旋状に巻着する案内溝を設け、前記巻取りドラムは前記昇降コードを介して作用する荷重に基づいて軸方向に移動可能とし、前記案内溝を送りネジとして使用した。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
図1は、横型ブラインドの昇降装置を示す。ヘッドボックス11内で回転可能に支持された駆動軸12には、回転移動部材としての複数の巻取りドラム13が所定間隔を隔てて軸方向に移動可能に、かつ相対回転不能に支持されている。
【0019】
前記巻取りドラム13の外周面には、図2に示すように、螺旋状の案内溝13aが形成されている。
前記ヘッドボックス1から垂下される複数本のラダーコード14には、多数段のスラット15が支持され、そのラダーコード14の下端部にはボトムレール16が吊下支持されている。なお、ヘッドボックス11内には前記ラダーコード14を介してスラット15を角度調節するための角度調節装置(図示しない)が設けられる。
【0020】
前記スラット15のラダーコード支持部近傍には昇降コード17が挿通され、その昇降コード17の下端には前記ボトムレール16が取着され、上端部は前記ヘッドボックス11内において前記巻取りプーリー13の案内溝に巻着されている。
【0021】
そして、駆動軸12の回転にともなって巻取りドラム13が回転されると、スラット15及びボトムレール16の重量に基づいて昇降コード17に作用する張力により、巻取りドラム13が軸方向に移動するようになっている。
【0022】
前記ヘッドボックス11の一端部には伝達軸18が回転可能に支持され、その伝達軸18には円錐形の伝達プーリー19が、その大径部を駆動軸12側として、伝達軸18に対し軸方向に移動可能に、かつ相対回転不能に支持されている。
【0023】
前記駆動軸12の前記伝達軸18側の端部には平歯車20aが嵌着され、前記伝達軸18の駆動軸2側の端部には平歯車20bが嵌着され、両歯車20a,20bが噛合わされている。従って、伝達軸18が回転されると、駆動軸12が回転され、伝達軸18と駆動軸12とが逆方向に回転される。
【0024】
前記ヘッドボックス11の一端部には原動軸21が回転可能に支持され、その原動軸21の先端部には前記伝達プーリー19と同様な円錐形の駆動プーリー22がその小径部を駆動軸12側として嵌着されている。
【0025】
前記駆動プーリー22と伝達プーリー19との間には、共通の伝達コード23が巻着され、その伝達コード23が駆動プーリー22に巻き取られるとき、伝達プーリー19から巻き戻され、伝達プーリー19に巻き取られるとき、駆動プーリー22から巻き戻される。
【0026】
そして、駆動軸12が昇降コード巻取り方向に回転されるとき、伝達コード23が駆動プーリー22に巻き取られるようになっている。
前記原動軸21の基端部周囲には捩じりコイルスプリング24が配設され、その捩じりコイルスプリング24の一端はヘッドボックス11に固定され、他端は原動軸21に固定されている。
【0027】
そして、昇降コード17が巻取りドラム13から巻き戻されて、伝達コード23が駆動プーリー22から巻き戻されるとき、原動軸21の回転に基づいて捩じりコイルスプリング24が蓄勢され、昇降コード17が巻取りドラム13に巻き取られるとき、捩じりコイルスプリング24が去勢される。
【0028】
また、図1に示すように、伝達コード23がほぼ駆動プーリー22に巻き取られている状態から、伝達プーリー19に巻き取られるとき、駆動プーリー22と伝達プーリー19との巻径の差により、伝達プーリー19はまず矢印A方向に移動し、次いで矢印B方向に移動して、伝達軸18に対し往復動作するようになっている。
【0029】
前記捩じりコイルスプリング24の付勢力と、駆動プーリー22及び伝達プーリー19の作用により、スラット15の昇降位置に関わらず、捩じりコイルスプリング24の付勢力に基づいて駆動軸12に作用する荷重と、スラット15及びボトムレール16の重量に基づいて駆動軸12に作用する荷重とがつりあって、スラット15を任意の昇降位置で保持可能となっている。
【0030】
前記巻取りドラム13と駆動軸12との間には、該巻取りドラム13を駆動軸12に対し軸方向に移動可能に、かつ相対回転不能に支持する摺動装置が介在されている。
【0031】
その摺動装置の具体的構成を説明すると、図3(a)に示すように、前記駆動軸12は四角軸状に形成されるとともに、その各面中央部に断面半円状の凹条25が軸方向に形成されている。
【0032】
前記巻取りドラム13の中心部には、前記駆動軸12を嵌挿可能とした四角孔26が形成され、その四角孔26の各面中央部には断面半円状の凹条27が前記凹条25に対向するように形成されている。そして、前記凹条25,27間にそれぞれ多数のボール28が配設されている。
【0033】
前記伝達プーリー19と伝達軸18との間にも同様な摺動装置が介在されている。すなわち、図4に示すように、前記伝達軸18は前記駆動軸12と同様に四角軸の各面に凹条29が形成され、伝達プーリー19の中心部には四角孔30が形成されるとともに、その四角孔30の各面に凹条31が形成されている。そして、前記凹条29,31間にそれぞれ多数のボール28が摺動装置として配設されている。
【0034】
上記のように構成された摺動装置を備えた巻取りドラム13では、駆動軸12が回転されると、その回転力が凹条25,27間で係合するボール28を介して巻取りドラム13に伝達される。
【0035】
このとき、駆動軸12の回転トルクは、図3(b)に示すように、凹条25からボール28の中心をとおる荷重W1として巻取りドラム13の凹条27に伝達される。
【0036】
一方、スラット15及びボトムレール16の重量に基づく荷重は、巻取りドラム13の凹条27からボール28の中心をとおる荷重W2として駆動軸12の凹条25に伝達される。
【0037】
また、伝達軸18と伝達プーリー19との間の摺動装置においても同様な荷重が作用する。
次に、上記のように構成された昇降装置の作用を説明する。
【0038】
スラット15の下降操作を行うためにボトムレール16を引き下げると、上段のスラット15から順次ラダーコード14に支持されるため、昇降コード17に作用するスラット15の吊下重量はボトムレール16の下降にともなって直線的に減少する。
【0039】
このとき、昇降コード17を上方へ引上げようとする昇降荷重は、ボトムレール16の下降にともなって直線的に減少する。
従って、ボトムレール16の下降操作時に昇降コード17に作用するスラット15の吊下重量の変化と、昇降荷重の変化とを一致させれば、ボトムレール16を任意位置で手放しても、ボトムレール16は当該位置に保持される。
【0040】
また、ボトムレール16を持ち上げれば、昇降コード17に作用する昇降荷重がスラット吊下重量を上回る状態となるため、昇降コード17が巻取りドラム13に巻き取られ、ボトムレール16が上昇する。
【0041】
上記のように構成された昇降装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スラット15の昇降動作時に、巻取りドラム13の回転にともなって同巻取りドラム13を駆動軸12に沿って移動させて、昇降コード17を巻取りドラム13に螺旋状に巻き取り、あるいは巻き戻すことができる。
【0042】
(2)スラット15の昇降動作時に、伝達プーリー19の回転にともなって同伝達プーリー19を伝達軸18に沿って移動させて、伝達コード23を伝達プーリー19に螺旋状に巻き取り、あるいは巻き戻すことができる。
【0043】
(3)駆動軸12を回転させて巻取りドラム13を回転させるとき、駆動軸12の回転トルクは、駆動軸12の凹条25からボール28の中心をとおる荷重W1として巻取りドラム13の凹条27に伝達されるので、駆動軸12の回転トルクを巻取りドラム13の凹条27によるトルク伝達面でほぼ直角方向に受けることができる。また、巻取りドラム13の軸方向の移動により、ボール28が凹条25,27内を転動する。従って、巻取りドラム13の軸方向の移動にともなって発生する摩擦抵抗を極めて小さくすることができる。
【0044】
(4)駆動軸12の外周面近傍に形成された凹条25が、ボール28を介して巻取りドラム13に係合するので、駆動軸12の回転トルクを小さな荷重W1で巻取りドラム13に伝達することができる。
【0045】
(5)巻取りドラム13を回転させて駆動軸12を回転させるとき、巻取りドラム13の回転トルクは、巻取りドラム13の凹条27からボール28の中心をとおる荷重W2として駆動軸12の凹条24に伝達されるので、巻取りドラム13の回転トルクを駆動軸12の凹条25によるトルク伝達面でほぼ直角方向に受けることができる。また、巻取りドラム13の軸方向の移動により、ボール28が凹条25,27内を転動する。従って、巻取りドラム13の軸方向の移動にともなって発生する摩擦抵抗を極めて小さくすることができる。
【0046】
(6)駆動軸12の外周面近傍に形成された凹条25が、ボール28を介して巻取りドラム13に係合するので、回転モーメントの作用により、巻取りドラム13の回転トルクを小さな荷重W2で駆動軸12に伝達することができる。
【0047】
(7)伝達軸18と伝達プーリー19との間に介在する摺動装置も、上記(1)〜(6)と同様な作用効果を得ることができる。
(8)摺動装置における摩擦抵抗を小さくすることができるので、スラット15の昇降操作を円滑に行うことができる。
(第二の実施の形態)
図5は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、駆動軸12を操作装置で回転駆動し、かつ駆動軸12の回転にともなって同駆動軸12を軸方向に移動させることにより、巻取りドラム13を軸方向に移動可能としたものである。
【0048】
すなわち、巻取りドラム13の一端外周部から駆動軸12内に係止ピン32が嵌合されて、同巻取りドラム13は駆動軸12に対し軸方向に移動不能に固定されている。
【0049】
前記駆動軸12には、送りネジ33が係止ピン34で軸方向に移動不能に固定され、その送りネジ33はヘッドボックス1に固定された支持部材35に螺合されている。従って、駆動軸12が回転されると、同駆動軸12が軸方向に移動するようになっている。
【0050】
前記駆動軸12の一端部には、前記第一の実施の形態と同様なボール28による摺動装置を介して、回転移動部材としてのプーリー36が支持され、そのプーリー36には操作コード37が掛装されている。
【0051】
このように構成された昇降装置では、操作コード37を操作してプーリー36を回転させると、摺動装置を介して駆動軸12が回転されるとともに、送りネジ33の作用により軸方向に移動し、巻取りドラム13が回転しながら軸方向に移動する。
【0052】
すると、昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
このような昇降装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0053】
(1)プーリー36と駆動軸12との間に介在される摺動装置において、前記第一の実施の形態の摺動装置と同様な作用効果を得ることができる。
(2)プーリー36と駆動軸12との間の摩擦抵抗を小さくすることができるので、スラット15の昇降操作に要する操作力を軽減することができる。
(第三の実施の形態)
図6は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第二の実施の形態のプーリー36に代えて、駆動歯車38及び伝達歯車39を介して前記駆動軸12を回転させる構成としたものであり、その他の構成は第二の実施の形態と同様である。
【0054】
すなわち、操作装置で回転駆動される原動軸38に駆動歯車39が嵌合され、前記駆動軸12に被動歯車40が嵌挿されるとともに、被動歯車40と駆動軸12との間にボール28による摺動装置が介在される。
【0055】
このような構成により、原動軸38を回転駆動することにより駆動歯車39と被動歯車40を介して駆動軸12が回転され、巻取りドラム13が回転しながら軸方向に移動する。
【0056】
そして、被動歯車40と駆動軸12との間に介在される摺動装置において、第二の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第四の実施の形態)
図7及び図8は、昇降装置の第四の実施の形態を示す。図7に示すように、四角軸状の駆動軸12の周囲には伝達管41が嵌合され、その伝達管41の端部には前記駆動軸12を貫通する係止ピン42が嵌合されている。従って、伝達管41は駆動軸12と一体に回転するとともに、軸方向に移動不能に支持されている。前記駆動軸12は、四角軸以外の六角軸あるいは丸軸等のいずれの形状でもよい。
【0057】
前記伝達管41の一端には、中心から径方向両側に対称状に突出する係合突部43が形成されている。
前記伝達管41の周囲には巻取りドラム13が嵌合され、その巻取ドラム13には前記昇降コード17が巻着されるとともに、その一端部には前記係合突部43を挿通可能とした移動溝44aが軸方向に形成されている。
【0058】
前記巻取りドラム13の一端部外周面にはケース45が嵌合固定され、そのケース45には前記移動溝44aと重なるように移動溝44bが形成され、前記係合突部43が挿通されている。
【0059】
従って、前記伝達管41が回転されると、前記係合突部43の側面が前記移動溝44a,44bの側面に当接して、巻取りドラム13及びケース45が伝達管41と一体に回転される。
【0060】
前記ケース45の一端部には、送りネジ46が形成され、その送りネジ46がヘッドボックス11に固定された支持部材47に螺合されている。従って、ケース45が回転されると、移動溝44a,44bの一方の側面が係合突部43に対し摺動しながら、同ケース45及び巻取りドラム13が軸方向に移動するようになっている。
【0061】
上記のように構成された昇降装置では、駆動軸12を回転駆動すると、同駆動軸12と一体に伝達管41が回転され、その伝達管41の回転に基づいて巻取りドラム13及びケース45が軸方向に移動しながら回転される。
【0062】
すると、昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
上記のような昇降装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0063】
(1)駆動軸12を回転させることにより、昇降コード17を巻取りドラム13に螺旋状に巻き取り、あるいは巻き戻して、スラットを昇降することができる。
【0064】
(2)駆動軸12を回転させて、伝達管41を介して巻取りドラム13及びケース45を回転させるとき、駆動軸12の回転トルクは係合突部43の側面から移動溝44a,44bの一方の側面に直角方向に作用するため、駆動軸12の回転トルクを巻取りドラム13及びケース45に効率よく伝達することができる。
【0065】
(3)スラット及びボトムレールの重量に基づいて、移動溝44a,44bの側面から係合突部43に作用する荷重は、係合突部43の側面に直角方向に作用させることができる。
【0066】
(4)駆動軸12の回転トルク及び巻取りドラム13から伝達管41に作用する荷重は、係合突部43と移動溝44a,44bの摺動面に対し直角方向に作用させることができるので、その摺動面の摩擦抵抗を小さくして、巻取りドラム13を軸方向に円滑に移動させることができる。
【0067】
(5)係合突部43と移動溝44a,44bとを、駆動軸12の軸芯から径方向に離れた位置で当接させることができるので、駆動軸12の回転トルクを巻取りドラム13及びケース45に小さな荷重で伝達することができる。従って、係合突部43と移動溝44a,44bとの摩擦抵抗を小さくして、スラット15の昇降操作を円滑に行うことができる。
【0068】
前記係合突部43と巻取りドラム13の摺動面には、図9(a)に示すように、ボール48を介在させたり、あるいは図9(b)に示すように、ローラー49を介在させるようにしてもよい。このような構成により、摺動面の摩擦抵抗をさらに小さくすることができる。
(第五の実施の形態)
図10及び図11は、昇降装置の第五の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記伝達管41と巻取りドラム13との間に摺動装置としてローラー51を介在させ、そのローラー51に基づいて回転トルクの伝達及び巻取りドラム13の軸方向の移動を可能としたものであり、その他の構成は前記第四の実施の形態と同様である。
【0069】
すなわち、前記ローラー51の支軸52は伝達軸41に対し径方向に支持されて、同ローラー51は伝達軸41及び巻取りドラム13の回転方向に沿って回転可能に支持されている。
【0070】
そして、図11に示すように、ローラー51の外周面一側が巻取りドラム13の移動溝44aの一方の側面に当接している。また、ケース45に形成された移動溝45bは、同ケース45に対する前記支軸52の軸方向の移動を許容している。
【0071】
上記のように構成された昇降装置では、駆動軸12を回転駆動すると、同駆動軸12と一体に伝達管41が回転され、その伝達管41の回転トルクがローラー51を介して巻取りドラム13に伝達されて、同巻取りドラム13及びケース45が回転される。
【0072】
ケース45の回転に基づいて、同ケース45及び巻取りドラム13が軸方向に移動し、このときローラー51が転動する。そして、巻取りドラム13が回転しながら移動することにより、昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
【0073】
上記のような昇降装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)駆動軸12を回転させることにより、昇降コード17を巻取りドラム13に螺旋状に巻き取り、あるいは巻き戻して、スラットを昇降することができる。
【0074】
(2)駆動軸12を回転させて、伝達管41を介して巻取りドラム13及びケース45を回転させるとき、駆動軸12の回転トルクはローラー51の一側から移動溝44aの側面に直角方向に作用するため、駆動軸12の回転トルクを巻取りドラム13に効率よく伝達することができる。
【0075】
(3)スラット及びボトムレールの重量に基づいて、移動溝44aの側面からローラー51に作用する荷重は、ローラー51の回転面に沿う方向、すなわち支軸52に直交する方向に作用させることができる。
【0076】
(4)駆動軸12の回転トルク及び巻取りドラム13から伝達管41に作用する荷重は、ローラー51の回転面に沿う方向に作用させることができるので、ローラー51の回転抵抗を小さくして、巻取りドラム13を軸方向に円滑に移動させることができる。
【0077】
前記実施の形態では、ローラー51を伝達管41の中心に対し対称状に2個設けたが、図12(a)に示すように、ローラー51を1個としてもよい。また、図12(b)に示すように、ローラー51を伝達管41の周方向に等間隔に3個設けてもよい。
(第六の実施の形態)
図13は、昇降装置の第六の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第五の実施の形態の送りネジ46の構成を変更して、昇降装置の小型化を図るものであり、その他の構成は第五の実施の形態と同様である。
【0078】
すなわち、巻取りドラム13の端部には送りネジ53が形成され、その送りネジ53の上部のみがこの昇降装置の収容部54の内面に刻設された雌ネジ部55に螺合されている。前記収容部54は、ヘッドボックスに固定されている。
【0079】
このような昇降装置では、駆動軸12が回転されると、巻取りドラム13及びケース45が一体に回転されるとともに軸方向に移動する。そして、昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
【0080】
この実施の形態の昇降装置では、第五の実施の形態の昇降装置と同様な作用効果を得ることができるとともに、巻取りドラム13を軸方向に移動させるための送りネジ53及び雌ネジ部55を巻取りドラム13の移動範囲に重複して配設することができるので、第五の実施の形態に比して、昇降装置を軸方向に小型化することができる。
(第七の実施の形態)
図14及び図15は、昇降装置の第七の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第五の実施の形態のローラー51に代えてボール56を使用したものであり、その他の構成は第五の実施の形態と同様である。
【0081】
すなわち、駆動軸12の中心に対し対称となる位置において、伝達管41と巻取りドラム13との間に2個のボール56が配設されている。このボール56は、第一の実施の形態と同様に作用して、伝達管41の回転トルクを巻取りドラム13に伝達し、巻取りドラム13に作用する荷重を伝達管41に伝達する。また、巻取りドラム13が軸方向に移動すると、ボール56が転動する。
【0082】
このような昇降装置では、前記第五の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
また、図16に示すように、巻取りドラム13と伝達管41との間に4個のボール56を配設してもよい。
(第八の実施の形態)
図17及び図18は、第八の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第二の実施の形態を一部変更して、昇降装置の小型化を図るようにしたものである。
【0083】
すなわち、駆動軸12には送りネジ33が取着され、その送りネジ33が支持部材35に螺合されている。
駆動軸12には巻取りドラム13が相対回転不能に、かつ軸方向に相対移動不能に取着されている。前記巻取りドラム13にはプーリー36が回転可能に支持され、そのプーリー36には操作コード37が掛装されている。
【0084】
前記プーリー36の一側には筒部57が形成され、その筒部57と巻取りドラム13との間にはボール58が配設されている。筒部57と巻き取りドラム13とでボール58を支持する構成は、前記第七の実施の形態と同様である。また、プーリー36は軸方向に移動不能に支持されている。
【0085】
このような昇降装置では、操作コード37を操作してプーリー36を回転させると、ボール58を介して巻取りドラム13及び駆動軸12が回転される。駆動軸12が回転されると、送りネジ33の作用により駆動軸12及び巻取りドラム13が軸方向に移動する。
【0086】
すると、昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
このような昇降装置では、前記第七の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる
また、図19に示すように、前記第二の実施の形態に対する第三の実施の形態の関係と同様に、プーリー36に代えて、原動軸38の回転を駆動歯車39を介して被動歯車40に伝達し、その被動歯車40と巻取りドラム13との間に上記第八の実施の形態と同様な構成を設けるようにしてもよい。
(第九の実施の形態)
図20〜図22は、第九の実施の形態を示す。この実施の形態は、巻取りドラム13と伝達管41との間に1個のボール59を配設して、巻取りドラム13を伝達管41に対し相対回転不能に、かつ軸方向に移動可能に支持し、巻取りドラム13の外周面に設けた螺旋状の案内溝13aを設け、その案内溝13aに昇降コード17を巻着する構成としたものである。
【0087】
このような昇降装置では、駆動軸12の回転に基づいて巻取りドラム13が回転され、昇降コード17が巻取りドラム13に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
【0088】
このとき、昇降コード17から案内溝13aに作用する荷重に基づいて、図20及び図22に示すように、巻取りドラム13が軸方向に移動され、昇降コード17が案内溝13aに沿って螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
【0089】
従って、ボール59の作用により、前記実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
また、図23に示すように、ボール59を伝達管41及び巻取りドラム13の中心に対し対称状に2個設けてもよい。
(第十の実施の形態)
図24は、第十の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第九の実施の形態の構成に加えて、送りネジ60を設けたものである。
【0090】
すなわち、巻取りドラム13の一側には送りネジ60を設け、その送りネジ60を支持部材61に螺合する。前記送りネジ60は、巻取りドラム13のドラム部分より小径として、支持部材61との摺動抵抗が小さく抑えられている。
【0091】
このような構成により、駆動軸12が回転されると、ボール59を介して巻取りドラム13が回転され、その巻取りドラム13の回転に基づいて、送りネジ60の作用により同巻取りドラム13が軸方向に移動する。
【0092】
従って、駆動軸12の回転に基づいて昇降コード17が巻取りドラム13に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
このように昇降装置では、ボール59の作用により、前記実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0093】
また、図25に示すように、伝達管41の周囲を移動する部分の巻取りドラム13外周面に前記送りネジ60を設けてもよい。このような構成により、昇降装置を軸方向に小型化することができる。
(第十一の実施の形態)
図26は、第十一の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第九の実施の形態の巻取りドラム13の案内溝13aを送りネジとして利用する構成としたものである。
【0094】
すなわち、巻取りドラム13の一端部の案内溝13aを支持部材62に螺合する。なお、昇降コード17の巻取り方向及び巻戻し方向と、巻取りドラム13の移動方向とは一致するようにする。
【0095】
このような構成により、前記第九の実施の形態と同様な作用効果を得ることができるとともに、送りネジにより巻取りドラム13を軸方向に安定して移動可能としながら、昇降装置の小型化を図ることができる。
(第十二の実施の形態)
図27は、第十二の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第九の実施の形態のボール59に代えてローラー63を使用したものである。このような構成により、第九の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0096】
また、図28に示すように、巻取りドラム13の案内溝13aを支持部材64に螺合して、送りネジとして利用することにより、第十一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0097】
また、図29に示すように、巻取りドラム13にローラー63の移動範囲を覆う筒状部を設け、その筒状部に送りネジ65を形成し、その送りネジ65を支持部材64に螺合させることにより、第十一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0098】
なお、上記昇降装置は、次のような構成とすることもできる。
・上記昇降装置をたくし上げカーテンあるいはプリーツカーテンの昇降装置として使用することができる。
【0099】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は昇降コードを巻取りドラムに螺旋状に巻き取るために、駆動軸と一体に回転しながら、該駆動軸に対し軸方向に移動する回転移動部材を備えた遮蔽材の昇降装置において、回転移動部材を駆動軸に対し円滑に移動させ得る昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態の横型ブラインドを示す正面図である。
【図2】巻取りドラムを示す断面図である。
【図3】(a)は巻取りドラムを示す断面図、(b)は(a)の部分拡大図である。
【図4】伝達プーリーを示す断面図である。
【図5】第二の実施の形態を示す断面図である。
【図6】第三の実施の形態を示す断面図である。
【図7】(a)は第四の実施の形態を示す平面図、(b)は同じく断面図である。
【図8】(a)は図7のC−C線断面図、(b)は図7のB−B線断面図、(c)は図7のE−E線断面図である。
【図9】第四の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図10】(a)は第五の実施の形態を示す平面図、(b)は同じく断面図である。
【図11】図10のF−F線断面図である。
【図12】第五の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図13】第六の実施の形態を示す断面図である。
【図14】(a)は第七の実施の形態を示す平面図、(b)は同じく断面図である。
【図15】図14のG−G線断面図である。
【図16】第七の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図17】第八の実施の形態を示す断面図である。
【図18】図17のH−H線断面図である。
【図19】第八の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図20】第九の実施の形態を示す断面図である。
【図21】第九の実施の形態を示す断面図である。
【図22】第九の実施の形態の動作を示す断面図である。
【図23】第九の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図24】第十の実施の形態を示す断面図である。
【図25】第十の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図26】第十一の実施の形態を示す断面図である。
【図27】第十二の実施の形態を示す断面図である。
【図28】第十二の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図29】第十二の実施の形態の変形例を示す断面図である。
【図30】従来例を示す説明図である。
【図31】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ヘッドボックス
12 駆動軸
13 巻取りドラム
17 昇降コード
36,40 回転移動部材(プーリー、被動歯車)

Claims (6)

  1. ヘッドボックスに駆動軸を回転可能に支持し、前記駆動軸にボールを介して回転移動部材を支持し、前記回転移動部材の回転に基づいて回転しながら軸方向に移動する巻取りドラムに、昇降コードを螺旋状に巻き取り、あるいは巻戻し可能とした遮蔽材の昇降装置において、
    記駆動軸及び回転移動部材には前記軸方向に断面半円状の凹条が形成され、この凹条間に前記ボールが配設され、前記ボールは凹条に当接して、前記駆動軸と回転移動部材との間で伝達される回転トルクを、前記凹条に向かって直角方向に伝達可能としたことを特徴とする遮蔽材の昇降装置。
  2. ヘッドボックスに駆動軸を回転可能に支持し、前記駆動軸にボールを介して回転移動部材を支持し、前記回転移動部材の回転に基づいて回転しながら軸方向に移動する巻取りドラムに、昇降コードを螺旋状に巻き取り、あるいは巻戻し可能とした遮蔽材の昇降装置において、
    前記駆動軸の周囲には、駆動軸と一体回転するとともに軸方向に移動不能に支持される伝達管が嵌合され、前記伝達管の周囲には前記回転移動部材が嵌合され、前記伝達管及び回転移動部材には前記軸方向に断面半円状の凹条が形成され、この凹条間に前記ボールが配設され、前記ボールは凹条に当接して、前記駆動軸と回転移動部材との間で伝達される回転トルクを、前記凹条に向かって直角方向に伝達可能としたことを特徴とする遮蔽材の昇降装置。
  3. 前記回転移動部材を操作手段で回転操作可能とし、前記回転移動部材の回転に基づいて駆動軸を回転可能とし、前記駆動軸には送りネジを設けて該駆動軸の回転に基づいて該駆動軸を軸方向に移動可能とし、前記駆動軸に前記巻取りドラムを取着したことを特徴とする請求項1記載の遮蔽材の昇降装置。
  4. 前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムの外周面には前記昇降コードを螺旋状に巻着する案内溝を設け、前記巻取りドラムは前記昇降コードを介して作用する荷重に基づいて軸方向に移動可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遮蔽材の昇降装置。
  5. 前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムには送りネジを設けて該巻取りドラムの回転に基づいて該巻取りドラムを軸方向に移動可能としたことを特徴とする請求項記載の遮蔽材の昇降装置。
  6. 前記駆動軸に前記ボールを介して前記巻取りドラムを支持して、前記回転移動部材と巻取りドラムとを一体に形成し、前記巻取りドラムの外周面には前記昇降コードを螺旋状に巻着する案内溝を設け、前記巻取りドラムは前記昇降コードを介して作用する荷重に基づいて軸方向に移動可能とし、
    前記案内溝を送りネジとして使用したことを特徴とする請求項記載の遮蔽材の昇降装置。
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