JP3541141B2 - 圧力炊飯器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧力炊飯器では、1気圧を超える内圧で炊飯器できるように、蓋体に設けた蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を、ソレノイドの駆動により移動する調圧ボールで開閉するようにしている。
【0003】
例えば、圧力炊飯工程では、加熱コイルへの通電制御を行うと共に、調圧孔を調圧ボールで閉塞するようにしている。また、その後の蒸らし工程では、加熱コイルへの通電を停止すると共に、調圧ボールを移動させて調圧孔を開放するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記圧力炊飯器では、予熱工程で、圧力炊飯工程と同様に、調圧孔を閉塞している。このため、最も適した炊飯状態を得ることは難しい。この場合、単に調圧孔を開放しただけでは、発生する水蒸気が外部に漏れ出ることになり好ましくない。
【0005】
そこで、本発明は、発生した水蒸気の外部への排出を抑制しつつ、適切な炊飯を行うことのできる圧力炊飯器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、蓋体に内外を連通する蒸気排出路を備え、該蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を調圧ボールにより開閉するようにした圧力炊飯器において、
前記蒸気排出路を、調圧孔を通過した水蒸気を直接外部に排出するための第一排気孔を備えた第一排気流路と、調圧孔を通過した水蒸気を結露空間を流動させた後、外部に排出するための第二排気孔を備えた第二排気流路とで構成し、
予熱工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を閉塞すると共に、前記第二排気孔を開放し、
圧力炊飯工程で、前記調圧孔を閉塞し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞し、
蒸らし工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞する開閉手段を備えたものである。
【0007】
この構成により、炊飯が本格的に開始される前の予熱工程では、内圧が1気圧を超えることを防止してより一層おいしくご飯を炊くことができるだけでなく、発生した水蒸気を第二排気流路で結露させることが可能となる。また、圧力炊飯工程では、調圧孔は閉塞されるので、内圧は1気圧を超える設定圧力に維持される。そして、内圧が設定圧力を超える場合には、調圧ボールが浮き上がって設定圧力に減圧され、排出された水蒸気は、第一排気流路を通過し、第一排気孔を介して外部に排出される。さらに、蒸らし工程では、調圧孔及び第一排気孔が開放され、第一排気流路を介して炊飯器の内外が連通されるので、内部が負圧となることがない。
【0008】
そして、無圧炊飯では、全工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞すればよい。
【0009】
前記開閉手段は、第一排気孔を開閉する第一開閉ボールと、前記第二排気孔を開閉する第二開閉ボールと、前記調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉ボールを駆動する同一駆動部材とで構成すると、各工程に応じた所望の炊飯状態を構造を複雑化することなく簡単に得ることができる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0012】
図1は、圧力炊飯器の内鍋1と、蓋体2の一部を示す断面図である。蓋体2は、図示しない蓋上板と蓋下板3とを一体化したものである。
【0013】
蓋下板3のほぼ中央には、下方側筒状部4と、その上方に配設される上方側筒状部5とで調圧室6が形成されている。この調圧室6は、第一排気流路7から第一排気孔8を介して外部へと連通している。第一排気孔8は第一開閉ボール9によって開閉されるようになっている。
【0014】
下方側筒状部4の天井壁中央には調圧孔10が形成されている。調圧孔10には、その内周面及び上下周縁を覆うようにシール部材11が設けられている。また、調圧孔10は、調圧ボール12によって開閉されるようになっている。調圧ボール12は、後述する圧力炊飯工程で、内圧が1気圧よりも高い設定圧力(ここでは、1.25気圧)を超えた場合に浮き上がる重量のものが使用されている。なお、調圧ボール12の周囲にはガイド壁13が形成され、調圧ボール12の移動範囲が規制されている。
【0015】
上方側筒状部5の側壁には開口部14が形成されている。開口部14は、可撓性を有する隔壁15によって閉塞されている。隔壁15の中央には、内方に向かって突出する膨出部16が形成されている。
【0016】
前記蓋下板3に形成した筒状壁17と、後述する放熱板27との間にはパッキン18が設けられている。このパッキン18は、蓋下板3と放熱板27との間に形成される空間を封止する。また、パッキン18の内縁は、放熱板27の中央孔27aからその下方周縁を覆うように延び、そこには切欠きが形成されている。
【0017】
蓋下板3の上面には、ソレノイド19が調圧室6の中心を通る放射線に沿って設置されている。ソレノイド19のプランジャー20には、駆動軸部21と駆動プレート22とが係合されている。駆動軸部21の先端部分は、前記調圧室6の隔壁15に形成した膨出部16に挿入されている。駆動プレート22は、3箇所に貫通孔23a,23b,23cが穿設され、それぞれ調圧ボール12、第一開閉ボール9及び後述する第二開閉ボール33が配設されている。したがって、前記ソレノイド19を駆動してプランジャー20を移動させると、前記各ボール12,9,33を移動させることが可能である。
【0018】
前記ソレノイド19は、前半部と後半部とにそれぞれコイル24a,24bが巻回され、両コイル24a,24bのみならず、前半部のコイル24aだけにも通電可能となっている。これにより、プランジャー20を、いずれのコイル24a,24bにも通電しない無励磁の場合には、スプリング25の付勢力によって最も右側に位置させ、両コイル24a,24bに通電する場合には、逆に最も左側に位置させ、前半部のコイル24aのみに通電する場合には、これらの中間に位置させることが可能となっている。
【0019】
蓋下板3の開放側の端部には、断面逆L字形のフック26が回動可能に取り付けられている。フック26は、蓋体2を開放するためのもので、両コイル24a,24bに通電することにより、プランジャー20が最も左側に移動した場合には操作不能となる。
【0020】
蓋下板3の下方には、蓋ヒータ(図示せず)を貼り付けた放熱板27がねじ止めされている。放熱板27の外周部にはパッキン28が設けられ、内鍋1の鍔部29との間の封止を行えるようになっている。また、放熱板27には貫通孔30が形成され、蓋下板3の第二排気孔31から延びる筒部32が連通している。第二排気孔31は、第二開閉ボール33によって開閉されるようになっている。
【0021】
前記調圧室6を構成する下方側筒状部4には、内蓋34が着脱可能に取り付けられている。内蓋34は、その外周縁が下方側に屈曲され、そこには内蓋パッキン35が装着されている。内蓋34のほぼ中央には開口部36が形成され、前記調圧室6を構成する下方側筒状部4に着脱可能に取り付けられている。内蓋34と放熱板27との間には所定の間隙が形成されることにより、内鍋1から発生した水蒸気が通過する結露空間37となっている。そして、この結露空間37と、前記蓋下板3に形成した筒部32とで第二排気流路が構成されている。
【0022】
内蓋34は、蓋体2を閉じると、その外周縁が内鍋1の上端曲げ部に圧接し、内蓋パッキン35の下端が内鍋1の内周面に接触するようになっている。したがって、炊飯中に内鍋1内の圧力が上昇すると、内蓋パッキン35の下端が変形して内鍋1の内周面に圧接するようになっている。
【0023】
次に、本実施形態に係る圧力炊飯器の動作について説明する。
【0024】
この圧力炊飯器では、図3に示すように、予熱工程、蒸気処理工程、圧力炊飯工程及び蒸らし工程により圧力炊飯制御が行われる。
【0025】
予熱工程は、図示しない炊飯スイッチが操作されてオン状態となることにより開始される。この予熱工程では、従来同様、図示しない加熱ヒータ(又は誘導加熱コイル)への供給電力を低い値でデューティ制御(通電率20%)することにより、内鍋1を徐々に加熱する。そして、所定の予熱時間(例えば、12分間)が経過すれば、蒸気処理工程に移行する。
【0026】
蒸気処理工程では、加熱ヒータへの供給電力を最大値(通電率100%)に維持し、内鍋温度を上昇させる。そして、図示しない温度センサにより内鍋温度が120℃に達し、ご飯の温度が100℃になったと判断されれば、圧力炊飯工程に移行する。
【0027】
前記予熱工程及び蒸気処理工程では、ソレノイド19の前半部のコイル24aのみに通電することにより、プランジャー20を中間位置に移動させる。そして、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(a)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10は半開、第一排気孔8は全閉、第二排気孔31は全開となり、内鍋1内は、調圧孔10から調圧室6、第二排気流路32,37、第二排気孔31を介して外部に連通する。したがって、内鍋1内は大気圧に維持され、発生した水蒸気は、第二排気流路32,37を通過した後、外部に排気される。そして、水蒸気は、第二排気流路32,37の結露空間37を通過する際に十分に結露されるので、外部に排出されることはない。
【0028】
圧力炊飯工程では、ソレノイド19の両コイル24a,24bに通電することにより、最も左側に移動させる。そして、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(b)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10は全閉となる。また、加熱ヒータへの供給電力を最大値(通電率100%)とし、次のようにしてデューティ制御する。すなわち、図示しない圧力センサで検出される内鍋1内の圧力が最大設定圧力(1.25気圧)を超えれば、加熱ヒータへの供給電力を停止し、最小設定圧力(1.2気圧)未満となれば、加熱ヒータへの供給電力を最大値とする。これにより、内鍋1内の圧力は、最小設定圧力(1.2気圧)から最大設定圧力(1.25気圧)の間に維持される。また、第一排気孔8は全開、第二排気孔31は全閉となっているので、内圧が設定圧力を超えた場合には、発生した水蒸気が第一排気流路7から第一排気孔8を介して外部に排出される。そして、圧力炊飯工程の開始から所定時間(例えば、25分間)経過すれば、加熱ヒータへの供給電力を抑制し(通電率35%)とし、温度センサにより内鍋温度が炊上り温度に達すれば、蒸らし工程に移行する。
【0029】
蒸らし工程では、加熱ヒータへの供給電力を徐々に抑制した後、停止する。この間、ソレノイド19では、コイル24a,24bへの通電を停止して無励磁状態とし、スプリング25の付勢力によりプランジャー20を最も右側に移動させ、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(c)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10及び第一排気孔8は全開、第二排気孔31は全閉となり、第一排気流路7を介して内鍋1内と外部とが連通される。したがって、内圧が大気圧となり、その後の蓋体2の開放を容易に行うことが可能となる。
【0030】
なお、前記圧力炊飯器で無圧炊飯を行う場合には、ソレノイド19を無励磁状態に維持し、第一排気流路7を介して内鍋1内と外部とを連通しておけばよい。
【0031】
このように、前記実施形態では、内鍋1で発生した水蒸気を第二排気流路の結露空間37で結露させるようにしたが、図4に示すように、結露部材39を設けることにより省スペースで結露させるように構成することも可能である。
【0032】
すなわち、図4に示す圧力炊飯器では、蒸気排出路38を分岐させることなく、そのまま外部と連通させている。そして、蒸気排出路38の途中に結露部材39を配設している。結露部材39は、アルミ合金からなり、150g以上の重量を有するものが使用されている。重量を150g以上としたのは、その重量以上であれば、炊飯制御の予熱工程及び蒸気発生工程に発生する全水蒸気を結露させるのに十分な蓄熱量(潜熱)を有していると考えられるからである。なお、前記結露部材39の板厚を1.5mm以上としても同様の効果を得ることが可能である。
【0033】
また、前記結露部材39は、蒸気排出路38内に突出する結露フィン40と、蒸気排出路38の外部、すなわち、蓋下板3の上方の蓋上板とで形成される内部空間に突出する放熱フィン41とを備えている。前記内部空間にはファン42が設けられ、放熱フィン41に向かって送風することにより、その熱交換効率を高めることができるようになっている。したがって、発生する水蒸気量がさらに多くなったとしても、十分に結露させることが可能である。なお、43は圧力センサである。
【0034】
また、前記図4に示すものでは、蒸気排出路38の途中に結露フィン40を設けるようにしたが、図5に示すように、蓋上板44に設けた蒸気排出キャップ45に直接設けるようにしてもよい。さらに、前記図4に示すものでは、別個独立して結露部材39を設けるようにしたが、放熱板27自体の重量を150g以上あるいは板厚が1.5mm以上となるように構成しても同様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る圧力炊飯器によれば、蒸気排出路を、第一排気流路と第二排気流路とで構成し、予熱工程で、調圧孔及び第二排気孔を開放して第二排気流路を介して内外を連通するようにしたので、発生した水蒸気が第二排気流路で結露し、外部に流出することを防止することができる。また、圧力炊飯工程で、調圧ボールにて調圧孔を閉塞するようにしたので、内圧を1気圧を超える設定圧力に維持して所望の圧力炊飯を行うことができる。この場合、万一内圧が設定圧力を超えたとしても、調圧ボールが浮き上がり、第一排気流路から第一排気孔を介して外部に排出させることができる。さらに、蒸らし工程で、第一排気流路を介して内外を連通するようにしたので、内部が負圧となることがなく、蓋体をスムーズに開放することが可能となる。
【0036】
また、調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉ボールを同一駆動部材にて駆動することにより、調圧孔、第一排気孔及び第二排気孔を開閉するようにしたので、簡単な構造であるにも拘わらず、各工程に応じた的確な炊飯状態の制御が可能となる。
【0037】
特に、結露空間に、蒸気排出路を通過する水蒸気の全気化熱を吸熱可能な結露部材を配設するようにしたので、予熱工程で発生する水蒸気を確実に結露させることができ、外部に漏れ出る心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る圧力炊飯器の内鍋及び蓋体の一部を示す断面図(a)及びその部分拡大図(b)である。
【図2】図1の各ボールの移動状態を示す模式図で、予熱工程(a)、圧力炊飯工程(b)及び蒸らし工程又は無圧炊飯(c)での各位置を示す。
【図3】本実施形態に係る圧力炊飯器による圧力炊飯での各パラメータの変化を示すグラフである。
【図4】他の実施形態に係る蓋体の一部を示す断面図である。
【図5】さらに他の実施形態に係る蓋体の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…内鍋
2…蓋体
3…蓋下板
4…下方側筒状部
5…上方側筒状部
6…調圧室
7…第一排気流路
8…第一排気孔
9…第一開閉ボール
10…調圧孔
12…調圧ボール
19…ソレノイド
20…プランジャー
24a,24b…コイル
27…放熱板
31…第二排気孔
32…筒部(第二排気流路)
33…第二開閉ボール
34…内蓋
37…結露空間(第二排気流路)
40…結露部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧力炊飯器では、1気圧を超える内圧で炊飯器できるように、蓋体に設けた蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を、ソレノイドの駆動により移動する調圧ボールで開閉するようにしている。
【0003】
例えば、圧力炊飯工程では、加熱コイルへの通電制御を行うと共に、調圧孔を調圧ボールで閉塞するようにしている。また、その後の蒸らし工程では、加熱コイルへの通電を停止すると共に、調圧ボールを移動させて調圧孔を開放するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記圧力炊飯器では、予熱工程で、圧力炊飯工程と同様に、調圧孔を閉塞している。このため、最も適した炊飯状態を得ることは難しい。この場合、単に調圧孔を開放しただけでは、発生する水蒸気が外部に漏れ出ることになり好ましくない。
【0005】
そこで、本発明は、発生した水蒸気の外部への排出を抑制しつつ、適切な炊飯を行うことのできる圧力炊飯器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、蓋体に内外を連通する蒸気排出路を備え、該蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を調圧ボールにより開閉するようにした圧力炊飯器において、
前記蒸気排出路を、調圧孔を通過した水蒸気を直接外部に排出するための第一排気孔を備えた第一排気流路と、調圧孔を通過した水蒸気を結露空間を流動させた後、外部に排出するための第二排気孔を備えた第二排気流路とで構成し、
予熱工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を閉塞すると共に、前記第二排気孔を開放し、
圧力炊飯工程で、前記調圧孔を閉塞し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞し、
蒸らし工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞する開閉手段を備えたものである。
【0007】
この構成により、炊飯が本格的に開始される前の予熱工程では、内圧が1気圧を超えることを防止してより一層おいしくご飯を炊くことができるだけでなく、発生した水蒸気を第二排気流路で結露させることが可能となる。また、圧力炊飯工程では、調圧孔は閉塞されるので、内圧は1気圧を超える設定圧力に維持される。そして、内圧が設定圧力を超える場合には、調圧ボールが浮き上がって設定圧力に減圧され、排出された水蒸気は、第一排気流路を通過し、第一排気孔を介して外部に排出される。さらに、蒸らし工程では、調圧孔及び第一排気孔が開放され、第一排気流路を介して炊飯器の内外が連通されるので、内部が負圧となることがない。
【0008】
そして、無圧炊飯では、全工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞すればよい。
【0009】
前記開閉手段は、第一排気孔を開閉する第一開閉ボールと、前記第二排気孔を開閉する第二開閉ボールと、前記調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉ボールを駆動する同一駆動部材とで構成すると、各工程に応じた所望の炊飯状態を構造を複雑化することなく簡単に得ることができる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0012】
図1は、圧力炊飯器の内鍋1と、蓋体2の一部を示す断面図である。蓋体2は、図示しない蓋上板と蓋下板3とを一体化したものである。
【0013】
蓋下板3のほぼ中央には、下方側筒状部4と、その上方に配設される上方側筒状部5とで調圧室6が形成されている。この調圧室6は、第一排気流路7から第一排気孔8を介して外部へと連通している。第一排気孔8は第一開閉ボール9によって開閉されるようになっている。
【0014】
下方側筒状部4の天井壁中央には調圧孔10が形成されている。調圧孔10には、その内周面及び上下周縁を覆うようにシール部材11が設けられている。また、調圧孔10は、調圧ボール12によって開閉されるようになっている。調圧ボール12は、後述する圧力炊飯工程で、内圧が1気圧よりも高い設定圧力(ここでは、1.25気圧)を超えた場合に浮き上がる重量のものが使用されている。なお、調圧ボール12の周囲にはガイド壁13が形成され、調圧ボール12の移動範囲が規制されている。
【0015】
上方側筒状部5の側壁には開口部14が形成されている。開口部14は、可撓性を有する隔壁15によって閉塞されている。隔壁15の中央には、内方に向かって突出する膨出部16が形成されている。
【0016】
前記蓋下板3に形成した筒状壁17と、後述する放熱板27との間にはパッキン18が設けられている。このパッキン18は、蓋下板3と放熱板27との間に形成される空間を封止する。また、パッキン18の内縁は、放熱板27の中央孔27aからその下方周縁を覆うように延び、そこには切欠きが形成されている。
【0017】
蓋下板3の上面には、ソレノイド19が調圧室6の中心を通る放射線に沿って設置されている。ソレノイド19のプランジャー20には、駆動軸部21と駆動プレート22とが係合されている。駆動軸部21の先端部分は、前記調圧室6の隔壁15に形成した膨出部16に挿入されている。駆動プレート22は、3箇所に貫通孔23a,23b,23cが穿設され、それぞれ調圧ボール12、第一開閉ボール9及び後述する第二開閉ボール33が配設されている。したがって、前記ソレノイド19を駆動してプランジャー20を移動させると、前記各ボール12,9,33を移動させることが可能である。
【0018】
前記ソレノイド19は、前半部と後半部とにそれぞれコイル24a,24bが巻回され、両コイル24a,24bのみならず、前半部のコイル24aだけにも通電可能となっている。これにより、プランジャー20を、いずれのコイル24a,24bにも通電しない無励磁の場合には、スプリング25の付勢力によって最も右側に位置させ、両コイル24a,24bに通電する場合には、逆に最も左側に位置させ、前半部のコイル24aのみに通電する場合には、これらの中間に位置させることが可能となっている。
【0019】
蓋下板3の開放側の端部には、断面逆L字形のフック26が回動可能に取り付けられている。フック26は、蓋体2を開放するためのもので、両コイル24a,24bに通電することにより、プランジャー20が最も左側に移動した場合には操作不能となる。
【0020】
蓋下板3の下方には、蓋ヒータ(図示せず)を貼り付けた放熱板27がねじ止めされている。放熱板27の外周部にはパッキン28が設けられ、内鍋1の鍔部29との間の封止を行えるようになっている。また、放熱板27には貫通孔30が形成され、蓋下板3の第二排気孔31から延びる筒部32が連通している。第二排気孔31は、第二開閉ボール33によって開閉されるようになっている。
【0021】
前記調圧室6を構成する下方側筒状部4には、内蓋34が着脱可能に取り付けられている。内蓋34は、その外周縁が下方側に屈曲され、そこには内蓋パッキン35が装着されている。内蓋34のほぼ中央には開口部36が形成され、前記調圧室6を構成する下方側筒状部4に着脱可能に取り付けられている。内蓋34と放熱板27との間には所定の間隙が形成されることにより、内鍋1から発生した水蒸気が通過する結露空間37となっている。そして、この結露空間37と、前記蓋下板3に形成した筒部32とで第二排気流路が構成されている。
【0022】
内蓋34は、蓋体2を閉じると、その外周縁が内鍋1の上端曲げ部に圧接し、内蓋パッキン35の下端が内鍋1の内周面に接触するようになっている。したがって、炊飯中に内鍋1内の圧力が上昇すると、内蓋パッキン35の下端が変形して内鍋1の内周面に圧接するようになっている。
【0023】
次に、本実施形態に係る圧力炊飯器の動作について説明する。
【0024】
この圧力炊飯器では、図3に示すように、予熱工程、蒸気処理工程、圧力炊飯工程及び蒸らし工程により圧力炊飯制御が行われる。
【0025】
予熱工程は、図示しない炊飯スイッチが操作されてオン状態となることにより開始される。この予熱工程では、従来同様、図示しない加熱ヒータ(又は誘導加熱コイル)への供給電力を低い値でデューティ制御(通電率20%)することにより、内鍋1を徐々に加熱する。そして、所定の予熱時間(例えば、12分間)が経過すれば、蒸気処理工程に移行する。
【0026】
蒸気処理工程では、加熱ヒータへの供給電力を最大値(通電率100%)に維持し、内鍋温度を上昇させる。そして、図示しない温度センサにより内鍋温度が120℃に達し、ご飯の温度が100℃になったと判断されれば、圧力炊飯工程に移行する。
【0027】
前記予熱工程及び蒸気処理工程では、ソレノイド19の前半部のコイル24aのみに通電することにより、プランジャー20を中間位置に移動させる。そして、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(a)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10は半開、第一排気孔8は全閉、第二排気孔31は全開となり、内鍋1内は、調圧孔10から調圧室6、第二排気流路32,37、第二排気孔31を介して外部に連通する。したがって、内鍋1内は大気圧に維持され、発生した水蒸気は、第二排気流路32,37を通過した後、外部に排気される。そして、水蒸気は、第二排気流路32,37の結露空間37を通過する際に十分に結露されるので、外部に排出されることはない。
【0028】
圧力炊飯工程では、ソレノイド19の両コイル24a,24bに通電することにより、最も左側に移動させる。そして、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(b)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10は全閉となる。また、加熱ヒータへの供給電力を最大値(通電率100%)とし、次のようにしてデューティ制御する。すなわち、図示しない圧力センサで検出される内鍋1内の圧力が最大設定圧力(1.25気圧)を超えれば、加熱ヒータへの供給電力を停止し、最小設定圧力(1.2気圧)未満となれば、加熱ヒータへの供給電力を最大値とする。これにより、内鍋1内の圧力は、最小設定圧力(1.2気圧)から最大設定圧力(1.25気圧)の間に維持される。また、第一排気孔8は全開、第二排気孔31は全閉となっているので、内圧が設定圧力を超えた場合には、発生した水蒸気が第一排気流路7から第一排気孔8を介して外部に排出される。そして、圧力炊飯工程の開始から所定時間(例えば、25分間)経過すれば、加熱ヒータへの供給電力を抑制し(通電率35%)とし、温度センサにより内鍋温度が炊上り温度に達すれば、蒸らし工程に移行する。
【0029】
蒸らし工程では、加熱ヒータへの供給電力を徐々に抑制した後、停止する。この間、ソレノイド19では、コイル24a,24bへの通電を停止して無励磁状態とし、スプリング25の付勢力によりプランジャー20を最も右側に移動させ、駆動プレート22を介して各ボール12,9,33を図2(c)に示す位置に移動させる。これにより、調圧孔10及び第一排気孔8は全開、第二排気孔31は全閉となり、第一排気流路7を介して内鍋1内と外部とが連通される。したがって、内圧が大気圧となり、その後の蓋体2の開放を容易に行うことが可能となる。
【0030】
なお、前記圧力炊飯器で無圧炊飯を行う場合には、ソレノイド19を無励磁状態に維持し、第一排気流路7を介して内鍋1内と外部とを連通しておけばよい。
【0031】
このように、前記実施形態では、内鍋1で発生した水蒸気を第二排気流路の結露空間37で結露させるようにしたが、図4に示すように、結露部材39を設けることにより省スペースで結露させるように構成することも可能である。
【0032】
すなわち、図4に示す圧力炊飯器では、蒸気排出路38を分岐させることなく、そのまま外部と連通させている。そして、蒸気排出路38の途中に結露部材39を配設している。結露部材39は、アルミ合金からなり、150g以上の重量を有するものが使用されている。重量を150g以上としたのは、その重量以上であれば、炊飯制御の予熱工程及び蒸気発生工程に発生する全水蒸気を結露させるのに十分な蓄熱量(潜熱)を有していると考えられるからである。なお、前記結露部材39の板厚を1.5mm以上としても同様の効果を得ることが可能である。
【0033】
また、前記結露部材39は、蒸気排出路38内に突出する結露フィン40と、蒸気排出路38の外部、すなわち、蓋下板3の上方の蓋上板とで形成される内部空間に突出する放熱フィン41とを備えている。前記内部空間にはファン42が設けられ、放熱フィン41に向かって送風することにより、その熱交換効率を高めることができるようになっている。したがって、発生する水蒸気量がさらに多くなったとしても、十分に結露させることが可能である。なお、43は圧力センサである。
【0034】
また、前記図4に示すものでは、蒸気排出路38の途中に結露フィン40を設けるようにしたが、図5に示すように、蓋上板44に設けた蒸気排出キャップ45に直接設けるようにしてもよい。さらに、前記図4に示すものでは、別個独立して結露部材39を設けるようにしたが、放熱板27自体の重量を150g以上あるいは板厚が1.5mm以上となるように構成しても同様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る圧力炊飯器によれば、蒸気排出路を、第一排気流路と第二排気流路とで構成し、予熱工程で、調圧孔及び第二排気孔を開放して第二排気流路を介して内外を連通するようにしたので、発生した水蒸気が第二排気流路で結露し、外部に流出することを防止することができる。また、圧力炊飯工程で、調圧ボールにて調圧孔を閉塞するようにしたので、内圧を1気圧を超える設定圧力に維持して所望の圧力炊飯を行うことができる。この場合、万一内圧が設定圧力を超えたとしても、調圧ボールが浮き上がり、第一排気流路から第一排気孔を介して外部に排出させることができる。さらに、蒸らし工程で、第一排気流路を介して内外を連通するようにしたので、内部が負圧となることがなく、蓋体をスムーズに開放することが可能となる。
【0036】
また、調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉ボールを同一駆動部材にて駆動することにより、調圧孔、第一排気孔及び第二排気孔を開閉するようにしたので、簡単な構造であるにも拘わらず、各工程に応じた的確な炊飯状態の制御が可能となる。
【0037】
特に、結露空間に、蒸気排出路を通過する水蒸気の全気化熱を吸熱可能な結露部材を配設するようにしたので、予熱工程で発生する水蒸気を確実に結露させることができ、外部に漏れ出る心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る圧力炊飯器の内鍋及び蓋体の一部を示す断面図(a)及びその部分拡大図(b)である。
【図2】図1の各ボールの移動状態を示す模式図で、予熱工程(a)、圧力炊飯工程(b)及び蒸らし工程又は無圧炊飯(c)での各位置を示す。
【図3】本実施形態に係る圧力炊飯器による圧力炊飯での各パラメータの変化を示すグラフである。
【図4】他の実施形態に係る蓋体の一部を示す断面図である。
【図5】さらに他の実施形態に係る蓋体の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…内鍋
2…蓋体
3…蓋下板
4…下方側筒状部
5…上方側筒状部
6…調圧室
7…第一排気流路
8…第一排気孔
9…第一開閉ボール
10…調圧孔
12…調圧ボール
19…ソレノイド
20…プランジャー
24a,24b…コイル
27…放熱板
31…第二排気孔
32…筒部(第二排気流路)
33…第二開閉ボール
34…内蓋
37…結露空間(第二排気流路)
40…結露部材
Claims (3)
- 蓋体に内外を連通する蒸気排出路を備え、該蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を調圧ボールにより開閉するようにした圧力炊飯器において、
前記蒸気排出路を、調圧孔を通過した水蒸気を直接外部に排出するための第一排気孔を備えた第一排気流路と、調圧孔を通過した水蒸気を結露空間を流動させた後、外部に排出するための第二排気孔を備えた第二排気流路とで構成し、
予熱工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を閉塞すると共に、前記第二排気孔を開放し、
圧力炊飯工程で、前記調圧孔を閉塞し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞し、
蒸らし工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞する開閉手段を備えたことを特徴とする圧力炊飯器。 - 無圧炊飯では、全工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞したことを特徴とする請求項1に記載の圧力炊飯器。
- 前記開閉手段は、第一排気孔を開閉する第一開閉ボールと、前記第二排気孔を開閉する第二開閉ボールと、前記調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉ボールを駆動させる同一駆動部材とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力炊飯器。
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