JP3538572B2 - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP3538572B2
JP3538572B2 JP18563699A JP18563699A JP3538572B2 JP 3538572 B2 JP3538572 B2 JP 3538572B2 JP 18563699 A JP18563699 A JP 18563699A JP 18563699 A JP18563699 A JP 18563699A JP 3538572 B2 JP3538572 B2 JP 3538572B2
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修 山口
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫は、棚を多段に設けた格納ユニ
ットと、棚に荷物を出し入れするためめの搬送ユニット
とを備えており、搬送ユニットとしては、格納ユニット
の任意の箇所に移動して荷物を出し入れするスタッカク
レーン方式や、棚の段ごとに移動台車が配置されている
台車方式、或いは、リフトを昇降させて任意の段に荷物
を出し入れするリフト方式などがある。
【0003】このうち台車方式の自動倉庫は、図9に部
分的に示すように、棚21の前面に沿ってレール22を
配置する一方、移動台車23には荷物載置プレート24
を設けており、レール22を介して移動台車23の荷物
載置プレート24と棚21との間に荷物Wを移し替える
ようにしている。そして、荷物Wの移し替えをスムース
に行うため、荷物載置プレート24の縁部24aを斜め
下向きに傾斜させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動倉庫にはダ
ンボール箱をそのまま格納することが多くなっている。
この場合、ダンボール箱にも様々のタイプがあり、その
一つに、図10に示す花卉包装用ダンボール箱W′があ
る。
【0005】すなわち、この花卉包装用ダンボール箱
W′は、本体部の上面(表面)と下面(裏面)とに互い
に向きを変えた状態でフラップW1が連設されており、
上下(表裏)いずれの方向にも開くことができる構造に
なっている。また、この花卉包装用ダンボール箱W′
は、一般に合成樹脂製ベルトBによって縛られており、
ベルトBは、その両端を熱融着によって固定したり、或
いは金具で固定したりしている。
【0006】この花卉用ダンボール箱W′は、一般に、
長手方向に移動させることによって移動台車23と棚2
1との間に移し替えられるが、フラップW1が片持ち梁
状であること、全体として細長いためベルトBによるフ
ラップW1の保持機能が弱いこと、花卉が水分を含んで
いるためダンボール箱W′が湿りやすいこと、等の条件
が重なって、図9に示すようにフラップW1の端部がだ
れ下がる傾向を呈している。
【0007】このため、棚21への格納に際してフラッ
プW1がレール22の側面に引っ掛かったり、ベルトB
又は金具がレール22に引っ掛かったりし易く、このた
め、格納不能になったり、ダンボール箱W′及び包装さ
れている花卉類を破損したりする事故が発生していた。
【0008】また、底部が観音開き式の一対のフラップ
で構成された通常のダンボール箱の場合も、フラップを
ホッチキスで止めているとフラップの角部がだれ下がる
ことがあり、この場合もフラップがレールに引っ掛かっ
て円滑な格納が阻害される虞があった。
【0009】本発明は、このような現状に鑑みなされた
もので、どのような構造のダンボール箱であってもスム
ースに格納・取り出しできる搬送ユニットを提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、荷物載置部を
備えた移動台車と、移動台車を水平走行させるためのレ
ールと、レールを挟んで移動台車と反対側に配置した棚
とを備えており、荷物が移動台車の荷物載置部とレール
と棚との上面を滑り移動することによって棚への荷物の
出し入れが行われる自動倉庫であって、前記移動台車の
うち荷物載置部の側縁に沿った部位に、レールと同じ方
向に延びるローラを、当該ローラの上面がレールの上面
よりも高くなるようにして配置し、棚への荷物の出し入
れに際して荷物がローラを乗り越えて移動台車の荷物載
置部とレールとに滑り移動するようになっている。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明の構成によると、前記した
花卉包装用ダンボール箱のようにフラップの端部がだれ
下がり気味になっていたり、或いはダンボール箱の底面
にベルトや金具がはみ出たりしていても、それらフラッ
プやベルト、或いは金具の移行がローラによってガイド
されるため、フラップ等の引っ掛かり事故をなくして、
ダンボール箱等を搬送ユニットと棚との間にスムースに
移し替ることができる。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。自動倉庫の概要は図1及び図2で示さ
れている。自動倉庫は相対向して配置した一対の棚ユニ
ット1を備えており、両棚ユニット1には棚(棚板)2
が多段に配置されている。
【0013】各段の棚2の一端部にはそれぞれ中継用コ
ンベヤ3が配置されており、任意の中継コンベヤ3と入
出庫コンベヤ4にリフト5によって荷物(ダンボール
箱)Wが受け渡される。各棚2の段にはレール6が配置
されており、このレール6上に移動台車7を走行自在に
載置している。
【0014】≪第1実施形態≫ 移動台車7の具体的な形態の一例が図3〜図5で示され
ている。図3は移動台車7の平面図、図4(A)は図3
のIV−IV視断面図、図4(B)は図4(A)のB−B視
断面図、図5及び図6は作用を示す図である。
【0015】移動台車7は、溝型鋼等によって平面視角
形に形成した本体フレーム8を備えており、本体フレー
ム8に、前後一対ずつの走行車輪9、走行用モータ10
などを設けている。本体フレーム8には、走行方向と直
交した方向に延びる固定式ガイドフレーム11と可動式
ガイドフレーム12とを相対向して配置している。両ガ
イドフレーム11,12には荷物載置プレート13が一
体に固着されており、この荷物載置プレート13の箇所
が荷物載置部となる。
【0016】可動式ガイドフレーム12は間隔調節用モ
ータ14によって固定式ガイドフレーム11に接近・離
反することができ、このため、両荷物載置プレート13
は上下に重なり合っている。両ガイドフレーム11,1
2には、それぞれ図示しない第1移動アームが横移動自
在に取付けられており、更に、第1移動アームに第2移
動アームが横移動自在に取付けられており、第2移動ア
ームの両端に、ピッキングプレート15を水平回動自在
に装着している。
【0017】一つの移載用モータ16により、両ガイド
フレーム11,12に設けた第1移動アームと第2移動
アームとを同時に同じ方向に進退動させて、ピッキング
プレート15によって荷物Wを押したり引いたりするこ
とにより、荷物Wを移動台車7と棚2との間に移し替る
ことができる。従って、ガイドフレーム11,12や移
動アーム、ピッキングプレート15等移載装置を構成
している。
【0018】そして、荷物載置プレート13を挟んだ左
右両側には、移動台車7の走行方向に沿って延びるロー
ラ17を配置している。図4に示すように、ローラ17
は、荷物載置プレート13とレール6との間に位置して
おり、その両端は、本体フレーム8の側面に設けたブラ
ケット18に回転自在に軸支されている。また、ローラ
17は、荷物載置プレート13及びレール6の上面より
も若干の寸法Hだけ上向きに突出するように設定してい
る。
【0019】以上の構成において、荷物Wがダンボール
箱であって、そのフラップW1の先端がだれ下がり気味
になっていても、図5に示すように、棚2への格納に際
しては、フラップW1はローラ17のガイド機能によっ
て上向きに起こされるような状態になるため、フラップ
W1はローラ17を乗り越えてレール6にスムースに移
行する。逆に、移動台車7に引き込む場合も、フラップ
W1はローラ17を乗り越えて荷物載置プレート13に
スムースに移行する。
【0020】したがって、格納に際して荷物(ダンボー
ル箱)WのフラップW1やベルト、金具等がレール6に
引っ掛かることはなく、その結果、荷物Wを破損・変形
させて格納不良となったりする事故を、防止または著し
く減少できる。
【0021】≪他の実施形態≫ 図7及び図8では第2実施形態を示しており、図7は要
部平面図、図8(A)は図7のA−A視断面図、図8
(B)は図7のB−B視断面図である。
【0022】この実施形態では、荷物載置プレート13
の端部に切欠き19を適当な間隔で形成し、この切欠き
19の箇所にローラ17を間欠的に配置している。荷物
載置部の間隔が不変の場合は、このような態様とするこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の一例を示す部分斜視図である。
【図2】自動倉庫の構造の概要を示す図である。
【図3】移動台車の平面図である。
【図4】(A)は図3のIV−IV視断面図、(B)は
(A)のB−B視断面図である。
【図5】作用示す図である。
【図6】作用示す図である。
【図7】第2実施形態の部分平面図である。
【図8】図7のA−A視断面図、B−B視断面図であ
る。
【図9】従来技術を示す図である。
【図10】花卉包装用ダンボール箱の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
W′ 花卉包装用ダンボール箱 6 レール 7 移動台車 11,12 ガイドフレーム 13 荷物載置プレート 15 ピッキングフレーム 17 ローラ 18 ブラケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物載置部を備えた移動台車と、移動台車
    を水平走行させるためのレールと、レールを挟んで移動
    台車と反対側に配置した棚とを備えており、荷物移動台
    車の荷物載置部とレールと棚との上面を滑り移動するこ
    とによって棚への荷物の出し入れが行われる自動倉庫で
    あって、 前記移動台車のうち荷物載置部の側縁に沿った部位に、
    レールと同じ方向に延びるローラを、当該ローラの上面
    がレールの上面よりも高くなるようにして配置し、棚へ
    の荷物の出し入れに際して荷物がローラを乗り越えて移
    動台車の荷物載置部とレールとに滑り移動するようにな
    っている、 自動倉庫。
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