JP3538015B2 - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ受信装置

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JP3538015B2
JP3538015B2 JP00076598A JP76598A JP3538015B2 JP 3538015 B2 JP3538015 B2 JP 3538015B2 JP 00076598 A JP00076598 A JP 00076598A JP 76598 A JP76598 A JP 76598A JP 3538015 B2 JP3538015 B2 JP 3538015B2
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    • HELECTRICITY
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/28Combinations of substantially independent non-interacting antenna units or systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/24Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the orientation by switching energy from one active radiating element to another, e.g. for beam switching

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信の分野
で使用される受信用アンテナの切換機能を有するダイバ
ーシティ受信装置に係り、特に2つのアンテナの受信出
力を切換選択する制御回路に関するもので、例えばVH
F帯以上のFM放送、TV放送などの受信装置に使用さ
れるものである。
【0002】
【従来の技術】ダイバーシティ受信装置には、受信用ア
ンテナと受信装置とを2組用意しておいて2組を切り替
え使用するツー・チューナ・ダイバーシティと、受信用
アンテナを2個用意しておいて両者を切り替え使用する
アンテナ切換型ダイバーシティとがある。
【0003】上記アンテナ切換型ダイバーシティの基本
動作は、受信装置のチューナ部に現在接続している一方
のアンテナにマルチパス波(到来経路が異なる電波が合
成されたもの)やアンテナノイズが加わったことをマル
チパス歪み(ノイズ)などから検出して、チューナ部の
接続を他方のアンテナに切換えるものである。
【0004】自動車搭載用の受信装置の従来例1とし
て、メインアンテナとしてロッドアンテナを使用し、サ
ブアンテナとして自動車の後面ガラスに設けられたガラ
スアンテナを使用し、受信電波が弱電界時には、受信装
置のアンテナ接続をロッドアンテナ側に強制的に固定す
る方式がある。ロッドアンテナは利得指向性が殆どない
ので、どの方向から電波が到来してもチューナの受信感
度を左右されることがない。
【0005】また、自動車搭載用の受信装置の従来例2
として、自動車の後面ガラスに2つのガラスアンテナを
電気的位相角(指向性)が直交するように設け、受信電
波が弱電界時には、受信装置のアンテナ接続を一方のガ
ラスアンテナ側に強制的に固定する方式がある。
【0006】このように2つのガラスアンテナを設ける
方式は、自動車の美観や走行性能を損なわないので、今
後主流になると見込まれている。即ち、従来例1のよう
な弱電界時にロッドアンテナ側に強制的に接続を固定し
て使用する場合にはロッドアンテナ自体の破損や経時機
械変化の発生が問題になるが、従来例2ではガラスアン
テナを接続した状態でダイバーシティ動作を実現してい
るので、ガラスアンテナ自体の損傷が少ないという利点
がある。
【0007】ここで、図6を参照しながら、従来の受信
装置の構成を簡単に説明する。図6において、50は2
つのガラスアンテナ51、52をチューナ部のフロント
エンド部(高周波増幅・周波数変換段)53に切換接続
するためのアンテナ切換回路である。
【0008】54は前記フロントエンド部53の出力信
号(中間周波数)をリミッタ増幅する中間周波増幅回
路、55は前記中間周波増幅回路54の出力信号からF
M信号を復調するFM復調回路、56はFM復調回路5
5の出力信号を増幅するソフトミューティング機能付き
の電圧制御増幅回路、57は前記電圧制御増幅回路56
の出力信号(FMステレオコンポジット信号)から右成
分信号および左成分信号を復号するステレオデコーダで
ある。
【0009】58は例えば前記中間周波増幅回路54の
出力信号(中間周波数)のレベルを検出することによ
り、受信電波の電界強度を検出する電界強度検出回路
(FSD)である。
【0010】59は前記FSD58の出力信号(シグナ
ルメータ出力)に基づいて前記電圧制御増幅回路56の
増幅利得を制御する利得制御回路である。60は前記F
SD58の出力信号に基づいて前記アンテナ切換回路5
0を制御するアンテナダイバーシティ制御回路である。
【0011】図7は、図6中のアンテナダイバーシティ
制御回路60の従来例を示すブロック図である。図7に
おいて、61は前記FSD58の出力(シグナルメータ
出力)に対してある時定数で重み付けしてその平均的な
レベル変動を検出する平均変動検出回路であり、例えば
CR回路が用いられている。
【0012】62は前記FSD58の出力信号(シグナ
ルメータ出力)のAC成分を取り出してブーストするA
Cブースト回路であり、ダイバーシティ動作感度を決め
るために設けられている。
【0013】63は前記ACブースト回路62の出力信
号のボトムピークを検出するためのボトムピーク検出回
路(BPD)、64は前記平均変動検出回路61の出力
レベルと前記BPD63の出力レベルとを比較する電圧
比較回路、65は前記電圧比較回路64の出力に基づい
て前記BPD63をリセットするためのリセット信号を
生成するリセット回路である。
【0014】66は前記電圧比較回路64の出力をラッ
チするフリップフロップ回路であり、そのセット出力信
号は前記アンテナ切換回路50が一方のメインアンテナ
51を選択するように制御する。また、上記セット出力
信号はインバータ回路67により反転され、この反転信
号は前記アンテナ切換回路50が他方のサブアンテナ5
2を選択するように制御する。
【0015】ところで、ガラスアンテナは、一般に、水
平方向・垂直方向ともに約20dBもの大きな利得指向
性を持っているので、電波の到来方向によって受信装置
の受信感度が左右される。
【0016】前記したように2つのガラスアンテナを指
向性が直交するように設けた場合には、2つのガラスア
ンテナの電気的位相角に対してπ/4(=45°)近辺
の方向からの到来電波に対してFM受信装置の受信感度
が急激に低下する(ヌルポイントに落ちる)と、アンテ
ナ接続の切換条件が得られなくなる。
【0017】即ち、現在接続しているガラスアンテナに
弱電界とは言い難い例えば20dBμ強の電界強度の電
波が前記45°近辺の方向から到来しても弱電界と判断
し、受信装置のアンテナ接続を一方の特定のガラスアン
テナ側に切り替える。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このガラスア
ンテナに電波が届かない悪条件の場合には、受信品位が
極めて悪い状況になり、マルチパス歪みやアンテナノイ
ズが加わったことを検出できなくなるので、他方のガラ
スアンテナに電波が届いている状態であってもアンテナ
接続の切換条件が得られなくなるという致命的な欠陥が
ある。
【0019】また、上記したように、受信電界の低下が
生じた時、受信装置の音声信号処理段に通常採用されて
いるソフトミューティング(受信電界の現象に伴って緩
やかにミューティングをかけることにより受信装置特有
のホワイトノイズの増加を抑制する機能)が急激に動作
してしまい、結果的に急激にミューティングが行われ、
聴感上の支障が大きくなる。
【0020】上記したように従来のダイバーシティ受信
装置は、現在接続している一方のアンテナに電波が届か
なくなれば、マルチパス波やアンテナノイズが加わった
ことを検出できなくなるので、他方のアンテナに電波が
届いている状態であってもアンテナ接続の切換条件が得
られなくなるという致命的な欠陥がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決すべくなされたもので、現在接続している一方のア
ンテナに電波が届かなくなると、自動的に一定時間後に
他方のアンテナに接続を切り換え、他方のアンテナが弱
電界受信状態でなければ受信状態を維持することが可能
になるダイバーシティ受信装置を提供することを目的と
する。
【0022】さらに、本発明の目的は、現在接続してい
る一方のアンテナに電波が届かなくなり、かつ他方のア
ンテナも弱電界受信状態でなければ一定時間内で2つの
アンテナを交互に切り換え、一定時間後には2つのアン
テナのうち受信電界強度が高い方のアンテナを選択して
受信状態を維持することが可能になるダイバーシティ受
信装置を提供する。
【0023】従って、まず、上記目的を達成するために
第1の発明は、無線信号を受信するための第1の受信手
段と、無線信号を受信するための第2の受信手段と、前
記第1の受信手段及び前記第2の受信手段のうち、いず
れか1つを選択するための選択手段と、前記選択手段に
よって選択された前記第1の受信手段或いは前記第2の
受信手段によって受信された無線信号の電界強度が所定
の電界強度以下に陥ったことを検出するための検出手段
と、前記検出手段によって前記無線信号の電界強度が所
定の電界強度以下に陥ったことが検出された場合に、前
記選択手段によって前記第1の受信手段と前記第2の受
信手段とを所定時間、交互に選択させる第1の切り換え
手段と、前記選択手段によって選択された前記第1の受
信手段或いは前記第2の受信手段によって受信された無
線信号の電界強度が前記所定の電界強度以下に陥った
後、前記所定の電界強度以上になったことを検出する受
信電界ヌルポイント検出手段と、前記受信電界ヌルポイ
ント検出手段によって前記無線信号の電界強度が所定の
電界強度以下に陥った後、前記所定の電界強度以上にな
ったことが検出された場合に、前記第1の切り換え手段
による選択を終了させるリセット手段と、前記受信され
た無線信号の電界強度が所定の電界強度以下に陥ってい
るか否かに関わらず前記受信された無線信号の電界強度
が所定の電界強度以下に陥ったように所定の周期で前記
検出手段を擬似的に動作させる疑似動作手段とを具備す
ることを特徴とするダイバーシティ受信装置、である。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る自動車搭載用のFM受信装置であるダイ
バーシティ受信装置のアンテナダイバーシティ制御回路
を示す図である。このダイバーシティ制御回路は、図6
におけるアンテナダイバーシティ制御回路60として使
用される。
【0033】図1において、11はFSD(図6中、5
8)の出力(シグナルメータ出力)に対してある時定数
で重み付けしてその平均的なレベル変動を検出する受信
電界平均変動検出回路であり、例えばCR回路が用いら
れている。
【0034】12はFSD(図6中、58)の出力信号
(シグナルメータ出力)のAC成分を取り出してブース
トするACブースト回路であり、ダイバーシティ動作感
度を決めるために設けられている。
【0035】13はACブースト回路12の出力信号の
ボトムピークを検出するためのボトムピーク検出回路
(BPD)、14は受信電界平均変動検出回路11の出
力レベルとBPD13の出力レベルとの比較結果を出力
する第1の電圧比較回路、15は第1の電圧比較回路1
3の出力に基づいてBPD13をリセットするためのリ
セット信号を生成する第1のリセット回路である。
【0036】受信電界平均変動検出回路11、ACブー
スト回路12、BPD13、第1の電圧比較回路14お
よび第1のリセット回路15は、受信電界のマルチパス
波入力時を検出するマルチパス検出回路10を形成して
いる。
【0037】21は受信電界がヌルポイント又は弱電界
に陥った状態を検出する受信電界ヌルポイント検出回路
である。この受信電界ヌルポイント検出回路21は、F
SD58の出力レベルを所定の基準電位Vth2 とを比較
し、比較結果を出力する第2の電圧比較回路22と、第
2の電圧比較回路22の出力を微分する微分回路23
と、微分回路23の出力レベルを所定の基準電位Vth3
と比較する第3の電圧比較回路24と、第2の電圧比較
回路22の出力に基づいて受信電界の急激な低下が生じ
た瞬間を検出し、タイマー回路16の動作をリセットす
るためのリセット信号を生成する第2のリセット回路1
7(必要に応じて設けられる)とを有する。
【0038】16は受信電界ヌルポイント検出回路21
の検出出力期間に計時動作を行うタイマー回路(計時回
路)である。このタイマー回路16は、第3の電圧比較
回路24の出力パルス信号の前縁(front edge)タイミ
ングでレベルが立上がり、第3の電圧比較回路24の出
力パルス信号の後縁(end edge)タイミングでレベルが
次第に低下し始める波形の信号を出力する。
【0039】18はタイマー回路16の出力レベルを所
定の基準電位Vth4 と比較して計時期間に対応するパル
ス信号を出力する第4の電圧比較回路、19は一定周波
数のクロック信号を発生するクロック発生回路、20は
第4の電圧比較回路18により生成されたパルス信号に
クロック発生回路19の出力クロック信号を通過させる
ゲート回路である。
【0040】31は第1の電圧比較回路14の出力とゲ
ート回路20の出力との論理和をとるオア回路、32は
オア回路31の出力を受ける度に出力が反転するフリッ
プフロップ回路である、フリップフロップ回路32のセ
ット出力信号はアンテナ切換回路(図6中、50)が第
1のアンテナ51を選択するように制御するために使用
される。また、上記セット出力信号はインバータ回路3
3により反転され、この反転信号はアンテナ切換回路
(図6中、50)が第2のアンテナ52を選択するよう
に制御するために使用される。
【0041】アンテナ切換制御回路30は、オア回路3
1、フリップフロップ回路32及びインバータ回路33
を有している。即ち、オア回路31、フリップフロップ
回路32およびインバータ回路33は、タイマー回路1
6の計時動作中は、クロック信号により生成された切換
時間(クロック周期)毎にFM受信装置のアンテナ接続
を一方のアンテナ側から他方のアンテナ側へ自動的に切
換える動作を繰り返し、タイマー回路16の計時動作が
終了すると通常のアンテナ切換型ダイバーシティの基本
動作に復帰する。
【0042】次に、図1に示したアンテナダイバーシテ
ィ制御回路の動作について、図2に示す波形を参照しな
がら説明する。受信電界の急激な低下が生じた(ヌルポ
イントへ落ち込んだ)期間を受信電界ヌルポイント検出
回路21で検出すると、その検出出力によりタイマー回
路16を起動させて計時動作を開始させる。
【0043】上記タイマー回路16の計時動作中は、ク
ロック信号により生成された切換時間毎にFM受信装置
のアンテナ接続を一方のアンテナ側から他方のアンテナ
側へ自動的に切換える動作を繰り返させる。
【0044】そして、FM受信装置搭載自動車の移動、
あるいは、FM受信装置搭載自動車の駐車時に他の車が
移動するなどによって、どちらか一方のアンテナの受信
電界がヌルポイントから抜け出した時点を受信電界ヌル
ポイント検出回路21で検出すると、タイマー回路16
から計時動作を終了させるためのリセット信号を発生さ
せ、通常のアンテナ切換型ダイバーシティの基本動作に
復帰させる。
【0045】従って、ガラスアンテナに受信装置を接続
している状態で弱電界になった時にガラスアンテナの利
得指向性のヌルポイント方向から電波が到来し、受信電
界の急激な低下が生じた場合でも、アンテナ接続の切換
条件が得られる。
【0046】即ち、一方のアンテナの使用中に受信電界
の急激な低下が生じた場合、FM受信装置のアンテナ接
続を他方のアンテナ側へ自動的に切換えるので、極めて
短時間でヌルポイントから抜け出し、FMコンポジット
信号出力のソフトミューティングを解除することができ
るので、聴感上の支障は生じない。この動作原理は、現
行のアンテナ切換型ダイバーシティ方式の基本的な動作
原理の延長上にあり、システム・オン・チップ化が容易
である。
【0047】ところで、上記例では、受信電界ヌルポイ
ント検出回路21が受信電界の急激な低下が生じたこと
を検出した後、FM受信装置搭載自動車の移動によって
どちらか一方のアンテナの受信電界がヌルポイントから
抜け出す、あるいは、FM受信装置搭載自動車の駐車時
に他の車が移動するなどことによって、どちらか一方の
アンテナの受信電界がヌルポイントから抜け出した時点
を受信電界ヌルポイント検出回路21で検出すると、通
常のアンテナ切換型ダイバーシティの基本動作に復帰さ
せるように説明したが、厳密には、次の疑問点(a)、
(b)が残る。
【0048】(a)まず、どちらか一方のアンテナの受
信電界がヌルポイントから抜け出す確率について吟味す
る。上記確率は、一般に50%と推定し易いが、一方の
アンテナの受信電界がヌルポイントに入った状況では、
他方のアンテナもかなりの確率でヌルポイントに準じた
ポイントに入った状況であると考えられる。その理由
は、2本のガラスアンテナの所望する電波が同一であ
り、かつ、2本のガラスアンテナにはπ/2の利得指向
性差を持たしているので、結果的に他方のアンテナがヌ
ルポイントに入っていない(換言すれば、所望の電波が
到来している)とすれば、それは所望の電波の反射波を
受信していることに他ならない。従って、マルチパスが
強い地点以外では、確率は50%から極端に低下する。
【0049】(b)次に、FM受信装置搭載自動車の駐
車時に他の車が移動する確率について吟味する。欧米の
ように広大な大陸を有する諸国では、郊外で車が故障し
たり不慮の事故に合った場合にはカーラジオが重要な情
報源になることから分かるように、車が移動できない場
合も想定する必要がある。従って、この場合を想定する
と、確率は50%から低下する。
【0050】上記したように確率が低下する場合でも、
アンテナ接続の切換条件が得られるように工夫した例を
以下に説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に
係る自動車搭載用のFM受信装置のアンテナダイバーシ
ティ制御回路を示す図であり、図6に示したアンテナダ
イバーシティ制御回路として使用される。
【0051】図3のアンテナダイバーシティ制御回路
は、図1に示したアンテナダイバーシティ制御回路に比
べて下記の点が異なる。 (1)タイマー回路16の計時動作中に2つのアンテナ
の受信電界強度を検出してそれぞれ保持し、2つの保持
レベルの大小関係を比較し、比較結果をタイマー回路の
計時動作の終了時に出力する受信電界強度比較回路40
が付加されていること (2)アンテナ切換制御回路30aは、タイマー回路1
6の計時動作中はクロック信号により生成された切換時
間毎に受信装置のアンテナ接続を一方のアンテナ側から
他方のアンテナ側へ自動的に切換える動作を繰り返さ
せ、タイマー回路16の計時動作を終了すると受信電界
強度比較回路40の比較出力に基づいて2つのアンテナ
のうち受信電界強度が高い方のアンテナを選択するよう
に制御するように変更されていること その他の点については、図1と同一であるので、図1と
同一部分には同一符号を付し、ここではその説明を省略
する。
【0052】受信電界強度比較回路40は、第1のサン
プルホールド回路41、第2のサンプルホールド回路4
2、第5の電圧比較回路43、第2の微分回路44、第
6の電圧比較回路46、第1のゲート回路47、第3の
リセット回路48及びサンプリングパルス生成回路49
を有する。
【0053】第1のサンプルホールド回路41は、第1
のサンプリングパルス信号を受けて受信電界検出レベル
(本例では、図6中のFSD58の出力)を保持する。
第2のサンプルホールド回路42は、第2のサンプリン
グパルス信号を受けて受信電界検出レベルを保持する。
【0054】第5の電圧比較回路43は、第1のサンプ
ルホールド回路41の保持レベルと第2のサンプルホー
ルド回路42の保持レベルとを比較する。第2の微分回
路44は、第4の電圧比較回路18の出力を微分する。
【0055】第6の電圧比較回路46は、第2の微分回
路44の出力レベルを所定の基準電位Vth6 と比較し、
比較結果を出力する。これら第2の微分回路44及び第
6の電圧比較回路46によって、タイマー回路16の計
時期間の後縁から所定幅のパルス信号を出力する。
【0056】第1のゲート回路47は、第6の電圧比較
回路46の出力に基づいて第5の電圧比較回路43の出
力信号の通過期間を制御する。第3のリセット回路48
は、第1のゲート回路47の出力に基づいて第1のサン
プルホールド回路41および第2のサンプルホールド回
路42をそれぞれリセットするための第3のリセット信
号を生成する。
【0057】サンプリングパルス生成回路49は、第1
のサンプリングパルス信号及び第2のサンプリングパル
ス信号を生成する。上記構成において、第1のアンテナ
51の受信電界の検出レベルが第1のサンプルホールド
回路41により保持され、第2のアンテナ52の受信電
界の検出レベルが第2のサンプルホールド回路42によ
り保持される。
【0058】この場合、第1のサンプルホールド回路4
1の保持レベルが第2のサンプルホールド回線42の保
持レベルより大きい場合には第5の電圧比較回路43の
出力信号が“H”レベルになり、この“H”レベルは第
1のゲート回路47を通過してコントローラ71に入力
される。
【0059】これに対して、第1のサンプルホールド回
路41の保持レベルが第2のサンプルホールド回路42
の保持レベルより小さい場合には第5の電圧比較回路4
3の出力信号が“L”レベルになり、この”L”レベル
の出力信号がコントローラ71に入力される。
【0060】また、アンテナ切換制御回路30aは、オ
ア回路31およびインバータ回路33及びコントローラ
71を有する。コントローラ71の出力は、オア回路3
1の出力を受ける度に出力が反転し、第1のゲート回路
47の出力の“H”レベルによってリセットされ、その
セット出力信号の“H”レベルはアンテナ切換回路(図
6中、50)が第1のアンテナ51を選択するように制
御するために使用される。
【0061】また、コントローラ71の出力信号はイン
バータ回路33により反転された後にアンテナ切換回路
(図6中、50)が第2のアンテナ52を選択するよう
に制御するために使用される。
【0062】なお、サンプリングパルス生成回路49
は、コントローラ71の出力信号および第2のゲート回
路20の出力を用いて、第1のアンテナの選択期間内の
例えば後半に第1のサンプリングパルス信号を生成し、
第2のアンテナの選択期間内の例えば後半に第2のサン
プリングパルス信号を生成するように論理回路により構
成されている。
【0063】次に、図3の構成のアンテナダイバーシテ
ィ制御回路の動作について、図4に示す波形を参照しな
がら説明する。受信電界の急激な低下が生じた(ヌルポ
イントへ落ち込んだ)期間を受信電界ヌルポイント検出
回路21で検出すると、その検出出力によりタイマー回
路16を起動させて計時動作を開始させる。
【0064】上記タイマー回路16の計時動作中は、ア
ンテナ切換制御回路30aは、クロック信号により生成
された切換時間毎にFM受信装置のアンテナ接続を一方
のアンテナ側から他方のアンテナ側へ自動的に切換える
動作を繰り返させ、受信電界強度比較回路40は2つの
アンテナの受信電界強度を検出してそれぞれ保持し、2
つの保持レベルの大小関係を比較する。
【0065】そして、タイマー回路の計時動作の終了時
に、受信電界強度比較回路40では第1のゲート回路4
7が比較結果を通過させる。そして、アンテナ切換制御
回路30aは、上記受信電界強度比較回路40の比較出
力に基づいて2つのアンテナのうち受信電界強度が高い
方のアンテナを選択するように制御する。この後は、通
常のアンテナ切換型ダイバーシティの基本動作が可能に
なる。
【0066】即ち、上記第2の実施の形態のアンテナダ
イバーシティ制御回路によれば、現在接続している一方
のアンテナに電波が届かなくなる(あるいは、弱電界に
なる)と、一定時間内で2つのアンテナを交互に切り換
えるので、アンテナ接続の切換条件が得られる。そし
て、一定時間後には2つのアンテナのうち受信電界強度
が高い方のアンテナを選択して受信状態を維持すること
が可能になる。
【0067】なお、上記各例では、アンテナダイバーシ
ティ制御回路は、FM受信装置のステレオ復調回路にお
けるパイロット信号(19KHz)用のPLL(位相同
期ループ)と同一の半導体チップ上に形成されており、
クロック発生回路19として、パイロットPLL内の例
えば912KHz信号発生用のVCO(電圧制御発振回
路)の出力を分周する分周回路を使用することが可能で
ある。
【0068】また、クロック発生回路19として、マイ
クロコンピュータやDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)などの基準クロックを分周する分周回路を使用する
ことが可能である。
【0069】なお、図6に示したFM受信装置では、マ
ルチパスノイズ検出をFSD58の出力(シグナルメー
タ出力)に基づいて行っているが、マルチパスノイズ検
出をFM復調出力のノイズに基づいて行うようにしても
よい。
【0070】また、マルチパスノイズ検出出力を用いて
FM復調出力信号の処理(例えばステレオ出力信号を強
制的にモノラル出力信号にして聴感上のノイズを軽減す
る処理、ステレオ出力信号の高域成分をカットして音質
を改善する処理。)を行うことも可能である。
【0071】上記図1に示した実施の形態によるアンテ
ナダイバーシティ制御回路では、どちらか一方のアンテ
ナの受信電界がヌルポイント又は弱電界から抜け出せる
場合には有効な回路である。
【0072】しかしながら、受信電界がヌルポイント又
は弱電界から抜け出せない場合も考えられる。図3に示
す本実施の形態のアンテナダイバーシティ制御回路は、
このような場合に有効である。
【0073】図5は、本発明の第3の実施の形態に係る
アンテナダイバーシティ制御回路を示す図である。な
お、同図において、図3と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略し、ここでは異なる部分についての
み述べる。
【0074】すなわち、本実施の形態のアンテナダイバ
ーシティ制御回路は、上述の第2の実施の形態のアンテ
ナダイバーシティ制御回路に加えて、第2の電圧比較回
路22と第1の微分回路23との間にクロック発生回路
81及びオア回路82を設けたことにある。
【0075】上記クロック発生回路81は、長い周期の
クロックを発生する。そして、クロック発生回路81の
出力は、オア回路82を介して第1の微分回路23に出
力される。これにより、アンテナの切り換えが、受信電
界強度比較回路40及びアンテナ切り換え制御回路30
aによって行なわれる。
【0076】したがって、車が移動できない等の原因に
よって、ヌルポイント又は弱電界から抜け出せない時で
あっても、一定のタイミングで他の車の移動に伴なう電
界強度の変化によって、どちらか受信電界強度の高い方
のアンテナを接続するようにすることができる。
【0077】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のダイバーシ
ティ受信装置によれば、現在接続している一方のアンテ
ナに電波が届かなくなると、自動的に一定時間後に他方
のアンテナに接続が切換わるので、他方のアンテナに電
波が届いている状態であれば受信状態を維持することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動車搭載用
のFM受信装置のアンテナダイバーシティ制御回路を示
すブロック図。
【図2】アンテナダイバーシティ制御回路の動作を説明
するための波形図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る自動車搭載用
のFM受信装置のアンテナダイバーシティ制御回路を示
す図。
【図4】同第2の実施の形態に係るアンテナダイバーシ
ティ制御回路の動作を説明するための波形図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るアンテナダイ
バーシティ制御回路を示す図。
【図6】従来のFM受信装置の一部を示すブロック図。
【図7】従来のFM受信装置におけるダイバーシティ制
御回路を示すブロック図。
【符号の説明】
10…マルチパス検出回路、 11…受信電界平均変動検出回路、 12… ACブースト回路、 13… BPD 、 14…第1の電圧比較回路、 15…第1のリセット回路、 16…タイマー回路、 17…リセット回路、 18…第4の電圧比較回路、 19…クロック発生回路、 20…ゲート回路、 21…受信電界ヌルポイント検出回路、 22…第2の電圧比較回路、 23…微分回路、 24…第3の電圧比較回路、 30…アンテナ切換制御回路、 31…オア回路、 32…フリップフロップ回路、 33…インバータ回路、 40…受信電界強度比較回路、 41…第1のサンプルホールド回路、 42…第2のサンプルホールド回路、 43…第5の電圧比較回路、 44…第2の微分回路、 46…第6の電圧比較回路、 47…第1のゲート回路、 48…第3のリセット回路、 49…サンプリングパルス生成回路、 50…アンテナ切換回路、 51…ガラスアンテナ、 52…ガラスアンテナ、 53…フロントエンド部(高周波増幅・周波数変換
段)、 54…中間周波増幅回路、 55… FM復調回路、 56…電圧制御増幅回路、 57…ステレオデコーダ、 58…電界強度検出回路(FSD)、 59…利得制御回路、 60…アンテナダイバーシティ制御回路、 61…平均変動検出回路、 62… ACブースト回路、 63…ボトムピーク検出回路(BPD)、 64…電圧比較回路、 65…リセット回路、 66…フリップフロップ回路、 67…インバータ回路、 71…コントローラ、 81…クロック発生回路、 82…オア回路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を受信するための第1の受信手
    段と、 無線信号を受信するための第2の受信手段と、 前記第1の受信手段及び前記第2の受信手段のうち、い
    ずれか1つを選択するための選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記第1の受信手段或
    いは前記第2の受信手段によって受信された無線信号の
    電界強度が所定の電界強度以下に陥ったことを検出する
    ための検出手段と、 前記検出手段によって前記無線信号の電界強度が所定の
    電界強度以下に陥ったことが検出された場合に、前記選
    択手段によって前記第1の受信手段と前記第2の受信手
    段とを所定時間、交互に選択させる第1の切り換え手段
    と、 前記選択手段によって選択された前記第1の受信手段或
    いは前記第2の受信手段によって受信された無線信号の
    電界強度が前記所定の電界強度以下に陥った後、前記所
    定の電界強度以上になったことを検出する受信電界ヌル
    ポイント検出手段と、 前記受信電界ヌルポイント検出手段によって前記無線信
    号の電界強度が所定の電界強度以下に陥った後、前記所
    定の電界強度以上になったことが検出された場合に、前
    記第1の切り換え手段による選択を終了させるリセット
    手段と、 前記受信された無線信号の電界強度が所定の電界強度以
    下に陥っているか否かに関わらず前記受信された無線信
    号の電界強度が所定の電界強度以下に陥ったように所定
    の周期で前記検出手段を擬似的に動作させる疑似動作手
    段とを具備することを特徴とするダイバーシティ受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段に選択された前記第1の受
    信手段或いは前記第2の受信手段によって受信された無
    線信号がマルチパスの影響をうけているか否かを検出す
    るマルチパス検出手段と、 前記マルチパス検出手段によって前記受信された無線信
    号がマルチパスの影響を受けていることが検出された場
    合に、前記選択手段による選択を前記第1の受信手段と
    前記第2の受信手段との間で切り換えさせる第2の切り
    換え手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1
    記載のダイバーシティ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の受信手段と前記第2の受信手
    段とは互いに電気的位相が異なるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の切り換え手段は、 前記検出手段によって前記受信された無線信号の電界強
    度が所定の電界強度以下に陥ったことが検出された場合
    に、時間測定を行なうための時間測定信号を出力するタ
    イマー回路と、 前記タイマー回路から出力された時間測定信号に対応す
    るパルス信号を出力するパルス信号出力手段と、 前記選択手段による選択を前記第1の受信手段と前記第
    2の受信手段との間で切り換えるためのクロック信号を
    発生するためのクロック発生手段と、 前記パルス信号出力手段によってパルス信号が出力され
    ている間、前記クロック発生手段によって発生したクロ
    ック信号を前記選択手段に出力するゲート手段とを具備
    し、 前記選択手段は、 前記ゲート手段を通過したクロック信号を受ける毎にそ
    の出力が反転するフリップフロップ回路を具備すること
    を特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック発生手段によって発生する
    クロック信号は、FM受信装置のステレオ復調回路にお
    けるパイロット信号用のPLL内のVCOの出力を分周
    したものであることを特徴とする請求項4記載のダイバ
    ーシティ受信装置。
  6. 【請求項6】 前記クロック発生手段によって発生する
    クロック信号は、マイクロコンピュータ或いはデジタル
    シグナルプロセッサの基準クロックを分周したものであ
    ることを特徴とする請求項4記載のダイバーシティ受信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の受信手段によって受信された
    無線信号の電界強度を保持する第1の保持手段と、 前記第2の受信手段によって受信された無線信号の電界
    強度を保持する第2の保持手段と、 前記第1の保持手段に保持された電界強度と前記第2の
    保持手段に保持された電界強度とを比較する比較手段と
    をさらに具備し、 前記選択手段は、 前記パルス信号出力手段によってパルス信号が出力され
    た後、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第
    1の受信受信手段及び前記第2の受信手段のうち、受信
    電界が高い方の1つを選択することを特徴とする請求項
    4記載のダイバーシティ受信装置。
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