JP3537784B2 - 包装シート及びこれを用いた包装方法 - Google Patents

包装シート及びこれを用いた包装方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻き寿司等の棒状
加工食品を海苔等のシート状食品と非接触状態で包装
し、開封に際して、シート状食品と棒状加工食品とを一
体化させることができる包装シート及びこれを用いた包
装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の包装シートとしては、例えば、
実開昭63−161172号公報所載のものが公知であ
る。かかる公報所載の包装シートは、図8に示す如く、
幅方向略中央部101にミシン目102による分断手段
を有する外装フィルム103及び内装フィルム104を
周縁部106にて溶着して、その中にシート状海苔10
5を収容した包装シート本体107と、該包装シート本
体107の長手方向両側端部108に溶着された長方形
状の被包片110とから構成されたものである。
【0003】この包装シートを使用して円柱形の棒状握
飯(棒状米飯加工食品)109を包装するに際しては、
まず、被包片110上に棒状握飯109を載置し、その
後、棒状握飯109の少なくとも両端部111,111
を被包片110で被包し、その状態で棒状握飯109を
包装シート本体107で巻き込み、しかる後、巻き付け
た包装シート本体107の端部をラベル114を用いて
封緘する。
【0004】一方、開封に際しては、ラベル114を剥
離した後、包装シート本体107の両側端部108を両
手で把持して両側方向に引っ張り、外装フィルム103
及び内装フィルム104をミシン目102から両側方向
に分断する。これにより、シート状海苔105と棒状握
飯109との間から被包片110が取り除かれ、シート
状海苔105が棒状握飯109の周面に巻装された状態
となり、棒状握飯109を食することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装シートは、包装シート本体107の幅方向に沿
って棒状握飯109を載置するものであるため、ミシン
目102が棒状握飯109の略中央部に位置、即ち棒状
握飯109を横切る面に沿って位置し、包装シート本体
107の両側端部108を両手で把持して両側方向に引
っ張る際、棒状握飯109が被包片110に粘着して分
断されてしまう場合がある。かかる場合、分断された棒
状握飯109を被包片110から外して、巻装されたシ
ート状海苔105の中に戻す必要が生じるが、これを手
で行うことは、非常に煩雑であるし、不衛生でもある。
【0006】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、開封に際して、包装物である
棒状加工食品が不測に分断されるようなことはなく、シ
ート状食品と棒状加工食品とを確実に一体化させること
ができる包装シート及びこれを用いた包装方法を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、長手方向に沿って分断ライン4,8を有
する外装フィルム2及び内装フィルム5をそれぞれ周縁
部7にてシールして形成した包装シート本体1からな
り、棒状加工食品Bに巻装されるシート状食品Aを外装
フィルム2と内装フィルム5との間に収容して、棒状加
工食品Bをシート状食品Aと非接触状態で包装する包装
シートにおいて、前記包装シート本体1の長手方向にお
ける所定幅領域に、棒状加工食品Bへの巻装方向が包装
シート本体1の長手方向と交差するようにしてシート状
食品Aを収容する収容部1aが設けられ、その他の領域
における包装シート本体1bで、棒状加工食品Bの少な
くとも両端部を被包するようにしたことを特徴とする包
装シートを提供する。
【0008】上記構成からなる包装シートを用いた包装
方法は、請求項4記載の如く、包装シート本体1の収容
部1aにシート状食品Aを収容した状態で、該収容部1
aにおける内装フィルム5上に、棒状加工食品Bを包装
シート本体1の長手方向に沿って載置した後、収容部1
a以外の領域における包装シート本体1bを折り込ん
で、棒状加工食品Bの少なくとも両端部を被包し、次
に、収容部1aにおける包装シート本体1bを該包装シ
ート本体1の長手方向と交差する方向で棒状加工食品B
に巻き付け、しかる後、巻き付けた包装シート本体1b
の側端部7を封緘することを特徴とする。
【0009】上記構成からなる包装方法によれば、分断
ライン4,8が棒状加工食品Bの長手周回方向に位置、
即ち棒状加工食品Bを縦切る面に沿って位置した格好と
なる。また、棒状加工食品Bを分断ライン4,8上に載
置すれば、分断ライン4,8が棒状加工食品Bの中心を
通るようにして該棒状加工食品Bの長手周回方向に位置
した格好となる。そこで、分断ライン4,8により包装
シート本体1を分断し、分断された包装シート本体1の
一方と他方とを離反させれば、シート状食品Aと棒状加
工食品Bとの間からフィルム片6が取り除かれ、巻き癖
のついたシート状食品Aが棒状加工食品Bに巻装し、食
するのに適した状態となる。
【0010】また、本発明に係る包装シートは、請求項
2記載の如く、前記収容部1a以外の領域における包装
シート本体1bの少なくとも一部が、長手方向と交差す
る方向において、収容部1aよりも幅狭化されてなる構
成を採用することができる。かかる構成によれば、包装
シート本体1bを巻き付けることによって分断ライン4
を形成する例えばカットテープ4を上から被包する該包
装シート本体1bの重なり量が少なくなるため、この重
なり部における包装シート本体1bの分断あるいは剥離
を容易にして、開封動作を円滑に行うことができる。
【0011】さらに、本発明に係る包装シートは、請求
項3記載の如く、前記収容部1a以外の領域における包
装シート本体1bの側端部7の少なくとも一部に、複数
の切り込み片11,…が連設されてなる構成を採用する
ことができる。かかる構成によれば、分断ライン4を形
成する例えばカットテープ4を包装体の長手周回方向に
沿って引き回す際、包装シート本体1bの側端部7がカ
ットテープ4により断続的に引き裂かれる格好となり、
包装シート本体1bの重なり部の分断あるいは剥離を容
易にして、開封動作を円滑に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、円柱あるいは角柱形状
を有する巻き寿司、おにぎり、炊き込みご飯、チャーハ
ン、チキンライス、ロール状のサンドイッチ等の棒状加
工食品を、該棒状加工食品を巻装する海苔や薄焼き玉
子、昆布、ハム等のシート状食品と非接触状態で包装可
能な包装シート及びこの包装シートを用いた包装方法に
関するものであり、以下、本発明の一実施形態について
図面に従って説明する。
【0013】本実施形態に係る包装シートは、図1及び
図2に示す如く、略長方形状に形成され且つ幅方向(長
手方向と交差する方向)の略中央部に分断手段としての
カットテープ(分断ライン)4を長手方向に沿って貼着
した外装フィルム2と、略長方形状に形成された二枚の
フィルム片6,6の一側端部同士をカットテープ4に沿
って重合させた内装フィルム5とを、それぞれ周縁部に
て熱シールした包装シート本体1からなる。尚、「側端
部」とは、包装シート本体1、外装フィルム2又は内装
フィルム5の幅方向に位置する端部をいう。
【0014】両フィルム2,5の熱シール部7は、カッ
トテープ4の先端部を除く両フィルム2,5の全周縁域
に亘って形成され、しかも、両フィルム2,5のそれぞ
れ側端部における熱シール部7は、所定間隔を有して二
つの突出部位7aを備えている。一方の突出部位7a
は、両フィルム2,5の長手方向の略中央部に設けら
れ、他方の突出部位7aは、一方の突出部位7aと両フ
ィルム2,5の端部との略中央部に設けられており、こ
の四つの突出部位7aによって画される包装シート本体
1の長手方向における所定幅領域(略長方形状領域)1
aに、略長方形状に形成されたシート状食品Aが収容さ
れるようになっている。
【0015】内装フィルム5の各フィルム片6は、該フ
ィルム片6の長手方向に沿って内側から外側に折り返さ
れており、この折り返し部の側端部を、カットテープ4
と対応する位置にて互いに重合させて重合部(分断ライ
ン)8を形成している。熱シール部7は、この重合部8
から側方に外れて形成されている。そして、カットテー
プ4の先端部が位置する外装フィルム2の端部には、開
封起点部位として、該カットテープ4の両側位置に切り
込まれた二条の切り込み線2a,2aが設けられてい
る。
【0016】尚、包装シート本体1は、シート状食品A
の収容部1aの両端部から長手方向に延出する折り込み
部1b,1bCにて棒状加工食品Bの少なくとも両端部
を被包可能な長さに適宜設定されるものであり、よって
必ずしも略矩形状に限定されるものではなく、楕円状、
三角形状又は多角形状でも不都合はないが、包装シート
本体1の生産加工性の観点からは略矩形状が好ましい。
【0017】次に、上記構成からなる包装シートで棒状
加工食品Aを包装して棒状加工食品入り包装体を提供す
る場合について図3に基づき説明する。
【0018】まず、図3(イ)に示す如く、予め外装フ
ィルム2と内装フィルム5の間の収容部1aに海苔等の
シート状食品Aを収容した包装シート本体1を、内装フ
ィルム5が上になるように載置し、かかる状態で、棒状
加工食品Bを重合部8の上に載置する。
【0019】次に、図3(ロ)に示す如く、棒状加工食
品Bの一方の端部を被包すべく、短い方の折り込み部1
bを折り込み、その後、図3(ハ)に示す如く、棒状加
工食品Bの他方の端部から全体を被包すべく、長い方の
折り込み部1bを折り込む。長い方の折り込み部1b
は、棒状加工食品Bの太さ及び長さを加えた長さよりも
長く形成されており、棒状加工食品Bの一方の端面まで
折り込まれるようになっている。
【0020】二つの折り込み部1b,1bが折り込まれ
ると、包装シート本体1は略中央部に棒状加工食品Bを
擁して筒状になる。そこで、この包装シート本体1を
(例えば対向する一対の側面を上下面間に入れ込むよう
にして)偏平状に折り畳み、その後、一方の折り畳み部
及び他方の折り畳み部を包装シート本体1の幅方向で棒
状加工食品Bに順次巻き付けていく。そして、他方の折
り畳み部の側端部に跨ってラベル10を包装シート本体
1の外面(外装フィルム2)に貼着して、図3(ニ)に
示す如く、封緘された棒状加工食品入り包装体を完成さ
せる。
【0021】以上の如く形成された棒状加工食品入り包
装体は、図3(ニ)に示す如く、カットテープ4が棒状
加工食品Bの中心を通るようにして該棒状加工食品Bの
長手方向を周回し、且つカットテープ4の一方の先端部
が棒状加工食品Bの端面位置にて露呈した格好となる。
【0022】そこで、この先端部(開封起点部位)を摘
んでカットテープ4を包装体の長手周回方向に沿って引
き回して外装フィルム2を分断した後、分断された包装
シート本体1の一方(カットテープ4により分断された
外装フィルム2の一方及びこれにシールされる内装フィ
ルム5の一方のフィルム片6)と他方(カットテープ4
により分断された外装フィルム2の他方及びこれにシー
ルされる内装フィルム5の他方のフィルム片6)とを離
反させれば、巻き癖のついたシート状食品Aが該食品A
の復元力により棒状加工食品Bに巻装してシート状食品
Aと棒状加工食品Bとが一体化し、食するのに適した状
態となる。
【0023】従って、上記棒状加工食品入り包装体によ
れば、シート状食品Aと棒状加工食品Bとを一体化させ
るに際し、棒状加工食品Bをシート状食品A上で回転移
動させたり、シート状食品Aを棒状加工食品Bに巻き付
ける動作を一切行う必要なく、また、棒状加工食品Bに
直接接触する必要もないため、簡単且つ衛生的に内容物
を取り出すことができる。
【0024】また、カットテープ4による分断ラインを
棒状加工食品Bの中心線と交わる長手周回方向とするこ
とで、分断された一対の包装シート本体1の離反方向が
棒状加工食品Bの径方向と一致するため、包装シート本
体1の離反動作に伴って棒状加工食品Bが分断されるこ
とはない。従って、分断された棒状加工食品Bをシート
状海苔105の中に戻すことによる衛生上の問題も解消
することができる。
【0025】尚、上記実施形態において、外装フィルム
2には、分断手段としてカットテープ4を用い、内装フ
ィルム5には、最初から分断されている二枚のフィルム
片6,6を用いたが、例えば、外装フィルム2や内装フ
ィルム5に方向性フィルムを用いる場合や、外装フィル
ム2や内装フィルム5にミシン目(分断ライン)を設け
る場合であっても、容易に包装シート本体1の分断を行
うことが可能であり、よって、外装フィルム2及び内装
フィルム5の分断方法の具体的な使用部材や構造等も決
して上記実施形態に限定されるものではない。
【0026】上記実施形態のように、外装フィルム2に
カットテープ4を設け、内装フィルム5を二枚のフィル
ム片6,6で構成する場合であっても、カットテープ4
を外装フィルム2の幅方向の略中央部に設けることや、
二枚のフィルム片6,6の重合部8をカットテープ4と
対向させることは必須要件ではない。また、フィルム片
6を長手方向に沿って内側から外側に折り返すことや、
フィルム片6,6の重合部8を設けることも必須要件で
はない。
【0027】また、上記実施形態において、包装シート
本体1の封緘にラベルを用いたが、分断手段を介して容
易に分断されると共に、包装シート本体1の側端部を強
固に着止可能なものであればその具体的な構成は限定さ
れるものではなく、例えば、カットテープ4によりラベ
ルの破断を容易ならしめんとすべく一条若しくは二条の
ミシン目や切り込み等の破断案内手段が設けられたラベ
ルや、カットテープ4に対応する部位には粘着剤が塗布
されていないラベルを用いてもよい。また、包装シート
本体1の封緘に、ラベルを用いずあるいはラベルと併用
して、包装シート本体1の側端部同士を接着したり、一
方の側端部を巻き付けた状態から他方の側端部を巻き付
けて包装シート本体1の外面に接着するようにしてもよ
い。
【0028】また、その他の事項も本発明の要旨を逸脱
しない範囲で、種々の変更が可能である。図4〜図7
は、上記実施形態の変形例を示す。尚、上記実施形態と
同一構成あるいはこれに準ずる構成は、同一番号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0029】図4に示す包装シート本体1は、長い方の
折り込み部1bをテーパ状にして(短い方の折り込み部
1bも同様にしてよい)、折り込み部1bの幅狭化を図
ったものである。上記実施形態においては、一対の折り
畳み部を棒状加工食品Bに巻き付けることで、外装フィ
ルム2及び内装フィルム5の合計四枚のフィルム片がカ
ットテープ4上に積層されることとなる。この場合、カ
ットテープ4は、四枚のフィルム片を同時に切断するだ
けの強度が要求されるが、図4に示す構成の場合、カッ
トテープ4上に位置するフィルム片の重なり量の低減を
図って、カットテープ4による包装シート本体1の分断
(包装シートの開封)を容易ならしめることができる。
【0030】図5に示す包装シート本体1も、同趣旨で
構成されている。但し、図4及び図5は、折り込み部1
bの幅狭化を目的として構成された形状のほんの一例で
あって、本目的の範囲内であれば、その他の形状も当然
に採用することができる。例えば、カットテープ4を中
心として包装シート本体1の左右側端部の外形状が非線
対称な折り込み部1bや、収容部1aよりも幅狭で且つ
棒状加工食品Bの太さよりも幅広な略矩形状の折り込み
部1bであってもよい。尚、図5に示す包装シート本体
1は、収容部1aとの境界部分から幅が縮小されてお
り、この部位における熱シール部7がシート状食品Aの
遊動を規制する突出部位7aとなる。
【0031】図6に示す包装シート本体1は、上記目的
以外に、カットテープ4による包装シート本体1の分断
性向上を目的として構成されている。本例は、接着によ
り包装シート本体1を封緘する場合であるが、折り込み
部1bにおける側端部の熱シール部7に、切り込み片1
1を縁に沿って複数連設したものである。この切り込み
片11,…を設けることで、カットテープ4を包装体の
長手周回方向に沿って引き回す際、折り込み部1bの接
着部がカットテープ4により断続的に引き裂かれる格好
となり、カットテープ4による包装シート本体1の分断
性が向上することとなる。
【0032】図7に示す包装シート本体1は、収容部1
aの片方から折り込み部1bを延設させた構成、即ち収
容部1aを包装シート本体1の一方の端部に寄せた構成
となっている。この場合の包装方法は、棒状加工食品B
を収容部1a上の重合部8に載置した状態で、折り込み
部1bを棒状加工食品Bの長手周回方向に折り込み、そ
の端部を棒状加工食品Bと包装シート本体1の収容部1
aとの間に差し入れ、その後、偏平状となった一対の折
り畳み部を棒状加工食品Bに順次巻き付けるか、該一対
の折り畳み部の側端部同士を接合する方法が採られる。
そして、収容部1aにおける外装フィルム2の端部にお
けるカットテープ4の先端部が開封起点部位となって、
包装体の開封が行われるようになっている。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、分断手段
が棒状加工食品の長手方向を周回した状態となって棒状
加工食品を包装する構成であるため、開封に際して、棒
状加工食品が不測に分断されるようなことはなく、シー
ト状食品と棒状加工食品とを簡単且つ衛生的に一体化さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る包装シートの正面図
を示す。
【図2】図1のX−X線断面図を示す。
【図3】同実施形態の包装シートの包装態様を説明する
斜視図であって、(イ)は、棒状加工食品を載置した状
態、(ロ)は、一方の折り込み部を折り込んだ状態、
(ハ)は、他方の折り込み部を折り込んだ状態、(ニ)
は、両側の折り畳み部を巻き付けた状態、を示す。
【図4】第一変形例に係る包装シートの平面図を示す。
【図5】第二変形例に係る包装シートの平面図を示す。
【図6】第三変形例に係る包装シートの平面図を示す。
【図7】第四変形例に係る包装シートの平面図を示す。
【図8】従来の包装シートにて棒状加工食品を包装する
際の過程を示す概略斜視図を示す。
【符号の説明】
1…包装シート、1a…収容部、1b…折り込み部、2
…外装フィルム、2a…切り込み線、4…カットテープ
(分断手段)、5…内装フィルム、6…フィルム片、7
…熱シール部、7a…突出部位、8…重合部、10…ラ
ベル、11…切り込み片、A…シート状食品、B…棒状
加工食品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // A23L 1/10 A23L 1/10 F (56)参考文献 特開2002−128131(JP,A) 特開2000−308464(JP,A) 特開2001−120201(JP,A) 特開 平11−117(JP,A) 実開 平7−36689(JP,U) 実開 平2−63686(JP,U) 実公 平5−16953(JP,Y2) 登録実用新案3030103(JP,U) 登録実用新案3092534(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 65/10 B65B 11/02 B65B 25/06 B65D 65/34 B65D 85/50 A23L 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って分断ライン(4,8)
    を有する外装フィルム(2)及び内装フィルム(5)を
    それぞれ周縁部(7)にてシールして形成した包装シー
    ト本体(1)からなり、棒状加工食品(B)に巻装され
    るシート状食品(A)を外装フィルム(2)と内装フィ
    ルム(5)との間に収容して、棒状加工食品(B)をシ
    ート状食品(A)と非接触状態で包装する包装シートに
    おいて、前記包装シート本体(1)の長手方向における
    所定幅領域に、棒状加工食品(B)への巻装方向が包装
    シート本体(1)の長手方向と交差するようにしてシー
    ト状食品(A)を収容する収容部(1a)が設けられ、
    その他の領域における包装シート本体(1b)で、棒状
    加工食品(B)の少なくとも両端部を被包するようにし
    たことを特徴とする包装シート。
  2. 【請求項2】 前記収容部(1a)以外の領域における
    包装シート本体(1b)の少なくとも一部が、長手方向
    と交差する方向において、収容部(1a)よりも幅狭化
    されてなる請求項1記載の包装シート。
  3. 【請求項3】 前記収容部(1a)以外の領域における
    包装シート本体(1b)の側端部(7)の少なくとも一
    部に、複数の切り込み片(11,…)が連設されてなる
    請求項1又は2記載の包装シート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の包装シ
    ートを用いた包装方法であって、包装シート本体(1)
    の収容部(1a)にシート状食品(A)を収容した状態
    で、該収容部(1a)における内装フィルム(5)上
    に、棒状加工食品(B)を包装シート本体(1)の長手
    方向に沿って載置した後、収容部(1a)以外の領域に
    おける包装シート本体(1b)を折り込んで、棒状加工
    食品(B)の少なくとも両端部を被包し、次に、収容部
    (1a)における包装シート本体(1b)を該包装シー
    ト本体(1)の長手方向と交差する方向で棒状加工食品
    (B)に巻き付け、しかる後、巻き付けた包装シート本
    体(1b)の側端部(7)を封緘することを特徴とする
    包装方法。
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