JP3537099B2 - 産業車両のバケット角制御装置 - Google Patents

産業車両のバケット角制御装置

Info

Publication number
JP3537099B2
JP3537099B2 JP19774193A JP19774193A JP3537099B2 JP 3537099 B2 JP3537099 B2 JP 3537099B2 JP 19774193 A JP19774193 A JP 19774193A JP 19774193 A JP19774193 A JP 19774193A JP 3537099 B2 JP3537099 B2 JP 3537099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
angle
boom
cylinder
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19774193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0734483A (ja
Inventor
政典 碇
正次 沼崎
裕延 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP19774193A priority Critical patent/JP3537099B2/ja
Publication of JPH0734483A publication Critical patent/JPH0734483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3537099B2 publication Critical patent/JP3537099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショベルローダのよう
な産業車両のバケット角制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業車両のバケット角制御装置
、例えば特願昭63−6837号(特開平1−182
419号)で提案されている。このバケット角制御装置
は、作業時にブーム角が変化しても、バケットは常に設
定角を保持するようにしたもので、これによってダンプ
トラック等に満載された土砂の荷切り作業を容易に行え
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ケット角制御装置は、土砂の荷切り性をよくしたり、運
転席からバケットの刃先を見易くするために、図1に示
すように、バケットaを、バケット底の裏面が略水平と
なる姿勢(以下、単に「水平姿勢」とする)よりも下方
へ傾斜させた姿勢で停止させ、この姿勢でブームbの角
度が変化してもバケットaの角度(以下「荷切り角」と
する)が変化しないように制御するものである。
【0004】このため、荷切り後にバケットaを降下さ
せて新たに土砂の積込みを開始する場合、改めてバケッ
トaを水平姿勢に戻す操作が必要となり、積込み作業へ
円滑に移行し難く、また荷切り作業と積込み作業とを連
続的に行えない等の不具合がある。本発明はかかる不具
合を改善するためになされたもので、積込み作業へ円滑
に移行し易 くでき、又は荷切り作業と積込み作業とを連
続して行えるようにした産業車両のバケッ角制御装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明なる産業車両のバケット角制御装置は、第1
に、ブームシリンダの作動によって上下動自在とされた
ブームの先端に、バケットシリンダの作動によって前後
傾自在とされたバケットを備える産業車両において、
ームが地面に対してなすブーム角を検出するブーム角検
出器と、バケットがブームに対してなすバケット角を検
出するバケット角検出器と、バケットシリンダのストロ
ーク長さを検出するストローク検出器とを備え、ブーム
角が所定の下方の角度範囲内にあり、かつブームが下降
しているときは、バケットシリンダのストローク長さが
バケットの接地時に底面が略水平状態となるストローク
長さに達するまでバケットシリンダを作動させてバケッ
トを後傾させるようにしている。
【0006】第2に、ブームシリンダの作動によって上
下動自在とされたブームの先端に、バケットシリンダの
作動によって前後傾自在とされたバケットを備える産業
車両において、ブームが地面に対してなすブーム角を検
出するブーム角検出器と、バケットがブームに対してな
すバケット角を検出するバケット角検出器と、バケット
シリンダのストローク長さを検出するストローク検出器
とを備え、ブーム角及びバケット角に基づいてバケット
が地面に対してなすバケット絶対角を演算し、ブーム角
が所定の上方の角度範囲内にあり、かつ、バケット絶対
角が所定の第1目標角となったとき、バケット絶対角が
第1目標角を維持するようにバケットシリンダを作動さ
せ、ブーム角が所定の下方の角度範囲内にあり、かつブ
ームが下降しているときは、バケットシリンダのストロ
ーク長さがバケットの接地時に底面が略水平状態となる
ストローク長さに達するまでバケットシリンダを作動さ
せてバケットを後傾させるようにしている。
【0007】
【作用】上記第1構成によれば、ブームを所定の下方の
角度範囲で降下させると、バケットが接地状態で略水平
姿勢となるように強制チルトされる。このため、荷切り
作業から積込み作業へ移る際に、チルト操作なしに連続
して行える。また上記第2構成によれば、第1構成の効
果に加え、所定の上方の角度範囲においては、バケット
が荷切り角なる第1目標角で自動停止し、ブームを上下
動しても、バケットの荷切り角なる第1目標角は変化す
ることがない。従って荷切り作業をチルト操作なしに円
滑に行える。
【0008】
【実施例】実施例を図面を参照し詳述する。図2に示す
例機なるショベルローダは、自走自在な車体1上に運転
室3を備えると共に、前部に作業機2を備える。作業機
2は、ブームシリンダ4により先端側を上下動自在とさ
れたブーム5と、ブーム5の先端に取付けられてバケッ
トシリンダ7によりリンク機構8(ベルクランク8a及
びロッド8b)を介して前後傾自在とされたバケット6
とを備える。尚、前後傾とは、いわゆる「ダンプ」なる
前傾と、「チルト」なる後傾とである。
【0009】作業機2には、ブーム5の地面に対する上
下動角θ 2 (以下、「ブーム角θ 2 」とする)を検出する
ブーム角検出器10と、バケット6のブーム5に対する
前後傾角θ 1 (以下、「バケット角θ 1 」とする)を検出
するバケット角検出器11とを設けてある。バケット角
検出器11は、バケット角θ 1 検出の代替値として、バ
ケットシリンダ7のストローク長さ、又は、ベルクラン
ク8aのブーム5に対する回転角、若しくは、バケッ
6のブーム5に対する回転角等を検出対象としている。
【0010】図3は、バケットシリンダ7の油圧回路
と、そのコントローラ系とを示す。油圧回路に示す通
り、バケットシリンダ7は、油圧ポンプ12からの圧油
をバケット操作弁13で切り換えることによって伸縮す
。また、このバケットシリンダ7は、油圧ポンプ14
からの圧油を電磁弁15で切り換えることによっても伸
縮する。
【0011】他方、コントローラ系は次の通り。前記
ケット角検出器11及びブーム角検出器10が検出した
バケット角θ1及びブーム角θ2は、第1演算器17に入
力され、第1演算器17は、地面に対するバケット絶対
角θ 0 を演算する。そして、バケット絶対角θ0が予め設
定した第1目標角θ 01 (前記「荷切り角」である)と等
しくなったとき(θ0=θ01)、出力器18は第1スイ
ッチ19に信号を送ってONさせる。これにより、バケ
ット操作レバー20を中立位置に戻すように(即ち、バ
ケット操作弁13を中立位置に戻すように)、レバーデ
テント解除ソレノイド30を通電させている。詳しくは
次の通り。尚、この通電時にオペレータが、レバーデテ
ント解除ソレノイド30の解除力に抗してバケット操作
レバー20を操作し続ければ、バケット6はオペレータ
の操作通りに前後傾することは説明するまでもない。
【0012】バケット操作レバー20が中立位置に戻る
と、バケット操作レバー20に設けられたバケット操作
レバー中立検出器21がこれを検出する。すると、第2
スイッチ23及び第3スイッチ24がONする。第2ス
イッチ23がONすると、記憶器25がこのときのバケ
ット絶対角θ 0 (前記「荷切り角θ 01 」である)を記憶
する。
【0013】そこで、バケット操作レバー20を中立位
置に戻したままで、オペレータがブーム操作を行なう
と、バケット絶対角θ0はリンク機構8によって変化し
ようとする。そこで、第2演算器26は、記憶器25で
先に記憶した荷切り角θ 01 、バケット絶対角θ0とか
第1偏差角Δθ 11 (=θ 01 −θ 0 )を算出して第3演
算器27に入力し、第3演算器27において次に詳記す
る出力信号を生じさせる。
【0014】尚、本実施例では、詳細は後述するが、図
4に示すように、ブーム5の上下方向の全動作範囲θ 20
を、その略中間角θ 2M よりも上方の角度範囲θ 22 (「θ
2 >θ 2M 」であり「荷切り作業範囲θ 22 」である)と、
下方の角度範囲θ 21 (「θ 2 <θ 2M 」であり「積込み作
業範囲θ 21 」である)とに分けている。以下、順次説明
する。
【0015】先ず、ブーム角θ 2 が荷切り作業範囲θ 22
内にある場合から説明する。このとき、第3演算器27
は前記第1偏差角Δθ 11 (=θ 01 −θ 0 )を零にするた
めの第1補正信号K・Δθ 11 を生ずる。
【0016】ところで今、バケット操作レバー20は中
立位置であるため、前記の通り、第3スイッチ24がO
Nしている。従って、第3演算器27で生じた第1補正
信号K・Δθ 11 は、第3スイッチ24を経て増幅器28
に入力する。尚、「K」は増幅器28に対する増幅係数
である。増幅器28は、第1補正信号K・Δθ 11 に基づ
き、電磁弁15を駆動するための駆動電流Iを発生さ
せ、この駆動電流Iを電磁弁15に入力する。電磁弁1
5は、駆動電流Iに基づき、第1偏差角Δθ 11 が零にな
るように(Δθ 11 =0)、即ちバケット絶対角θ 0 が荷
切り角θ 01 となるように(θ 0 =θ 01 )、バケットシリ
ンダ7に圧油を供給する。
【0017】以上を「要約」すれば、バケット3の前後
傾時、バケット絶対角θ 0 が荷切り角θ 01 になると(θ 0
=θ 01 )、バケット操作弁13が中立位置に自動的に復
帰する。そしてこのとき、オペレータがバケット操作レ
バー20を中立位置にしたままでブーム操作を行なって
も、バケット絶対角θ 0 は荷切り角θ 01 を維持し続ける
ため(θ 0 =θ 01 )、荷切り作業 を容易に行える。
【0018】本実施例は、さらに次の構成を有する。即
ち、上記のようにして荷切り作業を終了後、引き続いて
積込み作業を行うべく、ブーム5を下降させる。する
と、バケット角制御装置は、別途備えたブーム下げを検
出する検出スイッチ32からの信号と、ブーム角検出器
10からのブーム角θ 2 とにより、下降中のブーム5が
荷切り作業範囲θ 22 (θ 2 >θ 2M )から積込み作業範囲
θ 21 (θ 2 <θ 2M )に入ると、これを判別する。この積
込み作業範囲θ 21 (θ 2 <θ 2M )において、第4演算器
33は、「K|θ 2M −θ 2 |」を演算する。さらに記憶
器25から「θ 01 」を受け、またさらに第2演算器26
において、バケット絶対角θ 0 を受けて「Δθ 12 =(θ 0
1 +K|θ 2M −θ 2 |)−θ 0 」なる第2偏差角Δθ 12
算出し、第3演算器27に入力する。
【0019】第3演算器27は、前記「第1偏差角Δθ
11 (=θ 01 −θ 0 )を零にするための第1補正信号K・
Δθ 11 を生じた」が、これと同様に、第2偏差角Δθ 12
を零にするための第2補正信号K|θ 2M −θ 2 |を生じ
る。詳しくは次の通り。
【0020】第2偏差角Δθ 12 が零になると(Δθ 12
0)、上式「Δθ 12 =(θ 01 +K|θ 2M −θ 2 |)−θ
0 」は、式「θ 0 =K|θ 2M −θ 2 |+θ 01 」となる。こ
こで、右辺の第2項なる「θ 01 」は、前記第1目標角θ
01 (即ち「荷切り角θ 01 」)であって先の積込み作業範
囲θ 21 において既に確保された定数である。また、「θ
2M 」もブーム5の上下方向の全回動範囲θ 20 での略中間
角であるからこれも定数である。そして「K」は、前記
第1目標角θ 01 での「K(増幅係数)」と同様、増幅係
数であり、これも定数として扱ってよい。即ち、積込み
作業範囲θ 21 (θ 2 <θ 2M )でのバケット絶対角θ 0 (=
K|θ 2M −θ 2 |+θ 01 )は、変数であるブーム角θ 2
より、このブーム角θ 2 が小さくなるほど、漸増するよ
うになる(即ち、バケットは漸次チルトするようにな
る)
【0021】そしてこのバケット絶対角θ 0 は、ただ無
闇に漸増するのではなく、次に詳細を説明するストロー
ク検出器35による制限を受けることとなる。ストロー
ク検出器35は、ショベルローダやショベルドーザ等の
バケットシリンダ7に従来から設けられた周知のもので
ある。その構成は図5に示すように、バケットシリンダ
7のピストンロッド7aに接続されてこれと連動して移
動する作動ロッド35aと、作動ロッド35aの先端位
置を検出するスイッチ35bとから構成される。スイッ
チ35bは、バケットシリンダ7のストローク長さが、
バケット6が地面に至った(接地した)ときにバケット
6の底面が水平状態となるような長さになったことを検
出するように、設定されている。
【0022】即ち、ブーム角θ 2 が積込み作業範囲θ 21
(θ 2 <θ 2M )にある状態でブーム5が下降していく
と、バケット6が漸次チルトしていく。具体的には、図
2のリンク機構8に示す通り、バケットシリンダ7が伸
長していく。バケット6の角度が、バケット6が接地し
たときにその底面が水平となるような角度になると、ス
トローク検出器35のスイッチ35bが信号を発信す
る。これにより、第3スイッチ24がOFFし、電磁弁
15が中立位置となってバケットシリンダ7の伸長が停
止する。この停止時には、バケット6は空中にあって水
平姿勢ではないが、ブーム5をさらに下げてバケット6
が接地すると、その接地時のバケット6は水平姿勢とな
っている。従って、積込み作業へ円滑に移行し易く、ま
た荷切り作業と積込み作業とを連続して行える。
【0023】以上の実施例によるバケット6の挙動を、
図6を参照して具体的に説明する。図6において、A点
〜D点間は、ブーム角θ 2 が荷切り作業範囲θ 22 (θ 2
θ 2M )内にあるときであり、D点〜F点間は、ブーム角
θ 2 が積込み作業範囲θ 21 (θ 2 <θ 2M )にあるときであ
る。 そして、D点はブーム角θ 2 が略中間角θ 2M である
ときである。また、C点は、B点〜D点間でのオペレー
タによるバケット操作レバー20の操作で生ずる任意点
である。詳しくは次の通り。
【0024】A点において、バケット6をフルにダンプ
させてダンプトラック等に土砂を積み込み、そののちダ
ンプトラック等の上の土砂を荷切りするために、バケッ
ト操作レバー20を操作してバケット6をチルトさせる
(A点からB点へ)。このチルトによってバケット絶対
角θ 0 が荷切り角θ 01 になると(θ 0 =θ 01 、B点)、そ
の後、ブーム5を上下動させる(B点−C点間)。この
上下動時、バケット絶対角θ 0 は荷切り角θ 01 を維持す
るので、荷切り作業を効率よく行える。荷切り作業完了
後、新たな土砂をバケット6内に取り込むべく(即ち、
積込み作業をすべく)、ブーム2を下降させる(C点か
らD点へ)。そしてブーム角θ 2 が略中間角θ 2M に至っ
た(D点)後は、バケット6がチルトし、ブーム角θ 2
が小さくなるほどバケット絶対角θ 0 が漸増する(D点
からE点へ)。そして、ストローク検出器35が「作動
ロッド35aの先端位置を検出する」と(E点)、バケ
ットシリンダ7は伸長を停止する。そしてさらにブーム
2を下げてバケット6を接地させると(F点)、バケッ
ト6は水平姿勢となって接地する。
【0025】従って、バケット6を地上に接地させて土
砂等のすくい込みを行なう時は、バケット6が自ずと略
水平になるため、荷切り作業の後、ブーム2を下降させ
るのみでバケット6のチルト操作を必要とせずに連続し
て積み込み作業を行えるようになる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ダンプ
トラック等の荷台に満載された土砂等を荷切りする際、
バケットを荷切り角に停止してブームを上下動してもバ
ケットの荷切り角が変化しないため、荷切り作業を容易
かつ短時間で行える。
【0027】また荷切り作業後、改めて積込み作業を行
うべくブームを下降させると、予め荷切り角に停止して
いたバケットがブームの下降に伴い強制チルトされて
上での水平姿勢へと制御されるため、バケットのチルト
操作を必要とせずに荷切り作業から積込み作業へと連続
して行える。
【0028】これによって積込み作業等を能率よく行え
ると共に、荷切り時のバケット角がオペレータの作業し
易い角度に設定できるため、作業性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバケット角制御装置の説明図である。
【図2】実施例なるバケット角制御装置を設けた産業車
両の側面図である。
【図3】実施例なるバケット角制御装置の構成図であ
る。
【図4】実施例なるパケット角制御装置の作用説明図で
ある。
【図5】実施例なるバケット角制御装置に使用のストロ
ーク検出器の説明図である。
【図6】実施例なるバケット角制御装置の作用説明図で
ある。
【符号の説明】
4:ブームシリンダ、5:ブーム、6:バケット、7:
バケットシリンダ、10:ブーム角検出器、11:バケ
ット角検出器、15:電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−151728(JP,A) 特開 平1−43629(JP,A) 特開 平1−182419(JP,A) 特開 平2−190530(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/43 E02F 3/348

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームシリンダ(4)の作動によって上下
    動自在とされたブーム(5)の先端に、バケットシリンダ
    (7)の作動によって前後傾自在とされたバケット(6)を備
    える産業車両において、ブーム (5) が地面に対してなすブーム角 ( θ 2) を検出する
    ブーム角検出器 (10) と、バケット (6) がブーム (5) に対し
    てなすバケット角 ( θ 1) を検出するバケット角検出器 (1
    1) と、バケットシリンダ (7) のストローク長さを検出す
    るストローク検出器 (35) とを備え、 ブーム角 ( θ 2) が所定の下方の角度範囲 ( θ 21) 内にあ
    り、かつブーム (5) が下降しているときは、バケットシ
    リンダ (7) のストローク長さがバケット (6) の接地時に底
    面が略水平状態となるストローク長さに達するまでバケ
    ットシリンダ (7) を作動させてバケット (6) を後傾させる
    ようにしたことを特徴とする産業車両のバケット角制御
    装置。
  2. 【請求項2】 ブームシリンダ(4)の作動によって上下
    動自在とされたブーム(5)の先端に、バケットシリンダ
    (7)の作動によって前後傾自在とされたバケット(6)を備
    える産業車両において、ブーム (5) が地面に対してなすブーム角 ( θ 2) を検出する
    ブーム角検出器 (10) と、バケット (6) がブーム (5) に対し
    てなすバケット角 ( θ 1) を検出するバケット角検出器 (1
    1) と、バケットシリンダ (7) のストローク長さを検出す
    るストローク検出器 (35) とを備え、 ブーム角 ( θ 2) 及びバケット角 ( θ 1) に基づいてバケット
    (6) が地面に対してなすバケット絶対角 ( θ 0) を演算し、 ブーム角 ( θ 2) が所定の上方の角度範囲 ( θ 22) 内にあ
    り、かつ、バケット絶対角 ( θ 0) が所定の第1目標角 ( θ
    01) となったとき、バケット絶対角 ( θ 0) が第1目標角
    ( θ 01) を維持するようにバケットシリンダ (7) を作動さ
    せ、 ブーム角 ( θ 2) が所定の下方の角度範囲 ( θ 21) 内にあ
    り、かつブーム (5) が下降しているときは、バケットシ
    リンダ (7) のストローク長さがバケット (6) の接地時に底
    面が略水平状態となるストローク長さに達するまでバケ
    ットシリンダ (7) を作動させてバケット (6) を後傾させる
    ようにしたことを特徴とする産業車両のバケット角制御
    装置。
JP19774193A 1993-07-16 1993-07-16 産業車両のバケット角制御装置 Expired - Fee Related JP3537099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19774193A JP3537099B2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 産業車両のバケット角制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19774193A JP3537099B2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 産業車両のバケット角制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0734483A JPH0734483A (ja) 1995-02-03
JP3537099B2 true JP3537099B2 (ja) 2004-06-14

Family

ID=16379575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19774193A Expired - Fee Related JP3537099B2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 産業車両のバケット角制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3537099B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6223253B2 (ja) * 2014-03-27 2017-11-01 株式会社クボタ フロントローダ
KR102506386B1 (ko) * 2015-11-18 2023-03-06 현대두산인프라코어 주식회사 건설기계의 제어 방법
JP6886258B2 (ja) 2016-08-31 2021-06-16 株式会社小松製作所 ホイールローダおよびホイールローダの制御方法
EP3412838B1 (en) 2016-08-31 2020-11-04 Komatsu Ltd. Wheel loader and wheel loader control method
US10047495B2 (en) 2016-10-28 2018-08-14 Komatsu Ltd. Loader control system and loader control method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0734483A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0604402B1 (en) Apparatus for maintaining attitude of bucket carried by loading/unloading vehicle
US6047228A (en) Method and apparatus for limiting the control of an implement of a work machine
US6185493B1 (en) Method and apparatus for controlling an implement of a work machine
JP4993805B2 (ja) トルクの離散値に基づいて土工機械の作業器具を自動制御するシステムと方法。
US6317669B1 (en) Automatically operated shovel
CA2559347C (en) Automated attachment vibration system
US20060179690A1 (en) Working unit control apparatus of excavating and loading machine
US10246855B2 (en) Material handling machine with bucket shake control system and method
US11879234B2 (en) Work vehicle
JP4223893B2 (ja) 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置
JP2001064990A (ja) 積込作業車両
CN107567517B (zh) 用于定位动力机械上的提升臂的***以及方法
US5875701A (en) Method and apparatus for controlling an implement of a work machine using linkage angles
JP3537099B2 (ja) 産業車両のバケット角制御装置
KR102649042B1 (ko) 작업 차량
JP6928161B2 (ja) 作業車両及び作業車両の制御方法
JP4140940B2 (ja) 掘削積込機械の作業機制御装置
JP4076200B2 (ja) 掘削積込機械の作業機制御装置
JPH0771057A (ja) バックホウ
JP3922701B2 (ja) 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置
CN110462140B (zh) 作业车辆以及作业车辆的控制方法
WO2023079869A1 (ja) 積込物排出システム
JP4111415B2 (ja) 掘削積込機械の作業機制御装置
JP2682926B2 (ja) バックホーの油圧制御装置
CN111989437A (zh) 用于定位动力机械上的提升臂的***以及方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees