JP3536726B2 - 移動局内データ遠隔取得システムおよび移動局内データ遠隔取得方法 - Google Patents

移動局内データ遠隔取得システムおよび移動局内データ遠隔取得方法

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JP3536726B2 JP14830299A JP14830299A JP3536726B2 JP 3536726 B2 JP3536726 B2 JP 3536726B2 JP 14830299 A JP14830299 A JP 14830299A JP 14830299 A JP14830299 A JP 14830299A JP 3536726 B2 JP3536726 B2 JP 3536726B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動局内のデータ
を遠隔から取得する技術に係り、特に移動局に対して遠
隔地にある固定電話またはFAXから当該移動局に保存
されているデータを入手できる移動局内データ遠隔取得
システムおよび移動局内データ遠隔取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線通信機は、半導体集積技
術の進歩とともにその携帯性が極めて容易となり、需要
が急速に延びている。この移動無線通信機は、MCAシ
ステム、アナログ/デジタル自動車電話、アナログ/デ
ジタルパーソナルハンディホン、PHS等多種類に及ん
でいるが、使用者は受信待ち受け時にはそれぞれ電源を
オンして受信状態とし、さらに消費電力を削減して電池
の消耗を減らすため通話する予定がないときには電源を
オフして使用したいときの電池時間を持続させるように
電力消費に関して注意を払っている。移動無線通信機
は、このように送受信時が最大電力消費状態で、受信待
ち受け時が次の電力消費状態で、電源のオフ時が最小電
力消費状態である。従って、電池を充電するまでは、自
分の移動無線通信機である携帯電話機を携帯しないとき
は、電源をオフ状態にしておきたいものである。かかる
無線機の電源オン/オフスイッチをオフとすることを忘
れ、バッテリーが放電してしまい、携帯型の無線機が使
用不能となり、自動車携帯型の無線機の場合は、自動車
の運転が使用不能となる場合さえ起こりかねない。この
ような不具合を解消するために、従来技術として、特開
平7ー86999号公報に提示されているものがある。
また、特開平8−102107号公報においては、電話
機からポケベル電波で発信された受信部呼び出し番号お
よび電子機器制御用のメッセージ・コードを電子機器側
に設けた無線受信手段で受信し、受信したメッセージ・
コードを解読して電子機器に該当した電子機器制御用コ
ードを電子機器制御用コード出力手段から出力して、電
子機器を遠隔制御できるように構成した電子機器遠隔制
御装置に関するものが開示されている。
【0003】しかしながら、上述の技術では、携帯電話
機の電源は入ったまま、ユーザーが携帯電話機をしばら
く使用することができないような場所に忘れたとき、ユ
ーザーは無線を使用して自分の携帯電話機の電源を切る
ことができるかもしれないが、本当に携帯電話機の電源
を切断できたかどうかは、遠隔操作によっては確認する
ことができない。また、特開平8−102107号公報
においては、外部のプッシュホン電話機から遠隔制御に
よって特定のメッセージ・コードを送信しても、そのポ
ケットベル自体の電源を切断することは記載されていな
いし、また遠隔制御の電子機器が正確に電源切断された
のか否かを確認することはできなかった。
【0004】このような問題点を解決することを目的と
する従来技術としては、例えば、特開平10−1364
64号公報に記載のものがある。すなわち、特開平10
−136464号公報に記載の従来技術は、メッセージ
を送信することによりバッテリー節約や切断処理等の制
御実行を遠隔地から確認して信頼性を高めることを目的
とするものであって、着信時にユーザが操作しなくても
自動的に通話状態になる機能を装備した携帯電話機にお
いて、無線回線から特定電波を受信するアンテナと、着
信により自動的にオフフックする自動送受信手段と、受
信したメッセージを判定する受信メッセージ判定手段
と、受信メッセージ判定手段の判定結果に基づいて制御
を行う制御手段と、制御手段による制御の種類に応じた
送信メッセージを選択する送信メッセージ判定手段と、
送信メッセージを自動送受信手段を通して送信する送信
手段とを備え、受信メッセージは電源切断の指示を示す
ものであり、送信メッセージは所定時間後電源を切断す
る旨のメッセージであり、自動的に通話状態になったと
きにメッセージの受信時間を管理しているメッセージ受
信時間管理手段を備え、送信メッセージはメッセージ受
信時間を経過した旨のメッセージである携帯電話機であ
る。このような携帯電話機によれば、しばらく使えない
のに携帯電話機の電源が入ったままであるような、ユー
ザーがしばらく携帯電話機を使用できない場所に忘れて
きたときに、その場所から携帯電話機の電源を切断し
て、その切断を確認できることにより、バッテリー浪費
を防ぐとともに、心証的にも安心でき、また、操作は行
ったものの、実際に電源が切断されているかがわからな
いという状態を回避するように操作が完了したことを示
す情報をユーザーに送信することにより、不安な状態を
回避でき、信頼性を高めることができるといった効果が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の移動通信では、遠隔の固定電話またはFAXから移
動局内に保存されているデータを取り出すことは難し
く、移動局を置き忘れた場合に移動局内に保存されてい
る電話番号やスケジュール等のデータを確認することが
難しいという問題点があった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、移動局に対して遠
隔地にある固定電話またはFAXから当該移動局に保存
されているデータを入手できる移動局内データ遠隔取得
システムおよび移動局内データ遠隔取得方法を提供する
点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、移動局と、前記移動局に対して遠隔地にあり、
前記移動局に保存されているデータの入手を要求する固
定電話またはFAXと、前記移動局への接続機能とデー
タ通信機能とを有するとともに、前記移動局に保存され
ているデータを読み出す手段と、前記固定電話またはF
AXからのアクセスに応じ、前記移動局へアクセスして
当該移動局内部のデータを取り出し、取り出した前記デ
ータを前記固定電話またはFAXに送信する手段とを有
する遠隔接続制御局とを備えることを特徴とする移動局
内データ遠隔取得システムに存する。また、請求項2に
記載の発明の要旨は、前記遠隔接続制御局は、前記固定
電話またはFAXから移動通信交換局を経由してアクセ
スされた際に当該アクセスに応じて認証処理を実行する
とともに、当該認証の結果が正当であった場合にのみ
記移動局内のデータを取得することを当該固定電話また
はFAXに許可する手段を有することを特徴とする請求
項1に記載の移動局内データ遠隔取得システムに存す
る。また、請求項3に記載の発明の要旨は、前記移動局
は、前記遠隔接続制御局の要求に応じて前記移動局内の
データを前記遠隔接続制御局へ送信する手段を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の移動局内デー
タ遠隔取得システムに存する。また、請求項4に記載の
発明の要旨は、前記遠隔接続制御局は、前記固定電話ま
たはFAXからの接続処理およびデータ通信処理を、発
信者の認証処理が正当である場合のみ実行することを特
徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動局
内データ遠隔取得システムに存する。また、請求項5に
記載の発明の要旨は、前記遠隔接続制御局は前記移動局
の電源断を要求する手段を有することを特徴とする請求
項1乃至4のいずれか一項に記載の移動局内データ遠隔
取得システムに存する。また、請求項6に記載の発明の
要旨は、前記移動局は前記遠隔接続制御局の電源断の要
求に応じて自身の電源を落とす手段を有することを特徴
とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の移動局内
データ遠隔取得システムに存する。また、請求項7に記
載の発明の要旨は、前記遠隔接続制御局は、前記固定電
話またはFAXからネットワークを経由して送信される
PB信号の受信、前記移動局から送信されるデータの受
信および/またはガイダンスの送信を実行する送受信部
と、ネットワークを経由して送受信される信号の制御、
前記送受信部より受け取るPB信号やデータの制御およ
び/またはガイダンスや加入者認証の制御を行う制御部
と、ガイダンスや契約者の番号および/または暗証番号
を保存する蓄積部と、前記移動局から送信されたデータ
を音声に変換する音声変換部と、前記移動局から送信さ
れたデータをFAX信号に変換するFAX変換部とを
することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に
記載の移動局内データ遠隔取得システムに存する。ま
た、請求項8に記載の発明の要旨は、前記制御部は、P
B信号により受信した契約者の番号および暗証番号を基
に正規の加入者か否かを認証する手段を有することを特
徴とする請求項7に記載の移動局内データ遠隔取得シス
テムに存する。また、請求項9に記載の発明の要旨は、
前記制御部は、該当する前記移動局と接続して当該移動
局に保存されているデータを入手する手段を有すること
を特徴とする請求項7または8に記載の移動局内データ
遠隔取得システムに存する。また、請求項10に記載の
発明の要旨は、前記制御部は、入手したデータを発信元
の前記固定電話またはFAXへ音声やFAXとして送信
する手段を有することを特徴とする請求項7乃至9のい
ずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得システムに
存する。また、請求項11に記載の発明の要旨は、前記
音声変換部は、前記移動局から入手したデータを音声に
変換し前記制御部へ引き渡す手段を有することを特徴と
する請求項7乃至10のいずれか一項に記載の移動局内
データ遠隔取得システムに存する。また、請求項12に
記載の発明の要旨は、前記FAX変換部は、前記移動局
から入手したデータをFAX信号に変換し前記制御部へ
引き渡す手段を有することを特徴とする請求項7乃至1
1のいずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得シス
テムに存する。また、請求項13に記載の発明の要旨
は、前記移動局は、基地局と電波の送受信をするアンテ
ナ部と、制御信号や音声やデータの受信信号を増幅し復
調する受信部と、制御信号や音声やデータの送信信号を
変調し増幅する送信部と、電話帳、着信/発信履歴、音
声メッセージ、ショートメッセージ、スケジュールのう
ち少なくともいずれか1つのデータを保存している蓄積
部と、前記遠隔接続制御局の要求に応じて前記蓄積部に
保存されているデータの送信制御や前記移動局の電源断
の制御を行う中央制御部と、加入者に音声を発声する受
話部と、加入者からの音声を取り込む送話部とを有する
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記
載の移動局内データ遠隔取得システムに存する。また、
請求項14に記載の発明の要旨は、前記中央制御部は、
前記遠隔接続制御局からの要求に応じて、前記蓄積部に
保存されているデータを前記遠隔接続制御局へ送信する
手段を有することを特徴とする請求項13に記載の移動
局内データ遠隔取得システムに存する。また、請求項1
5に記載の発明の要旨は、前記中央制御部は、前記移動
局自身の電源を落とす機能を有することを特徴とする請
求項13または14に記載の移動局内データ遠隔取得シ
ステムに存する。また、請求項16に記載の発明の要旨
は、移動局に対して遠隔地にある固定電話またはFAX
から当該移動局に保存されているデータを遠隔接続制御
局を経由して入手できる移動局内データ遠隔取得方法で
あって、前記遠隔接続制御局は、前記移動局への接続と
データ通信とを行うとともに、前記移動局に保存されて
いるデータを読み出す工程と、前記固定電話またはFA
Xからのアクセスに応じ、前記移動局へアクセスして当
該移動局内部のデータを取り出し、取り出した前記デー
タを前記固定電話またはFAXに送信する工程とを有す
ることを特徴とする移動局内データ遠隔取得方法に存す
る。また、請求項17に記載の発明の要旨は、前記固定
電話またはFAXから移動通信交換局を経由してアクセ
スされた際に当該アクセスに応じて認証処理を実行する
とともに、当該認証の結果が正当であった場合にのみ
記移動局内のデータを取得することを当該固定電話また
はFAXに許可する工程を有することを特徴とする請求
項16に記載の移動局内データ遠隔取得方法に存する。
また、請求項18に記載の発明の要旨は、前記移動局
は、前記遠隔接続制御局の要求に応じて前記移動局内の
データを前記遠隔接続制御局へ送信する工程を有するこ
とを特徴とする請求項16または17に記載の移動局内
データ遠隔取得方法に存する。また、請求項19に記載
の発明の要旨は、前記遠隔接続制御局は、前記固定電話
またはFAXからの接続処理およびデータ通信処理を、
発信者の認証処理が正当である場合のみ実行する工程を
有することを特徴とする請求項16乃至18のいずれか
一項に記載の移動局内データ遠隔取得方法に存する。ま
た、請求項20に記載の発明の要旨は、前記遠隔接続制
御局は前記移動局の電源断を要求する工程を有すること
を特徴とする請求項16乃至19のいずれか一項に記載
の移動局内データ遠隔取得方法に存する。また、請求項
21に記載の発明の要旨は、前記移動局は前記遠隔接続
制御局の電源断の要求に応じて自身の電源を落とす工程
を有することを特徴とする請求項16乃至20のいずれ
か一項に記載の移動局内データ遠隔取得方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施の形態は以下に
掲げる特徴を備えている。まず第1の特徴は、ネットワ
ーク内のノードに、携帯電話やPHS(Persona
l Handyphone System:簡易携帯電
話機)の移動局(MS:MobileStation)
に保存されているデータを読み出す機能を設け、遠隔地
にいる当該移動局(MS)の契約者が、固定電話または
FAXから当該ノードへアクセスすることにより、当該
移動局(MS)内部のデータを取り出すことができるこ
とにある。また第2の特徴は、遠隔地にいる当該移動局
(MS)の契約者が、固定電話またはFAXから当該移
動局(MS)の電源断を実行できることにある。また第
3の特徴は、図1に後述するネットワーク構成におい
て、発信者は固定電話またはFAXから移動通信交換局
(MSC:Mobile−serviceSwitch
ing Center)を経由して遠隔接続制御局へア
クセスし、遠隔接続制御局は認証処理を行い、移動局
(MS)へ接続して移動局(MS)内のデータを取得で
きることにある。また第4の特徴は、移動局(MS)
が、遠隔接続制御局の要求に応じて移動局(MS)内の
データを遠隔接続制御局へ送信できることにある。また
第5の特徴は、移動局(MS)への接続機能とデータ通
信機能を有した遠隔接続制御局を経由することで、固定
電話またはFAXから遠隔接続制御局を経由しないで直
接、移動局(MS)へ接続した場合に移動局(MS)の
着信呼が呼び出しのままか留守番電話等に転送処理が実
施されてしまい接続できないといったケースを回避でき
ることにある。そして第6の特徴は、遠隔接続制御局が
移動局(MS)の電源断を要求する機能を有し、移動局
(MS)が遠隔接続制御局の要求に応じて移動局(M
S)自身の電源を落とす機能を有していることにある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0009】(第1の実施の形態)初めに、図面に基づ
き第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態にかかる移動局内データ遠隔取得システム5
0を説明するためのネットワーク構成を示し、図2は図
1の移動局内データ遠隔取得システム50の一部である
遠隔接続制御局5の構成を示している。図1を参照する
と、本実施の形態の移動局内データ遠隔取得システム5
0は、固定電話またはFAX1からISDN網(Int
egrated Service Digital N
etwork:総合ディジタル通信網)やPSTN網
(Public Switched Telephon
e Network:公衆電話網)に接続された固定電
話またはFAX1、固定電話またはFAX1からISD
N網やPSTN網、共通線信号網に接続された複数の移
動通信交換局2(MSC:Mobile−servic
eSwitching Center)、移動通信交換
局2(MSC)に接続された基地局3(BS:Base
Station)、携帯端末等の移動局4(MS:M
obile Station)共通線信号網および移動
通信交換局(MSC)に接続された遠隔接続制御局5を
中心にして構成されている。
【0010】一方、図1に示す本実施の形態の遠隔接続
制御局5は、図2に示すように、固定電話またはFAX
1からISDN網(Integrated Servi
ceDigital Network:総合ディジタル
通信網)やPSTN網(Public Switche
d Telephone Network:公衆電話
網)を経由して送信されるPB(トーンダイアル)信号
の受信や移動局4(MS)から送信されるデータの受信
やガイダンスを送信する送受信部10と、共通線信号網
を経由して送受信される信号の制御や送受信部10より
受け取るPB信号やデータの制御、ガイダンスや加入者
認証の制御を行う制御部11と、ガイダンスや契約者の
番号や暗証番号を保存する蓄積部12と、移動局4(M
S)から送信されたデータを音声に変換する音声変換部
13と、移動局4(MS)から送信されたデータをFA
X信号に変換するFAX変換部14を中心にして構成さ
れている。
【0011】図2に示す制御部11はPB信号により受
信した契約者の番号と暗証番号から正規の加入者か否か
を認証する機能、該当する移動局4(MS)と接続して
当該移動局4(MS)に保存されているデータを入手す
る機能、当該入手したデータを発信元の固定電話または
FAX1へ音声やFAXとして送信する機能を有してい
る。音声変換部13は移動局4(MS)から入手したデ
ータを音声に変換し制御部11へ引き渡す機能を有して
いる。FAX変換部14は移動局4(MS)から入手し
たデータをFAX信号に変換し制御部11へ引き渡す機
能を有している。
【0012】図3は図1のネットワーク構成の一部であ
る移動局4(MS)の構成を示している。図1、図3を
参照すると、図1に示す本実施の形態の移動局4(M
S)は、図3に示すように、基地局3(BS:Base
Station)と電波の送受信をするアンテナ部2
0と、制御信号や音声やデータの受信信号を増幅し復調
する受信部21と、制御信号や音声やデータの送信信号
を変調し増幅する送信部22と、遠隔接続制御局5の要
求に応じて蓄積部12に保存されているデータの送信制
御や移動局4(MS)の電源断の制御を行う中央制御部
23と、電話帳や着信/発信履歴や音声メッセージやシ
ョートメッセージやスケジュール等のデータを保存して
いる蓄積部24と、加入者に音声を発声する受話部25
(レシーバ)と、加入者からの音声を取り込む送話部2
6(マイク)を中心にして構成されている。本実施の形
態の中央制御部23は遠隔接続制御局5からの要求に応
じて、蓄積部24に保存されているデータを遠隔接続制
御局5へ送信する機能、移動局4(MS)自身の電源を
落とす機能を有している。
【0013】次に、図4乃至図8を参照して遠隔接続制
御局5の動作(移動局内データ遠隔取得方法)について
説明する。図4は本発明の第1の実施の形態にかかる移
動局内データ遠隔取得方法を説明するためのフローチャ
ートである。図4を参照すると、まず、発信者は固定電
話またはFAX1から特番(例:090−123−45
678)をダイヤルし遠隔接続制御局5へ接続し(ステ
ップ40)、遠隔接続制御局5から送出されるガイダン
スに従って契約している電話番号と暗証番号をPB信号
で入力することで、遠隔接続制御局5にて認証処理が行
われる(ステップ41)。認証処理がOK(ステップ4
1のOK)になるとメニュー案内のガイダンスが流れる
ので、発信者はメニューを番号で入力する(ステップ4
2)。認証処理が失敗すると(ステップ41のNG)そ
のまま処理を終了する。
【0014】メニュー番号が“1”以外の場合(ステッ
プ43の“1”以外)、メニュー番号(ステップ44の
“2”または“2”以外)によって、移動局4(MS)
の電源を落とす場合(ステップ44の“2”)と、終了
する場合(ステップ45の“3”)とに分かれる。移動
局4(MS)の電源を落とす場合(ステップ44の
“2”)、遠隔接続制御局5は移動局4(MS)へ発信
し(ステップ46)、応答があるとき(ステップ46の
「応答あり」)は移動局4(MS)の電源断を要求し
(ステップ47)、処理を終了する。応答がないとき
(ステップ46の「応答なし」)は処理を終了する。ス
テップ45でメニュー番号が“3”以外であるときはス
テップ42へジャンプする。
【0015】移動局4(MS)からデータを取り出す場
合(ステップ43の“1”)、発信者は取り出す方法
(音声またはFAX)を選択しメニュー番号を入力する
(ステップ48)。発信者は、次に取り出したいデータ
を選択しメニュー番号を入力後(ステップ49)、遠隔
接続制御局5は移動局4(MS)へ発信し(ステップ5
0)、応答がある場合(ステップ50の「応答あ
り」)、移動局4(MS)から発信者が選択したデータ
を入手する(ステップ51)。その後、入手したデータ
を遠隔接続制御局5にて音声またはFAXへ変換し(ス
テップ52)、変換済みの固定電話またはFAX1へ送
信し(ステップ53)、他の情報を入手するかどうかを
チェックし(ステップ54)、他の情報を入手する場合
(ステップ54のYES)はステップ42へジャンプ
し、他の情報を入手しない場合(ステップ54のNO)
は処理を終了する。遠隔接続制御局5が移動局4(M
S)へ発信し(ステップ50)応答がない場合(ステッ
プ50の「応答なし」)、そのまま処理を終了する。
【0016】図5にメニューのフローチャートを示す。
図5を参照すると、メニュー案内ガイダンスの例として
「移動局4(MS)よりデータを取り出す場合は“1”
を、移動局4(MS)の電源を落とす場合は“2”を、
終了する場合は“3”を入力して下さい。」のようなガ
イダンスを流し(ステップ60)、入力番号が“3”の
場合(ステップ61の“3”)は終了し、入力番号が、
“2”の場合(ステップ61の“2”)は移動局4(M
S)の電源を落として(ステップ65)終了し、入力番
号が“1”の場合(ステップ61の“1”)は「データ
を音声で取り出す場合は“1”を、データをFAXで取
り出す場合は“2”を入力して下さい。」というような
ガイダンスを流し(ステップ62)、番号の入力後、
「取り出したいデータの番号を入力して下さい。全ての
データは“0”、電話帳は“1”,…を入力して下さ
い。」のようなガイダンスを流し(ステップ63)、そ
れぞれステップ62および63で入力された条件を基に
移動局4(MS)からデータを取り出して固定電話また
はFAX1へデータを送信する(ステップ64)。図6
に移動局4(MS)より情報を取り出す場合のシーケン
ス例(その1)を示す。図6を参照すると、まず、発信
者は固定電話またはFAX1を利用して特番をダイヤル
することで、遠隔接続制御局5へ接続しガイダンスに従
って電話番号と暗証番号を送信する。遠隔接続制御局5
は発信者から送信されてきた電話番号と暗証番号から認
証処理を行い、発信者へメニューを案内するガイダンス
を送信する。発信者は当該ガイダンスに従ってメニュー
番号を送信する。その後、遠隔接続制御局5が移動局4
(MS)に対して移動局4(MS)内に保存されている
情報の転送要求を実行すると、これに応じて、移動局4
(MS)が遠隔接続制御局5へ移動局4(MS)内の情
報(電話帳、ショートメッセージ、スケジュール等)を
転送する。遠隔接続制御局5は移動局4(MS)内の情
報を、発信者の要求に合わせて音声またはFAXへ変換
処理後、発信者へ当該移動局4(MS)内の情報を送信
する。また、発信者が移動局4(MS)内の別の情報を
欲しいときは、さらにメニュー案内のガイダンスに従っ
て要求する。発信者が終了したい場合、終了のメニュー
番号を入力することで遠隔接続制御局5との接続を解除
する。
【0017】図7に移動局4(MS)より情報を取り出
す場合のシーケンス例(その2)を示す。図7を参照す
ると、認証処理までは図6のシーケンスと同様だが、図
7において遠隔接続制御局5は、発信者を電話番号と暗
証番号で認証後直ちに移動局4(MS)に対して移動局
4(MS)内の全ての情報を転送するよう要求を出し、
移動局4(MS)内の全ての情報を入手し、当該情報を
音声またはFAXへ変換する。その後、発信者はメニュ
ー案内のガイダンスに従ってメニュー番号を入力し、メ
ニュー番号に対応する移動局4(MS)内の情報を音声
またはFAXで入手する。さらに別の情報が欲しい場
合、ガイダンスに従って要求する。このとき、図6のシ
ーケンスと異なり発信者の要求のたびに遠隔接続制御局
5と移動局4(MS)の間で接続する必要がない。
【0018】図8に移動局4(MS)の電源断をする場
合のシーケンスを示す。図8を参照すると、認証処理ま
では図6や図7のシーケンスと同様で、その後に発信者
へメニュー案内のガイダンスを送信する。その際、遠隔
接続制御局5は発信者から移動局4(MS)の電源断を
要求するPB信号を受けると移動局4(MS)へ電源断
要求を送信し、これに応じて移動局4(MS)は遠隔接
続制御局5へ応答信号を送出後に電源断を行う。
【0019】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、
得意先の電話番号やスケジュール等が移動局4(MS)
の中だけに保存されている状態で移動局4(MS)を自
宅等に置き忘れた場合であっても、遠隔地にある固定電
話またはFAX1から移動局4(MS)に保存されてい
る電話番号やスケジュール等を入手できることである。
その理由は、遠隔地にある固定電話またはFAX1から
遠隔接続制御局5を経由して移動局4(MS)のデータ
を入手する手段を有しているためである。また第2の効
果は、電源が入った状態の移動局4(MS)を自宅等に
置き忘れた場合であっても、遠隔地にある電話機から当
該移動局4(MS)の電源を落とすことで無駄な電池を
消費しなくて済むことである。その理由は、遠隔地にあ
る電話機から遠隔接続制御局5を経由して移動局4(M
S)の電源を落とす手段を有しているためである。そし
て第3の効果は、現在GSMに用いられているSIMカ
ード対応の移動局4(MS)のように一度電源を切ると
再度入れる際に認証番号を入力する移動局4(MS)に
対して遠隔から当該移動局4(MS)の電源断を実施す
ることで当該移動局4(MS)の不正使用を防ぐことが
できることである。
【0020】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図9を参照して説明する。図9は図1の
移動局内データ遠隔取得システム50の一部である遠隔
接続制御局5の第2の実施の形態を示す構成図である。
図9を参照すると、本実施の形態の移動局4は、第1の
実施の形態の移動局4(MS)の構成に加えて、移動局
4(MS)内のデータを音声に変換する音声変換部71
と移動局4(MS)内のデータをFAXに変換するFA
X変換部72を備えている点に特徴を有している。遠隔
接続制御局5は発信者から送信される電話番号と暗証番
号で認証処理後、移動局4(MS)へ呼を転送する。
【0021】本実施の形態では、移動局4(MS)は直
接、移動局4(MS)内のデータを音声やFAXへ変換
して発信者へ送ることで、遠隔接続制御局5を経由する
ことなく、発信者と移動局4(MS)の間で直接データ
のやり取りができるようになるといった効果を奏する。
さらに加えて、発信者は固定電話またはFAX1だけで
なく、携帯電話やPHS等の他の移動局4(MS)にお
いても特番をダイヤルすることで、固定電話またはFA
X1から発信することと同様に移動局4(MS)内のデ
ータを取り出すことができるようになるといった効果も
ある。
【0022】最後に、本実施の形態と前述の従来技術と
を対比してその技術的差違および効果について説明す
る。まず第1に、本発明では、加入者は遠隔接続制御局
5からのガイダンス案内に応じて移動局4(MS)のデ
ータを入手する場合と移動局4(MS)の電源断をする
場合とを選択できる。一方、特開平10−136464
号公報に記載の従来技術においてはデータ入手に関する
記載はない。
【0023】また第2に、特開平10−136464号
公報に記載の従来技術において遠隔から移動局(MS)
の電源断をする場合、着信呼にユーザが操作しなくても
自動的に通話状態になる機能を装備した携帯電話(移動
局(MS))でなければならない。これに対して本発明
はそのような機能は必要がない。本発明は移動通信網に
設置した遠隔接続制御局5から移動局4(MS)へ制御
信号を利用して、「移動局4(MS)の電源断要求」を
送信する。
【0024】そして第3に、特開平10−136464
号公報に記載の従来技術は移動局(MS)の電源断をす
る際、認証についての記載がなく、他人の移動局(M
S)の電源を切ることができてしまうと思考される。こ
れに対して本発明は遠隔接続制御局5にて契約番号と暗
証番号により認証を実現している。以上説明したように
本発明は特開平10−136464号公報に記載の従来
技術とは構成および効果を異にすると思考される。
【0025】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、得
意先の電話番号やスケジュール等が移動局の中だけに保
存されている状態で移動局を自宅等に置き忘れた場合で
あっても、遠隔地にある固定電話またはFAXから移動
局に保存されている電話番号やスケジュール等を入手で
きることである。その理由は、遠隔地にある固定電話ま
たはFAXから遠隔接続制御局を経由して移動局のデー
タを入手する手段を有しているためである。また第2の
効果は、電源が入った状態の移動局を自宅等に置き忘れ
た場合であっても、遠隔地にある電話機から当該移動局
の電源を落とすことで無駄な電池を消費しなくて済むこ
とである。その理由は、遠隔地にある電話機から遠隔接
続制御局を経由して移動局の電源を落とす手段を有して
いるためである。そして第3の効果は、現在GSMに用
いられているSIMカード対応の移動局のように一度電
源を切ると再度入れる際に認証番号を入力する移動局に
対して遠隔から当該移動局の電源断を実施することで当
該移動局の不正使用を防ぐことができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる移動局内データ遠隔
取得システムを説明するためのネットワーク構成図であ
る。
【図2】図1の移動局内データ遠隔取得システムの一部
である遠隔接続制御局の第1の実施の形態を示す構成図
である。
【図3】図1のネットワーク構成の一部である移動局
(MS)の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる移動局内デ
ータ遠隔取得方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】メニューのフローチャートである。
【図6】移動局(MS)より情報を取り出す場合のシー
ケンス例(その1)である。
【図7】移動局(MS)より情報を取り出す場合のシー
ケンス例(その2)である。
【図8】移動局(MS)の電源断をする場合のシーケン
スである。
【図9】図1の移動局内データ遠隔取得システムの一部
である遠隔接続制御局の第2の実施の形態を示す構成図
である。
【符号の説明】
1…固定電話またはFAX 2…移動通信交換局(MSC) 3…基地局(BS) 4…移動局(MS) 5…遠隔接続制御局 10…送受信部 11…制御部 12…蓄積部 13…音声変換部 14…FAX変換部 20…アンテナ部 21…受信部 22…送信部 23…中央制御部 24…蓄積部 25…受話部 26…送話部 50…移動局内データ遠隔取得システム 71…音声変換部 72…FAX変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/26 - 1/57 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と、 前記移動局に対して遠隔地にあり、前記移動局に保存さ
    れているデータの入手を要求する固定電話またはFAX
    と、 前記移動局への接続機能とデータ通信機能とを有すると
    ともに、前記移動局に保存されているデータを読み出す
    手段と、前記固定電話またはFAXからのアクセスに応
    じ、前記移動局へアクセスして当該移動局内部のデータ
    を取り出し、取り出した前記データを前記固定電話また
    はFAXに送信する手段とを有する遠隔接続制御局とを
    備えることを特徴とする移動局内データ遠隔取得システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記遠隔接続制御局は、前記固定電話ま
    たはFAXから移動通信交換局を経由してアクセスされ
    た際に当該アクセスに応じて認証処理を実行するととも
    に、当該認証の結果が正当であった場合にのみ前記移動
    局内のデータを取得することを当該固定電話またはFA
    Xに許可する手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の移動局内データ遠隔取得システム。
  3. 【請求項3】 前記移動局は、前記遠隔接続制御局の要
    求に応じて前記移動局内のデータを前記遠隔接続制御局
    へ送信する手段を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の移動局内データ遠隔取得システム。
  4. 【請求項4】 前記遠隔接続制御局は、前記固定電話ま
    たはFAXからの接続処理およびデータ通信処理を、発
    信者の認証処理が正当である場合のみ実行することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動局
    内データ遠隔取得システム。
  5. 【請求項5】 前記遠隔接続制御局は前記移動局の電源
    断を要求する手段を有することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記移動局は前記遠隔接続制御局の電源
    断の要求に応じて自身の電源を落とす手段を有すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の移
    動局内データ遠隔取得システム。
  7. 【請求項7】 前記遠隔接続制御局は、 前記固定電話またはFAXからネットワークを経由して
    送信されるPB信号の受信、前 記移動局から送信されるデータの受信および/またはガ
    イダンスの送信を実行する送受信部と、 ネットワークを経由して送受信される信号の制御、前記
    送受信部より受け取るPB信号やデータの制御および/
    またはガイダンスや加入者認証の制御を行う制御部と、 ガイダンスや契約者の番号および/または暗証番号を保
    存する蓄積部と、 前記移動局から送信されたデータを音声に変換する音声
    変換部と、 前記移動局から送信されたデータをFAX信号に変換す
    るFAX変換部とを有することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、PB信号により受信した
    契約者の番号および暗証番号を基に正規の加入者か否か
    を認証する手段を有することを特徴とする請求項7に記
    載の移動局内データ遠隔取得システム。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、該当する前記移動局と接
    続して当該移動局に保存されているデータを入手する手
    段を有することを特徴とする請求項7または8に記載の
    移動局内データ遠隔取得システム。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、入手したデータを発信
    元の前記固定電話またはFAXへ音声やFAXとして送
    信する手段を有することを特徴とする請求項7乃至9の
    いずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記音声変換部は、前記移動局から入
    手したデータを音声に変換し前記制御部へ引き渡す手段
    を有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか
    一項に記載の移動局内データ遠隔取得システム。
  12. 【請求項12】 前記FAX変換部は、前記移動局から
    入手したデータをFAX信号に変換し前記制御部へ引き
    渡す手段を有することを特徴とする請求項7乃至11の
    いずれか一項に記載の移動局内データ遠隔取得システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記移動局は、 基地局と電波の送受信をするアンテナ部と、 制御信号や音声やデータの受信信号を増幅し復調する受
    信部と、 制御信号や音声やデータの送信信号を変調し増幅する送
    信部と、 電話帳、着信/発信履歴、音声メッセージ、ショートメ
    ッセージ、スケジュールのうち少なくともいずれか1つ
    のデータを保存している蓄積部と、 前記遠隔接続制御局の要求に応じて前記蓄積部に保存さ
    れているデータの送信制御や前記移動局の電源断の制御
    を行う中央制御部と、 加入者に音声を発声する受話部と、 加入者からの音声を取り込む送話部とを有することを特
    徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の移動
    局内データ遠隔取得システム。
  14. 【請求項14】 前記中央制御部は、前記遠隔接続制御
    局からの要求に応じて、前記蓄積部に保存されているデ
    ータを前記遠隔接続制御局へ送信する手段を有すること
    を特徴とする請求項13に記載の移動局内データ遠隔取
    得システム。
  15. 【請求項15】 前記中央制御部は、前記移動局自身の
    電源を落とす機能を有することを特徴とする請求項13
    または14に記載の移動局内データ遠隔取得システム。
  16. 【請求項16】 移動局に対して遠隔地にある固定電話
    またはFAXから当該移動局に保存されているデータを
    遠隔接続制御局を経由して入手できる移動局内データ遠
    隔取得方法であって、前記遠隔接続制御局は、 前記移動局への接続とデータ通信とを行うとともに、前
    記移動局に保存されているデータを読み出す工程と、 前記固定電話またはFAXからのアクセスに応じ、前記
    移動局へアクセスして当該移動局内部のデータを取り出
    し、取り出した前記データを前記固定電話またはFAX
    に送信する工程とを有することを特徴とする移動局内デ
    ータ遠隔取得方法。
  17. 【請求項17】 前記固定電話またはFAXから移動通
    信交換局を経由してアクセスされた際に当該アクセスに
    応じて認証処理を実行するとともに、当該認証の結果が
    正当であった場合にのみ前記移動局内のデータを取得す
    ることを当該固定電話またはFAXに許可する工程を有
    することを特徴とする請求項16に記載の移動局内デー
    タ遠隔取得方法。
  18. 【請求項18】 前記移動局は、前記遠隔接続制御局の
    要求に応じて前記移動局内のデータを前記遠隔接続制御
    局へ送信する工程を有することを特徴とする請求項16
    または17に記載の移動局内データ遠隔取得方法。
  19. 【請求項19】 前記遠隔接続制御局は、前記固定電話
    またはFAXからの接続処理およびデータ通信処理を、
    発信者の認証処理が正当である場合のみ実行する工程を
    有することを特徴とする請求項16乃至18のいずれか
    一項に記載の移動局内データ遠隔取得方法。
  20. 【請求項20】 前記遠隔接続制御局は前記移動局の電
    源断を要求する工程を有することを特徴とする請求項1
    6乃至19のいずれか一項に記載の移動局内データ遠隔
    取得方法。
  21. 【請求項21】 前記移動局は前記遠隔接続制御局の電
    源断の要求に応じて自身の電源を落とす工程を有するこ
    とを特徴とする請求項16乃至20のいずれか一項に記
    載の移動局内データ遠隔取得方法。
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