JP3535597B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、道路(街区)地図を背
景として電力、水道、ガス等の各種設備の配設状況を示
す設備地図を重畳させて管理する、いわゆるコンピュー
タ・マッピングシステムに係り、特に複数の図面間の整
合をとるのに好適な図形処理装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】昨今、電信電話、電力、ガス、水道、下
水道、地下鉄など、道路を占有する設備を管理する各事
業者が独自に構築した占有物件や地下埋設物等の設備の
配設状況等に関する地図データベースと、センターシス
テムで作成した地形、道路、街区、構築物、名称等を含
む地図データベースと統合化して、新たなコンピュータ
・マッピングシステムを構築することが行われている。 【0003】各事業者は、ガスや水道の導管等の地下埋
設物や電柱等の工事を行なう際に、他の事業者の設備を
破損することを未然に避けるために、異種の設備間の位
置関係を把握する必要がある。各事業者ごとに独自に作
成された地図または地図データベースの間では、測量、
図化、数値データ化等の仮定で生ずる誤差等により同一
地点の位置座標データがずれており、他の事業者の設備
の配設状況のデータと自己の設備の配設状況のデータと
を重畳して出力しても、自己の設備と他の事業者の設備
との位置関係を正確には把握できない。 【0004】道路と設備または異種設備間の位置関係等
を把握するために、各事業者が、独自に作成した設備地
図データベース(第1の図形データベース)に含まれる
設備データを変換して、共通の基本地図データベース
(第2の図形データベース)の地図データ上に示す方法
が要請されている。基本地図データベース(第2の図形
データベース)は、センターシステムを有する機関か
ら、データベースの形で提供される。 【0005】しかし、設備地図データベース(第1の図
形データベース)と、基本地図データベース(第2の図
形データベース)とを、データのままで整合させる手段
が有効に機能させられないため、各事業者は、各々の図
形データベースから必要なデータを抽出して、各々の伸
縮性のない透明紙に出図し、これら透明紙を重ね合わせ
て地図のデータや設備のデータの位置を部分毎に整合さ
せていた。つまり、基本地図データベース(第2の図形
データベース)の地図に記載されている道路、街区など
に整合するように、設備地図データベース(第1の図形
データベース)の地図に記載されている設備を移動させ
てトレースし、これを入力原稿紙として用いて、再度デ
ータを入力しなければならなかった。この作業には、非
常な労力と費用とが必要であったため、各事業者が、新
たなコンピュータ・マッピングシステムの構築への参加
をためらうという問題が生じた。 【0006】そのため、コンピュータで自動的に複数の
図形データベースに含まれるデータを整合させるため
に、以下に述べる様々な方法が試みられている。 【0007】(a)特開昭62−278679号公報、
特開昭64−15873号公報に記載された方法等で
は、図郭の4隅の点データを基本として、アフィン変換
等のパラメータを定めている。 【0008】(b)特開平1−240983号公報に記
載されたもの、すなわち、家屋などを対象として多角形
の頂点座標から重心と傾きを求めて変換するというよう
に、点座標を用いて変換入力する方法。 【0009】(c)オペレータが、表示画面上で設備の
補正位置指定を設備ごとに行なわずに自動化するように
した例として、「図形補正装置(特開平2−4777
5)」がある。この「図形補正装置」は、2種類の地図
の間に位置ずれがある場合に、道路線、街区線などの境
界を示す線で囲まれた領域を自動的に抽出して、両地図
間の各領域毎の対応付けを行ない、領域内の設備データ
を平行移動して他方の地図を基準(背景)とした設備デ
ータに変換・補正するものであり、線データに着目して
いる点で優れている。 【0010】(d)「図形処理装置(特開平5−614
07)」、「図形処理装置(特開平5−6292
6)」、「図形処理装置(特開平5−62927)」、
「地図データベース検定方法(特開平5−6292
8)」、「図形精度検定方法(特開平5−9879
9)」、「図形処理方法(特開平6−25112
0)」、「図形処理方法(特開平6−251121)」
が、本出願人により出願されている。これらの方法で
は、まず2つの地図のデータを重ねて比較し、(d1)
各地図に含まれる互いに対応する線分の、ずれの距離と
方向、(d2)各地図に含まれる互いに対応する点の、
ずれの距離と方向、(d3)一方の地図に含まれる線分
と他方の地図に含まれる対応する線分上の点の、ずれの
距離と方向を求める。こうして(d1)、(d2)、
(d4)の、いずれかの、ずれの距離と方向を多数の組
について求め、そのデータを用いてアフィン変換用パラ
メータを求めていた。2つの図面の対応する点の間の、
X方向およびY方向のずれ量の値を用いてアフィン変換
用パラメータを求める方法を含んだ「出図装置の精度調
整方法(特開平5−174127)」が、本出願人によ
り出願されている。 【0011】なお、一般に、2種類の地図間の位置ずれ
の原因は、地形作成測量が平板測量であるとか、航空測
量であるとかいった測量方法の差異、基準点測量誤差、
測量誤差、トレース誤差、データベース化するときの入
力誤差等によるものである。建設省公共測量作業規定に
よれば、1/500縮尺測量のトータル標準誤差を0.
5mm以内としているが、同一測量誤差によっても作業
時期が異なると、2〜3mmの誤差は生じているようで
ある。これらを総合して考えると、地図データベース間
のずれは、1mの地図の場合で10mm以内、すなわち
1/100以下であると考えてもよい。したがって、微
小移動、微小角の原理、すなわち線形的な取扱いが許容
されることとなる。これは、統計的に求めたパラメータ
によってアフィン変換を行なえることを示唆している。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術には、それぞれ以下のような問題があった。 【0013】(a)の方法では、測量が異なると、図郭
と図郭内の地図との相対位置が、ずれてくるので利用で
きないことが判明した。 【0014】(b)の方法を、図面全体に拡張して考え
てみると、地図データの点座標としてポストや基準点な
ど双方の地図に共通して記載されているものが多数あれ
ばよいが、各事業者が所有している設備地図データベー
ス(第1の図形データベース)は、道路、街区、歩道、
中央分離帯等の線データを中心とした地図になってお
り、双方の地図に共通して記載されている点は非常に少
なく、利用可能な点としては、上記の各線の交点である
交差点くらいしかない。しかし、交差点は形状が複雑な
ため、その付近の測量精度が悪く、また、交差点は経年
変化も多いことから、点座標(交点座標)を用いる変換
方式では、変換精度が悪くならざるを得ないという問題
があった。 【0015】(c)の方法では、領域の対応付けは、道
路線、街区線等の境界を示す線で囲まれた領域毎に行な
っているため、例えば道路拡張工事や交差点の隅切り工
事等により道路線、街区線が経年変化した場合にも、そ
の経年変化がないものとして、領域の抽出や対応付け、
設備データの平行移動を実行するので、かえって設備デ
ータの位置ずれが大きくなってしまうこともあるという
問題があった。 【0016】また、領域の抽出や対応付けを自動的に行
なうにあたって、例外事項を少なくしたプログラムを作
成するのが困難であり、開発期間が長期となるとともに
高価にならざるを得ないという問題があった。 【0017】(d)の方法では、各データ間の幾何学的
関係とアフィン変換との関係が複雑となり、理解が得ら
れにくいという問題があった。また、2つの地図の対応
する線分の間の、ずれの角度を求める場合には、垂線の
方向によって求められる角度の正負が変わり、これを考
慮してプログラム化する際に非常な注意力を要するとい
う問題があった。 【0018】また、地図上で必要な点を指定するには、
オペレータのデータ指定作業に非常な精密さが要求され
るという問題があった。 【0019】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、一方の地図の設備
データの位置を高精度かつ効率良くアフィン変換して他
の地図の地図データ等に整合させるために、効率良く高
精度なアフィン変換用パラメータを決定することのでき
る図形処理装置を提供することである。 【0020】 【課題を解決するための手段】 前述した目的を達成す
るために、本発明は、地形、街区などからなる地図の位
置座標データおよびガス管、水道管などの設備の位置座
標データを記憶した第1の図形データベースと、地図の
位置座標データを記憶した第2の図形データベースとを
有する図形処理システムにおいて、(a)前記第1の図
形データベースの所定の領域内の少なくとも1点と、前
記第2の図形データベースの対応する点とに、同一の座
標値を与える座標値付与手段と、(b)前記第1の図形
データベース上の前記所定の領域内に含まれる街区線の
線分データから、複数の組の、第1の線分および第2の
線分を指定する第1の線分指定手段と、(c)前記複数
の組について、前記第1の線分を含む直線と、前記第2
の線分を含む直線との、第1の交点を算出する第1の交
点算出手段と、(d)前記第1の図形データベース上の
第1の線分に対応する前記第2の図形データベース上の
第3の線分と、前記第1の図形データベース上の第2の
線分に対応する前記第2の図形データベース上の第4の
線分とを指定する第2の線分指定手段と、(e)前記第
3の線分を含む直線と、前記第4の線分を含む直線と
の、第2の交点を求める第2の交点算出手段と、(f)
前記第1の交点と前記第2の交点との間の、X方向と、
Y方向との、ずれ量を算出する、ずれ量算出手段と、
(i)複数組の前記ずれ量を用いて、最小二乗法により
アフィン変換用パラメータを決定するパラメータ決定手
段と、(k)前記第1の図形データベースの設備の位置
座標データを、前記第2の図形データベースの地図の位
置座標データに対応するよう修正すべく、前記パラメー
タ決定手段により決定されたアフィン変換のパラメータ
を用いてアフィン変換するアフィン変換手段とを具備す
ることを特徴とする図形処理装置である。 【0021】 【作用】所定の共通の対象区域についての、第1の図形
データベースから抽出した第1の街区線データと、第2
の図形データベースから抽出した第2の街区線データと
が、色等により区別されグラフィックディスプレイに重
畳されて表示された状態において、まず、座標値付与手
段により、第1の図形データベース内の対象区域内の少
なくとも1点と、第2の図形データベースの対応する点
とに、同一の座標値を与える。 【0022】次に、第1の線分指定手段により、第1の
街区線データから、第1の線分および第2の線分を指定
し、第1の交点算出手段により第1の線分と第2の線分
との第1の交点を算出する。続いて、第2の線分指定手
段により、第2の街区線データから、第1の線分に対応
する第3の線分、第2の線分に対応する第4の線分を指
定し、第2の交点算出手段により第3の線分と第4の線
分との第2の交点を算出する。次に、ずれ量算出手段に
より、第1の交点と、第2の交点との間の、X方向と、
Y方向との、ずれ量を算出する。この線分指定から、ず
れ量算出までの処理を繰り返して、複数の、ずれ量のデ
ータを得る。 【0023】次に、パラメータ決定手段により複数組の
ずれ量を用いて最小二乗法によりアフィン変換用パラメ
ータを決定する。アフィン変換手段はパラメータ決定手
段により決定されたパラメータを用いて、第1の図形デ
ータベースの設備の位置座標データをアフィン変換し
て、前記第2の図形データベースの地図の位置座標デー
タに対応するように修正する。 【0024】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。 【0025】図1は本実施例の実施環境全体を説明する
図、図2は本実施例に係るシステム構成の1例を示す図
である。 【0026】まず構成機器の概略について説明する。図
1、図2に示すように、本実施例に係る図形処理装置1
は、ホストコンピュータ3、およびホストコンピュータ
3とラインで接続された外部記憶装置5、端末機器群
7、静電プロッタ9を有する。 【0027】ホストコンピュータ3は、内部に内部記憶
装置11を有し、内部記憶装置11の中にはワーク領域
13が設けられる。外部記憶装置5には、既に構築され
たデータベースである第1の図形データベース21、第
2の図形データベース23、アプリケーションプログラ
ム25等が格納される。内部記憶装置11には第1の図
形データベース21から必要なデータを抽出した第1の
図形ワークファイル27、および第2の図形データベー
ス23から必要なデータを抽出した第2の図形ワークフ
ァイル29を格納し、第1の図形ワークファイル27の
設備データを変換し修正して保存するための第3のワー
クファイル31を用意する。後に、第3のワークファイ
ル31のデータを必要に応じて統合して、変換された設
備データからなる第3の図形データベース33が、外部
記憶装置5に構築される。 【0028】図形処理装置1内の各ハードウエアとホス
トコンピュータ3との間は、通信回線35等で接続され
ており、端末機器群7は、タブレット41、デジタイザ
43、ディスプレイ(グラフィックディスプレイ)4
5、パソコン47、ハードコピー機49、ディスプレイ
45上のカーソルマーク51の位置を移動させる指示具
53、タブレット41に接続されたライトペン、デジタ
イザ43に接続されたカーソル57、キーボード59を
有する。 【0029】また、図1に示すように、図形処理装置1
のホストコンピュータ3は、センターシステム71のセ
ンター・ホストコンピュータ73と、通信回線75で接
続される。センター・ホストコンピュータ73のセンタ
ー外部記憶装置77には、センター設備地図データベー
ス81およびセンター基本地図データベース83が構築
される。 【0030】センターシステム71のセンター・ホスト
コンピュータ73は、この図形処理装置1以外の、各事
業者によって設けられた様々なユーザーシステム91
a、91b………の各ホストコンピュータとも接続され
る。 【0031】なお、図形処理装置1のうち、タブレット
41は、図形データベースを検索する際に使用され、ホ
ストコンピュータ3に種々の作業を命令する。この際、
検索のための各種の作業(処理)内容が印刷されたメニ
ューシートをタブレット41の上に貼り付け、ライトペ
ン55でメニューシートの枠の4隅等を指定した上で、
所望のメニューをライトペン55で選択して指示する。 【0032】デジタイザ43は、例えばガス管の位置デ
ータ(座標データ)、ガス管の材質、太さ等の属性等の
図形データの入力に使用され、このデジタイザ43でも
メニューシートを利用して入力内容を指示する。ただ
し、メニューの選択等は、カーソル57により行なう。 【0033】ディスプレイ(グラフィックディスプレ
イ)45は、外部記憶装置5に記憶された各図形データ
ベース上の情報等を図形形式で表示するものであり、指
示された検索内容に基づき、様々なデータをカラー表示
等の方法により区別して選択的に表示する。必要に応じ
て部分的に拡大したり、処理の途中経過等を表示方法を
変えて表示する。指示具53は、ディスプレイ45上の
カーソルマーク51を移動させて、ディスプレイ45上
の図形を指示することで、図形として表示されたデータ
を指定する等に用いられる。 【0034】パソコン47は、街、家屋等の名称等、座
標データ以外の文字データを入力する場合等に使用され
る。 【0035】また、ハードコピー機49は、ディスプレ
イ45に表示された図形データを図面として紙面上にコ
ピーするのに利用され、静電プロッタ9は、外部記憶装
置5に記憶された図形データベース上の情報を図面とし
て紙に出図するのに利用される。 【0036】センター基本地図データベース83は、図
形処理装置1の外部記憶装置5に格納されている第2の
図形データベース23を含む上位データベースである。
つまり、センター基本地図データベース83から、所定
の範囲の区域に関する所定の内容のデータを抽出して構
成したものが、第2の図形データベース23である。セ
ンター設備地図データベース81は、図形処理装置1で
構築した第1の図形データベース21を含む、様々な事
業者が作成した独自の設備地図データ等から構成されて
いる。 【0037】なお、図1では、センターシステム71
と、図形処理装置1またはユーザーシステム91a、9
1b………とを、通信回線75で接続しているが、セン
ター設備地図データベース81またはセンター基本地図
データベース83の中から所定のデータのみを抽出し記
録された磁気テープ等により、第1の図形データベース
21または第2の図形データベース23を、オフライン
で授受することも可能である。 【0038】図3は、図形処理装置1による処理を行な
うためのデータの準備方法を説明する図である。本実施
例では、磁気テープを借りて読み込ませる等して、セン
ター基本地図データベース83の一部が、既に第2の図
形データベース23として外部記憶装置5に格納されて
いるものとして説明する。また、対応する区域について
の地図データと設備データとからなる第1の図形データ
ベース21も、すでに構築されて外部記憶装置5に格納
されているものとする。 【0039】次に2つの図形データベースから、街区線
位置座標データを取り出す。ここで取り出すデータは、
歩道、中心線等の地形データでもよいが、街区は経年変
化が少ないので、街区線を用いる。以下、街区線を例に
とって説明する。 【0040】第1の図形データベース21には、第1の
全街区線データ101と、設備データ103とが格納さ
れ、第2の図形データベース23には、第2の全街区線
データ105が格納されている。ここで、第1の全街区
線データ101に含まれる各街区線データの端点等の座
標と、第2の全街区線データ105に含まれる対応する
各街区線データの端点等の座標との間には、一般に、ず
れが存在する。 【0041】ホストコンピュータ3は、外部記憶装置5
内の第1の図形データベース21の第1の全街区線デー
タ101から、所定の区域に含まれる第1の街区線デー
タ107を検索し抽出して、内部記憶装置11内の第1
の図形ワークファイル27に格納する。また、同じ所定
の区域について、第2の図形データベース23から、第
2の街区線データ109を検索し抽出して、内部記憶装
置11内の第2の図形ワークファイル29に格納する。 【0042】ホストコンピュータ3は、取り出した内部
記憶装置11内の各街区線データを、端末機器群7が処
理できる形式の書式データに変換後、メッシュ番号を指
定した端末機器群7に伝送する。端末機器群7は、伝送
されたデータを内部コマンドに変換して、ディスプレイ
45に指定された色、または太さ、線種、点滅等の表示
方法等に従って表示する。こうして、第1の街区線デー
タ107と第2の街区線データ109とを、ディスプレ
イ45上に、色等で区別したうえで重畳して表示した状
態で、本実施例の図形処理装置1を用いて、オペレータ
による簡単な位置指定作業と、自動的なアフィン変換処
理とを連続して行なう。 【0043】図4は図形処理装置1の機能ブロック図で
ある。図4に示すように、図形処理装置1は、まず、座
標値付与手段301により、第1の図形ワークファイル
27内の少なくとも1点と、第2の図形ワークファイル
29内の対応する点とに、同一の座標値を与える。 【0044】次に、第1の線分指定手段303により、
第1の街区線データ101から、第1の線分および第2
の線分を指定し、第1の交点算出手段305により第1
の線分と第2の線分との第1の交点を算出する。続い
て、第2の線分指定手段307により、第2の街区線デ
ータ103から、第1の線分に対応する第3の線分、第
2の線分に対応する第4の線分を指定し、第2の交点算
出手段により第3の線分と第4の線分との第2の交点を
算出する。次に、ずれ量算出手段309により、第1の
交点と、第2の交点との間の、X方向と、Y方向との、
ずれ量を算出する。この線分指定から、ずれ量算出まで
の処理を繰り返して、複数の、ずれ量のデータを得る。 【0045】次に、パラメータ決定手段413により複
数組のずれ量を用いて最小二乗法によりアフィン変換用
パラメータを決定する。アフィン変換手段415はパラ
メータ決定手段により決定されたパラメータを用いて、
第1の図形ワークファイル27または第1の図形データ
ベース21に格納された設備の位置座標データをアフィ
ン変換して、前記第2の図形データベース23の地図の
位置座標データと位置関係が合うように修正する。 【0046】図5は、図形処理装置1による複数の地図
データ間の整合動作を示すフローチャートである。まず
図形処理装置1のオペレータは、デジタイザ43に貼り
付けたメニューシートの中から数字を選択して入力する
ことにより、メッシュ番号を指定する。指定されたメッ
シュ番号は、通信回線35によりホストコンピュータ3
に伝送される。 【0047】すると、ホストコンピュータ3は、第2の
図形データベース23の第2の全街区線データ105か
ら、指定に係るメッシュ番号に対応する第2の街区線デ
ータ109を取り出して、書式を変換して、さらにディ
スプレイ45の内部コマンドに変換し、第2の街区線1
21として、指定された色でディスプレイ45上に表示
する(ステップ501)。このとき、ディスプレイ3の
表示内容は、例えば図6の第2の街区線121の表示例
を示す図に点線で示したようになる。 【0048】同様に、ホストコンピュータ3は、第1の
図形データベース21の第1の全街区線データ101か
ら、対応する第1の街区線データ107を取り出す。 【0049】また、第1の図形データベース21の基準
座標が、第2の図形データベース23の基準座標と異な
る場合は、例えば「コンピュータディスプレイによる図
形処理工学(日刊工業出版、1981年6月10日発
行)」の81ページに記載されているような手法によ
り、第1の図形データベース21の位置座標を、第2の
図形データベース23の基準座標を基準とした位置座標
に合わせるよう変換する(ステップ502)。 【0050】第1の街区線データ107または第1の街
区線データ107の位置座標を変換したデータについ
て、さらに書式を変換し、ディスプレイ45の内部コマ
ンドに変換して第1の街区線123とし、第2の街区線
121と重畳してディスプレイ45上に表示する(ステ
ップ503)。図7は、第1の街区線123と第2の街
区線121とを、実線と点線とで区別して示した図であ
るが、ディスプレイ45上では、赤色と黄色などの異な
る色で表示すれば、区別が一層容易になる。 【0051】図7に示すように、第2の街区線121と
第1の街区線123との間に、ずれがあるが、ステップ
504からステップ512では、この、ずれが最小にな
るようなアフィン変換用パラメータを求める。まず、ホ
ストコンピュータ3は、何組の、ずれ量を算定したかを
示すパラメータiを初期化して「0(ゼロ)」とする
(ステップ504)。次に、1番目の、ずれ量を求める
ために、パラメータiの値を「1」だけ増加させる(ス
テップ505)。 【0052】次に、第1の線分指定手段403により、
オペレータが第1の街区線123のうち任意の街区線の
近傍の点Gai にカーソルマーク51を移動して、指示
具53等をクリックすると、その点Gaiの座標値が入
力される(ステップ506)。ここで、オペレータは目
的とする街区線の位置を正確に指定する必要はなく、大
体の位置を指定すればよい。 【0053】次に、カーソルマーク51の位置座標は、
通信回線35を通してホストコンピュータ3に送られ、
ホストコンピュータ3は第1の図形データベース21の
街区位置座標データを検索し、送信されたカーソルマー
ク51の位置座標と最も距離の近い街区線の線分データ
を検索する。カーソルマーク51の位置座標から例えば
全ての線分との距離を計算する方法は、昭和61年9月
10日発行のBit誌別冊「計算幾何学と地理情報処
理」の40ページ等に詳述されている。また、検索した
最短距離の線分と、その線分にカーソルマークの位置座
標からおろした垂線との交点P1の位置座標は、初等幾
何学から簡単に求められる。カーソルマーク51から等
距離に複数の街区線が存在する場合には、ディスプレイ
45上で各々の街区線を区別して表示し、指示具53等
をクリックする度に街区線を1つづつ順番に点滅させる
等して、オペレータが容易に目的の街区線を抽出できる
ようにする。こうして、1つの街区線を第1の線分ga
i として抽出し、他の街区線の色と区別して例えば青色
に変えてディスプレイ45に表示する(ステップ50
7)。 【0054】続いて第1の線分指定手段403でオペレ
ータがディスプレイ45上の別の点Gbi を指定する
と、第1の交点算出手段405は第1の街区線123か
ら、別の街区線を第2の線分gbi として抽出し、第1
の線分gai を含む直線と、第2の線分gbi を含む直
線との交点を算出し、これを第1の交点Gi として表示
する(ステップ508)。ここで、第1の線分gai
第2の線分gbi とが実際に交差している場合には実際
の交点が求められ、交差していない場合には、いずれ
か、または両方の線分の延長線上に交点Gi が求められ
る。 【0055】次に、第2の線分指定手段407により、
オペレータが第2の街区線121から、第1の線分ga
i に対応する第3の線分fai と、第2の線分gbi
対応する第4の線分fbi とを指定するために、第3の
線分fai の近傍の点Faiと、第4の線分fbi の近
傍の点Fbi とを指定すると、第2の交点算出手段40
9により第3の線分fai を含む直線と、第4の線分f
i を含む直線との交点Fi とが算出され表示される
(ステップ509)。 【0056】次に、ずれ算出手段411は、2つの交点
i とFi の座標の、X方向の差分δXi 、Y方向の差
分δYi を算出する(ステップ510)。この対応する
街区線を指定して対応する交点を算出する方法は、2つ
のデータベース上で対応する点を見つけて指定する方法
に比べ、対応する街区線それ自体をカーソルマーク51
で正確に指定することなく、対応する街区線のそれぞれ
近傍を指定すれば良いので、オペレータの負担が軽くな
る。したがって、はるかに多くの対応する点の組を容易
に求めることができ、より高精度なアフィン変換用パラ
メータを求めることができる。 【0057】このステップ505からステップ510ま
でを繰り返して、2つの交点Gi 、F2i の組を、その
位置を異ならしめて指定していき、所定の基準で選択し
た線分を指定し終えた場合、または、あらかじめ定めた
所定の組数、例えばN組までの指定が完了した場合に、
オペレータによる街区線の指定作業を終了することとす
る。いずれかの理由によりオペレータによる街区線の指
定作業を終了するか否かを判定し(ステップ511)、
そのときのパラメータiの値をNとして、アフィン変換
用パラメータ算出の際に用いる。ステップ511で指定
が完了した場合には、パラメータ決定手段413は、N
組の2つの交点Gi 、Fi の座標について算出したX方
向とY方向との各差分のデータから、アフィン変換用パ
ラメータを算出する(ステップ512)。次に、アフィ
ン変換手段415は、ワーク領域13内の変換前の設備
データ111を、求めたアフィン変換用パラメータを用
いてアフィン変換する(ステップ513)。アフィン変
換して得られた変換後の設備データ13は第3の図形デ
ータベース33に格納される(ステップ514)。 【0058】なお、アフィン変換を全てのメッシュにつ
いて実行した後は、各事業者にて独自に作成した、第1
の図形データベース21は消去することができる。すな
わち、図形処理装置1の外部記憶装置5内のデータベー
スとしては、図3に示したように、変換処理前は、各事
業者が独自に作成したユーザー地図データベース19を
背景とし設備データを含む第1の図形データベース21
と、センターシステム71から提供されたセンター基本
地図データベース83の地図を背景とした第2の図形デ
ータベース23とが保存され、全てのメッシュについて
変換処理が完了した後は、図3の最下部に示すように、
第2の図形データベース23と、第2の図形データベー
ス23の地図を背景として設備の位置を示した第3の図
形データベース33のみが保存されることになる。次
に、図5のステップ512において、アフィン変換用パ
ラメータを求める方法について、図8の、第1の交点G
i と、第2の交点Fi との決定処理およびアフィン変換
を説明する図を用いて詳細に説明する。図8(a)は、
交点Gi と、交点Fi との位置関係を示し、図8(b)
は、ステップ510で求めたX方向の差分δXi および
Y方向の差分δYi 、ずれδLi を示している。つま
り、ディスプレイ45上のFi の座標は(Xi +δ
i ,Yi +δYi )となる。 【0059】また、図8(b)、(c)に示したずれδ
i の大きさは、X方向の差分δXi およびY方向の差
分δYi のデータから次式により求められる。 【0060】 【数1】 N組のX方向の差分δXi およびY方向の差分δYi
データを用いて、X方向とY方向につき別々に最小二乗
法によりアフィン変換用パラメータを算出する(ステッ
プ512)。 【0061】つまり、ステップ315では、一般に第1
の図形ワークファイル27の各座標点(X,Y)を、第
2の図形ワークファイル29の座標に適合する座標(x
* ,y* )に補正するアフィン変換の式を、 x* =−(aX+bY+c)+X y* =−(dX+eY+f)+Y とするための、第1の図形ワークファイル27全体に対
して統一して用いるアフィン変換用パラメータa、b、
c、d、e、fを決定する必要がある。 【0062】個々のデータの組については、第1の図形
ワークファイル27のi番目の点Gi の座標(Xi 、Y
i )を第2の図形ワークファイル29の座標に適合する
座標(x* i ,y* i )に補正するためのアフィン変換
を、 x* i =−(aXi +bYi +c)+Xi* i =−(dXi +eYi +f)+Yi とすると、第2の図形ワークファイル29から求めた、
第1の図形ワークファイル27の点Gi に対応する点F
i の座標(xi ,yi )と、アフィン変換後の点Gi
座標(x* i ,y* i )との、X方向の誤差εxi、Y方
向の誤差εyiは、各々、次式で表される。 【0063】 εxi=xi −x* i =δxi −(aXi +bYi +c) εyi=yi −y* i =δyi −(dXi +eYi +f) なお、このとき、X方向の誤差εxi、Y方向の誤差εyi
から、アフィン変換後の誤差の大きさδli は、 【0064】 【数2】 により求めることができる。図9は、アフィン変換前後
の各点の位置関係等を説明する図であり、点Gi の座標
(Xi 、Yi )、点Gi に対応する点Fi の座標
(xi ,yi )、点Gi と点Fi との距離δLi 、X方
向の差分δXi およびY方向の差分δYi 、アフィン変
換により点Gi を第2の図形ワークファイル29の座標
に適合させた後の座標(x* i ,y* i )、アフィン変
換後の誤差の大きさδli 、X方向の誤差εxi、Y方向
の誤差εyiの関係を示す。 【0065】このアフィン変換後のX方向、Y方向の誤
差εxiおよびεyiの二乗和をそれぞれ最小とするために
満足すべき条件は、 【0066】 【数3】である。したがって、誤差εxiおよびεyiの二乗和をそ
れぞれ最小とするアフィン変換用パラメータa、b、
c、d、e、fを求めるには、 【0067】 【数4】 の連立方程式を解けばよい。この連立方程式を解くに
は、たとえば「FORTRAN77による科学計算サブ
ルーチンライブラリ」(啓学出版P84〜86)をプロ
グラムに準備しておけば、ホストコンピュータ1により
計算することができる。なお、アフィン変換用パラメー
タの内、aはX方向の伸縮率、b+dは偏平率、cはX
方向の移動量、eはY方向の伸縮率、fはY方向の移動
量に関するものである。 【0068】次に、変換前の設備データ111と、変換
後の設備データ113とについて説明する。例えば、図
10に示すように、第1の図形ワークファイル27に含
まれる変換前の設備データ111である配設ラインを太
い波線で、第1の街区線123を細い実線で示した場
合、そこに第2の図形ワークファイル29に含まれる第
2の街区線121を細い破線で重ねて示すと、配設ライ
ン(変換前の設備データ111)と第2の街区線121
との相対位置関係が大きくずれてしまうことがわかる。
しかし、アフィン変換により、図11に示すように配設
ライン太い破線とした場合、細い破線で示した第2の図
形ワークファイル29に含まれる第2の街区線121と
の相対位置関係が適切に表示されることがわかる。 【0069】この座標変換を第1の図形データベース2
1に含まれる全ての設備データ103(配設ライン)を
構成する線分について行なう。 【0070】以上説明したように、測量精度が高く、経
年変化の少ない地図の線データを利用することにより、
精度の高いアフィン変換用パラメータを決定することが
できる。また、線データを利用すれば、線データを厳密
に指定せず、その近くの点を指定した場合にも内部処理
により線データを特定できるようになるので、オペレー
タの入力操作も容易になる。しかもアフィン変換用パラ
メータは最小二乗法という統計的な手法により計算され
るため、オペレータが多少不適切な街区線等を指定して
も変換精度にそれほど影響を与えず、オペレータの注意
力に左右されない安定した値を得ることができるので、
精度の高い変換ができるようになる。 【0071】次に第2の実施例について説明する。第2
の実施例は、交点を求める際に用いた街区線の種別、例
えば国道、都道、区道、市道、私道、歩道等に応じて重
みづけをして、アフィン変換用パラメータを決定する。
例えば、国道、都道、区道、市道、私道、歩道につい
て、それぞれ1つずつ街区線が指定されたとすると、そ
れらが各々6個、5個、4個、3個、2個、1個ずつ指
定されたものとしてアフィン変換用パラメータを決定す
る。このようにすれば、重要度の高い街区線に沿った設
備位置座標データほど高精度にアフィン変換されること
となる。 【0072】以上説明したように、測量精度が高く、経
年変化の少ない地図の線データを利用して、2つの図形
データベースから、互いに対応する多数の2本の線分の
組を求めて、1組の2本の線分の交点の間のずれの量を
求め、それらデータを統計的手法により処理対応するこ
とにより、精度の高いアフィン変換用パラメータを決定
することができる。また、線データを利用すれば、線デ
ータを厳密に指定せず、その近くの点を指定した場合に
も内部処理により線データを特定できるようになるの
で、オペレータの入力操作も容易になる。しかもアフィ
ン変換用パラメータは最小二乗法という統計的な手法に
より計算されるため、オペレータが多少不適切な街区線
等を指定しても、生ずる誤差は無視できる程度となる。 【0073】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、効率的かつ高精度に決定されたアフィン変換用の
パラメータに基づいて設備データを変換することによ
り、所定の地図を基準として作成された設備データを高
精度、かつ効率良く他の地図に整合させることのできる
図形処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本実施例の実施環境全体を説明する図 【図2】 図形処理装置1のシステム構成の1例を示す
図 【図3】 図形処理装置1のためのデータの準備方法の
1例を説明する図 【図4】 図形処理装置1の機能ブロック図 【図5】 複数の地図データ間の整合動作を示すフロー
チャート 【図6】 第2の街区線121の表示例を示す図 【図7】 第2の街区線121と第1の街区線123と
の、同時表示例を示す図 【図8】 第1の交点Gi と、第2の交点Fi との決定
処理およびアフィン変換を説明する図 【図9】 アフィン変換前後の各点の位置関係等を説明
する図 【図10】 第2の街区線121と、第1の街区線デー
タ123と、変換前の設備データ111との、同時表示
例を示す図 【図11】 第2の街区線121と、変換後の設備デー
タ111との、同時表示例を示す図 【符号の説明】 1………図形処理装置 3………ホストコンピュータ 5………外部記憶装置 7………端末機器群 11………内部記憶装置 13………ワーク領域 21………第1の図形データベース 23………第2の図形データベース 27………第1の図形ワークファイル 29………第2の図形ワークファイル 33………第3の図形データベース(変換後の設備デー
タを含む) 45………ディスプレイ(グラフィックディスプレイ) 53………指示具 71………センターシステム 81………センター設備地図データベース 83………センター基本地図データベース 91a、91b………ユーザーシステム 101………第1の全街区線データ 103………設備データ 105………第2の全街区線データ 107………第1の街区線データ 109………第2の街区線データ 111………変換前の設備データ 113………変換後の設備データ 401………座標値付与手段 403………第1の線分指定手段 405………第1の交点算出手段 407………第2の線分指定手段 409………第2の交点算出手段 411………ずれ量算出手段 413………パラメータ決定手段 415………アフィン変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 11/80 G06F 17/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 地図の位置座標データおよびガス管、水
    道管などの設備の位置座標データを記憶した第1の図形
    データベースと、地図の位置座標データを記憶した第2
    の図形データベースとを有する図形処理システムにおい
    て、 (a)前記第1の図形データベースの所定の領域内の少
    なくとも1点と、前記第2の図形データベースの対応す
    る点とに、同一の座標値を与える座標値付与手段と、 (b)前記第1の図形データベース上の前記所定の領域
    内に含まれる街区線の線分データから、複数の組の、第
    1の線分および第2の線分を指定する第1の線分指定手
    段と、 (c)前記複数の組について、前記第1の線分を含む直
    線と、前記第2の線分を含む直線との、第1の交点を算
    出する第1の交点算出手段と、 (d)前記第1の図形データベース上の第1の線分に対
    応する前記第2の図形データベース上の第3の線分と、
    前記第1の図形データベース上の第2の線分に対応する
    前記第2の図形データベース上の第4の線分とを指定す
    る第2の線分指定手段と、 (e)前記第3の線分を含む直線と、前記第4の線分を
    含む直線との、第2の交点を求める第2の交点算出手段
    と、 (f)前記第1の交点と前記第2の交点との間の、X方
    向と、Y方向との、ずれ量を算出する、ずれ量算出手段
    と、 (i)複数組の前記ずれ量を用いて、最小二乗法により
    アフィン変換用パラメータを決定するパラメータ決定手
    段と、 (k)前記第1の図形データベースの設備の位置座標デ
    ータを、前記第2の図形データベースの地図の位置座標
    データに対応するよう修正すべく、前記パラメータ決定
    手段により決定されたアフィン変換のパラメータを用い
    てアフィン変換するアフィン変換手段と、 を具備することを特徴とする図形処理装置。
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