JP3534287B2 - コネクタハウジングへの端子係止構造 - Google Patents

コネクタハウジングへの端子係止構造

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JP3534287B2 JP03744997A JP3744997A JP3534287B2 JP 3534287 B2 JP3534287 B2 JP 3534287B2 JP 03744997 A JP03744997 A JP 03744997A JP 3744997 A JP3744997 A JP 3744997A JP 3534287 B2 JP3534287 B2 JP 3534287B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの端子収容室内に収容係止された端子のガタ付きが防
止されるコネクタハウジングへの端子係止構造に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来、コネクタハウジングの端子収容室
内に端子を収容係止する係止構造として、図6に示すよ
うな実開昭62−64970号公報に記載されたコネク
タハウジングへの端子係止構造が開示されている。図6
において、この係止構造は、端子50の端子本体51で
上壁面51aの後端部に突起部52と、コネクタハウジ
ング60を構成するハウジング本体61に形成された端
子収容室62内の上部内壁面62aで前端部に突起部6
3とをそれぞれ設け、端子50を端子収容室62内に収
容係止すると、端子50の突起部52と端子収容室62
の上部内壁面62aの後端部との係合、及び端子収容室
62の突起部63と端子本体51の上壁面51aの前端
部との係合により端子収容室62内の端子50のガタ付
きを防止する構造である。 【0003】また、図7に示すように、端子50を係止
するための係止アーム64が端子収容室62の上部内壁
面62aの中央部に成形されるから、端子収容室62内
の突起部63が上部内壁面62aの両端に設けられると
共に、端子を端子収容室62へ挿入し易くするために端
子本体51の四隅が湾曲状に形成されている。 【0004】しかしながら、端子収容室62と端子本体
51との係止状態が、端子収容室62内の突起部63と
端子本体51の上壁面51aとの係合による場合だけで
なく、端子本体51の上壁面51aの両端側との係合に
よる場合もあるから、端子本体51と端子収容室62の
突起部63との間に間隙δができ、ガタ付きが生じる恐
れがあった。特に、端子収容室62の上部内壁面62a
の幅が狭い時には、端子収容室62内に突起部63を形
成することが困難であるため、端子収容室62内での端
子50のガタ付き、落下や、落下による端子の振れを防
止できないという欠点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、コネクタハウジングの端子収容室に端子を収容
係止した時の端子のガタ付き、落下、及び振れを確実に
防止するコネクタハウジングへの端子係止構造を提供す
ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るコネクタハウジングへの端
子係止構造は、基板の一方に電気接触部を有し、該基板
の両端に設けられた起立側壁の自由縁部を該基板の上方
に折曲して天井壁を形成して成る端子と、ハウジング本
体に端子収容室を形成し、該端子収容室内に該端子を係
止する可撓性の係止アームを突設して成るコネクタハウ
ジングとを備え、天井壁の電気接触部側にガイド溝
を形成すると共に、係止アームに相対向する端子収
容室の上部内壁面にガイドレールを突設し、該ガイドレ
ールは、該端子収容室の該上部内壁面から突設された鉛
直部と、該鉛直部に交差する水平部とを備える断面逆T
字状に形成され、該ガイド溝の溝幅をB、該ガイドレー
ルの該鉛直部の幅をA、該鉛直部にほぼ直交する該水平
部の長さをCとするとき、該ガイド溝と、該ガイドレー
ルとの関係は、 A<B<C とされ、 該ガイド溝と、該ガイドレールとの係合によ
り、端子は、該端子収容室の下部内壁面に落下される
ことなく、該端子収容室内に収容係止された該端子のガ
タ付きが防止されること特徴とする 【0007】請求項1記載の発明によれば、端子が基板
の両端に設けられた起立側壁を介して形成された天井壁
で電気接触部側にガイド溝を有すると共に、コネクタハ
ウジングが端子収容室の内壁面で係止アームと相対向す
る位置にガイドレールを有するから、ガイド溝がガイド
レールを案内すると共に、ガイド溝とガイドレールとが
係合する。これにより、端子がガイドレールに引っ掛か
る。 【0008】また、ガイド溝の溝幅が、端子収容室の内
壁面から突設されたガイドレールの鉛直部の幅より大で
あると共に、鉛直部に交差するガイドレールの水平部の
長さより小であるから、端子の天井壁の面とガイドレー
ルの水平部の面とが確実に接触し係合する。これによ
り、端子収容室内の端子が係止アーム側へ落下しない。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1〜図5は本発明に係る
コネクタハウジングへの端子係止構造を示す一実施例で
ある。なお、本実施例では、端子として雄端子、コネク
タハウジングとして雌コネクタハウジングをそれぞれ使
用する場合を説明するが、雌端子や雄コネクタハウジン
グを使用する場合も殆ど同様であるので説明を省略す
る。 【0010】図1において、この係止構造は、雄端子1
にガイド溝2を形成すると共に、雌コネクタハウジング
20の端子収容室21にガイドレール22を設け、ガイ
ドレール22をガイド溝2に係合させて雄端子1のガタ
付き、振れ、及び落下を防止する構造である。 【0011】雄端子1は、図2に示す如くに、基板3の
前端に電気接触部4と後端に電気接続部5とをそれぞれ
設け、基板3の両端に立設された起立側壁6,6の自由
縁部を折曲して基板3の上方に天井壁7を形成し、天井
壁7にガイド溝2を設け、基板3に係止孔8を穿設して
成る。ガイド溝2が基板3の天井壁7で電気接触部4側
に凹状に形成されている。電気接触部4はタブ状に形成
され、そして電気接続部5は電線9の絶縁被覆部9aを
加締る絶縁体加締片5aと、導体部5bを加締る導体加
締片9bとをそれぞれ有する。 【0012】雌コネクタハウジング20は、図1及び図
3に示すように、ハウジング本体23に雄端子1を収容
する端子収容室21を形成し、相手コネクタハウジング
(図示せず)を受け入れるフード24をハウジング本体
23に膨出形成し、端子収容室21内の上部内壁面21
aにガイドレール22を鉛直に設け、下部内壁面21b
に可撓性の係止アーム25を突設して成る。 【0013】ガイドレール22は、端子収容室21の上
部内壁面21aでフード24側に形成されていると共
に、係止アーム25に相対向する位置に設けられてい
る。ガイドレール22は断面逆T字状であるが、図4に
示す如くに、断面L字状に形成するガイドレール22′
も可能である。なお、この形状に限定されるものではな
い。 【0014】そして、ガイド溝2の溝幅をB(図2参
照)、ガイドレール22の鉛直部22aの幅をA、及び
鉛直部22aにほぼ直交する水平部22bの長さをC
(図3参照)とすると、ガイド溝2とガイドレール22
との関係は A<B<C という関係である。 【0015】図1を参照しながら、雄端子1を雌コネク
タハウジング20に収容係止する場合を説明すると、係
止孔8と係止アーム25とが係合するまでの間、ガイド
レール22がガイド溝2に案内されて雄端子1が雌コネ
クタハウジング20に挿入される。図5のように、係止
アーム25と係止孔8との係合により、雄端子1が端子
収容室21内に完全に収容されると共に係止される。こ
の時、ガイドレール22の水平部22bの長さCとガイ
ド溝2の溝幅Bとの関係がB<Cであるから、天井壁7
の下壁面7aが水平部22bの上壁面22b′に引っ掛
かり、雄端子1が端子収容室21の下部内壁面21bに
落下することがない。 【0016】また、水平部22bの上壁面22b′およ
び天井壁7の下壁面7aと、天井壁7の上壁面7bおよ
び端子収容室21の上部内壁面21aとがそれぞれ面接
触しているから、従来と比較して、端子収容室21内で
の雄端子1の位置が安定する。これにより、鉛直部22
aの幅A,ガイド溝2の溝幅B、及び水平部22bの長
さCの各寸法の遊びをなくせば、端子収容室21内での
雄端子1のガタ付き、及び振れを防止することができ
る。特に、端子収容室21の上部内壁面21aの幅が狭
い場合には有効である。 【0017】 【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、端子の
天井壁に形成されたガイド溝と、端子収容室の内壁面で
係止アームに相対向する位置に突設されたガイドレール
とにより、ガイド溝がガイドレールに案内されると共に
係合されるから、端子がガイドレールに引っ掛かり、端
子がガイドレールとガイド溝とにより上方で係合される
と共に、下方で係止アームに係止される。これにより、
端子の位置が端子収容室内で安定する。 【0018】また、ガイド溝の溝幅がガイドレールの鉛
直部の幅より大、かつガイドレールの水平部の長さより
小に設定されているから、端子の天井壁の面と水平部の
面とが確実に接触し、係止アーム側への端子の落下が防
止される。これにより、従来と比較して、端子収容室内
での端子の落下に依る電気接触部の振れが確実に防止さ
れる。 【0019】従って、特に、端子収容室の内壁面の幅や
端子の天井壁の幅が狭い場合には、ガイド溝の幅、ガイ
ドレールの鉛直部の幅、及びガイドレールの水平部の長
さに遊びがなくなるから、端子と端子収容室の内壁面と
が密接する。これにより、端子収容室内での端子のガタ
付き、落下、及び落下に依る振れが一層確実に防止され
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るコネクタハウジングへの端子係止
構造の一実施例を示す断面図である。 【図2】図1における雄端子を示す斜視図である。 【図3】図1における雌コネクタハウジングのP方向か
ら見た図である。 【図4】ガイドレールの他の例である。 【図5】雄端子と雌コネクタハウジングとの係止状態を
示す断面図である。 【図6】従来の端子とコネクタハウジングとを示す断面
図である。 【図7】図6におけるQ−Q線の断面図である。 【符号の説明】 1 雄端子 2 ガイド溝 3 基板 4 電気接触部 6 起立側壁 7 天井壁 20 雌コネクタハウジング 21 端子収容室 21a 上部内壁面 21b 下部内壁面 22,22′ ガイドレール 22a 鉛直面 22b 水平部 23 ハウジング本体 25 係止アーム 溝幅 長さ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板の一方に電気接触部を有し、該基板
    の両端に設けられた起立側壁の自由縁部を該基板の上方
    に折曲して天井壁を形成して成る端子と、 ハウジング本体に端子収容室を形成し、該端子収容室内
    に該端子を係止する可撓性の係止アームを突設して成る
    コネクタハウジングとを備え、 天井壁の電気接触部側にガイド溝を形成すると共
    に、係止アームに相対向する端子収容室の上部内壁
    面にガイドレールを突設し、該ガイドレールは、該端子収容室の該上部内壁面から突
    設された鉛直部と、該鉛直部に交差する水平部とを備え
    る断面逆T字状に形成され、該ガイド溝の溝幅をB、該
    ガイドレールの該鉛直部の幅をA、該鉛直部にほぼ直交
    する該水平部の長さをCとするとき、該ガイド溝と、該
    ガイドレールとの関係は、 A<B<C とされ、 該ガイド溝と、該ガイドレールとの係合により、端子
    は、該端子収容室の下部内壁面に落下されることなく、
    該端子収容室内に収容係止された該端子のガタ付きが防
    止されることを特徴とするコネクタハウジングへの端子
    係止構造。
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