JP3529603B2 - 原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置 - Google Patents

原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置

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JP3529603B2 JP26403297A JP26403297A JP3529603B2 JP 3529603 B2 JP3529603 B2 JP 3529603B2 JP 26403297 A JP26403297 A JP 26403297A JP 26403297 A JP26403297 A JP 26403297A JP 3529603 B2 JP3529603 B2 JP 3529603B2
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電所におけ
る主蒸気系統やドレン系統において、炉水の放射線分解
によって発生した水蒸気中に含まれる水素と酸素ガスの
再結合時に発生する圧力外乱を防止して圧力や水位計測
を良好な状態に保持できるように構成した原子力発電所
の主蒸気圧力変動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子力発電所では炉心で発生し
た蒸気を直接タービンに導くため、原子炉圧力容器に主
蒸気配管が接続している。主蒸気配管の破断を想定して
原子炉格納容器の内外にそれぞれ主蒸気隔離弁を設け、
原子炉冷却材圧力バウンダリを形成する。
【0003】図4により沸騰水型原子力発電所の主蒸気
系統およびドレン系統の概要を簡単に説明する。原子炉
1で発生した蒸気は放射線分解で生じた水素と酸素と共
に主蒸気系統の主蒸気配管2を通り蒸気タービン3に送
られる。蒸気タービン3で仕事をした蒸気は一部タービ
ン抽気管4を通り給水加熱器5に送られる。
【0004】一方、蒸気タービン3で仕事をした残りの
蒸気は復水器6で復水し、給水ポンプ7により昇圧さ
れ、給水加熱器5へ送られる。給水加熱器5では蒸気タ
ービン3で仕事をした蒸気により給水ポンプ7からの給
水を加熱し、この給水は給水管9を通り原子炉1に送ら
れる。
【0005】給水加熱器5で熱交換された蒸気はドレン
となり、ドレン系統のドレン管8を通り復水器6に回収
される。原子炉1で発生した蒸気には放射線分解で生じ
る水素と酸素が伴うため、前述したように主蒸気系統や
ドレン系統には水素と酸素が存在することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】主蒸気系統の主蒸気配
管2内の圧力を測定する場合には、例えば図5に示した
ように、主蒸気配管2の圧力検出座(図示せず)に検出
配管10を接続し、この検出配管10に計装元弁11および上
り勾配の検出配管12を接続し、下流側の検出配管10に圧
力検出器13に接続した構成となっている。ここで、前述
の通り主蒸気配管2内には水素と酸素が存在するため、
蒸気に比べ比重の低い水素と酸素は上り勾配の検出配管
12内に蓄積される可能性がある。
【0007】水素と酸素はある一定の濃度と温度を超え
ると再結合が発生する可能性があり、また、再結合によ
り圧力変動が発生する可能性がある。この圧力変動によ
り、圧力検出器13の出力が変動し、原子力発電プラント
の監視、または制御に悪影響を及ぼすなどの課題があ
る。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、蒸気系統又はドレン系統に接続した圧力や水
位を計測する検出器内の水素と酸素を徐々に再結合させ
て除去し、結果的に圧力外乱を防止して圧力や水位等の
計測を良好な状態に保持することができる原子力発電所
の主蒸気圧力変動防止装置を提供することにある。
【0009】また、本発明は主蒸気配管に接続した圧力
をまたは水位を計測する検出配管内の水素と酸素を徐々
に再結合させて除去し、結果的に圧力外乱を防止して圧
力または水位等の計測を良好な状態に保持することがで
きる原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原子
力発電所の原子炉からの蒸気系統またはこの蒸気系統に
連接するドレン系統に設けた圧力検出器を接続する計装
配管の上り勾配最頂部内面に水素と酸素を再結合させる
触媒を設置してなり、前記触媒は前記各々の検出器また
は計装配管内部にコーティングまたは溶接により設置さ
れてなることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、前記各々の検出器を前
記原子力発電所のプラント運転後に温度が所定温度以下
に低下する箇所の計装配管に設置すると共にその箇所の
計装配管内に前記触媒を設置してなることを特徴とす
る。請求項3の発明は、前記触媒は網目状または粒状に
形成されてなることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、原子力発電所の原子炉
からの蒸気系統またはこの蒸気系統に連接するドレン系
統に設けた圧力検出器を接続する検出配管の上り勾配最
頂部内に、水素と酸素を再結合させる触媒を内面にめっ
きしためっき触媒層を有する円筒状薄板を挿入してなる
ことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、前記の内面に触媒をめ
っきした円筒状の薄板の下部に切り欠きを設け、挿入す
る検出配管下部に溜まる水と触媒が接触しないよう構成
したことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、前記の内面に触媒をめ
っきした薄板を検出配管内に両端を点付け溶接すること
で取り付け、溶接時の熱影響により触媒が剥離するなど
の悪影響を避けるため、薄板の両端部を避けてめっきし
たことを特徴とする。請求項7の発明は、触媒をめっき
する前記円筒状の薄板を、電食を避けるため検出配管と
同一材質の金属とすることを特徴とする。
【0015】水素と酸素の再結合時に発生する圧力変動
を防止するためには、再結合が発生する水素と酸素濃度
が高まる前に除去することが必要である。水素と酸素を
除去するためには、本発明のように水素と酸素の再結合
を促進させる触媒を設置し、水素と酸素濃度が高まる前
に徐々に再結合させることにより有効となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1により請求項1の発明に対応
する原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置の第1の実
施の形態を説明する。図1中、図5と同一部分には同一
符号を付して重複する部分の説明は省略する。
【0017】すなわち、図1に示すように主蒸気配管2
に計装配管として検出配管10,計装元弁11,上り勾配の
検出配管12,下流側の検出配管10および圧力検出器13が
順次直列接続された蒸気系統またはドレン系統の計装配
管において、上り勾配の検出配管12の最頂部内面に触媒
14を設置する。
【0018】図1および図2に示す第1の実施の形態に
おいて、計装配管や検出器内面に触媒14を設置すること
を説明したが、検出器または計装配管内に触媒14を設置
する手段として、コーティングするか、または溶接す
る。これにより触媒14の設置作業が容易で、確実に行う
ことができる。
【0019】上り勾配の検出配管12の最頂部には、蒸気
と共に炉水の放射線分解によって生じた水素と酸素が流
入するが、蒸気はドレン化されて主蒸気配管2に戻るた
め、水素と酸素が蓄積されることになる。しかし、検出
配管12内に設置した触媒14により水素と酸素は蓄積と共
に再結合して除去されるため、主蒸気圧力変動が発生す
るような水素と酸素濃度とはならない。
【0020】つぎに図2により請求項1の発明に対応す
る第2の実施の形態を説明する。図2は主蒸気系統やド
レン系統で一般的に使用されている水位検出装置に適用
した例を示している。
【0021】図2において、主蒸気配管2には上部検出
配管15が分岐して接続しており、この上部検出配管15に
入口弁16を介して水位検出器17が接続している。水位検
出器17にはフロート18が内蔵されており、ドレン水19の
水位を計測する。水位検出器17の底部には下部検出配管
20が接続し、下部検出配管20は出口弁21を介して主蒸気
配管2のドレン側に接続している。主蒸気配管2の上部
からは原子炉1からの主蒸気が流入し、主蒸気配管2の
下流側はドレン側に接続する。
【0022】水位検出器17内の最頂部、つまり上蓋17a
の内面に触媒14を設置する。水位検出器17内には、主蒸
気配管2から上部検出配管15経由で蒸気と共に水素と酸
素が流入するが、蒸気はドレン水19となり、ドレン水19
は水位検出器17の下部にたまり、水位検出器17上部には
水素と酸素が蓄積される。しかし、水位検出器17内に設
けた触媒14により水素と酸素は蓄積と共に再結合して除
去されるため、主蒸気圧力変動が発生するような水素と
酸素濃度になることはない。
【0023】水位検出器17ではドレン水19の水位の上昇
と共にフロート18が浮上し、フロート18に連絡されたス
テム18aが上方向に移動し、所定の位置に設定されたマ
イクロスイッチを動作させることにより、所定の水位に
到達したことを検出する。
【0024】なお、図2では水位検出器17の例で説明し
たが、水位検出器17の代りに圧力検出器を適用するこ
と、圧力検出器に接続する計装配管についても上記と同
様に実施できることはもちろんである。
【0025】つぎに請求項2の発明に対応する第3の実
施の形態を説明する。図1および図2に示した第1およ
び第2の実施の形態において、原子力発電プラント運転
中に水素と酸素が蓄積すると主蒸気の温度に対して計装
配管や検出器の表面温度が低くなるため、経済性の観点
から請求項2の発明ではプラント運転後に検出器の表面
温度が所定温度以下に低下する箇所の計装配管に圧力検
出器または水位検出器を設置し、その箇所の計装配管内
に触媒を設置する。所定温度は100℃以下である。
【0026】つぎに請求項3の発明に対応する第4の実
施の形態を説明する。第3の実施の形態で説明した計装
配管や検出器内面に触媒14をコーティングまたは溶接し
て設置する手段の例を説明したが、本実施の形態では、
触媒14の促進効果を拡大することを目的とし、水素と酸
素と触媒との接触面積を大きくするため、触媒14の形状
を網目状、または粒状に形成することにある。
【0027】なお、上記各実施の形態における触媒14と
しては、例えばα−アルミナにパラジウムを担持させる
か、またはコージライト等のセラミックス面にα−アル
ミナを備えたハニカム状担体にパラジウムを担持させる
か、あるいはα−アルミナを備えた金属担体にパラジウ
ムを担持させたものを使用する。パラジウムの担持量と
しては 0.1wt%から 0.5wt%が適当である。これに
より、沸騰水型原子力発電所で炉水の放射線分解により
発生する水蒸気中の水素と酸素を再結合させることがで
きる。
【0028】つぎに図3により請求項4の発明に対応す
る原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置の第5の実施
の形態を説明する、図中、図5と同一部分には同一符
号を付して重複する部分の説明は省略する。
【0029】すなわち、図3(a)に示すように主蒸気
配管2に検出配管10,計装元弁11上り勾配の検出配管1
2,検出配管10および圧力検出器13が順次直列接続され
た配管系統において、上り勾配の検出配管内円筒状薄板
22を設置する。
【0030】円筒状薄板22の内面には図3(b)に示す
ように白金,パラジウム等のめっき触媒層23が形成され
ている。めっき触媒層23は部分的にハッチングを付した
ように内面全周にわたり約1μmの厚さに形成されてい
る。
【0031】上り勾配の検出配管12の最頂部には、蒸気
とともに水素と酸素が流入するが、蒸気はドレン化され
て主蒸気配管2に戻るため、水素と酸素が蓄積されるこ
とになる。しかし、めっき触媒層23により再結合するた
め、水素と酸素の蓄積を避けることが可能となる。
【0032】つぎに図3(c)により請求項5の発明に
対応する第6の実施例の形態を説明する。図3(c)に
おいては円筒状薄板22の下部を切り欠き部24を設け、円
筒状薄板22の内面に触媒となる白金,パラジウム等をめ
っきしためっき触媒層23を設けたことにある。なお、切
り欠き部24はある程度の切り欠き幅があればよい。
【0033】本実施の形態は、触媒により水素と酸素が
再結合し水となり、その水は配管下部に溜まり、触媒表
面への水の付着により触媒が性能を発揮しなくなること
を防止するために、下部に切り欠き部24を設けたことに
ある。また、本実施の形態によれば、計装配管にめっき
触媒層23を有する円筒状薄板22を溶接し取り付ける場
合、計装配管と円筒状薄板22の熱膨張の違いを考慮した
場合、切り欠き部24を設けた場合、円周方向の伸びに対
し自由度があるため、円筒の形状と比べ取り付け性に優
れる。
【0034】つぎに図3(d)により請求項7の発明に
対応する第7の実施の形態を説明する。図3(d)に示
すように、本実施の形態では前記触媒14について円筒状
薄板22の両端部に非めっき層(空白部)25を設け、それ
以外の部分にめっき触媒層23を設けたことにある。本実
施の形態によれば円筒状薄板22の両端へのめっきを避け
ることにより、めっき触媒層23の計装配管への溶接時の
熱の影響によるめっきの剥離等の悪影響を避けることが
可能となる。1例として、長さ300mm の薄板の両端から
50mm程度を非めっき層25とし、めっき厚さは約1μm程
度とすることが望ましい。
【0035】つぎに請求項7の発明に対応する第8の実
施の形態について説明する。本実施の形態では、円筒状
薄板22の内面に白金,パラジウム等をめっきしためっき
触媒層23を設けたものについて円筒状薄板22の材質を検
出配管12と同一とすることで、検出配管の電食を避ける
よう配慮したものである。1例として、SUS316 Lの
計装配管挿入用にSUS304 Lの薄板22を用いる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、主蒸気・ドレ
ン系統の計装配管圧力検出器の内面に水素と酸素が蓄積
しやすい箇所に触媒を設置することにより、水素と酸素
が流入すると共に再結合する。よって水素と酸素が蓄積
することなく、したがって、再結合による圧力変動は防
止でき、圧力計測を良好な状態に保持することができ
る。
【0037】請求項2の発明によれば、水素,酸素が蓄
積する箇所は、水素,酸素が蓄積することなく蒸気と接
している箇所に比べ温度が常温付近まで低下しているた
め、所定温度以下に低下する箇所のみ触媒を設置するこ
とで、設置対象の絞り込みが可能となる。
【0038】請求項3の発明によれば、触媒の表面積を
大きく取ることができ、小さな形状の触媒でも比較的大
きな性能を得ることが可能となる。請求項4の発明によ
れば、配管内面の1部の場所に直接触媒をめっきする方
式と比較し、触媒の取付方法が容易である。
【0039】請求項5の発明によれば、計装配管と円筒
状薄板の熱膨張の違いを考慮した場合の円筒状薄板の取
付性に優れる。請求項6の発明によれば、計装配管に円
筒状薄板両端を溶接し取り付ける場合の熱影響による触
媒のはく離等、触媒めっき面への悪影響を回避できる。
【0040】請求項7の発明によれば、直接計装配管内
面に触媒をめっきする方法と比較し、計装配管と同材質
の薄板を介すため、計装配管内面の異種金属接触による
電食を避けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子力発電所の主蒸気圧力変動防
止装置の第1の実施の形態を示す配管系統図。
【図2】本発明に係る原子力発電所の主蒸気圧力変動防
止装置の第2の実施の形態を示す配管系統図。
【図3】(a)は本発明に係る原子力発電所の主蒸気圧
力変動防止装置の第3の実施の形態を示す配管系統図、
(b)は(a)における円筒状薄板を示す斜視図、
(c)は(a)における円筒状薄板の他の例を示す斜視
図、(d)は(a)における円筒状薄板のさらに他の例
を示す斜視図。
【図4】従来の沸騰水型原子力発電プラントを示す系統
図。
【図5】図4における課題を解決するための配管系統
図。
【符号の説明】
1…原子炉、2…主蒸気配管、3…蒸気タービン、4…
タービン抽気管、5…給水加熱器、6…復水器、7…給
水ポンプ、8…ドレン管、9…給水管、10…検出配管、
11…計装元弁、12…上り勾配の検出配管、13…圧力検出
器、14…触媒、15…上部検出配管、16…入口弁、17…水
位検出器、17a…上蓋、18…フロート、18a…ステム、
19…ドレン水、20…下部検出配管、21…出口弁、22…円
筒状薄板、23…めっき触媒層、24…切り欠き部、25…非
めっき層(空白部)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G21F 9/02 ZAB G21C 17/02 GDBD (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21D 3/08 GDB G21C 17/02 GDB G21C 17/035 GDB G21F 9/02 541

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子力発電所の原子炉からの蒸気系統ま
    たはこの蒸気系統に連接するドレン系統に設けた圧力検
    器を接続する計装配管の上り勾配最頂部内面に水素と
    酸素を再結合させる触媒を設置してなり、前記触媒は前
    記各々の検出器または計装配管内部にコーティングまた
    は溶接により設置されてなることを特徴とする原子力発
    電所の主蒸気圧力変動防止装置。
  2. 【請求項2】 前記各々の検出器を前記原子力発電所の
    プラント運転後に温度が所定温度以下に低下する箇所の
    計装配管に設置すると共にその箇所の計装配管内に前記
    触媒を設置してなることを特徴とする請求項1記載の原
    子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置。
  3. 【請求項3】 前記触媒は網目状または粒状に形成され
    てなることを特徴とする請求項1記載の原子力発電所の
    主蒸気圧力変動防止装置。
  4. 【請求項4】 原子力発電所の原子炉からの蒸気系統ま
    たはこの蒸気系統に連接するドレン系統に設けた圧力検
    器を接続する検出配管の上り勾配最頂部内に、水素と
    酸素を再結合させる触媒を内面にめっきしためっき触媒
    層を有する円筒状薄板を挿入してなることを特徴とする
    原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置。
  5. 【請求項5】 前記触媒を内面にめっき触媒層を有する
    円筒状薄板には、下側には切り欠き部が設けられてなる
    ことを特徴とする請求項4記載の原子力発電所の主蒸気
    圧力変動防止装置。
  6. 【請求項6】 前記円筒状薄板は両端を点付き溶接され
    て前記検出配管内面に取り付け、溶接時の熱影響を考慮
    し前記薄板両端を避けて内面に前記触媒がめっきされて
    なることを特徴とする請求項4記載の原子力発電所の主
    蒸気圧力変動防止装置。
  7. 【請求項7】 前記触媒を内面にめっきした薄板は前記
    検出配管と同一材質からなることを特徴とする請求項4
    記載の原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置。
JP26403297A 1997-08-29 1997-09-29 原子力発電所の主蒸気圧力変動防止装置 Expired - Lifetime JP3529603B2 (ja)

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