JP3529339B2 - 光アダプタ実装構造 - Google Patents

光アダプタ実装構造

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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光アダプタ実装構
造に関し、特に交換機の回線インターフェイス用電子回
路パッケージ及び光ファイバを用いた電子回路パッケー
ジの光アダプタ実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、光モジュールと光ファイバを接続
する光アダプタは、交換機の回線インターフェース用電
子回路パッケージに実装されている。光アダプタを実装
する従来例として、特開平5−249345号公報が知
られている。図16は、従来の光アダプタ実装構造を示
す概略断面図である。
【0003】光アダプタ101は、電子回路パッケージ
102内に実装された光モジュール103と架内の光フ
ァイバ104を架の正面側で接続するために電子回路パ
ッケージ102の正面板108に取り付けるなどをして
用いられている。
【0004】この実装構造では、光アダプタ101を電
子回路パッケージ102の正面板108に実装している
ため、電子回路パッケージ102をバックパネル105
に挿した状態で、光コネクタ107の挿抜が可能とな
る。そのため、電子回路パッケージ102の交換が容易
になる。
【0005】他の従来例として、特許2988203号
公報では、プリント基板と平行な面を回動して前方に露
出するように、回路パッケージ又は筐体に設けたシェル
フの隣接側面の前部に枢支される板状の回動支持部材に
保持され、回動露出する所定位置にロックすることでコ
ネクタを接続する技術が知られている。
【0006】また、特開平9−178998号公報で
は、前面開口を有するユニット筐体の内部に複数の光ア
ダプタトレイを配列的に設け、これらのトレイは、筐体
の開口近傍にそれぞれ下端部にて回転自在に支持されて
いるため、内線光ケーブル及び外線光ケーブルを配線す
ることができる技術が知られている。
【0007】また、特許2505865号公報では、電
子部品などの搭載された複数のプリント基板を平行に挿
入、離脱できるように構成し、光アダプタは、プリント
基板の前方位置に前方へ傾斜可能に取り付けられたアダ
プタ取付金具に固定され、アダプタ取付金具を前方へ傾
斜することで光コネクタを斜め上方より光アダプタに挿
入できるようにする技術が知られている。
【0008】また、特許2891925号公報では、前
面板の外線接続用コネクタの着脱操作部に逃げ部が設け
られていることで、コネクタ着脱操作を行う技術が知ら
れている。
【0009】また、実開平2−78903号公報では、
光アダプタの設置構造を得るために、光アダプタ取付部
材を各光アダプタ個別に手前方向へ回転することによ
り、限定されたスペース内に多数の光アダプタの設置で
きる技術が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
5−249345号公報に示されている技術では、ユー
ザが光コネクタ107を挿抜しやすいように光アダプタ
101を電子回路パッケージ2の正面側に実装してい
る。
【0011】上記のことから、光ファイバ104は、特
性を保つために曲げ半径が30mm以上必要であるた
め、光アダプタ101から架扉106までの領域cが確
保されなければならない。従って、本来図17に示され
るように、回線インターフェース用電子回路パッケージ
が搭載されるユニット内全ての電子回路パッケージの奥
行きaは、図16に示されるように奥行きbに減少し、
電子部品の実装エリアが不足して交換機の高密度化には
適さない。
【0012】また図18に示されるように、光アダプタ
101は、電子回路パッケージ102の内側に配置され
光ファイバ104の飛び出しを少なくすると、電子回路
パッケージ102の実装領域が増加するが、電子回路パ
ッケージ実装状態で光コネクタ107の挿抜が行えなく
なる。また、この実装構造では、電子回路パッケージ1
02の交換時に光ファイバ104を折る危険性もあり、
保守性が良くない。
【0013】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものである。
【0014】本発明の目的は、電子回路パッケージの奥
行きの減少を最小限にすることにより実装領域の使用効
率が向上する光アダプタ実装構造を提供することにあ
る。
【0015】本発明の他の目的は、電子回路パッケージ
板端からの光ファイバの飛び出し量を少なくすることに
より光ファイバの特性を保つための曲げ半径を確保する
光アダプタ実装構造を提供することにある。
【0016】本発明の更に他の目的は、搬送中や運用中
に光ファイバの震幅を抑えることにより光ファイバへの
負荷を軽減できることで保守性が向上する光アダプタ実
装構造を提供することにある。
【0017】本発明の更に他の目的は、片手で挿抜可能
な光コネクタの実装構造にすることにより電子回路パッ
ケージの容易な交換を維持できることで操作性が向上す
る光アダプタ実装構造を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも1
つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にして
いるが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技
術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0019】本発明による光アダプタ実装構造は、光ア
ダプタ(1)と、ロックレバー(8)と、ガイドピース
(10)と、ロックプレート(9)と、ピン(11)
と、グリップ(8d)とを具備する。
【0020】光アダプタ(1)には、外部から提供され
る光ファイバ(4)が接続されている。ロックレバー
(8)には、光アダプタ(1)が固定されている。この
ロックレバー(8)は、その一端部に第1固定部(8
b、8c)を有する。ガイドピース(10)は、光アダ
プタ(1)への作業時に第1係止状態で第1固定部(8
b、8c)が係合する第2固定部(10c)を有する。
ロックプレート(9)は、運用時に第2係止状態で第1
固定部(8b、8c)が係合する第3固定部(9b、9
c、9d)を有する。ピン(11)は、ガイドピース
(10)に固定され、ロックレバー(8)の他端部を支
える。グリップ(8d)は、ロックレバー(8)に設け
られ、オペレータの操作によりピン(11)を軸にして
ロックレバー(8)を回動させる。ロックレバー(8)
は、光アダプタ(1)への作業時に第3固定部(9b、
9c、9d)との係合が解かれ第2固定部(10c)と
係合するように、ロックレバー(8)の他端部を中心と
して回動する。
【0021】本発明の光アダプタ実装構造では、上記の
構成により、ガイドピース(10)を回路パッケージ
(2a)の端部に設けることが可能である。このため、
本発明の光アダプタ実装構造では、回路パッケージ(2
a、2b)に実装される実装領域が確保され、回路パッ
ケージ(2a、2b)を有効利用することができる。
【0022】本発明の光アダプタ実装構造では、上記の
構成により、ロックレバー(8)は、上記作業時に第1
係止状態でガイドピース(10)と係合する。このた
め、本発明の光アダプタ実装構造では、オペレータは、
上記作業時に、ロックレバー(8)を支える必要はな
く、片手で上記作業を行うことが可能である。このよう
に、本発明の光アダプタ実装構造では、光アダプタ
(1)への作業を容易にすることができる。
【0023】光ファイバ(4)は、外部から提供され、
光アダプタ(1)に接続されるため、光アダプタ(1)
に接続された光ファイバ(4)は、その特性を保つため
に曲げ半径を30mm以上確保する必要がある。本発明
の光アダプタ実装構造では、上記の構成により、ロック
レバー(8)は、運用時に第2係止状態でロックプレー
ト(9)と係合する。このため、本発明の光アダプタ実
装構造では、運用時に光ファイバ(4)の前面側への飛
び出しを少なくし、且つ、光ファイバ(4)の曲げ半径
を30mm以上確保することができる。このように、本
発明の光アダプタ実装構造では、運用時に光ファイバ
(4)の前面側への飛び出しを少なくすることができ
る。
【0024】第1固定部(8b、8c)は、ロックレバ
ー(8)に設けられた第1ロックレバー用突起部(8
c)と、第1ロックレバー用突起部(8c)から離れて
ロックレバー(8)に設けられた第2ロックレバー用突
起部(8b)と、第1ロックレバー用突起部(8c)と
第2ロックレバー用突起部(8b)との間のロックレバ
ー(8)に設けられたロックレバー用溝とを含む。第2
固定部(10c)は、ガイドピース(10)に設けられ
たガイドピース用突起部(10c)を含む。第1係止状
態のとき、ロックレバー用溝とガイドピース用突起部
(10c)とが係合される。
【0025】第3固定部(9b、9c、9d)は、ロッ
クプレート(9)に設けられたロックプレート用溝(9
c)を含む。第2係止状態のとき、第1ロックレバー用
突起部(8c)とロックプレート用溝(9c)とが係合
される。
【0026】本発明による光アダプタ実装構造は、更
に、スプリング部(12a、13a)を具備する。
【0027】このスプリング部(12a、13a)は、
ガイドピース(10)に固定され、ロックレバー(8)
の他端部に設けられ、バネを有する。ロックレバー
(8)の他端部分には、ピン(11)を通すための長穴
(8e)が設けられている。第1係止状態のときにスプ
リング部(12a、13a)のバネの付勢力によりロッ
クレバー用溝とガイドピース用突起部(10c)とが係
合し、運用時に、オペレータがグリップ(8d)を用い
て付勢力に抗してロックレバー(8)を長穴(8e)の
長手方向に移動させた場合、ロックレバー用溝とガイド
ピース用突起部(10c)との係合が解かれる。第2係
止状態のときにスプリング部(12a、13a)のバネ
の付勢力により第1ロックレバー用突起部(8c)とロ
ックプレート用溝(9c)とが係合し、光アダプタ
(1)への作業時に、オペレータがグリップ(8d)を
用いて付勢力に抗してロックレバー(8)を長穴(8
e)の長手方向に移動させた場合、第1ロックレバー用
突起部(8c)とロックプレート用溝(9c)との係合
が解かれる。
【0028】第3固定部(9b、9c、9d)は、更
に、ロックプレート(9)の一端部に設けられたロック
プレート用突起部(9d)と、ロックプレート用突起部
(9d)から離れてロックプレート(9)に設けられた
板(9b)とを含む。ロックプレート用溝(9c)は、
ロックプレート用突起部(9d)と板(9b)との間の
ロックプレート(9)に設けられている。運用時に、オ
ペレータがグリップ(8d)を用いて付勢力に抗してロ
ックレバー(8)を長穴(8e)の長手方向に移動させ
て、ロックレバー用溝とガイドピース用突起部(10
c)との係合を解き、ピン(11)を軸にしてロックレ
バー(8)を回動させた場合、第1ロックレバー用突起
部(8c)とロックプレート用突起部(9d)とが衝突
する。第1ロックレバー用突起部(8c)とロックプレ
ート用突起部(9d)とが衝突したときにオペレータが
グリップ(8d)を離した場合、スプリング部(12
a、13a)のバネの付勢力により第1ロックレバー用
突起部(8c)とロックプレート用溝(9c)とが係合
する。
【0029】本発明による光アダプタ実装構造は、更
に、オペレータが操作するためのスイッチ(31a、1
2b、13b)を具備する。
【0030】このスイッチ(31a、12b、13b)
は、以下に示す場合に使われる。運用時に、ロックレバ
ー用溝とガイドピース用突起部(10c)との係合を解
くためにオペレータがスイッチ(31a、12b、13
b)を操作した場合、スイッチ(31a、12b、13
b)は、オペレータによるグリップ(8d)の操作を可
能とする。光アダプタ(1)への作業時に、第1ロック
レバー用突起部(8c)とロックプレート用溝(9c)
との係合を解くためにオペレータがスイッチ(31a、
12b、13b)を操作した場合、スイッチ(31a、
12b、13b)は、オペレータによるグリップ(8
d)の操作を可能とする。
【0031】本発明による光アダプタ実装構造は、更
に、回路パッケージ(2a、2b)と、光コネクタ(7
a、18)と、光モジュール(3)と、内部光ファイバ
(4a)と、積層された複数の基板(15、16、1
7)とを具備する。
【0032】回路パッケージ(2a、2b)の端部に
は、ガイドピース(10)が設けられている。光コネク
タ(7a、18)は、回路パッケージ(2a、2b)の
内部で光アダプタ(1)に接続されている。光モジュー
ル(3)は、回路パッケージ(2a、2b)の内部に設
けられている。内部光ファイバ(4a)は、回路パッケ
ージ(2a、2b)の内部で光モジュール(3)と光コ
ネクタ(7a、18)とに接続され、ロックレバー
(8)が回動したときに移動される。複数の基板(1
5、16、17)は、回路パッケージ(2a、2b)の
内部に設けられ、内部光ファイバ(4a)の移動経路を
案内する。複数の基板(15、16、17)は、内部光
ファイバ(4a)が移動されるときに、内部光ファイバ
(4a)を同一方向に迂回させる。
【0033】本発明の光アダプタ実装構造では、上記の
構成により、ロックレバー(8)が回動したとき、光フ
ァイバ(4a)の移動経路は、複数の基板(15、1
6、17)により決定される。このため、本発明の光ア
ダプタ実装構造では、光ファイバ(4a)への負荷を軽
減することができ、搬送中や運用中に光ファイバ(4
a)が震幅することをなくすことができる。
【0034】複数の基板(15、16、17)の間隙に
は、内部の光ファイバ(4a)の移動経路を規制する規
制部(25a、25b、26a、26b)が設けられて
いる。規制部(25a、25b、26a、26b)は、
間隙に入れられた内部光ファイバ(4a)の移動経路を
平面化する。
【0035】回路パッケージ(2a、2b)は、回路が
収納されたドータボード(2b)とマザーボード(2
a)とが積層されてなる。マザーボード(2a)には、
ドータボード(2b)から内部光ファイバ(4a)を経
由させるための穴(20)が設けられている。マザーボ
ード(2a)は、内部光ファイバ(4a)を穴(20)
近傍で固定するための保持部(14)を備えている。
【0036】保持部(14)は、内部光ファイバ(4
a)を保護するためのチューブ(19)を備えている。
【0037】保持部(14)は、ロックレバー(8)の
回動により内部光ファイバ(4a)が移動されるとき
に、マザーボード(2a)上に位置する内部光ファイバ
(4a)のみが移動するように内部光ファイバ(4a)
を固定する。
【0038】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る光アダプタ実装構造の実施の形態を以下に説明する。
【0039】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係る光アダプタ実装構造の回転機構部50を示す側断
面図である。図2(a)は、本実施の形態1に係る光ア
ダプタ実装構造の回転機構部50を矢印A方向からみた
正面図、(b)は同矢印B方向からみた側面図である。
【0040】図1に示されるように、符号50は実施の
形態1に係る光アダプタ実装構造の回転機構部を示して
いる。回転機構部50は、回転収納機構付光アダプタ実
装構造である。この回転機構部50は、光アダプタ1
と、この光アダプタ1を固定するロックレバー8と、ロ
ックレバー8を回転移動させる軸となるスプリングピン
11と、スプリングピン11を回転軸としてロックレバ
ー8を支えるためのガイドピース10と、ガイドピース
10に対してスプリングピン11を回転軸としてロック
レバー8を45度に保持するためのロックプレート9と
を備えている。
【0041】また、図2に示されるように、回転機構部
50は、図示せぬ架の正面側に配置され、図1に示す矢
印A方向からみた側面にマザーボードとドータボードと
が積層された積層型の図示せぬ電子回路パッケージに取
り付けられている。
【0042】図1に示されるように、光アダプタ1は、
光アダプタ1を中心として光減衰器18と光ファイバ4
が接続されている。光アダプタ1は、光減衰器18を介
して光コネクタ7aと結合されている一方、光コネクタ
7aがプリント基板に部品を搭載して組み立てた電子回
路パッケージ内に収納されるようになっている。
【0043】ロックレバー8は、光アダプタ1と接続さ
れた支持部8aと、この支持部8aの先端に設けられた
突起部8b及びストッパ8cと、支持部8aの他方の先
端と垂直に接続されているグリップ8dと、このグリッ
プ8dと支持部8aの接続部にスプリングピン11を通
すための長穴8eとを備えている。
【0044】支持部8aには、支持部8aと垂直方向に
光アダプタ1を通すための図示せぬ穴が設けられ、ロッ
クレバー8が回転する際、光アダプタ1と支持部8aが
共に回転移動できるように接続されている。長穴8e
は、支持部8aの軸線方向に形成されている。また、長
穴8eの長手方向の直径は、少なくとも突起部8bの突
出量以上になるように形成されている。
【0045】グリップ8dは、客先で人が触れる部分と
して使用され、感触を考慮してモールドで形成されてい
る。さらにグリップ8dには、つまみやすいようにスリ
ットが入れられている。
【0046】図2に示されるように、ガイドピース10
は、ガイドピース10内に支持部8aを収納できるよう
に形成されている。図1に示されるように、このガイド
ピース10は、ロックレバー8を固定(ロック)させる
ためのブロック10aと、このブロック10aに形成さ
れた溝10b及び壁部10cと、ロックレバー8のロッ
クを保持するためのシャフト(A)12aを通したコイ
ルスプリング(A)13aとを備えている。ブロック1
0aは、ガイドピース10の下方に設けられている。溝
10bは、支持部8aの先端に設けられた突起部8bが
収まるように形成されている。壁部10cは、支持部8
aの先端に設けられた突起部8bとストッパ8cの間に
収まるように形成されている。
【0047】ガイドピース10の上方には、スプリング
ピン11が接続されている。また、ロックレバー8は、
支持部8aの長穴8eにスプリングピン11を引っ掛け
て付勢されている。回転機構部50は、スプリングピン
11を軸にロックレバー8を回転させることができる。
【0048】ロックプレート9は、ガイドピース10に
対して45度に設けられたプレート本体9aと、プレー
ト本体9aに平行に沿った板バネ9bとを備えている。
プレート本体9aは、図示せぬ電子回路パッケージにネ
ジ止めされている。また、プレート本体9aは、ガイド
ピース10に対してスプリングピン11を回転軸として
支持部8aが45度になるように設けられた壁部9d
と、板バネ9bと壁部9dの間に設けられた凹部9cと
を備えている。
【0049】ロックレバー8をガイドピース10に収納
して光コネクタ7aを交換する場合、突起部8bは溝1
0bに引っかかり固定(ロック)され、ストッパ8cは
壁部10cと衝突して電子回路パッケージ板端への回転
を制止する。ここで、ロックレバー8は、ロックがはず
れないようにシャフト(A)12aを通したコイルスプ
リング(A)13aのバネの力で下方向に押さえられ
る。
【0050】ロックレバー8をガイドピース10に対し
て45度に保持して、光コネクタ7aと結合した光アダ
プタ1を収納する場合、ストッパ8cは凹部9cに引っ
かかり固定(ロック)される。また、壁部9dは、ロッ
クレバー8を45度以上傾けようとしたときに、ストッ
パー8cと衝突することで電子回路パッケージの奥行き
方向への回転を制止する。
【0051】次に、実施の形態1に係る光アダプタ実装
構造の光ファイバの余長処理について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0052】図3は、実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造の電子回路パッケージ(A)2a、(B)2b内
の光ファイバの余長処理構成を示す図である。
【0053】図3に示されるように、電子回路パッケー
ジは、マザーボードとして電子回路パッケージ(A)2
aとドータボードとして電子回路パッケージ(B)2b
の2枚に積層されている。また、前述した回転機構部5
0は、電子回路パッケージ(A)2a上にネジ止めさ
れ、図示せぬ架の正面側に配置されている。回転機構部
50の光コネクタ7aは、光ファイバ4aを介して電子
回路パッケージ(B)2b上の光モジュール3と結合さ
れている。
【0054】電子回路パッケージ(A)2a上には、回
転機構部50と、光ファイバ4aをクランプするための
ファイバホルダ14と、光ファイバ4aのふらつきを抑
制する積層型のプリント基板15、16、17とを備え
ている。また、電子回路パッケージ(A)2aは、回転
機構部50を2つ搭載している。さらに電子回路パッケ
ージ(A)2aには、電子回路パッケージ(b)2bか
ら光コネクタ7aを通すための切り欠き20が設けられ
ている。
【0055】ファイバホルダ14は、光ファイバ4aが
回転機構部50により移動されるときに、電子回路パッ
ケージ(A)2aの上方に位置する光ファイバ4aのみ
が移動するように光ファイバ4aを固定する。このファ
イバホルダ14は、電子回路パッケージ(A)2a上に
固定されているホルダ本体14aと、光ファイバ4aを
クランプするクランプ部14bを備えている。
【0056】積層型のプリント基板15、16、17
は、電子回路パッケージ(A)2aの上方に位置する光
ファイバ4aのふらつきを抑制する。また、積層型のプ
リント基板15、16、17は、回転機構部50により
光ファイバ4aが移動されるときに、光ファイバ4aを
同一方向に迂回させる。これにより、積層型のプリント
基板15、16、17は、回転機構部50により移動さ
れる光ファイバ4aの移動経路を案内することができ
る。この積層型のプリント基板15、16、17は、矩
形状のプレート(A)15、プレート(B)16、プレ
ート(C)17を有している。また、積層型のプリント
基板15、16、17は、プレート(A)15、プレー
ト(B)16、プレート(C)17の順に、ある間隙を
持ちながら積層されている。また、プレート(A)1
5、プレート(B)16、プレート(C)17の4つの
角近傍には、それぞれ図示せぬネジ穴が設けられ電子回
路パッケージ(A)2a上にネジ21で固定されてい
る。
【0057】各プレート(A)15、(B)16、
(C)17の4辺のうち2辺は、光ファイバ4aが間隙
に入る辺を入口辺24aとして、光ファイバ4aが間隙
から出る辺を出口辺24bとして、光ファイバ4aを処
理する。
【0058】プレート(A)15上には、プレート
(A)15上を通る光ファイバ4aの移動経路を規制す
るための規制部25a、25b、25c、25dが配置
されている。また、規制部25a、25b、25c、2
5dは、曲げ半径を大きくするために円弧状に形成され
ている。規制部25a、25bの半径相当部分は、規制
部25c、25dの半径相当部分に比べて大きく形成さ
れている。規制部25a、25b、25c、25dの幅
には、光ファイバ4aが平面化されるように形成されて
いる。また、規制部25a、25b、25c、25dの
4つの角近傍には、それぞれネジ止め用の図示せぬネジ
穴が設けられている。
【0059】規制部25aは、入口辺24aと出口辺2
4bにかかる角27aに配置されている。規制部25b
は、出口辺24bのもう1つの角27bに配置されてい
る。規制部25cは、入口辺24aのもう1つの角27
cに配置されている。規制部25dは、残りの角27d
に配置されている。
【0060】プレート(B)16上には、プレート
(B)16上を通る光ファイバ4aの移動経路を規制す
るための規制部26a、26b、26c、26dが配置
されている。また、規制部26a、26b、26c、2
6dは、曲げ半径を大きくするために円弧状に形成され
ている。規制部26a、26b、26c、26dの半径
相当部分は、プレート(A)15上に形成された規制部
25c、25dの半径相当部分と同等に形成されてい
る。規制部26a、26b、26c、26dの幅には、
光ファイバ4aが平面化されるように形成されている。
また、規制部26a、26b、26c、26dの4つの
角近傍には、それぞれネジ止め用の図示せぬネジ穴が設
けられている。
【0061】規制部26aは、入口辺24aと出口辺2
4bにかかる角27aに配置されている。規制部26b
は、出口辺24bのもう1つの角27bに配置されてい
る。規制部26cは、入口辺24aのもう1つの角27
cに配置されている。規制部26dは、残りの角27d
に配置されている。
【0062】円弧状の規制部25a、25b、26a、
26b、27a、27b、27c、27dは、各プレー
ト(A)15、(B)16、(C)17を固定するネジ
21に光ファイバ4aが接触しないように設けられてい
る。そのため、間隙に入れられた光ファイバ4aは、曲
げ半径を大きくすることができる。
【0063】電子回路パッケージ(B)2b上には、光
モジュール3が実装されている。また、電子回路パッケ
ージ(B)2bは、光モジュール3を2つ搭載してい
る。各光モジュール3は、それぞれ光ファイバ4aを介
して光コネクタ7aと結合される。光コネクタ7aは、
電子回路パッケージ(B)2bから電子回路パッケージ
(A)2aの切り欠き20より引き出される。引き出さ
れた光コネクタ7aは、光減衰器18が装着され、電子
回路パッケージ(A)2a上に搭載された回転機構部5
0の光アダプタ1と結合される。
【0064】次に、光ファイバ4aが電子回路パッケー
ジ(B)2b上の光モジュール3から電子回路パッケー
ジ(A)2a上に引き出される課程を説明の都合上、1
本の光ファイバ4aを例として図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0065】図4は、本実施の形態1に係る光アダプタ
実装構造の電子回路パッケージ(A)2a、(B)2b
のX−X’断面を示す概略図である。図5(a)は、本
実施の形態1に係る光アダプタ実装構造の電子回路パッ
ケージ(A)2a上のファイバホルダ14を示す図、
(b)は同矢印C方向からみた側面図である。
【0066】図4に示されるように、電子回路パッケー
ジ(A)2a上のファイバホルダ14は、切り欠き20
に接する部分に配置されている。ファイバホルダ14の
ホルダ本体14aは、電子回路パッケージ(A)2a上
の表面(部品面)23aに固定されている。光コネクタ
7aと共に引き出された光ファイバ4aは、切り欠き2
0に接したファイバホルダ14のクランプ部14bにク
ランプされる。
【0067】このような構造は、ロックレバー8を移動
させる際に光ファイバ4aの動きを電子回路パッケージ
(A)2aの表面23a上だけに制約することができ、
切り欠き20や電子回路パッケージ(B)2b上の電子
部品に接触することによる光ファイバ4aの損傷を防ぐ
ことができる。
【0068】図5(a)に示されるように、シリコンチ
ューブ19に巻き付け保護された光ファイバ4aは、フ
ァイバホルダ14のクランプ部14bにクランプされて
いる。シリコンチューブ19には、螺旋状に切り込みが
入れられている。図5(b)に示されるように、螺旋状
に切り込まれたシリコンチューブ19は、光ファイバ4
aが電子回路パッケージ(A)2aの裏面23bから表
面23aに出されたことによる光ファイバ4aの曲げ半
径を大きくすることができる。
【0069】光ファイバ4aが2本ある場合、シリコン
チューブ19は、別のシリコンチューブ19あるいは1
つのシリコンチューブ19で2本の光ファイバ4aを巻
き付け保護することができる。また、2つの巻き付け保
護された光ファイバ4aは、それぞれファイバホルダ1
4のクランプ部でクランプさせることができる。
【0070】次に、切り欠き20から電子回路パッケー
ジ(A)2a上に出された光ファイバ4aは、積層型の
プリント基板15、16、17のいずれかの間隙に挟ま
れることで余長処理される。
【0071】次に、光ファイバ4aの余長処理における
電子回路パッケージ(A)2a上の積層型プリント基板
の組み立てについて図4を参照しながら詳細に説明す
る。
【0072】図4に示されるように、積層型のプリント
基板15、16、17は、電子回路パッケージ(A)2
a上の支持部22を介してプレート(A)15、プレー
ト(B)16、プレート(C)17の順に、ある間隙を
持ちながら積層されている。
【0073】まず、支持部22は、切り欠き20近傍の
電子回路パッケージ(A)2a上に配置される。次に、
支持部22の先端は、支持部22を電子回路パッケージ
(A)2a上に配置するためのネジ21bにより固定さ
れる。ここで、ネジ21bは、電子回路パッケージ
(A)2aの裏面23bから表面23aに貫通した図示
せぬネジ穴を通り、支持部22を固定させる。次いで、
支持部22の一方の先端には、プレート(A)15が配
置される。
【0074】光ファイバ4aの余長処理は、次のように
行われる。光ファイバ4aの余長は、プレート(A)1
5上に置かれる。次に、ファイバホルダ14へクランプ
される光ファイバ4aは入口辺24aから入り、光コネ
クタへ接続する光ファイバ4aは出口辺24bに出され
る。このとき、プレート(A)15上の光ファイバ4a
は、規制部25a、25b、25c、25d以外のとこ
ろに配置される。
【0075】次いで、プレート(A)15上には、規制
部25a、25b、25c、25dを介してプレート
(B)16が置かれ、光ファイバ4aは、プレート
(A)15−(B)16の間隙に挟まれる。他に光ファ
イバ4aがない場合は、プレート(B)16上には、規
制部26a、26b、26c、26dを介してプレート
(C)17が置かれる。次に、支持部22の一方の先端
は、積層型のプリント基板15、16、17及び規制部
を固定させるためのネジ21aにより固定される。
【0076】光ファイバ4aが2本ある場合、一方の光
ファイバ4aはプレート(B)16−(C)17の間隙
に挟まれる。
【0077】次に、2本の光ファイバ4aの余長処理に
おける電子回路パッケージ(A)2a上の積層型プリン
ト基板について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0078】図6は、本実施の形態1に係る光アダプタ
実装構造の電子回路パッケージ(A)2a上の積層型プ
リント基板(A)15、(B)16、(C)17を示す
断面図である。
【0079】図6に示されるように、ファイバホルダ1
4から電子回路パッケージ(A)2a上に出された2本
の光ファイバ4aは、積層された各プレート(A)1
5、(B)16、(C)17の間隙にそれぞれ1本ずつ
入れられている。従って、各プレート(A)15、
(B)16、(C)17は、電子回路パッケージ(A)
2aの上方に位置する光ファイバ4aのふらつきを抑制
し、光ファイバ4aの移動経路を案内することができ
る。また、各プレート(A)15、(B)16、(C)
17は、回転機構部50により光ファイバ4aが移動さ
れるときに、光ファイバ4aを同一方向に迂回させ、光
ファイバ4aが移動したときの張力による軌跡を平面化
することができる。また、各プレート(A)15、
(B)16、(C)17は、光ファイバ4aの垂れ下が
りを抑えて電子回路パッケージ(A)2a上の電子部品
との干渉を防ぎ、光ファイバ4aへの負荷を軽減するこ
とができる。
【0080】また、各プレート(A)15、(B)1
6、(C)17は、光ファイバ4aのファイバ長をある
長さで決定しクランプさせることで、光ファイバ4aが
移動したときの領域を各プレート(A)15、(B)1
6、(C)17間の領域に制限することができる。従っ
て、各プレート(A)15、(B)16、(C)17
は、その領域に背が低い部品だけを実装するようにすれ
ば光ファイバ4aの引っかかりを減少させることができ
る。
【0081】さらに、プレート(A)15−(B)16
間の規制部25a、25bとプレート(B)16−
(C)17間の規制部26a、26bは、半径相当部分
の大きさが異なるため電子回路パッケージ(A)2a上
に出された2本の光ファイバ4aとの干渉を軽減でき、
図3に示す電子回路パッケージ(A)2aに搭載された
2つの回転機構部50が回転したときに光ファイバ4a
の曲げ半径を確保できる。
【0082】次に、実施の形態1に係る光アダプタ実装
構造の回転機構部50の動作について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0083】図7は、実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造の回転機構部50の水平係止状態を示す図であ
る。図8は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構造の
回転機構部50のロックが外れる状態を示す図である。
図9は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構造の回転
機構部50が回転する状態を示す図である。図10は、
実施の形態1に係る光アダプタ実装構造の回転機構部5
0の45度係止状態を示す図である。
【0084】回転機構部50は、回転させる状態とし
て、電子回路パッケージの交換時に光コネクタ7aの挿
抜を容易にする水平係止状態と、運用時に光コネクタ7
aを収納する45度係止状態に分かれる。水平係止状態
は、ロックレバー8がガイドピース10内に収納されて
いる状態を意味する。45度係止状態は、ロックレバー
8がガイドピース10に対して45度に係止されている
状態を意味する。
【0085】まず、45度係止状態の動作を説明する。
図7に示されるように、回転機構部50は、水平係止状
態にあるとする。
【0086】オペレータは、光減衰器18を介して光コ
ネクタ7aと結合されている光アダプタ1を収納する場
合、ロックレバー8のグリップ8dをつまみ、付勢力に
抗してグリップ8dを上方に持ち上げてブロック10a
のロックを外す。ここで、ロックレバー8は、例えば、
スプリングピン11の直径を除く長穴8eの長さだけ持
ち上がる。このとき、図8に示されるように、ロックレ
バー8は、コイルスプリング13の力で抑えられていた
支持部8aが突起部8bの長さ以上に持ち上げられ、突
起部8bがガイドピース10のブロック10aの溝10
bから解放され回転が可能になる。次に、オペレータ
は、グリップ8dを持ったままスプリングピン11を軸
にロックレバー8を斜め下方向に押し込むようにして回
転させる。
【0087】次いで、図9に示されるように、ロックレ
バー8は、オペレータにより支持部8aを回転させてい
くと、板バネ9bを変位させながら且つコイルスプリン
グ13を収縮させながら移動される。変位された板バネ
9bは、ロックレバー8を45度回転させると元の状態
に戻る。このとき、ロックレバー8は、支持部8aのス
トッパ8cがロックプレート9の凹部9cに引っかかり
ロックされる(図10に示す45度係止状態)。ここ
で、ロックプレート9は、壁部9dがあるので、ロック
レバー8の過度の奥行き方向への回転を防止できる。
【0088】次に、水平係止状態の動作を説明する。
【0089】オペレータは、図10に示す45度係止状
態からロックレバー8のグリップ8dをつまみ、付勢力
に抗してグリップ8dを板バネ9bに対して垂直方向に
引き上げると、ストッパ8cのロックが外れる。そこ
で、オペレータは、グリップ8dを引き上げながら手前
に45度回転させて水平状態にしてからグリップ8dを
おろす(図7に示す水平係止状態)。
【0090】これにより、回転から固定までの動作がレ
バーのみで扱えるようになり、操作が簡単になる。
【0091】次に、回転機構部50の光アダプタ1が回
転したときの電子回路パッケージ(A)2a上にある光
ファイバ4aの動作について図面を参照しながら説明す
る。
【0092】図11は、実施の形態1に係る光アダプタ
実装構造において回転機構部50の光アダプタ1が回転
したときの光ファイバ4aの動作を示す図である。
【0093】図11に示されるように、回転機構部50
の光アダプタ1が回転したとき、電子回路パッケージ
(A)2a上の光ファイバ4aは、ファイバホルダ14
のクランプ部と光コネクタ7aのブッシュを支点にし、
ファイバ自身の張力と重量の影響を受けながらプレート
(A)15、(B)16、(C)17の間を電子回路パ
ッケージ面に対して水平にスライドされる。ロックレバ
ー8を45度係止状態にしたとき、光ファイバ4aは、
図中の実線から点線の方へ引き上げられ、光ファイバ4
a’の状態へと変位する。
【0094】以上の説明より、本実施の形態1に係る光
アダプタ実装構造によれば、電子回路パッケージ(A)
2a、(B)2bの奥行きの減少を最小限にした光アダ
プタ実装構造にすることにより、実装領域を確保できる
ので実装領域の使用効率が向上する。
【0095】また、本実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造によれば、電子回路パッケージ運用時に光アダプ
タ1を回転させ電子回路パッケージ内側に固定し、電子
回路パッケージ板端からの光ファイバ4の飛び出し量を
少なくした光アダプタ実装構造にすることにより、光フ
ァイバ4の収容領域を軽減できる。
【0096】また、本実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造によれば、搬送中や運用中に光ファイバ4aの震
幅を抑えることにより光ファイバ4aへの負荷を軽減で
きることで保守性が向上する。
【0097】また、本実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造によれば、片手で挿抜可能な光コネクタ7aの実
装構造にすることにより電子回路パッケージ交換時に光
アダプタ1を回転させ電子回路パッケージ前面側に固定
させるので電子回路パッケージの容易な交換ができるこ
とで操作性が向上する。
【0098】(実施の形態2)実施の形態1において4
5度係止状態のロックの解放は、オペレータにより、ロ
ックレバー8のグリップ8dを引き上げている。一方、
実施の形態2では、45度係止状態のロックの解放は、
オペレータのレバー操作により、ロックレバー8のスト
ッパ8cのロックを解放することができる。
【0099】図面を参照して、実施の形態2に係る光ア
ダプタ実装構造について説明する。但し、実施の形態2
に係る光アダプタ実装構造の電子回路パッケージ(A)
2a、(B)2b内の光ファイバの余長処理構成につい
ては、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0100】また、実施の形態2に係る光アダプタ実装
構造の回転機構部の動作については、45度係止状態の
ロックの解放を行う点が異なり、その動作は、実施の形
態1と同様であるため説明を省略する。
【0101】図12は、本実施の形態2に係る光アダプ
タ実装構造の回転機構部60を示す側断面図である。図
13は、本実施の形態2に係る光アダプタ実装構造の回
転機構部60を矢印D方向からみた正面図である。
【0102】図12に示されるように、符号60は実施
の形態2に係る光アダプタ実装構造の回転機構部を示し
ている。回転機構部60は、回転収納機構付光アダプタ
実装構造である。この回転機構部60は、光アダプタ1
と、この光アダプタ1を固定するロックレバー8と、ロ
ックレバー8を回転移動させる軸となるスプリングピン
11と、スプリングピン11を回転軸としてロックレバ
ー8を支えるためのガイドピース30と、ガイドピース
30に対してスプリングピン11を軸にロックレバー8
を45度に保持するためのロックプレート29とを備え
ている。また、回転機構部60には、図12に示す矢印
A方向からみた正面にパッケージ正面板32が取り付け
られている。
【0103】また、図13に示されるように、回転機構
部60は、図示せぬ架の正面側に配置され、図12に示
す矢印A方向からみた側面にマザーボードとドータボー
ドとが積層された積層型の電子回路パッケージ(A)2
a及び(B)2bに取り付けられている。
【0104】図12に示されるように、光アダプタ1
は、光アダプタ1を中心として光減衰器18と光ファイ
バ4が接続されている。光アダプタ1は、光減衰器18
を介して光コネクタ7aと結合されている一方、光コネ
クタ7aがプリント基板に部品を搭載して組み立てた電
子回路パッケージ内に収納されるようになっている。
【0105】ロックレバー8は、光アダプタ1と接続さ
れた支持部8aと、この支持部8aの先端に設けられた
突起部8b及びストッパ8cと、支持部8aの他方の先
端と垂直に接続されているグリップ8dと、このグリッ
プ8dと支持部8aの接続部にスプリングピン11を通
すための長穴8eとを備えている。
【0106】支持部8aには、支持部8aと垂直方向に
光アダプタ1を通すための図示せぬ穴が設けられ、ロッ
クレバー8が回転する際、光アダプタ1と支持部8aが
共に回転移動できるように接続されている。長穴8e
は、支持部8aの軸線方向に形成されている。また、長
穴8eの長手方向の直径は、少なくとも突起部8bの突
出量以上になるように形成されている。
【0107】グリップ8dは、客先で人が触れる部分と
して使用され、感触を考慮してモールドで形成されてい
る。さらにグリップ8dには、つまみやすいようにスリ
ットが入れられている。
【0108】図13に示されるように、ガイドピース3
0は、ガイドピース30内に支持部8aを収納できるよ
うに形成されている。図12に示されるように、このガ
イドピース30は、ロックレバー8を固定(ロック)さ
せるためのブロック30aと、このブロック30aに形
成された溝30b及び壁部30cと、ロックレバー8の
ロックを保持するためのシャフト(A)12aを通した
コイルスプリング(A)13aとを備えている。ブロッ
ク30aは、ガイドピース10の下方に設けられてい
る。溝30bは、支持部8aの先端に設けられた突起部
8bが収まるように形成されている。壁部30cは、支
持部8aの先端に設けられた突起部8bとストッパ8c
の間に収まるように形成されている。
【0109】ガイドピース30の上方には、スプリング
ピン11が接続されている。また、ロックレバー8は、
支持部8aの長穴8eにスプリングピン11を引っ掛け
て付勢されている。回転機構部60は、スプリングピン
11を軸にロックレバー8を回転させることができる。
【0110】ロックプレート29は、ガイドピース30
に対して45度に設けられたプレート本体29aと、プ
レート本体29aに平行に沿った板バネ29bと、フッ
クレバー31とを備えている。プレート本体29aは、
図示せぬ電子回路パッケージにネジ止めされている。ま
た、プレート本体29aは、ガイドピース10に対して
スプリングピン11を回転軸として支持部8aが45度
になるように設けられた壁部29dと、板バネ29bと
壁部29dの間に設けられた凹部29cとを備えてい
る。
【0111】フックレバー31は、板バネ29bに沿っ
て設けられたフックレバー本体31bと、ロックを解放
するためのレバー31aと、ロックレバー8の45度係
止状態のロックを保持するためのシャフト(B)12b
を通したコイルスプリング(B)13bとを備えてい
る。レバー31aは、パッケージ正面板32を介してフ
ックレバー31に取り付けられている。シャフト(B)
12bの先端は、ガイドピース10に固定されている。
シャフト(B)12bの一方の先端は、フックレバー本
体31bを固定している。
【0112】ロックレバー8をガイドピース10に収納
して光コネクタ7aを交換する場合、突起部8bは溝3
0bに引っかかり固定(ロック)され、ストッパ8cは
壁部30cと衝突して電子回路パッケージ板端への回転
を制止する。ここで、ロックレバー8は、ロックがはず
れないようにシャフト(A)12aを通したコイルスプ
リング(A)13aのバネの力で下方向に押さえられ
る。
【0113】ロックレバー8をガイドピース10に対し
て45度に保持して、光コネクタ7aと結合した光アダ
プタ1を収納する場合、ストッパ8cは凹部29cに引
っかかり固定(ロック)される。また、壁部29dは、
ロックレバー8を45度以上傾けようとしたときに、ス
トッパー8cと衝突することで電子回路パッケージの奥
行き方向への回転を制止する。
【0114】レバー31aは、オペレータのレバー操作
により、ロックレバー8のストッパ8cのロックを解放
させる。以下、レバー31aのレバー操作を説明する。
【0115】ロックレバー8が45度係止状態にある場
合、フックレバー31には、ロックレバー8の45度係
止状態のロックを保持するためにシャフト(B)12b
を通したコイルスプリング(B)13bの力が加わって
いる。このため、ロックレバー8は、回転方向に対して
応力が加わり、45度に保持されている(45度係止状
態の保持)。
【0116】次に、オペレータによりロックレバー8を
水平係止状態にする場合、レバー31aは、ガイドピー
ス30の下方にスイッチとして下げられる。このとき、
ロックレバー8は、支持部8aのストッパ8cがロック
プレート29の凹部29cから離れるため、ロックレバ
ー8の支えが外れて解放状態となる(ロックの解放)。
【0117】次いで、オペレータは、グリップ8dを摘
みロックレバー8を手前に45度回転させて水平状態に
してからグリップ8dをおろす(水平係止状態)。
【0118】以上の説明により、本実施の形態2に係る
光アダプタ実装構造によれば、実施の形態1の効果に加
えて45度係止状態のロックを容易に解放できる。
【0119】(参考例) 実施の形態1及び2に係る光アダプタ実装構造では、回
転する機構部50及び60により電子回路パッケージ
(A)2a内に光アダプタ1を収容している。ここで、
参考例として水平にスライドする機構部により電子回路
パッケージ(A)2a内に光アダプタ1を収容すること
ができる光アダプタ実装構造を紹介する。
【0120】図面を参照して、参考例における光アダプ
タ実装構造について説明する。但し、参考例における
アダプタ実装構造の電子回路パッケージ(A)2a、
(B)2b内の光ファイバの余長処理構成については、
実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0121】図14は、参考例における光アダプタ実装
構造の水平移動機構部90を示す側断面図である。図1
5は、参考例における光アダプタ実装構造の水平移動機
構部90を矢印E方向からみた正面図である。
【0122】図14に示されるように、参考例における
光アダプタ実装構造の水平移動機構部90は、水平移動
収納機構付光アダプタ実装構造である。この水平移動機
構部90は、光アダプタ1と、この光アダプタ1を固定
するロックレバー78と、ロックレバー78を水平移動
させる軸となるスプリングピン71と、スプリングピン
71を移動軸としてロックレバー78を支えるためのガ
イドピース80とを備えている。
【0123】また、図15に示されるように、水平移動
機構部90は、図示せぬ架の正面側に配置され、図14
に示す矢印E方向からみた側面にマザーボードとドータ
ボードとに積層された積層型の電子回路パッケージ
(A)2a及び(B)2bに取り付けられている。
【0124】図14に示されるように、光アダプタ1
は、光アダプタ1を中心として光減衰器18と光ファイ
バ4が接続されている。光アダプタ1は、光減衰器18
を介して光コネクタ7aと結合されている一方、光コネ
クタ7aがプリント基板に部品を搭載して組み立てた電
子回路パッケージ内に収納されるようになっている。
【0125】ロックレバー78は、光アダプタ1と接続
された支持部78aと、この支持部78aの先端に車輪
軸78cを介して接続された車輪78bと、支持部78
aの他方の先端と垂直に接続されているグリップ78d
と、このグリップ78dと平行に沿ったスプリングピン
71を通すための図14に示したU字型の長穴78eと
を備えている。
【0126】支持部78aには、支持部78aと垂直方
向に光アダプタ1を通すための図示せぬ穴が設けられ、
ロックレバー78が水平移動する際、光アダプタ1と支
持部78aが共に水平移動できるように接続されてい
る。長穴78eは、グリップ78dの延材方向と平行に
沿った穴が形成され、この穴の両端に支持部78aの軸
線方向へ少なくとも車輪1つ分の長さ以上になるように
形成されている。
【0127】グリップ78dは、客先で人が触れる部分
として使用され、感触を考慮してモールドで形成されて
いる。さらにグリップ78dには、つまみやすいように
スリットが入れられている。
【0128】図15に示されるように、ガイドピース8
0は、ガイドピース80内にロックレバー78を収納し
ている。図14に示されるように、このガイドピース8
0は、ロックレバー78を水平移動させるためのプレー
ト80cと、ロックレバー78の水平移動を制止させる
壁部80d、80e、80fと、壁部80dとプレート
80cの間に設けられた溝80aと、壁部80fとプレ
ート80cの間に設けられた溝80bとを備えている。
溝80a及び溝80bは、支持部78aの先端に設けら
れた車輪78bが収まるように形成されている。
【0129】ガイドピース80の上方には、スプリング
ピン71が接続されている。また、ロックレバー78
は、支持部78aの長穴78eにスプリングピン71を
引っ掛けて付勢されている。水平移動機構部90は、ス
プリングピン71を軸にロックレバー78をスライドさ
せることができる。
【0130】ロックレバー78を手前に引いて光コネク
タ7aを交換する場合、支持部78aの車輪78bは、
ガイドピース80の溝80bに落ち、壁部80fと衝突
して固定(ロック)される。また、壁部80fは、車輪
78bの電子回路パッケージ板端への移動を制止させ
る。ここで、支持部78aは、ロックレバー78のロッ
クがはずれないように長穴78eで形成された支持部7
8aの軸線方向へ移動する。
【0131】ロックレバー78を電子回路パッケージ内
へ押して光コネクタ7aと結合した光アダプタ1を収納
する場合、支持部78aの車輪78bは、ガイドピース
80の溝80aに落ち、壁部80d及び80eと衝突し
て固定(ロック)される。また、壁部80d及び80e
は、車輪78bの電子回路パッケージの奥行き方向への
移動を制止する。ここで、支持部78aは、ロックレバ
ー78のロックがはずれないように長穴78eで形成さ
れた支持部78aの軸線方向へ移動する。
【0132】次に、参考例における光アダプタ実装構造
の水平移動機構部90の動作について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0133】図14に示されるように、水平移動機構部
90は、水平移動させる状態として、電子回路パッケー
ジの交換時に光コネクタ7aの挿抜を容易にする引込係
止状態と、運用時に光コネクタ7aを収納する押込係止
状態に分かれる。引込係止状態は、ロックレバー78が
手前に引かれて係止されている状態を意味する。押込係
止状態は、ロックレバー8が電子回路パッケージ内へ押
されて係止されている状態を意味する。
【0134】まず、押込係止状態の動作を説明する。水
平移動機構部90は、引込係止状態にあるとする。
【0135】光減衰器18を介して光コネクタ7aと結
合されている光アダプタ1を収納する場合、オペレータ
は、ロックレバー78のグリップ78dをつまみ、付勢
力に抗してグリップ8dを上方に持ち上げてガイドピー
ス80の溝80bのロックを外す。ここで、ロックレバ
ー78は、例えば、スプリングピン71の直径を除く長
穴78eで形成された支持部78aの軸線方向の長さだ
け持ち上がる。このとき、ロックレバー78は、支持部
78aが車輪78bの長さ以上に持ち上げられたとき
に、車輪78bがガイドピース80の溝80bから解放
され水平移動が可能になる。次に、オペレータは、グリ
ップ78dを持ったままスプリングピン71を軸にロッ
クレバー78を押し込むようにして水平移動させる。
【0136】次いで、ロックレバー78は、オペレータ
により水平移動されると、支持部78aの車輪78bが
ガイドピース80のプレート80c上を転がりながら移
動される。次に、ロックレバー78は、車輪78bがプ
レート80cから溝80aに落ち、壁部80d及び80
eと衝突して固定(ロック)される(図14に示す押込
係止状態)。ここで、壁部80d及び80eは、ロック
レバー78の過度の奥行き方向への移動を防止できる。
【0137】次に、引込係止状態の動作を説明する。
【0138】運用時に光コネクタ7aを収納する場合、
オペレータは、ロックレバー78のグリップ78dをつ
まみ、付勢力に抗してグリップ8dを上方に持ち上げて
ガイドピース80の溝80aのロックを外す。ここで、
ロックレバー78は、例えば、スプリングピン71の直
径を除く長穴78eで形成された支持部78aの軸線方
向の長さだけ持ち上がる。このとき、ロックレバー78
は、支持部78aが車輪78bの長さ以上に持ち上げら
れたときに、車輪78bがガイドピース80の溝80a
から解放され水平移動が可能になる。次に、オペレータ
は、グリップ78dを持ったままスプリングピン71を
軸にロックレバー78を引き込むようにして水平移動さ
せる。
【0139】次いで、ロックレバー78は、オペレータ
により水平移動されると、支持部78aの車輪78bが
ガイドピース80のプレート80c上を転がりながら移
動される。次に、ロックレバー78は、車輪78bがプ
レート80cから溝80bに落ち、壁部80fと衝突し
て固定(ロック)される(引込係止状態)。ここで、壁
部80fは、ロックレバー78の過度の引き込みを防止
できる。
【0140】これにより、水平移動から固定までの動作
がレバーのみで扱えるようになり、操作が簡単になる。
【0141】
【発明の効果】本発明の光アダプタ実装構造は、電子回
路パッケージの奥行きの減少を最小限にすることにより
実装領域の使用効率が向上する。
【0142】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施の形態1に係る光アダプタ実装
構造の回転機構部50を示す側断面図である。
【図2】図2(a)は、本実施の形態1に係る光アダプ
タ実装構造の回転機構部50を矢印A方向からみた正面
図、(b)は同矢印B方向からみた側面図である。
【図3】図3は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構
造の電子回路パッケージ(A)2a、(B)2b内の光
ファイバの余長処理構成を示す図である。
【図4】図4は、本実施の形態1に係る光アダプタ実装
構造の電子回路パッケージ(A)2a、(B)2bのX
−X’断面を示す概略図である。
【図5】図5(a)は、本実施の形態1に係る光アダプ
タ実装構造の電子回路パッケージ(A)2a上のファイ
バホルダ14を示す図、(b)は同矢印C方向からみた
側面図である。
【図6】図6は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構
造の電子回路パッケージ(A)2a上の積層型プリント
基板(A)15、(B)16、(C)17を示す断面図
である。
【図7】図7は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構
造の回転機構部50の水平係止状態を示す図である。
【図8】図8は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構
造の回転機構部50のロックが外れる状態を示す図であ
る。
【図9】図9は、実施の形態1に係る光アダプタ実装構
造の回転機構部50が回転する状態を示す図である。
【図10】図10は、実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造の回転機構部50の45度係止状態を示す図であ
る。
【図11】図11は、実施の形態1に係る光アダプタ実
装構造において回転機構部50の光アダプタ1が回転し
たときの光ファイバ4aの動作を示す図である。
【図12】図12は、実施の形態2に係る光アダプタ実
装構造の回転機構部60を示す側断面図である。
【図13】図13は、実施の形態2に係る光アダプタ実
装構造の回転機構部60を矢印D方向からみた正面図で
ある。
【図14】図14は、参考例における光アダプタ実装構
造の水平移動機構部90を示す側断面図である。
【図15】図15は、参考例における光アダプタ実装構
造の水平移動機構部90を矢印E方向からみた正面図で
ある。
【図16】図16は、従来の光アダプタ実装構造を示す
図である。
【図17】図17は、従来の光アダプタ実装構造におけ
る本来の実装領域を示す図である。
【図18】図18は、従来の光アダプタ実装構造におけ
る課題を示す図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−123202(JP,A) 特開 平1−123203(JP,A) 特開 平2−272405(JP,A) 特開 平5−68315(JP,A) 特開 平6−160669(JP,A) 特開 平7−191234(JP,A) 特開2001−208935(JP,A) 特開2001−307837(JP,A) 実開 平1−169202(JP,U) 実開 平2−98314(JP,U) 実開 平3−11207(JP,U) 実開 平3−24611(JP,U) 実開 平3−63104(JP,U) 実開 昭59−43918(JP,U) 実開 昭62−156903(JP,U) 特許2505865(JP,B2) 特許2988203(JP,B2) 米国特許4986762(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/38 G02B 6/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から提供される光ファイバが接続さ
    れた光アダプタと、 前記光アダプタが固定され、その一端部に第1固定部を
    有するロックレバーと、 前記光アダプタへの作業時に第1係止状態で前記第1固
    定部が係合する第2固定部を有するガイドピースと、 運用時に第2係止状態で前記第1固定部が係合する第3
    固定部を有するロックプレートと、前記ガイドピースに固定され、前記ロックレバーの他端
    部を支えるピンと、 前記ロックレバーに設けられ、オペレータの操作により
    前記ピンを軸にして前記ロックレバーを回動させるグリ
    ップとを具備し、 前記ロックレバーは、前記光アダプタへの作業時に前記
    第3固定部との係合が解かれ前記第2固定部と係合する
    ように、前記ロックレバーの他端部を中心として回動す
    る光アダプタ実装構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 前記第1固定部は、 前記ロックレバーに設けられた第1ロックレバー用突起
    部と、 前記第1ロックレバー用突起部から離れて前記ロックレ
    バーに設けられた第2ロックレバー用突起部と、 前記第1ロックレバー用突起部と前記第2ロックレバー
    用突起部との間の前記ロックレバーに設けられたロック
    レバー用溝とを含み、 前記第2固定部は、前記ガイドピースに設けられたガイ
    ドピース用突起部を含み、 前記第1係止状態のとき、前記ロックレバー用溝と前記
    ガイドピース用突起部とが係合される光アダプタ実装構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 前記第3固定部は、前記ロックプレートに設けられたロ
    ックプレート用溝を含み、 前記第2係止状態のとき、前記第1ロックレバー用突起
    部と前記ロックプレート用溝とが係合される光アダプタ
    実装構造。
  4. 【請求項4】 請求項記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 更に、 前記ガイドピースに固定され、前記ロックレバーの他端
    部に設けられ、バネを有するスプリング部を具備し、 前記ロックレバーの他端部分には、前記ピンを通すため
    の長穴が設けられ、 前記第1係止状態のときに前記スプリング部のバネの付
    勢力により前記ロックレバー用溝と前記ガイドピース用
    突起部とが係合し、前記運用時に、オペレータが前記グ
    リップを用いて付勢力に抗して前記ロックレバーを前記
    長穴の長手方向に移動させた場合、前記ロックレバー用
    溝と前記ガイドピース用突起部との係合が解かれ、 前記第2係止状態のときに前記スプリング部のバネの付
    勢力により前記第1ロックレバー用突起部と前記ロック
    プレート用溝とが係合し、前記光アダプタへの作業時
    に、オペレータが前記グリップを用いて付勢力に抗して
    前記ロックレバーを前記長穴の長手方向に移動させた場
    合、前記第1ロックレバー用突起部と前記ロックプレー
    ト用溝との係合が解かれる光アダプタ実装構造。
  5. 【請求項5】 請求項記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 前記第3固定部は、更に、 前記ロックプレートの一端部に設けられたロックプレー
    ト用突起部と、 前記ロックプレート用突起部から離れて前記ロックプレ
    ートに設けられた板とを含み、 前記ロックプレート用溝は、前記ロックプレート用突起
    部と前記板との間の前記ロックプレートに設けられ、 前記運用時に、オペレータが前記グリップを用いて付勢
    力に抗して前記ロックレバーを前記長穴の長手方向に移
    動させて、前記ロックレバー用溝と前記ガイドピース用
    突起部との係合を解き、前記ピンを軸にして前記ロック
    レバーを回動させた場合、前記第1ロックレバー用突起
    部とロックプレート用突起部とが衝突し、 前記第1ロックレバー用突起部とロックプレート用突起
    部とが衝突したときにオペレータが前記グリップを離し
    た場合、前記スプリング部のバネの付勢力により前記第
    1ロックレバー用突起部と前記ロックプレート用溝とが
    係合する光アダプタ実装構造。
  6. 【請求項6】 請求項又は記載の光アダプタ実装構
    造において、 更に、 オペレータが操作するためのスイッチを具備し、 前記運用時に、前記ロックレバー用溝と前記ガイドピー
    ス用突起部との係合を解くためにオペレータが前記スイ
    ッチを操作した場合、前記スイッチは、オペレータによ
    る前記グリップの操作を可能とし、 前記光アダプタへの作業時に、前記第1ロックレバー用
    突起部と前記ロックプレート用溝との係合を解くために
    オペレータが前記スイッチを操作した場合、前記スイッ
    チは、オペレータによる前記グリップの操作を可能とす
    る光アダプタ実装構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜のいずれか一項に記載の光
    アダプタ実装構造において、 更に、 その端部に前記ガイドピースが設けられた回路パッケー
    ジと、 前記回路パッケージの内部で前記光アダプタに接続され
    た光コネクタと、 前記回路パッケージの内部に設けられた光モジュール
    と、 前記回路パッケージの内部で前記光モジュールと前記光
    コネクタとに接続され、前記ロックレバーが回動したと
    きに移動される内部光ファイバと、 前記回路パッケージの内部に設けられ、前記内部光ファ
    イバの移動経路を案内する、積層された複数の基板とを
    具備し、 前記複数の基板は、前記内部光ファイバが移動されると
    きに、前記内部光ファイバを同一方向に迂回させる光ア
    ダプタ実装構造。
  8. 【請求項8】 請求項記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 前記複数の基板の間隙には、前記内部の光ファイバの移
    動経路を規制する規制部が設けられ、 前記規制部は、前記間隙に入れられた前記内部光ファイ
    バの前記移動経路を平面化する光アダプタ実装構造。
  9. 【請求項9】 請求項記載の光アダプタ実装構造にお
    いて、 前記回路パッケージは、回路が収納されたドータボード
    とマザーボードとが積層されてなり、 前記マザーボードには、前記ドータボードから前記内部
    光ファイバを経由させるための穴が設けられ、 前記マザーボードは、前記内部光ファイバを前記穴近傍
    で固定するための保持部を備えている光アダプタ実装構
    造。
  10. 【請求項10】 請求項記載の光アダプタ実装構造に
    おいて、 前記保持部は、前記内部光ファイバを保護するためのチ
    ューブを備えている光アダプタ実装構造。
  11. 【請求項11】 請求項記載の光アダプタ実装構造に
    おいて、 前記保持部は、前記ロックレバーの回動により前記内部
    光ファイバが移動されるときに、前記マザーボード上に
    位置する前記内部光ファイバのみが移動するように前記
    内部光ファイバを固定する光アダプタ実装構造。
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