JP3528585B2 - シリアルプリンタ及びシリアルプリンタの印字タイミング決定方法 - Google Patents

シリアルプリンタ及びシリアルプリンタの印字タイミング決定方法

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JP3528585B2
JP3528585B2 JP9597998A JP9597998A JP3528585B2 JP 3528585 B2 JP3528585 B2 JP 3528585B2 JP 9597998 A JP9597998 A JP 9597998A JP 9597998 A JP9597998 A JP 9597998A JP 3528585 B2 JP3528585 B2 JP 3528585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にはシリアル
プリンタに関わり、特に、エンコーダを使わないパルス
モータをキャリッジモータとして用いる場合における、
キャリッジモータの加減速区間における印字位置精度を
向上させるための印字タイミング決定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトドットプリンタやインクジェ
ットプリンタなどのシリアルプリンタにおいて、小型
化、高速化のために、キャリッジモータの加減速中にも
印字を行う加減速印字制御が行われている。以下、説明
を複雑化しないために、加速中の印字にのみ着目して説
明するが、減速中の印字も同様であることを当業者は容
易に理解できるはずである。
【0003】図1はキャリッジ加速時の印字制御の基本
的な概念図を示している。
【0004】印字命令がかかると印字に必要なパラメー
タ、例えば各ドット位置に対する印字タイミングを定め
た印字タイミングデータ(T0、T1、T2、…、T
Y、TZ)やその印字タイミングを補正する印字タイミ
ング補正データなどが制御回路にロードされる。続い
て、キャリッジモータが起動すると、最初に機構のバッ
クラッシュを除去する前RUSH時間の後、キャリッジ
が走行を開始して加速していく。キャリッジの走行開始
と同時に印字制御プロセスに印字起動がかかり、最初の
ドット位置に対する印字タイミングデータ(T0)がタ
イマに設定され、タイマが時間カウントを開始する。タ
イマのカウントが設定時間(T0)に達すると、印字割
り込み処理が行われて印字ヘッドに駆動信号が与えら
れ、また、2ドット目の印字タイミングデータ(T1)
がタイマに設定される。以後、2ドット目以降の印字タ
イミングデータ(T1、T2、…、TY、TZ)に等し
い時間間隔で、印字割り込み処理が繰り返されて後続の
ドットが打たれていく。そして、加速領域が終了すると
加速印字制御が終了して、定速印字制御に入り、一定の
時間間隔で各ドットが打たれていく。
【0005】加速印字制御で使う印字タイミングデータ
(T0、T1,T2…TY、TZ)はテーブルの形でプ
リンタの記憶装置に格納されている。この印字タイミン
グテーブルのデータは、キャリッジを実際に走行させて
実測したデータに基づいて設計時に決定されたものであ
る。また、複数の異なる解像度をサポートしているプリ
ンタの場合、通常、解像度が異なるとドットピッチだけ
でなくキャリッジの加速カーブも異なってくるので、各
印字解像度毎にそれぞれに適合した印字タイミングテー
ブルが用意されている。
【0006】図2は、従来のプリンタの加速印字制御の
機能的構成を示している。
【0007】印字タイミングテーブル1には、90dp
iや96dpiなどの複数の解像度に対応した解像度別
の印字タイミングテーブルが含まれている。各解像度別
印字タイミングテーブルにおいて、最初のデータT0は
印字起動から最初のドットを打つ時点までの時間を示し
ており、2つ目以降のデータT1、T2、…は、2つ目
以降の各ドットについて前のドットを打った時刻から当
該ドットを打つ時刻までの時間間隔である、換言すれ
ば、各解像度における1ドットピッチをキャリッジが走
行する所要時間である。キャリッジは加速しているか
ら、T1>T2>T3>…というように後の印字タイミ
ングデータほど短くなっていく。
【0008】さらに、印字タイミング補正テーブル3が
用意されており、ここには各行毎に最初の印字タイミン
グT0を補正するための補正時間データが格納されてい
る。補正時間データとは次のようなものである。ある行
の印刷が終わってキャリッジの停止した現在の停止位置
と、次行の印字開始位置との間の距離は、各行毎に異な
る。そこで、この距離を考慮して各行毎に最初の印字タ
イミングT0を修正しなくてはならない。また、印刷
中、ヘッドに駆動信号が送られてからワイヤが用紙に到
着するまでのタイムラグなどに起因して、各行の全体の
ドット位置が目標のドット位置からずれる。そこで、こ
の位置ずれを無くすように各行の最初の印字タイミング
T0を補正する必要がある(この補正を、キャリッジが
一方向(Uni-Direction)に走行中の誤差を補正すると
いう意味で以下「 Uni-D補正」という)。また、キャリ
ッジの往路と復路の双方で印刷を行う双方向印刷(Bi-D
irection印刷)モードでは、ドット位置ずれが往路と復
路では異なる態様で現れるので、往路か復路か応じて最
初の印字タイミングT0の補正量を違える必要もある
(この補正を、以下「Bi-D補正」という)。そこで、印
字タイミング補正テーブル3には、例えば1ドットピッ
チの1/16の細かさで最初の印字タイミングT0を補
正するための補正時間データ、例えばT1*1/16、
T1*2/16、…、T1+T2*1/16、T1+T
2*2/16、…が格納されている。このテーブル3中
から、各行の印刷開始時に、上記事情に応じた適切な補
正時間データを選んで最初の印字タイミングT0に加算
することにより、印字タイミング補正を行う。なお、補
正時間データを最初の印字タイミングT0に加算すると
いうことは、その行の全てのドットの印字タイミングを
補正時間データ分だけ後へずらすことを意味する。
【0009】図2に示す印字タイミング決定部5は、印
字タイミングテーブル1から解像度に応じた印字タイミ
ングデータT0、T1、T2、…を読み込み、また、各
行毎に、印字タイミング補正テーブル3から、現在のキ
ャリッジ停止位置と次の印字開始位置並びにUni-D補正
及びBi-D補正を考慮した最適な補正時間データを読み込
む。そして、各行毎に、印字タイミングデータT0、T
1、T2、…と補正時間データとから、その行の各ドッ
ト位置の印字タイミングを決定し、ヘッドコントロール
回路7に与える。ヘッドコントロール回路7は、決定さ
れた各ドットの印字タイミングでヘッド駆動回路8を通
じてヘッド9に駆動信号を与える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、補正時
間データを用いて最初の印字タイミングT0を補正する
ということは、その行の全てのドットの印字タイミング
を補正時間データ分だけ後へずらすことを意味する。各
印字タイミングを補正時間データ分だけ後へずらすと、
その補正時間データ分の時間にキャリッジが加速した速
度上昇分だけ、補正後の各印字タイミングでのキャリッ
ジ速度が補正前のそれよりも速くなっている。この速度
上昇のために、補正前のキャリッジ速度を基準にした2
ドット目以降の印字タイミングデータT1、T2、…を
単純にそのまま使うわけにはいかなくなる。
【0011】具体例を挙げて説明する。補正時間データ
として2つ目の印字タイミングデータT1と同じ値が選
ばれたとする。すると、全てのドットの印字タイミング
はT1だけ後にずれることになる。つまり、この補正に
より、最初のドットを打つ時刻は、補正前であれば2つ
目のドットを打つべき時刻T0+T1までシフトされる
のである。従って、この場合、次の2つ目のドット用の
印字タイミングデータとしては、印字タイミングテーブ
ル1上の2つ目ドット用のデータT1ではなく、3つ目
ドット用のT2を用いた方が妥当ということになる。
【0012】さて、上記例は最も簡単なケースである
が、実際には、補正時間データは例えばT1/16、T
1/8、T1+T2/4のような、印字タイミングデー
タ(T1、T2、…)とはぴったり一致しない中間的な
値であることが殆どである。このような中間的な補正時
間データが選ばれた場合、従来の加速印字制御は、図3
に示すように、印字タイミングテーブル1内の印字タイ
ミングデータT1、T2、…の中から、補正時間データ
α分だけずらした印字タイミングに最も近い印字タイミ
ングにかかるデータ(例えば、図3の例では、2つ目ド
ットにはT1又はT2を、3つ目ドットにはT2又はT
3)を選択して、そのデータをそのまま用いている。し
かし、この従来の制御では、印字位置制御の精度はあま
り高くない。
【0013】従って、本発明の目的は、より高精度の加
減速区間中の印字位置制御を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、行
の最初のドットの印字タイミングを決定した後、2つ目
以降のドットの印字タイミングを決定する際、これを次
のような方法に従って行う。すなわち、キャリッジの加
速区間を多数の小区間に仮想的に分割しておく。この小
区間は、複数個(N個)の連続する小区間が合わさって
1ドットピッチになるような非常に短いものである。つ
まり、各小区間は各ドットピッチをN分割したものであ
る。そして、それらの小区間の各々をキャリッジが走行
する時間を示した時間データを用意し、これらの時間デ
ータの中から、最初のドットの印字タイミングに対応す
る小区間以降の時間データの組を、連続するN個の時間
データを1組として、多数組選ぶ。そして、選んだ各組
のN個の時間データを加算することにより、行の2つ目
以降の各ドットの印字タイミングを決定する。この方法
により、最初の印字タイミングが或る時間だけ補正され
た場合、その時間におけるキャリッジの速度上昇分が2
つ目以降のドットの印字タイミングに細かく反映される
ので、印字位置制御の精度が従来より高くなる。
【0015】好適な一つの実施形態では、上記の多数の
小区間の時間データをテーブルの形で記憶装置に記録し
ておき、そのテーブルから、上記各組のN個の時間デー
タを読み出し、それらN個の時間を加算して各ドットの
印字タイミングを決定するようにしている。また、別の
実施形態では、計算済みの上記各組の時間データの加算
値をテーブルの形で記憶装置に記録しておき、このテー
ブルから各時間データ加算値を読み出すことにより、各
ドットの印字タイミングを決定するようにしている。後
者の場合、N個の時間データの組み合わせが異なるN個
のテーブルを用意しておく必要がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の幾
つかの実施形態を詳細を説明する。図4は本発明の第1
の実施形態の加速印字制御ブロック図である。
【0017】印字タイミングテーブル11には、一例と
して、解像度90dpiの印字タイミングテーブルと、
解像度96dpiの印字タイミングテーブルが用意され
ている。各解像度の印字タイミングテーブルには、印字
起動から最初のドットまでの時間を示す印字タイミング
データT0に続いて、各ドットピッチをN個(N>2)
の小区間に分けて、その各小区間のキャリッジ走行時間
が登録されている。
【0018】図4の例では、解像度90dpiの印字タ
イミングテーブルには、各ドットピッチを4個の小区間
に分割し、この4個の小区間の時間データが登録されて
いる。つまり、図1に示した従来技術の2つ目ドット用
の印字タイミングデータT1の時間区間が、4つの小区
間の時間データT11、T12、T13、T14に分け
られている。同様に、従来技術の3つ目ドット用の印字
タイミングデータT2の時間区間も4つの小区間の時間
データT21、T22、T23、T24に分割され、以
降のT3、T4、…区間についても同様である。各ドッ
トピッチは1/90インチであるので、1つの小区間の
時間データはそれぞれ4/1440インチ相当の時間デ
ータとなる。
【0019】同様に、解像度96dpiの印字タイミン
グテーブルの場合は、各ドットピッチ(1/96イン
チ)を5区間(3/1440インチ)に分割してある。
すなわち、従来技術の2つ目ドット用の印字タイミング
データT1をT11、T12、T13、T14、T15
の5つの小区間の時間データに分割し、以降の印字タイ
ミングデータT2、T3、…も同様にそれぞれ5つの時
間データに分割してある。
【0020】ところで、各小区間の時間データT11、
T12、T13、T14、…の決定には、幾つかの方法
が採用し得る。最も手間がかかるが最も正確な方法は、
実際にキャリッジを走行させて各小区間の走行時間を実
測する方法である。逆に正確性は劣るが最も簡単な方法
は、従来技術の印字タイミングデータT1、T2、…の
時間区間を、それぞれ計算でN等分する方法である。こ
の方法の場合、同じ印字タイミングデータの時間区間内
のN個の時間データは互いに等しくなるので、その内の
1つの時間データだけを記憶しておけばすむことにな
り、記憶容量の節約にもなる。この2つの方法の中間に
位置する方法は、従来技術の印字タイミングデータT
1、T2、…からその変化率(つまり、キャリッジの加
速度)を計算し、その加速度を考慮してN個の時間デー
タの小区間の距離が互いに等しくなるように、印字タイ
ミングデータT1、T2、…の時間区間をN個の時間デ
ータに分ける方法である。この最後の方法は、簡単であ
ると共に正確性もかなり高いので実用的である。
【0021】さて、印字タイミング補正テーブル13に
も、各解像度別の印字タイミング補正テーブルが含まれ
ている。各印字タイミング補正テーブルには1/144
0インチの精度で印字タイミングを補正するための補正
時間データが登録されている。この補正時間データを得
る方法として、最も正確な方法は、設計段階で実際にキ
ャリッジを走行させて1/1440インチピッチの各位
置での時間を測定し、その測定値を補正時間データとす
る方法である。また、最も簡易な方法は、従来技術によ
る各解像度の印字タイミングデータを計算で1/144
0インチ相当の時間データに等分して、その値を用いて
補正時間データを算出する方法である。例えば解像度9
0dpiの場合、従来技術の印字タイミングデータT
1、T2、…を16等分した値T1/16、T2/1
6、…を単位として、これを整数倍したり加算したりし
て補正時間データを算出する方法である。1/1440
インチ相当の補正時間データ、2/1440インチ相当
の補正時間データ、…というように可能性のある沢山の
補正時間データを用意する方法である。いずれの方法を
とったにせよ、各解像度毎に、1/1440インチ相当
の補正時間データ、2/1440インチ相当の補正時間
データ、3/1440インチ相当の補正時間データ、…
というように可能性のある沢山の補正時間データが求め
られて、それぞれの解像度用の印字タイミング補正テー
ブルに登録されている。
【0022】印字タイミング決定部15は、印字タイミ
ングテーブル11から解像度に応じた印字タイミングテ
ーブルをロードする。また、印字タイミング補正テーブ
ル13から、解像度に応じた補正テーブルをロードし、
そのテーブル中から、各行毎に、現在のキャリッジ停止
位置と次の印字開始位置並びにUni-補正及びBi-D補正を
考慮した最適な補正時間データを選択する。そして、各
行毎に、印字タイミングテーブル内の各時間データT
0、T11、T12、…と選択した補正時間データとか
ら、その行の各ドット位置の印字タイミングを決定し、
ヘッドコントロール回路17に与える。ヘッドコントロ
ール回路17は、決定された各ドットの印字タイミング
でヘッド駆動回路18を通じてヘッド19に駆動信号を
与える。
【0023】図5は、印字タイミングを決定する方法を
示している。
【0024】印字タイミングテーブルには、最初の印字
タイミングデータT0に続いて、小区間の時間データT
11、T12、…が用意されており、それらは従来技術
の印字タイミングデータT1、T2、…に対してT1=
T11+T12+T13+T14、T2=T21+T2
2+T23+T24等となる関係を有している。ここ
で、解像度90dpiの場合を例にとると、T1、T
2、…はそれぞれ1/90インチ相当の時間、T11、
T12、T13、T14、…はそれぞれ4/1440イ
ンチ相当の時間である。
【0025】印字タイミング決定部15は、まず、選択
した補正時間データαを最初の印字タイミングデータT
0に加えて、最初のドットに対する印字タイミングデー
タをT0+αと決定する。次に、印字タイミング決定部
15は、補正時間データαが印字タイミングテーブル内
の小区間中のどの小区間まで達しているかを判断し、そ
の達している小区間の次の小区間を指すポインタをセッ
トする。図示の例では、αは2つ目の小区間T12まで
達しているから、次の3つ目の小区間T13のポインタ
をセットする。次に、このポインタが指す小区間から数
えて4個の小区間T13、T14、T21、T22を読
み込み加算して、2つ目のドットの印字タイミングデー
タをT13+T14+T21+T22と決定する。そし
て、読み込みの終わった区間の次の小区間T23のポイ
ンタをセットする。次に、同様にポインタの指す小区間
から数えて4個の小区間の加算値T23+T24+T3
1+T32を3つ目のドットの印字タイミングデータと
決定し、次の小区間T33のポインタをセットする。以
後同様に、ポインタから数えて4個の小区間を読み込み
加算して次のドットの印字タイミングデータとする。こ
の方法によって、補正時間データα分のタイミングシフ
トによるキャリッジの速度上昇分を効果的に各ドットの
印字タイミングデータに反映させることができ、よっ
て、加速区間における印字位置精度は従来より向上す
る。
【0026】なお、補正時間データαが或る小区間の途
中位置にまで到達しているときの2つ目の印字タイミン
グデータの決め方としては、αが途中まで到達している
小区間を含めて4区間としてもよいし、αが到達してい
る小区間を含めずにその次の小区間から4区間としても
よいし、或いは、その小区間内でα部分が占める割合を
例えば四捨五入して、その小区間を含めるか含めないか
を選択するようにしてもよい。
【0027】図6は印字タイミング決定部15の全体の
処理流れを示している。以下、図示の処理1〜処理4を
順に説明する。
【0028】(1)処理1 先ず、予め記憶している各解像度の印字タイミングテー
ブル及び印字タイミング補正テーブルのトップアドレス
の中から、選択された特定の解像度のトップアドレスを
選択し、そのトップアドレスを用いて記憶装置にアクセ
スして、選択された解像度に対応した印字タイミングテ
ーブル及び印字タイミング補正テーブルをロードする。
【0029】(2)処理2 次に、各行毎に処理2〜処理4を繰り返す。その内の処
理2では、現在のキャリッジモータの停止位置と印字開
始位置に基づく補正量、並びにUni-D補正及びBi-D補正
のための補正量の計算を行なって、ロードした印字タイ
ミング補正テーブルの中から最適な補正時間データαを
選択する。
【0030】(3)処理3 次に、ロードした印字タイミングテーブルから最初の時
間データT0を読み込み、これに選択した補正時間デー
タαを加算して、補正された最初の印字タイミングデー
タT0+αを決定し、これを印字割り込みタイマにセッ
トして印字起動と同時にタイマを起動する。
【0031】(4)処理4 割り込みタイマがセットした時間T0+αをカウントす
ると、印字割り込み処理を行って、ヘッドに駆動信号を
送って最初のドットを印字させ、同時に、図5を参照し
て説明した方法で2つ目ドットの印字タイミングデータ
を決定し、印字割り込みタイマにセットしタイマを起動
する。以後、タイマがセットした時間をカウントする都
度、同様に印字割り込み処理を行なう。これにより、2
つ目以降のドットが、図5で説明したように例えばT1
3+T14+T21+T22、T23+T24+T31
+T32、…というような時間間隔で打たれていく。キ
ャリッジの加速区間が終わって定速走行に入ると、その
一定走行速度に対応した一定の印字タイミングデータを
印字割り込みタイマにセットして一定時間間隔でドット
を打っていく。1行の最後のドットを打ち終わると、処
理2へ戻り次の行の処理を開始する。
【0032】図7は、前述の処理2をさらに詳しく示し
ている。以下、図示の処理21〜処理23を順に説明す
る。
【0033】(1)処理21 先ず、各行の印字開始前に、キャリッジの現在の停止位
置、各行の印字開始位置、印字解像度、Uni-D補正の補
正距離、及びBi-D補正の補正距離に基づいて、最初のド
ットを正しい印字位置に合わせるための補正距離を、例
えば1/1440インチを単位で決める。
【0034】(2)処理22 次に、決定した補正距離に対応した補正時間データαを
印字タイミング補正テーブルから取得する。
【0035】(3)処理23 さらに、取得した補正時間データαに基づいて、図5を
参照して説明した方法で、2つ目ドットの印字タイミン
グデータを決めるための小区間を印字タイミングテーブ
ルのどこから読み出すかを決め、その読み出し開始の小
区間(図5の例ではT13)を指すポインタをセットす
る。
【0036】図8は、本発明第2の実施形態にかかる加
速印字制御の機能構成を示す。
【0037】上述した第1の実施形態では、各解像度毎
に1つの印字タイミングテーブルがあり、そこに各小区
間の時間データが登録されており、1回の印字割り込み
処理では、そのテーブルからN回の読み出しを繰り返し
てN個の小区間のデータを取得し、これらを加算するこ
とにより、1つの印字タイミングデータを計算してい
る。しかし、特に高速印字を実現する場合、1回の割り
込み処理時間をできるだけ短くしたいので、テーブルへ
のアクセス回数や計算処理をできるだけ減らしたい。こ
の観点において、図8に示す第2の実施形態は優れてい
る。
【0038】図8に示すように、各印字解像度におい
て、補正時間データαに大きさに応じた印字データの決
め方のバリエーション数分の複数の印字タイミングテー
ブルが用意されている。例えば、解像度90dpiの場
合について説明すると、4種類の印字タイミングテーブ
ルが用意されている。
【0039】第1の印字タイミングテーブルは補正時間
データαがゼロの場合であり、最初の印字タイミングデ
ータT00=T0と、図5で説明した方法で予め計算済
みの2つ目以降のドットの印字タイミングデータT1
0、T20、…が登録されている。ここで、T10=T
11+T12+T13+T14、T20=T21+T2
2+T23+T24、…である。
【0040】第2の印字タイミングテーブルは、補正時
間データαがゼロより大きく且つ最初の小区間T11以
下である場合である。ここには、図5で説明した方法で
予め計算済みの2つ目以降のドットの印字タイミングデ
ータT10、T20、…が登録されている。ここで、T
10= T12+T13+T14+T21、T20=T
22+T23+T24+T31、…である。なお、最初
の印字タイミングデータT00については、T00=T
0+αで計算するので、テーブルには登録されていな
い。
【0041】第3の印字タイミングテーブルは、補正時
間データαが最初の小区間T11より大きく且つ最初と
次の小区間の加算T11+T12以下である場合であ
る。ここには、図5で説明した方法で予め計算済みの2
つ目以降のドットの印字タイミングデータT10、T2
0、…が登録されている。ここで、T10= T13+
T14+T21+T22、T20=T23+T24+T
31+T32、…である。なお、最初の印字タイミング
データT00については、T00=T0+αで計算する
ので、テーブルには登録されていない。
【0042】第4の印字タイミングテーブルは、補正時
間データαが最初と次の小区間の加算T11+T12よ
り大きく且つ最初から第3までの小区間の加算T11+
T12+T13以下である場合である。ここには、図5
で説明した方法で予め計算済みの2つ目以降のドットの
印字タイミングデータT10、T20、…が登録されて
いる。ここで、T10= T14+T21+T22+T
23、T20=T24+T31+T32+T33、…で
ある。なお、最初の印字タイミングデータT00につい
ては、T00=T0+αで計算するので、テーブルには
登録されていない。
【0043】補正時間データαが更に大きい場合には、
上述した4種類のテーブルのどれかが流用できる。例え
ば、αがT11+T12+T13より大きく且つT11
+T12+T13+T14以下である場合は、α=0の
場合の第1のテーブルが流用できる。ただし、2つ目以
降のドットに対して、T10は無視し、T20以降のデ
ータを用いていくことになる。
【0044】要するに、1ドットピッチを分割した小区
間の個数Nと等しい個数のテーブルが1つの解像度につ
いて用意されることになる。従って、解像度96dpi
の場合は、図2に示したように5個の小区間に分けたか
ら、5個の印字タイミングテーブルが用意される。
【0045】一方、印字タイミング補正テーブル23は
第1の実施形態の場合と同様である。
【0046】印字タイミング決定部25は、印字タイミ
ング補正テーブルから特定の補正時間データαを選択す
ると、このαの大きさに対応した1つの印字タイミング
テーブルを印字タイミングテーブル21から選択してロ
ードする。そして、最初の印字タイミングT00はT0
0=T0+αで決定するが、2つ目以降のドットの印字
タイミングデータは、その選択した印字タイミングテー
ブルから計算済みの印字タイミングデータT10、T2
0、…を読み込んでそのまま使用する。
【0047】以上説明した実施の形態は、あくまで本発
明の説明のためのものであり、本発明の技術的範囲を上
記実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明はその
趣旨を逸脱することなく、上述の具体的な形態以外の様
々な形態でも実施することが出来る。例えば、1ドット
ピッチの分割数Nは上述の実施形態より多くしてもよい
し少なくしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】加速印字制御の基本的な概念図。
【図2】従来の加速印字制御のブロック図。
【図3】従来の印字タイミング決定方法を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態の加速印字制御のブロ
ック図。
【図5】同実施形態の印字タイミング決定方法を示す
図。
【図6】印字タイミング決定処理のフローチャート。
【図7】図6中の処理2を詳細にしたフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施形態の加速印字制御のブロ
ック図。
【符号の説明】
1、11、21 印字タイミングテーブル 3、13、23 印字タイミング補正テーブル 5、15、25 印字タイミング決定部 7、17、27 ヘッドコントロール回路 8、18、28 ヘッド駆動回路 9、19、29 ヘッド

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジの加速区間に印字を行うシリ
    アルプリンタにおいて、キャリッジの現在の停止位置と印字開始位置との間の距
    離に応じて前記最初の印字の駆動タイミングデータを補
    正することにより、 最初のドットの印字タイミングを決
    定する最初印字タイミング決定部と、 前記キャリッジの加速区間内の多数の小区間であって、
    複数N個の連続する小区間が1ドットピッチに相当する
    ような前記多数の小区間の各々におけるキャリッジ走行
    時間をそれぞれ示した前記多数の時間データの中から、
    前記最初のドットの印字タイミングが到達している小区
    間又はその次の小区間以降の時間データの組を、連続す
    るN個の時間データを1組として、多数組選び、選んだ
    各組内のN個の時間データの加算値を、行の2つ目以降
    加速区間が終わるまでの各ドットの印字タイミングと
    して決定する後続印字タイミング決定部と、 を備え、決定された印字タイミングで印刷ヘッドを駆動
    するシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 印字起動から最初のドットの時間までを示す最初の印字
    タイミングデータを記憶する記憶部を更に備え、 前記多数の時間データが、前記印字タイミングデータに
    続く小区間の時間データであり、 前記最初印字タイミング決定部が、キャリッジの現在の
    停止位置と印字開始位置との間の距離に応じて前記最初
    の印字の駆動タイミングデータによる最初のドットを打
    つ時間を後にずらすように補正することにより、最初の
    ドットの印字タイミングを決定するシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記記憶部が、複数の印字解像度をサポートし、各解像
    度毎に1つの印字タイミングテーブルを有するシリアル
    プリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシリアルプリンタにおい
    て、 前記後続印字タイミング決定部が、前記各組の時間デー
    タの加算値が登録された印字タイミングテーブルを有
    し、前記印字タイミングテーブルから、前記各組の時間
    データ加算値を読み出すことにより、前記各ドットの印
    字タイミングを決定するシリアルプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシリアルプリンタにおい
    て、 各解像度毎に、前記各組に含まれるN個の時間データの
    組み合わせが異なるN個の印字タイミングテーブルを有
    するシリアルプリンタ。
  6. 【請求項6】 キャリッジの加速区間に印字を行うシリ
    アルプリンタの印字タイミング決定方法において、キャリッジの現在の停止位置と印字開始位置との間の距
    離に応じて前記最初の印字の駆動タイミングデータを補
    正することにより、 最初のドットの印字タイミングを決
    定する過程と、 前記キャリッジの加速区間内の多数の小区間であって、
    複数N個の連続する小区間が1ドットピッチに相当する
    ような前記多数の小区間の各々におけるキャリッジ走行
    時間をそれぞれ示した前記多数の時間データの中から、
    前記最初のドットの印字タイミングが到達している小区
    間又はその次の小区間以降の時間データの組を、連続す
    るN個の時間データを1組として、多数組選び、選んだ
    各組内のN個の時間データの加算値を、行の2つ目以降
    加速区間が終わるまでの各ドットの印字タイミングと
    して決定する過程と、 を備え、決定された印字タイミングで印刷ヘッドを駆動
    するシリアルプリンタの印字タイミング決定方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、 前記2つ目以降の各ドットの印字タイミングとして決定
    する過程が、 前記多数の小区間の時間データが登録された予め用意さ
    れた印字タイミングテーブルから、前記各組のN個の時
    間データを読み出す過程と、 それらN個の時間を加算することにより、前記各ドット
    の印字タイミングを決定する過程と、 を含むシリアルプリンタの印字タイミング決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の方法において、 前記2つ目以降の各ドットの印字タイミングとして決定
    する過程が、前記各組の時間データの加算値が登録され
    た予め用意された印字タイミングテーブルから、前記各
    組の時間データ加算値を読み出すことにより、前記各ド
    ットの印字タイミングを決定するシリアルプリンタの印
    字タイミング決定方法。
  9. 【請求項9】 キャリッジの加速区間に印字を行う際
    に、キャリッジの現在の停止位置と印字開始位置との間
    の距離に応じて前記最初の印字の駆動タイミングデータ
    を補正することにより、最初のドットの印字タイミング
    を決定する過程と、 前記キャリッジの加速区間内の多数の小区間であって、
    複数N個の連続する小区間が1ドットピッチに相当する
    ような前記多数の小区間の各々におけるキャリッジ走行
    時間をそれぞれ示した前記多数の時間データの中から、
    前記最初のドットの印字タイミングが到達している小区
    間又はその次の小区間以降の時間データの組を、連続す
    るN個の時間データを1組として、多数組選び、選んだ
    各組内のN個の時間データの加算値を、行の2つ目以降
    加速区間が終わるまでの各ドットの印字タイミングと
    して決定する過程と、 をコンピュータに行わせるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 シリアルプリンタのキャリッジの加速
    区間に印字を行うための印字タイミングをコンピュータ
    に決定させるためのデータ構造であって、 前記キャリッジの加速区間内の多数の小区間であって、
    複数N個の連続する小区間が1ドットピッチに相当する
    ような前記多数の小区間の各々におけるキャリッジ走行
    時間をそれぞれ示した前記多数の時間データの中から、
    前記最初のドットの印字タイミングが到達している小区
    間又はその次の小区間以降の時間データの組を、連続す
    るN個の時間データを1組として、多数組選び、選んだ
    各組内のN個の時間データの加算値を含むデータ構造、 を記録したコンピュータ読み取り可能な記媒媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の記録媒体において、 前記シリアルプリンタがサポートする各解像度毎に、前
    記各組に含まれるN個の時間データの組み合わせが異な
    るN個の前記データ構造を有する記録媒体。
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