JP3525029B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3525029B2
JP3525029B2 JP13194997A JP13194997A JP3525029B2 JP 3525029 B2 JP3525029 B2 JP 3525029B2 JP 13194997 A JP13194997 A JP 13194997A JP 13194997 A JP13194997 A JP 13194997A JP 3525029 B2 JP3525029 B2 JP 3525029B2
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洋 大河原
公俊 扇一
徹也 川村
武 田中
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株式会社 日立ディスプレイズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に係
り、特に表示領域周辺の表示に寄与しない額縁領域を縮
小した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、何時でも何所でも必要な情報を入
手し計算処理したいという要求が高まり、図52に示す
様な、可搬形の情報処理装置が開発されている。可搬形
の情報処理装置の例にはノートブック型のパーソナルコ
ンピュータ(以下ノートパソコンと略す。)、ワードプ
ロセッサー、携帯形情報端末やポケット型コンピュータ
がある。
【0003】これら可搬形の情報処理装置の表示装置に
は、薄くて、軽くて、消費電力が少ないという理由で、
液晶表示装置が多く使われている。
【0004】液晶表示装置は画像を表示する液晶表示パ
ネルと駆動回路で構成されるが、駆動回路は液晶表示パ
ネルの周囲に設けられ、表示に寄与しない領域(所謂額
縁領域)を構成している。
【0005】しかし最近では、可搬形の情報処理装置で
も表示領域を大きくして、見やすくしたいという要求が
高まっている。単純に表示領域を大きくする方法には、
大型の液晶表示装置を用いれば良いが、それでは可搬性
が失われてしまい、可搬形の情報処理装置の意味がなく
なってしまう。
【0006】そこで、表示に寄与しない領域を小さくし
て、同じ外形の液晶表示装置に比べ表示領域を大きくす
る、所謂額縁縮小の技術が重要になってきた。
【0007】なお額縁縮小技術に関する先行技術には特
願平6−75019号及び特願平7−297234号が
あり一応の成果を上げている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし発明者らは、従
来よりも表示領域を大きくし、額縁領域を小さくする為
には、更に解決しなければならない課題が有ることを見
い出した。
【0009】本発明の目的は、液晶表示装置の表示に寄
与しない領域である額縁領域を小さくすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、互いに対向配置される一対の透
明基板と、これら各透明基板の間に配置される液晶を封
じる環状のシール材と、一方の透明基板の液晶側の面に
形成された電極を他方の透明基板の液晶側の面に形成さ
れた端子に引き出すための導電層と、を少なくとも備え
る液晶表示装置において、前記導電層は前記シール材の
走行方向に沿った中心線より外側に形成されていること
を特徴とするものである。
【0012】このように構成された液晶表示装置は、従
来、導電体がシール材の内側に形成されていたものと比
べて、画素の集合体としての実質的な表示部の面積を大
きくできることになる。
【0013】従来では、シール材内において、表示部の
面積をできる限り大きくしようとしても該導電体がそれ
を制限していたからである。
【0014】このことは、画素領域の面積および画素数
を従来と同じにした場合に額縁面積を小さくできること
を意味する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示装置
の実施例を図面を用いて説明する。
【0016】実施例1. 《液晶表示モジュールMDLの外観》図2は、液晶表示
モジュールMDLの組立完成図で、液晶表示素子PNL
の表面側(すなわち、上側、表示側)からみた正面図、
前側面図、右側面図、左側面図及び後側面図である。
【0017】図3は、液晶表示モジュールMDLの組立
完成図で、液晶表示素子の裏面側(下側)からみた裏面
図である。
【0018】モジュールMDLは、モールドケースM
L、シールドケースSHDの2種の収納、保持部材を有
する。
【0019】HLD1、2、3及び4は、当該モジュー
ルMDLを表示部としてノートパソコン、ワードプロセ
ッサー等の情報処理装置に実装する為に設けた4個の取
付穴である。
【0020】図4に示すモールドケースMLの取付穴H
LD1、2、3及び4に一致する位置に図5に示すシー
ルドケースSHDの取付穴HLD1、2、3及び4が形
成されており、両者の取付穴にねじ等を通して情報処理
装置に固定、実装する。当該モジュールMDLでは、バ
ックライト用のインバータIVを図27に示すようにH
LD1とHLD3の間にある凹部に配置し、接続コネク
タLCT、ランプケーブルLPC1、2を介してバック
ライトの蛍光管LPに電源を供給する。本体コンピュー
タ(ホスト)からの信号および必要な電源は、モジュー
ル裏面に位置するインターフェイスコネクタCT1を介
して、液晶表示モジュールMDLのコントローラ部およ
び電源部に供給する。
【0021】なお、図2に示す液晶表示モジュールMD
Lの外形寸法は、長辺W(HLD1側とHLD2側の角
で規定される辺)は297.5mm、短辺H(HLD2
側とHLD4側の角で規定される辺)は214.5m
m、厚さTは8.0mm、表示領域(有効画素の部分)
ARから測って、シールドケースSHDの上額縁まで
(図2のII−IIの線上)の幅X1は3.9mm、下
額縁まで(図2のI−Iの線上)の幅X2は7.9m
m、左額縁まで(図2のIII−IIIの線上)の幅Y
1は15.5mm、右額縁まで(図2のIV−IVの線
上)の幅Y2は4.2mmである。
【0022】また表示領域ARの大きさは、長辺Wは2
70.3mm、短辺Hは202.8mmで、対角サイズ
Dは34cm(13.3インチ)である。
【0023】表示領域AR内の画素の数は、R,G,B
3色の画素をまとめて1画素とすると、長辺方向(横方
向、x方向)に1024個、短辺方向(縦方向、y方
向)に768個配置されている。
【0024】図2に示す液晶表示モジュールMDLは先
に紹介した先行技術特願平7−297234号に記載さ
れた液晶表示モジュールMDLと比べると、液晶表示モ
ジュールMDLの外形寸法及び表示領域ARの大きさは
大きくなったにもかかわらず、表示に寄与しない額縁領
域が小さいという特徴がある。従って図2に示す液晶表
示モジュールMDLを用いれば可搬形情報処理装置の可
搬性を失わずに、見やすい大きな表示が得られる。な
お、図2に示す液晶表示モジュールMDLの重量は65
0gであり、可搬形情報処理装置に使用するのに十分な
軽さである。
【0025】液晶表示モジュールMDLの取り付け穴は
図6(A)、(B)に示す形をしている。取り付け穴は
ランプケーブルLPC1、LPC2側(Bの部分参照)
は図6(B)に示すHLD3の様に丸い穴になってい
る。インターフェースコネクタCT1側(Aの部分参
照)の取り付け穴は図6(A)に示すHLD2の様にU
字型の切欠きになっている。
【0026】液晶表示モジュールMDLの外部装置(ホ
ストコンピュータ等)と接続を取るインターフェースコ
ネクタCT1のピン配置(Cの部分参照)は図6(C)
に示す形をしている。
【0027】《液晶表示モジュールMDLの断面》図7
(A)は図2に示す液晶表示モジュールMDLのI−I
線で切った断面、図7(B)は図2に示す液晶表示モジ
ュールMDLのII−II線で切った断面、図8(A)
は図2に示す液晶表示モジュールMDLのIII−II
I線で切った断面、図8(B)は図2に示す液晶表示モ
ジュールMDLのIV−IV線で切った断面である。
【0028】図7及び図8において、各部材の説明をす
ると、以下の通りとなる。
【0029】SHDは液晶表示素子PNLの周辺及び液
晶表示素子PNLの駆動回路を覆うシールドケース(上
側ケース)である。
【0030】MLはバックライトを収納するモールドケ
ース(下側ケース)である。
【0031】LF1及びLF2は下側ケースを覆う第1
及び第2の下シールドケースである。
【0032】WSPCはバックライトの周囲を覆う枠ス
ペーサである。
【0033】SUB1及びSUB2は液晶表示素子PN
Lを構成するガラス基板である。本実施例ではSUB1
は薄膜トランジスタ及び画素電極が形成されている基板
であり、SUB2はカラーフィルタ及び共通電極が形成
されている基板である。
【0034】FUSはSUB1とSUB2の間に封入さ
れた液晶を封止する、封止材である。
【0035】BMはSUB2に形成された遮光膜であ
る。本実施例の液晶表示モジュールMDLは、表示領域
AR周辺のBMが遮光する領域を最適にすることによ
り、45度以上の斜めの角度から表示領域を見ても、バ
ックライトから直接漏れてくる光が見えることがなく、
また表示領域AR周辺の表示に無関係な部分(例えば枠
スペーサWSPCで隠されている部分)が見えることも
ないので、シールドケースSHDで必要以上にSUB
1、SUB2を覆う必要がなく額縁領域を縮小すること
が出来る。
【0036】POL1はSUB2に貼付られる上偏光板
であり、POL2はSUB1に貼付られる下偏光板であ
る。本実施例の液晶表示素子PNLはPOL1、POL
2及び、SUB1とSUB2間に設けられる液晶層によ
り、バックライトから供給される光を透過したり遮断し
たりすることにより画像を表示している。
【0037】VINC1はSUB2に貼付られる視角拡
大フィルムであり、VINC2はSUB1に貼付られる
視角拡大フィルムである。本実施例ではSUB1、SU
B2に視角拡大フィルムを設けることにより、観測者が
表示を見る角度によりコントラストが変化する液晶表示
素子特有の問題である、視角依存性をなくしている。従
って本実施例の液晶表示モジュールMDLでは視角拡大
フィルムにより表示領域ARの中央部と周辺部のコント
ラスト差をなくし、対角サイズDが34cm(13.3
インチ)以上の広い表示領域をもつ液晶表示装置を実現
している。
【0038】なお視角拡大フィルムは偏光板の外側に貼
付ても良いが、視角拡大効果を上げる為に本実施例では
偏光板とガラス基板の間に視角拡大フィルムを設けてい
る。
【0039】LPはバックライトの光源となる蛍光管で
ある。
【0040】GLBはバックライトの導光板であり、蛍
光管LPから来る光をSUB1、SUB2の方向に向け
均一な面光源を形成する様に働く。GLBの断面は重量
を軽くするために、LP側では厚く、LPと反対側では
薄い、テーパ形状をしている。
【0041】RFSは反射シートで、GLBの底面に来
た光を反射しGLBの中に戻す働きをする。
【0042】SPSは拡散シートで、GLBの上面から
液晶表示素子PNLに向けて射出する光を様々な方向に
拡散する働きをする。
【0043】PRSはプリズムシートで、SPSで拡散
した光を特定の出射角の範囲に集光し、バックライトの
輝度を向上する働きをする。
【0044】PORは偏光反射板で、液晶表示装置の輝
度を向上する為に設けられている。PORは特定の偏光
軸の光のみを透過し、それ以外の偏光軸の光は反射する
性質を持っている。従ってPORの透過する偏光軸を下
偏光板POL2の偏光軸と合わせることにより、従来P
OL2で吸収されていた光もPORと導光板GLBの間
で行ったり来たりしている間にPOL2を透過する偏光
光に変えられてPORから射出されるので、液晶表示装
置の輝度を向上することが出来る。
【0045】LSはランプリフレクタで、LPで発生し
た光をGLBの方向に反射する働きをする。LSはまた
後述するように、LPを保持する働きもする。また、L
Sは図7(A)に示す様に、LSがGLBを挟み込むこ
とにより、GLBに固定されているので、LPを簡単に
交換することが出来る。
【0046】先に述べた枠スペーサーWSPCは導光板
GLBの周辺部を押さえ、WSPCのフックをモールド
ケースMLの穴に差し込むことにより、GLBをMLに
しっかりと固定し、GLBが液晶表示素子PNLに衝突
するのを防いでいる。本実施例ではさらに、SPS、P
RS及びPORもWSPCにより抑えつけられているの
で、SPS、PRS及びPORが、ゆがむことがなく、
対角サイズDが34cm(13.3インチ)以上の広い
表示領域をもつ液晶表示素子PNLを照らすバックライ
トを液晶表示装置内に実装することができる。
【0047】GC1はWSPCとSUB1の間に設けら
れるゴムクッションである。
【0048】LPC3は蛍光管LPに電圧を供給するラ
ンプケーブルで、実装スペースを取らない様にフラット
ケーブルからなりWSPCとLSの間に設けられる。L
PC3は両面テープによりLSに貼り付けられているの
で、蛍光管LPを交換するときにLSと共に交換するこ
とが出来、LPC3をLPから外す必要がなく、LPの
交換が容易である。またLPC3はフレキシブルフィル
ムと金属膜の多層膜でなる為、WSPCとLSの衝突を
防止するクッションにもなる。
【0049】OLはOリングで、LPとLSの間のクッ
ションの働きをする。OLはLPの輝度を低下させない
様に透明なプラスチックからなる。またOLはLPから
高周波の電流が漏れるのを防止する為に誘電率の低い絶
縁物からなる。OLはまたLPが導光板GLBと衝突す
るのを防ぐクッションにもなっている。
【0050】IC1は液晶表示素子PNLの映像信号線
を駆動するドレインドライバチップで、半導体チップの
中に駆動回路が集積され、SUB1上に実装されてい
る。IC1はSUB1の一方の辺のみに実装されている
ので、IC1が実装された辺と対向する辺は液晶表示モ
ジュールMDLの額縁領域を縮小することが出来る(図
7(B)参照)。また蛍光管LP及びランプリフレクタ
LSはSUB1のIC1が実装された部分の下に重ねて
設けられているので、LP及びLSを液晶表示モジュー
ルMDL内にコンパクトに収納することが出来る。
【0051】IC2は液晶表示素子PNLの走査信号線
を駆動するゲートドライバチップで、半導体チップの中
に駆動回路が集積され、SUB1上に実装されている。
【0052】本実施例の実装技術は薄膜トランジスタを
用いたアクティブマトリックス型の液晶表示装置を例に
して記載しているが、薄膜トランジスタを用いないパッ
シブマトリックス型の液晶表示装置に応用することも可
能であり、パッシブマトリックス型の液晶表示装置場合
はIC1はセグメントドライバチップを用いSUB1上
に実装し、IC2はコモンドライバチップを用いSUB
2上に実装すれば良い。
【0053】FPC1は走査信号線側フレキシブルプリ
ント基板で、SUB1の外部端子に異方性導電膜により
接続され、IC2に電源及び駆動信号を供給している。
FPC1上には抵抗やコンデンサ等のチップ部品EPが
実装されている。
【0054】FPC2は映像信号線側フレキシブルプリ
ント基板で、SUB1の外部端子に異方性導電膜により
接続され、IC1に電源及び駆動信号を供給している。
FPC2上には、抵抗やコンデンサ等のチップ部品EP
が実装されている。本実施例では、額縁領域を縮小する
為に、FPC2はランプリフレクタLSを包む様に折り
曲げられ、FPC2の一部(b部)はバックライトの裏
のモールドケースMLと第2の下シールドケースの間に
挾まれ固定されている。モールドケ−スMLにはFPC
2のチップ部品EPのスペースを確保する為の切欠きが
設けられている。FPC2は折り曲げがたやすい様に薄
い厚さの部分(a部)と、多層配線の為に厚さの厚い部
分(b部)で構成されている。また本実施例では下シー
ルドケースを第1の下シールドケースLF1と第2の下
シールドケースLF2に分けて液晶表示モジュールMD
Lの裏面を覆っているので、図7(A)に示す様に、L
F2を外しFPC2をめくればランプリフレクタLSを
露出させることが出来るので蛍光管LPの交換が容易で
ある。
【0055】PCBは電源回路やコントローラ回路が形
成されたインターフェース基板で、多層のプリント基板
からなる。本実施例では、額縁領域を縮小する為に、P
CBはFPC1の下に重ねて設けられ、両面テープBA
TでSUB1に貼付られている。
【0056】図8(A)に示す様にPCBにはコネクタ
CTR4が設けられFPC2のコネクタCT4と電気的
に接続されている。図示しないが、FPC1もコネクタ
を介して電気的に接続されている。
【0057】SUPは補強板であり、下シールドケース
とコネクタPCT4の間に設けられCT4がCTR4か
ら外れるのを防止している。
【0058】SPC4はシールドケースSHDと上偏光
板POL1の間に設けるスペーサで、腐食布から成り粘
着材によりシールドケースに貼り付けられている。な
お、SPC4を両面テープにしてSHDとPOL1を貼
付ても良い。
【0059】本実施例では液晶表示素子PNLがSHD
から飛び出すのを防止するために、図7(B)に示す様
に、プラスチックフィルムからなる偏光板POL1をガ
ラス基板SUB1から出し、POL1をSHDで押さえ
ている。SUB2から出たPOL1をSHDで押さえる
構成により、本実施例は額縁領域を縮小しても十分な強
度を確保している。
【0060】またプラスチックフィルムからなる視角拡
大フィルムVINC1をガラス基板SUB1から出し、
VINC1をSHDで押さえても液晶表示素子PNLが
SHDから飛び出すのを防止することが出来る。本実施
例ではPOL1とVINC1の両者をSUB1から出
し、POL1とVINC1の両者をSHDで押さえてい
るので、SHDが液晶表示素子PNLを覆う領域が少な
くても、液晶表示素子PNLがSHDから飛び出すこと
はない。
【0061】DSPCはドレインスペーサで、シールド
ケースSHDとガラス基板SUB1の間に設けられ、S
HDとSUB1が衝突するのを防止している。DSPC
はまた、ドレインドライバチップIC1を覆う様に設け
られ、IC1の部分には切欠きNOTが設けられている
ので、SHDやDSPCがIC1に衝突することがな
く、IC1が破壊されることがない。またDSPCは、
SUB1の外部接続端子上にある映像信号線側フレキシ
ブルプリント基板FPC2も押さえているので、SUB
1からFPC2が剥離するのを防止し、SUB1とFP
C2が電気的に導通が取れなくなるのを防止している。
DSPCは、IC1を保護する為に衝撃が加わっても潰
れず、またSUB1を保護する為に衝撃をある程度吸収
する、塩化ビニール系のプラスチックで形成されてい
る。
【0062】FUSは液晶の封入口に充填する封止材で
ある。
【0063】BATは両面テープである。本実施例で
は、図8(A)及び図8(B)に示すように液晶表示素
子PNLのゲートドライバチップIC2側(G側)と液
晶の封入口側(封入側)は、カラーフィルタ側のガラス
基板SUB2がシールドケースSHDに両面テープBA
Tで貼付られている。また、図7(B)に示す様に液晶
表示素子PNLのドレインドライバチップIC1が実装
されていない側(LD側)も粘着材を付けたスペーサS
PC4を介してSUB2がSHDに貼付られている。
(SPC4が両面テープと同等の機能を果たす。)従っ
て本実施例では液晶表示素子PNLのドレインドライバ
チップIC1が実装されている側(D側)を除いて液晶
表示素子PNLがSHDに貼付られているので、強い衝
撃を受けても液晶表示素子PNLがSHDから、ずれる
ことがない。
【0064】また本実施例では図8(B)に示す様に、
封入側はSUB1とSUB2の端部をおよそ一致させて
貼り合わせている。そして本実施例では、SUB1とS
UB2が重なっている端部をシールドケースSHDと枠
スペーサWSPCで挾んで液晶表示素子PNLを固定し
ているので、SHDが液晶表示素子PNLを覆う領域を
少なくすることが出来、また強い衝撃を受けてもSHD
と枠スペーサWSPCで挾んでいる部分のSUB1又は
SUB2が割れることがない。なおSUB1とSUB2
が重なっている端部をシールドケースSHDとモールド
ケースMLで挾んで液晶表示素子PNLを固定しても良
い。またSUB1とSUB2が重なっている端部をシー
ルドケースSHDと枠スペーサWSPCで挾んで液晶表
示素子PNLを固定する構成をLD側(図7(B)参
照)にも適応することが出来、LD側と封入側の両方で
SUB1とSUB2が重なっている端部を保持する構成
を採用することにより、額縁領域をさらに縮小すること
が出来、液晶表示モジュールMDLがさらに強い衝撃に
耐えられるようになる。
【0065】《液晶表示素子PNL》図9は、液晶表示
素子PNLの外周部に、走査信号線側フレキシブルプリ
ント基板FPC1と、折り曲げる前の映像信号線側フレ
キシブルプリント基板FPC2を実装した状態を示す図
である。
【0066】図10は、液晶表示素子PNLとFPC1
およびFPC2が接続されている部分を拡大した図であ
る。
【0067】図11は、図10のI−I線で切断した断面
図を示す。
【0068】IC1はドレインドライバチップ、IC2
はゲートドライバチップである。
【0069】本実施例では図11に示すように、IC
1、IC2は異方性導電膜ACF1、ACF2や紫外線
硬化樹脂等を使用して液晶表示素子PNLの基板上に直
接実装されている(チップ オン ガラス実装:COG実
装)。COG実装は、画素数の多い、高精細の液晶表示
素子PNLの実装技術として適している。例えば、駆動
ICチップが実装されたテープキャリアパッケージを用
いた場合には、テープキャリアフィルムの延び縮みによ
り、接続端子間の距離が100ミクロン以下になると液
晶表示素子PNLとの接続が難しくなるが、COG実装
では接続端子DTM、GTM間の距離が70ミクロン以
下でも駆動ICチップと液晶表示素子との接続が可能で
ある。
【0070】本実施例では、液晶表示素子PNLの片側
の長辺側にIC1を一列に並べ、ドレイン線を片側の長
辺側に引き出した。ゲート線間のピッチはある程度大き
いため、本実施例では、片側の短辺側にて端子GTMを
引き出しているが、さらに高精細になると、対向する2
個の短辺側にゲート端子GTMを交互に引き出すことも
可能である。
【0071】ドレイン線あるいはゲート線を交互に引き
出す方式では、前述したように、ドレイン端子DTMあ
るいはゲート端子GTMと駆動ICの出力側バンプBU
MPとの接続は容易になるが、周辺回路基板を液晶表示
素子PNLの対向する2長辺の外周部に配置する必要が
生じ、このため外形寸法が片側引き出しの場合よりも大
きくなる。このため、本実施例では、多層フレキシブル
基板を使用し、ドレイン線を片側のみに引き出すことで
額縁領域を小さくしている。
【0072】《TFT基板》図12は、液晶を介して互
いに対向配置される一対の透明ガラス基板SUB1、S
UB2のうち一方の透明ガラス基板SUB1、いわゆる
TFT基板と称される透明ガラス基板SUB1の液晶側
の面の構成を示す平面図である。なお、このTFT基板
と対向配置される他の透明ガラス基板SUB2は図示し
ていないが、図中点線枠Aの個所を外輪郭として対向配
置され、その液晶側の面には各画素に共通な共通電極
(透明電極)が形成されているとともに、カラー表示の
場合には対応する画素毎にカラーフィルタが形成されて
いる。
【0073】同図において、この透明ガラス基板SUB
1は、その製造工程において、規定よりも若干大きめの
ものが用意され、加工がなされた時点で図中一点鎖線枠
CUTLNの部分でカッテングされてその周辺部が排除
されるようになっている。このような部分(以下、カッ
ト領域と称する)を予め設けているのは、後に詳述する
ように、この部分に各信号線のショートあるいは断線等
を検査するための検査用端子を形成するためである。
【0074】このような透明ガラス基板SUB1の表面
には、図中x方向に延在しy方向に並設された走査信号
線(ゲート信号線)GL1、GL2、…、GLnが形成
されている。これら各走査信号線GL1、GL2、…、
GLnのそれぞれの一端(図中左側)には、図中CUT
LNの内側に近接されてそのゲート端子部GTMが備え
られている。これら各ゲート端子部GTMは、走査信号
を供給するためのゲートドライバチップIC2に接続さ
れる端子部となるものである。
【0075】また、各走査信号線GL1、GL2、…、
GLnのそれぞれの他端(図中右側)は、図中CUTL
Nの外側に延在され透明ガラス基板のカット領域に形成
された第2検査用端子2Rにそれぞれ共通に接続されて
いる。
【0076】この第2検査用端子2Rに一方のプローブ
を当接させるとともに、各端子部GTMに他方のプロー
ブを順次当接させ、それらの間に流れる電流を検知する
ことによって、各走査信号線GL1、GL2、…、GL
nに断線が生じているか否かを検査できるようになる。
【0077】なお、各走査信号線GL1、GL2、…、
GLnのそれぞれの一端側(図中左側)の図中CUTL
Nの外側に延在され透明ガラス基板のカット領域には、
各走査信号線GL1、GL2、…、GLnとは共通接続
されていないが、第2検査用端子2Rとほぼ同様のパタ
ーンからなる端子2Lが形成されている。この端子2L
は検査用端子としては機能しないが、これを形成してお
くことによって、静電保護機能を有するからである。し
かし、この明細書ではこの端子2Lを便宜上以下第2検
査用端子2Lと称することにする。
【0078】また、これら各走査信号線GL1、GL
2、…、GLnと絶縁されて図中y方向に延在しx方向
に並設された映像信号線(ドレイン信号線)DL1、D
L2、…、DLmが形成されている。
【0079】そして、これら各映像信号線DL1、DL
2、…、DLmのそれぞれの一端(図中下側)には、図
中CUTLNの内側に近接されてその端子部DTMが備
えられている。これら各端子部DTMは、映像信号を供
給するためのドレインドライバチップC1に接続される
端子部となるものである。
【0080】また、各映像信号線DL1、DL2、…、
DLmのそれぞれの一端側(図中上側)には、各映像信
号線DL1、DL2、…、DLmのうちたとえば奇数番
目のものが図中CUTLNの外側に延在され透明ガラス
基板のカット領域に形成された第1検査用端子2Uに接
続されている。また、各映像信号線DL1、DL2、
…、DLmのそれぞれの他端側(図中下側)には、各映
像信号線DL1、DL2、…、DLmのうちたとえば偶
数番目のものが図中CUTLNの外側に延在され透明ガ
ラス基板のカット領域に形成された第1検査用端子2D
に接続されている。
【0081】第1検査用端子2Uに一方のプローブを当
接させるとともに、第1検査用端子2Dに他方のプロー
ブを順次当接させ、それらの間に流れる電流を検知する
ことによって、隣接する各映像信号線DL間にショート
が生じているか否かを検査できるようになる。
【0082】また、第2検査用端子2Rに一方のプロー
ブを当接させるとともに、第1検査用端子2Uあるいは
第1検査用端子2Dに他方のプローブを当接させ、それ
らの間に流れる電流を検知することによって、走査信号
線GLと映像信号線DLとの間にショートが生じている
か否かを検査できるようになる。
【0083】各走査信号線G1、G2、…、Gnと各映
像信号線D1、D2、…、Dmによって囲まれた領域の
それぞれは画素領域を構成し、これら各画素領域の集合
によって表示部を構成するようになっている。
【0084】各画素領域には、図13に示すように、た
とえば一方の側の走査信号線GL2からの走査信号の供
給によってオンされる薄膜トランジスタTFTを備え、
このオンされた薄膜トランジスタTFTを介して映像信
号線DL1からの映像信号が供給される透明の画素電極
ITO1が形成されている。
【0085】また、この画素電極ITO1と他方の側の
走査信号線GL1との間には付加容量素子Caddが形
成され、この付加容量素子Caddによって、薄膜トラ
ンジスタTFTがオフしても画素電極10に映像信号が
比較的長く蓄積されるようになっている。
【0086】さらに、このような各画素領域の集合で形
成される表示部の周辺部であって、対向する他の透明ガ
ラス基板SUB2との間に液晶が充填されている部分
(その輪郭を構成する部分は液晶を封止するシール材が
形成され図中点線枠Aで示している)に、静電保護回路
が形成されている。
【0087】この静電保護回路は、まず、表示部を囲む
ようにして、映像信号線DL1、DL2、…、DLmと
直交して配置される第1共通線3U、3Dと、走査信号
線GL1、GL2、…、GLnと直交して配置される第
2共通線3L、3Rとを有している。
【0088】第1共通線3U、3Dは表示部を間にして
図中上下のそれぞれに形成され、また、第2共通線3
L、3Rは表示部を間にして図中左右のそれぞれに形成
されている。
【0089】第1共通線3Uは、それに直交する映像信
号線DLのうち奇数番目のそれと非線形素子を介して接
続され、また、第1共通線3Dは、それに直交する映像
信号線のうち偶数番目のそれと非線形素子NRを介して
接続されている。
【0090】何らかの原因で映像信号線DL1、DL
2、…、DLmに静電気が飛び込んだ場合、この静電気
を非線形素子NRを介して第1共通線3U、第1検査用
端子2Dに分散できるようにし、これにより薄膜トラン
ジスタTFTへの印加を回避できるようになっている。
【0091】第2共通線3Lは、それに直交する映像信
号線GLの全てに非線形素子NRを介して接続され、ま
た、第2共通線3Rは、それに直交する映像信号線GL
の全てに非線形素子NRを介して接続されている。
【0092】何らかの原因で走査信号線GL1、GL
2、…、GLnに静電気が飛び込んだ場合、この静電気
を非線形素子NRを介して第2共通線3L、第2検査用
端子2Rに分散できるようにし、これにより薄膜トラン
ジスタTFTへの印加を回避できるようになっている。
【0093】なお、第1共通線3U、3Dおよび第2共
通線3L、3Rはそれぞれ電気的に分離されて構成され
ている。これらが共通接続されていると、検査用端子2
R、2U、2Dを用いたショートあるいは断線の検査が
できなくなる場合があるからである。
【0094】そして、この実施例では、前記第1検査用
端子2Uと第2検査用端子2Rとの間、第2検査用端子
2Rと第1検査用端子2Dとの間、第1検査用端子2D
と第2検査用端子2Lとの間、第2検査用端子2Lと第
1検査用端子2Uとの間に、それぞれ高抵抗部4Aが介
在され、これにより、たとえば配向膜のラビングによっ
て第1検査用端子2Uと第2検査用端子2Lとの間に電
位差を有した静電気が蓄電されても、高抵抗部4Aを介
して電流が流れるためにそれらはある時定数でやがて同
電位となることを図った構成となっている。
【0095】このことは、前記静電気の比較的長い時間
の蓄積による薄膜トランジスタTFTのしきい電圧の変
化を防止できる効果を有する。
【0096】そして、第1検査用端子2Dと第2検査用
端子2Rとの間に所定の電圧を印加してその間に流れる
電流を検出することによって各信号線間のショートを検
査する場合に全く支障のない構成ともなる。
【0097】すなわち、各信号線間にショートが生じて
いる場合には、このショートの部分を通して電流が流れ
ることから、その電流値が大きく検出されるが、各信号
線間にショートが生じていない場合には、高抵抗部4B
を通して電流が流れることから、その電流値が小さく検
出されるようになる。
【0098】このことから、上述した各場合における電
流値を経験則によって認識できていれば、ゲート信号線
とドレイン信号線との間にショートが生じているか否か
の検査が容易にできるようになる。
【0099】《画素領域の構成》図14に液晶表示素子
PNLの画素領域の平面図を示す。図14のI−I線で切
った断面図を図15に、II−II線で切った断面図を図1
6に、III−III線で切った断面図を図17に示す。
【0100】図14に示すように各画素は隣接する2本
の走査信号線GLと、隣接する2本の映像信号線DLと
の交差領域内に配置されている。各画素は薄膜トランジ
スタTFT、画素電極ITO1及び付加容量Caddを
含む。図14に示すように、液晶層LCを基準にして第
1の透明ガラス基板SUB1側には薄膜トランジスタT
FT及び透明な画素電極ITO1が形成され、第2の透
明ガラス基板SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮
光用ブラックマトリックスパターンBMが形成されてい
る。SUB1、SUB2の両面には酸化シリコン膜SI
Oが設けられている。
【0101】SUB2の内側(LC側)の表面には、遮
光膜BM、カラーフィルタFIL、保護膜PSV2、透
明な共通電極ITO2及び上部配向膜ORI2が順次積
層して設けられている。POL1、POL2はSUB
1、SUB2の外側表面に設けられた偏向板である。V
INC1、VINK2はSUB1、SUB2の外側表面
に設けられた視角拡大フィルムである。
【0102】薄膜トランジスタTFTは、図16に示す
ように、走査信号線GLと一体のゲート電極、走査信号
線GLの表面酸化膜AOF、窒化シリコンの絶縁膜G
I、真性の非晶質シリコンからなるi型半導体層AS、
不純物を含んだ半導体層d0及びソース電極SD1、ド
レイン電極SD2が積層されて形成されている。
【0103】TFTは窒化シリコンやポリイミド等の有
機膜から成る保護膜PSV1で覆われている。PSV1
やITO1の上には下部配向膜ORI1が設けられてい
る。GLはアルミニウムから成る第1導電膜g1で形成
される。従ってGLの表面酸化膜AOFはアルミニウム
の酸化膜から成る。なお、GLはタンタルで形成しても
良く、GLをタンタルで形成した場合は、AOFはタン
タルの酸化膜になる。
【0104】ITO1はITO(Indium Tin
Oxide)等の透明導電膜d1で形成される。
【0105】SD1及びSD2はクロムから成る第2導
電膜d2とアルミニウムから成る第3導電膜d3の積層
膜で形成される。DLもd2とd3の積層膜で形成され
る。
【0106】AS及びGIはTFT部分の他に、DLの
下にもDLに沿って形成される。DLに沿ってAS及び
GIを形成することにより、AS及びGIの段差により
DLが断線するのを防止している。また、GIは画素部
の全面を覆わず、ITO1上の部分等、GIが除去され
た部分がある。画素部にGIの除去された部分を設ける
ことによりGIの応力を緩和し、GIの剥がれを防止し
ている。
【0107】ITO1上には、PSV1が除去された開
口部HOPIが設けられている。PSV1に開口部HO
PIを設けることにより、PSV1に発生する応力を緩
和しPSV1の剥がれを防止している。またITO1上
にHOPIを設けることにより、ITO1が液晶LCに
与える電界を強くしている。
【0108】保持容量Caddはg1で形成される第1
の電極PL1と、d1で形成される第2の電極PL2
と、AOFで形成される誘電体膜からなる。PL1はA
S、GIに設けられた穴CNTを通しd2、d3の積層
膜から成る配線に接続され、d2、d3から成る配線は
AS、GIが除去された部分で画素電極ITO1に接続
されるので、PL1とITO1は電気的に接続される。
アルミニウムの酸化膜から成るAOFは窒化シリコンや
酸化シリコンに比べ誘電率が高いので、Caddの誘電
体膜にAOFの単層膜を用いることによりCaddを小
さく形成することが出来、画素の開口率が向上する。ま
た、PL1の端部をGI、ASで覆い、その上にPL2
とITO1を接続する配線を設けているので、PL1の
端部で発生する電界集中によりAOFが絶縁破壊を起こ
すことが無い。またタンタルの酸化物も誘電率が高いの
で、PL1にタンタルを用い、AOFにタンタルの酸化
膜を用いても良い。
【0109】《静電保護回路》図18は、走査信号線G
L側の静電保護を図る静電保護回路を示す平面図であ
る。なお、同図のI−I線における断面図を図19に、
II−II線における断面図を図20に示している。
【0110】なお、同図に示す静電保護回路は、画素領
域の構成と並行して形成されるものであり、画素領域の
構成部分と同時に形成される部分はそれと同一の符号で
示している。
【0111】図18において、画素領域から水平に延在
する走査信号線GLがあり、その走査信号線GLはゲー
トドライバチップIC2の搭載部にまで到って形成され
ている。
【0112】この保護回路は、走査信号線GLと絶縁か
つ直交されて配置される共通線SLと、該走査信号線G
Lの両側においてこの走査信号線GLと共通線SLとの
間に介在された第1非線形素子NR1および第2非線形
素子NR2から構成されている。
【0113】走査信号線GLと共通線SLとの絶縁はそ
れらの間に介在されたGIとASとの積層体によってな
されている。
【0114】第1非線形素子NR1は、その形成領域
に、まず、ITO膜からなる導電膜d1が形成され、こ
の導電膜d1の上には該導電膜d1と若干ずれた位置に
GIとASの積層体が形成されている。このように積層
体を導電膜d1に対してずれた状態で形成するのは、該
導電膜d1とその後に形成するSLとの接続を図るため
である。
【0115】そして、SLがd1と接続された状態で積
層体の一方の辺部の上面に形成され、非線形素子の一方
の電極を形成している。他方の電極は積層体の他方の辺
部の上面に形成され、この電極はそのまま延在して走査
信号線GLに重畳されるようにして形成されている。
【0116】前記電極が重畳される走査信号線GLの部
分は、該走査信号線GLの表面を陽極化成するための電
源供給端子となる部分で、その表面においてAOFが形
成されていない領域となっている。
【0117】このような構成からなる第1非線形素子の
等価回路は、図19(b)のようになる。
【0118】また、第2非線形素子においては、導電膜
d1と接続される電極が逆になっている点を除き第1非
線形素子と同様の構成となっている。
【0119】また、、映像信号線DL側の静電保護を図
る静電保護回路は図示していないが、上記構成とほぼ同
様となっている。
【0120】なお、走査信号線GLの端部は、ゲートド
ライバチップIC2の電極(バンプ)と接続される部分
となり、この部分はITO膜からなるd1で形成されて
いる。電食を防ぐためである。
【0121】この場合、走査信号線GLのg1と前記d
1とは接触抵抗が大きいため、これを回避するためd2
とd3の積層膜を介してg1とd1との接続を図る構成
となっている。
【0122】《ドライバチップ搭載部近傍の構成》図2
1は、ドライバチップ搭載部の近傍の構成を示す平面図
である。
【0123】走査信号線GLおよび映像信号線DLはそ
のいずれにおいても、ドライバチップIC1、IC2の
出力端子側に延在され、ゲート端子GTMおよびドレイ
ン端子DTMを備えている。
【0124】また、ドライバチップIC1、IC2の入
力端子側には、透明ガラス基板SUB1のCUTLNの
内側に配置される外部端子Tdから延在された端子IP
が形成されている。
【0125】この場合において、ドライバチップIC
1、IC2の搭載部には、各ゲート端子GTMを共通接
続させる配線SHcが形成され、この配線SHcは前記
外部端子Tdの一部を介して検査用端子に接続されてい
る。
【0126】この検査用端子を用いた検査が終了した後
は、この状態のままにしておくことは、表示駆動の妨げ
になることから、図中C1−C1線およびCT1−CT
1線に沿ってレーザを走査することによって、断線処理
を行うようになっている。
【0127】《シール材およびその近傍の構成》シール
材SLは、一対の透明ガラス基板との間の液晶を封じる
ためにあり、表示部を囲むようにして形成されている。
【0128】そして、このように環状に形成されたシー
ル材の一部は、該シール材の形成時においては開口が設
けられており、この開口はこの開口を通して液晶が封入
された後に封止剤によって封止されるようになってい
る。
【0129】図22は、この封止部における一実施例を
示した構成図であり、同図(A)は平面図、同図(B)
はI−I線における断面図、同図(C)はII−II線におけ
る断面図である。
【0130】シール材SLは、その開口部における各端
部が透明ガラス基板の端辺側に滑らかに屈曲されて延在
するようにして形成されている。封止剤FUSの侵入を
容易にするためである。
【0131】この場合、延在されたシール材SLの内壁
面のそれぞれの一部には、封止剤FUSの侵入を妨げる
かのようにして突起POTが設けられており、これによ
り、侵入時における封止剤FUSのシール材に対する密
着性を確保し、液晶封止の信頼性を向上させるようにな
っている。
【0132】また、シール材SLの外側にまで、延在さ
れる走査信号線GLは、特に、シール材SLの開口部に
おいて、その走行方向に対して左右に迂回するようにジ
グザク状に形成されている。
【0133】この場合においても、封止剤FUSの封止
に対する信頼性を充分に図った構成となっている。
【0134】図23は、この部分における従来との相違
を比較して示す図であり、同図(A)は従来の構成を示
し、同図(B)は本実施例の構成を示している。なお、
同図(C)は同図(A)のI−I線における断面図を、同
図(D)は同図(B)のII−II線における断面図を示し
ている。
【0135】この図から、封止剤FUSの封止形状に大
きな差異が認められ、本実施例の場合の方が封止を確実
なものとしていることが判る。
【0136】なお、この実施例では、各走査信号線GL
の隣接する走査信号線GLとの間の間隔を全て同じよう
にするため、シール材SLの開口部を除く部分において
も同様に走査信号線GLがジグザグ状に形成されている
(図24参照)。
【0137】図1は、矩形状に形成されるシール材SL
の角の部分、すなわち、TFT基板と対向して配置され
るフィルタ基板側に形成される共通電極ITO2をTF
T基板側に引き出すための導電体AGP1が配置される
部分を示した平面図である。なお、比較のために従来の
構成を図25に示している。
【0138】まず、本実施例では、導電体AGP1がシ
ール材SLの外側に配置されていることに特徴を有す
る。従来、導電体AGPは図25に示すようにシール材
SLの内側に形成され、この導電体AGPを回避するよ
うにして形成する表示部(画素の集合体としての実質的
な表示部)の面積が小さくなっていたのを改善する趣旨
からである。
【0139】このことは、画素領域の面積および画素数
を従来と同じにした場合に額縁面積を小さくできること
を意味する。
【0140】シール材SLの外側のうち、特に、その角
の部分は信号線からの引き出し配線も少ないことから、
いわゆるデッドスペースを有効に利用して該導電体AG
P1を配置することができるようになる。
【0141】シール材SLは、いわゆるデスペンサを移
動させて描画塗布されて形成され、通常、その幅は等し
く形成される。一方、導電体AGP1もデスペンサを用
いて形成されるが、該デスペンサを移動させることなく
塗布されて形成される。
【0142】この場合、それらの材料が異なることか
ら、それぞれ別工程で形成されるようになる。
【0143】そして、本実施例による導電体は、シール
材SLの走行方向に沿った中心線より外側に形成される
ことによって、上述した効果を奏することができるよう
になる。
【0144】また、本実施例では、シール材SLの外側
に設ける導電体AGP1の他に、シール材SLの内側に
導電体AGP2(図1中、点線丸で示している)を設け
るようにしてもよい。
【0145】このようにして導電体AGPを2個設ける
のは冗長性の確保にある。冗長性を確保するために2個
の導電体AGPをシール材SLの内側に設けた場合、そ
の分だけ表示部の面積を小さくしなければならないこと
になる。
【0146】しかし、本実施例のように、そのうちの1
個をシール材SLの外側に配置させることによって、表
示部の面積を大きくすることができる。このことは、表
示部の面積を従来と同じにした場合、額縁領域を小さく
できることを意味する。
【0147】このような趣旨から、複数の導電体AGP
を全てシール材SLの外側に配置してもよいことはいう
までもない。
【0148】なお、図26は、シール材SLが形成され
ていてる部分の近傍における配向膜ORI1とブラック
マトリックスBMとの関係を示した図である。
【0149】本実施例では、額縁領域を出来るかぎり小
さくするために透明ガラス基板SUB2の縁部を覆うシ
ールドケースSHDの幅を小さくしている。このため、
実質的な表示領域はもちろんのことその周辺部も目視さ
れることになり、この部分から蛍光管LPの光が漏洩す
る場合がある。
【0150】このため、配向膜ORI1のラビング領域
RUB内にまで、ブラックマトリックスBMをはり出す
構成として上述した弊害を回避するようになっている。
【0151】実施例2.図24(A)は、本発明による
液晶表示装置の他の実施例を示す平面図である。なお、
本実施例の特徴となる構成を明確にするため比較図を図
24(B)に示している。
【0152】図24(A)から明らかなように、導電体
AGPをシール材SLの外側に形成し、フィルタ基板側
の共通電極ITO2をこの導電体AGPを介してTFT
基板側に引き出している構成は実施例1と同様になって
いる。
【0153】この場合、導電体AGPへの共通電極IT
O2の引き出しを無造作に行った場合、同図(B)に示
すように、該共通電極ITO2が、その一部においてた
とえば走査信号線GLの一部と対向して配置されてしま
う場合が生じる。
【0154】このようになった場合、図24(C)に示
すように、その対向部に何らかの原因で水分WATが入
り込んだ際に、共通電極ITO2と走査信号線GLとの
間で電食反応が発生してしまい、たとえば走査信号線G
Lが侵食されてしまうことが明らかとなる。
【0155】このことから、本実施例では、図24
(A)に示すように、共通電極ITO2において、導電
体AGPに接続される部分の近傍が、走査信号線GLの
一部と対向配置されることのないパターンとして形成し
ていることに特徴を有する。
【0156】すなわち、図24(A)においては、表示
部内(シール材SLに囲まれた領域)に形成された各走
査信号線GLを該表示部の外側に延在させる際に、その
延在部の一部に屈曲部をもたせることによって導電体A
GPから離間するように配置し、これによって共通電極
ITO2の導電体AGPに接続される部分が走査信号線
の一部と対向配置されるのを回避させている。
【0157】また、この図面の実施例に限定されること
なく、共通電極ITO2の導電体AGPに接続される部
分のパターンに工夫を施して、走査信号線GLの一部と
対向配置されるのを回避させるようにしてもよいことは
いうまでもない。
【0158】また、このような導電体AGPは、通常、
シール材の4角のそれぞれに形成されているものである
が、それらの導電体AGPに接続される部分の共通電極
ITO2のそれぞれが、走査信号線GLあるいは映像信
号線DLと対向配置されないように構成していることは
いうまでもない。
【0159】
【発明の効果】本発明によれば、液晶表示装置の表示に
寄与しない部分である額縁領域を縮小することが出来、
コンパクトで有りながら表示画面の大きい液晶表示装置
が実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の一実施例を示す要
部平面図である。
【図2】本発明による液晶表示装置のモジュールの組立
完成図で、(A)は液晶表示素子PNLの表面側から見
た正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、
(D)は前側面図、(E)は後側面図である。
【図3】本発明による液晶表示装置のモジュールの組立
完成図で、液晶表示素子PNLの裏面側から見た裏面図
である。
【図4】図2のI−I線で切った断面を示す図である。
【図5】(A)は図2のIII−III線で切った断面、
(B)は図2のIV−IV線で切った断面を示す図である。
【図6】(A)は図2のA部の拡大図、(B)は図2の
B部の拡大図、(C)は図2のC部の拡大図である。
【図7】(A)は液晶表示素子の外周部に走査信号線側
フレキシブルプリント基板と、折り曲げる前の映像信号
線側フレキシブルプリント基板を実装した状態を示す図
であり、(B)はインターフェース基板を示す図であ
る。
【図8】(A)、(B)は、それぞれ液晶表示素子と走
査信号線側フレキシブルプリント基板と映像信号線側フ
レキシブルプリント基板が接続されている部分を拡大し
た図である。
【図9】(A)は液晶表示素子の表面側を示す正面図、
(B)は側面図である。
【図10】本発明による液晶表示装置のドライバチップ
の搭載部の近傍を示す斜視図である。
【図11】図10のI−I線で切った断面図である。
【図12】本発明による液晶表示装置のTFT基板を示
す正面図である。
【図13】本発明による液晶表示装置の画素領域の構成
を示す等価回路である。
【図14】本発明による液晶表示装置の画素領域の構成
を示す平面図である。
【図15】図14のI−I線で切った断面図である。
【図16】図14のII−II線で切った断面図である。
【図17】図14のIII−III線で切った断面図である。
【図18】本発明による液晶表示装置の静電保護回路の
構成を示す平面図である。
【図19】(A)は図18のI−I線で切った断面図、
(B)はその等価回路である。
【図20】図18のII−II線で切った断面図である。
【図21】本発明による液晶表示装置のドライバチップ
の搭載部の近傍の配線図である。
【図22】(A)は本発明による液晶表示装置のシール
材のうちその封止部の近傍の構成を示す平面図、(B)
はI−I線で切った断面図、(C)はII−II線で切った断
面図である。
【図23】本発明による液晶表示装置のシール材のうち
その封止部の効果を説明するための説明図である。
【図24】本発明による液晶表示装置の共通電極をTF
T基板側へ引き出す部分の構成を示す図である。
【図25】本発明による液晶表示装置の構成を明確にす
るための比較図(従来構成)である。
【図26】本発明による液晶表示装置のシール材の近傍
を示す断面図である。
【図27】本発明の液晶表示装置を情報処理装置に搭載
した例を示す図である。
【符号の説明】
MDL:液晶表示モジュール、SHD:上側シールドケ
ース、ML:モールドケース、WSPC:枠スペース、
LF1:第1の下側シールドケース、LF2:第2の下
側シールドケース、PRS1,PRS2:プリズムシー
ト、POR:偏光反射板、LP:蛍光管、LPC3:ラ
ンプケーブル、GB1,GB2:ゴムプッシュ、LS:
ランプリフレクタ、OL:Oリング、GLB:導光板、
RFS:拡散シート、PNL:液晶表示素子、FPC
1:走査信号線側フレキシブルプリント基板、FPC
2:映像信号線側フレキシブルプリント基板、PCB:
インターフェース基板、ITO1:画素電極、ITO
2:共通電極、AGP:導電体、GL:走査信号線、D
L:映像信号線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 武 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日 立製作所 電子デバイス事業部内 (56)参考文献 特開 平1−101518(JP,A) 特開 平1−142535(JP,A) 特開 平3−209427(JP,A) 特開 昭57−46285(JP,A) 特開 昭61−56322(JP,A) 特開 昭61−190318(JP,A) 実開 昭50−48567(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1345 G02F 1/1339

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配置される一対の透明基板
    と、これら各透明基板の間に配置されるシール材と、少
    なくとも前記一対の透明基板と前記シール材で囲まれた
    領域に形成される液晶層と、 一方の透明基板の液晶側の面に形成された電極を他方の
    透明基板の液晶側の面に引き出すための個の導電層
    1つの角部に備える液晶表示装置であり、 前記導電層のうちのつは前記シール材の走行方向に沿
    った中心線より外側に形成され、他の1つはシール材の
    内側に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 互いに対向配置される一対の透明基板
    と、これら各透明基板の間に配置されるシール材と、少
    なくとも前記一対の透明基板と前記シール材で囲まれた
    領域に形成される液晶層と、 一方の透明基板の液晶側の面に形成された電極を他方の
    透明基板の液晶側の面に引き出すための個の導電層
    一つの角部に備える液晶表示装置であり、 前記導電層のうちのつは前記シール材の外側に前記シ
    ール材と平面的に接続して形成され、他の1つはシール
    材の内側に配置されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 互いに対向配置される一対の透明基板
    と、これら各透明基板の間に配置されるシール材と、少
    なくとも前記一対の透明基板と前記シール材で囲まれた
    領域に形成される液晶層と、 一方の透明基板の液晶側の面に形成された電極を他方の
    透明基板の液晶側の面に引き出すための複数個の導電層
    とを備える液晶表示装置であり、 前記シール材は前記基板の端面に平行な辺部及び該辺部
    の交差領域近傍である端部を有し、 該端部において前記一対の透明基板は前記シール材と前
    記シール材の外側に前記シール材と接触して形成された
    導電層と前記シール材の内側に配置された導電層により
    接続されることを特徴とする液晶表示装置。
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