JP3525015B2 - 振動体駆動装置及び粉体供給装置 - Google Patents

振動体駆動装置及び粉体供給装置

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JP3525015B2
JP3525015B2 JP27053996A JP27053996A JP3525015B2 JP 3525015 B2 JP3525015 B2 JP 3525015B2 JP 27053996 A JP27053996 A JP 27053996A JP 27053996 A JP27053996 A JP 27053996A JP 3525015 B2 JP3525015 B2 JP 3525015B2
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powder
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    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/0207Driving circuits
    • B06B1/0223Driving circuits for generating signals continuous in time
    • B06B1/0238Driving circuits for generating signals continuous in time of a single frequency, e.g. a sine-wave
    • B06B1/0246Driving circuits for generating signals continuous in time of a single frequency, e.g. a sine-wave with a feedback signal
    • B06B1/0261Driving circuits for generating signals continuous in time of a single frequency, e.g. a sine-wave with a feedback signal taken from a transducer or electrode connected to the driving transducer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振周波数を有す
る振動体の実際の共振周波数が変化したときに、振動体
に与える共振周波数を実際の共振周波数に追従させるた
めのPLL制御を行う振動駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】共振周波数を有する振動体を共振領域
(共振点)で駆動する場合に最も一般的なのは、駆動電
圧を制御する方法である。例えば、超音波モータを駆動
するための電圧制御回路を図10に示す。この回路で
は、駆動電圧の波高値がDC−DCコンバータで制御さ
れている。この電圧制御回路の作用を、超音波モータに
供給される駆動電圧の関係として図12に示す。
【0003】一方、共振周波数を有する振動体を共振領
域(共振点)で駆動する場合に、電圧制御回路による方
法のように、連続的に駆動すると、共振点においては、
その振幅などの出力を駆動力(たとえば駆動電圧)で制
御しようとしても、高い精度で制御することは困難であ
る。また、微小制御領域でフィードバックがかからなく
なる問題がある。そこで、駆動力を間欠的に与えて出力
を制御することが考えられている。たとえば駆動電圧を
間欠的に印加し、1周期あたりの割合(デューティー
比)によって、時間平均した出力を制御しようとするも
のである。このような制御は、例えば、図11のブロッ
ク図に示すような回路で行われる。
【0004】このような制御を行うものとしては、たと
えば超音波振動子を用いた超音波モータがある。超音波
モータにおいては、電気エネルギーによる圧電素子の機
械的変形を用いて振動体に機械的振動を発生させ、駆動
電圧のデューティー比を変化させることで、この超音波
モータの出力を変化させる。たとえば、縦振動(長さ方
向振動)と曲げ振動が同時に生じるように構成した超音
波振動子は、その共振周波数において、先端に楕円振動
を生じる。そこで、先端にパイプを取り付け、パイプ中
に粉体を供給すると、粉体は、楕円振動により一定方向
に搬送されるため、粉体供給装置として利用されること
がある。この場合にも、粉体の搬送量を制御するのに、
共振周波数を有する交流駆動電圧を間欠的に振動子に印
加していた。デューティー比制御された時の駆動電圧を
図13に示す。
【0005】また、パルス振動を得ることを目的として
共振周波数の駆動力を間欠的に印加するものもある。水
中に間欠的に超音波を発射し、反射して戻ってくるエコ
ーを検出することで、海底の地形や魚群の有無を調査す
る魚群探知機においては、魚群探知機用振動子に、間欠
的に共振周波数の駆動電圧を印加して水中に超音波を発
射する。一方、超音波を発射した後は、振動子の駆動を
止め、水中からのエコーを受信して、水中の情報をキャ
ッチするセンサとしての役割を果たす。同様な例として
は、空中に超音波を間欠的に発射し、物体からの反射超
音波の有無で物体の有無を感知する超音波センサや、反
射超音波が戻る時間を計測して距離を測定する超音波距
離計が挙げられる。
【0006】一方、振動体等の共振周波数は、例えば、
粉体供給装置では、搬送している粉体の重量等により変
化する場合がある。振動体の実際の共振周波数が変化し
たときに、振動体に与える共振周波数を実際の共振周波
数に追従させるための回路として、PLL(phase-lock
ed loop)制御回路が広く使用されている。一般的なP
LL回路を図4にブロック図で示す。また、PLL回路
の作用を図5に示す。PLLは、周波数変調された搬送
波の中からベースバンド信号を抽出する(復調する)た
めに用いられるフィードバックループであって、位相比
較器101と電圧制御発振器103、及びループフィル
タ102で構成される。変調された入力信号と電圧制御
発振器103の出力の位相が比較され、その出力で電圧
制御発振器103の周波数が制御される。
【0007】すなわち、入力信号と電圧制御発振器10
3の周波数が異なる場合、位相比較器101の出力とし
ては両信号の周波数の差に対応するビート信号が発生す
る。図5において、入力信号がPLLの同期範囲内であ
れば、正の半周期で電圧制御発振器103の周波数が入
力信号のそれに接近し、負の半周期では逆に遠ざかる。
このために正の半周期は負の半周期よりゆるやかに変化
し、全体のDCレベルは正となる。このDC電圧が周波
数差を小さくする方向に電圧制御発振器103を制御す
る。そして、PLLの応答がビート波形に追随できるよ
うになると完全に同期する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
振動体駆動装置には次のような問題があった。すなわ
ち、電圧制御方法では、駆動電圧の波高値が低くなる
と、PLLの位相比較器101における電流検出が困難
となり、また、超音波モータ等に適性電圧が印加されな
いでPLLのループが開いてしまい、振動体の実際の共
振周波数が変化したときに自動的に追従できないという
問題があった。
【0009】また、デューティー比制御による方法にお
いても、デューティー比のインアクティブの期間にPL
Lのループが開いてしまい、振動体の実際の共振周波数
が変化したときに自動的に追従ができないという問題が
あった。これは、デューティー比が小さいとき、特に問
題であった。すなわち、図11の回路における信号波形
を図14に示す。(a)がデューティー比制御回路の出
力であり、(b)が駆動回路の出力であり、(c)が波
形整形された出力である。波形整形されることにより、
デューティー比制御回路で振動が与えられていない時の
パルスは消滅してしまうため、PLLにフィードバック
がかからず、PLLが開いてしまい、振動体の実際の共
振周波数が変化してもPLLが作用しないからである。
【0010】また、魚群探知機用振動子や超音波距離計
においては、超音波出力パルスの周波数が一定しない
と、受信した反射波との時間差計測に誤差を生じる問題
があった。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、振動体をデューティー比制御しなが
ら、振動体の実際の共振周波数が変化したときに、振動
体に与える共振周波数を実際の共振周波数に追従させる
ことの可能なPLL制御を正確に行うことのできる振動
体駆動装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の振動体駆動装置は、共振周波数を有する振
動体に該共振周波数の交番電圧を与えて駆動する振動体
駆動装置であり、振動体の実際の共振周波数が変化した
ときに、振動体に与える共振周波数を実際の共振周波数
に追従させるためのPLL(フェーズロックループ)制
御手段を有する振動体駆動装置であって、(1)振動体
に対してデューティー比に応じた時間だけ、共振周波数
の交番電圧を与えるデューティー比制御手段と、(2)
デューティー比制御手段が、振動体に共振周波数の交番
電圧を与えていないときに、振動体の残留振動により発
生する起電力の残留周波数と位相を検知して、その検知
した残留周波数をPLL制御手段にフィードバックする
残留振動フィードバック手段とを有している。
【0013】また、本発明の振動体駆動装置は、上記装
置において、前記残留振動フィードバック手段が、前記
残留振動により発生する起電力による電流を電流モニタ
ーに流すための抵抗と、前記抵抗を流れる電流を電流モ
ニターにより電圧に変換した後ゼロクロスコンパレータ
を通して、位相情報と振動周波数情報に変換するゼロク
ロス変換手段とを有することを特徴とする。
【0014】ここで、共振周波数を有し、間欠的に共振
周波数で駆動する振動体としては、圧電素子や、電歪素
子、磁歪素子等を用いて電気、磁気的エネルギーを機械
的エネルギーに変換する振動体であってもよい。これら
を振動体として使用する場合には、電圧の印加によって
容易に機械的変形が得られる。圧電素子等を駆動源とす
る振動体の例としては、魚群探知機の水中音波発生に使
用する魚群探知機用振動子、超音波距離計や超音波セン
サなどに使用する空中超音波用振動子、プラスチックの
溶着・加工・切断などに使用する超音波振動子、超音波
モータなどがある。
【0015】また、本発明の粉体供給装置は、(1)圧
電素子に所定の共振周波数を印加すると先端部が楕円振
動をする振動体と、(2)振動体の先端部に形成した粉
体搬送路と、粉体を貯蔵し、前記粉体搬送路に粉体を送
り込むホッパと、(3)振動体に対してデューティー比
に応じた時間だけ、共振周波数の交番電圧を与えるデュ
ーティー比制御手段と、(4)前記振動体の実際の共振
周波数が変化したときに、振動体に与える共振周波数を
実際の共振周波数に追従させるためのPLL(フェーズ
ロックループ)制御手段と、(5)デューティー比制御
手段が、共振周波数の交番電圧を与えていないときに、
振動体の残留振動により発生する起電力の残留周波数を
検知して、その検知した残留周波数を前記PLL制御手
段にフィードバックする残留振動フィードバック手段と
を有している。
【0016】また、本発明の粉体供給装置は、上記装置
において、前記残留振動フィードバック手段が、前記残
留振動により発生する起電力による電流を電流モニター
に流すための抵抗と、前記抵抗を流れる電流を前記電流
モニターにより電圧に変換した後ゼロクロスコンパレー
タを通して、位相情報と振動周波数情報に変換するゼロ
クロス変換手段とを有することを特徴とする。
【0017】次に、上記構成を有する振動体駆動装置及
び粉体供給装置の作用を説明する。デューティー比制御
手段は、振動体に対してデューティー比に応じた時間だ
け、共振周波数の交番電圧を供給する。これにより、振
動体は、その共振周波数で振動する。そして、共振周波
数の交番電圧が供給されていないときは、振動体は、残
留する振動により小さい振動を行っているだけである。
一方、振動体の実際の共振周波数は、振動体にかかる負
荷変動等の外部の影響により変化する場合がある。この
場合に振動体に与える共振周波数を自動的に実際の共振
周波数に追従させるためにPLL制御手段が設けられて
いる。PLLは、ループを構成しており、僅かの周波数
のずれに対して迅速かつ正確に作用する。
【0018】しかし、従来、振動体がデューティー比制
御により振動を停止しているときには、フィードバック
がかからないため、PLL制御が中断し、再びデューテ
ィー比制御による交番電圧の供給が開始されてからPL
L制御が再開されていた。そのため、PLLが十分に作
用せず、振動体に対してデューティー比制御とPLL制
御とを併用した場合に振動体の実際の共振周波数が変化
したときに、振動が弱くなるという問題が発生してい
た。また、実際の共振周波数が変化しないときでも、P
LL制御が開いて、共振周波数から外れて振動が弱くな
る問題があった。本発明では、残留振動フィードバック
手段が、振動体の残留振動により発生する起電力による
電流を検知して、その周波数をPLLのフィードバック
信号として用いているので、デューティー比制御により
交番電圧が供給されていないときでも、PLLが作用す
るため、振動体の実際の共振周波数が変化したときで
も、常に迅速かつ正確に振動体に与える共振周波数を、
振動体の実際の共振周波数に追従させることができる。
【0019】ここで、起電力により発生する電流の流れ
を促進するために、残留振動フィードバック手段に電流
を流すための抵抗を設けている。そして、残留振動によ
り発生した起電力による電流を抵抗に流して、電流モニ
ターに流れる電流を増加させて、電流モニターにより電
圧情報として取り込んでいる。そして、取り出した電圧
をゼロクロス変換手段であるゼロクロスコンパレータを
通して、振動周波数情報及び位相情報としている。ここ
で、電流モニターは電流検出回路と移相回路とを有し、
電流を電圧に変換すると同時に位相をずらしている(遅
らせている)。これは、PLL制御回路へのフィードバ
ックには必要なことであり、PLL制御回路を有効に作
動させるためである。これにより、起電力から正確に残
留振動の実際の共振周波数を得ることができ、PLLの
フィードバック信号として十分な信号を得ることができ
る。
【0020】振動体は先端部が楕円振動するため、先端
部に取り付けられた粉体供給パイプも楕円振動する。す
ると、ホッパからパイプ中に供給された粉体は、この楕
円振動により横方向(振動体の縦方向振動に対する直角
方向で、振動体の曲げ方向振動にたいして平行な方向)
に加速を受け移動する。従って、粉体を搬送することが
できる。粉体供給装置に、上記振動体駆動装置を用いる
ことにより、デューティー比制御により、圧電素子に交
番電圧が供給されていないときでも、PLL制御を継続
できるため、粉体の搬送量を精度よく安定に制御するこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態に係る
粉体供給装置である粉体フィーダの構造を図6に示す。
振動体10は、いわゆるリニア型超音波モータであり、
平板リング形状の圧電素子1を2枚、図示しない電極板
を介して積層し、この両面を、略円柱状の金属ホーン2
aおよび略円筒状の金属バックホーン2bで挟んだ構造
となっている。この振動体10は、バックホーン2bと
圧電素子1の中央部を貫通する透孔を経由して挿入さ
れ、一端がホーン2aに締結されたボルト3によって、
固定部材4に固定されている。このホーン2aの先端部
2cは、二面取りされ、後述するパイプを貫挿するため
の貫通孔2dが設けられている。
【0022】貫通孔2dには、内部を粉体Pが流通する
粉体供給パイプ20が貫挿・固着されている。この粉体
供給パイプ20の図中左側の端部21は、やや下方に屈
曲させられており、図中右側から搬送された粉体Pがパ
イプ20の端部21から落下移動しやすいようにされて
いる。一方、パイプ20の図中右側の端部22は、逆に
やや上方に屈曲させられ、ホッパ本体30から供給され
る粉体Pを、容易に図中左側へ搬送できるようにされて
いる。
【0023】ホッパ本体30は、粉体Pを貯蔵し、パイ
プ20へ徐々に粉体Pを供給するためのものであって、
底部31は漏斗状になっている。この底部31にはチュ
ーブ32がつながれており、チューブ32の他端は、粉
体供給パイプ20の端部22につながれている。従っ
て、ホッパ本体30に投入された粉体Pは、チューブ3
2を経由して、パイプ20に供給される。なお、チュー
ブ32は、振動体10の振動を妨げないように屈曲自在
の材質が選択され、本例では、ナイロンチューブを用い
ている。
【0024】図7に、振動体10の入力インピーダンス
の周波数特性を、インピーダンスアナライザで測定した
結果を示す。この結果から、振動体10の共振周波数F
rは、約29.4kHzであることが判る。この共振周
波数Frで駆動した場合には、大きく振動する。一方、
共振周波数から外れた周波数、即ち、非共振周波数で駆
動した場合には、インピーダンスが高くなって駆動エネ
ルギーが注入できないため、振動はほとんど生じない。
ここで、振動体10を共振周波数で駆動した場合の振動
の様子を説明する。共振周波数で圧電素子1を駆動する
と、圧電素子が伸び縮みするため、振動体10は、図8
に示すように屈曲振動する。この振動は、図中上下方向
への伸び縮みの振動(縦振動)と、図中横方向への曲げ
振動(撓み振動)との合成振動である。
【0025】この振動の一周期分についてさらに詳細に
説明すると、図9に示すように振動をしている。なお、
図9では、先端部(図中下端部)の動きを判りやすくす
るため、先端中央部に黒点を打っている。まず、t=0
(図9(a) )では、先端部(黒点)は右側に位置するよ
うに曲げられている。ついで、1/4周期後のt=π/
2(図9(b) )では、振動体は縮み、先端部(黒点)は
図中上側に位置している。さらに、t=π(図9(c) )
では、先端部(黒点)が左側に位置するように曲げられ
ている。さらに1/4周期後のt=3π/2(図9(d)
)では、振動体は伸び、先端部(黒点)は図中下側に
位置している。従って、一周期分について黒点の動きを
たどってゆくと、図9に示すように楕円運動をしている
ことが判る。従って、この先端部にパイプを取り付け、
パイプ中に粉体Pを供給すると、粉体Pは浮き上がりな
がらも図中左方向への加速を受けて、左側へ搬送されて
ゆくこととなる。
【0026】次に、本実施の形態の粉体フィーダの制御
回路の具体例を図3に示し、その概念的なブロック図を
図1に示す。図1及び図3に示すように、PLL制御回
路11がデューティー比制御回路12に接続している。
デューティー比制御回路12は、駆動回路13に接続し
ている。駆動回路13は、超音波モータ16に接続して
いる。超音波モータ16は、電流モニタ15に接続して
いる。また、超音波モータ16と電流モニタ15との間
に抵抗14が接続されている。電流モニタ15は、ゼロ
クロス変換手段であるゼロクロスコンパレータ17に接
続している。ゼロクロスコンパレータ17は、PLL制
御回路11に接続している。このうち、電流モニタ1
5、抵抗14、及びゼロクロスコンパレータ17とで残
留振動フィードバック手段を構成している。
【0027】次に、上記構成を有する振動体駆動装置及
び粉体フィーダの作用を説明する。デューティー比制御
手段12は、超音波モータ16の振動体10に対してデ
ューティー比に応じた時間だけ、共振周波数である2
9.4KHzの交番電圧を供給する。これにより、振動
体10は、共振周波数で振動する。そして、共振周波数
の交番電圧が供給されていないときは、振動体10は、
残留する振動により小さい振動を行っているだけであ
る。一方、振動体10の実際の共振周波数Fr´は、図
7に破線で示すように、振動体10にかかる負荷変動等
の外部の影響により従来の共振周波数Frから異なった
値に変化する場合がある。この場合に振動体に与える共
振周波数を自動的に、振動体の実際の共振周波数Fr´
に追従させるためにPLL制御手段11が設けられてい
る。
【0028】PLL制御回路11は、図4に示すような
ループを構成しており、僅かの周波数のずれに対して迅
速かつ正確に作用する。PLL制御回路11は、周波数
変調された搬送波の中からベースバンド信号を抽出する
(復調する)ために用いられるフィードバックループで
あって、位相比較器101と電圧制御発振器103、及
びループフィルタ102で構成される。変調された入力
信号と電圧制御発振器103の出力の位相が比較され、
その出力で電圧制御発振器103の周波数が制御され
る。
【0029】すなわち、入力信号と電圧制御発振器10
3の周波数が異なる場合、位相比較器101の出力とし
ては両信号の周波数の差に対応するビート信号が発生す
る。図5において、入力信号がPLLの同期範囲内であ
れば、正の半周期で電圧制御発振器103の周波数が入
力信号のそれに接近し、負の半周期では逆に遠ざかる。
このために正の半周期は負の半周期よりゆるやかに変化
し、全体のDCレベルは正となる。このDC電圧が周波
数差を小さくする方向に電圧制御発振器103を制御す
る。そして、PLLの応答がビート波形に追随できるよ
うになると完全に同期する。
【0030】デューティー比制御回路12が共振周波数
を駆動回路13に与えていないときには、超音波モータ
16は、慣性力による残留振動により僅かに振動してい
る。このときの残留振動は、振幅は小さいが周波数は、
デューティー比制御回路12からの電圧供給が遮断され
る直前における周波数と同じである。この残留振動によ
り起電力が発生する。ここで、起電力により発生する電
流の流れを促進するために、抵抗14を設け、電流モニ
タ15に十分な電流を流し、同時に位相をずらして(遅
らせて)、電圧に変換している。そして、取り出した電
圧をゼロクロスコンパレータ17を通して、実際の共振
周波数情報としてPLL制御回路11にフィードバック
している。これにより、起電力から正確に残留振動の実
際の共振周波数を得ることができ、PLL制御回路11
のフィードバック信号として十分な信号を得ることがで
きる。
【0031】上記作用をデータとして図2に示す。
(a)がデューティー制御が行われるタイミングを示す
デューティー比クロックを示し、(b)が駆動回路13
における駆動電圧及び超音波モータ16で発生する起電
力を示している。また、(c)が電流モニタ15で検知
される負過電流iを示し、(d)がゼロクロスコンパレ
ータ17の出力を示している。デューティー比制御回路
12からの駆動電圧が与えられていない時にも、(b)
に示すように、残留振動により起電力が発生しているこ
とがわかる。これを電流モニタ15が(c)に示すよう
に、負過電流iとして検知する。この信号をゼロクロス
コンパレータ17にかけることにより、モータ起電力の
電圧が低いときにも周波数情報を得ることができる。残
留振動による起電力の周波数は、振動体10と同期して
いるので、その周波数をPLL制御回路11にフィード
バックすることにより、PLL制御回路11を有効に作
動させることができる。
【0032】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の振動体駆動装置によれば、振動体10に対してデュー
ティー比に応じた時間だけ、共振周波数の交番電圧を与
えるデューティー比制御回路12と、デューティー比制
御回路12が、共振周波数の交番電圧を与えていないと
きに、振動体10の残留振動により発生する起電力の残
留周波数を検知して、その検知した残留周波数をPLL
制御回路11にフィードバックする電流モニタ15、ゼ
ロクロスコンパレータ17とを有しているので、デュー
ティー比制御により交番電圧が供給されていないときで
も、PLL制御回路11が有効に作用するため、振動体
10の実際の共振周波数が変化したときに、常に迅速か
つ正確に振動体に与える共振周波数を、振動体の実際の
共振周波数Fr´に追従させることができる。
【0033】また、本実施の形態の粉体フィーダによれ
ば、(1)圧電素子1に所定の共振周波数Fr=29.
4KHzを印加すると先端部が楕円振動をする振動体1
0と、(2)振動体10の先端部に形成した粉体供給パ
イプ20と、粉体Pを貯蔵し、粉体供給パイプ20に粉
体Pを送り込むホッパ本体30と、(3)振動体10に
対してデューティー比に応じた時間だけ、共振周波数の
交番電圧を与えるデューティー比制御手段12と、
(4)振動体10の実際の共振周波数が変化してFr´
になったときに、振動体10に与える共振周波数を実際
の共振周波数Fr´に追従させるためのPLL制御回路
11と、(5)デューティー比制御手段12が、共振周
波数の交番電圧を与えていないときに、振動体10の残
留振動により発生する起電力を残留周波数を検知して、
その検知した残留周波数をPLL制御手段12にフィー
ドバックする電流モニタ15、ゼロクロスコンパレータ
17とを有しているので、デューティー比制御回路12
により、圧電素子1に交番電圧が供給されていないとき
でも、PLL制御を継続できるため、粉体Pの搬送量を
精度よく制御することができる。
【0034】上記実施の形態においては、圧電素子を駆
動源とした超音波モータを用いた粉体フィーダの駆動に
ついて例示したが、本発明の駆動方法はこれに限定され
ることはなく、共振周波数で間欠的に駆動する振動体の
駆動方法として広く用いることができる。たとえば、水
中測深や魚群探知などに用いる魚群探知機用振動子や、
空中で超音波を用いた超音波距離計や超音波モータの駆
動方法として、あるいは、プラスチックの溶着、加工等
に用いる超音波ウェルダーなどの超音波加工機用振動子
の駆動方法などに用いることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の(1)振動体に対してデューテ
ィー比に応じた時間だけ、共振周波数の交番電圧を与え
るデューティー比制御手段と、(2)デューティー比制
御手段が、共振周波数の交番電圧を与えていないとき
に、振動体の残留振動により発生する起電力の残留周波
数を検知して、その検知した残留周波数をPLL制御手
段にフィードバックする残留振動フィードバック手段と
を有しているので、デューティー比制御により交番電圧
が供給されていないときでも、デューティー比制御回路
が有効に作用するため、振動体の実際の共振周波数が変
化したときに、常に迅速かつ正確に振動体に与える共振
周波数を、振動体の実際の共振周波数に追従させること
ができる。
【0036】また、本発明の粉体供給装置は、(1)圧
電素子に所定の共振周波数を印加すると先端部が楕円振
動をする振動体と、(2)振動体の先端部に形成した粉
体搬送路と、粉体を貯蔵し、前記粉体搬送路に粉体を送
り込むホッパと、(3)振動体に対してデューティー比
に応じた時間だけ、共振周波数の交番電圧を与えるデュ
ーティー比制御手段と、(4)振動体の実際の共振周波
数が変化したときに、振動体に与える共振周波数を実際
の共振周波数に追従させるためのPLL制御回路と、
(5)デューティー比制御手段が、共振周波数の電圧を
与えていないときに、前記振動体の残留振動により発生
する起電力の残留周波数を検知して、その検知した残留
周波数をPLL制御手段にフィードバックする残留振動
フィードバック手段とを有しているので、デューティー
比制御回路により、圧電素子に交番電圧が供給されてい
ないときでも、PLL制御を継続できるため、粉体の搬
送量を精度よく制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動体駆動装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】振動体駆動装置の作用を示すデータ図である。
【図3】振動体駆動装置の回路図である。
【図4】PLL制御回路11の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】PLL制御回路11の作用を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の実施態様にかかる粉体フィーダの構造
を示す一部切り欠き断面図である。
【図7】振動体の入力インピーダンスの周波数特性を示
すグラフである。
【図8】振動体の共振時の振動の様子を示す模式図であ
る。
【図9】振動体の共振時の振動の様子を1/4周期毎に
示した模式図である。
【図10】従来の電圧制御回路図である。
【図11】従来のデューティー制御回路のブロック図で
ある。
【図12】従来の電圧制御の作用を示すデータ図であ
る。
【図13】従来のデューティー制御の駆動電圧を示すデ
ータ図である。
【図14】従来のデューティー制御の信号を示すデータ
図である。
【符号の説明】
1 圧電素子 2a 金属ホーン 2b バックホーン 2c 先端部 2d 貫通孔 3 ボルト 4 固定部材 11 PLL制御回路 12 デューティー比制御回路 13 駆動回路 14 抵抗 15 電流モニタ 16 超音波モータ 17 ゼロクロスコンパレータ 20 粉体供給パイプ 30 ホッパ本体 31 底部 32 チューブ P 粉体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 19/00 - 19/02 H02N 1/00 - 2/00 B65D 88/00 - 90/66 B65G 65/30 - 65/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振周波数を有する振動体に該共振周波
    数の交番電圧を与えて駆動する振動体駆動装置であっ
    て、振動体の実際の共振周波数が変化したときに、振動
    体に与える共振周波数を該実際の共振周波数に追従させ
    るためのPLL(フェーズロックループ)制御手段を有
    する振動体駆動装置において、 前記振動体に対してデューティー比に応じた時間だけ、
    共振周波数の交番電圧を与えるデューティー比制御手段
    と、 前記デューティー比制御手段が、前記振動体に前記共振
    周波数の交番電圧を与えていないときに、前記振動体の
    残留振動により発生する起電力の残留周波数を検知し
    て、その検知した残留周波数を前記PLL制御手段にフ
    ィードバックする残留振動フィードバック手段とを有す
    ることを特徴とする振動体駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する振動体駆動装置にお
    いて、 前記残留振動フィードバック手段が、 前記残留振動により発生する起電力による電流を電流モ
    ニターに流すための抵抗と、 前記抵抗を流れる電流を前記電流モニターにより電圧に
    変換した後ゼロクロスコンパレータを通して、位相情報
    と振動周波数情報に変換するゼロクロス変換手段とを有
    することを特徴とする振動体駆動装置。
  3. 【請求項3】 圧電素子に所定の共振周波数を印加する
    と先端部が楕円振動をする振動体と、 前記振動体の先端部に形成した粉体搬送路と、 粉体を貯蔵し、前記粉体搬送路に粉体を送り込むホッパ
    と、 前記振動体に対してデューティー比に応じた時間だけ、
    共振周波数の交番電圧を与えるデューティー比制御手段
    と、 前記振動体の実際の共振周波数が変化したときに、前記
    振動体に与える前記共振周波数を前記実際の共振周波数
    に追従させるためのPLL(フェーズロックループ)制
    御手段と、 前記デューティー比制御手段が、前記振動体に前記共振
    周波数の交番電圧を与えていないときに、前記振動体の
    残留振動により発生する起電力の残留周波数を検知し
    て、その検知した残留周波数を前記PLL制御手段にフ
    ィードバックする残留振動フィードバック手段とを有す
    ることを特徴とする粉体供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する粉体供給装置におい
    て、 前記残留振動フィードバック手段が、 前記残留振動により発生する起電力による電流を電流モ
    ニターに流すための抵抗と、 前記抵抗を流れる電流を前記電流モニターにより電圧に
    変換した後ゼロクロスコンパレータを通して、位相情報
    と振動周波数情報に変換するゼロクロス変換手段とを有
    することを特徴とする粉体供給装置。
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