JP3524774B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3524774B2
JP3524774B2 JP25790598A JP25790598A JP3524774B2 JP 3524774 B2 JP3524774 B2 JP 3524774B2 JP 25790598 A JP25790598 A JP 25790598A JP 25790598 A JP25790598 A JP 25790598A JP 3524774 B2 JP3524774 B2 JP 3524774B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリを記
録媒体として情報を記録及び再生する情報記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の小型化に伴い、その記
録媒体として大容量の半導体メモリが注目されている。
中でも、フラッシュメモリなどの、バックアップ電源が
不要で、大容量化が可能な一括消去型メモリが情報機器
の記録媒体として使用されつつある。
【0003】情報機器では、通常、データを管理するた
めの管理情報が番組管理テーブルに記録され、実際のデ
ータである主情報、及び、該主情報に関する種々の情報
である補助情報から成るパケットが記録媒体に記録され
る。管理情報には、番組名や記録フォーマットなどとと
もに、その番組の先頭のパケットへのリンクアドレスが
含まれている。
【0004】次に、オーディオデータの記録について説
明する。オーディオデータの記録方式としては、オーデ
ィオテープなどに記録する際に用いられるアナログ記録
方式と、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディ
スク)などに記録する際に用いられるデジタル記録方式
とがある。
【0005】デジタル記録方式では、記録の単位が
「0」及び「1」のデジタルデータで記録される。ま
た、デジタル記録方式では、記録効率を向上させるた
め、データの圧縮が行われる。データの圧縮とは、一連
のデジタルデータを予め定められたデータ量のデータ群
に分割し、分割して得られたデータ群に施す圧縮処理、
データの信頼性確認用の誤り訂正及び誤り検出符号処理
などを意味している。このようにして、圧縮などが行わ
れて効率化された個々のデータ群をサウンドフレームと
いう。オーディオデータはサウンドフレーム単位でデー
タの管理が行われる。
【0006】パケットは、1つのサウンドフレームから
なる主情報、及び、この主情報に関する補助情報から構
成される。補助情報は、当該パケットの使用/未使用を
示す使用/未使用フラグ、当該パケットが最終パケット
であるか否か(当該パケットの主情報が一連のデータの
最終のサウンドフレームであるか否か)を示す最終パケ
ットフラグなどからなるステータス、及び、パケットの
つながりを示すリンクアドレスからなっている。
【0007】一曲は、複数のパケットの集まりであり、
それぞれのパケットは補助情報中にあるリンクアドレス
によりつながれている。一連のデータの最後のパケット
では補助情報中の最終パケットフラグが1となってい
る。
【0008】オーディオデータを記録するときには、第
1の従来例では、1サウンドフレームが完成する毎に、
メモリ中のパケット領域(1つのパケットを書き込む領
域)を検索して、使用/未使用フラグが0(データが書
き込まれていないことを示す)となっている未使用のパ
ケット領域を見つけ出す必要があった。
【0009】これに対して、第2の従来例では、各パケ
ット領域の使用/未使用フラグのみを集めて記憶した空
きパケット領域管理テーブルが併設されており、オーデ
ィオデータを記録するときには、1サウンドフレームが
完成する毎に、上記空きパケット領域管理テーブルに基
づいて未使用のパケット領域を見つけ出すようにしてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通常、マイクロコンピ
ュータ(以下、「マイコン」と略記する)で未使用のパ
ケット領域を検索するが、マイコンで一度に処理できる
データ量はマイコンのデータバスによって決められた8
ビットあるいは16ビット単位である。マイコンは外部
メモリに対してアクセスする場合は、内部メモリにアク
セスする場合に比して時間がかかる。さらに、マイコン
に内蔵されるメモリの記憶容量は数kバイト程度の小さ
なものである。
【0011】したがって、第1従来例では、外部メモリ
に8ビット単位でアクセスを行い、個々のパケット領域
の使用/未使用フラグが1であるか0であるかを順次判
定することになり、未使用のパケット領域を見つけ出す
までに時間がかかる。
【0012】また、第2従来例では、メモリ内の各パケ
ット領域に使用/未使用フラグを設けるとともに、使用
/未使用フラグを1箇所にまとめて未使用のパケット領
域を管理するものであり、空きパケット領域管理テーブ
ルに8ビット単位でアクセスを行うことで、8つのパケ
ット領域の使用/未使用フラグが1であるか0であるか
を一度に判定することができ、第1従来例よりも未使用
のパケット領域を見つけ出すまでに要する時間が短縮さ
れる。
【0013】しかしながら、第2従来例では、メモリの
記憶容量の増大に伴って、空きパケット領域管理テーブ
ルの記憶容量を増大させる必要がある。また、空きパケ
ット領域管理テーブルの記憶容量としては、メモリの容
量を16Mバイト、1パケットを512バイトとする
と、32000ビット(約4kバイト)が必要であり、
このように空きパケット領域管理テーブルの記憶容量が
大きくなるので、空きパケット領域管理テーブルをマイ
コンに内蔵されるメモリにもたせることはできなかっ
た。
【0014】さらに、第1、第2従来例ともに、最下位
(あるいは最上位)のアドレスのパケット領域から昇順
(あるいは降順)にデータを書き込むようになっていた
ので、最下位(あるいは最上位)のアドレスほど頻繁に
データの書き込みが行われることになり、書き込み回数
に制限のあるメモリに関しては短寿命化につながる。
【0015】その他には、音声などの一連のデータを記
録する場合は、メモリ内の連続したアドレスに音声デー
タが書き込まれるため、ノイズ、メモリ不良などによる
欠損データを再生することが不可能となる。
【0016】そこで、本発明は、より小さな記憶容量の
空きパケット領域管理テーブルで、かつ、メモリの記憶
容量の増大に伴って前記空きパケット領域管理テーブル
の記憶容量を増大させることなく、メモリ内の各パケッ
ト領域の使用/未使用を管理することができるようにし
た情報記録再生装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0017】また、本発明は、書き込み回数に制限のあ
るメモリに対して、寿命を延ばすことができる情報記録
再生装置を提供することを第2の目的とする。
【0018】さらに、本発明は、ノイズ、メモリ不良な
どによる欠損データを再生することを可能とした情報記
録再生装置を提供することを第3の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、半導体メモリを記録媒
体として情報を記録及び再生する情報記録再生装置にお
いて、前記半導体メモリの記憶領域が複数のブロックに
分割されており、また、前記各ブロックは複数のパケッ
ト領域に分割されており、また、各ブロック内の各パケ
ット領域は他のブロック内のある1つのパケット領域と
対応づけられており、さらに、各ブロック間で対応する
パケット領域毎に全てのブロック内のパケット領域にデ
ータが書き込まれているか否かを示す情報を記録した空
きパケット領域管理テーブルと、各ブロック間で対応す
るパケット領域毎に所定のブロックからなる前半ブロッ
ク内の全てのパケット領域にデータが書き込まれている
か否かを示す情報を記録した空きパケット領域補助テー
ブルとを有している。
【0020】以上の構成により、各ブロックをn個のパ
ケット領域に分割したとすると、例えば、対応するパケ
ット領域が全て使用されている(データが書き込まれて
いる)状態を1で、一方、対応するパケット領域に使用
されていない(データが書き込まれていない)ものがあ
る状態を0で、それぞれ表すようにすれば、nビットの
記憶容量で未使用のパケット領域を管理することができ
る。
【0021】
【0022】また、空きパケット領域管理補助テーブル
によって、前半ブロックの対応するパケット領域の全て
が使用されているか否かを知ることができるので、前半
ブロックの対応する全てのブロックが使用されている場
合は、前半ブロック以外のブロックからなる後半ブロッ
クの対応するパケット領域から未使用のパケット領域を
サーチするようにしておけば、未使用のパケット領域を
より速く見つけ出すことができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】また、請求項に記載の発明では、半導体
メモリを記録媒体として情報を記録及び再生する情報記
録再生装置において、前記半導体メモリの記憶領域が複
数のブロックに分割されており、また、前記各ブロック
は複数のパケット領域に分割されており、また、各ブロ
ック内の各パケット領域は他のブロック内のある1つの
パケット領域と対応づけられており、さらに、各ブロッ
ク間で対応するパケット領域毎に全てのブロック内のパ
ケット領域にデータが書き込まれているか否かを示す情
報を記録した空きパケット領域管理テーブルと、各ブロ
ック間で対応するパケット領域毎に各ブロックにデータ
が書き込まれているか否かを示す情報を記憶した空きパ
ケット領域個別管理テーブルを有している。
【0028】以上の構成により、空きパケット領域管理
テーブル及び空きパケット領域個別管理テーブルに基づ
いて、未使用のパケット領域を見つけ出すようにすれ
ば、従来に比して、記憶容量の若干の増加は伴うが、未
使用のパケット領域を見つけ出すまでに要する時間を大
幅に短縮することができる。
【0029】
【0030】
【0031】また、請求項に記載の発明では、半導体
メモリを記録媒体として情報を記録及び再生する情報記
録再生装置において、前記半導体メモリの記憶領域が複
数のブロックに分割されており、また、前記各ブロック
は複数のパケット領域に分割されており、また、各ブロ
ック内の各パケット領域は他のブロック内のある1つの
パケット領域と対応づけられており、さらに、各ブロッ
ク間で対応するパケット領域毎に全てのブロック内のパ
ケット領域にデータが書き込まれているか否かを示す情
報を記録した空きパケット領域管理テーブルと、乱数を
発生する乱数発生手段を有し、該乱数発生手段が発生す
る乱数に応じて前記空きパケット領域管理テーブルを検
索することにより、データが書き込まれていないパケッ
ト領域が存在する、各ブロック間で対応するパケット領
域を見つけ出すようにしている。
【0032】以上の構成により、各ブロック間で対応す
るパケット領域をランダムに未使用のパケット領域があ
るか否かを検索することができ、各ブロック間で対応す
るパケット領域毎のアクセス回数を平均化することがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態で
あるオーディオ用の録音再生装置のブロック図である。
同図において、1はフラッシュ、SRAM、DRAMな
どの半導体メモリであり、データの記憶手段として用い
られる。2は使用者が機能選択などを行うためのユーザ
ーインターフェースであるキー入力手段であり、PLA
Yキー、DELキー、RECキー、STOPキーなどが
設けられている。
【0034】3は装置の動作状態などを表示する表示手
段であり、使用者が装置の動作状態を視認できるように
設けられたユーザインターフェースである。4はデータ
の入力/出力手段であり、入力手段としては、マイク入
力、アナログライン入力、デジタルデータ入力などがあ
り、出力手段としては、スピーカー出力、ライン出力
(アナログ、デジタル)などがある。
【0035】5は単独または複数のマイクロコンピュー
タで構成された制御回路であり、キー入力手段2から入
力される信号に応じて、表示手段3への表示データの設
定などの表示制御、データ入力/出力手段4を介したデ
ータの入出力制御、メモリ1に対するデータのリードラ
イト制御などを行う。尚、制御回路5は作業用のメモリ
6が内蔵されている。
【0036】オーディオデータを記録媒体に記録する際
の流れについて説明する。オーディオデータをアナログ
データからデジタルデータに変換した後、該デジタルデ
ータに対して、メモリ効率化のためにデータの圧縮処理
などを施して、記録媒体に記録する。尚、デジタルデー
タを直接入力する場合も、データの圧縮処理などを施し
てから記録媒体に記録する。
【0037】ここで、データの圧縮処理などとは、一連
のデジタルデータを予め定められたデータ量のデータ群
に分割し、分割により得られたデータ群毎に施す圧縮処
理と、データの信頼性確認用の誤り訂正及び誤り検出符
号処理などを意味している。また、圧縮処理などが施さ
れた個々のデータ群をサウンドフレームと言う。
【0038】オーディオデータは、サウンドフレーム単
位でデータの管理及び記録が行われる。パケットは、図
2に示すように、1つのサウンドフレーム(509バイ
ト)からなる主情報M、及び、この主情報Mに関する3
バイトの補助情報Sから構成されており、1パケットは
512バイトとなっている。補助情報Sは、当該パケッ
トの使用/未使用を示す使用/未使用フラグF1、当該
パケットが最終パケットであるか否か(当該パケットの
主情報が一連のデータの最終のサウンドフレームである
か否か)を示す最終パケットフラグF2などからなる1
バイトのステータスSt、及び、パケットのつながりを
示す2バイトのリンクアドレスLからなっている。
【0039】オーディオデータを記録すると、図3に示
すように、記録したオーディオデータを管理するための
曲情報が曲管理テーブルKに記録される。曲情報は、曲
名、曲のフォーマット、先頭パケット(当曲の先頭のサ
ウンドフレームをもつパケット)へのリンク情報から構
成される。曲のフォーマットには、サンプリング周波
数、圧縮フォーマットなどがある。
【0040】再生時には、図3中に矢印で示すように、
曲管理テーブルKに記憶されている曲情報内のリンク情
報により先頭パケットをサーチし、先頭パケットのリン
ク情報により次のパケットをサーチし、…というように
して、順次サーチしたパケットPのリンクアドレスLを
辿っていくことで、一連のデータ(曲)が再生される。
【0041】さて、本実施形態のオーディオ用の録音再
生装置では、ユーザによりキー入力手段2に設けられた
RECキーが押されると、データ入力/出力手段4に入
力されるオーディオデータは、A/D変換されてデジタ
ルデータとなり、制御回路5に入力される。
【0042】制御回路5では、入力されたデータが時系
列にデータの圧縮処理などが施され、一定の大きさのデ
ータ(サウンドフレーム)に一定時間間隔で変換され
る。また、制御回路5は、空きパケット領域管理テーブ
ルに基づいて、メモリ1をサーチし、使用されていない
領域にパケットを記録していく。
【0043】ここで、メモリ1は、図4に示すように、
0ブロックB0、1ブロックB1、2ブロックB2、…、
124ブロックB124からなる125個のブロックに分
割されており、各ブロックはそれぞれ1つのパケットを
格納する0パケット領域P0、1パケット領域P1、2パ
ケット領域P2、…、255パケット領域P255を有して
おり、256個のパケットを格納可能となっている。
【0044】また、空きパケット領域管理テーブルT1
は、制御回路5を構成するマイコンに内蔵されたメモリ
6の一部の領域であり、図4に示すように、b10、b
1、b12、…、b1255からなる256ビットの記憶
容量を有している。空きパケット領域管理テーブルT1
の各ビットb1k(k=0〜255)には、メモリ1内
の各ブロックのkパケット領域Pkに格納しているパケ
ットの使用/未使用フラグが全て1であれば、すなわ
ち、各ブロックのkパケット領域Pkが全て使用されて
いれば、1が記録され、一方、kパケット領域Pkに格
納しているパケットの使用/未使用フラグが0となって
いるブロックがあれば、すなわち、kパケット領域Pk
が使用されていないブロックがあれば、0が記録され
る。
【0045】制御回路5が、空きパケット領域管理テー
ブルT1に基づいて、メモリ1をサーチし、使用されて
いない領域にパケットを記録していく際の流れを、図5
に示すフローチャートを用いて説明する。制御回路5
は、まず、初期設定として、k及びhに0をセットする
(#10)。次に、空きパケット領域管理テーブルT1
のビットb1kが0であるか否かを判定する(#2
0)。
【0046】#20での判定の結果、ビットb1kが0
であれば(#20のY)、#30へ移行し、一方、ビッ
トb1kが0でなければ(#20のN)、kにk+1を
セットし(#40)、その後、kが256であるか否か
を判定し(#50)、kが256であれば(#50の
Y)、メモリは満杯であるので処理を終了し、一方、k
が256でなければ(#50のN)、#20へ戻る。
【0047】#30では、hブロックBhのkパケット
領域Pkの使用/未使用フラグが0であるか否かを判定
する。#30での判定の結果、上記使用/未使用フラグ
が0であれば(#30のY)、hブロックBhのkパケ
ット領域Pkに使用/未使用フラグに1をして、サウン
ドフレームを書き込む(#60)。一方、#30での判
定の結果、上記使用/未使用フラグが0でなければ(#
30のN)、後述する#70へ移行する。
【0048】#60の後は、録音が終了であるか否かを
判定し(#80)、録音が終了であれば(#80の
Y)、hブロックBhのkパケット領域Pkの最終パケッ
トフラグを1にして(#90)、処理を終了する。一
方、録音が終了でなければ(#80のN)、hにh+1
をセットし(#70)、その後、hが125であるか否
かを判定する(#100)。
【0049】#100での判定の結果、hが125であ
れば(#100のY)、hに0をセットするとともに
(#110)、空きパケット管理テーブルT1のビット
b1kに1を書き込み(#120)、その後、#40へ
移行する。一方、#100での判定の結果、hが125
でなければ(#100のN)、#30へ移行する。
【0050】まとめると、制御回路5は、サウンドフレ
ームを作成する毎に、空きパケット領域管理テーブルT
1内の最下位のビットb10から昇順に0のビットを検
索する。次に、空きパケット領域管理テーブルT1内に
0のビットとしてb1kが得られたとすると、最下位の
0ブロックB0から昇順に、空きパケット領域管理テー
ブルT1内に見つけた0のビットb1kに対応するkパ
ケット領域Pkの使用/未使用フラグが0となっている
ブロックを検索する。そして、kパケット領域Pkの使
用/未使用フラグが0となっているブロックとして、h
ブロックBhが得られたとすると、hブロックBhのkパ
ケット領域Pkに使用/未使用フラグを1としてサウン
ドフレームを書き込む。
【0051】但し、空きパケット領域管理テーブルT1
に0のビットがない場合は、メモリ1内の全ての領域が
使用されていることになるので、記録を行わない。この
場合は、メモリ1内の全ての領域が使用されていて、記
録できない旨を表示手段3に表示するようにしても良
い。
【0052】また、空きパケット領域管理テーブルT1
内を検索して見つけた0のビットに対応するパケット領
域の中に使用/未使用フラグが0となっているパケット
領域がなければ、上記検索して見つけた、空きパケット
領域管理テーブルT1内の0のビットに1を書き込む。
【0053】尚、図5に示すフローチャートには示して
いないが、曲の先頭のサウンドフレームの場合は、曲管
理テーブルにリンク情報として、このサウンドフレーム
が書き込まれたパケット領域のメモリ1内でのアドレス
(以下、「パケット番号」と言う)を書き込み、また、
2番目以降のサウンドフレームの場合は、1つ前のサウ
ンドフレームが書き込まれたパケット領域にリンクアド
レスLとして当サウンドフレームが書き込まれたパケッ
ト番号を書き込むようになっている。
【0054】このようにして、メモリ1内に未使用のパ
ケット領域を見つけ出し、それぞれをリンクさせなが
ら、個々のサウンドフレームを、メモリ1に分散して記
録することになる。したがって、メモリ不良などに起因
して、パケットの一部が欠落した場合であっても、前後
のパケットで補完あるいは平均することで、欠損したパ
ケットを再生することが可能となる。
【0055】また、各ブロック内のパケット領域の個数
だけのビット数の記憶容量を有する空きパケット領域管
理テーブルT1でメモリの未使用パケット領域の管理を
行うようになっているので、小さな記憶容量でメモリ1
の未使用パケット領域の管理を行うことができる。ま
た、記憶容量が小さいので空きパケット領域管理テーブ
ルT1をマイコンの内蔵メモリ6にもたせることがで
き、未使用のパケット領域を高速にサーチすることがで
きる。
【0056】さらに、メモリ1の記憶容量が増大したと
しても、1つのブロック内のパケット領域の数を増やす
のではなく、ブロックの数を増やすようにすれば、空き
パケット領域管理テーブルT1の記憶容量を大きくする
ことなく、未使用のパケット領域を管理することができ
る。
【0057】ユーザによりキー入力手段2に設けられた
PLAYキーが押されると、制御回路5は、曲情報管理
テーブルから選択された曲の先頭パケットをリンク情報
をもとにサーチし、最終パケットフラグが1となってい
るパケットに到達するまで、次々にパケットのリンク情
報をたどっていく。そして、先頭パケットのサウンドフ
レームから順次伸長処理を行い、一定間隔で、データ入
力/出力手段4に送出する。データ入力/出力手段4で
は、制御回路5から送られてくる伸長処理済のデータが
アナログデータに変換されて出力され、音声として再生
される。
【0058】ユーザによりキー入力手段2に設けられた
DELキーが押されると、制御回路5は、曲情報管理テ
ーブルから選択された曲の先頭パケットをリンク情報を
もとにサーチし、各パケットの使用/未使用フラグを0
にしながら、最終パケットフラグが1となっているパケ
ットに到達するまで、次々にパケットのリンク情報をた
どっていく。尚、主情報(サウンドフレーム)について
は、処理時間の節約の関係上、消去は行わない。また、
消去したパケットが記録されていたパケット領域に対応
する、空きパケット領域管理テーブルT1内のビットに
0を書き込む。
【0059】尚、上記実施形態では、使用/未使用を判
定する最小の領域であるパケット領域を1つのパケット
を格納する領域としているが、複数のパケットを格納す
る領域をパケット領域としても良い。このようにするこ
とによって、1つのブロックに存在するパケット領域が
減少し、空きパケット領域管理テーブルT1の記憶容量
を小さくすることができる。
【0060】本発明の第2実施形態であるオーディオ用
の録音再生装置について説明する。第2実施形態では、
上記第1実施形態に加えて、制御回路5を構成するマイ
コンの内蔵メモリ6に空きパケット領域管理補助テーブ
ルT2を有している。この空きパケット領域管理補助テ
ーブルT2は、図6に示すように、空きパケット領域管
理テーブルT1と同様に256ビットの記憶容量を有し
ており、空きパケット領域管理補助テーブルT2の各ビ
ットb2k(k=0〜255)には、メモリ1の0ブロ
ックB0から62ブロックB62からなる前半ブロックの
kパケット領域Pkが全て使用されていれば、1が記録
され、一方、上記前半ブロックにkパケット領域Pk
使用されていないブロックがあれば、0が記録される。
【0061】制御回路5は、録音を行う場合は、まず、
空きパケット領域管理テーブルT1内の最下位のビット
b10から昇順に0のビットを検索する。この検索の結
果、0のビットとしてビットb1kを見つけ出したとす
ると、次に、見つけ出した空きパケット領域管理テーブ
ルT1内の0のビットb1kに対応する、空きパケット
領域管理補助テーブルT2内のビットb2kが0である
か否かを判定する。ビットb2kが0であれば、メモリ
1内の前半ブロックの対応するkパケット領域Pkに未
使用のものがあるはずであるので、kパケット領域Pk
のうち使用/未使用フラグが0となっているものを0ブ
ロックB0から昇順にサーチして、空きパケット領域を
見つけ出す。
【0062】一方、見つけ出した空きパケット領域管理
テーブル内の0のビットb1kに対応する、空きパケッ
ト領域管理補助テーブルT2内のビットb2kが0でな
ければ、メモリ1内の前半ブロックの対応するkパケッ
ト領域Pkは全て使用されているので、kパケット領域
kのうち使用/未使用フラグが0となっているもの
を、後半ブロック(前半ブロック以外のブロック)の先
頭のブロックである63ブロックB63から昇順にサーチ
して、未使用のパケット領域を見つけ出す。
【0063】そして、見つけ出した未使用のパケット領
域に使用/未使用フラグを1にしてサウンドフレームを
書き込むが、サウンドフレームを書き込んだパケット領
域がhブロックBh内のkパケット領域Pkであったとす
ると、kパケット領域Pkに対応する、空きパケット領
域管理補助テーブルT2内のビットb2kが0であると
きに、hが63以上であれば、すなわち、後半ブロック
内のパケット領域にサウンドフレームを書き込んだ場合
は、空きパケット領域管理補助テーブルT2内のビット
b2kに1を書き込む。
【0064】また、消去を行う場合は、使用/未使用フ
ラグを0にしたパケット領域がhブロック内のkパケッ
ト領域Pkであったとすると、kパケット領域Pkに対応
する、空きパケット領域管理補助テーブルT2内のビッ
トb2kが1であるときに、hが62以下であれば、す
なわち、前半ブロック内のパケット領域の使用/未使用
フラグを0にした場合は、空きパケット領域管理補助テ
ーブルT2内のビットb2kに0を書き込む。
【0065】以上のように、前半ブロック内の各対応す
るパケット領域に関して、使用されていないパケット領
域があるか否かを示す情報が書き込まれた空きパケット
領域管理補助テーブルT2を有しているので、第1実施
形態よりも空きパケット領域を見つけ出すまでの時間を
短縮することができる。
【0066】また、対応するパケット領域のうち何番目
のブロックに存在するものまでが使用されているかを示
すデータを空きパケット領域管理補助テーブルT2に記
録するようにしても良い。具体的には、図7に示すよう
に、空きパケット領域管理補助テーブルT2を256個
の領域R0、R1、R2、…、R255に分割し、各対応する
パケット領域に関して、何ブロックのパケット領域まで
使用されているかを、対応する空きパケット領域補助テ
ーブルT2の領域に書き込む。例えば、kパケット領域
kに関して、hブロックBhまで使用されていれば、空
きパケット領域管理補助テーブルT2の領域Rkにhを
書き込む。
【0067】尚、このようにした場合は、本実施形態で
はメモリ1が125個のブロックに分割されているの
で、各対応するパケット領域に関して、何ブロック目の
パケット領域まで使用されているかを記録するために
は、空きパケット領域管理補助テーブルT2の各領域R
0、R1、R2、…、R255として7ビットの記憶容量が必
要であり、空きパケット領域管理補助テーブルT2全体
としては、7×256=1792ビットの記憶容量が必
要となる。
【0068】録音を行う場合は、見つけ出した未使用の
パケット領域に使用/未使用フラグを1にしてサウンド
フレームを書き込むが、最後のサウンドフレームを書き
込んだパケット領域がhブロックBhのkパケット領域
kとすると、そのkパケット領域Pkに対応する、空き
パケット領域補助テーブルT2の領域Rkにhを書き込
む。
【0069】また、消去を行う場合は、消去する曲の最
初のサウンドフレームが書き込まれているパケット領域
がhブロックBhのkパケット領域Pkとすると、そのk
パケット領域Pkに対応する、空きパケット領域補助テ
ーブルT2の領域Rkに(h−1)を書き込む。
【0070】また、空きパケット領域管理テーブルT1
内の各ビットb1kには、空きパケット領域管理補助テ
ーブルT2内の対応する領域Rkに書き込まれた値が2
55となると、1を書き込み、一方、255でなくなる
と、0を書き込む。
【0071】このような空きパケット領域管理補助テー
ブルT2を設けることによって、空きパケット領域管理
テーブルT1の0のビットを見つけ出し、空きパケット
領域管理テーブルの0のビットに対応する、空きパケッ
ト領域管理補助テーブルT2内の領域を見ることによっ
て、即座に空きパケット領域を見つけ出すことができる
ので、空きパケット領域を見つけ出すまでの時間をより
一層短縮することができる。
【0072】本発明の第3実勢形態であるオーディオ用
の録音再生装置について説明する。第3実施形態では、
上記第1実施形態に加えて、図8に示すように、メモリ
1のブロック数である125個のビットb30、b31
b32、…、b3124をそれぞれ有する256個の空きパ
ケット領域個別管理テーブルT30、T31、T32
…、T3255を設けている。各空きパケット領域個別管
理テーブルT3k(k=0〜255)のビットb3h(h
=0〜124)には、hブロックBhのkパケット領域
kが使用されていれば、1が記録され、一方、hブロ
ックBhのkパケット領域Pkが使用されていなければ、
0が記録されている。
【0073】そして、空きパケット領域管理テーブルT
1のビットb1kには、空きパケット領域個別管理テー
ブルT3k内の全てのビットが1であれば、1が記録さ
れ、一方、空きパケット領域個別管理テーブルT3k
に0のビットがあれば、0が記録される。
【0074】したがって、録音の際には、制御回路5
は、まず、空きパケット領域管理テーブルT1から0の
ビットをサーチし、0のビットとしてビットb1kが得
られたとすると、ビットb1kに対応する空きパケット
領域個別管理テーブルT3k内にビットb30から昇順に
0のビットをサーチする。そして、0のビットとしてb
hが得られたとすると、hブロックBhのパケット領域
kに使用/未使用フラグを1としてサウンドフレーム
を書き込む。
【0075】そして、サウンドフレームを書き込んだh
ブロックBhのパケット領域Pkに対応する空きパケット
領域個別管理テーブルT3kのビットb3hを1にし、さ
らに、これにより、この1にしたビットb3hを含む空
きパケット領域個別管理テーブルT3kのビットが全て
1になれば、その空きパケット領域個別管理テーブルT
kに対応する、空きパケット領域管理テーブルT1の
ビットb1kを1にする。
【0076】また、消去を行う場合は、hブロックBh
内のパケット領域Pkの使用/未使用フラグを0にした
とすると、対応する空きパケット領域個別管理テーブル
T3kのビットbhを0にし、さらに、このとき、空きパ
ケット領域個別管理テーブルT3kに対応する、空きパ
ケット領域管理テーブルT1内のビットb1kが1であ
れば、そのビットb1kを0にする。
【0077】さて、前述した第2の従来例では、各パケ
ットの使用/未使用フラグを1箇所にまとめているだけ
であるので、最下位(あるいは最上位)のパケットの使
用/未使用フラグから昇順(あるいは降順)にサーチし
ていくことになるので、メモリ1を同一容量とすると、
8ビット単位でサーチするとして、最大で4000回の
アクセスが必要とされる場合がある。
【0078】これに対して、本第3実施形態では、空き
パケット領域管理テーブルT1により0のビットが存在
する空きパケット領域個別管理テーブルを見つけた上
で、その空きパケット領域個別管理テーブル内に0のビ
ットをサーチするので、空きパケット領域個別管理テー
ブルでの0のビットのサーチについては、8ビット単位
でサーチする場合は、空きパケット領域個別管理テーブ
ルのビット数は125であることから、最大でも16回
のアクセスで未使用のパケット領域を見つけ出すことが
できる。
【0079】このように、第2従来例に比して、空きパ
ケット領域管理テーブルT1分の若干のメモリ容量の増
加(本実施形態では、256ビットの容量増加を伴う)
で、未使用のパケット領域を見つけ出すまでの時間が大
幅に短縮される。
【0080】本発明の第4実施形態のオーディオ用の録
音再生装置について説明する。第4実施形態では、上記
第1実施形態に加えて、図9に示すように、アクセス回
数管理テーブルT4を有している。このアクセス回数管
理テーブルT4は、256個の領域S0、S1、S2
…、S255に分割されており、各領域Skにはメモリ1内
のパケット領域Pkにアクセスした回数が記録される。
【0081】制御回路5は、録音を行う場合は、第1実
施形態と同様にして、空きパケット領域管理テーブルT
1を参照することで、未使用のパケット領域を見つけ出
し、そのパケット領域にパケットをリンクさせながら記
録して行くが、空きパケット領域管理テーブルT1内に
0のビットをサーチするにあたって、最下位のビットb
0から昇順にサーチするのではなく、空きパケット領
域管理テーブルT1を参照する前に、アクセス回数管理
テーブルT4を参照することにより、各パケット領域へ
のアクセス回数を把握しておき、アクセス回数が最も少
ないパケット領域に対応する、空きパケット領域管理テ
ーブルT1内のビットから順に0のビットをサーチす
る。尚、アクセス回数が同じパケット領域がある場合
は、それらのパケット領域に対応する、パケット領域管
理テーブルT1内の下位側のビットからサーチする。
【0082】そして、メモリ1の全てのブロック内のk
パケット領域Pkが使用された状態になった時点で、ア
クセス回数管理テーブルT4の領域Skに記憶されてい
る値を1つインクリメントすることにより、アクセス回
数管理テーブルT4に各パケット領域へのアクセス回数
が記録される。
【0083】尚、アクセス回数管理テーブルT4の各領
域Skを、例えば、3ビットにしておけば、各対応する
パケット領域へのアクセス回数を7までカウントするこ
とができる。そして、この場合は、アクセス回数管理テ
ーブルT4の全ての領域に書き込まれている値が7にな
ると、アクセス回数管理テーブルT4の全ての領域が初
期化される(全領域に書き込まれている値が0となる)
ように構成しておけば、アクセス管理テーブルT4の記
憶容量を大きくすることなく、各対応するパケット領域
へのアクセス回数の管理が可能となる。
【0084】以上のようにすることによって、未使用の
パケット領域のうち、最もアクセス回数の少ないパケッ
ト領域にパケットが書き込まれることになるので、下位
のビットに対応するパケット領域ほど頻繁に書き込みが
行われることはなくなる。したがって、各パケット領域
へのアクセス回数が平均化され、メモリ1として書き込
み回数に制限があるメモリを採用したとしても、メモリ
1の寿命を延ばすことができる。
【0085】また、アクセス回数管理テーブルT4の代
わりに、乱数を発生する乱数発生回路を設けておき、空
きパケット領域管理テーブルT1内に最下位のビットb
0から昇順に0のビットをサーチするのではなく、上
記乱数発生回路が発生する乱数に応じた、空きパケット
領域管理テーブルT1内のビットが0であるか否かを判
定することによって、空きパケット領域管理テーブルT
1内に0のビットをサーチするようにしても良い。この
ようにしても、アクセス回数管理テーブルT4を設けた
ときと同様の効果を得ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
情報記録再生装置によれば、より小さな記憶容量の空き
パケット領域管理テーブルで、かつ、メモリの記憶容量
の増大に伴って空きパケット領域管理テーブルの記憶容
量を増大させることなく、メモリ内の各パケット領域の
使用/未使用を管理することができる。また、空きパケ
ット領域補助テーブルを設けることにより、未使用のパ
ケット領域を効率良く短時間に見つけ出すことができ
る。
【0087】
【0088】
【0089】また、請求項に記載の情報記録再生装置
によれば、従来に比して若干の記憶容量の増加で、未使
用のパケット領域を見つけ出すまでに要する時間を大幅
に短縮することができる。
【0090】また、請求項に記載の情報記録再生装置
によれば、各ブロック間で対応するパケット領域毎のア
クセス回数が平均化され、書き込み回数に制限のあるメ
モリに対して、寿命を延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるオーディオ用の録
音再生装置のブロック酢である。
【図2】 パケットの構成を示す図である。
【図3】 曲管理テーブルのイメージ図である。
【図4】 空きパケット領域管理テーブルとメモリとの
対応関係を示す図である。
【図5】 制御回路が行う動作のフローチャートであ
る。
【図6】 空きパケット領域管理テーブルと空きパケッ
ト領域管理補助テーブルとメモリとの対応関係を示す図
である。
【図7】 空きパケット領域管理テーブルと空きパケッ
ト領域管理補助テーブルとメモリとの対応関係を示す図
である。
【図8】 空きパケット領域管理テーブルと空きパケッ
ト領域個別管理テーブルとメモリとの対応関係を示す図
である。
【図9】 アクセス回数管理テーブルと空きパケット領
域管理テーブルとメモリとの対応関係を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 キー入力手段 3 表示手段 4 データ入力/出力手段 5 制御回路 6 内蔵メモリ T1 空きパケット領域管理テーブル T2 空きパケット領域管理補助テーブル T30〜T3255 空きパケット領域個別管理テーブル T4 アクセス回数管理テーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリを記録媒体として情報を記
    録及び再生する情報記録再生装置において、 前記半導体メモリの記憶領域が複数のブロックに分割さ
    れており、また、前記各ブロックは複数のパケット領域
    に分割されており、また、各ブロック内の各パケット領
    域は他のブロック内のある1つのパケット領域と対応づ
    けられており、さらに、各ブロック間で対応するパケッ
    ト領域毎に全てのブロック内のパケット領域にデータが
    書き込まれているか否かを示す情報を記録した空きパケ
    ット領域管理テーブルと、各ブロック間で対応するパケ
    ット領域毎に所定のブロックからなる前半ブロック内の
    全てのパケット領域にデータが書き込まれているか否か
    を示す情報を記録した空きパケット領域補助テーブルと
    を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 半導体メモリを記録媒体として情報を記
    録及び再生する情報記録再生装置において、 前記半導体メモリの記憶領域が複数のブロックに分割さ
    れており、また、前記各ブロックは複数のパケット領域
    に分割されており、また、各ブロック内の各パケット領
    域は他のブロック内のある1つのパケット領域と対応づ
    けられており、さらに、各ブロック間で対応するパケッ
    ト領域毎に全てのブロック内のパケット領域にデータが
    書き込まれているか否かを示す情報を記録した空きパケ
    ット領域管理テーブルと、 各ブロック間で対応するパケ
    ット領域毎に各ブロックにデータが書き込まれているか
    否かを示す情報を記憶した空きパケット領域個別管理テ
    ーブルを有することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 半導体メモリを記録媒体として情報を記
    録及び再生する情報記録再生装置において、 前記半導体メモリの記憶領域が複数のブロックに分割さ
    れており、また、前記各ブロックは複数のパケット領域
    に分割されており、また、各ブロック内の各パケット領
    域は他のブロック内のある1つのパケット領域と対応づ
    けられており、さらに、各ブロック間で対応するパケッ
    ト領域毎に全てのブロック内のパケット領域にデータが
    書き込まれているか否かを示す情報を記録した空きパケ
    ット領域 管理テーブルと、 乱数を発生する乱数発生手段
    を有し、該乱数発生手段が発生する乱数に応じて前記空
    きパケット領域管理テーブルを検索することにより、デ
    ータが書き込まれていないパケット領域が存在する、各
    ブロック間で対応するパケット領域を見つけ出すことを
    特徴とする情報記録再生装置。
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