JP3523707B2 - 画像形成装置およびその駆動方法 - Google Patents

画像形成装置およびその駆動方法

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JP3523707B2 JP05949495A JP5949495A JP3523707B2 JP 3523707 B2 JP3523707 B2 JP 3523707B2 JP 05949495 A JP05949495 A JP 05949495A JP 5949495 A JP5949495 A JP 5949495A JP 3523707 B2 JP3523707 B2 JP 3523707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置、特に、
レーザプリンタ、デジタル複写機等のレーザ走査装置を
備えた画像形成装置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、例えば、デジタル
複写機は、原稿の画像を読み取るスキャナと、読み取ら
れた原稿の画像データに応じて感光体ドラム周面を露光
する露光装置と、を備えている。この露光装置は、画像
データに応じてレーザ光を出射するレーザ光源と、レー
ザ光源から出射されたレーザ光を連続的に偏向するポリ
ゴンミラーと、を有し、ポリゴンミラーはポリゴンモー
タにより一定の速度で回転駆動される。
【0003】また、感光体ドラムは、駆動モータ、プー
リ、ベルト等を有する駆動系によって所定の速度で回転
される。そして、露光装置からのレーザ光によって感光
体ドラム周面を走査することにより、原稿に対応する静
電潜像が形成される。この静電潜像は、現像剤を用いた
現像器によって現像され、コピー用紙に転写される。
【0004】高画質、高解像度の画像を形成するために
は、感光体ドラムの振動や回転ムラ等に起因するジッタ
画像を低減する必要がある。そこで、従来、感光体ドラ
ムを回転させる駆動系の回転軸にフライホイールを設け
て駆動モータを含む駆動系の振動および回転ムラ等を低
減し、ジッタ画像の発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フライ
ホイールは、特に感光体ドラムの高周波領域の回転ムラ
低減には有効であるが、露光装置の振動等に起因するジ
ッタ画像の発生を防止することはできない。つまり、露
光装置は、ポリゴンモータ等の内部振動源およびドラム
駆動系の駆動モータ等の外部振動源の影響により振動す
るが、このような露光装置の振動は前述のフライホイー
ルによって低減することができない。そして、露光装置
の振動は、感光体ドラム周面を露光走査するレーザ光に
悪影響を及ぼしジッタ画像発生の原因となる。
【0006】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、ジッタの発生による画像不良を改善
し、高画質、高解像度の画像を得ることのできる画像形
成装置および画像形成装置の駆動方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、ドラム状の像担持
体を回転駆動する駆動モータと、上記駆動モータの回転
軸に設けられた歯車を有し上記駆動モータの駆動力を上
記像担持体に伝達する駆動機構と、レーザ光源と、上記
レーザ光源からのレーザ光を偏向しレーザ光により上記
像担持体を露光走査する回転自在な走査部材と、上記走
査部材を回転駆動する走査モータと、を有する露光手段
と、上記走査部材によりレーザ光によって露光走査され
た上記像担持体から現像剤像を形成する手段と、を備え
ている上記駆動モータの回転周波数と上記歯車の歯数
との積に一致する駆動機構の噛み合い周波数Hk、およ
び上記走査モータの回転周波数Hpは、|Hp−HK|
/HPが0.2以上で、かつ、上記噛み合い周波数と走
査モータの回転周波数との比が整数倍とならない値にそ
れぞれ設定されていることを特徴としている。
【0008】また、駆動モータの回転軸に設けられた歯
車を有した駆動機構を介して、上記駆動モータにより
ラム状の像担持体を回転駆動し、走査モータにより走査
部材を回転駆動して、上記走査部材からのレーザ光によ
り上記像担持体を露光走査する画像形成装置の駆動方法
において、この発明に係る駆動方法は、上記駆動モータ
の回転周波数と上記歯車の歯数との積に一致する上記駆
動機構の噛み合い周波数Hkおよび上記走査モータの回
転周波数Hpを、|Hp−Hk|/Hpが0.2以上
で、かつ、上記噛み合い周波数と上記走査モータの回転
周波数との比が整数倍とならない値にそれぞれ設定して
上記像担持体および走査部材を駆動することを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】上記のように構成された画像形成装置および駆
動方法において、像担持体は駆動機構を介して駆動モー
タにより回転駆動され、露光手段の走査部材は走査モー
タにより回転駆動される。そして、レーザ光源からのレ
ーザ光は回転する走査部材により偏向され、像担持体を
露光走査して静電潜像を形成する。この際、駆動機構の
振動、回転ムラ等が露光手段に伝達されるため、駆動機
構の噛み合い周波数と走査モータの回転周波数とが接近
している場合、共振により露光手段の振動振幅が増大す
る。
【0010】そこで、噛み合い周波数HP および回転周
波数HK を|HP −HK |/HP が0.2以上となるよ
うに設定し、これらの周波数にある程度差を設けて共振
による露光手段の振動振幅の増大を抑制している。ま
た、噛み合い周波数と走査モータの回転周波数との比が
整数倍になると、振動振幅の増大を生じるため、噛み合
い周波数HP および回転周波数HK はその比が整数倍と
ならないように設定されている。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明に係る画
像形成装置をデジタル複写機に適用した実施例について
詳細に説明する。図1に示すように、デジタル複写機は
装置本体10を備え、この装置本体10内には、後述す
る読み取り手段として機能するスキャナ4、および画像
形成手段として機能する画像形成部6が設けられてい
る。
【0012】装置本体10の上面には、図示しないコン
トロールパネル、および、読取対象物、つまり原稿Dが
載置される透明なガラスからなる原稿載置台12が設け
られている。また、装置本体10の上面には、原稿載置
台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置7(以
下、ADFと称する)が配設されている。このADF7
は、原稿載置台12に対して開閉可能に配設され、原稿
載置台に載置された原稿Dを原稿載置台12に密着させ
る原稿押さえとしても機能する。
【0013】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイから原稿を一枚づつ取り出すピックアップロー
ラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ15、
原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、原稿
載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベル
ト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きに
セットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、
最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対16
により整位された後、搬送ベルト18によって原稿載置
台12の所定位置へ搬送される。
【0014】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ4により
画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、
フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7
上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を
読み取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬
送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ロ
ーラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18に
より原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0015】装置本体10内に配設されたスキャナ4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する蛍光
灯等の光源25および原稿Dからの反射光を所定の方向
に偏向する第1のミラー26を有し、これらの光源およ
び第1のミラーは、原稿載置台12の下方に配設された
第1のキャリッジ27に取り付けられている。第1のキ
ャリッジ16は、原稿載置台12と平行に移動可能に配
置され、図示しない歯付きベルト等を介して駆動モータ
により、原稿載置台の下方を往復移動される。
【0016】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設さ
れている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー2
6により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する
第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り
付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャ
リッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1のキ
ャリッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャ
リッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に沿っ
て平行に移動される。
【0017】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0018】一方、画像形成部6は、露光手段として作
用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装
置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レ
ーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走
査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー
を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モータとし
てのポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーからのレー
ザ光を偏向して後述する感光体ドラムへ導く光学系42
と、を備えている。このような構成のレーザ露光装置4
0は、装置本体10の後述する支持フレームに固定およ
び支持されている。
【0019】半導体レーザ41は、スキャナ4により読
み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ送
受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレー
ザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して感
光体ドラムへ向けられ、感光体ドラム周面を走査するこ
とによりドラム周面上に静電潜像を形成する。
【0020】また、画像形成部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム周面は、レーザ露光装
置40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像
が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周
面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光
体ドラム周面上に形成された静電潜像に現像剤としての
トナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器4
6、後述する用紙カセットから給紙された被転写材、つ
まり、コピー用紙Pを感光体ドラムから分離させるため
の剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラムに形
成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ
48、感光体ドラム周面からコピー用紙を剥離する剥離
爪49、感光体ドラム周面に残留したトナーを清掃する
清掃装置50、および、感光体ドラム周面の除電する除
電器51が順に配置されている。
【0021】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダには、使用頻度の高
いサイズのコピー用紙、例えば、A4サイズのコピー用
紙が約3000枚収納されている。また、大容量フィー
ダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセ
ット57が脱着自在に装着されている。
【0022】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路の終端には定着装置60が設けら
れている。定着装置60に対向した装置本体10の側壁
には排出口61が形成され、排出口には排紙トレイ62
が装着されている。
【0023】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙を一枚づつ取り出すピックアップローラ6
3がそれぞれ設けられている。また、搬送路58には、
ピックアップローラ63により取り出されたコピー用紙
Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ対6
4が設けられている。
【0024】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給
紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ロ
ーラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライ
ニング前センサ66が設けられている。
【0025】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。転写部において、感光体ドラム44上に形成さ
れた現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ4
8により用紙P上に転写される。トナー像の転写された
コピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49
の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、搬送
路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着装
置60に搬送される。そして、定着装置60によって現
像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙P
は、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により排
出口61を通して排紙トレイ62上へ排出される。
【0026】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75と、を備えている。また、搬送路5
8と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口
61あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分け
ゲート76が設けられている。
【0027】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介して排紙トレイ62上に排紙され
る。
【0028】図2ないし図4は、画像形成部6の駆動機
構の一部を示している。この駆動機構80は、装置本体
10の支持フレーム81に取り付けられた駆動モータ、
複数の歯車、プーリ等によって構成されている。詳細に
述べると、支持フレーム81の一部に長円形状の開口8
2が形成され、支持フレームの一方の面に、開口82と
対向するようにして断面U字形の載置板83が固定され
ている。載置板83には駆動モータとして機能するメイ
ンモータ84が取り付けられている。メインモータ84
の回転軸は載置板83を通して開口82側に突出し、そ
の突出端には歯車84aが切られている。なお、回転軸
に直接歯車を形成する代わりに、別体の歯車を回転軸に
取り付けるようにしてもよい。
【0029】載置板83の裏面側には、プーリ86aを
一体に有する歯車86およびプーリ87aを一体に有す
る歯車87が取り付けられ、これらの歯車86、87は
歯車84aと歯合している。そして、メインモータ84
の駆動力は、歯車84aを介して歯車86a、87aに
伝達され、ドラム駆動部と他の駆動部とへ分配される。
【0030】ドラム駆動部は、支持フレーム81を貫通
した状態で支持フレームに回転自在に支持されたドラム
駆動軸88と、支持フレームの一方の面側におけてドラ
ム駆動軸に固定されたプーリ90およびフライホイ−ル
91と、プーリ86a、90間に掛け渡された駆動ベル
ト92と、を備えている。駆動ベルト92の中途部に
は、ばね93により駆動ベルトに向かって付勢されたテ
ンションプーリ94が転接している。
【0031】支持フレーム81の他面側に突出したドラ
ム駆動軸88の端部には、ばね95を介してドラム駆動
用のカップリング96が固定されている。そして、この
カップリング96に、感光体ドラム44の回転軸44a
の一端が脱着自在に連結されている。従って、感光体ド
ラム44は、ドラム駆動軸88、プーリ90、駆動ベル
ト92、プーリ86aおよび歯車86を介して、メイン
モータ84により回転駆動される。
【0032】また、他の駆動部は、それぞれ支持フレー
ム81に回転自在に支持されて支持フレームの他面側に
位置した現像器駆動歯車98、清掃装置駆動歯車10
0、および定着装置駆動歯車102を備えている。これ
らの歯車98、100、102の回転軸にはプーリ98
a、100a、102aがそれぞれ固定され、これらの
プーリおよびプーリ87aに駆動ベルト104が掛け渡
されている。駆動ベルト104の中途部には、ばね10
5により駆動ベルト104に向かって付勢されたテンシ
ョンプーリ106が転接している。
【0033】従って、メインモータ84の駆動力は、歯
車87、プーリ87a、駆動ベルト104、プーリ98
a、100a、102aを介して、現像器駆動歯車9
8、清掃装置駆動歯車100、および定着装置駆動歯車
102にそれぞれ伝達され、これらの歯車によって現像
器46、清掃装置50のトナー回収オーガ、定着装置6
0がそれぞれ駆動される。
【0034】図5は、上記のように構成されたデジタル
複写機の制御機構を概略的に示している。この制御機構
は、大別して、コントロールパネル170を制御するコ
ントロールパネル部110、原稿Dから画像情報を読み
取るスキャナ4を制御するスキャナ部120、入力され
た画像情報に基づいて用紙Pに画像を形成する画像形成
部としてのプリンタ部130、スキャナ部4および後述
する外部装置から供給される画像データを処理するメモ
リ編集部140、たとえば、ファクシミリ装置、ハード
ディスク装置、あるいは、周知のローカルエリアネット
ワーク (以下、LANと示す) に接続されたコンピュー
タおよびワードプロセッサなどからの画像データの入力
を管理するシステム部150、及び、コントロールパネ
ル部110、スキャナ部120、プリンタ部130、メ
モリ編集部140およびシステム部150のそれぞれの
間の信号の受け渡しを制御するメインコントロール部1
60を備えている。
【0035】コントロールパネル部110は、コントロ
ールパネルCPU111、コントロールパネルCPU1
11に接続されたリード・オンリ・メモリ (以下、RO
Mと示す) 112、ランダム・アクセス・メモリ (以
下、RAMと示す) 113、およびプライオリティ用カ
ード入力部171により構成されている。
【0036】コントロールパネルCPU111は、RO
M112およびRAM113に記憶されているデータを
もとに、コントロールパネル170に設けられた種々の
スイッチおよびタッチパネルによる入力の検知、タッチ
パネルへの表示、及び、LEDの点灯および消灯などを
制御する。
【0037】スキャナ部120は、スキャナCPU12
1、スキャナCPU121に接続されたROM122お
よびRAM123を含み、ROM122およびRAM1
23に記憶されている制御データに基づくスキャナCP
U121の制御により、スキャナ4のCCDセンサ34
を動作させて原稿Dの画像情報を光の明暗情報として取
り込むとともに、第1のキャリッジ27および第2のキ
ャリッジ28を所定の速度で移動させるための図示しな
いDCモータなどを付勢するための機構制御部124に
所定の駆動信号を出力する。
【0038】また、スキャナ部120は、CCDセンサ
34から出力されたアナログ画像データを周知のA/D
変換によりディジタル信号に変換するA/D変換回路1
25、A/D変換回路125によってディジタル信号に
変換された画像信号からCCDセンサ34の出力の個体
誤差ならびに照明ランプ25の光量の不均一性などに関
する影響を除去するシェーディング補正回路126、及
び、CCDセンサ34により読み取られた原稿Dの画像
情報を所定のタイミングで後段に接続されたメモリ編集
部140に供給するためのラインメモリ127を有し、
ROM122およびRAM123のデータに基づくスキ
ャナCPU121の制御により、CCDセンサ34によ
り読み取られた原稿Dの画像情報を電気信号に変換した
のち所定のスレショルドレベルで2値化して、後段に接
続されたメモリ編集部140の後述するページメモリに
出力する。
【0039】なお、スキャナCPU121には、ADF
7も接続されている。ADF7は、後述するメインコン
トロール部160による制御に基づくスキャナCPU1
21の制御により原稿Dを給送する。また、スキャナC
PU121には、図示しない座標入力装置からの編集デ
ータが入力された場合に、メモリ編集部140のページ
メモリに、所定の制御データを出力するとともに画像形
成に利用される画像データを保持するためのメモリエリ
アの大きさを制御するエディタ128が接続されてい
る。
【0040】プリンタ部130は、プリンタCPU13
1と、プリンタCPU131に接続されたROM132
およびRAM133を含み、画像読み取り部4を介して
読み取られた画像情報および後述する外部装置から供給
される画像データに基づいて用紙Pに画像を形成する。
【0041】プリンタCPU131には、駆動機構80
のメインモータ84、レーザ露光装置40のポリゴンモ
ータ37、その他、自動両面装置70の駆動モータ、大
容量フィーダ(以下LCFと称する)や給紙カセットの
搬送機構の駆動モータ等を制御するモータ制御回路13
4と、原稿載置台12にセットされた原稿Dの位置を検
知する原稿位置検知センサ、ペーパーエンプティスイッ
チ、コピー用紙の詰まりなどを検知するレバースイッ
チ、アライニングセンサ66等の種々のセンサおよびス
イッチから出力される信号の入力に利用される入力回路
135と、及び、例えば、自動両面装置70の振り分け
ゲート76あるいは清掃装置50に含まれる図示しない
ソレノイドなどを付勢するための機構制御部136が接
続されている。
【0042】また、プリンタCPU131には、帯電チ
ャージャ、現像装置および転写・剥離チャージャなどに
所定の電圧を与える電圧供給回路138、レーザ露光装
置40のレーザ光源41から出射されるレーザ光の光強
度を後述するページメモリから供給される画像データに
対応して強度変調するレーザ駆動回路139が接続さ
れ、ROM132およびRAM133のデータに基づい
たプリンアCPU131の制御により、コピー用紙に画
像を形成する。
【0043】メモリ編集部140は、メモリ制御CPU
141を含み、メインコントロール部160の後述する
メインCPUとシステム部150の後述するシステムC
PUとの双方からの指示に応じてスキャナ部120ある
いは外部装置から供給される画像データを、プリンタ部
130のレーザ露光装置32から出射されるレーザ光の
強度変調に利用されるビットマップデータに変換したの
ち、後段に示すページメモリに一時的に記憶させる。
【0044】メモリ制御CPU141には、システム部
150を経由して外部装置から供給された画像データと
スキャナ部120を介して読み取られたのち後述するメ
インコントロール部160の画像処理部により所定の形
式に変換された原稿Dの画像データとを編集する画像編
集部142、入力された画像データを圧縮または伸張す
る圧縮/伸張部143、入力された画像データを拡大、
縮小または回転する拡大/縮小/回転部144、画像編
集部142、圧縮/伸張部143および拡大/縮小/回
転部144を介して処理された画像データを1ページ分
ずつ記憶するページメモリ145、メモリアドレスを管
理するアドレス制御部146、メモリのデータを管理す
るメモリ管理制御部147、及び、画像編集部142に
取り込まれた画像データに対して圧縮/伸張および拡大
/縮小/回転などの処理のための指示を与える割込制御
部148とが接続されている。
【0045】システム部150は、スキャナ部120以
外から供給される画像データの取り込みを制御するシス
テムCPU151を含み、システムCPU151に接続
された外部装置としてのファクシミリ装置152、ハー
ドディスク装置153、図示しないコンピュータおよび
ワードプロセッサなどが接続されたLAN154、及
び、ファクシミリ152、ハードディスク装置153お
よびLAN154を介して供給される画像データをコー
ドデータから複写機が処理可能な形式の画像データに変
換するプリンタコントローラ155のそれぞれを制御す
ることでメモリ編集部140の画像編集部142に画像
データを入力させる。
【0046】メインコントロール部160は、デジタル
複写機の動作すなわちコントロールパネル部110、ス
キャナ部120、プリンタ部130、メモリ編集部14
0およびシステム部150のそれぞれのCPU121,
131,141および151を制御するメインCPU1
61を有している。
【0047】メインCPU161には、デジタル複写機
を動作させるためのイニシャルデータなどが記憶されて
いるROM162と、各CPU121,131,141
および151の制御によりコントロールパネル部11
0、スキャナ部120、プリンタ部130、メモリ編集
部140およびシステム部150のそれぞれから入力さ
れた種々のデータを保持するRAM163と、が接続さ
れている。
【0048】また、メインCPU161には、システム
部150を介して入力されたコードデータをメモリ編集
部140のページメモリ145に記憶させるために利用
されるプリンタフォントを保持するプリンタフォントR
OM164、図示しない編集用表示装置に対してシステ
ム部150を介して入力されたコードデータに対応する
画像を表示させるとともに、コントロールパネル170
の液晶表示/入力パネルに対して所定の画像を表示させ
るためのディスプレイフォントを保持するディスプレイ
フォントROM165、スキャナ部120で読み取った
画像データの送り先の指定およびプリンタ部130へ供
給する画像データの切り替えなどに利用されるととも
に、スキャナ部120のラインメモリ127とメモリ編
集部140のページメモリ145との間およびページメ
モリ145とレーザ露光装置40との間を転送される画
像データに対してバッファメモリとして機能するデータ
切り換え/バッファメモリ166、及び、入力された画
像データをマスキングあるいはトリミングする画像処理
部167が接続されている。
【0049】一方、上記構成のデジタル複写機におい
て、レーザ露光装置40のポリゴンモータ37の回転周
波数Hp、および駆動機構80のメインモータ84に設
けられた歯車84aの噛み合い周波数Hk、つまり、メ
インモータ84の回転周波数と歯車84aの歯数との
積、は、ポリゴンモータ37およびメインモータ84の
回転に起因するジッタ画像の発生を低減するため、以下
のように設定されている。
【0050】つまり、駆動機構80のメインモータ84
およびレーザ露光装置40は装置本体10の支持フレー
ム81に取り付けられていることから、メインモータの
振動は支持フレーム81を介してレーザ露光装置40に
伝達される。そのため、メインモータ84の振動周波
数、つまり、噛み合い周波数Hk がポリゴンモータ37
の回転周波数HP に接近していると、レーザ露光装置4
0が共振しその振動振幅が増大する。図6は、噛み合い
周波数HK (385Hz)が回転周波数HP (429H
z)に接近している場合のレーザ露光装置40の振動デ
ータを周波数分析したグラフであり、周波数HP 、HK
間の周波数帯での振幅レベル(出力レベル)が増大して
いることが分かる。このように両周波数間の周波数帯で
の振幅レベルが増大すると、レーザ露光装置40により
正確に露光走査を行なうことが困難となり、形成される
画像に悪影響を及ぼす。従って、噛み合い周波数HK と
回転周波数HP とはある程度の差を有していることが必
要となる。
【0051】しかしながら、周波数Hp、Hkに差があ
る場合でも、これらの周波数の比がほぼ整数倍である
と、倍周期で発生する周波数成分により、上記と同様に
レーザ露光装置40の振動振幅が増大する。図7は、噛
み合い周波数Hkが215Hz、回転周波数Hpが42
9Hzに設定され、これらの比がほぼ整数倍、すなわ
ち、Hk:Hp 1:2となっている場合のレーザ露
光装置40の振動データを周波数分析した結果を示して
いる。この分析結果から、周波数Hk、Hpのいずれに
おいても振幅レベルが増大していることが分かる。
【0052】更に、駆動機構80のメインモータ84と
しては主にDCモータが使用され、その回転数は約20
00rpm前後であるのに対して、ポリゴンモータ37
の回転数は、解像度や印字速度に依存するが、メインモ
ータの約4ないし15倍となっている。そのため、メイ
ンモータ84の回転軸に形成あるいは取り付けられたさ
れた歯車84aの噛み合い周波数は、レーザ露光装置4
0の振動に大きく影響する。
【0053】本実施例のデジタル複写機において、コピ
ー速度は38コピー/分に設定され、これを実現するた
め、プロセス速度、つまり、感光体ドラム44の周速度
は、118mm/秒に設定されている。また、解像度40
0dpi を実現するため、ポリゴンモータ37の回転数は
25,748 rpmに設定されている。
【0054】本発明者は、メインモータ84の回転数お
よびメインモータの回転軸に設けられた歯車48aの歯
数を種々変更し、形成画像に生じるジッタがこれら回転
数および歯数に応じてどの様に変化するかの実験を行な
った。図8は、実験を行なった11種類の組合せを示す
もので、各組合せにおけるメインモータ84の回転数、
歯車84aの歯数、その際の噛み合い周波数HK 、およ
びポリゴンモータ37の回転周波数HP と噛み合い周波
数HK との差の絶対値をポリゴンモータの回転周波数H
P で正規化した値(|HP −HK |/HP )が示されて
いる。但し、ポリゴンモータ37の回転周波数HP は約
429Hzで一定とし、また、感光体ドラム44の周速
度が一定となるように減速比を各々変更して実験を行な
った。
【0055】そして、図9は、各組合せにおいて形成画
像に発生したジッタの測定結果を示している。ジッタの
評価値としは、2ドットペアラインの線間(245μ
m)のバラツキ測定による標準偏差(3σ)の数値を用
いた。
【0056】図9からよく分かるように、2ドットペア
ラインの線間バラツキの規定標準偏差を20μmに設定
すると、ポリゴンモータ37の回転周波数で正規化した
値(|HP −HK |/HP )が0.2以上となるように
回転数および歯数を設定することによって、上記標準偏
差の規格を満たすことができる。但し、前述したよう
に、ポリゴンモータ37の回転周波数HP と噛み合い周
波数HK との比がほぼ整数倍になる設定の場合、倍周期
で発生する周波数成分によりジッタが劣化する。
【0057】以上のことから、本実施例によれば、ポリ
ゴンモータ37の回転周波数HP および噛み合い周波数
HK が以下の条件を満たすように、メインモータ84の
回転数および歯車84aの歯数を設定している。
【0058】(1)|Hp−Hk|/Hpは0.2以
上、(2)Hp、Hkの比がほぼ整数倍とならない設定
とする。実施例に係るデジタル複写機においては、上記
の条件を考慮して、ポリゴンモータ37の回転数を25,7
48 rpm、回転周波数を429Hz、メインモータ84の
回転数を2,000rpm、メインモータの回転軸に設けられた
歯車84aの歯数を10枚(図8における組合せ
「6」)に設定されている。それにより、噛み合い周波
数Hkは333.3 Hz、|Hp−Hk|/Hpの値は0.
22となり、上記の条件(1)を満たしている。また、
噛み合い周波数Hkとポリゴンモータ37Hpとの比
は、Hk:Hp 1:1.28であり整数倍とはなら
ず、上記の条件(2)も満たしている。
【0059】図10は、上記条件を満たす噛み合い周波
数HK に設定した場合におけるレーザ露光装置40の振
動の周波数分析結果を示すもので、図6、7の場合に比
較して、噛み合い周波数HK および回転周波数HP のい
ずれにおいても振動振幅が減少し、かつ、これらの周波
数間の周波数帯域での振幅レベルの増大が抑えるられる
ことが分かる。また、形成画像のジッタを測定した所、
2ドットペアラインの線間距離のバラツキは規定標準偏
差20μm以内に維持することができた。
【0060】以上のように、本実施例に係るデジタル複
写機によれば、噛み合い周波数HPおよび回転周波数HK
を|HP −HK |/HP が0.2以上となるように設
定し、これらの周波数にある程度差を設けて共振による
レーザ露光装置の振動振幅の増大を抑制している。ま
た、噛み合い周波数とポリゴンモータの回転周波数との
比がほぼ整数倍とならないように設定することにより、
倍周期で発生する周波数成分に起因するレーザ露光装置
の振動振幅の増大を防止している。
【0061】このようにメインモータを含む駆動機構の
振動に起因するレーザ露光装置の振動増大を防止するこ
とにより、書き込み側であるレーザ露光装置の振動に起
因するジッタの発生を低減し、形成画像の品位および解
像度の改善を図ることができる。
【0062】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。例えば、メインモータの回転軸に形成あるいは取り
付けられた歯車を用いる構成としたが、これに限らず、
歯車に代わって、歯付プーリをメインモータの回転軸に
取付け、歯付ベルトを介して駆動力を伝達するようにし
てもよい。この場合においても、噛み合い周波数は、メ
インモータの回転周波数および歯付プーリの歯数によっ
て決められる。
【0063】また、レーザ露光装置に振動を与えるモー
タとしては、上述のメインモータに限らず、例えば、ス
キャナ部のキャリッジを駆動する駆動モータ、給紙機構
の駆動モータ等も考えられるが、これらのモータについ
ても、上述の条件を満たすように噛み合い周波数を設定
することにより、レーザ露光装置に与える影響を低減す
ることができる。
【0064】なお、設定条件となる|HP −HK |/H
P の数値は、ポリゴンモータの回転周波数で正規化した
値であるため、ポリゴンモータの回転周波数が異なる複
写機においても、上述の設定条件を満たすことにより本
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0065】また、走査部材および走査モータは、ポリ
ゴンミラーとポリゴンモータとの組合せに限らず、ガル
バノミラーおよびこれを駆動するモータの組合せとして
もよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、少なくとも像担持体を駆動する駆動系の噛み合い周
波数HK と露光手段の走査モータの回転周波数HP と
を、それぞれ|HP −HK |/HP が0.2以上で、か
つ、噛み合い周波数と走査モータの回転周波数との比が
整数倍とならないように設定することにより、露光手段
の振動を低減し、ジッタの発生による画像不良を改善
し、高画質、高解像度の画像を得ることのできる画像形
成装置および駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るデジタル複写機全体
を示す断面図。
【図2】上記デジタル複写機の駆動機構を示す平面図。
【図3】上記駆動機構の正面図。
【図4】上記駆動機構の背面図。
【図5】上記デジタル複写機全体の制御系の構成を示す
ブロック図。
【図6】レーザ露光装置のポリゴンモータの回転周波数
と噛み合い周波数とが接近している場合の、レーザ露光
装置の振動周波数分析の結果を示すグラフ。
【図7】レーザ露光装置のポリゴンモータの回転周波数
と噛み合い周波数との比がほぼ整数倍に設定されている
場合の、レーザ露光装置の振動周波数分析の結果を示す
グラフ。
【図8】上記デジタル複写機のメインモータの回転数お
よびメインモータの回転軸に設けられた歯車の歯数を種
々変更して、ジッタの発生状態を実験した際の、各設定
値を示す図。
【図9】ポリゴンモータの回転周波数HP と噛み合い周
波数HK との差の絶対値をポリゴンモータの回転周波数
HP で正規化した値(|HP −HK |/HP )と標準偏
差との関係を示すグラフ。
【図10】レーザ露光装置のポリゴンモータの回転周波
数および噛み合い周波数が所定の条件を満たして設定さ
れている場合の、レーザ露光装置の振動周波数分析の結
果を示すグラフ。
【符号の説明】 36…ポリゴンミラー、37…ポリゴンモータ、40…
レーザ露光装置、44…感光体ドラム、80…駆動機
構、81…支持フレーム、84…メインモータ、84
a、86、87…歯車、86a、87a、90、98
a、100a、102a…プーリ、91…フライホイー
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/00 107 G03G 15/00 550 G03G 15/04 - 15/056 G03G 13/04 - 13/056 G03G 21/16 - 21/18 G02B 26/10 - 26/10 109

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像担持体を回転駆動する駆動
    モータと、上記駆動モータの回転軸に設けられた歯車を有し 上記駆
    動モータの駆動力を上記像担持体に伝達する駆動機構
    と、 レーザ光源と、上記レーザ光源からのレーザ光を偏向し
    レーザ光により上記像担持体を露光走査する回転自在な
    走査部材と、上記走査部材を回転駆動する走査モータ
    と、を有する露光手段と、 上記走査部材によりレーザ光によって露光走査された上
    記像担持体から現像剤像を形成する手段と、を備え、上記駆動モータの回転周波数と上記歯車の歯数との積に
    一致する 駆動機構の噛み合い周波数Hk、および上記走
    査モータの回転周波数Hpは、|Hp−HK|/HPが
    0.2以上で、かつ、上記噛み合い周波数と走査モータ
    の回転周波数との比が整数倍とならない値にそれぞれ設
    定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ドラム状の像担持体を回転駆動する駆動
    モータと、 上記駆動モータの駆動力を上記像担持体に伝達する駆動
    機構と、 レーザ光源と、上記レーザ光源からのレーザ光を偏向し
    レーザ光により上記像担持体を露光走査する回転自在な
    走査部材と、上記走査部材を回転駆動する走査モータ
    と、を有する露光手段と、 上記走査部材によりレーザ光によって露光走査された上
    記像担持体から現像剤像を形成する手段と、を備え、 上記駆動機構は、上記駆動モータの回転軸に設けられた
    歯車と、上記歯車の回転に応じて駆動され上記像担持体
    に駆動力を伝達する伝達部材と、を有し、 上記駆動モータの回転周波数と上記歯車の歯数との積に
    一致する駆動機構の噛み合い周波数Hk、および上記走
    査モータの回転周波数Hpは、 |Hp−Hk|/Hpが0.2以上で、かつ、上記噛み
    合い周波数と走査モータの回転周波数との比が整数倍と
    ならない値にそれぞれ設定されていることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ドラム状の像担持体を回転駆動する駆動
    モータと、上記駆動モータの回転軸に設けられた歯車を有し 上記駆
    動モータの駆動力を上記像担持体に伝達する駆動機構
    と、 レーザ光源と、上記レーザ光源からのレーザ光を偏向し
    レーザ光により上記像担持体を露光走査するポリゴンミ
    ターと、上記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモ
    ータと、を有する露光手段と、 上記走査部材によりレーザ光によって露光走査された上
    記像担持体から現像剤像を形成する手段と、を備え、 上記駆動モータの回転周波数と上記歯車の歯数との積に
    一致する駆動機構の噛み合い周波数Hk、および上記ポ
    リゴンモータの回転周波数Hpは、 |Hp−Hk|/Hpが0.2以上で、かつ、上記噛み
    合い周波数とポリゴンモータの回転周波数との比が整数
    倍とならない値にそれぞれ設定されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 駆動モータの回転軸に設けられた歯車を
    有した駆動機構を介して、上記駆動モータによりドラム
    状の像担持体を回転駆動し、走査モータにより走査部材
    を回転駆動して、上記走査部材からのレーザ光により上
    記像担持体を露光走査する画像形成装置の駆動方法にお
    いて、上記駆動モータの回転周波数と上記歯車の歯数との積に
    一致する 上記駆動機構の噛み合い周波数Hkおよび上記
    走査モータの回転周波数Hpを、|Hp−Hk|/Hp
    が0.2以上で、かつ、上記噛み合い周波数と上記走査
    モータの回転周波数との比が整数倍とならない値にそれ
    ぞれ設定して上記像担持体および走査部材を駆動するこ
    とを特徴とする画像形成装置の駆動方法。
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