JP3522960B2 - 車両用サンバイザの軸受構造 - Google Patents

車両用サンバイザの軸受構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両用サンバイザ
の軸受構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図4に示すように、自動車1の車体前部
2の室内には、前方及び側方からの光を遮るサンバイザ
3が設けられている。このサンバイザ3は、図5に示す
ように、横長略四角形状のサンバイザ本体4と、先端部
側がサンバイザ本体4に取り付けられる回動アーム5
と、サンバイザ本体4の他端上部に一体的に形成された
軸部6とから構成されており、運転席及び助手席側の前
方上位置に配設されている。 【0003】そして、サンバイザ3は、一端上部が回動
アーム5及び取付ブラケット7を介し、車体8側に水平
方向に沿って回動自在に取り付けられ、他端上部が軸部
6をサンバイザホルダ9に引っかけて止めることによ
り、上下方向に沿って回動自在に支持されるようになっ
ている。したがって、サンバイザ3は、回動アーム5を
中心として略水平方向に回動自在であるとともに、軸部
6をサンバイザホルダ9内で回動させることができ、該
軸部6の軸線に関しても回動可能となっている。 【0004】図6、7は、サンバイザ3の一端上部の軸
受構造を示す。この軸受構造の基本的エレメントは図6
に示すように、カシメ用ワッシャ10、弾発スプリング
11、ワッシャー12、取付ブラケット7及び回動アー
ム5である。図7に示すように、取付ブラケット7の挿
通孔13にはテーパ14が付されている。このテーパ1
4に対応して回動アーム5の先端部にもテーパ15が付
されている。回動アーム5の先端部を挿通孔13に挿通
し、スプリング11の弾発力で回動アーム5にテンショ
ンをかけて取付ブラケット7にネジ16によって固定す
ることとしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の車両用サンバイザの軸受構造は、部品点数
が多く、また部品の組立性が悪く、コスト的にも負担が
大きいといった欠点があった。したがって、本発明は、
部品点数が少なくて済み、部品の組立性が良く、コスト
的にも負担が小さい車両用サンバイザの軸受構造を提供
することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的を達
成するため、請求項1の発明は、サンバイザ本体を回動
自在に支持する回動アームを上記サンバイザの端部より
張出させ、該回動アームの先端部を取付ブラケットの挿
通孔に挿入し、該先端部を挿通孔に弾発保持するように
した車両用サンバイザの軸受構造において、上記取付ブ
ラケットに上記回動アームを挿入するための切り欠きを
設け、上記挿通孔に車室内方向に向かって狭小となるテ
ーパを付与し、該テーパに対応するテーパを回動アーム
の上記先端部に付与し、上記取付ブラケットを取り付け
るためのボデイパネル面に、サンバイザ取付パネル面を
設定し、該サンバイザ取付パネル面に上記回動アームの
取付位置に合わせて車室内方向へ向けて凸形状を設け、
該凸部によって回動アームの先端部の上面を押圧するこ
とにより、ブラケットの上記テーパに回動アームの先端
部の上記テーパを押当て、サンバイザ本体を回動自在に
支持するようにしたことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下添付図面に示した実施の形態
を参照しながら、本発明を説明する。図1から図3は、
本発明にかかる車両用サンバイザの軸受構造の一実施の
形態を示す。これらの図中において、図4から図7にお
いて説明したものと同一部分には同一符号を付してい
る。図1に示すように、この実施の形態では、取付ブラ
ケット7の挿通孔13に車、室内方向に向かって狭小と
なるテーパ17が付されている。このテーパ17に対応
するテーパ18が回動アーム5の先端部に付されてい
る。さらに、取付ブラケット7の側方には、切り欠き1
9が設けられている。一方、図2の(A)に示すよう
に、ルーフ20とウインドシールドガラス21との境界
のボデイパネル面において、サンバイザ取付パネル面2
2が設定されている。この取付パネル面22は(B)に
拡大して示すように凸部23を備える。 【0008】本実施の形態では、組み付けの際まず、取
付ブラケット7の切り欠き19より回動アーム5を挿入
し、さらに上記テーパ17に回動アーム5の先端部の上
記テーパ18を当接させる。しかる後に、図3に示すよ
うに、ネジ24,24を取付ブラケット7の孔25,2
5に挿通し、サンバイザ取付パネル面22に溶着したナ
ット26,26に締結する。ここで、上記凸部23によ
って回動アーム5の先端部の上面27を押圧することに
より、取付ブラケット7の上記テーパ17に回動アーム
5の上記テーパ18を下方に押し当てるようにすること
ができる。これによって、回動アーム5がガタつきなし
に安定に装着保持される。以上によってサンバイザを車
両に回動自在に支持することができる。 【0009】発明の他の実施の形態 本発明は、図1ないし3に示す一実施の形態について説
明したが、当業者にとって自明な範囲の修飾・変形・付
加は全て本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、上記
凸部23の形状は、図3の形状に限られない。 【0010】 【発明の効果】上記したところから明らかなように、本
発明よれば、部品点数が少なくて済み、部品の組立性が
良く、コスト的にも負担が小さい車両用サンバイザの軸
受構造が提供される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成要素を示す
分解斜視図である。 【図2】本発明にかかる一実施の形態において、サンバ
イザ取付パネル面を説明する斜視図である。 【図3】本発明にかかる一実施の形態において、サンバ
イザを取り付けた状態を説明する断面図である。 【図4】サンバイザが取り付けられる車両を説明する斜
視図である。 【図5】従来のサンバイザの取付構造を説明する全体斜
視図である。 【図6】従来のサンバイザの取付構造を説明する分解斜
視図である。 【図7】従来のサンバイザの取付構造を説明する断面図
である。 【符号の説明】 1 自動車 2 車体前部 3 サンバイザ 4 サンバイザ本体 5 回動アーム 6 軸部 7 取付ブラケット 8 車体 9 サンバイザホルダ 10 カシメ用ワッシャ 11 弾発スプリング 12 ワッシャー 13 挿通孔 14 テーパ 15 テーパ 17 テーパ 18 テーパ 19 切り欠き 20 ルーフ 21 ウインドシールドガラス 22 サンバイザ取付パネル面 23 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 サンバイザ本体を回動自在に支持する回
    動アームを上記サンバイザの端部より張出させ、該回動
    アームの先端部を取付ブラケットの挿通孔に挿入し、該
    先端部を挿通孔に弾発保持するようにした車両用サンバ
    イザの軸受構造において、上記取付ブラケットに上記回
    動アームを挿入するための切り欠きを設け、上記挿通孔
    に車室内方向に向かって狭小となるテーパを付与し、該
    テーパに対応するテーパを回動アームの上記先端部に付
    与し、上記取付ブラケットを取り付けるためのボデイパ
    ネル面に、サンバイザ取付パネル面を設定し、該サンバ
    イザ取付パネル面に上記回動アームの取付位置に合わせ
    て車室内方向へ向けて凸形状を設け、該凸部によって回
    動アームの先端部の上面を押圧することにより、ブラケ
    ットの上記テーパに回動アームの先端部の上記テーパを
    押当て、サンバイザ本体を回動自在に支持するようにし
    たことを特徴とする車両用サンバイザの軸受構造。
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