JP3522841B2 - 伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送方法及びその装置 - Google Patents

伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送方法及びその装置

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JP3522841B2
JP3522841B2 JP17549394A JP17549394A JP3522841B2 JP 3522841 B2 JP3522841 B2 JP 3522841B2 JP 17549394 A JP17549394 A JP 17549394A JP 17549394 A JP17549394 A JP 17549394A JP 3522841 B2 JP3522841 B2 JP 3522841B2
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正己 西谷
彰造 高見
晃 福知
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のプラスチックフ
イルム等として連続伸延加工機で種々伸展加工した連続
の合成樹脂フイルム帯、例えば自動車等のフロントガラ
スを製造する際に用いる合せガラス用中間膜を、連続伸
延加工機からカッター部等の次工程まで連続的に品質的
劣化ならびに操業トラブルを発現することなく、自動的
に効率よく送り込むよう搬送する方法およびその搬送装
置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、連続伸延加工機で種々伸展加工し
た連続の合成樹脂フイルム帯を連続伸延加工機からカッ
ター部等の次工程まで自動的に送り込むよう搬送する方
法およびその搬送装置については、例えば手作業から糸
状ベルトやエアテーブル等による自動的移送まで種々考
えられるものの、種々の連続伸延加工機に対応できて、
しかも最近の生産性向上の期待を満足するような実施に
は到っていない。
【0003】例えば、本出願人が既に出願している特公
昭59ー40778 号公報では、合せガラス用中間膜の連続伸
展装置に付随する移送装置を記載しており、加熱した合
せガラス用熱可塑性中間膜帯に不平衡張力を加えて扇形
状の連続伸展膜帯を成形させる連続伸展装置に隣接し、
該連続伸展装置のテーパーロールの最大部周速より大な
る周速度を有すると共に該膜帯下面に転動摺接して伸展
膜帯に常に張力を与えつつ移送する取出しロールと、該
取出しロールに続いて配設され且つ複数の首振自在プー
リーを設けた膜帯巾方向にスライド可能なバー部材と前
記テーパーロールに対応したテーパー状をなしその設置
角度を可変調整できる駆動軸との間に懸回され帯の幅方
向外方に向って搬送速度を漸次として延長膜帯の巾方向
の曲率に応じた張力を該膜帯に与えつつ移送する複数本
のベルトからなるベルトコンベアと、を移送方向に順次
配設した移送装置を開示した。
【0004】本移送装置でもって、確かに伸展された合
せガラス用中間膜帯に傷を生ぜしめることもなく、汚損
させることも、皺の発生を生ずることもなく、円滑に移
送し得るものであるものの、膜帯の巾方向にスライド可
能な複数の首振自在のプーリーと、角度調整可能なテー
パー状駆動軸との間に複数本のベルトを懸回して中間膜
帯の幅方向における搬送速度がその扇形状外方に向って
漸次大となるベルトコンベアでもって、中間膜帯の曲率
に応じて常に緊張しつつ前記中間膜帯を移送するように
しているため、連続伸展装置の種々の方式、搬送速度の
アップならびに変化あるいは扇形状の多様化等に対し、
充分対応してより迅速かつ自在にしかもより正確な操業
が行えるとは、必ずしも言い難いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記従来の
問題点を解決するものであり、その目的は、例えば連続
伸展装置の種々の方式、搬送速度のアップならびに変化
あるいは扇形状などの形状多様化等に対し、充分対応し
てより迅速かつ自在にしかもより正確な操業がより効率
よく行えるなかで、伸展加工した合成樹脂フイルム、例
えば前記中間膜帯に傷を生ぜしめることもなく、汚損さ
せることも、また皺の発生を生ずることもなく、円滑に
搬送し得る有用な伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送
方法およびその搬送装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、連続合成樹
脂フィルムの幅方向に配された個別に駆動装置を備える
複数個の下部ロール及び上部ロールとで合成樹脂フィル
ムを挟持して扇形状に伸展加工した連続合成樹脂フィ
ルムを自動的に搬送する方法において、該ロール部上流
の合成樹脂フィルムの一域に一旦搬送力を弱体化しかつ
分断する部分を設けるとともに該ロール回転速度を連
続合成樹脂フィルムの扇形状曲率Rに基づいて個々に設
定しさらに個々のロール回転速度が相互に隣接するロ
ール部上にある樹脂フィルムの搬送速度と一致するよ
う、個々のロールの回転速度を制御する連続合成樹脂フ
ィルムの搬送方法である。また、前記搬送力を一旦弱体
化かつ分断する部分が、U字状の弛みをなす上記の伸展
加工した連続合成樹脂フィルムの搬送方法である。さら
に、前記搬送力を一旦弱体化かつ分断する部分は、合成
樹脂フィルムを扇形状に加工する伸展ロールと該ロール
部との間にある上記の伸展加工した連続合成樹脂フィル
ムの搬送方法である。さらにまた、扇形状に伸展加工し
た連続合成樹脂フィルムの曲率Rに基づいて行われる個
々のロール回転速度の設定は連続合成樹脂フィルムの
曲率Rに加えてフィルム内径側端部及びロール間距離
並びに各ロール間距離さらにフィルム内径側端部搬送
速度からなされる上記の伸展加工した連続合成樹脂フィ
ルムの搬送方法である。さらにまた、設定したロール回
転速度は、合成樹脂フィルムの蛇行による幅方向のずれ
量に応じて、補正される制御がなされる上記の伸展加工
した連続合成樹脂フィルムの搬送方法である。さらにま
た、連続合成樹脂フィルムの幅方向に配された個別に駆
動機構を備える複数個の下部ロール及び上部ロールとで
合成樹脂フィルムを挟持して扇形状に伸展加工した連
続合成樹脂フィルムを自動的に搬送する装置において、
該ロール部上流の合成樹脂フィルムの一域に一旦搬送力
を弱体化しかつ分断する機構を設けるとともに該ロー
ル回転速度を連続合成樹脂フィルムの扇形状曲率Rに基
づいて個々に設定される機構を有しさらに個々のロー
ル回転速度が相互に隣接するロール部上にある樹脂フィ
ルムの搬送速度と一致するよう、個々のロールの回転速
度を制御する機構を有す連続合成樹脂フィルムの搬送装
置である。さらにまた、前記搬送力を一旦弱体化かつ分
断させるよう、U字状の弛みを形成する機構を設けた上
記の伸展加工した連続合成樹脂フィルムの搬送装置であ
る。さらにまた、前記搬送力を一旦弱体化かつ分断する
機構は合成樹脂フィルムを扇形状に加工する伸展ロー
ルと該ロール部との間に位置する上記の伸展加工した連
続合成樹脂フィルムの搬送装置である。さらにまた、
形状に伸展加工した連続合成樹脂フィルムの曲率Rに基
づいて行われる個々のロール回転速度の設定機構は
続合成樹脂フィルムの曲率Rに加えてフィルム内径側
端部及びロール間距離並びに各ロール間距離さらにフ
ィルム内径側端部搬送速度からの演算でなされる上記の
伸展加工した連続合成樹脂フィルムの搬送装置である。
さらにまた、設定したロール回転速度は、合成樹脂フィ
ルムの蛇行による幅方向のずれ量に応じて、補正される
制御機構を有す上記の伸展加工した連続合成樹脂フィル
ムの搬送装置である。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】ここで、合成樹脂フイルムとしては、通常
の各種プラスチックフイルム等として連続伸延させた伸
展加工した合成樹脂フイルムであれば特に限定するもの
ではないが、例えば皺や汚れや傷などをきらいしかも効
率的な生産性をもって特異な連続形状を有するような伸
展加工した合成樹脂フイルムであっても適宜適用でき、
ことに合せガラス用の中間膜、なかでも車両用特に自動
車用フロントガラス等として用いる合せガラス用の扇形
状に連続伸展加工した中間膜であり、例えばPVB 膜等の
各種中間膜である。
【0020】さらに、前記扇形状に連続伸展加工する方
法および手段についても、特に限定をするものではない
ものであり、例えば当出願人が既に出願した特公平5ー
12293 号公報に記載した合せガラス用中間膜の伸延方法
並びにその装置、あるいは米国特許第 3696186号公報に
記載されている柔軟な物質を伸延する方法等にも、本発
明の伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送方法及びその
装置は基本的に適宜対応できるものであり、ことに後者
の方法においてもトラブルなく採用し得るものである。
【0021】また、前記した合成樹脂フイルムの幅方向
に対し、各々個別に駆動装置を備える複数個の下部ロー
ルと、該各下部ロールに対応し一対となる上部ロールと
を、合成樹脂フイルムを挟持するよう配置することとし
たのは、例えば前記合成樹脂フイルムの幅寸法あるいは
/および材質等により最適個数を選択した複数個の下部
ロールであって、具体的な一例を挙げれば、ロールとロ
ールの間隔としては約200mm 前後(例えば150mm 乃至 2
50mm)程度とし、例えば3乃至5個程度配置すること
が、前記目的を達成するのに好ましいものである。
【0022】さらに、前記駆動装置としては、各々制御
装置により定められた範囲内の任意の速度でロールを回
転することができるモーター、例えばインバーター駆動
誘導電動機等である。
【0023】さらにまた、前記ロールとしては、特に限
定するものではないが、所謂ロール状のものであればよ
く、形状としては幅が適当であることが必要であって、
広すぎても狭すぎても前記フイルム自体に影響しかつ搬
送力にも悪影響をもたらす、大きさとしては特に限定す
るものではないが、例えば径が約50〜100mm 程度のも
の、材質としては特に限定するものではないが、例えば
前記搬送するフイルムを汚したりあるいは傷つけたりし
ないかつ円滑な搬送をもたらすもの、例えばウレタンゴ
ム系のようなもの等である。
【0024】またさらに、前記した個々の該ロールの回
転速度が相互に隣接する当該ロール部にある合成樹脂フ
イルムの搬送速度と一致するよう、該ロールの個々の回
転速度を制御することとしたのは、例えば伸展加工する
程度に合わせて予め設定した個々の該ロールの回転速度
を基準とし、該ロールの回転速度が相互に隣接する当該
ロール部にある合成樹脂フイルムの搬送速度と一致する
よう、合成樹脂フイルムの蛇行による幅方向のずれ量に
応じて、予め設定した前記ロールの回転速度を補正する
ようにした該ロールの個々の回転速度を制御するもので
ある。
【0025】図2乃至図7に示すような具体的な扇形状
中間膜帯の場合には、例えば前記扇形状に伸展加工した
連続合成樹脂フイルムの曲率Rに基づいて、コンピュー
ター装置等により演算処理し、各個別のロールの回転速
度を算出し、これを設定した個々のロールの回転速度を
基準として制御することで各ロールに付随する各モータ
ーを駆動する。
【0026】すなわち、図4に示すように、前記各下部
ロールにおける搬送速度は次のようにして決定する。先
ず、中間膜帯である合成樹脂フイルムの扇形状加工部に
おける曲率Rの情報を得る。
【0027】次いで、該フイルムの内径側の搬送速度を
Vとすれば、 第1のロール回転速度:V1=〔(R+l1 )/R〕V 第2のロール回転速度:V2=〔(R+l1 +l2 )/
R〕V 第3のロール回転速度:V3=〔(R+l1 +l2
3 )/R〕V 第4のロール回転速度:V4=〔(R+l1 +l2 +l3
+l4 )/R〕V となり、l1,2,3,4 の値は装置により決定され、
搬送速度Vは装置の運転速度として与えられるものであ
る。
【0028】但し、l1:内径側端縁部と第1の下部ロー
ル中心部との間隔、l2:第1と第2の下部ロール中心部
間の間隔、l3:第2と第3の下部ロール中心部間の間
隔、l4:第3と第4の下部ロール中心部間の間隔、V:
フイルム内径側端縁部搬送速度、R:扇形状の曲率をそ
れぞれ表す。
【0029】一方例えば、扇形状伸展における加工誤差
や駆動モーターの速度制御誤差等による僅かな誤差によ
って、中間膜帯である合成樹脂フイルムは蛇行し、図7
のようになり、図2、5乃至7に示すような位置に蛇行
検出器を設置し、基準値から外れたずれ量を検知し、該
ずれ量により前記扇形状加工部における曲率R' を算出
し、上述した式により第1乃至4ロール回転速度は
1', V2', V3', V4'となり、該V1', V2', V3',
4'と前記V1,V2,V3,V4 とを対比してその差を補正
し、ずれ量分を修正する。
【0030】すなわち、図2および図3、図5乃至7に
示すように、前記ロール部の手前で中間膜帯である合成
樹脂フイルムの内径側の位置に、例えば光電スイッチ等
でなる検出器を複数個取付けた蛇行検出器を設置し、該
フイルムのエッジ部が前記検出器のどの位置にあるかを
検知し、例えば下記の第1乃至5の状態で判別できるよ
うにする。
【0031】なお、該検出器の数は、多ければ多いほど
きめ細かな蛇行修正が可能となるが、前記図2、5乃至
7に示した実施例では4個とした。 第1の状態:第1と2と3と4の検出器の4個が全て検
知している。
【0032】第2の状態:第2と3と4の検出器が検知
している。 第3の状態:第3と4の検出器が検知している。 第4の状態:第4の検出器のみ検知している。
【0033】第5の状態:全部の検出器から外れてい
る。 ここでは、第3の状態を正規の状態とする。さらに、具
体的な事例について以下に述べる。
【0034】1)先ず、フイルムが第3の状態から第4
の状態ーすなわち、フイルムが外径側にずれ、第4の検
出器のみが検知状態となった時。第4の状態と判別し、
コンピューター装置等で扇形状加工部からの前記曲率R
情報に対し、1より大きい補正係数(例えば 1.1)を乗
じる。この補正をした曲率R' 情報に基づいて各個々の
前記ロールの回転速度を算出し、各ロールの回転速度を
補正する。補正したことにより正規時(第3の状態)と
比較し、相対的に内径側(第1のロール側)の回転速度
が上昇し、前記フイルムのずれ量分だけを修正する方向
にフイルムを矯正移動する。
【0035】2)次に、前記1)項の補正動作を行って
も、なお外径側にフイルムがずれて第5の状態になった
時。検出器が全部外れたことにより、第5の状態と判別
し、1)項の状態よりも大きい補正係数(例えば 1.2)
を曲率R情報に乗じる。この補正した曲率R''情報に基
づき、各個別の前記ロールの回転速度を算出し、各ロー
ルの回転速度をさらに補正する。これにより1)項の動
作より大きな修正を行うことができる。
【0036】3)次に、フイルムが第2の状態ーすなわ
ち、フイルムが内径側にずれ、第2と3と4の検出器が
検知状態となった時。第2の状態と判別し、コンピュー
ター装置等で扇形状加工部からの前記曲率R情報に対
し、1より小さい補正係数(例えば 0.9)を乗じる。こ
の補正をした曲率R''' 情報に基づいて各個々の前記ロ
ールの回転速度を算出し、各ロールの回転速度を補正す
る。補正したことにより正規時(第3の状態)と比較
し、相対的に外径側(第4のロール側)の回転速度が上
昇し、前記フイルムのずれ量分だけを修正する方向にフ
イルムを矯正移動する。
【0037】4)次いで、3)項の補正動作を行っても
なお内径側にフイルムがずれ、第1の状態になった時。
検出器が全部検知したことにより、第1の状態と判別
し、3)項の状態よりも大きい補正係数(例えば 0.8)
を曲率R情報に乗じる。この補正した曲率R''''情報に
基づき、各個別の前記ロールの回転速度を算出し、各ロ
ールの回転速度をさらに補正する。これにより、3)項
の動作よりさらに大きな修正を行うことができる。
【0038】またさらに、前記した上流部から移送され
当該ロール部に到る合成樹脂フイルムの一域に、一旦搬
送力を弱体化しかつ分断する部分を設けるようにしたの
は、前段の伸展加工の影響をできるだけ低減し、当該ロ
ール部の搬送力を最大に授与できるよう、あるいは前記
ロール部の搬送力のみを授与できるようにし、搬送速度
に応じて常時定速化を図りつつ、合成樹脂フイルムをロ
ール部に供給せしめるようにしたものである。搬送力を
弱体化しかつ分断する部分は弛み状態とすることでな
り、好ましくはU字状の弛み状態を形成するようにする
ことである。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明は係る実施例に限定されるものではな
い。
【0040】実施例1 図1に示すように、本発明の伸展加工した合成樹脂フイ
ルムの搬送方法を用いた一実施例を示す、(a)図は斜
視図ならびに(b)図は側面図であり、例えば異形また
は/および比較的精密な形状でない通常の合せガラス用
中間膜程度の合成樹脂フイルム(PVB 薄膜)の場合であ
って、伸展加工した連続合成樹脂フイルム2の幅方向に
対し、テーブルを切欠いた部分に、各々個別に駆動装置
である第1乃至4の駆動モーター 5,5',5'',5'''を備え
る第1から第4までの下部ロール4, 4', 4'',4'''と、
該各下部ロールに対応し一対となる第1から第4までの
上部ロール 6,6',6'',6'''とでそれぞれ一対をなすロー
ル部でもって、前記合成樹脂フイルム2を挟持するよ
う配置し、さらに個々の該下部ロール 4, 4', 4'',4'''
の回転速度が相互に隣接する当該ロール部にある前記
合成樹脂フイルム2の搬送速度と一致するよう、合成樹
脂フイルム2の端縁部形状あるいは/および端縁部ずれ
量を蛇行検出器8で検知し演算してフィードバックする
ことによって、該下部ロールの個々の回転速度を制御す
るようにして切断機10に搬送する伸展加工した合成樹脂
フイルムの搬送装置である。なお該切断機10以降はエ
アテーブル11でさらに移送される。
【0041】具体例としては例えば、搬送速度Vが2〜
10m /分程度であっても、トラブルの発生することもな
く、ロールの回転速度を制御でき、安定操業をすること
ができた。
【0042】得られた伸展加工した合成樹脂フイルム
は、より正確な操業がより効率よく行えるなかで、伸展
加工した合成樹脂フイルムに傷を生ぜしめることもな
く、汚損させることもまた皺の発生を生ずることもな
く、円滑に自動搬送し得る有用な伸展加工した合成樹脂
フイルムの搬送方法であった。
【0043】実施例2 図2乃至図7には、扇形状に伸延加工した合成樹脂フイ
ルムを用いた際における、本発明の伸展加工した合成樹
脂フイルムの搬送方法を説明するための図である。
【0044】図2ならびに図3は、本発明の伸展加工し
た合成樹脂フイルムの搬送方法を説明するための斜視図
とその側面図である。図4は、図2ならびに図3に示
す、本発明の伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送方法
において、個々のロールと合成樹脂フイルムとの関係を
説明するため、ロール部を部分拡大した平面図である。
図5は図4において、個々のロールと蛇行検知器と合成
樹脂フイルムとの関係を説明するため、ロール部と蛇行
検知器部を部分拡大した平面図である。図6は、図5に
おいて、蛇行検知器と合成樹脂フイルムの端縁部との位
置関係を示す、蛇行検知器部を部分拡大した側面図であ
る。図7は、図6において、蛇行検知器と合成樹脂フイ
ルムの端縁部のずれ具合いとの関係を説明するため、蛇
行検知器部を部分拡大した平面図である。
【0045】図2ならびに図3中、蛇行調整(図示せ
ず)されつつ移送されてきた連続合成樹脂フイルムを押
えロール13で押えながら送り込み、扇形状に加工処理す
る伸展ロール7、例えば所謂アンブレラ方式(USP3,69
6,186号等に開示されている方式)によって扇形状伸展
加工した連続合成樹脂フイルム2' を送り出し、ロール
との間に、前記ロール部の搬送力を最大に授与ある
いは前記ロール部の搬送力のみを授与できるようにし、
搬送速度に応じて常時定速化を図りつつ、合成樹脂フイ
ルム2' をロール部に供給せしめるようにした弛み部
12で弛ませつつ移送する。
【0046】続いて、ロール部では、図1乃至図2に
おいて説明したと同様にして、扇形状伸展加工した連続
合成樹脂フイルム2' の幅方向に対し、各々個別に駆動
装置である第1乃至4の駆動モーター(5のみ図示)を
備える第1から第4までの下部ロール(4のみ図示)
と、該各下部ロールに対応し一対となる第1から第4ま
での上部ロール(6のみ図示)とで成し、前記合成樹脂
フイルム2' を挟持するよう配置し、さらに個々の該下
部ロールの回転速度が相互に隣接する当該ロール部
ある前記合成樹脂フイルム2' の各位置における搬送速
度と一致するよう、合成樹脂フイルム2' の端縁部形状
あるいは/および端縁部ずれ量を蛇行検出器8で検知し
演算してフィードバックすることによって、該下部ロー
ルの個々の回転速度を制御するようにして切断機10に搬
送する伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送装置であ
る。なお該切断機10以降はエアテーブル11でさらに自動
移送される。
【0047】図4は前述したように、本発明の伸展加工
した合成樹脂フイルムの搬送方法において、個々のロー
ルと合成樹脂フイルムとの関係を説明するため、ロール
部を部分拡大した平面図であって、ロール部における
前記各下部ロールの搬送速度の決定を説明する図であ
る。Vは前記フイルム2' の内径側端縁部14におけるフ
イルム内径側端縁部搬送速度であり、該内径側端縁部14
から外径側端縁部15へ向かって、該内径側端縁部と第1
の下部ロール中心部との間隔l1 、該第1と第2の下部
ロール中心部間の間隔l2 、該第2と第3の下部ロール
中心部間の間隔l 3 、該第3と第4の下部ロール中心部
間の間隔l4 と、第1の下部ロール4、第2の下部ロー
ル4'、第3の下部ロール4'' 、第4の下部ロール4'''を
それぞれ幅方向に設置し、そのそれぞれの回転速度を
V1、V2、V3、V4として示すものである。なお、Rは扇形
状の曲率を表す。
【0048】図5乃至図7は前述したように、個々のロ
ールと蛇行検知器と合成樹脂フイルムとの関係を説明す
るため、ロール部と蛇行検知器部を部分拡大した平面
図、蛇行検知器と合成樹脂フイルムの端縁部との位置関
係を示す蛇行検知器部を部分拡大した側面図、蛇行検知
器と合成樹脂フイルムの端縁部のずれ具合いとの関係を
説明するため、蛇行検知器部を部分拡大した平面図であ
って、前記ロール部の手前で中間膜帯である合成樹脂
フイルム2' の内径側端縁部14側の位置に、例えば光電
スイッチ等でなる第1から第4までの検出器9、9'、
9'' 、9'''からなる複数個取付けた蛇行検出器8を設置
し、該フイルム2' のエッジ部14が前記蛇行検出器8の
どの位置にあるかを検知し、図7におけるように第1乃
至5の状態16、17、18、19、20でずれ量を判別できるよ
うにする。該ずれ量に応じて予め設定した前記下部ロー
ル4,4'、4'' 、4'''の回転速度V1、V2、V3、V4を補正
する補正制御をする。
【0049】具体例としては例えば、扇形状伸展加工し
た合成樹脂フイルム(合せガラスの中間膜)において
も、搬送速度Vが2〜10m /分程度、好ましくは搬送速
度Vが2〜7m /分程度でより安定でかつ確実とするこ
とができ、トラブルが発生するようなこともなく、ロー
ルの回転速度を制御でき、安定操業をすることができ
た。
【0050】得られた伸展加工した合成樹脂フイルム
は、実施例1と同様により正確な操業がより効率よく行
えるなかで、扇形状に伸展加工した合成樹脂フイルムで
ある中間膜帯に傷を生ぜしめることもなく、汚損させる
こともまた皺の発生を生ずることもなく、円滑に自動搬
送し得る有用な伸展加工した合成樹脂フイルムの搬送方
法であった。
【0051】
【発明の効果】以上前述したように、本発明によれば、
合成樹脂フイルムの幅方向に対し、各々個別に駆動装置
を備える複数個の下部ロールと、該各下部ロールに対応
し一対となる上部ロールとを、合成樹脂フイルムを挟持
するよう設置し、予め設定した個々の該ロールの回転速
度が相互に隣接する当該ロール部にある合成樹脂フイル
ムの搬送速度と一致するよう、該ロールの個々の回転速
度を制御するようにしたことにより、例えば合せガラス
の中間膜、ことに扇形状に伸展加工した中間膜において
も、搬送速度のアップならびに変化あるいは扇形状など
多種形状等に充分対応でき、より迅速かつ自在にしかも
より正確な操業がより効率よく行え、伸展加工した合成
樹脂フイルム、なかでも中間膜帯に傷を生ぜしめること
もなく、さらに汚損させることもまた皺の発生を生ずる
こともなく、円滑に自動搬送し得る有用な伸展加工した
合成樹脂フイルムの搬送方法及びその搬送装置を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における、本発明の伸展加工した合成
樹脂フイルムの搬送方法の一実施例を説明するための、
(a)図は斜視図、(b)図はその側面図である。
【図2】扇形状に伸展加工した合成樹脂フイルムを移送
する実施例2における、本発明の伸展加工した合成樹脂
フイルムの搬送方法を説明するための斜視図である。
【図3】図2に示す、本発明の伸展加工した合成樹脂フ
イルムの搬送方法を示す側面図である。
【図4】図2に示す、本発明の伸展加工した合成樹脂フ
イルムの搬送方法において、個々のロールと合成樹脂フ
イルムとの関係を説明するため、ロール部を部分拡大し
た平面図である。
【図5】図4において、個々のロールと蛇行検知器と合
成樹脂フイルムとの関係を説明するため、ロール部と蛇
行検知器部を部分拡大した平面図である。
【図6】図5において、蛇行検知器と合成樹脂フイルム
の端縁部との位置関係を示す、蛇行検知器部を部分拡大
した側面図である。
【図7】図6において、蛇行検知器と合成樹脂フイルム
の端縁部のずれ具合いとの関係を説明するため、蛇行検
知器部を部分拡大した平面図である。
【符号の説明】 伸展加工した連続合成樹脂フイルムの搬送装置 2 伸展加工した連続合成樹脂フイルム 2' 扇形状伸展加工した連続合成樹脂フイルム ロール部 4 第1の下部ロール 4' 第2の下部ロール 4'' 第3の下部ロール 4''' 第4の下部ロール 5 第1の駆動モーター 5' 第2の駆動モーター 5'' 第3の駆動モーター 5''' 第4の駆動モーター 6 第1の上部ロール 6' 第2の上部ロール 6'' 第3の上部ロール 6''' 第4の上部ロール 7 伸展ロール 8 蛇行検出器 9 第1の検出器 9' 第2の検出器 9'' 第3の検出器 9''' 第4の検出器 10 切断機 12 弛み部 14 内径側端縁部 15 外径側端縁部 16 第1の状態 17 第2の状態 18 第3の状態 19 第4の状態 20 第5の状態 V フイルム内径側端縁部搬送速度 V1 第1のロール回転速度 V2 第2のロール回転速度 V3 第3のロール回転速度 V4 第4のロール回転速度 l1 内径側端縁部と第1の下部ロール中心部との間
隔 l2 第1と第2の下部ロール中心部間の間隔 l3 第2と第3の下部ロール中心部間の間隔 l4 第3と第4の下部ロール中心部間の間隔 R 扇形状の曲率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 彰造 愛知県犬山市上野字大野224─10 (72)発明者 福知 晃 愛知県一宮市千秋町勝栗字神児屋28─5 (56)参考文献 特開 平2−109877(JP,A) 特開 平2−211091(JP,A) 特開 平2−279543(JP,A) 特開 平5−16312(JP,A) 特開 昭47−43064(JP,A) 特開 昭48−46077(JP,A) 特開 昭50−560(JP,A) 特開 昭50−135110(JP,A) 特開 昭50−143269(JP,A) 特開 昭51−108464(JP,A) 特開 昭53−149412(JP,A) 特開 昭54−53079(JP,A) 特開 昭54−168213(JP,A) 特開 昭56−129648(JP,A) 特開 昭63−219602(JP,A) 実開 昭54−52784(JP,U) 実開 昭55−101851(JP,U) 特公 昭25−941(JP,B1) 特公 昭34−10779(JP,B1) 特公 昭46−15067(JP,B1) 特公 昭49−3854(JP,B1) 米国特許3019475(US,A) 米国特許3038208(US,A) 米国特許3696186(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 27/00 - 27/12 B29C 55/00 - 55/30 B65H 1/00 - 85/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続合成樹脂フィルムの幅方向に配され
    た個別に駆動装置を備える複数個の下部ロール及び上部
    ロールとで合成樹脂フィルムを挟持して扇形状に伸展
    加工した連続合成樹脂フィルムを自動的に搬送する方法
    において、該ロール部上流の合成樹脂フィルムの一域に
    一旦搬送力を弱体化しかつ分断する部分を設けるととも
    該ロール回転速度を連続合成樹脂フィルムの扇形状
    曲率Rに基づいて個々に設定しさらに個々のロール回
    転速度が相互に隣接するロール部上にある樹脂フィルム
    の搬送速度と一致するよう、個々のロールの回転速度を
    制御することを特徴とする連続合成樹脂フィルムの搬送
    方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送力を一旦弱体化かつ分断する部
    分が、U字状の弛みをなすことを特徴とする請求項1に
    記載の伸展加工した連続合成樹脂フィルムの搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送力を一旦弱体化かつ分断する部
    分は、合成樹脂フィルムを扇形状に加工する伸展ロール
    と該ロール部との間にあることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の伸展加工した連続合成樹脂フィルム
    の搬送方法。
  4. 【請求項4】 扇形状に伸展加工した連続合成樹脂フィ
    ルムの曲率Rに基づいて行われる個々のロール回転速度
    の設定は連続合成樹脂フィルムの曲率Rに加えて
    ィルム内径側端部及びロール間距離並びに各ロール間距
    さらにフィルム内径側端部搬送速度からなされる
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の伸展
    加工した連続合成樹脂フィルムの搬送方法。
  5. 【請求項5】 設定したロール回転速度は、合成樹脂フ
    ィルムの蛇行による幅方向のずれ量に応じて、補正され
    る制御がなされることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の伸展加工した連続合成樹脂フィルムの搬
    送方法。
  6. 【請求項6】 連続合成樹脂フィルムの幅方向に配され
    た個別に駆動機構を備える複数個の下部ロール及び上部
    ロールとで合成樹脂フィルムを挟持して扇形状に伸展
    加工した連続合成樹脂フィルムを自動的に搬送する装置
    において、該ロール部上流の合成樹脂フィルムの一域に
    一旦搬送力を弱体化しかつ分断する機構を設けるととも
    該ロール回転速度を連続合成樹脂フィルムの扇形状
    曲率Rに基づいて個々に設定される機構を有しさらに
    個々のロール回転速度が相互に隣接するロール部上にあ
    る樹脂フィルムの搬送速度と一致するよう、個々のロー
    ルの回転速度を制御する機構を有すことを特徴とする連
    続合成樹脂フィルムの搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送力を一旦弱体化かつ分断させる
    よう、U字状の弛みを形成する機構を設けたことを特徴
    とする請求項6に記載の伸展加工した連続合成樹脂フィ
    ルムの搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送力を一旦弱体化かつ分断する機
    構は合成樹脂フィルムを扇形状に加工する伸展ロール
    と該ロール部との間に位置することを特徴とする請求項
    6又は請求項7に記載の伸展加工した連続合成樹脂フィ
    ルムの搬送装置。
  9. 【請求項9】 扇形状に伸展加工した連続合成樹脂フィ
    ルムの曲率Rに基づいて行われる個々のロール回転速度
    の設定機構は連続合成樹脂フィルムの曲率Rに加え
    フィルム内径側端部及びロール間距離並びに各ロー
    ル間距離さらにフィルム内径側端部搬送速度からの演
    算でなされることを特徴とする請求項6乃至8のいずれ
    かに記載の伸展加工した連続合成樹脂フィルムの搬送装
    置。
  10. 【請求項10】 設定したロール回転速度は、合成樹脂
    フィルムの蛇行による幅方向のずれ量に応じて、補正さ
    れる制御機構を有すことを特徴とする請求項6乃至9の
    いずれかに記載の伸展加工した連続合成樹脂フィルムの
    搬送装置。
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