JP3521569B2 - 印字制御装置 - Google Patents

印字制御装置

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JP3521569B2
JP3521569B2 JP25466595A JP25466595A JP3521569B2 JP 3521569 B2 JP3521569 B2 JP 3521569B2 JP 25466595 A JP25466595 A JP 25466595A JP 25466595 A JP25466595 A JP 25466595A JP 3521569 B2 JP3521569 B2 JP 3521569B2
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    • B41J21/00Column, tabular or like printing arrangements; Means for centralising short lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/505Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
    • B41J2/5056Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements using dot arrays providing selective dot disposition modes, e.g. different dot densities for high speed and high-quality printing, array line selections for multi-pass printing, or dot shifts for character inclination

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドを搭載
したキャリッジを移動しながらドットパターンにより印
字する印字装置の為の印字制御装置に関し、特にドット
印字タイミングの為の印字周期の時間を、キャリッジの
移動速度の変動に応じて迅速に反映して、印字品質の向
上を図るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドに設けた複数の噴射ノ
ズルからインクを噴射させながら、記録ヘッドを搭載し
たキャリッジを印字方向に移動することで、画像をドッ
トパターンで記録用紙に記録するようにしたインクジェ
ット記録装置においては、キャリッジを移動駆動するキ
ャリッジ駆動モータに円形のエンコーダ板を取付け、あ
るいは、キャリッジの移動方向と平行に帯状のエンコー
ダ板を取付け、このエンコーダ板に放射状に形成された
複数のスリットを、発光素子と受光素子とからなるフォ
トセンサで読取るように構成し、このフォトセンサから
出力されるパルス信号の数はキャリッジの移動量に比例
したものであり、またそのパルス信号の「H」レベル時
間と「L」レベル時間とからなる1周期の時間はキャリ
ッジの移動速度を示すものであることから、そのパルス
信号を演算することにより、キャリッジ印字位置や移動
速度を求めたり、ドット印字の為の印字タイミングを決
定するようになっている。
【0003】ところで、このインクジェット記録装置で
は、最近、記録用紙に印字した画像の品質を向上させる
為に、印字解像度を360DPI(ドット・パー・イン
チ)、或いは720DPIにするなど、印字解像度を大
きくする傾向にある。ここで、フォトセンサから出力さ
れるパルス信号の立上がりのタイミングと立下がりのタ
イミングでドット印字の為の印字タイミングを決定する
ようにした場合、フォトセンサのエンコーダ板に対する
間隔方向の取付け位置誤差により、パルス信号の「H」
レベルの時間と「L」レベルの時間とが異なること、或
いはキャリッジ駆動モータの回転速度の変動により、こ
れら「H」レベル時間と「L」レベル時間とからなる1
周期の時間が異なることなどの問題がある上、印字解像
度が360DPIや720DPIのときには、エンコー
ダ板に形成するスリット間のピッチが非常に小さくなっ
て、製作不可能になったり、コスト的に非常に高くなる
という問題がある。
【0004】そこで、例えば、特公平6─66666号
公報には、キャリッジ駆動モータに取付けたスリット板
の各スリットを2つのエンコーダで夫々検出して、相互
に位相差を有するA相とB相とからなる2つのパルス信
号を出力するようにし、パルス間隔計数回路やデジタル
フィルタや基準パルス発生回路及びパルス間隔変換回路
などを設け、A相の立上がりからB相の立上がりまでの
パルス間時間と、B相の立上がりからA相の立下がりま
での次のパルス間時間と、A相の立下がりからB相の立
下がりまでの次のパルス間時間と、B相の立下がりから
A相の立上がりまでの次のパルス間時間とを加算した1
周期の時間を求めておく。
【0005】そして、この1周期の時間を所定数「4」
で割り算して求められた平均パルス間時間毎の印字タイ
ミングパルスを基準パルスとし、パルス間隔の変化比に
応じて、予め計数すべき基準パルスカウント値とディレ
イ係数値とを対応づけた変化テーブルデータを格納して
おき、選択されたパルス間隔の変化比に応じた基準パル
ス数とディレイ係数値とを読出し、このディレイ係数値
と速度データとの積を演算し、選択された基準パルスカ
ウント値と同数の基準パルスを計数し、更に演算された
積に相当する時間経過後、印字タイミングパルスを出力
する。即ち、1周期前の最新の1周期時間に基づいて、
キャリッジ駆動モータの回転速度を精度良く反映して、
今回の印字タイミングを夫々決定するようにした印字装
置の為のパルス間隔変換装置が記載されている。
【0006】ここで、参考までに、特公平2─2816
3号公報に記載の駆動量検出装置においては、特公平6
─66666号公報と同様に、A相とB相とからなる2
つのパルス信号に基づいて、4つのパルス間時間を加算
した1周期の時間を求めてドット印字の為の印字タイミ
ングを決定するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特公
平6─66666号公報に記載のパルス間隔変換装置に
おいては、パルス間隔計数回路、デジタルフィルタ、基
準パルス発生回路、パルス間隔変換回路などを設けると
ともに、変換テーブルデータを予め記憶しておき、A相
とB相の2種類のパルス列に基づいて、4つのパルス間
時間を夫々求めて加算し、所定数「4」で割り算(シフ
ト処理)して基準パルス列を求めておき、更に変換テー
ブルデータとこれら基準パルス列とから、ドット印字の
為の所望の印字周期を求めて、今回の印字タイミングを
決定するので、演算処理が複雑化するとともに、その演
算処理の為の回路構成が複雑化すること、更に、最新の
1周期分の時間を1周期遅れで用いて、次の1周期に含
まれる各印字タイミングを決定するので、キャリッジ駆
動モータの速度変動を迅速に反映できないことから、ド
ット間隔に乱れが生じて、印字品質が低下すること、な
どの問題がある。
【0008】本発明の目的は、記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジの移動速度の変動を迅速に且つ簡単な演算処理
で反映してドット印字の為の印字タイミングを決定する
ことで、印字品質の向上が図れるような印字制御装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る印字制御
装置は、ドットパターンで印字する記録ヘッドを有する
印字手段と、この記録ヘッドを搭載したキャリッジを移
動駆動するキャリッジ駆動手段とを備えた印字装置を制
御する印字制御装置において、キャリッジの移動量に比
例する数のパルス信号を発生するパルス信号出力手段
と、パルス信号出力手段から受けるパルス信号の立上が
りと立下がり毎に、最新の1周期分の「H」レベル時間
と「L」レベル時間とからなる1周期の時間を演算する
周期演算手段と、周期演算手段から1周期の時間を受け
る毎に、その1周期時間を印字解像度に応じた所定数で
均等分割してドット印字の印字周期を演算する印字周期
演算手段と、パルス信号の立上がり信号と立下がり信号
との何れか一方である基準信号を受ける毎に、その基準
信号を基準印字タイミングとして、印字周期演算手段で
演算された印字周期とする複数の第1印字タイミングを
決定するとともに、立上がり信号と立下がり信号との他
方である副基準信号を受ける毎に、その副基準信号の入
力後の最初の第1印字タイミングを副基準印字タイミン
グとして、印字周期演算手段で演算された印字周期とす
る複数の第2印字タイミングを決定する印字タイミング
決定手段とを備えたものである。
【0010】作用について説明すると、パルス信号出力
手段は、キャリッジの移動量に比例する数のパルス信号
を発生し、周期演算手段は、パルス信号出力手段から受
けるパルス信号の立上がりと立下がり毎に、最新の1周
期分の「H」レベル時間と「L」レベル時間とからなる
1周期の時間を演算するので、印字周期演算手段は、周
期演算手段から1周期の時間を受ける毎に、その1周期
時間を印字解像度に応じた所定数で均等分割してドット
印字の印字周期を演算する。そして、印字タイミング決
定手段は、パルス信号の立上がり信号と立下がり信号と
の何れか一方である基準信号を受ける毎に、その基準信
号を基準印字タイミングとして、印字周期演算手段で演
算された印字周期とする複数の第1印字タイミングを決
定するとともに、立上がり信号と立下がり信号との他方
である副基準信号を受ける毎に、その副基準信号の入力
後の最初の第1印字タイミングを副基準印字タイミング
として、印字周期演算手段で演算された印字周期とする
複数の第2印字タイミングを決定する。
【0011】即ち、「H」レベル時間と「L」レベル時
間とからなる1周期の時間を、パルス信号の立上がりと
立下がりの各時点で、より最新のものに順次変更し、変
更する毎に、その変更した1周期の時間を分割してドッ
ト印字の印字周期を新規に求めるようにし、基準信号を
受けたとき以降の複数の第1印字タイミングと、基準信
号よりも遅い副基準信号を受けたとき以降の複数の第2
印字タイミングを決定するので、複雑な演算回路や演算
処理を必要とせず、記録ヘッドを搭載したキャリッジの
移動速度の変動を迅速に反映してドット印字の印字タイ
ミングを決定することができ、印字品質の向上を図るこ
とができる。
【0012】請求項2に係る印字制御装置は、請求項1
の発明において、前記パルス信号出力手段は、キャリッ
ジの移動方向と平行に設けられ、「H」レベル部と
「L」レベル部とを交互に形成した帯状のエンコーダ部
材と、エンコーダ部材に臨むようにキャリッジに固定的
に設けられ、エンコーダ部材の「H」レベル部と「L」
レベル部とを光学的に検出する光学センサとを備えたも
のである。
【0013】作用について説明すると、請求項1と同様
の作用を奏するが、キャリッジに固定的に設けられた光
学センサは、キャリッジの移動に同期して移動されて、
キャリッジの移動方向と平行に設けられたエンコーダ部
材に形成された「H」レベル部と「L」レベル部とを交
互に検出してパルス信号を出力する。
【0014】請求項3に係る印字制御装置は、ドットパ
ターンで印字する記録ヘッドを有する印字手段と、この
記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動駆動するキャリ
ッジ駆動手段とを備えた印字装置を制御する印字制御装
置において、キャリッジの移動量に比例する数の第1パ
ルス信号及び第2パルス信号であって、所定位相分だけ
位相が相互に異なる第1パルス信号及び第2パルス信号
を発生するパルス信号出力手段と、パルス信号出力手段
から受ける第1,第2パルス信号の立上がりと立下がり
毎に、各パルス信号の最新の1周期分の「H」レベル時
間と「L」レベル時間とからなる1周期の時間を演算す
る周期演算手段と、周期演算手段から1周期の時間を受
ける毎に、その1周期時間を印字解像度に応じた所定数
で均等分割してドット印字の印字周期を演算する印字周
期演算手段と、第1パルス信号の立上がり信号と立下が
り信号との何れか一方である基準信号を受ける毎に、そ
の基準信号を基準印字タイミングとして、印字周期演算
手段で演算された印字周期とする複数の印字タイミング
を決定するとともに、その基準信号に後続する第2パル
ス信号の立上がり信号と立下がり信号との何れか一方で
ある副基準信号と、第1パルス信号の立上がり信号と立
下がり信号との他方である副基準信号と、第2パルス信
号の立上がり信号と立下がり信号との他方である副基準
信号とを順次受ける毎に、その副基準信号の入力後の最
初の印字タイミングをその副基準印字タイミングとし
て、印字周期演算手段で演算された印字周期とする複数
の印字タイミングを決定する印字タイミング決定手段と
備えたものである。
【0015】作用について説明すると、パルス信号出力
手段は、キャリッジの移動量に比例する数の第1パルス
信号及び第2パルス信号であって、所定位相分だけ位相
が相互に異なる第1パルス信号及び第2パルス信号を発
生し、周期演算手段は、パルス信号出力手段から受ける
第1,第2パルス信号の立上がりと立下がり毎に、各パ
ルス信号の最新の1周期分の「H」レベル時間と「L」
レベル時間とからなる1周期の時間を演算するので、印
字周期演算手段は、周期演算手段から1周期の時間を受
ける毎に、その1周期時間を印字解像度に応じた所定数
で均等分割してドット印字の印字周期を演算する。そし
て、印字タイミング決定手段は、第1パルス信号の立上
がり信号と立下がり信号との何れか一方である基準信号
を受ける毎に、その基準信号を基準印字タイミングとし
て、印字周期演算手段で演算された印字周期とする複数
の印字タイミングを決定するとともに、その基準信号に
後続する第2パルス信号の立上がり信号と立下がり信号
との何れか一方である副基準信号と、第1パルス信号の
立上がり信号と立下がり信号との他方である副基準信号
と、第2パルス信号の立上がり信号と立下がり信号との
他方である副基準信号とを順次受ける毎に、その副基準
信号の入力後の最初の印字タイミングをその副基準印字
タイミングとして、印字周期演算手段で演算された印字
周期とする複数の印字タイミングを決定する。
【0016】即ち、「H」レベル時間と「L」レベル時
間とからなる1周期の時間を、第1及び第2パルス信号
の立上がりと立下がりの各時点で、より最新のものに順
次変更し、変更する毎に、その変更した1周期の時間を
分割してドット印字の印字周期を新規に求めて、印字タ
イミングを決定し直すので、複雑な演算回路や演算処理
を必要とせず、記録ヘッドを搭載したキャリッジの移動
速度の変動を迅速に且つ簡単な演算処理で反映してドッ
ト印字の印字タイミングを決定することができ、印字品
質の向上を図ることができる。
【0017】請求項4に係る印字制御装置は、請求項3
の発明において、前記パルス信号出力手段は、キャリッ
ジの移動方向と平行に設けられ、「H」レベル部と
「L」レベル部とを交互に形成した帯状のエンコーダ部
材と、エンコーダ部材に臨むようにキャリッジに固定的
に設けられ、エンコーダ部材の「H」レベル部と「L」
レベル部とを光学的に検出する2組の光学センサとを備
えたものである。
【0018】作用について説明すると、請求項3と同様
の作用を奏するが、キャリッジに固定的に設けられた2
組みの光学センサは、キャリッジの移動に同期して移動
されて、キャリッジの移動方向と平行に設けられたエン
コーダ部材に形成された「H」レベル部と「L」レベル
部とを交互に検出して、位相が相互に異なる第1パルス
信号と第2パルス信号とを出力する。
【0019】請求項5に係る印字制御装置は、請求項2
又は請求項4の発明において、前記エンコーダ部材に形
成された「H」レベル部と「L」レベル部とは、キャリ
ッジの移動方向に同一の所定幅であって、所定の印字解
像度におけるドット間隔の整数倍の所定幅に設定された
ものである。作用について説明すると、請求項2又は請
求項4と同様の作用を奏するが、エンコーダ部材に形成
された「H」レベル部と「L」レベル部とは、キャリッ
ジの移動方向に同一の所定幅であって、所定の印字解像
度におけるドット間隔の整数倍の所定幅に設定されてい
るので、印字解像度が大きくて、印字ドットのドット間
距離が小さい場合でも、「H」レベル部と「L」レベル
部の幅を同一で且つ幅広に設定でき、エンコーダ部材を
容易に且つ安価に製作することができる。
【0020】請求項6に係る印字制御装置は、請求項1
〜請求項5の何れか1項の発明において、前記記録ヘッ
ドは、インクを記録媒体に向けて噴射して記録するイン
ク噴射用の記録ヘッドである。作用について説明する
と、請求項1〜請求項5の何れか1項と同様の作用を奏
するが、記録ヘッドは、インクを記録媒体に向けて噴射
して記録する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、着脱可能
に装着されたインクカートリッジに収容したインクを記
録ヘッドから噴射させて画像記録するインクジェット記
録装置に本発明を適用した場合のものである。図1に示
すように、インクジェット記録装置1は、基本的に、本
体カバー2内に設けた本体フレーム3に、プラテン10
と、キャリッジ21を駆動するキャリッジ駆動機構20
と、インクカートリッジ44に収容した記録用のインク
を記録用紙Pに噴射するインク噴射機構40とを設けた
ものである。
【0022】前記ゴム製のプラテン10は、図1・図2
に示すように、左右方向向きに配設され、そのプラテン
軸11は左右両端部において、本体フレーム3の側壁板
3a,3cに回転可能に枢支され、プラテン軸11の左
端部には、プラテンギヤ12が取り付けられている。そ
して、側壁板3cには、プラテンギヤ12に噛合する第
1従動ギヤ14と、第2従動ギヤ15とを有する複合ギ
ヤ13が回転可能に枢支され、その第2従動ギヤ15に
噛合する駆動ギヤ16はフィードモータ17に取付けら
れている。即ち、フィードモータ17が所定回転方向に
駆動されて駆動ギヤ16が回転することにより、複合ギ
ヤ13とプラテンギヤ12とを介してプラテン10が所
定の用紙送り方向に回転駆動される。
【0023】次に、キャリッジ駆動機構(キャリッジ駆
動手段に相当する)20について、図1・図2に基づい
て説明する。前記プラテン10の前側には、キャリッジ
21が水平状に配設され、そのキャリッジ21は後端部
において、プラテン10と平行に配設され、本体フレー
ム3に支持されたガイドロッド22により左右方向移動
自在に支持されるとともに、その前端部において、本体
フレーム3の前端部のガイドレール部3dにより左右方
向移動自在に支持されている。
【0024】一方、キャリッジ21の移動範囲の左端部
には、従動プーリー23が側壁板3bに回転可能に枢支
されるととに、その右端部には、ステッピングモータか
らなるキャリッジ駆動モータ25の駆動軸に取り付けら
れた駆動プーリー24が設けられ、無端状のタイミング
ベルト26がこれら両プーリー23,24に亙って掛け
渡され、キャリッジ21の下端部においてこのタイミン
グベルト26に連結されている。そして、キャリッジ駆
動モータ25が回転駆動されると、これら両プーリー2
3,24とタイミングベルト26とを介して、キャリッ
ジ21が、これらガイドロッド22及びガイドレール部
3dに支持されて、印字方向(右方向)及び反印字方向
(左方向)に移動駆動される。
【0025】ここで、キャリッジ21の下側には、薄い
フィルムからなり左右方向に延びる帯状のエンコーダ部
材30が設けられ、このエンコーダ部材30には、図3
に示すように、所定幅Hwで黒く印刷された「H」レベ
ル部30aと、所定幅Lwで透明な「L」レベル部30
bとが交互に形成されている。そして、光学センサであ
るフォトセンサ31(図4参照)が、そのエンコーダ部
材30に臨むようにキャリッジ21の下側に固定して取
付けられている。そのフォトセンサ31からは、「H」
レベル部30aに対応する「H」レベル信号と「L」レ
ベル部30bに対応する「L」レベル信号とからなるパ
ルス信号(図6参照)が出力される。
【0026】ところで、これら「H」レベル部30aと
「L」レベル部30bとは、360DPI(ドット・パ
ー・インチ)と720DPIとの2種類の印字解像度で
印字可能とする為に、キャリッジ21の移動方向に、1
/180インチ(約0.14mm)ずつの幅Hw,Lwに夫々
設定されている。即ち、これら同一の1/180インチ
幅Hw,Lwは、360DPIで印字するときのドット
間隔である1/360インチと、720DPIで印字す
るときのドット間隔である1/720インチとに基づい
て、これら何れの印字解像度でも印字可能なように、最
小公倍数である90DPIのドット間隔である1/90
インチに設定され、更にこのドット間隔1/90インチ
を、「H」レベル部30aと「L」レベル部30bとか
らなる1周期距離に対応させることから、そのドット間
隔である1/90インチの半分として設定されている。
【0027】これにより、例えば、720DPIの印字
解像度で印字するときには、各「H」レベル部30aに
対応してフォトセンサ31から出力される「H」レベル
時間と、「L」レベル部30bに対応してフォトセンサ
31から出力される「L」レベル時間とからなる8ドッ
ト印字の為の1周期の時間Tを、所定数である「8」で
均等分割することで、1ドット印字の為の印字周期tを
求めることができる。尚、360DPIの印字解像度の
ときには、所定数は「4」となる。ここで、フォトセン
サ31のエンコーダ部材30に対する取付け誤差が生じ
た場合でも、その1周期時間Tは、その取付け誤差を含
むことなく、1/90インチのドット間隔に相当するこ
とになる。
【0028】次に、記録用紙Pにインクを噴射して印字
するインク噴射機構(印字手段に相当する)40につい
て、図1・図2に基づいて説明する。前記キャリッジ2
1上には、上方及び前方が開放状で箱状のヘッドホルダ
ー41が装着されている。そのヘッドホルダー41の後
壁部41aには、複数の噴射ノズルが形成されたインク
噴射用の記録ヘッド42が設けられるとともに、この記
録ヘッド42に後壁部41aを挿通して一体形成された
連結筒部43とが設けられている。
【0029】そして、記録用のインクを収容したインク
吸収体44aを内蔵したインクカートリッジ44が着脱
可能にヘッドホルダー41に装着され、連結筒部43の
前端部が、インクカートリッジ44に形成されたインク
供給口(図示略)を挿通してインク吸収体44aに接触
するようになっている。これにより、インクカートリッ
ジ44のインクが連結筒部43を介して記録ヘッド42
に供給され、記録ヘッド42の噴射ノズルからインクが
噴射されて記録用紙Pに印字される。
【0030】次に、インクジェット記録装置1の制御系
は、図4のブロック図に示すように構成されている。制
御装置CDの入出力インターフェース53には、電源キ
ーや各種のスイッチ及び表示ランプが設けられた操作パ
ネル60と、キャリッジ21の原点位置を検出する原点
位置検出スイッチ61と、フォトセンサ31と、記録ヘ
ッド42を駆動するヘッド駆動回路62と、フィードモ
ータ17の為の駆動回路63と、キャリッジ駆動モータ
25の為の駆動回路64と、が夫々接続されている。
【0031】制御装置CDは、CPU50と、このCP
U50にデータバスなどのバス56を介して接続された
入出力インターフェース53と、ROM51及びRAM
52と、ハードタイマからなる2つの第1タイマ54及
び第2タイマ55とから構成されている。更に、バス5
6には通信用インターフェース65が接続され、この通
信用インターフェース65を介して、ホストコンピュー
タなどの外部電子機器66から送信される画像データを
受信可能になっている。ここで、第1タイマ54は、フ
ォトセンサ31から出力されるパルス信号の、「H」レ
ベル時間と「L」レベル時間とからなる1周期の時間T
を計時し、また第2タイマ55は、ドット印字の印字周
期tの経過時間を計時するようになっている。
【0032】前記ROM51には、受信した画像データ
に基づいて印字制御する制御プログラム、第1タイマ5
4から出力される微小時間毎のタイマ信号を割込みによ
り受けて、フォトセンサ31から出力されるパルス信号
の立上がり毎に、最新の1周期分の「H」レベル時間と
「L」レベル時間とからなる立上がり1周期の時間T1
を演算するとともに、パルス信号の立下がり毎に、最新
の1周期分の「H」レベル時間と「L」レベル時間とか
らなる立下がり1周期の時間T2を演算して、RAM5
2の1周期時間メモリ52aに更新しながら格納する周
期時間演算処理制御の制御プログラム、などが格納され
ている。
【0033】また、RAM52には、第1タイマ54か
らのタイマ信号に基づいて、求められた最新の立上がり
1周期の時間T1と最新の立下がり1周期の時間T2と
を記憶する1周期時間メモリ52aと、演算で求められ
た印字周期tを記憶する印字周期メモリ52bと、印字
されたドット数を記憶する印字ドットカウンタ52cに
加えて、画像の印字制御に必要な各種のメモリやバッフ
ァなどが設けられている。
【0034】次に、インクジェット記録装置1の制御装
置CDで行なわれる、印字制御のルーチンについて、図
6を参照しながら図5のフローチャートに基づいて説明
する。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・
・)は各ステップである。但し、この印字制御において
は、印字解像度を720DPIとして印字する場合につ
いて説明する。即ち、8ドット印字に対応する立上がり
1周期の時間T1と立下がり1周期の時間T2とを、解
像度に応じた所定数「8」で均等分割してドット印字の
印字周期tを求めるものである。
【0035】前記外部電子機器66から画像データを受
信して印字処理可能になったときに、この制御が開始さ
れ、フォトセンサ31からパルス信号を受けて、「L」
レベルから「H」レベルに、或いは「H」レベルから
「L」レベルへのレベル変化のときに(S10:Yes )、
そのレベル変化が基準立上がり信号PUのときには(S
11:Yes )、RAM52の1周期時間メモリ52aに格
納されている最新の立上がり1周期時間T1が読込まれ
(S12)、その立上がり1周期時間T1を所定数「8」
で均等分割したドット印字の印字周期tが求められ、印
字周期メモリ52bに格納される(S13)。
【0036】次に、その基準立上がり信号PUを受けた
ので、基準印字タイミングPTが決定されて、ドット印
字指令が出力され(S14)、記録ヘッド42により印字
処理される。次に、第2タイマ55に、印字周期メモリ
52bに格納されている印字周期tを読出してセットさ
れ、カウントダウン作動が開始され(S15)、印字ドッ
トカウンタ52cのドットカウント値DCとして初期値
「1」がセットされ(S16)、S10に戻る。そして、第
2タイマ55からタイムアップ信号を受けて、印字周期
tが経過したときに(S10:No,S17:Yes )、ドット
カウント値DCが1周期時間に印字する所定数「8」で
ないときには(S18:No)、第1印字タイミングPTが
決定されて、ドット印字指令が出力される(S19)。次
に、ドットカウント値DCが1つインクリメントされ
(S20)、第2タイマ55に印字周期メモリ52bの印
字周期tが再度セットされて作動が開始され(S21)、
S10に戻る。
【0037】例えば、図6に示すように、基準立上がり
信号PU2 のときには、基準立上がり信号PU1 から次の基
準立上がり信号PU2 までの、最新の立上がり1周期時間
T1aを所定数「8」で均等分割したドット印字の印字
周期taが求められ、基準立上がり信号PU2 のときに基
準印字タイミングPT1 としてドット印字された後、同様
の印字周期taが経過する毎に、第1印字タイミングPT
2 ,PT3 ,PT4 ,PT5が順次決定されてドット印字され
る。
【0038】次に、パルス信号のレベル変化が副基準立
下がり信号PDのときには(S10:Yes ,S11:No)、
1周期時間メモリ52aに格納されている最新の立下が
り1周期時間T2が読込まれ(S22)、その立下がり1
周期時間T2を所定数「8」で均等分割したドット印字
の印字周期tが新規に求められ、印字周期メモリ52b
に更新して格納され(S23)、S10に戻る。そして、以
下同様にして、S17〜S21が繰り返して実行され、副基
準立下がり信号PD入力後の最初の第1印字タイミング
を副基準印字タイミングとして、その新規の印字周期t
が経過する毎の第2印字タイミングPTで残りのドット
分印字されて、ドットカウント値DCが所定数「8」に
なったとき(S10:No、S17,S18:Yes )、S10以降
が繰り返して実行されて、受信した画像データの全てが
印字処理される。
【0039】即ち、図6に示すように、第1印字タイミ
ングPT5 でドット印字された後に副基準立下がり信号PD
2 を受けたときには、副基準立下がり信号PD1 から次の
副基準立下がり信号PD2 までの最新の立下がり1周期時
間T2aを所定数「8」で均等分割した印字周期tbが
求められるが、第2タイマ55には、立上がり1周期時
間T1aの印字周期taが既にセットされており、その
印字周期taが経過したときの第1印字タイミングPT6
でドット印字された後においては、新規に求められた印
字周期tbが経過する毎に、2つの第2印字タイミング
PT7 ,PT8 で夫々ドット印字される。
【0040】そして、以下同様にして、基準立上がり信
号PU3 のときには、基準立上がり信号PU2 から次の基準
立上がり信号PU3 までの、最新の立上がり1周期時間T
1bの印字周期tcが経過する毎に、第1印字タイミン
グPT9 の後、3つの第1印字タイミングPT10〜PT12でド
ット印字され、また副基準立下がり信号PD3 を受けた以
降については、次の第1印字タイミングPT13の後、副基
準立下がり信号PD2 から次の副基準立下がり信号PD3 ま
での最新の立下がり1周期時間T2bの印字周期tdが
経過する毎に、3つの第2印字タイミングPT14,PT15,
PT16 でドット印字される。
【0041】次に、フォトセンサ31からパルス信号を
受けながらドット印字する印字制御の作用について説明
する。キャリッジ21に固着されたフォトセンサ31か
らは、キャリッジ21の移動量に比例する数のパルス信
号が出力され、このパルス信号の立上がりと立下がり毎
に、最新の1周期分の「H」レベル時間と「L」レベル
時間とからなる1周期の時間Tが演算され、更にその1
周期の時間Tを受ける毎に、その1周期時間Tを720
DPIの印字解像度に応じた所定数「8」で均等分割し
てドット印字の印字周期tが演算される。そして、パル
ス信号の基準立上がり信号PUを受ける毎に、その基準
立上がり信号PUを基準印字タイミングとして、演算に
より求められた印字周期tとする複数の第1印字タイミ
ングPTが決定されてドット印字されるとともに、副基
準立下がり信号PDを受ける毎に、その副基準信号PD
の入力後の最初の第1印字タイミングPTを副基準印字
タイミングとして、演算で求められた新規の印字周期t
とする複数の第2印字タイミングPTが決定されてドッ
ト印字される。
【0042】即ち、キャリッジ駆動モータ25の回転速
度が変動して遅くなり、基準立上がり信号PU1 から次の
基準立上がり信号PU2 までの立上がり1周期時間T1a
よりも、基準立上がり信号PU2 から次の基準立上がり信
号PU3 までの立上がり1周期時間T1bの方が長くなっ
た場合には、最終の8個目の第2印字タイミングPT8に
おいてドット印字されたときから、次の1周期の第1印
字タイミングPT9 においてドット印字されるまでの待機
時間t0が余分に生じるが、副基準立下がり信号PD1 か
ら次の副基準立下がり信号PD2 までの立下がり1周期時
間T2aを用いるので、その待機時間t0を極力小さく
することができる。
【0043】また、逆に、キャリッジ駆動モータ25の
回転速度が変動して速くなり、基準立上がり信号PU2 か
ら次の基準立上がり信号PU3 までの立上がり1周期時間
T1bよりも、基準立上がり信号PU3 から次の基準立上
がり信号PU4 までの立上がり1周期時間T1cの方が短
くなった場合には、最終の8個目の印字タイミングPT16
から次の1周期の最初の印字タイミングまでの印字周期
tの不足分を極力小さくすることができる。
【0044】このように、「H」レベル時間と「L」レ
ベル時間とからなる1周期の時間Tを、パルス信号の立
上がりと立下がりの各時点で、より最新のものに順次変
更し、変更する毎に、その変更した1周期の時間Tを分
割してドット印字の印字周期tを新規に求めるように
し、基準立上がり信号PUを受けたとき以降の複数の第
1印字タイミングPTと、基準立上がり信号PUよりも
遅い副基準立下がり信号PDを受けたとき以降の複数の
第2印字タイミングPTを決定するので、複雑な演算回
路や演算処理を必要とせず、記録ヘッド42を搭載した
キャリッジ21の移動速度の変動を迅速に反映してドッ
ト印字の印字タイミングを決定することができ、印字品
質の向上を図ることができる。
【0045】次に、前記実施形態を部分的に変更し、2
つのフォトセンサ31,32から出力される第1パルス
信号及び第2パルス信号に基づいてドット印字するよう
に構成してもよい。即ち、図7に示すように、フォトセ
ンサ32を、前記フォトセンサ31に隣接させてキャリ
ッジ21に追加的に取付けて、キャリッジ21の移動に
応じて、図9に示すように、フォトセンサ31から第1
パルス信号が出力されるとともに、フォトセンサ32か
らは、第1パルス信号に対して所定位相分だけ位相が遅
れた第2パルス信号が出力される。
【0046】そして、制御装置CDのROM51に格納
された印字制御のルーチンについて、図8に基づいて説
明すると、第1及び第2パルス信号を受けて、第1パル
ス信号の基準立上がり信号PUのときには(S30,S3
1:Yes )、RAM52の1周期時間メモリ52aに格
納されている、第1パルスの最新の立上がり1周期時間
T1が読込まれ(S32)、その立上がり1周期時間T1
の印字周期tが求められる(S33)。そして、S34〜S
36が、S14〜S16と同様に実行されて、基準印字タイミ
ングPTのときにドット印字され、S30に戻る。
【0047】更に、S37〜41が、S17〜S21と同様に実
行されて、印字周期t毎の複数の印字タイミングが決定
されてドット印字される。次に、第2パルス信号の副基
準立上がり信号PUのときには(S30:Yes ,S31:N
o、S42:Yes )、1周期時間メモリ52aに格納され
ている、第2パルスの最新の立上がり1周期時間T2が
読込まれ(S43)、その立上がり1周期時間T2の印字
周期tが求められ(S44)、S30に戻る。
【0048】また、第1パルス信号の副基準立下がり信
号PDのときには(S30:Yes ,S31,S42:No、S4
5:Yes )、1周期時間メモリ52aに格納されてい
る、第1パルスの最新の立下がり1周期時間T3が読込
まれ(S46)、その立下がり1周期時間T3の印字周期
tが求められ(S47)、S30に戻る。一方、第2パルス
信号の副基準立下がり信号PDのときには(S30:Yes
,S31,S42,S45:No)、1周期時間メモリ52a
に格納されている、第2パルスの最新の立下がり1周期
時間T4が読込まれ(S48)、その立下がり1周期時間
T4の印字周期tが求められ(S49)、S30に戻る。
【0049】即ち、図9に示すように、第1パルス信号
の基準立上がり信号PU12のときには、最新の立上がり1
周期時間T1aを所定数「8」で均等分割した印字周期
taが求められ、基準立上がり信号PU12のときに基準印
字タイミングPT1 としてドット印字された後、この印字
周期taが経過する毎に、各印字タイミングPT2 ,PT3
が順次決定されてドット印字される。以下同様にして、
第2パルス信号の副基準立上がり信号PU22を受けたとき
には、印字タイミングPT4 でドット印字された後、最新
の立上がり1周期時間T2aの印字周期tbが経過した
印字タイミングPT5 でドット印字され、第1パルス信号
の副基準立下がり信号PD12を受けたときには、印字タイ
ミングPT6 でドット印字された後、次の最新の立下がり
1周期時間T3aの印字周期tcが経過する印字タイミ
ングPT7 でドット印字され、更に第2パルス信号の副基
準立下がり信号PD22を受けたときには、印字タイミング
PT8 でドット印字される。
【0050】以下、同様にして、第1パルス信号の基準
立上がり信号PU13を受けたときの印字タイミングPT9 の
後、最新の立上がり1周期時間T1bの印字周期te毎
の印字タイミングPT10,PT11が決定され、また最新の立
上がり1周期時間T2bの印字周期tf毎の印字タイミ
ングPT12,PT13が決定され、また最新の立上がり1周期
時間T3bの印字周期tg毎の印字タイミングPT14,PT
15が決定され、また最新の立上がり1周期時間T4bの
印字周期th経過した印字タイミングPT16が決定され
る。
【0051】次に、フォトセンサ31,32から第1及
び第2パルス信号を受けながらドット印字する印字制御
の作用について説明する。キャリッジ21に固着された
2つのフォトセンサ31,32からは、キャリッジ21
の移動量に比例する数の、第1パルス信号とこれより所
定位相分遅れた位相の第2パルス信号が出力され、これ
ら第1,第2パルス信号の立上がりと立下がり毎に、各
パルス信号の最新の1周期分の「H」レベル時間と
「L」レベル時間とからなる1周期の時間Tが演算さ
れ、更にその1周期の時間Tを受ける毎に、その1周期
時間Tを720DPIの印字解像度に応じた所定数
「8」で均等分割してドット印字の印字周期tが演算さ
れる。
【0052】そして、第1パルス信号の基準立上がり信
号PUを受ける毎に、その基準立上がり信号PUを基準
印字タイミングとして、演算により求められた印字周期
tとする複数の印字タイミングPTが決定されるととも
に、その基準立上がり信号PUに後続する第2パルス信
号の副基準立上がり信号PUと、第1パルス信号の副基
準立下がり信号PDと、第2パルス信号の副基準立下が
り信号PDとを順次受ける毎に、その副基準信号の入力
後の最初の印字タイミングをその副基準印字タイミング
として、演算で求められた新規の印字周期tとする複数
の印字タイミングが決定される。
【0053】即ち、キャリッジ駆動モータ25の回転速
度が変動して遅くなり、基準立上がり信号PU11から次の
基準立上がり信号PU12までの立上がり1周期時間T1a
よりも、基準立上がり信号PU12から次の基準立上がり信
号PU13までの立上がり1周期時間T1bの方が長くなっ
た場合には、最終の8個目の第2印字タイミングPT8に
おいてドット印字されたときから、次の1周期の第1印
字タイミングPT9 においてドット印字されるまでの待機
時間t0が余分に生じるが、1周期時間を、T2a,T
3a,T4aと順次変更して用いるので、その待機時間
t0を極力小さくすることができる。
【0054】また、逆に、キャリッジ駆動モータ25の
回転速度が変動して速くなり、基準立上がり信号PU12か
ら次の基準立上がり信号PU13までの立上がり1周期時間
T1bよりも、基準立上がり信号PU13から次の基準立上
がり信号PU14までの立上がり1周期時間T1cの方が短
くなった場合には、最終の8個目の印字タイミングPT16
から次の1周期の最初の印字タイミングまでの印字周期
tの不足分を極力小さくすることができる。
【0055】このように、「H」レベル時間と「L」レ
ベル時間とからなる1周期の時間Tを、第1及び第2パ
ルス信号の立上がりと立下がりの各時点で、より最新の
ものに順次変更し、変更する毎に、その変更した1周期
の時間Tを分割してドット印字の印字周期tを新規に求
めて、印字タイミングを決定し直すので、複雑な演算回
路や演算処理を必要とせず、記録ヘッド42を搭載した
キャリッジ21の移動速度の変動を迅速に且つ簡単な演
算処理で反映してドット印字の印字タイミングを決定す
ることができ、印字品質の向上を図ることができる。
【0056】尚、印字解像度は、上記実施形態以外に任
意に選び、その解像度に応じた所定数で1周期の時間を
分割して印字周期tを求めることができる。また、キャ
リッジ駆動モータ25に、複数の放射状の細線が描かれ
た円形のディスク板を取付け、このディスク板の細線を
フォトセンサで読取るように構成したり、パルス信号の
立下がり信号を基準信号に設定し且つ立上がり信号を副
基準信号に設定するなど、前記実施形態に関し、既存の
技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加える
こともあり得る。更に、カラー印字が可能な各種のイン
クジェット記録装置のインク噴射機構を制御する印字制
御装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】請求項1に係る印字制御装置によれば、
パルス信号出力手段と、周期演算手段と、印字周期演算
手段と、印字タイミング決定手段とを設け、「H」レベ
ル時間と「L」レベル時間とからなる1周期の時間を、
パルス信号の立上がりと立下がりの各時点で、より最新
のものに順次変更し、変更する毎に、その変更した1周
期の時間を分割してドット印字の印字周期を新規に求め
るようにし、基準信号を受けたとき以降の複数の第1印
字タイミングと、基準信号よりも遅い副基準信号を受け
たとき以降の複数の第2印字タイミングを決定するの
で、複雑な演算回路や演算処理を必要とせず、記録ヘッ
ドを搭載したキャリッジの移動速度の変動を迅速に反映
してドット印字の印字タイミングを決定することがで
き、印字品質の向上を図ることができる。
【0058】請求項2に係る印字制御装置によれば、請
求項1と同様の効果を奏するが、キャリッジに固定的に
設けられた光学センサは、キャリッジの移動に同期して
移動されて、キャリッジの移動方向と平行に設けられた
エンコーダ部材に形成された「H」レベル部と「L」レ
ベル部とを交互に検出してパルス信号を出力することが
できる。
【0059】請求項3に係る印字制御装置によれば、パ
ルス信号出力手段と、周期演算手段と、印字周期演算手
段と、印字タイミング決定手段とを設け、「H」レベル
時間と「L」レベル時間とからなる1周期の時間を、第
1及び第2パルス信号の立上がりと立下がりの各時点
で、より最新のものに順次変更し、変更する毎に、その
変更した1周期の時間を分割してドット印字の印字周期
を新規に求めて、印字タイミングを決定し直すので、複
雑な演算回路や演算処理を必要とせず、記録ヘッドを搭
載したキャリッジの移動速度の変動を迅速に且つ簡単な
演算処理で反映してドット印字の印字タイミングを決定
することができ、印字品質の向上を図ることができる。
【0060】請求項4に係る印字制御装置によれば、請
求項3と同様の効果を奏するが、キャリッジに固定的に
設けられた2組みの光学センサは、キャリッジの移動に
同期して移動されて、キャリッジの移動方向と平行に設
けられたエンコーダ部材に形成された「H」レベル部と
「L」レベル部とを交互に検出して、位相が相互に異な
る第1パルス信号と第2パルス信号とを出力することが
できる。
【0061】請求項5に係る印字制御装置によれば、請
求項2又は請求項4と同様の効果を奏するが、エンコー
ダ部材に形成された「H」レベル部と「L」レベル部と
は、キャリッジの移動方向に同一の所定幅であって、所
定の印字解像度におけるドット間隔の整数倍の所定幅に
設定されているので、印字解像度が大きくて、印字ドッ
トのドット間距離が小さい場合でも、「H」レベル部と
「L」レベル部の幅を同一で且つ幅広に設定でき、エン
コーダ部材を容易に且つ安価に製作することができる。
【0062】請求項6に係る印字制御装置によれば、請
求項1〜請求項5の何れか1項と同様の効果を奏する
が、記録ヘッドは、インクを記録媒体に向けて噴射して
記録するインク噴射用の記録ヘッドなので、微細なドッ
トで高解像度の記録を容易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、インクジェット記録
装置の概略斜視図である。
【図2】インクジェット記録装置の部分平面図である。
【図3】エンコーダ部材の拡大部分平面図である。
【図4】インクジェット記録装置の制御系のブロック図
である。
【図5】印字制御のルーチンの概略フローチャートであ
る。
【図6】パルス信号から印字タイミングを求める演算処
理の説明図である。
【図7】変更形態に係る図4相当図である。
【図8】変更形態に係る図5相当図である。
【図9】変更形態に係る図6相当図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 20 キャリッジ駆動機構 21 キャリッジ 26 キャリッジ駆動モータ 30 エンコーダ部材 31 フォトセンサ 32 フォトセンサ 40 インク噴射機構 42 記録ヘッド 50 CPU 51 ROM 52 RAM CD 制御装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットパターンで印字する記録ヘッドを
    有する印字手段と、この記録ヘッドを搭載したキャリッ
    ジを移動駆動するキャリッジ駆動手段とを備えた印字装
    置を制御する印字制御装置において、 前記キャリッジの移動量に比例する数のパルス信号を発
    生するパルス信号出力手段と、 前記パルス信号出力手段から受けるパルス信号の立上が
    りと立下がり毎に、最新の1周期分の「H」レベル時間
    と「L」レベル時間とからなる1周期の時間を演算する
    周期演算手段と、 前記周期演算手段から1周期の時間を受ける毎に、その
    1周期時間を印字解像度に応じた所定数で均等分割して
    ドット印字の印字周期を演算する印字周期演算手段と、 前記パルス信号の立上がり信号と立下がり信号との何れ
    か一方である基準信号を受ける毎に、その基準信号を基
    準印字タイミングとして、印字周期演算手段で演算され
    た印字周期とする複数の第1印字タイミングを決定する
    とともに、立上がり信号と立下がり信号との他方である
    副基準信号を受ける毎に、その副基準信号の入力後の最
    初の第1印字タイミングを副基準印字タイミングとし
    て、印字周期演算手段で演算された印字周期とする複数
    の第2印字タイミングを決定する印字タイミング決定手
    段と、 を備えたことを特徴とする印字制御装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス信号出力手段は、キャリッジ
    の移動方向と平行に設けられ、「H」レベル部と「L」
    レベル部とを交互に形成した帯状のエンコーダ部材と、
    エンコーダ部材に臨むようにキャリッジに固定的に設け
    られ、エンコーダ部材の「H」レベル部と「L」レベル
    部とを光学的に検出する光学センサとを備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の印字制御装置。
  3. 【請求項3】 ドットパターンで印字する記録ヘッドを
    有する印字手段と、この記録ヘッドを搭載したキャリッ
    ジを移動駆動するキャリッジ駆動手段とを備えた印字装
    置を制御する印字制御装置において、 前記キャリッジの移動量に比例する数の第1パルス信号
    及び第2パルス信号であって、所定位相分だけ位相が相
    互に異なる第1パルス信号及び第2パルス信号を発生す
    るパルス信号出力手段と、 前記パルス信号出力手段から受ける第1,第2パルス信
    号の立上がりと立下がり毎に、各パルス信号の最新の1
    周期分の「H」レベル時間と「L」レベル時間とからな
    る1周期の時間を演算する周期演算手段と、 前記周期演算手段から1周期の時間を受ける毎に、その
    1周期時間を印字解像度に応じた所定数で均等分割して
    ドット印字の印字周期を演算する印字周期演算手段と、 前記第1パルス信号の立上がり信号と立下がり信号との
    何れか一方である基準信号を受ける毎に、その基準信号
    を基準印字タイミングとして、印字周期演算手段で演算
    された印字周期とする複数の印字タイミングを決定する
    とともに、その基準信号に後続する第2パルス信号の立
    上がり信号と立下がり信号との何れか一方である副基準
    信号と、第1パルス信号の立上がり信号と立下がり信号
    との他方である副基準信号と、第2パルス信号の立上が
    り信号と立下がり信号との他方である副基準信号とを順
    次受ける毎に、その副基準信号の入力後の最初の印字タ
    イミングをその副基準印字タイミングとして、印字周期
    演算手段で演算された印字周期とする複数の印字タイミ
    ングを決定する印字タイミング決定手段と、 を備えたことを特徴とする印字制御装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス信号出力手段は、キャリッジ
    の移動方向と平行に設けられ、「H」レベル部と「L」
    レベル部とを交互に形成した帯状のエンコーダ部材と、
    エンコーダ部材に臨むようにキャリッジに固定的に設け
    られ、エンコーダ部材の「H」レベル部と「L」レベル
    部とを光学的に検出する2組の光学センサとを備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の印字制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エンコーダ部材に形成された「H」
    レベル部と「L」レベル部とは、キャリッジの移動方向
    に同一の所定幅であって、所定の印字解像度におけるド
    ット間隔の整数倍の所定幅に設定されたことを特徴とす
    る請求項2又は請求項4に記載の印字制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インクを記録媒体に
    向けて噴射して記録するインク噴射用の記録ヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に
    記載の印字制御装置。
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