JP3519965B2 - 携帯型電子機器の保護カバー装置及び該保護カバー装置を備えてなる携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型電子機器の保護カバー装置及び該保護カバー装置を備えてなる携帯型電子機器

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JP3519965B2 JP36234698A JP36234698A JP3519965B2 JP 3519965 B2 JP3519965 B2 JP 3519965B2 JP 36234698 A JP36234698 A JP 36234698A JP 36234698 A JP36234698 A JP 36234698A JP 3519965 B2 JP3519965 B2 JP 3519965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、携帯型電子機器の外面に密着し
着脱自在に装着される携帯型電子機器の保護カバー装
置及び該保護カバー装置を備えてなる携帯型電子機器
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器はA4やB5サイズ
を含むノート型への小型化が進み、より携帯性が向上し
ている。それはいつでもどこでも情報等を参照したり、
取り出したり、加工したりすることが必要となってきた
ためである。その反面、電子機器を持ち運びすると外部
から衝撃を受けたりすることが多々発生する。そのた
め、このような衝撃を防ぐための保護カバーが種々考え
出されている。
【0003】例えば、特開平9−305265号公報や
特開平10−201512号公報に示されている保護カ
バーがそれである。
【0004】特開平9−305265号公報には、ノー
ト型パソコンを持ち運ぶ時の衝撃による破損を防ぐため
の保護具であるノート型パソコン用カバーが開示されて
いる。具体的には本体は表カバー、裏カバー、背カバー
からなり、それらには衝撃を吸収するための衝撃吸収材
を用い、裏カバーに本体を閉じるためのベルトを設けた
構造となっている。
【0005】特開平10−201512号公報には、携
帯型コンピュータ等の電子機器を持ち運ぶ時の衝撃によ
る破損を防ぐための保護具であるケースが開示されてい
る。具体的には紙によるシステム手帳と同様の構造を有
しており、単なる保護携帯ケースとしてだけではなく、
ケースと一体にしてシステム手帳の機能を持たせた構造
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の技術においては、なお以下のような課題を有してい
る。
【0007】前記特開平9−305265号公報に開示
されているノート型パソコン用カバーや特開平10−2
01512号公報に開示されているシステム手帳の機能
を持たせたケースは、何れも携帯型の電子機器を保護す
る保護カバーとしての役割は果たしている。しかし、そ
れらはあくまでも携帯型の電子機器を保護するにとどま
り、携帯時に必要な付属品は携帯型電子機器とともに別
の保護カバーに収納していた。そのため、保護カバーを
開けて携帯型の電子機器を使用する場合には、その都度
付属品を携帯型の電子機器に接続しなければならないと
いう問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、携帯型の電子
機器の外面に着脱自在に装着され、その外面にかかる衝
撃を吸収するとともに、前記携帯型の電子機器と電気的
に接続される接続端子を設けたことを特徴とする保護カ
バーを提供し、さらに携帯型の電子機器本体の外面に第
1接続端子を設け、かつ保護カバーの機器本体の第1接
続端子に対向する位置に第2接続端子を設け、その保護
カバーを機器本体の外面に着脱自在に装着させること
で、その外面にかかる衝撃を吸収するとともに、第1接
続端子と第2接続端子を電気的に接続できることを特徴
とする保護カバーを有する電子機器をを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
少なくとも上筐体および下筐体からなり開閉構造を有す
る携帯型電子機器の上筐体の上面を含む角部を覆う第1
の保護部および下筐体の底面を含む角部を覆う第2の保
護部を有し、携帯型電子機器の上筐体に第1の保護部
を、携帯型電子機器の下筐体に第2の保護部を、それぞ
れ密着取り付けによって着脱自在とし、第1の保護部は
携帯型電子機器の上筐体の開閉に連動し開閉いずれの状
態でも携帯型電子機器の上筐体の上面を保護する携帯型
電子機器の保護カバーであって、携帯型電子機器と電気
的に接続されるバッテリーと、携帯型電子機器の接続端
子と対向する位置に接続端子を有し、携帯型電子機器の
接続端子と保護カバーに設けられた接続端子とを嵌合さ
せることで携帯型電子機器とバッテリーとを電気的に接
続し、携帯型電子機器を開閉する際には、第1の保護部
は上筐体と、第2の保護部は下筐体と、それぞれ一体と
なって連動開閉することを特徴とする携帯型電子機器の
保護カバー装置である。
【0010】また、請求項2に係る発明は、少なくとも
上筐体および下筐体からなる開閉構造を有し、装置本体
の外面に第1の接続端子が設けられてなる携帯型電子機
器であって、該携帯型電子機器の上筐体の上面を含む角
部を覆う第1の保護部、および下筐体の底面を含む角部
を覆う第2の保護部を有し、携帯型電子機器の上筐体に
第1の保護部を、携帯型電子機器の下筐体に第2の保護
部を、それぞれ密着取り付けによって着脱自在とし、第
1の保護部は携帯型電子機器の上筐体の開閉に連動し開
閉いずれの状態でも携帯型電子機器の上筐体の上面を保
護する携帯型電子機器の保護カバーとを備え、該保護カ
バーには、前記携帯型電子機器と電気的に接続されるバ
ッテリーと、該バッテリーに電気的に接続され、かつ前
記携帯型電子機器の第1の接続端子に対向する位置に設
けられた第2の接続端子とを備え、前記携帯型電子機器
に設けられた第1の接続端子と前記保護カバーに設けら
れた第2の接続端子とを嵌合させることで、前記携帯型
電子機器とバッテリーとを電気的に接続し、携帯型電子
機器を開閉する際には、保護カバーの第1の保護部は上
筐体と、第2の保護部は下筐体と、それぞれ一体となっ
て連動開閉することを特徴とする携帯型電子機器の保護
カバー装置を備えた携帯型電子機器である。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における保護カバ
ー及びその保護カバーを有する電子機器の実施形態に関
して図面を用いて説明する。
【0016】図1は、本発明における保護カバーとその
保護カバーで保護する携帯型の電子機器の一例を示した
斜視図である。
【0017】下記の記載においては、その説明を分かり
やすくするために携帯型の電子機器としては2つ折り構
造を有する、いわゆるラップトップ型と呼ばれるパーソ
ナルコンピュータまたはさらに軽量なノートブック型と
呼ばれるパーソナルコンピュータを対象とする。尚、本
発明の対象とする電子機器は携帯型に限らず、それ以外
のものであってもよい。
【0018】図1の(a)には、携帯型の電子機器1を
示し、(b)にはそれを保護するための保護カバー2が
示されている。
【0019】携帯型の電子機器1は、フラットディスプ
レイ等を含む表示手段がある側110とキーボードやタ
ッチパネル等の入力手段がある側120が蝶番部分13
1で一体となっており、開閉構造を有する折り畳みが可
能な構造となっている。さらに、キーボードやタッチパ
ネル等の入力手段がある側120の裏側には、保護カバ
ー2と電気的に接続するためのコネクタを差し込むため
の差込口140が設けられているものとする。
【0020】保護カバー2は、上側カバー210と下側
カバー220をそれぞれのカバーが有するヒンジ部21
1、221を組み合わせて、そのヒンジ回転で動作する
仕組みとなっている。さらに下側カバー220には上記
携帯型の電子機器1と電気的に接続するためのコネクタ
240が設けられている。さらに下側カバー220内部
には、前記コネクタ240を介して携帯型の電子機器1
と電気的に接続させる拡張ユニット230が内蔵されて
いる。
【0021】尚、装着方法や各部品の詳細な内容は後述
する。
【0022】次に、保護カバー2の構造について説明す
る。
【0023】図2及び図3は、本発明における保護カバ
ーの構造を示した平面展開図である。
【0024】図2は保護カバーの上側カバー部分の構造
を示しており、(a)は上側カバーの平面図、(b)は
上側カバーを奥から見た側面図、(c)は上側カバーを
手前から見た側面図である。
【0025】また、図3は保護カバーの下側カバー部分
の構造を示しており、(a)は下側カバーの平面図、
(b)は下側カバーを奥から見た側面図、(c)は下側
カバーを手前から見た側面図である。
【0026】尚、本発明における保護カバー2の材料
は、保護するための携帯型の電子機器1にかかる衝撃を
吸収するため、エラストマー等の弾性材料を用いて構成
されているものとする。しかし、このエラストマー以外
の弾性材料やプラスチック等の材料であってもよく、本
発明の目的を達成することができる材料であれば何れの
ものでも構わない。
【0027】上側カバー210は、保護する携帯型の電
子機器1の全面を覆ってしまうような形状でもよいが、
携帯型の電子機器1を使用中または使用直後等は熱を発
しており、この熱を逃げやすくするための形状としてい
る。
【0028】図2(a)に示した上側カバー210にお
いては、携帯型の電子機器1の四隅部分を覆う形状に
し、上側カバー210の奥や手前部分を切り込み、保護
する携帯型の電子機器1を適度に露出させた形状にして
いる。上側カバー210の切り込み形状210a、21
0bは、エラストマー等の弾性材料でなされており変形
や加工が容易なため自由な形状にできるものとする。さ
らに、携帯時に比較的よく持ち手が触れる部分等の切り
込みを減らした保護カバー2にしておくと、携帯型の電
子機器1を長時間使用した直後に保護カバー2を手で持
っても直接携帯型の電子機器1の熱さは感じにくくな
り、携帯しやすくなる。
【0029】図2(a)では、上側カバー210の奥側
の切り込み部分210bよりも手前側の切り込み部分2
10aの方を大きく露出しているが、逆に奥側の切り込
み部分210bの方を大きく露出したり、均等に露出す
る形状にしてもよく、何れの形状でも構わない。
【0030】また、図2(a)、(b)に示されている
ように、上側カバー210の奥側には、後述するが下側
カバー220及び保護する携帯型の電子機器1と結合す
るためのヒンジ回転穴211を設けている。
【0031】一方、下側カバー220には、拡張ユニッ
ト230として、ここでは携帯型の電子機器1用のバッ
テリーが内蔵されているものとする。その携帯型の電子
機器1用のバッテリー230と携帯型の電子機器1本体
とを接続するためのバッテリーコネクタ240が設けら
れている。携帯型の電子機器1用のバッテリー230
は、下側カバー220に内蔵され一体化されており、下
側カバー220の表面からは突出していない構造となっ
ている。このバッテリー230の一部からは、保護する
携帯型の電子機器1と装着するためバッテリーコネクタ
40が下側カバー220の表面に突出している。
【0032】また、図3(a)、(b)に示されている
ように、下側カバー220の奥側には、後述するが上側
カバー210及び保護する携帯型の電子機器1と結合す
るためのヒンジ回転穴221を設けている。
【0033】図4は、上記図1の本発明における保護カ
バーの一例を示した斜視図を少し詳細にしたものであ
る。
【0034】尚、ここでは上記図1のところで説明した
内容は省略する。
【0035】図示しているように、上側カバー210
は、保護する携帯型の電子機器1の開閉時に保護カバー
2と携帯型の電子機器2の手前側が離脱してしまうこと
を防ぎ、また、携帯型の電子機器1を保護カバー2に装
着した装着面の側面を支えるために、上側カバー210
の側面や手前周辺部分に側面保護部212を設けてい
る。
【0036】上側カバー210と保護する携帯型の電子
機器1との装着方法の一例を説明する。
【0037】ここでは図示していないが、上側カバー2
10の側面と手前周辺部分に設けた側面保護部212の
一部を、携帯型の電子機器1のフラットディスプレイ等
を含む入力手段がある側110側面のキャビネットの継
ぎ目等にはめ込むことができるぐらい、その先端だけを
内側に逆L字型に折り曲げる。この側面保護部212の
逆L字型にした先端をキャビネットの継ぎ目等にはめ込
むことで、上側カバー210と携帯型の電子機器1を装
着することができる。尚、装着方法及びその構造に関し
ては、上述した方法や構造に限定せず、その他の装着方
法や構造であっても構わない。
【0038】図示しているように、下側カバー220に
は、保護する携帯型の電子機器1と接続するためのバッ
テリーコネクタ240がその表面に突出している。この
バッテリーコネクタ240を、携帯型の電子機器1のキ
ーボードやタッチパネル等を含む入力手段がある側12
0の裏面にあるバッテリーコネクタ240の差込口14
0に差し込むことで、下側カバー220と携帯型の電子
機器1とを装着することができる。
【0039】また、保護カバー2のバッテリーコネクタ
240と、携帯型の電子機器1のバッテリーコネクタ2
40の差込口140による装着手段に加えて、保護カバ
ー2で保護している携帯型の電子機器1を上方に引っ張
り上げても離脱しないよう携帯型の電子機器1の装着面
の側面と手前周辺部分を支えるために、下側カバー22
0の側面や手前周辺部分に側面保護部222を設けてい
る。
【0040】下側カバー220と保護する携帯型の電子
機器1との装着方法の一例を説明する。
【0041】ここでは図示していないが、下側カバー2
20の側面と手前周辺部分に設けた側面保護部222の
一部を、携帯型の電子機器1のキーボードやタッチパネ
ル等がある側120側面にあるキャビネットの継ぎ目等
にはめ込むことができるぐらいの先端だけを内側に逆L
字型に折り曲げる。この側面保護部222の逆L字型に
した先端をキャビネットの継ぎ目等にはめ込むことで、
下側カバー220と携帯型の電子機器1を装着すること
ができる。尚、装着方法及びその構造に関しては、上述
した方法や構造に限定せず、その他の装着方法や構造で
あっても構わない。
【0042】また、側面保護部222は、下側カバー2
20の側面や手前周辺部分の全面を覆ってしまうような
形状でもよい。しかし、通常、携帯型の電子機器1等は
側面や背面等に各種接続ケーブルやモデムカード等の差
し込み口が設けられている場合が多いため、図に示すよ
うに下側カバー220の側面220b、220dや奥周
辺部分220c等には、携帯型の電子機器1の側面や背
面等にある差し込み口を塞がないようにしている(尚、
正面220aにも差し込み口があるものもあるので、こ
こでは正面にも隙間を設けている。)。これによって、
携帯型の電子機器1と保護カバー2とをはずすことなく
装着したままで携帯型の電子機器1を使用することがで
きる。
【0043】また、図4では、保護カバー2の上側カバ
ー210にあるヒンジ回転穴211と、下側カバー22
10にあるヒンジ回転穴221と、携帯型の電子機器1
の蝶番部分にあるヒンジ回転穴131(図1を参照)と
を結合するためのヒンジ回転軸310が示されている。
【0044】ヒンジ回転軸310で保護カバー2と携帯
型の電子機器1と装着する方法の一例を説明する。
【0045】その方法は、まず下側カバー220の上
面に携帯型の電子機器1を載せ、その機器1側のヒン
ジ回転穴131の両端外側に下側カバー220のヒンジ
回転穴221を揃え、さらに下側カバー220に上側
カバー210を取付け、下側カバー220のヒンジ回
転穴221の両端外側に上側カバー210のヒンジ回転
穴211を揃え、その後外側のヒンジ回転穴から順に
ヒンジ回転軸310を差し込む、の手順で実現する。こ
れで、保護カバー2と携帯型の電子機器1の装着が完了
する。携帯型の電子機器1の使用時は、フラットディス
プレイ等を含む表示手段がある側110とキーボードや
タッチパネル等を含む入力手段がある側120を開くこ
とで保護カバー2から取り外すことなく操作ができる。
また、使用後はフラットディスプレイ等を含む表示手段
がある側110とキーボードやタッチパネル等を含む入
力手段がある側120を閉じる。これによって、常に携
帯型の電子機器1を傷や衝撃等から保護することができ
る。
【0046】図5は、本発明における保護カバーに携帯
型の電子機器を保護するために収納した状態の一例を示
した図である。
【0047】図5の(a)は収納した状態での側面図で
あり、(b)は収納した状態での断面図の一例である。
【0048】図5(a)では、保護カバー2と携帯型の
電子機器1が、それぞれのヒンジ回転穴3にヒンジ回転
軸310を差し込み、保護カバー2と携帯型の電子機器
1が装着し結合された状態を示している。
【0049】図5(b)では、保護カバー2の下側カバ
ー220の内部に携帯型の電子機器1用のバッテリー2
30が内蔵され一体化しており、下側カバー220の表
面に突出していない状態を示している。またバッテリー
230の一部が、バッテリーコネクタ240として下側
カバー220の表面に突出しており、保護している携帯
型の電子機器1の裏側にあるバッテリーコネクタ240
の差込口140に差し込み装着した状態を示している。
【0050】いずれの場合においても、矢印X方向に上
側カバー210を動作させることで開閉ができる。
【0051】ここでは図示しないが、例えば、上側カバ
ー210に携帯型の電子機器1用のバッテリー230を
内蔵することも可能である。
【0052】また、図示はしていないが、上側カバー2
10と下側カバー220の両方に携帯型の電子機器1用
のバッテリー230を内蔵し、それぞれにバッテリーコ
ネクタ240を設け表面に突出させ、さらに携帯型の電
子機器1のキーボードやタッチパネル等を含む入力手段
がある側120とフラットディスプレイ等を含む表示手
段がある側110の裏側両方にバッテリーコネクタ24
0の差込口140を設け、バッテリーコネクタ240を
差し込むと、保護カバー2全体のバッテリー容量を増や
すことができる。
【0053】このように保護カバー2の上側カバー21
0と下側カバー220のそれぞれにバッテリー230を
内蔵すると、携帯型の電子機器1の稼動時間が延びる利
点が得られる。
【0054】ところで、上述したように、保護カバー2
と携帯型の電子機器1にヒンジ回転穴3を設けヒンジ回
転軸310でもって保護カバー2と携帯型の電子機器1
を結合しなくても、保護カバー2にあるそれぞれのバッ
テリーコネクタ240を、携帯型の電子機器1のバッテ
リーコネクタ240の差込口140にそれぞれ差し込む
ことで、保護カバー2に携帯型の電子機器1を装着する
ことができる。
【0055】この結果、保護カバー2の上側カバー21
0の側面や手前周辺部分に側面保護部212を設けた
り、下側カバー220の側面や手前周辺部分に側面保護
部222を設けたりしなくても、上下に設けたコネクタ
のみで装着できるため、側面保護部212、222を設
けない平面の上側カバー210と下側カバー220でも
構わない。
【0056】このように側面保護部212、222を設
けない場合は、携帯型の電子機器1の側面等を傷つけた
りしないように保護カバー2は、携帯型の電子機器1の
表面積よりも一回り大きいものを使用する。それによっ
て、携帯型の電子機器1の側面等を保護することができ
るので携帯型の電子機器1を傷や衝撃等から保護する能
力は損なわない。
【0057】上記説明では、コネクタは下側カバー22
0や上側カバー210の底面に設けたものとして説明し
てきたが、コネクタの設置位置としては底面だけでな
く、側面、背面、正面のいずれであってもよいし、さら
にその個数も1個でなく、複数個設けられていてもよ
い。
【0058】また、上記説明では、下側カバー220や
上側カバー210に携帯型の電子機器1用のバッテリー
230を拡張ユニットとして内蔵している保護カバー2
について記載したが、拡張ユニットとしてはこのように
携帯型の電子機器1用のバッテリー230に限定される
ものではない。例えば、フロッピーディスク、ハードデ
ィスク、CD−ROMやMDやDVD等の光ディスク、
ICカード等の各種記憶装置関連のドライバ、モデムや
携帯電話等の通信装置関連のユニット、プリンタ等の出
力装置関連のユニット、TVチューナー等を内蔵したも
のでもよく、それらを各々差し替えたりあるいは同時に
2つ以上の機能を内蔵する構造であってもよい。これに
よって、ユーザのニーズに合った機能拡張が可能でとな
る。例えば、下側カバー220に携帯型の電子機器1用
のバッテリー230を内蔵させ、上側カバー210にフ
ロッピーディスクのドライバのコネクタを設けることで
保護カバー2に携帯型の電子機器1を装着することがで
き、携帯型の電子機器1とフロッピーディスクドライバ
を同時に使用することができる。
【0059】また、本発明の保護カバー2は携帯型の電
子機器1を携帯する際に使用することが多いので、保護
カバーの色や、素材、デザイン等を自由に変えること
で、服を着替えるようにユーザの好みに合った保護カバ
ー2の外観デザインを提供することが可能である。例え
ば、保護カバー2の色や素材には、収納した携帯型の電
子機器1の色が、保護カバー2の上から透過して識別で
きるような半透明の色で、弾性材料でなされたものでも
可能である。
【0060】尚、以上の説明では、本発明の保護カバー
2に収納される携帯型の電子機器1は、表示手段の部分
と入力手段の部分の2つが開閉構造を有する折り畳みが
可能ないわゆるラップトップ型と呼ばれるパーソナルコ
ンピュータまたはさらに軽量なノートブック型と呼ばれ
るパーソナルコンピュータの携帯型の電子機器1の例に
ついて説明を行ってきたが、保護カバー2に収納される
携帯型の電子機器1は、ノートブック型パーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ、ファクシミリ等の電子機
器で保護カバーに収納可能な携帯することができるもの
であれば何れのものでも構わない。
【0061】また、対象とする携帯型の電子機器1は上
記のように2つ折りの構造を成すものでなくてもよい。
例えば、表示一体型のタブレットを備えた開閉構造を有
していない携帯型の電子機器1であってもよい。その場
合には、保護カバー2の上側カバー210は平面形状の
ものであってもよい。
【0062】さらに、本発明の構成からすると対象とす
る電子機器1は携帯型、つまり持ち運びできるものに限
らず、卓上タイプの据え置きのものであってもよい。こ
れによって、障害物の衝突を防いだりすることもできる
ためである。
【0063】以上、本発明における特徴をまとめると以
下のようになる。
【0064】(1)保護カバーは、電子機器の外面に着
脱自在に装着され、その外面にかかる衝撃を吸収すると
ともに、機器と電気的に接続される接続端子を設けてい
るので、機器本体に密着する形で装着できる。また、保
護カバーは弾性材料でなされていることから、変形や加
工が容易なため自由な形状に成型できる。
【0065】(2)保護カバーは、開閉構造を有する少
なくとも2つの筐体でなされて構成されているので、電
子機器の使用時は、筐体を開き保護カバーから取り外す
ことなく機器の操作ができ、また、使用後は筐体ととも
に保護カバーを閉じると、常に機器を傷や衝撃等から保
護することができる。また、保護カバーの組み立て等も
容易に行える。
【0066】(3)保護カバーには、さらに内部に拡張
ユニットも備えられているため、携帯時に保護カバーを
開けて電子機器を使用する場合、その都度拡張ユニット
を接続せずにそのまま使用することができる。
【0067】(4)保護カバーは、切り込み部を備えて
いることから、電子機器の使用中または使用直後等は熱
を発しており、この熱を逃げやすくしているため、手で
持っても直接電子機器の熱さは感じにくくなり、携帯し
やすくなる。
【0068】(5)電子機器本体の外面に第1接続端子
を設け、その機器本体の外面に着脱自在に装着され、そ
の外面にかかる衝撃を吸収するとともに、機器本体に対
向する位置に第2接続端子を設け、かつ内部に拡張ユニ
ットを有する保護カバーとで構成することで、第1接続
端子と第2接続端子を電気的に接続して保護カバーを機
器本体に装着しているので、保護カバーは電子機器の本
体に密着する形で装着でき、携帯時に保護カバーを開け
て機器を使用する場合、その都度拡張ユニットを接続す
る必要がなく、拡張ユニットとともに機器を使用するこ
とができる。
【0069】(6)保護カバーの拡張ユニットは、電子
機器周辺の装置を含むものであるので、例えばバッテリ
ーの場合には電子機器の電源が容易に確保できる。
【0070】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0071】
【発明の効果】本発明の請求項1及び2に記載の携帯型
電子機器の保護カバー装置及び該保護カバー装置を備え
てなる携帯型電子機器は、保護カバー装置が携帯型電子
機器の外面に密着して着脱自在に装着されるので、その
外面にかかる衝撃を吸収することができる。併せて、機
器と電気的に接続される接続端子を設けているので、こ
の接続端子は、上述の通り携帯型電子機器の外面に密着
して装着することが可能となり、極めて良好な電気的動
作を得ることができる。 また、保護カバー内にバッテリ
ーも備えられているため、携帯時に保護カバーを開けて
携帯型電子機器を使用する場合、その都度バッテリーを
接続せずにそのまま使用することができ、携帯型電子機
器の電源を容易に確保できる。さらに、本発明の特徴で
ある、携帯型電子機器の上筐体に第1の保護部を、携帯
型電子機器の下筐体に第2の保護部を、それぞれ密着取
り付けによって着脱自在とする構成は、保護カバーと電
子機器が簡単に離脱してしまうトラブルを防止し、併せ
て、携帯型電子機器を開閉する際には、第1の保護部は
上筐体と、第2の保護部は下筐体とが、それぞれ一体と
なって連動開閉する構成は、電子機器の保護機能を維持
しつつ、使用者にとっての使い勝手をほとんど損なわせ
ないという効果を奏するものである。
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における保護カバーとその保護カバーで
保護する携帯型の電子機器の一例を示した斜視図であ
る。
【図2】本発明における保護カバーの上側カバーの構造
を示した平面展開図である。
【図3】本発明における保護カバーの下側カバーの構造
を示した平面展開図である。
【図4】本発明における保護カバーの一例を示した図1
を詳細化した斜視図である。
【図5】本発明における保護カバーに携帯型の電子機器
を収納した状態の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 携帯型の電子機器 110 携帯型の電子機器のフラットディスプレイ等を
含む表示手段がある側 120 携帯型の電子機器のキーボードやタッチパネル
等を含む入力手段がある側 140 バッテリーコネクタの差込口 2 保護カバー 210 上側カバー 220 下側カバー 230 携帯型電子機器用のバッテリー 240 バッテリーコネクタ 3 ヒンジ(ヒンジ回転穴)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−325915(JP,A) 特開 平10−301684(JP,A) 特開 平10−91303(JP,A) 国際公開98/013743(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上筐体および下筐体からなり
    開閉構造を有する携帯型電子機器の上筐体の上面を含む
    角部を覆う第1の保護部および下筐体の底面を含む角部
    を覆う第2の保護部を有し、 携帯型電子機器の上筐体に第1の保護部を、携帯型電子
    機器の下筐体に第2の保護部を、それぞれ密着取り付け
    によって着脱自在とし、 第1の保護部は携帯型電子機器の上筐体の開閉に連動し
    開閉いずれの状態でも携帯型電子機器の上筐体の上面を
    保護する携帯型電子機器の保護カバーであって、携帯型
    電子機器と電気的に接続されるバッテリーと、携帯型電
    子機器の接続端子と対向する位置に接続端子を有し、 携帯型電子機器の接続端子と保護カバーに設けられた接
    続端子とを嵌合させることで携帯型電子機器とバッテリ
    ーとを電気的に接続し、 携帯型電子機器を開閉する際には、第1の保護部は上筐
    体と、第2の保護部は下筐体と、それぞれ一体となって
    連動開閉することを特徴とする携帯型電子機器の保護カ
    バー装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも上筐体および下筐体からなる
    開閉構造を有し、装置本体の外面に第1の接続端子が設
    けられてなる携帯型電子機器であって、 該携帯型電子機器の上筐体の上面を含む角部を覆う第1
    の保護部、および下筐体の底面を含む角部を覆う第2の
    保護部を有し、 携帯型電子機器の上筐体に第1の保護部を、携帯型電子
    機器の下筐体に第2の保護部を、それぞれ密着取り付け
    によって着脱自在とし、 第1の保護部は携帯型電子機器の上筐体の開閉に連動し
    開閉いずれの状態でも携帯型電子機器の上筐体の上面を
    保護する携帯型電子機器の保護カバーとを備え、該保護
    カバーには、前記携帯型電子機器と電気的に接続される
    バッテリーと、該バッテリーに電気的に接続され、かつ
    前記携帯型電子機器の第1の接続端子に対向する位置に
    設けられた第2の接続端子とを備え、 前記携帯型電子機器に設けられた第1の接続端子と前記
    保護カバーに設けられた第2の接続端子とを嵌合させる
    ことで、前記携帯型電子機器とバッテリーとを電気的に
    接続し、 携帯型電子機器を開閉する際には、保護カバーの第1の
    保護部は上筐体と、第2の保護部は下筐体と、それぞれ
    一体となって連動開閉することを特徴とする携帯型電子
    機器の保護カバー装置を備えた携帯型電子機器。
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