JP3518118B2 - 電気化学的濃度測定方法 - Google Patents
電気化学的濃度測定方法Info
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Description
にあたり、簡単な構成でありながら、高精度測定が可能
な、電極を利用して電流量変化、電位変化等の種々の変
化量を検出する電気化学的濃度測定装置および測定方法
に関するものである。
を組み合わせたバイオセンサーは、高感度かつ高選択的
な分析デバイスとして広く研究されてきている。その原
理は、酵素反応で消費される、あるいは生成する物質の
量を測定することで基質に対する物質情報を得るという
ものである。例えばグルコース酸化酵素を電極上に固定
化した固定化酵素電極を用いたバイオセンサーでは、酵
素を触媒とするグルコースの酸化反応で生成する過酸化
水素を電流検出することにより、測定溶液中のグルコー
ス濃度を求めることができる。
ーラー等の均一混合手段を備えたバッチ式セルに測定電
極を備え試料を緩衝液と均一に混合して測定するバッチ
式測定装置、また連続する緩衝液等の移動相の流れに試
料を注入しフローセルに装着された検出電極で測定を行
うフロー式測定装置等が知られている。例えば、特開昭
52−123695号では撹拌機構を備えたバッチ式測
定セルに試料注入を行い測定する装置が開示されてい
る。注入された試料は撹拌機構により予め測定セルに貯
留された一定容量の緩衝液等と均一に混合され検出電極
で試料に対する応答値を得る。また、特開昭59−20
2066号では緩衝液を移動相としてポンプ等の送液機
構でフローセルに供給し、試料注入口より注入した試料
を移動相の流れに乗せてフローセルまで搬送して応答値
を得るフロー式計測装置が開示されている。
59366号では試料を直接測定電極と接触させて簡便
に測定を行う装置が開示されている。
123695号で開示されているように、撹拌機構を備
えたバッチ式測定装置の場合、測定精度を確保するため
には緩衝液と試料液は瞬時に混合均一化される必要があ
り、また電極出力値の時間的変化量や平衡状態での電極
出力値の何れを用いて測定する場合でも電極に接する溶
液の均一な流れが求められ撹拌精度等の確保が必要とな
り装置の複雑化が避けられない。
撹拌機構で混合されながら測定電極と接触するので、秒
単位の迅速な電極出力値変化を知りたい場合には試料が
完全に緩衝液と混合されるまでの時間の出力値は不確か
なものとなってしまうという問題点があった。また、特
開昭59−202066号で開示されているようなフロ
ー式計測装置の検出器としてアンペロメトリック検出電
極を用いた場合でも、フローインジェクション分析装置
は注入された試料が移動層の流れによって希釈されなが
ら検出部まで移送されるので流量精度を確保するために
ポンプにコストがかかる欠点があった。またバッチ式測
定装置と同様に注入する試料の容量も正確に制御しなけ
ればならないという欠点がある。
料液をそのまま検出電極に接触させるように装置を構成
すれば確かに溶液の撹拌や送液が不要になるが、試料液
が検出電極に接触しだすとともに応答値が出力されるこ
ととなるので試料液に電極部を浸漬する際の試料液の急
激な動きが応答値に影響を与えてしまい精度良い測定が
できない。
のであり、少なくとも作用電極を備え、電流量変化、電
位変化等の種々の電気的変化量を求めて濃度測定をおこ
なう装置において、より簡便な構成の装置とその装置を
用いた簡便な測定方法を提供することを目的とする。
測定方法は、少なくとも作用電極を有し、水密性を有す
る開閉可能な隔壁を持つ試料液を導入するための開口部
を有するセル室を備えた電気化学的濃度測定装置を使用
し、セル室内に緩衝液が充填され、かつ隔壁を閉鎖した
状態で隔壁の外側に試料が導入された状態の次に隔壁の
少なくとも一部を開放し作用電極と試料液を接触せしめ
て測定を行うことを特徴とする電気化学的濃度測定方法
である。
壁の開閉運動が隔壁面内方向で行われるように構成され
ることが、より精度の高い測定を行う上で好ましい。
も開閉運動中に開口部の縁部となる隔壁の端部に向かっ
て隔壁の肉厚が薄くなるよう構成されていることも、よ
り精度の高い測定を行う上で好ましい。上記電気化学的
濃度測定装置が、更に、開口部の外側に試料液を保持す
るための試料液室を更に備えることも、より精度の高い
測定を行う上で好ましい。
量変化、電位変化など種々の変化量を検出する検出電極
を用いることができるが、例えばアンペロメトリック検
出法で過酸化水素等を検出する場合には従来よく用いら
れている白金等の貴金属やまたフェロシアン化カリウ
ム、NADHなどの電極活性物質を測定する場合にはカ
ーボンなどをその官能部に持つことができる。
あるいは電極表面近傍にその電極で検出可能な物質が関
与する反応を触媒する酵素などの触媒物質を公知の方法
で固定化することにより、機能性酵素電極として利用す
ることもできる。利用可能な酵素の一例を挙げると、白
金等の電極素材で過酸化水素検出用作用電極を形成する
場合には、通常知られている過酸化水素生成型酸化還元
酵素例えば、グルコースオキシダーゼ(E.C.1.
1.3.4)、ヘキソースオキシダーゼ(E.C.1.
1.3.5)、ガラクトースオキシダーゼ(E.C.
1.1.3.9)、アルコールオキシダーゼ(E.C.
1.1.3.13)などを固定化して用いることが可能
である。これらの酵素を単独であるいは他の酵素と例え
ばグルコアミラーゼとグルコースオキシダーゼのように
過酸化水素生成型酸化還元酵素とその酵素の基質を生成
する酵素等を組み合わせて固定化することができる。固
定化酵素膜は電極感応部表面に直接あるいは選択透過膜
等の他の機能性膜を介して設置することが可能である。
電極形式および作用電極、対極と参照電極より構成され
る3電極形式の電気化学的濃度測定装置に適用可能であ
るが、その電極系の少なくとも作用電極を開閉可能な隔
壁で外側(外側に試料液室を有する場合はその試料液
室)と分離されるセル室内部に設置する。もちろん対
極、参照電極も必要であればセル室内部に設置すること
ができる。
定前に電極出力値を安定化させておく必要がある場合に
は電極系を構成するすべての電極をセル室内に配置する
ことが望ましい。セル室の構造は作用電極がその内部に
設置されており、電極表面あるいは電極表面近傍に酵素
を固定化してある場合には隔壁の開閉運動により固定化
膜が破損しない位置に設置することが望ましい。さら
に、隔壁により閉鎖されたセル室内部にその測定系に適
した緩衝液等の液体を保持し、かつ隔壁を閉鎖した状態
では隔壁の外側の試料液とお互いに混合汚染しない水密
性を持つ構造であることが望ましい。また、測定時に静
止した状態の試料液を得る上で、隔壁の外側に試料液室
を更に設けることが好ましい。隔壁の外側に試料液室を
設けないような場合は隔壁の外側に試料液を導入するこ
とになる。この試料液を導入することは少なくとも開口
部を試料液溜まりに浸けることを意味する。試料液溜ま
りとは容器等に貯留された試料であり、具体的にはビー
カー中の試料液から河川等の水まで想定されるものであ
る。
のように構成された測定装置のセル室に測定系に適した
緩衝液等の液体を充填する。充填する方法としては、セ
ル室用に開閉可能な供給口を別途設けて行っても良い
し、また、試料液を隔壁の外側に導入する前に緩衝液を
隔壁の外側に導入しておき、隔壁を開放することにより
セル室に充填を行っても良い。このような緩衝液の充填
と試料液の充填はその順序は問はず、装置構成によって
は同時に行うことも可能である。ここでは、以下、もっ
とも単純な構成で行える緩衝液の充填を先に行う方法に
ついて説明する。
等を内部に充填したセル室の隔壁を閉鎖しておき、さら
に、隔壁の外側に測定試料を導入する。試料液室を設け
た場合、試料液室の形状は特に問わないが、上部開放口
より試料液を滴下して充填を行い、測定後底部または側
面に設けた排出口を開放し排出する構造が簡便である。
導入時の液の動きが収まって、ほぼ静止状態になった
後、隔壁を開放して、試料液を作用電極に接触せしめ
る。従って、セル室及び隔壁の外側に液体が存在する状
態で隔壁が開口部を開放するので溶液の動きが急激にな
ることがなく、精度の良い測定が行える。試料液の導入
時の液の動きは必要ならば別途隔壁の外側に設けられた
検出手段により、その静止状態を知ることもできる。そ
のような検出手段としては流量計や圧力発信素子等が挙
げられる。
十分小さければ、セル室内の緩衝液と試料液の混合はほ
とんど測定速度に影響を与えない。従って、測定速度を
重視する場合には、セル室の容積は試料液室を設けた場
合、その0.001〜0.05倍の範囲であることが望
ましい。尚セル室の容積があまり小さすぎると隔壁の表
面で生じる層流が作用電極に過度の影響を与えるので後
述のセル室の奥行きや、開口部面積とともに、留意する
必要がある。
かに作用電極表面に到達するように、つまり、セル室内
での試料液の分散が速やかに行われる上で、隔壁に対し
て垂直方向のセル室の奥行きが0.1mm〜3mmであ
ることが望ましい。これは特に、隔壁に対して対向する
セル室の奥の壁面に作用電極が配置されている場合に特
に好ましい。
放する必要はなく、一部を開放し試料液を接触させるこ
ともできる。隔壁の開放運動により僅かに起こる液の動
きが試料液をセル室内の作用電極表面まで到達せしめ出
力値を与える。この時に起こる液の動きはなるべく静か
に、かつ一様な動きを起こさせることが肝要であり、そ
のためには隔壁がその隔壁面内で開閉運動を行うことが
望ましい。つまり隔壁の開閉のための運動方向が隔壁面
内での摺動運動、言い換えれば引き戸的な運動(スライ
ド運動)であって、隔壁面に対して垂直方向に隔壁が動
作するような運動は好ましくはないことを意味する。
ならばバネ等による移動、モーター等による移動など各
種の方法で行うことができる。さらに、前記移動をする
隔壁の端部が不規則な乱流を起こさないように、少なく
とも開閉運動中に開口部の縁部となる隔壁の端部に向か
って隔壁の肉厚が薄くなるよう構成されていることが望
ましい。より好ましくは隔壁断面が流線形で滑らかなこ
とが好ましい。すなわち、溶液中を運動する隔壁の端部
の厚みが薄ければ、隔壁の移動が引き起こす液の動きは
滑らかな再現性のある動きとなり、電極出力値に不規則
な影響を与えることはない。
壁の開閉運動が垂直上下運動になるように配置すると良
い。電極出力値は、電極出力値の増加速度、電極出力値
の増加が飽和状態になった平衡電流値等、通常公知のデ
ータ処理方法を適用することが可能である。このように
構成された測定装置を用いて、上記の操作方法で測定を
行えば撹拌機構や送液機構等の複雑な機構を必要とせず
精度の良い測定を行うことが可能となる。
れに限定されるものではない。 〔実施例1〕本発明の一実施例を図について説明する。
図1は本発明の電気化学的濃度測定装置の一実施例の斜
視図であり、図2はその電気化学的濃度測定装置の展開
組み立て図である。図3及び図4はその電気化学的濃度
測定装置の縦断面図である。
極(1)、銀・塩化銀参照電極(2)、白金対極(3)
を備えた電極基板(4)に3電極配置部分に対応した箇
所に面積100mm2の開口部を持った厚さ0.25m
mのスペーサー(6)を設置してセル室(5)を構成し
た。ここでセル室(5)と開口部を厳密に定義するとセ
ル室(5)はスペーサー(6)に設けられた奥行き0.
25mm、容積は25μlの空洞部分であり、開口部と
はこの空洞部分の後述の隔壁(8)に対向している開口
面をいう。
ンとグルタルアルデヒドの混合水溶液を乾燥製膜した選
択透過膜を設け、さらにその上にグルコースオキシダー
ゼ、ウシ血清アルブミンとグルタルアルデヒドの100
mMリン酸緩衝液溶液を乾燥製膜した固定化酵素膜を設
けた。上記の3電極系を電極基板(4)に設置し各電極
系はポテンシオスタットに接続し、作用電極に対銀・塩
化銀電極0.6Vの電圧を引加し作用電極に流れる電流
値を電極出力値とした。
00mm2のセル室(5)を持つ厚さ0.25mmのス
ペーサー(6)を密着させた。さらにスペーサーの外周
に沿ってコ字型の枠体(7)を設置し、コ字型枠体の凹
部に一致する大きさの隔壁(8)を設置した。隔壁は上
下方向にモーター(図示省略)で30cm/秒の速度で
移動可能である。さらにその外側に隔壁の押さえ板
(9)を設置し、試料液室(10)を設けた。試料液室
の下部には弁機能を持った試料液導入・排出口(11)
が、上部には試料液導入時のオーバーフロー、試料液排
出時の空気穴として開放口(12)がある。尚、隔壁
(8)が下方にあってセル室(5)と試料液室(10)
を隔離している状態の測定装置の断面を図3に示し、隔
壁(8)が上方に移動してセル室(5)と試料液室(1
0)が接続した状態の測定装置の断面を図4に示してい
る。
の手順で試料の測定をおこなった。 1.隔壁(8)を引き上げて開放した状態で、試料液導
入・排出口(11)より100mMリン酸緩衝液を試料
液室(10)とセル室(5)に充填した。 2.隔壁(8)を閉鎖しセル室(5)内の緩衝液を保持
したまま、試料液室(10)内の緩衝液を排出した。 3.試料液室(10)に試料液を充填した。 4.試料液の動きが十分におさまってから、隔壁(8)
を開放し試料液を作用電極(1)と接触させた。 5.隔壁(8)の開放と同時に電極出力値の取り込みを
行い、最大電流増加速度を得た。 〔測定結果〕1mMグルコース溶液を6回測定した結果
得られた最大電流増加速度(nA/秒)は表1の通りで
あった。
加速度の平均変動率が5%以下と少なく安定した測定が
行えることが分かった。尚、例えば本実施例の装置の構
成を利用して、隔壁(8)を開放した状態で、試料液導
入・排出口(11)より試料液を導入しながら測定して
みた。この場合は、先に求めたような平均変動率は試料
液の導入時の圧力変動等のため測定不可能であった。す
なわち、このような方法では安定した測定は不可能であ
るということが確認できた。
がセル室と試料液室の隔壁のなす面内で鉛直方向に単板
が摺動して開閉運動を行う例であった。このような例以
外に開閉のための運動方向が隔壁面内での摺動運動、言
い換えれば引き戸的な運動をする例を、図5から図8に
示した。これらの図では簡単のために隔壁とセル室を示
し、他の部分は省略して示している。図5は第1の別の
隔壁の例の構成を閉の状態で正面から示した正面図。図
6はその第1の別の隔壁の例の構成を開の状態で正面か
ら示した正面図。この例では隔壁は2枚の板(8a)
(8b)から構成されこの2枚がそれぞれ逆の方向に隔
壁面内で直線運動して、セル室(5)を開閉するもので
ある。図7は第2の別の隔壁の例の構成を閉の状態で正
面から示した正面図。図8はその第1の別の隔壁の例の
構成を開の状態で正面から示した正面図。この例では隔
壁は2枚の板(8c)(8d)から構成されこの2枚が
一つの支点Cを中心に回動運動を行ってセル室(5)の
開閉動作をするものである。
部となる隔壁の端部に向かって隔壁の肉厚が薄くなるよ
う構成した隔壁の一例を図9に示した。図9は隔壁の一
例の断面図である。図に示すように、前記した如く開閉
運動中に開口部の縁部となる隔壁の下端部(8z)が端
部から4mm程度の間で削られて肉厚が薄くなるように
なっている。この隔壁を先の実施例で使用した隔壁
(8)の代わりに使用した場合は、最大電流増加速度の
平均変動率が更に低下し、より安定した測定が行えるこ
とが分かった。
ることにより、高精度に再現性の良い測定が簡便に行え
る。
施例の斜視図。
み立て図。
(8)が下方にある状態の縦断面図。
(8)が上方にある状態の縦断面図。
正面から示した正面図。
正面から示した正面図。
正面から示した正面図。
正面から示した正面図。
断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも作用電極を有し、水密性を有す
る開閉可能な隔壁を持つ試料液を導入するための開口部
を有するセル室を備えた電気化学的濃度測定装置を使用
し、セル室内に緩衝液が充填され、かつ隔壁を閉鎖した
状態で隔壁の外側に試料が導入された状態の次に隔壁の
少なくとも一部を開放し作用電極と試料液を接触せしめ
て測定を行うことを特徴とする電気化学的濃度測定方
法。 - 【請求項2】前記電気化学的濃度測定装置において、隔
壁の開閉運動が隔壁面内方向で行われることを特徴とす
る請求項1記載の電気化学的濃度測定方法。 - 【請求項3】前記電気化学的濃度測定装置において少な
くとも開閉運動中に開口部の縁部となる隔壁の端部に向
かって隔壁の肉厚が薄くなるよう構成されていることを
特徴とする請求項2記載の電気化学的濃度測定方法。 - 【請求項4】前記電気化学的濃度測定装置において開口
部の外側に試料液を保持するための試料液室を更に備え
たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の電気化学的濃度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34383895A JP3518118B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気化学的濃度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34383895A JP3518118B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気化学的濃度測定方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09184818A JPH09184818A (ja) | 1997-07-15 |
JP3518118B2 true JP3518118B2 (ja) | 2004-04-12 |
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ID=18364635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34383895A Expired - Fee Related JP3518118B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電気化学的濃度測定方法 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002048703A1 (fr) | 2000-12-13 | 2002-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element d'analyse, instrument de mesure et procede permettant de determiner la nature d'un substrat utilisant cet element d'analyse |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34383895A patent/JP3518118B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09184818A (ja) | 1997-07-15 |
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