JP3517845B2 - ガラス管の梱包装置 - Google Patents

ガラス管の梱包装置

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JP3517845B2 JP26826592A JP26826592A JP3517845B2 JP 3517845 B2 JP3517845 B2 JP 3517845B2 JP 26826592 A JP26826592 A JP 26826592A JP 26826592 A JP26826592 A JP 26826592A JP 3517845 B2 JP3517845 B2 JP 3517845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ガラス管を所定本数毎
にまとめて、まとめたガラス管列の各列間に緩衝材を介
在させながら包装容器に自動的に積層していくガラス管
の梱包装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、ガラス管製造工程で連続して管
引き製造されたガラス元管は、所定長毎に切断され、切
断後、所定の検査(外観、寸法、形状、キズ等)が行な
われ、不良品と判定されたガラス管は、選別除去され、
不良品がところどころ抜けた状態でガラス管がコンベア
により梱包工程へ送られ、包装容器に順次積層梱包され
る。 【0003】梱包工程へコンベアで送られてきたガラス
管を包装容器に順次積層梱包するに当たって、不良品の
抜けがランダムに存在することになるため、ガラス管の
抜けを吸収することが必要であり、そこで従来、1層分
に相当する所定本数分のガラス管を定量レール上に蓄積
し、この定量レールの前段に固定レールを設置し、定量
レールに所定本数のガラス管が蓄積されると、ゲートを
閉鎖して後続のガラス管を固定レール上に支受し、定量
レールへの侵入を阻止し、定量レール上のガラス管を移
送台に移載させ、この移送台を介して梱包する装置が提
案されている(例えば、特開昭51-95359号公報ご参
照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、コンベ
アで連続的に送られてくるガラス管を固定レール及び定
量レール上に連続状態で蓄積させており、ガラス管同士
の接触によるキズの発生やガラス管の傾きによる端面の
欠損等が発生する場合があった。 【0005】そこで、現状は、コンベアで送られてきた
ガラス管を作業者が1本づつ受け取ってその都度包装容
器に挿入配列して積層梱包しており、各層間にはダンボ
ール製の仕切り材を挿入して介在させているが、これで
は、作業者の労力負担が大であり、作業性もよくない。 【0006】本発明の目的は、コンベアで送られてくる
ガラス管の抜けを吸収しつつガラス管の損傷を防止して
所定本数のガラス管をまとめて、まとめたガラス管列の
各列間に緩衝材を介在させながら包装容器に自動的に積
層収容していくガラス管の梱包装置を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、無端状チエーンに所定間隔で取り付けら
れたアタッチメントを介してガラス管を1本づつ平行に
支受して搬送する連続駆動の供給コンベアと、供給コン
ベアのガラス管搬送方向の前方端部位におけるその搬送
方向が下向きとなる走行領域に受け取り位置が設定さ
れ、供給コンベアから所定本数のガラス管を順次受け取
って等ピッチで区画支受するための螺旋状溝を備え、略
水平かつ平行にしかも同調して回転停止制御可能に支持
された2本のセパレータ軸を有し、前記受け取り位置の
手前に設置されたガラス管検知センサを介して供給コン
ベアのアタッチメントに支受されて搬送されてくるガラ
ス管の有無を検知し、ガラス管有りのときには、2本の
セパレータ軸を1回転させて停止させ、ガラス管無しの
ときには、次のガラス管が搬送されてくるまで2本のセ
パレータ軸を停止待機させるガラス管定量取出し機構
と、前記セパレータ軸のガラス管支受ピッチと対応した
ピッチで所定本数のガラス管を区画支受する凹部を有す
る緩衝材を前記ガラス管定量取出し機構のガラス管搬送
方向の前方両側に設置された中継台へ1個づつ順次供給
する緩衝材供給機構と、前記セパレータ軸のガラス管支
受ピッチと対応したピッチで所定本数のガラス管を区画
支受する凹部を有する移載台を前記ガラス管定量取出し
機構と前記中継台との間で往復移動可能に配置し、前記
ガラス管定量取出し機構によるガラス管の所定本数取出
し終了毎に2本のセパレータ軸上から中継台の緩衝材上
へ所定本数のガラス管を移載する移載機構と、前記中継
台上の所定本数のガラス管を緩衝材と共に把持するチャ
ック手段を前記中継台と包装容器との間を往復移動可能
に配置し、前記移載機構の中継台への移載終了毎に前記
中継台上の所定本数のガラス管を緩衝材と共に包装容器
内へ底部から順に積層収容する積層収容機構とで構成し
たものである。ここで、上述の「ガラス管搬送方向の前
方」とは、ガラス管が搬送されて行く搬送先側、つまり
ガラス管搬送方向の下流側を意味する。 【0008】 【作用】供給コンベアのアタッチメントに支受されて搬
送されてくるガラス管の有無を、ガラス管検知センサに
より検知させ、ガラス管有りのときには、2本のセパレ
ータ軸を1回転させて停止させ、ガラス管無しのときに
は、次のガラス管が搬送されてくるまで2本のセパレー
タ軸を停止待機させるガラス管定量取出し機構を設けた
から、供給コンベアによるガラス管の抜けを吸収させて
所定本数づつガラス管を取り出させることができる。 【0009】ガラス管定量取出し機構に取り出した所定
本数のガラス管は、移載機構により中継台上の緩衝材上
へ移載され、さらに、積層収容機構により包装容器内へ
底部から積層収容され、これを反復して所定段数まで積
層収容し、この包装容器を排出して次の包装容器を供給
し、同様にガラス管の積層収容を行なう。所定段数まで
積層収容されて排出された包装容器は、蓋をされバンド
リングされて出荷され、または、保管される。 【0010】供給コンベアから供給されるガラス管は、
ガラス管定量取出し機構、移載機構、中継台及び積層機
構のいずれにおいても1本づつ区画支受させているた
め、損傷が防止されている。勿論、包装容器内において
も緩衝材によって各列毎に1本づつ区画支受されてお
り、損傷が防止されている。特に、包装容器内へガラス
管と緩衝材とを一緒に積層収容させたため、簡単な構成
で規則正しくガラス管と緩衝材とを積層収容させること
ができる。 【0011】 【実施例】図1は本発明に係るガラス管の梱包装置の全
体構成を示す概略斜視図であって、同図において、
(1)は供給コンベア、(2)はガラス管定量取出し機
構、(3)は緩衝材供給機構、(4)は移載機構、
(5)は積層収容機構を示している。 【0012】供給コンベア(1)は、連続駆動の無端状
チエーン(1a)に所定間隔で取り付けられたアタッチメ
ント(1b)を介してガラス管(a)を1本づつ平行に支
受して搬送するもので、通常、管引き機で連続的に製造
されるガラス元管を外観検査し、粗切断して不良品を除
去し、良品を再切断工程へ搬送して所定長に切断し、所
定の検査(寸法、形状、キズ等)を行なって、不良品を
除去した後の良品が上記供給コンベア(1)に供給され
てくる。そのため、供給コンベア(1)のアタッチメン
ト(1a)には、不良品が除去された部分が空の状態、即
ち、ガラス管(a)がところどころ抜けた状態でガラス
管(a)を搬送している。アタッチメント(1a)の支受
面には、ゴム等の緩衝材が接着されている。 【0013】ガラス管定量取出し機構(2)は、図1に
示すように、左右同一構造であって、その一方につい
て、図2により説明する。ガラス管定量取出し機構
(2)は、図2の(A)(B)に示すように、供給コン
ベア(1)のガラス管搬送方向の前方端部位(無端状チ
エーン(1a)のガラス管搬送方向の前方端部位)における
ガラス管搬送方向が下向きとなる走行領域に受け取り位
置が設定され、供給コンベア(1)から所定本数のガラ
ス管(a)を順次受け取って等ピッチで区画支受するた
めの螺旋状溝(2a)を備え、略水平かつ平行にしかも同
調して回転停止制御可能に支持された左右2本のセパレ
ータ軸(2b)(2b)を有し、前記受け取り位置の手前に
設置されたガラス管検知センサ(2c)を介して供給コン
ベア(1)のアタッチメント(1a)に支受されて搬送さ
れてくるガラス管(a)の有無を検知し、ガラス管
(a)が有りのときには、2本のセパレータ軸(2b)
(2b)を1回転させて停止させ、ガラス管(a)が無し
のときには、次のガラス管(a)が搬送されてくるまで
2本のセパレータ軸(2b)(2b)を停止待機させるよう
に構成されている。2本のセパレータ軸(2b)(2b)の
螺旋状溝(2a)(2a)は、ゴム等の緩衝材で被覆されて
いる。2本のセパレータ軸(2b)(2b)は、図2の
(B)に示すように、サーボモータ(2d)(2d)により
歯付きベルト(2e)(2e)を介して回転駆動され、この
サーボモータ(2d)(2d)は、ガラス管検知センサ(2
c)のガラス管有りの検知信号で回転を開始し、1回転
すると回転検知センサ(2f)(2f)でドッグ(2g)(2
g)を検知させることにより停止制御せしめられる。2
本のセパレータ軸(2b)(2b)の始端側の受け取り位置
では、螺旋状溝(2a)(2a)のリードを大きくしてあ
り、これによって、後述する移載機構(4)の移載動作
時、供給コンベア(1)からの後続のガラス管(a)に
干渉しないようにしている。また、2本のセパレータ軸
(2b)(2b)を回転させることによりガラス管(a)を
螺旋状溝(2a)(2a)上で前方へ移動させる場合、ガラ
ス管(a)は、横方向への送り分力を受けて横方向へも
移動するため、この横方向への移動を防止するための管
端ガイド板(2h)を2本のセパレータ軸(2b)(2b)の
一側に平行に設置している(図2の(A)ご参照)。そ
して、2本のセパレータ軸(2b)(2b)の最前端のガラ
ス管支受位置に対応させて取出し終了検知センサ(2i)
が設置してあり、このセンサ(2i)がガラス管(a)を
検知すると、後述する移載機構(4)へ取出し終了信号
を出す。ここで、上述の「ガラス管搬送方向の前方」と
は、ガラス管搬送方向の下流側を意味し、また、単に
「前方」という場合にも、そのような下流側を意味する
(以下、同様)。 【0014】緩衝材供給機構(3)(3)は、図1及び
図3に示すように、前記セパレータ軸(2b)(2b)のガ
ラス管支受ピッチと対応したピッチで所定本数のガラス
管(a)を区画支受する凹部(b')を有する緩衝材
(b)を前記ガラス管定量取出し機構(2)のガラス管
搬送方向の前方両側(詳しくは、ガラス管搬送方向の前
方における左右両側)に設置された中継台(6)(6)
へ1個づつ順次供給するもので、両側のものは同一構造
であるからその一方について、図3の(A)(B)
(C)に示す具体例で説明する。緩衝材供給機構(3)
は、緩衝材(b)を水平状態で多数1列で積層収容した
カセット(3a)と、カセット(3a)の底部から緩衝材
(b)を1個分づつ上昇させる上昇板(3b)と、カセッ
ト(3a)の上部に上昇せしめられた最上部の緩衝材
(b)を中継台(6)へ水平に押し出すプッシャー(3
c)とを具備している。緩衝材(b)は、ゴム、合成樹
脂、その他の材料で角柱状に構成され、上下面に前記セ
パレータ軸(2b)(2b)のガラス管支受ピッチと対応し
たピッチで所定本数のガラス管(a)を区画支受する凹
部(b')が上下対称的に、或いは、半ピッチ上下でずら
せて形成してある。カセット(3a)は、中継台(6)の
外側に近接して挿脱交換可能に設置され、多数の緩衝材
(b)を水平状態で1列で積層収容している。上昇板
(3b)は、モータ(3d)によりボールねじ(3e)を介し
て昇降駆動され、カセット(3a)の一側底部から昇降す
るもので、後述する積層収容機構(5)が1回の積層収
容動作を行なう毎に緩衝材(b)を1個分づつ上昇さ
せ、カセット(3a)内が空になると、下端まで下降せし
められる。そして、カセット(3a)の交換が行なわれ、
新しいカセット(3a)に対して同様な動作が続行され
る。プッシャー(3c)は、シリンダ(3f)のピストンロ
ッド(3g)の進退動作により、カセット(3a)の上部に
上昇せしめられた最上部の緩衝材(b)を中継台(6)
へ水平に押し出すもので、前記上昇台(3b)の上昇動作
終了毎に動作せしめられる。なお、緩衝材供給機構
(3)の構成は、上記した具体例に制約されず、他の構
成を採用してもよい。 【0015】移載機構(4)は、図1及び図4に示すよ
うに、前記セパレータ軸(2b)(2b)のガラス管支受ピ
ッチと対応したピッチで所定本数のガラス管(a)を区
画支受する凹部(4a)を有する移載台(4b)を前記ガラ
ス管定量取出し機構(2)と前記中継台(6)(6)と
の間で往復移動可能に配置し、前記ガラス管定量取出し
機構(2)によるガラス管(a)の所定本数取出し終了
毎に2本のセパレータ軸(2b)(2b)上から中継台
(6)(6)上の緩衝材(b)上へ所定本数のガラス管
(a)を移載するものである。移載台(4b)の凹部(4
a)は、ゴム等の緩衝材で被覆されている。移載機構
(4)の具体例は、図4の(A)(B)(C)に示すよ
うに、固定フレーム(4c)に対して平行リンク(4d)
(4d)を介して取り付けられた往復台(4e)と、平行リ
ンク(4d)(4d)に連杆(4f)を介して連結されたクラ
ンク(4g)と、このクランク(4g)を回転駆動するモー
タ(4h)とを主たる構成とし、前記移載台(4b)は往復
台(4e)上に昇降用シリンダ(4i)を介して昇降可能に
設置してある。この具体例における動作は、ガラス管定
量取出し機構(2)によるガラス管(a)の所定本数取
出し終了検知センサ(2i)の取出し終了信号が出たと
き、先ず、昇降用シリンダ(4i)が伸長動作して移載台
(4b)を上昇させ、これにより、ガラス管定量取出し機
構(2)の2本のセパレータ軸(2b)(2b)に支受され
ている所定本数のガラス管(a)を掬い上げて受け取
り、続いて、モータ(4h)が回転を開始し、クランク
(4g)が半回転するとモータ(4h)が停止する。これに
より、連杆(4f)を介して平行リンク(4d)(4d)が前
方へ回動し、往復台(4e)と共に移載台(4b)が上昇状
態のままで前端、即ち、中継台(6)(6)の上部まで
平行移動する。続いて、昇降用シリンダ(4i)が収縮動
作し、移載台(4b)を下降させて所定本数のガラス管
(a)を中継台(6)(6)上の緩衝材(b)(b)上
に移載する。移載後、移載台(4b)が下降状態のままで
モータ(4h)が回転駆動され、クランク(4g)が半回転
して連杆(4f)及び平行リンク(4d)(4d)を介して往
復台(4e)が移載台(4b)と共にガラス管定量取出し機
構(2)の下方へ復帰し、次回の移載に備える。なお、
クランク(4g)の半回転毎にモータ(4h)を停止制御さ
せるためのセンサ(4j)(4k)がクランク(4g)の一部
と対応して設置されている。移載機構(4)の構成は、
上記具体例に制約されず、他の構成を採用してもよい。 【0016】積層収容機構(5)は、図1及び図5に示
すように、前記中継台(6)(6)上の所定本数のガラ
ス管(a)を緩衝材(b)(b)と共に把持するチャッ
ク手段(7)(7)を前記中継台(6)(6)と包装容
器(c)との間を往復移動可能に配置し、前記移載機構
(4)の中継台(6)(6)への移載終了毎に前記中継
台(6)(6)上の所定本数のガラス管(a)を緩衝材
(b)(b)と共に包装容器(c)内へ底部から順に積
層収容するものである。チャック手段(7)(7)の具
体的な構成は、両側で同一構成であるから、片側につい
て説明する。チャック手段(7)は、図5の(A)
(B)(C)に示すように、複数対(図は4対)の開閉
可能なチャックアーム(7a)(7a)と、このチャックア
ーム(7a)(7a)を開閉動作させるシリンダ(7b)とを
主たる構成としている。上記チャックアーム(7a)(7
a)は、支持フレーム(7c)に支持された2本の軸(7
d)(7d)を中心として開閉動作可能に支持され、2本
の軸(7d)(7d)は、その一方が支持フレーム(7c)に
回転可能に支持され、この軸(7d)に一方のチャックア
ーム(7a)が一斉に開閉動作するように固着されてい
る。また、他方の軸(7d)は、支持フレーム(7c)に固
定支持され、この軸(7d)には、他方のチャックアーム
(7a)が回転自在に装着されている。上記チャックアー
ム(7a)(7a)は、軸(7d)(7d)の回りで同調して開
閉動作するように噛合せしめられたギア(7e)(7e)を
一体的に具備している。そして、チャックアーム(7a)
を固着してある方の軸(7d)には、レバー(7f)が固着
してあり、このレバー(7f)には、シリンダ(7b)のピ
ストンロッド(7g)が連結してある。この構成によっ
て、シリンダ(7b)のピストンロッド(7g)を伸長させ
ると、チャックアーム(7a)(7a)が開放動作し、収縮
動作させると、チャックアーム(7a)(7a)が閉鎖動作
して、緩衝材(b)を長手方向の複数箇所で把持するも
のである。チャックアーム(7a)(7a)による緩衝材
(b)の各把持箇所は、緩衝材(b)上に移載されたガ
ラス管(a)とガラス管(a)の間に設定されている。
また、チャックアーム(7a)(7a)の先端は、緩衝材
(b)の底部を支持できるように支持凸部(7a')(7
a')を有する。 【0017】また、積層収容機構(5)の具体的な構成
は、図1及び図6の(A)(B)に示すように、中継台
(6)と包装容器(c)との間の上部を往復移動する水
平方向スライドブロック(5a)と、この水平方向スライ
ドブロック(5a)に対して垂直方向に昇降移動する垂直
方向スライドブロック(5b)とを主たる構成とし、垂直
方向スライドブロック(5b)に取り付けアーム(5c)を
介して前記チャック手段(7)(7)が取り付けられて
いる。上記水平方向スライドブロック(5a)は、支持脚
(5d)(5d)及び支持アーム(5e)(5e)を介して支持
させた水平方向スライドベース(5f)に水平方向へ往復
移動可能に装着され、水平方向スライドベース(5f)に
設置した水平方向サーボモータ(5g)により、水平方向
ボールねじ(5h)を介して中継台(6)と包装容器
(c)との間の上部を往復移動せしめられる。この水平
方向スライドブロック(5a)には、垂直方向スライドベ
ース(5i)が一体的に取り付けられ、この垂直方向スラ
イドベース(5i)に垂直方向スライドブロック(5b)が
垂直方向に昇降移動可能に装着され、垂直方向スライド
ベース(5i)に設置した垂直方向サーボモータ(5j)に
より、垂直方向ボールねじ(5k)を介して昇降動作せし
められる。この積層収容機構(5)の動作は、移載機構
(4)により所定本数のガラス管(a)が中継台(6)
(6)上の緩衝材(b)(b)に移載されると、垂直方
向サーボモータ(5j)により垂直方向ボールねじ(5k)
を介して垂直方向スライドブロック(5b)が下降動作
し、チャック手段(7)(7)が中継台(6)(6)上
の緩衝材(b)(b)を把持し、垂直方向スライドブロ
ック(5b)が上昇し、続いて、水平方向サーボモータ
(5g)により水平方向ボールねじ(5h)を介して水平方
向スライドブロック(5a)が包装容器(c)の上部まで
水平移動し、この位置で、垂直方向サーボモータ(5j)
により垂直方向ボールねじ(5k)を介して垂直方向スラ
イドブロック(5b)が下降動作し、チャック手段(7)
(7)が開放動作して所定本数のガラス管(a)を緩衝
材(b)(b)と共に包装容器(c)内に収容し、続い
て、垂直方向スライドブロック(5b)が上昇し、さら
に、水平方向スライドブロック(5a)が中継台(6)
(6)の上方まで復帰し、次回まで待機する。なお、積
層収容機構(5)の構成は、上記した具体例に制約され
ず、他の構成を採用してもよい。 【0018】包装容器(c)は、図1に示すように、空
のものが搬入コンベア(8)で定位置まで搬入され、位
置決めされる。そして、ガラス管(a)が所定段数まで
積層収容されると、搬出コンベア(9)で搬出される。 【0019】本発明装置の実施例は、以上の構成からな
り、次に、全体の動作を説明する。ガラス管(a)は、
供給コンベア(1)のアタッチメント(1b)に支受され
て空の部分がランダムに存在する状態でガラス管定量取
出し機構(2)の受け取り位置へ搬送されてくる。そこ
で、ガラス管定量取出し機構(2)の受け取り位置の手
前で、ガラス管(a)の有無を、ガラス管検知センサ
(2c)により検知させ、ガラス管有りのときには、2本
のセパレータ軸(2b)(2b)を1回転させて停止させ、
ガラス管無しのときには、次のガラス管が搬送されてく
るまで2本のセパレータ軸(2b)(2b)を停止待機させ
る。これにより、供給コンベア(1)によるガラス管
(a)の抜けを吸収させて所定本数づつガラス管(a)
を2本のセパレータ軸(2b)(2b)上に取り出させるこ
とができる。 【0020】所定本数づつガラス管(a)が取り出され
ると、移載機構(4)の昇降用シリンダ(4i)が伸長動
作して移載台(4b)を上昇させ、これにより、ガラス管
定量取出し機構(2)の2本のセパレータ軸(2b)(2
b)に支受されている所定本数のガラス管(a)を掬い
上げて受け取り、続いて、モータ(4h)が回転を開始
し、クランク(4g)が半回転して連杆(4f)を介して平
行リンク(4d)(4d)が前方へ回動し、往復台(4e)と
共に移載台(4b)が上昇状態のままで前端、即ち、中継
台(6)(6)の上部まで平行移動する。続いて、昇降
用シリンダ(4i)が収縮動作し、移載台(4b)を下降さ
せて所定本数のガラス管(a)を中継台(6)(6)上
に予め供給されている緩衝材(b)(b)上に移載す
る。移載後、移載台(4b)が下降状態のままでモータ
(4h)が回転駆動され、クランク(4g)が半回転して連
杆(4f)及び平行リンク(4d)(4d)を介して往復台
(4e)が移載台(4b)と共にガラス管定量取出し機構
(2)の下方へ復帰し、次回の移載に備える。 【0021】移載機構(4)により所定本数のガラス管
(a)が中継台(6)(6)上の緩衝材(b)(b)に
移載されると、積層収容機構(5)の垂直方向サーボモ
ータ(5j)により垂直方向ボールねじ(5k)を介して垂
直方向スライドブロック(5b)が下降動作し、チャック
手段(7)(7)が中継台(6)(6)上の緩衝材
(b)(b)を把持し、垂直方向スライドブロック(5
b)が上昇し、続いて、水平方向サーボモータ(5g)に
より水平方向ボールねじ(5h)を介して水平方向スライ
ドブロック(5a)が包装容器(c)の上部まで水平移動
し、この位置で、垂直方向サーボモータ(5j)により垂
直方向ボールねじ(5k)を介して垂直方向スライドブロ
ック(5b)が下降動作し、チャック手段(7)(7)が
開放動作して所定本数のガラス管(a)を緩衝材(b)
(b)と共に包装容器(c)内に収容し、続いて、垂直
方向スライドブロック(5b)が上昇し、さらに、水平方
向スライドブロック(5a)が中継台(6)(6)の上方
まで復帰し、次回まで待機する。緩衝材供給機構(3)
(3)は、次の緩衝材(b)(b)を中継台(6)
(6)上に供給し、ガラス管定量取出し機構(2)は、
供給コンベア(1)から供給されてくるガラス管(a)
を引き続いて受け取っており、所定本数になると、移載
機構(4)が上記した動作を行い、続いて、積層収容機
構(5)も上記した動作を行なう。そして、積層収容機
構(5)により包装容器(c)内へ所定段数までガラス
管(a)を積層収容すると、この包装容器(c)を排出
して次の包装容器(c)を供給し、同様にガラス管
(a)の積層収容を行なう。所定段数まで積層収容され
て排出された包装容器(c)は、蓋をされバンドリング
されて出荷され、または、保管される。 【0022】 【発明の効果】本発明によれば、供給コンベアによるガ
ラス管の抜けを吸収しつつガラス管の損傷を防止して所
定本数づつガラス管を取り出し、緩衝材を介在させた状
態で包装容器内に規則正しく自動的に積層収容させるこ
とができ、この種作業における作業者の労力負担を軽減
し、作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るガラス管の梱包装置の全体構成を
示す概略斜視図。 【図2】(A)はガラス管定量取出し機構の片側の平面
図、(B)はその側面図。 【図3】(A)は緩衝材供給機構の片側の正面図、
(B)はその平面図、(C)はその側面図。 【図4】(A)は移載機構の正面図、(B)はその側面
図、(C)は移載台及び往復台を除去した状態の平面
図。 【図5】(A)はチャック手段の片側の平面図、(B)
はその側面図、(C)はその正面図。 【図6】(A)は積層収容機構の平面図、(B)はその
側面図。 【符号の説明】 a ガラス管 b 緩衝材 c 包装容器 1 供給コンベア 2 ガラス管定量取出し機構 3 緩衝材供給機構 4 移載機構 5 積層収容機構 6 中継台 7 チャック手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 23/00 - 23/22 B65B 19/00 - 19/34 B65G 47/00 - 49/08 B65B 5/00 - 5/12 B65B 35/00 - 35/58 C03B 35/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 無端状チエーンに所定間隔で取り付けら
    れたアタッチメントを介してガラス管を1本づつ平行に
    支受して搬送する連続駆動の供給コンベアと、供給コン
    ベアのガラス管搬送方向の前方端部位におけるその搬送
    方向が下向きとなる走行領域に受け取り位置が設定さ
    れ、供給コンベアから所定本数のガラス管を順次受け取
    って等ピッチで区画支受するための螺旋状溝を備え、略
    水平かつ平行にしかも同調して回転停止制御可能に支持
    された2本のセパレータ軸を有し、前記受け取り位置の
    手前に設置されたガラス管検知センサを介して供給コン
    ベアのアタッチメントに支受されて搬送されてくるガラ
    ス管の有無を検知し、ガラス管有りのときには、2本の
    セパレータ軸を1回転させて停止させ、ガラス管無しの
    ときには、次のガラス管が搬送されてくるまで2本のセ
    パレータ軸を停止待機させるガラス管定量取出し機構
    と、 前記セパレータ軸のガラス管支受ピッチと対応したピッ
    チで所定本数のガラス管を区画支受する凹部を有する緩
    衝材を前記ガラス管定量取出し機構のガラス管搬送方向
    前方両側に設置された中継台へ1個づつ順次供給する
    緩衝材供給機構と、 前記セパレータ軸のガラス管支受ピッチと対応したピッ
    チで所定本数のガラス管を区画支受する凹部を有する移
    載台を前記ガラス管定量取出し機構と前記中継台との間
    で往復移動可能に配置し、前記ガラス管定量取出し機構
    によるガラス管の所定本数取出し終了毎に2本のセパレ
    ータ軸上から中継台の緩衝材上へ所定本数のガラス管を
    移載する移載機構と、 前記中継台上の所定本数のガラス管を緩衝材と共に把持
    するチャック手段を前記中継台と包装容器との間を往復
    移動可能に配置し、前記移載機構の中継台への移載終了
    毎に前記中継台上の所定本数のガラス管を緩衝材と共に
    包装容器内へ底部から順に積層収容する積層収容機構と
    で構成したことを特徴とするガラス管の梱包装置。
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