JP3517842B2 - コンバイン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は例えば稲・麦・大豆など
穀物を刈取って脱穀処理するようにした普通形コンバイ
ンに関する。 【０００２】 【発明が解決しようとする課題】従来、脱穀部前側にフ
ィーダハウスを設け、フィーダハウス前側に穀物刈取ヘ
ッダーを設けて刈取部を形成し、脱穀部前方に刈取部を
昇降自在に設け、穀物刈取ヘッダーで刈取った穀稈をフ
ィーダハウスから脱穀部に搬入させ、連続的に収穫作業
を行う技術があるが、穀物刈取ヘッダーからフィーダハ
ウスに送出させる刈取り穀稈が詰ると、収穫作業を中止
し、エンジンを停止させて詰った穀稈を穀物ヘッダーま
たはフィーダハウスから取出す作業を行う必要があり、
取扱い操作の簡略化並びに収穫作業能率の向上などを容
易に図り得ない等の問題がある。 【０００３】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部の前側にフィーダハウスを介して穀物刈取ヘッダーを
昇降自在に装設させ、未刈り穀稈を掻込むリールと、刈
刃と、穀稈掻込オーガを、穀物刈取ヘッダーに備え、フ
ィーダハウスの供給コンベアによって穀物刈取ヘッダー
の刈取穀稈の全量を脱穀部に投入すると共に、供給コン
ベアの終端側にコンベア駆動軸を設け、穀稈掻込オーガ
をコンベア駆動軸を介して駆動させる普通形コンバイン
において、穀稈掻込オーガと供給コンベアを駆動する駆
動モータを脱穀部の前面に設けると共に、穀物刈取ヘッ
ダーの駆動機構を一方の側に設けるフィーダハウスのも
う一方の側で、フィーダハウスのコンベア駆動軸に駆動
モータの駆動力を入力させるもので、穀稈掻込オーガと
供給コンベアを駆動モータによって逆転させるから、穀
物刈取ヘッダーまたはフィーダハウスに詰った穀稈を、
穀物刈取ヘッダーの前側に排出させ得る。また、フィー
ダハウスを連結させる脱穀部の前面に駆動モータを取付
け、穀物刈取ヘッダーの駆動機構を一方の側に設けるフ
ィーダハウスのもう一方の側でコンベア駆動軸に駆動モ
ータの駆動力を入力させるから、穀物刈取ヘッダーの駆
動機構に制限されることなく、駆動モータの着脱または
保守などの作業を行い得る。また、収穫作物の種類など
によって穀物刈取ヘッダーを交換しても、駆動モータを
用いてフィーダハウス（１９）や刈取ヘッダー（１８）
を逆転させることにより穀稈の詰りを解除する機能を維
持し得る。 【０００４】 【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図１はフィーダハウスの側面説明図、図２は全体の
側面図、図３は同平面図であり、図中（１）は走行クロ
ーラ（２）をトラックフレーム（３）に装備する機台、
（４）は軸流式のスクリュ形扱胴（５）及び処理胴
（６）及び選別機構（７）などを備えていて前記機台
（１）に搭載する脱穀部、（８）は揚穀筒（９）を介し
て取出す脱穀部（４）の穀粒を溜める穀物タンク、（１
０）は前記脱穀部（４）の下部前方に油圧シリンダ（１
１）を介して昇降可能に装設する刈取部、（１２）は運
転席（１３）及び運転操作部（１４）を備えて前記穀物
タンク（８）の前方に配設させる運転キャビン、（１
５）は前記穀物タンク（８）の後方に備えていてエンジ
ン（１６）を内設するエンジン部、（１７）は前記穀物
タンク（８）内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガである。 【０００５】そして前記刈取部（１０）は、未刈り穀稈
を取入れる穀物刈取ヘッダー（１８）と、該ヘッダー
（１８）の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部
（４）に送給するフィーダハウス（１９）によって構成
すると共に、未刈り穀稈掻込み用リール（２０）と、往
復駆動型第１及び第２刈刃（２１）（２２）と、穀稈掻
込オーガ（２３）とを前記穀物刈取ヘッダー（１８）に
備え、前記ヘッダー（１８）に取込まれる刈取穀稈をフ
ィーダハウス（１９）に内設する供給チェンコンベア
（２４）を介し脱穀部（４）に送り込んで脱穀処理する
ように構成している。 【０００６】また前記脱穀部（４）の右外側には二番還
元筒（２５）を配備させていて、二番処理物を処理胴
（６）を介し脱穀部（４）に戻して再脱穀及び再選別す
るように設けている。 【０００７】図４乃至図９に示す如く、前記刈取部（１
０）は本機側前面に回動支点軸（２６）を介しローリン
グ自在に支持させるもので、刈取部（１０）後端側の上
部横フレーム（２７）を回動枠（２８）上部の載置台
（２９）及びフック部材（３０）に係合保持させると共
に、刈取部（１０）後端側の下部横フレーム（３１）を
回動枠（２８）下部の横フレーム（３２）にセットボル
ト（３３）を介して固定支持させて、前記刈取部（９）
を回動枠（２８）と一体に前記支点軸（２６）を中心に
左右に揺動自在に支持させている。 【０００８】前記支点軸（２６）はフィーダハウス（１
９）の前面に開口する穀物取入口（３４）の右前面板
（１９ａ）に先端を突設させ、前記回動枠（２８）に開
設する穀物送給口（３５）の右枠板（２８ａ）の略中央
に取付ける支点軸受板（３６）を、前記支点軸（２６）
に調芯ベアリング（３７）を介して水平回動自在に嵌合
支持させている。そして前記前面板（１９ａ）の支点軸
（２６）を中心とした上下位置に刈取回動補助用の上下
摺動ローラ（３８）（３９）をローラ保持体（４０）
（４１）を介して設けると共に、前記穀物取入口（３
４）の左前面板（１９ｂ）の左外側略中央寄りに刈取回
動補助用の左摺動ローラ（４２）をローラ保持体（４
３）を介して設け、前記摺動ローラ（３８）（３９）を
前記右枠板（２８ａ）の後側面にボルト止め固定する凵
形状の一対のローラ案内部材（４４）（４４）に、また
前記左摺動ローラ（４２）を前記送給口（３５）の左枠
板（２８ｂ）にボルト止め固定するローラ案内部材（４
５）にそれぞれ嵌合支持させて、これら各ローラ（３
８）（３９）（４２）でもって支点軸（２６）を中心と
する刈取部（１０）回動時の補助を行うように構成して
いる。 【０００９】さらに、フィーダハウス（１９）の前面
と、回動枠（２８）に係合保持する横フレーム（２７）
との間に一定の回動隙間（ｔ）を形成して、ローリング
時の干渉防止を行うと共に、ローリング時の穀物送給口
（３５）の開口率を大とさせるように構成している。 【００１０】またさらに、前記フィーダハウス（１９）
の前部左外側面に固設する取付板（４６）と、回動枠
（２８）の左枠板（２８ｂ）裏側下部に固設する取付台
（４７）間に枢軸（４８）（４９）を介しローリングシ
リンダ（５０）を介設させると共に、フィーダハウス
（１９）側に揺動支点軸（５１）を介し支持する揺動ア
ーム（５２）先端の長孔（５２ａ）と、前記シリンダ
（５０）のピストンロッド（５０ａ）先端の枢軸（４
９）とを係合連結させ、前記取付板（４６）と揺動アー
ム（５２）中間部と間に枢軸（５３）（５４）を介しス
トロークセンサ（５５）を介設させて、ローリングシリ
ンダ（５０）とストロークセンサ（５５）を側面視縦方
向に略平行に配設して塵埃などの混入防止を図ると共
に、正面視交差状で基端枢軸（４８）（５３）を近接配
置して検出精度の向上を図るように構成している。 【００１１】前記フィーダハウス（１９）の供給チェン
コンベア（２４）を正逆駆動する刈取駆動用の油圧モー
タ（５６）を、フィーダハウス（１９）左外側下方で脱
穀部（４）前面位置のモータ台（５７）に設置するもの
で、モータ台（５７）の左外側に突出状にモータ（５
６）を固設すると共に、モータ台（５７）右外側に突出
させるモータ軸（５６ａ）のスプロケット（５８）に、
前記チェンコンベア（２４）送り終端側のコンベア駆動
軸（５９）のスプロケット（６０）をチェン（６１）を
介し連動連結させて、これら駆動軸（５９）と油圧モー
タ（５６）組付時の芯ズレを吸収させて芯出しを容易と
させるように構成している。 【００１２】上記から明らかなように、脱穀部（４）の
前側にフィーダハウス（１９）を設け、該フィーダハウ
ス（１９）の前側に穀物刈取ヘッダー（１８）を設ける
コンバインにおいて、穀物刈取ヘッダー（１８）の穀稈
掻込オーガ（２３）と、フィーダハウス（１９）の供給
コンベアであるチェンコンベア（２４）とに、フィーダ
ハウス（１９）後側の駆動軸（５９）を連結させて動力
を伝えると共に、前記穀稈掻込オーガ（２３）及び供給
チェンコンベア（２４）を逆転させる駆動モータである
油圧モータ（５６）をフィーダハウス（１９）後部外側
の脱穀部（４）前側にモータ台（５７）を介して設け、
フィーダハウス（１９）外側に突出させる駆動軸（５
９）にスプロケット（６０）を設けてチェン（６１）を
介して油圧モータ（５６）を連結させる。そして、収穫
作業中に刈取り穀稈が詰っても、前記駆動油圧モータ
（５６）によって穀稈掻込オーガ（２３）及び供給チェ
ンコンベア（２４）を逆転させて詰った穀稈を排出さ
せ、刈取り穀稈の詰りを速やかに解除して収穫作業を再
開させると共に、フィーダハウス（１９）後部を連結さ
せる脱穀部（４）前側のスペースを利用して駆動油圧モ
ータ（５６）を設置させ、またフィーダハウス（１９）
の駆動軸（５９）と脱穀部（４）側の駆動油圧モータ
（５６）との組立て誤差をチェン（６１）の連結によっ
て吸収させ、フィーダハウス（１９）を含む刈取部（１
０）の組付け取外し操作性の向上並びに昇降支持構造の
簡略化などを図る。 【００１３】図１０にも示す如く、前記チェンコンベア
（２４）送り始端側のコンベアドラム（６２）は上方に
移動可能に設けるもので、フィーダハウス（１９）の左
右側壁（１９ｃ）内側に支軸（６３）を介し中間を揺動
自在に取付ける左右揺動アーム（６４）の先端にドラム
軸（６２ａ）を支持すると共に、前記揺動アーム（６
４）後端の枢軸（６５）をフィーダハウス（１９）の左
右外側に突出させて、フィーダハウス（１９）外側の固
定バネ座（６６）に圧縮バネ（６７）及びロッド（６
８）を介して上下動自在に支持させて、常時はバネ（６
７）圧によってドラム（６２）を下方に押し下げる状態
とさせて、ハウス底板との間に一定クリアランスを保持
させる一方、ハウス（１９）内への掻込み流量が増大す
るときバネ（６７）圧に抗してドラム（６２）を上方に
押し上げる状態とさせて、詰まりを防止するように構成
している。 【００１４】また図１１にも示す如く、前記駆動軸（５
９）はフィーダハウス（１９）の右外側で、リール（２
０）・刈刃（２１）・オーガ（２３）など刈取各部に駆
動力を伝達する刈取駆動チェン（６９）に連結させるも
ので、右前面板（１９ａ）裏側の軸受（７０）に支持す
る伝動軸であるカウンタ軸（７１）の従動スプロケット
（７２）を、前記駆動軸（５９）の原動スプロケット
（７３）に駆動チェン（６９）を介し連動連結させてい
る。 【００１５】さらに前記駆動チェン（６９）の張り側及
び弛み側に、チェン（６９）内側よりチェンテンション
部材であるテンションスプロケット（７４）（７５）を
押圧させる如く設けるもので、フィーダハウス（１９）
の右側壁（１９ｃ）外側の支軸（７６）（７７）に、各
スプロケット（７４）（７５）を先端に有するテンショ
ンアーム（７８）（７９）基端をそれぞれ揺動自在に支
持させ、一方のアーム（７８）に一体連結する揺動アー
ム（８０）の先端に軸（８１）を介しロッド（８２）の
一端側を連結させると共に、他方のアーム（７９）に一
体連結する揺動アーム（８３）先端の係合体（８４）に
ロッド（８２）他端側を係合連結させ、該係合体（８
４）とロッド（８２）他端のバネ座（８５）間に圧縮バ
ネ（８６）を介設させて、図１１実線矢印の如き駆動チ
ェン（６９）の正駆動時に一方のスプロケット（７４）
にチェン（６９）の張り力が作用するとき、前記ロッド
（８２）を介してチェン（６９）弛み側のスプロケット
（７５）を押し上げる状態とさせて、この弛み側のチェ
ン（６９）に自動的に張力を与える一方、同図破線矢印
の如き駆動チェン（６９）の逆駆動時に他方のスプロケ
ット（７５）にチェン（６９）の張り力が作用すると
き、一方のスプロケット（７４）を押し下げる状態とさ
せて、弛み側のチェン（６９）に自動的に張力を与え
て、チェン（６９）の正逆駆動時の弛み防止を自動的に
行うように構成している。 【００１６】また、前記掻込オーガ（２３）の左右両側
を覆うオーガ側板（８７）外側下部の前後位置にキャス
タホルダー（８８）をそれぞれ固設させていて、該ホル
ダー（８８）に取外し自在に刈取部脱着用キャスタ（８
９）を取付けている。 【００１７】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、大豆刈取作業などにあって左右一方のクローラ
（２）が大豆畝面に乗り上げて本機姿勢が傾いた場合な
どに水平センサの検出に基づいて前記ローリングシリン
ダ（５０）を駆動制御して刈取部（１０）の水平保持を
図るものである。 【００１８】而してローリング制御中において刈取部
（１０）が回動支点軸（２６）を中心として左右に水平
回動する状態下にあっては、上下摺動ローラ（３８）
（３９）が上下方向の荷重のこじれを防止し、刈取部
（１０）の支持荷重を分担して本機側に安全に支持させ
ると共に、左摺動ローラ（４２）が刈取部（１０）の左
右方向の荷重のこじれを防止して安定良好に本機側に支
持させるものである。 【００１９】また、刈取部（１０）のリール（２０）・
刈刃（２１）・オーガ（２３）など各部に駆動力を伝達
する駆動チェン（６９）の正逆駆動時には、チェン（６
９）の張り側の作用力によって自動的にスプロケット
（７４）（７５）を弛み側に作用させる状態とさせて、
チェン（６９）の確実な弛み防止が行える。 【００２０】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部（４）の前側にフィーダハウス（１９）を介
して穀物刈取ヘッダー（１８）を昇降自在に装設させ、
未刈り穀稈を掻込むリール（２０）と、刈刃（２１）
と、穀稈掻込オーガ（２３）を、穀物刈取ヘッダー（１
８）に備え、フィーダハウス（１９）の供給コンベア
（２４）によって穀物刈取ヘッダー（１８）の刈取穀稈
の全量を脱穀部（４）に投入すると共に、供給コンベア
（２４）の終端側にコンベア駆動軸（５９）を設け、穀
稈掻込オーガ（２３）をコンベア駆動軸（５９）を介し
て駆動させる普通形コンバインにおいて、穀稈掻込オー
ガ（２３）と供給コンベア（２４）を駆動する駆動モー
タ（５６）を脱穀部（４）の前面に設けると共に、穀物
刈取ヘッダー（１８）の駆動機構を一方の側に設けるフ
ィーダハウス（１９）のもう一方の側で、フィーダハウ
ス（１９）のコンベア駆動軸（５９）に駆動モータ（５
６）の駆動力を入力させるもので、穀稈掻込オーガ（２
３）と供給コンベア（２４）を駆動モータ（５６）によ
って逆転させるから、穀物刈取ヘッダー（１８）または
フィーダハウス（１９）に詰った穀稈を、穀物刈取ヘッ
ダー（１８）の前側に排出させることができる。また、
フィーダハウス（１９）を連結させる脱穀部（４）の前
面にモータ台（５７）を設けて駆動モータ（５６）を取
付け、穀物刈取ヘッダー（１８）の駆動機構を一方の側
に設けるフィーダハウス（１９）のもう一方の側でコン
ベア駆動軸（５９）に駆動モータ（５６）の駆動力を入
力させるから、穀物刈取ヘッダー（１８）の駆動機構に
制限されることなく、駆動モータ（５６）の着脱または
保守などの作業を行うことができる。また、収穫作物の
種類などによって穀物刈取ヘッダー（１８）を交換して
も、駆動モータ（５６）を用いてフィーダハウス（１
９）や刈取ヘッダー（１８）を逆転させることにより穀
稈の詰りを解除する機能を維持できるものである。

【図面の簡単な説明】 【図１】フィーダハウスの側面説明図。 【図２】コンバインの全体側面図。 【図３】コンバインの全体平面図。 【図４】フィーダハウスの正面説明図。 【図５】ローリング部の斜視説明図。 【図６】刈取部の側面説明図。 【図７】フィーダハウスの側面説明図。 【図８】ローリング部の側面説明図。 【図９】ローリング部の正面説明図。 【図１０】駆動チェン部の平面説明図。 【図１１】刈取駆動系の説明図。 【符号の説明】 （４） 脱穀部 （１８） 穀物刈取ヘッダー （１９） フィーダハウス （２３） 穀稈掻込オーガ （２４） チェンコンベア（供給コンベア） （５６） 油圧モータ（駆動モータ） （５７） モータ台 （５９） 駆動軸 （６０） スプロケット （６１） チェン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−77650（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−278828（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−25414（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−109932（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−64640（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−167721（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A01D 57/00 A01D 61/00 301

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 脱穀部（４）の前側にフィーダハウス
   （１９）を介して穀物刈取ヘッダー（１８）を昇降自在
   に装設させ、未刈り穀稈を掻込むリール（２０）と、刈
   刃（２１）と、穀稈掻込オーガ（２３）を、穀物刈取ヘ
   ッダー（１８）に備え、フィーダハウス（１９）の供給
   コンベア（２４）によって穀物刈取ヘッダー（１８）の
   刈取穀稈の全量を脱穀部（４）に投入すると共に、供給
   コンベア（２４）の終端側にコンベア駆動軸（５９）を
   設け、穀稈掻込オーガ（２３）をコンベア駆動軸（５
   ９）を介して駆動させる普通形コンバインにおいて、穀
   稈掻込オーガ（２３）と供給コンベア（２４）を駆動す
   る駆動モータ（５６）を脱穀部（４）の前面に設けると
   共に、穀物刈取ヘッダー（１８）の駆動機構を一方の側
   に設けるフィーダハウス（１９）のもう一方の側で、フ
   ィーダハウス（１９）のコンベア駆動軸（５９）に駆動
   モータ（５６）の駆動力を入力させることを特徴とする
   コンバイン。