JP3517541B2 - 像加熱装置 - Google Patents
像加熱装置Info
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- JP3517541B2 JP3517541B2 JP01648697A JP1648697A JP3517541B2 JP 3517541 B2 JP3517541 B2 JP 3517541B2 JP 01648697 A JP01648697 A JP 01648697A JP 1648697 A JP1648697 A JP 1648697A JP 3517541 B2 JP3517541 B2 JP 3517541B2
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- Japan
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- heater
- heating element
- resistance heating
- planar heater
- thermoplastic support
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる像加熱装置の
面状ヒータと前記面状ヒータの支持部材に関するもので
ある。
ンタ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる像加熱装置の
面状ヒータと前記面状ヒータの支持部材に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図４にその代表的な構成を示す。図４に
おいて、３０１は面状ヒータ、３０２は面状ヒータの熱
可塑性支持台、３０３は表一次側電極、３０４は抵抗発
熱体、３０５は表二次側電極、３０６は裏二次側電極、
３０６ａは電極パターン、３０７は温度検出素子、３０
８は面状ヒータの二次側、３０９は面状ヒータの座面、
３１０はざぐり部である。
おいて、３０１は面状ヒータ、３０２は面状ヒータの熱
可塑性支持台、３０３は表一次側電極、３０４は抵抗発
熱体、３０５は表二次側電極、３０６は裏二次側電極、
３０６ａは電極パターン、３０７は温度検出素子、３０
８は面状ヒータの二次側、３０９は面状ヒータの座面、
３１０はざぐり部である。
【０００３】従来は、この構成において、紙の通紙域に
対して面状ヒータの抵抗発熱体の長さが比較的長かった
ので、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部と端部
の間に発熱量の差はほとんどなく、異常昇温時、前記面
状ヒータの支持台は溶けるが温度差がないので中央部と
端部のざぐり部において深さの段差はでず、前記面状ヒ
ータが異常昇温しても、支持台は全体的に溶け、ざぐり
部に流れ込み、端部でヒータを支えるようになるので、
前記面状ヒータの二次側の端部で割れることはなく、一
次側と二次側が接するという危険性はなかった。
対して面状ヒータの抵抗発熱体の長さが比較的長かった
ので、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部と端部
の間に発熱量の差はほとんどなく、異常昇温時、前記面
状ヒータの支持台は溶けるが温度差がないので中央部と
端部のざぐり部において深さの段差はでず、前記面状ヒ
ータが異常昇温しても、支持台は全体的に溶け、ざぐり
部に流れ込み、端部でヒータを支えるようになるので、
前記面状ヒータの二次側の端部で割れることはなく、一
次側と二次側が接するという危険性はなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、面
状ヒータの基板の長手方向の長さを短くし装置を小型化
しようとする際、前記面状ヒータの抵抗発熱体の長さを
短くすることが好ましく、この時画像全体を良好に加熱
するためには、端部での放熱による温度低下を防止する
ため、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の端部の発熱量
を中央部より多くすることが好ましい。
状ヒータの基板の長手方向の長さを短くし装置を小型化
しようとする際、前記面状ヒータの抵抗発熱体の長さを
短くすることが好ましく、この時画像全体を良好に加熱
するためには、端部での放熱による温度低下を防止する
ため、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の端部の発熱量
を中央部より多くすることが好ましい。
【０００５】しかし端部の発熱量を多くすると異常昇温
時はその傾向が大きく出てしまい、端部から支持台が溶
け出し始め、二次側の端部でヒータが割れるという問題
があった。
時はその傾向が大きく出てしまい、端部から支持台が溶
け出し始め、二次側の端部でヒータが割れるという問題
があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、基板上に、抵抗発熱体と、この抵抗発熱体
に電力を供給するための電極パターンと、温度検出素子
と、この温度検出素子からの出力を認識する電極パター
ンとを備えた面状ヒータと、前記ヒータを支持する熱可
塑性支持部材と、を有する像加熱装置において、前記ヒ
ータの抵抗発熱体の端部の発熱量が中央部より多く、ヒ
ータの抵抗発熱体の端部に対応する前記熱可塑性支持部
材のざぐり部の深さが中央部に対応する熱可塑性支持部
材のざぐり部の深さより浅いことを特徴とするものであ
る。
め本発明は、基板上に、抵抗発熱体と、この抵抗発熱体
に電力を供給するための電極パターンと、温度検出素子
と、この温度検出素子からの出力を認識する電極パター
ンとを備えた面状ヒータと、前記ヒータを支持する熱可
塑性支持部材と、を有する像加熱装置において、前記ヒ
ータの抵抗発熱体の端部の発熱量が中央部より多く、ヒ
ータの抵抗発熱体の端部に対応する前記熱可塑性支持部
材のざぐり部の深さが中央部に対応する熱可塑性支持部
材のざぐり部の深さより浅いことを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【０００８】図３は本発明の実施の形態である像加熱装
置の概略図である。
置の概略図である。
【０００９】図３において、ヒータ１０１を支持させ
た、フィルムガイド兼用のヒーター支持体１０２に円筒
状の耐熱性フィルム１をルーズに外嵌し、ヒーター１０
１に対してフィルム１を加圧ローラー２で圧接させ、該
加圧ローラー２を回転駆動させることによりフィルム１
の内面をヒーター１０１面に密着摺動させながら回転駆
動する構成（加圧ローラー駆動式）のものである。
た、フィルムガイド兼用のヒーター支持体１０２に円筒
状の耐熱性フィルム１をルーズに外嵌し、ヒーター１０
１に対してフィルム１を加圧ローラー２で圧接させ、該
加圧ローラー２を回転駆動させることによりフィルム１
の内面をヒーター１０１面に密着摺動させながら回転駆
動する構成（加圧ローラー駆動式）のものである。
【００１０】次に本発明の第１の実施の形態を図１に示
す。図１において、１０１は面状ヒータ、１０２面状ヒ
ータの熱可塑性支持部材である支持台、１０３は一次側
電極、１０４は抵抗発熱体、１０５はヒータの端部に設
けられた表二次側電極、１０６はヒータの他端部に設け
られた裏二次側電極、１０６ａはヒータの他端部側に設
けられた二次側電極パターン、１０７は温度検出素子、
１０８は面状ヒータの二次側、１０９は面状ヒータの座
面、１１０はざぐり部、１１１はざぐり部の浅い部分で
ある。
す。図１において、１０１は面状ヒータ、１０２面状ヒ
ータの熱可塑性支持部材である支持台、１０３は一次側
電極、１０４は抵抗発熱体、１０５はヒータの端部に設
けられた表二次側電極、１０６はヒータの他端部に設け
られた裏二次側電極、１０６ａはヒータの他端部側に設
けられた二次側電極パターン、１０７は温度検出素子、
１０８は面状ヒータの二次側、１０９は面状ヒータの座
面、１１０はざぐり部、１１１はざぐり部の浅い部分で
ある。
【００１１】第１の実施の形態ではレーザビームプリン
タ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる定着器内部の面
状ヒータと前記面状ヒータの熱可塑性支持台に関して、
図１に示してある前記面状ヒータの抵抗発熱体の端部の
発熱量が前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部より
多く、前記面状ヒータが異常昇温したとき、初めに前記
面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性
支持台である座面が溶け出し、前記面状ヒータの前記抵
抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性支持台のざぐり部の
深さと一定になり、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の
前記端部の裏面全体が前記熱可塑性支持台に触れること
になる。
タ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる定着器内部の面
状ヒータと前記面状ヒータの熱可塑性支持台に関して、
図１に示してある前記面状ヒータの抵抗発熱体の端部の
発熱量が前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部より
多く、前記面状ヒータが異常昇温したとき、初めに前記
面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性
支持台である座面が溶け出し、前記面状ヒータの前記抵
抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性支持台のざぐり部の
深さと一定になり、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の
前記端部の裏面全体が前記熱可塑性支持台に触れること
になる。
【００１２】これらにより前記面状ヒータの前記抵抗発
熱体の前記端部の温度上昇が少なくなり、前記面状ヒー
タの前記抵抗発熱体の前記端部での割れを防ぐことがで
き、二次側の電極１０６、電極パターン１０６ａが抵抗
発熱体１０４と接する（導通する）ことを防止し、安全
性を高めることができる。
熱体の前記端部の温度上昇が少なくなり、前記面状ヒー
タの前記抵抗発熱体の前記端部での割れを防ぐことがで
き、二次側の電極１０６、電極パターン１０６ａが抵抗
発熱体１０４と接する（導通する）ことを防止し、安全
性を高めることができる。
【００１３】次に本発明の第２の実施の形態を図２に示
す。図２において、２０１は面状ヒータ、２０２面状ヒ
ータの熱可塑性支持台、２０３は一次側電極、２０４は
抵抗発熱体、２０５は表二次側電極、２０６は裏二次側
電極、２０６ａは二次側電極パターン、２０７は温度検
出素子、２０８は面状ヒータの二次側、２０９は面状ヒ
ータの座面、２１０はざぐり部、２１１は熱吸収金属で
ある。
す。図２において、２０１は面状ヒータ、２０２面状ヒ
ータの熱可塑性支持台、２０３は一次側電極、２０４は
抵抗発熱体、２０５は表二次側電極、２０６は裏二次側
電極、２０６ａは二次側電極パターン、２０７は温度検
出素子、２０８は面状ヒータの二次側、２０９は面状ヒ
ータの座面、２１０はざぐり部、２１１は熱吸収金属で
ある。
【００１４】第２の実施の形態ではレーザビームプリン
タ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる定着器内部の面
状ヒータと前記面状ヒータの熱可塑性支持台に関して、
図２に示してある前記面状ヒータの抵抗発熱体の端部の
発熱量が前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部より
多く、前記面状ヒータが異常昇温したとき、初めに前記
面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性
支持台である座面が溶け出し、前記面状ヒータの前記抵
抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性支持台のざぐり部に
設けた熱吸収金属に触れることによって、前記面状ヒー
タの前記抵抗発熱体の前記端部の温度上昇が少なくな
り、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部での割
れを防ぐことができる。
タ、レーザビームＦＡＸ等で用いられる定着器内部の面
状ヒータと前記面状ヒータの熱可塑性支持台に関して、
図２に示してある前記面状ヒータの抵抗発熱体の端部の
発熱量が前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の中央部より
多く、前記面状ヒータが異常昇温したとき、初めに前記
面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性
支持台である座面が溶け出し、前記面状ヒータの前記抵
抗発熱体の前記端部の前記熱可塑性支持台のざぐり部に
設けた熱吸収金属に触れることによって、前記面状ヒー
タの前記抵抗発熱体の前記端部の温度上昇が少なくな
り、前記面状ヒータの前記抵抗発熱体の前記端部での割
れを防ぐことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、像加熱を良好に行
ないつつ面状ヒータが異常昇温したとき、前記面状ヒー
タの二次側の端部で割れることを防ぐことができる。
ないつつ面状ヒータが異常昇温したとき、前記面状ヒー
タの二次側の端部で割れることを防ぐことができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す図。
【図２】本発明の第２実施の形態を示す図。
【図３】本発明の実施の形態である像加熱装置を示す
図。
図。
【図４】従来例を示す図。
１０１、２０１ 面状ヒータ
１０２、２０２ 支持台
１０４、２０４ 抵抗発熱体
１０６ａ、２０６ａ 二次側電極パターン
１１０、２１０ ざぐり部
１１１ ざぐり部の浅い部分
２１１ 熱吸収金属
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平６−95540（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−329572（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−314038（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−248792（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03G 13/20
G03G 15/20
Claims (2)
- 【請求項１】 基板上に、抵抗発熱体と、この抵抗発熱
体に電力を供給するための電極パターンと、温度検出素
子と、この温度検出素子からの出力を認識する電極パタ
ーンとを備えた面状ヒータと、前記ヒータを支持する熱
可塑性支持部材と、を有する像加熱装置において、 前記ヒータの抵抗発熱体の端部の発熱量が中央部より多
く、ヒータの抵抗発熱体の端部に対応する前記熱可塑性
支持部材のざぐり部の深さが中央部に対応する熱可塑性
支持部材のざぐり部の深さより浅いことを特徴とする像
加熱装置。 - 【請求項２】 前記ヒータの抵抗発熱体の端部に対応す
る前記熱可塑性支持部材のざぐり部に熱吸収金属を設け
たことを特徴とする請求項１の像加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01648697A JP3517541B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 像加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01648697A JP3517541B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 像加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213982A JPH10213982A (ja) | 1998-08-11 |
| JP3517541B2 true JP3517541B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=11917623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01648697A Expired - Fee Related JP3517541B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 像加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3517541B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007322888A (ja) | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Oki Data Corp | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP01648697A patent/JP3517541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10213982A (ja) | 1998-08-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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