JP3517299B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JP3517299B2
JP3517299B2 JP05472195A JP5472195A JP3517299B2 JP 3517299 B2 JP3517299 B2 JP 3517299B2 JP 05472195 A JP05472195 A JP 05472195A JP 5472195 A JP5472195 A JP 5472195A JP 3517299 B2 JP3517299 B2 JP 3517299B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means

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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ベルト式無段変
速機において電子的に変速制御する制御装置に関し、詳
しくは、パイロット式電流制御型の変速制御弁の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の無段変速機は油圧制御
装置に2種類の圧力制御弁、即ち、セカンダリプーリの
ライン圧を制御してベルトクランプするライン圧制御
弁、ライン圧を減圧してプライマリプーリのプライマリ
圧を制御して変速する変速制御弁が設けられている。こ
こで例えば変速制御弁は、エンジン回転数、スロットル
開度、車速等のパラメータによりエンジン運転、走行状
態に応じてプライマリ圧を制御するため、電流制御型に
構成する。そして制御ユニットで上記種々の入力信号を
電気的に処理して目標プライマリ圧を演算し、この目標
プライマリ圧に相当するソレノイド電流を変速制御弁に
供給してプライマリ圧を制御することで、電子的に変速
制御することが知られている。
【0003】上記電流制御型としては、直動式とパイロ
ット式がある。パイロット式は、パイロット弁によりソ
レノイド電流に応じたパイロット圧を発生し、このパイ
ロット圧によりバルブ動作する構成であるから、小さい
ソレノイド電流により高いプライマリ圧を安定して制御
することができて好ましい。しかしパイロット弁でライ
ン圧を各別に使用するため、このパイロット弁部でのオ
イル消費が多くなると、ポンプ容量の増大等を招く。こ
のためパイロット式電流制御型の変速制御弁では、パイ
ロット弁部でのオイル消費を、特にエンジン回転数が低
い状態で使用頻度の多いオーバドライブ側で少なくする
ように構成することが要求される。
【0004】従来、上記無段変速機において電流制御型
の変速制御弁に関しては、例えば特開昭62−3153
3号公報の第1の先行技術があり、出力油圧帰還形変速
油圧制御ソレノイドバルブを有し、電磁コイルの移動ヨ
ークでスプールを直接作動する直動式に構成することが
示されている。また特開昭63−57343号公報の第
2の先行技術では、デューティ制御信号により基準圧を
発生する基準圧発生手段と、基準圧と帰還圧に応じて油
圧制御する油圧制御手段を備えてパイロット式に構成す
ることが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1の
先行技術のものにあっては、直動式であるから電磁作用
力が小さく、このため油圧等の外乱によりバルブ動作が
不安定になる。外乱の影響を小さくするには電磁作用力
を大きくする必要があって、ソレノイドの大型化を招
き、重量、スペース、コスト等の点で不利になる。第2
の先行技術のものにあっては、パイロット式であるから
外乱に対して有利になる。しかし、基準圧の設定にあた
っては、想定されるライン圧の最低値よりも低くするこ
とが必要であり、プーリ比がロー(Low)時のように
ライン圧が高い場合、ライン圧と基準圧の差が大きくな
ってオイル消費が増える。また、一次圧コントロール弁
がストレート形状のため、プライマリ圧制御範囲に限界
が生じ、例えば、プライマリ圧が十分高く設定できない
場合には、プライマリシリンダの受圧面積を大きくせね
ばならず、シリンダの大型化や重量増を招くという問題
がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑み、パイロッ
ト式電流制御型の変速制御弁のパイロット弁部でのオイ
ル消費を低減することを目的とする。
【0007】この目的を達成するため、本発明の請求項
1に係る無段変速機の制御装置は、プライマリプーリと
セカンダリプーリにベルトを巻付けたベルト式無段変速
機の電子油圧制御装置が、セカンダリシリンダのライン
圧を制御するライン圧制御弁と、プライマリシリンダの
プライマリ圧を制御する段付スプールを備えた変速制御
弁を備え、この変速制御弁が前記ライン圧を元圧として
ソレノイド電流に応じたパイロット圧を発生するパイロ
ット弁を有し、前記段付スプールの大径側端に前記パイ
ロット圧を、前記段付スプールの小径側の他端にスプリ
ングを付勢すると共に前記プライマリ圧をフィードバッ
クして作用し、両者がバランスするように前記プライマ
リ圧を制御して変速制御するものであって、前記変速制
御弁によるプライマリ圧が零の場合のパイロット圧を零
に近い値に設定し、かつトルク伝達に必要なライン圧の
最低値(Ps min )において前記ライン圧と前記パイロ
ット圧の差が小さくなるように、前記段付スプールの段
付比(パイロット圧受圧面積とフィードバック圧受圧面
の比)を設定することを特徴とする。また、本発明の
請求項2に係る無段変速機の制御装置では、前述した構
成を前提として、前記段付比を1.11〜1.50に設
定することを特徴とする。
【0008】
【作用】従って、本発明にあっては、変速制御弁の段付
のスプールにパイロット弁によるパイロット圧とスプリ
ング力、プライマリ圧が対向して作用し、パイロット圧
が零に近い値の場合に、スプリングによりプライマリ圧
が零に保持される。そしてパイロット圧が上昇すると、
そのパイロット圧とバランスするようにプライマリ圧も
上昇してライン圧と一致するような高圧に制御され、こ
のプライマリ圧により変速制御される。
【0009】また使用頻度の多い最小変速比でプライマ
リ圧がライン圧と等しい場合は、ライン圧の最低値(P
min )においてライン圧とパイロット圧の差が小さく
なるように、段付スプールの段付比を設定しているので
(例えば、段付比が1に近い1.11〜1.50)、
イロット弁の部分でのオイル消費の流量が少なくなっ
て、オイルポンプの容量、流量等を低減することが可能
となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、ロックアップトルコン付無段変速
機を備えた車両の駆動系について説明する。エンジン1
のクランク軸2がトルクコンバータ装置3、前後進切換
装置4、ベルト式無段変速機5及びディファレンシャル
装置6に順次伝動構成される。
【0011】トルクコンバータ装置3は、クランク軸2
がドライブプレート10を介してコンバータカバー11
及びトルクコンバータ12のポンプインペラ12aに連
結する。トルクコンバータ12のタービンランナ12b
はタービン軸13に連結し、ステータ12cはワンウエ
イクラッチ14により案内されている。タービンランナ
12bと一体的なロックアップクラッチ15は、ドライ
ブプレート10に係合または解放可能に設置され、エン
ジン動力をトルクコンバータ12またはロックアップク
ラッチ15を介して伝達する。
【0012】前後進切換装置4は、ダブルピニオン式プ
ラネタリギヤ16を有し、サンギヤ16aにタービン軸
13が、キャリア16bにプライマリ軸20がそれぞれ
連結し、サンギヤ16aとリングギヤ16cとの間にフ
ォワードクラッチ17が、リングギヤ16cとケースと
の間にリバースブレーキ18が設けられる。そしてフォ
ーワードクラッチ17の係合でプラネタリギヤ16が一
体化してタービン軸13とプライマリ軸20とを直結し
た前進位置に、リバースブレーキ18の係合でプライマ
リ軸20に逆転した動力を出力する後退位置に、フォワ
ードクラッチ17とリバースブレーキ18の解放でプラ
ネタリギヤ16がフリーの中立位置に切換えるように構
成される。
【0013】ベルト式無段変速機5は、プライマリ軸2
0とそれに平行配置されたセカンダリ軸23とを有し、
プライマリ軸20にプライマリシリンダ21を備えたプ
ーリ間隔可変式のプライマリプーリ22が設けられる。
セカンダリ軸23も同様にセカンダリシリンダ24を備
えたプーリ間隔可変式のセカンダリプーリ25が設けら
れ、両プーリ22,25に駆動ベルト26が巻付けられ
る。そしてベルト26の両プーリ22,25に対する巻
付け径の比率を変えて無段変速するように構成される。
【0014】ディファレンシャル装置6は、セカンダリ
軸23に一対のリダクションギヤ27を介して出力軸2
8が連結し、この出力軸28のドライブギヤ29がファ
イナルギヤ30に噛合う。そしてファイナルギヤ30の
差動装置31が車軸32を介し左右の車輪33に連結し
て、車両走行可能に構成される。
【0015】次いで、油圧制御系について説明する。先
ず、トルクコンバータ12に隣接して油圧源として可変
容量型のオイルポンプ34が配設され、このオイルポン
プ34がポンプドライブ軸35によりコンバータカバー
11に連結する。そしてエンジン運転時にその動力で常
にオイルポンプ34を駆動し、オイルパン36のオイル
により電子油圧制御装置40にポンプ吐出圧を供給して
作動するようになっている。
【0016】電子油圧制御装置40は、圧力制御弁とし
てパイロット式電流制御型のライン圧制御弁60と変速
制御弁70を有する。ライン圧制御弁60は、オイルポ
ンプ34からのポンプ吐出圧が油路41により導かれ、
制御ユニット80によるソレノイド電流Isによりポン
プ吐出圧を調圧してライン圧Psを制御する。このライ
ン圧Psは、油路42によりセカンダリシリンダ24に
常に供給されてベルトクランプし、更に油路43により
変速制御弁70に導かれる。変速制御弁70は、制御ユ
ニット80によるソレノイド電流Ipによりライン圧P
sを減圧して油路44を介しプライマリシリンダ21に
供給し、且つそのプライマリ圧Ppを制御することで変
速制御するように構成される。
【0017】制御ユニット80は、スロットル開度、エ
ンジン回転数、プライマリ回転数、車速に対応したセカ
ンダリ回転数、ライン圧Ps等の入力信号を電気的に処
理する。そしてエンジン運転、走行状態に応じた目標ラ
イン圧、目標プライマリ圧を演算し、目標ライン圧に相
当するソレノイド電流Isをライン圧制御弁60に出力
して電子的にライン圧制御し、目標プライマリ圧に相当
するソレノイド電流Ipを変速制御弁70に出力して電
子的にプライマリ圧制御する。
【0018】図2において、ライン圧制御弁60と変速
制御弁70の構成について説明する。ライン圧制御弁6
0は、パイロット式圧力帰還型の比例電磁リリーフ弁で
あり、弁本体61にランド径が同一なストレート形状の
スプール62が挿入される。スプール62の一方のラン
ド62aにはオリフィス45を備えた油路46によりラ
イン圧Psがフィードバック圧として作用し、他方のラ
ンド62bには最低圧を保持するスプリング63が付勢
され、且つパイロット弁64によるパイロット圧Pcが
作用する。そしてスプール62の中間のランド62cに
より油路41と連通するポート61aの油圧の一部をド
レンポート61bにドレンして両者がバランスするよう
に調圧する。そこでスプール62の受圧面積S1、ライ
ン圧Ps、パイロット圧Pc、スプリング力Fspとす
ると、この場合のバランス式は以下のようになる。 Ps・S1 =Pc・S1+Fsp これによりライン圧Psはパイロット圧Pcにより比例
関係で制御される。
【0019】パイロット弁64は、ランド62bの隣に
配置されるパイロット室65を有し、このパイロット室
65にオリフィス47を備えた油路48により元圧のラ
イン圧Psが供給される。またパイロット室65の絞り
66にヨーク67が、比例ソレノイド68により開度変
化してパイロット圧Pcを生成するように設けられる。
比例ソレノイド68は、プル式であってリターンスプリ
ング69が閉じる方向に付勢され、このため無通電時に
はヨーク67が絞り66を全閉してパイロット圧Pcが
最大となる。比例ソレノイド68のソレノイド電流Is
が大きくなると、ヨーク67の引込みで絞り開度が増し
てパイロット圧Pcが減少し、このためパイロット圧P
cはソレノイド電流Isと反比例の関係となる。
【0020】従って、ライン圧Psはソレノイド電流I
sに対して、図3(a)のように反比例の関係で制御さ
れる。このため電気系統の断線時には、比例ソレノイド
68の無通電でライン圧最大となって、ベルトスリップ
を回避するようなフェイルセーフ機能を有する。またオ
イル消費を少なくするため、パイロット圧Pcの最大値
がライン圧Psに近い高圧に設定され、オリフィス47
の口径が小さく設定されている。
【0021】必要ライン圧Psは、一般に伝達トルクが
大きいほど、変速比が低速段ほど大きくなり、車両の場
合は種々の運転、走行状態があるため、ライン圧制御範
囲は広いことが要求される。このためライン圧Psは、
図3(c)のように最大変速比Lowでは広範囲で高
く、最小変速比OD(オーバドライブ)では狭範囲で低
く制御される。ここで図1のようなトルクコンバータ付
無段変速機の場合は、ライン圧Psの最大値Psmax
がトルクコンバータ12のストール状態でもベルトスリ
ップしない程度に設定される。また最小値Psmin
は、車両がODで低速走行する際の必要駆動力を伝達す
ることが可能な必要最小限に設定され、このとき不必要
に高いライン圧Psを与えて種々の損失が増大すること
を防止している。
【0022】変速制御弁70は、パイロット式圧力帰還
型の比例電磁減圧弁であり、弁本体71に段付のスプー
ル72が挿入される。スプール72は、1つの小径ラン
ド72aと3つの大径ランド72b〜72dを有し、中
間の一方のランド72cが油路43側のポート71aと
油路44側のポート71bとの間に、他方のランド72
dがポート71bとドレンポート71cの間に設けられ
る。スプール72の小径ランド72aにはオリフィス4
9を備えた油路50によりプライマリ圧Ppがフィード
バック圧として作用し、且つプライマリ圧Ppを零に保
持するスプリング73が付勢され、端部の大径ランド7
2bにはパイロット弁74によるパイロット圧Pcが作
用する。ここでPs≦Ppmaxの場合にPp=Psを
達成するように、スプール段付比とスプリング荷重が適
宜設定されている。
【0023】そしてランド72cによりライン圧Psを
プライマリシリンダ21に供給してプライマリ圧Ppを
上昇し、ランド72dによりプライマリ圧Ppをドレン
低下して、両者がバランスするようにプライマリ圧制御
する。そこでランド72aの受圧面積S1、ランド72
bの受圧面積S2、プライマリ圧Pp、パイロット圧P
c、スプリング力Fspとすると、この場合のバランス
式は以下のようになる。 Pp・S1 +Fsp=Pc・S2 (1) これによりプライマリ圧Ppは、ライン圧Psと同様に
パイロット圧Pcにより比例関係で制御される。
【0024】パイロット弁74は、ライン圧制御弁60
の場合と同様である。即ち、ランド72bの隣に接配置
されるパイロット室75を有し、このパイロット室75
にオリフィス51を備えた油路52により元圧のライン
圧Psが供給される。またパイロット室75の絞り76
にヨーク77が、比例ソレノイド78により開度変化し
てパイロット圧Pcを生成するように設けられる。比例
ソレノイド78は、プル式であってリターンスプリング
79が閉じる方向に付勢され、このため無通電時にはヨ
ーク77が絞り76を全閉してパイロット圧Pcが最大
となる。比例ソレノイド78のソレノイド電流Ipが大
きくなると、ヨーク77の引込みで絞り開度が増してパ
イロット圧Pcが減少し、このためパイロット圧Pcは
ソレノイド電流Ipと反比例の関係となる。
【0025】従って、プライマリ圧Ppはソレノイド電
流Ipに対して、図3(b)のように反比例の関係で制
御される。このため電気系統の断線時には、比例ソレノ
イド78の無通電でプライマリ圧最大となって、急激な
ダウンシフトを回避するようなフェイルセーフ機能を有
する。
【0026】プライマリ圧Ppの必要制御範囲について
説明する。プッシュタイプベルトの無段変速機では、プ
ライマリクランプ力Fp(プライマリ圧Ppとシリンダ
面積Apの積)、セカンダリクランプ力Fs(ライン圧
Psとシリンダ面積Asの積)、入力トルクTi、或る
変速比や油圧で伝達可能なトルクTmaxとすると、ク
ランプ力比Fp/Fsとトルク比Ti/Tmaxとの間
には、図4(a)のような関係がある。これによりライ
ン圧Ps、プライマリ圧Ppが一定でも伝達トルクが増
大すると、変速比はLow側に変速する。また伝達トル
ク、ライン圧Psが一定でもプライマリ圧Ppが減少す
ると、同様にLow側に変速する。そしてキックダウン
時には迅速にLow側に変速することが要求され、この
ためプライマリ圧Ppの最小値Ppminは零である。
【0027】図4(a)から分かるようにFp/Fs>
1の領域があるため、Ap>Asに設定されるが、慣性
モーメントを小さくするためプライマリシリンダ面積A
pは小さめにして、その分プライマリ圧Ppをなるべく
高く、即ち、ライン圧Psと一致するまで制御すること
が望まれる。そしてプライマリ圧Ppの最大値Ppma
xは、ベルト特性、エンジン特性、車両諸元、図4
(b)の変速線図等により決定される。また断線のフェ
イル時の要求値からも決定され、このため最大値Ppm
axはライン圧Psと一致した高い値に設定される。従
って、プライマリ圧Ppは、図3(c)のように変速全
域で0〜Psの範囲で制御される。
【0028】更に、パイロット弁74の部分でのオイル
消費を低減する構造について説明する。先ず、プライマ
リ圧Ppの制御範囲により、Pp=0、Pp=Ps(P
s≦Ppmax)の2つの条件が成立する必要がある。
【0029】そこで上述のバランス式(1)を、以下の
ように変形する。 Pp+Fsp/S1=Pc・S2/S1 (2) ここで段付比αをα=S2/S1、β=Fsp/S1と
すると、 Pp+β=Pc・α (3) となる。そこでPp=0の場合のパイロット圧Pc1
は、Pc1=β/αであり、このPc1は0または0に
近い値に設定すれば良い。ここで電磁比例弁は電流に対
し速やかな応答性を得るためにディザをかけることが多
く、Pc1=0MPaに対してはディザがかけられず油
圧の応答性を損なう。Pc1はディザ効果が得られる最
低圧に設定する必要がある。このため実用上、Pc1≧
0.1(MPa)が望ましい。そこでPc1=0.1と
すると、0.1α=βとなる。
【0030】最小変速比ODのPsminの場合も、P
p=Psを成立する必要がある。そこで式(3)に代入
すると、 Psmin+β=Psmin・α Psmin(α−1)=0.1α ここでトルク伝達に必要なPsminは、ライン圧制御
弁のドレン流路の抵抗による圧力上昇のためにいくらで
も低く設定できる訳ではなく、実用上0.3〜1.0
(MPa)であり、無段変速機の容量で異なる。これに
より段付比αは、α=1.11〜1.50にすれば良
い。また0.1α=βの関係により、Fsp=0.1・
S2にすれば良い。
【0031】次に、パイロット弁74で消費されるオイ
ル流量qは、流量係数Cd、絞り開口面積A、オイル密
度ρ、ライン圧Psとパイロット圧Pcの差圧(Ps−
Pc)により、 q=Cd・A{2(Ps−Pc)/ρ}1/2 となる。ここで通常走行時に発進、加速時を除くと、変
速線図によりODに近い変速比での使用頻度が多く、こ
のためPp=Psの条件で(Ps−Pc)を小さくすれ
ば良い。
【0032】式(3)にPp=Psを代入すると、Pc
=Ps/α+β/αとなる。そこで(Ps−Pc)は、
以下のようになる。 Ps−Pc=(1−1/α)Ps−Pc1 これをPsと(Ps−Pc)の関係で示すと、図5のよ
うになる。図5で(Ps−Pc)<0は、Psが低すぎ
てPp=Psを達成できない領域である。この線図か
ら、αが1.1に近い方が、(Ps−Pc)は全てのP
sに対して小さくできる。一方、αが1.5に近い方
が、Psの作動最小値Ps1を小さくできる。従って、
αが1.11〜1.50の範囲において、Psminで
Ps−Pc=0となるようなαを選択することで、(P
s−Pc)を全体的に最小にできる。
【0033】尚、Pc1=0.1の場合について説明し
たが、Pc1の値はオイルの性状、油圧回路の構造、リ
ーク許容値により変化する。このためPc1≧0.1
(MPa)の条件で任意の値に設定できることは勿論で
ある。
【0034】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、エンジン1の運転により、トルクコンバータ
12のコンバータカバー11、リヤドライブ軸35によ
ってオイルポンプ34が駆動してポンプ吐出圧を生じ
る。このポンプ吐出圧は無段変速機5の電子油圧制御装
置40に供給されてライン圧制御弁60で調圧され、そ
のライン圧Psがパイロット弁64,74に導入してパ
イロット圧Pcを発生することが可能となる。そしてラ
イン圧制御弁60はパイロット圧Pc、スプリング力F
spとライン圧Psとがバランスするように作動し、変
速制御弁70はパイロット圧Pcとプライマリ圧Pp、
スプリング力Fspとがバランスするように作動する。
【0035】そこで停車時には、変速制御弁70の比例
ソレノイド78に最も大きいソレノイド電流Ipが流れ
てパイロット圧Pcが略零になり、このためスプリング
73によりPp=0となる。またライン圧制御弁60
は、比例ソレノイド68に比較的大きいソレノイド電流
Isが流れてパイロット圧Pcが低く、このためライン
圧Psも低く制御される。このライン圧Psはセカンダ
リシリンダ24にのみ供給され、このため無段変速機5
はベルト26が最もセカンダリプーリ25の方に移行し
て最大変速比Lowになる。
【0036】車両発進時に走行レンジにシフトすると、
前後進切換装置4のフォワードクラッチ17が給油によ
り係合して前進位置になる。このためエンジン1 の動力
がトルクコンバータ12,前後進切換装置4を介して無
段変速機5のプライマリ軸20に入力し、プライマリプ
ーリ22、セカンダリプーリ25とベルト26とにより
最大変速比Lowの動力がセカンダリ軸23に出力し、
これがディファレンシャル装置6を介して車輪33に伝
達して車両が走り始める。
【0037】このとき無段変速機5の伝達トルクが大き
いと、ライン圧制御弁60のソレノイド電流Isが減少
してパイロット圧Pcと共にライン圧Psが高く制御さ
れる。このためセカンダリシリンダ24でのライン圧P
sによるクランプ力で、ベルト26が伝達トルクに対し
てスリップしないようにクランプされる。一方、ODで
の減速等の低速走行時は、ソレノイド電流Isが最大で
パイロット圧Pcが略零になり、この場合のライン圧P
sがスプリング63により最小値Psminに保持され
る。
【0038】車速の上昇により変速開始すると、変速制
御弁70のソレノイド電流Ipが徐々に減少してパイロ
ット圧Pcが上昇するため、プライマリ圧Ppも零から
徐々に上昇する。そこでプライマリシリンダ22でのプ
ライマリ圧Ppによるクランプ力で、ベルト26がプラ
イマリプーリ22の方に移行してアップシフトし、速や
かに最小変速比ODに変速される。そして車速の広い領
域をODで経済走行することが可能となる。一方、例え
ば車速が設定車速以下に低下すると、変速制御弁70の
ソレノイド電流Ipが逆に徐々に増大してパイロット圧
Pcと共にプライマリ圧Ppが低下し、ベルト26が再
びセカンダリプーリ25の方に移行してLowにダウン
シフトするのであり、こうしてLowとODの間で無段
階に変速制御される。そしてキックダウン時には、Pp
=0の特性により迅速にLow側にダウンシフトする。
【0039】また変速制御弁70では、Pp=0の場合
のパイロット圧Pc1が実用性を考慮して例えば0.1
(MPa)に設定され、このためスプリング73の荷重
が0.1・S2の小さい値に設定される。またスプール
72の段付比αが、1より大きくて1に近い1.11〜
1.50に設定されている。そこでPs≦Ppmaxの
場合にパイロット圧Pcがライン圧Psと一致する高圧
に制御される。またODでPsminの場合も、Pp=
Psになり、このためプライマリシリンダ21の面積A
pを小さくして慣性モーメントを減少することができ
る。
【0040】更に、通常走行時に使用頻度の多い最小変
速比ODで、Pp=Psの場合は、上記段付比αの値に
より図5から明らかなように(Ps−Pc)の値が非常
に小さくなる。このためパイロット弁74の部分でのオ
イル消費の流量qが少なくなる。
【0041】以上、本発明の実施例について説明した
が、変速制御弁がパイロット式電流制御型のものであれ
ば、その全てに適応できる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明における
無段変速機の制御装置では、パイロット式電流制御型の
変速制御弁が、プライマリ圧が零の場合のパイロット圧
を零に近い値に設定し、かつトルク伝達に必要なライン
圧の最低値(Ps min )においてライン圧とパイロット
圧の差が小さくなるように、段付スプールの段付比を設
する構成であるから、プライマリ圧を零からライン圧
と一致するまで確実に制御することができ、このためプ
ライマリシリンダの面積を小さくして慣性モーメントを
減少することが可能になる。
【0043】また通常走行時の特に使用頻度の多い最小
変速比において、変速制御弁のパイロット弁で消費され
るオイル流量を低減できる。このためポンプ容量を小さ
く設定できて、ポンプ損失を低減できる。ポンプ吐出量
の少ない低回転領域でパイロット圧、プライマリ圧の差
圧が小さく制御されるので、パイロット系からのリーク
が少なく、油圧が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無段変速機の一例を示す説明図で
ある。
【図2】無段変速機の制御装置の実施例を示す油圧回路
図である。
【図3】ライン圧とプライマリ圧の特性線図である。
【図4】クランプ力比とトルク比の関係、変速特性を示
す線図である。
【図5】ライン圧に対するライン圧とパイロット圧の差
圧の関係を示す線図である。
【符号の説明】
5 無段変速機 21 プライマリシリンダ 22 プライマリプーリ 24 セカンダリシリンダ 25 セカンダリプーリ 26 駆動ベルト 40 電子油圧制御装置 60 ライン圧制御弁 70 変速制御弁 72 スプール 73 スプリング 74 パイロット弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−57343(JP,A) 特開 昭62−13858(JP,A) 特開 平5−106728(JP,A) 実開 平4−62486(JP,U) 実開 平4−62485(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 F16K 31/06 - 31/11 F16K 31/36 - 31/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プライマリプーリとセカンダリプーリに
    ベルトを巻付けたベルト式無段変速機の電子油圧制御装
    置が、セカンダリシリンダのライン圧を制御するライン
    圧制御弁と、プライマリシリンダのプライマリ圧を制御
    する段付スプールを備えた変速制御弁を備え、この変速
    制御弁が前記ライン圧を元圧としてソレノイド電流に応
    じたパイロット圧を発生するパイロット弁を有し、前記
    段付スプールの大径側端に前記パイロット圧を、前記段
    付スプールの小径側の他端にスプリングを付勢すると共
    前記プライマリ圧をフィードバックして作用し、両者
    がバランスするように前記プライマリ圧を制御して変速
    制御する無段変速機の制御装置において、前記 変速制御弁によるプライマリ圧が零の場合のパイロ
    ット圧を零に近い値に設定し、かつトルク伝達に必要な
    ライン圧の最低値(Ps min )において前記ライン圧と
    前記パイロット圧の差が小さくなるように、前記段付
    プールの段付比(パイロット圧受圧面積とフィードバッ
    ク圧受圧面積の比)を設定することを特徴とする無段変
    速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記段付比を1.11〜1.50に設定
    することを特徴とする請求項1に記載された無段変速機
    の制御装置。
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