JP3515420B2 - ハイブリッド自動車の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド自動車の制御装置

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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関と、無段
変速機と、電動機とを備え、前記内燃機関の出力軸が前
記無段変速機の入力部に接続され、前記無段変速機の出
力部が、結合・分離自在な一対の係合要素からなる係合
部を介して前記電動機の出力軸に接続され、前記電動機
の出力軸が、駆動輪に結合された駆動力伝達手段に対し
て接続されたハイブリッド自動車に適用される制御装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種のハイブリッド自動車の制御装置
は、例えば、図5に示す特開平9−224303号に記
載されたものが知られている。図5において、エンジン
1の出力軸は、オイルポンプ2を駆動するとともに、無
段変速機3の入力軸に連結されており、無段変速機3の
出力軸には、クラッチ4およびギア5を介して電動機6
の出力軸が連結されている。また、無段変速機3の出力
軸には、ディファレンシャルギア7を介して駆動輪8が
連結されている。 【0003】また、無段変速機3の出力軸には回転数を
検出する回転センサが取り付けており、回転センサから
の出力信号は、電子制御装置(ECU)9の入力ポート
に入力される。さらに、ECU9においては、ディファ
レンシャルギア7の減速比とタイヤ有効半径とから車速
が検出される。 【0004】図6および図7に示すものは、このハイブ
リッド自動車の制御装置における車両走行時の動作の手
順である。これにより、このハイブリッド自動車におけ
る発進時の制御は以下のようになる。すなわち、運転者
がアクセルペダルを踏むと、ステップS101におい
て、アクセルスイッチがONと判断され、ステップS1
02に進む。ステップS102において、車速Vが10
km/h以下と判断されると、ステップS301においてク
ラッチ4が開放されるとともに、ステップS302にお
いてエンジン1がアイドリング状態に維持される。一
方、ステップS102において車速Vが10km/h以上と
判断されたときには、ステップS103において、クラ
ッチ4が結合状態とされる。なお、このステップS10
3においては、無段変速機3の入力軸の回転数とエンジ
ン1のアイドリング回転数とが一致したところでクラッ
チ4を接続させる。 【0005】この制御によれば、発進時において、車速
Vが10km/h以下のときには、エンジン1がアイドリン
グ状態とされることとなり、また、車速Vが10km/hを
越えたところで、無段変速機3の入力軸の回転数とエン
ジン1のアイドリング回転数とが一致したところで、ク
ラッチ4を結合させることとなる。この場合、図5に示
すようにエンジン1の出力軸と無段変速機3の入力軸と
は一致しているから、エンジン1がアイドリング状態に
あれば、無段変速機3の入力軸回転数は、必ずアイドル
回転数と一致する。したがって、このハイブリッド自動
車においては、発進後に、車速Vが10km/hを越えたと
ころで、クラッチ4が接続され、そのときのエンジン1
の回転数は、アイドリング回転数であることとなる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ク
ラッチの結合をショック無く行うためには、クラッチの
入力回転数と出力回転数とを一致させた状態で結合動作
を行う必要がある。上述のハイブリッド自動車において
は、図5に示した動力伝達系の構造によれば、クラッチ
4の出力回転数が車速により決定されることとなってお
り、さらに、上述のようにクラッチ4を結合する際の車
速が一定値(10km/h)に規定されることとなってい
る。このため、結合時のクラッチ4の出力回転数は自ず
と一定値に定まることになる。これより、クラッチ4の
結合をショック無く行うためには、クラッチ4の入力回
転数も一定値とする必要がある。 【0007】クラッチ4の入力回転数は、図5の構造よ
り、エンジン1の回転数と無段変速機3の変速比とで決
定されることになるが、上述の制御によれば、クラッチ
4の結合時のエンジン1の回転数がアイドリング回転数
に定められているために、クラッチ4の入力回転数と出
力回転数とを一致させるためには、無段変速機3の変速
比を一定値としなくてはならなくなる。 【0008】したがって、上述のハイブリッド自動車に
おいては、車両発進時の運転者の駆動力要求が大きく、
エンジン1により即座に大きな駆動力を発生させたい場
合に、車速によらずエンジン回転数を上昇させ、高出力
運転が可能な状態でクラッチ4の結合を行うことが不可
能であり、運転者の要求に十分に応えることができな
い。 【0009】このような事情に鑑み、本発明において
は、無段変速機と駆動輪または電動機との間に介装され
た係合要素の結合を、車速やエンジン回転数によらず行
うことができ、これにより、運転者が要求する駆動力の
変化に良好に対応することが可能なハイブリッド自動車
の制御装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載のハイブリッド自動車の制御装置は、内燃
機関(例えば、実施の形態におけるエンジンE)と、無
段変速機(例えば、実施の形態におけるCVT18)
と、電動機(例えば、実施の形態における駆動/回生用
モータM)とを備え、前記内燃機関の出力軸が前記無段
変速機の入力部(例えば、実施の形態における駆動側プ
ーリ19)に接続され、前記無段変速機の出力部(例え
ば、実施の形態における被動側プーリ21)が、結合・
分離自在な一対の係合要素(例えば、実施の形態におけ
る係合要素26,27)からなる係合部(例えば、実施
の形態におけるクラッチ28)を介して前記電動機の出
力軸に接続され、前記電動機の出力軸が、駆動輪に結合
された駆動力伝達手段(例えば、実施の形態における最
終減速ギア30)に対して接続されたハイブリッド自動
車(例えば、実施の形態におけるハイブリッド自動車1
0)に適用される制御装置(例えば、実施の形態におけ
る制御装置11)であって、前記係合要素の結合および
分離を制御する係合要素制御手段(例えば、実施の形態
におけるステップS7およびステップS12)と、前記
係合要素のそれぞれの回転数を検出する回転数検出手段
(例えば、実施の形態におけるステップS2)と、前記
無段変速機の変速比を制御する変速比制御手段(例え
ば、実施の形態におけるステップS9およびS11)
と、前記内燃機関の回転数を制御する内燃機関回転数制
御手段(例えば、実施の形態におけるステップS8およ
びS10)とを備えている。そして、前記係合要素制御
手段により前記係合要素を結合させるにあたっては、前
記係合要素同士の回転数差が所定値(例えば、100rp
m、または実施の形態におけるステップS4において設
定される値)以上である場合には、前記内燃機関回転数
制御手段および前記変速比制御手段のいずれか一方また
は双方を用いて、前記内燃機関の回転数および前記無段
変速機の変速比のいずれか一方または双方を制御するこ
とにより、前記係合要素のうち前記無段変速機側に接続
されたものの回転数を調整することとし、さらに、前記
回転数差が前記所定値以内となった場合に、前記係合要
素の結合動作を開始するようにしている。 【0011】このように構成したために、このハイブリ
ッド自動車の制御装置においては、係合要素同士を結合
させる際の内燃機関の回転数と無段変速機の変速比とが
一定に定められることが無く、例えば、発進時の運転者
の駆動力要求が大きいときには、内燃機関の回転数を上
昇させ、高出力運転が可能な状態としたまま係合要素同
士の結合動作を行うことができる。 【0012】また、前記係合部において要求される伝達
トルク容量を演算する伝達トルク演算手段(例えば、実
施の形態におけるステップS41)を備え、演算された
前記伝達トルク容量が大きいほど、前記所定値を大に設
定するようにしている。 【0013】このような構成により、係合要素の伝達ト
ルク容量が大であるほど、係合要素同士の結合開始の回
転数差が大となることとなるが、一般に、運転者は、低
負荷のクルーズ走行をしている場合には小さなショック
でもこれを敏感に感じ、高負荷の加速走行等の場合に
は、多少のショックでもあまり気にならないので、高負
荷走行、すなわち、伝達トルク容量の大きいときには、
回転数差の所定値を大きく設定するようにしても、運転
者の感じるショックは小さいと考えられる。これによ
り、高負荷走行時に、内燃機関の回転数制御などに要す
る時間や燃料を、運転者の走行快適性を損なわない範囲
内で省略することができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の第一および第二の
実施の形態の一例を、図面に基づいて説明する。 [第一の実施の形態]図2に示すものは、ハイブリッド
自動車10の動力伝達系の模式図と、ハイブリッド自動
車10に適用された制御装置11のブロック図とを併せ
て示したものである。 【0015】図2に示す動力伝達系において、エンジン
(内燃機関)Eの動力は、振動減衰ダンパー12を介し
て前後進切り替え用プラネタリーギアセット13に入力
される。この前後進切り替え用プラネタリーギアセット
13は、図示略のセレクトレバーに機械的に連結された
油圧切り替えバルブ(図示略)によって、セレクトレバ
ーの操作により油圧作動の摩擦要素16,17を選択的
に係合できるようになっており、これにより、CVT1
8の駆動側プーリ(入力部)19に入力されるエンジン
Eの動力の回転方向を切り替えるようになっている。 【0016】また、駆動側プーリ19の回転は金属ベル
ト20を介して被動側プーリ(出力部)21に伝えられ
る。ここに、駆動側プーリ19と被動側プーリ21との
回転数比は、各プーリに対する金属ベルト20の巻き付
き径により決まり、この巻き付き径は、各プーリの側室
22,23に与えた油圧により発生する押しつけ力によ
って制御される。なお、この油圧は、エンジンEによっ
て駆動されるオイルポンプ24により発生し、油圧制御
装置25を介して、側室22,23に供給される。 【0017】被動側プーリ21は、一対の係合要素2
6,27からなるクラッチ(係合部)28を介して駆動
/回生用モータMの出力軸に接続されている。クラッチ
28と駆動/回生用モータMとの間には、最終減速ギア
(駆動力伝達手段)30およびギア31が介装されてお
り、被動側プーリ21の駆動力は、最終減速ギア30を
介して車軸32に伝達され、駆動輪Wを回転させる。ま
た、駆動/回生用モータMの駆動力は、ギア31および
最終減速ギア30を介して、車軸32に伝達され、駆動
輪Wを回転させるようになっている。 【0018】一方、制御装置11は、図示しないCP
U、RAM、ROM等からなるマイクロコンピュータを
有するECU35を備えた構成となっている。ECU3
5には、エンジンEの回転数を検出するためのエンジン
回転数センサS1、および、係合要素26,27の回転
数を検出するためのクラッチ回転数センサS2の検出結
果が入力され、これにより、エンジンEの回転数と、ク
ラッチ28の入力側および出力側の回転数とを把握でき
るようになっている。 【0019】また、ECU35は、油圧制御装置25と
接続されており、油圧制御装置25を介してCVT18
の各側室22,23に供給される油圧を検出・制御でき
るようになっている。これにより、ECU35において
CVT18の変速比を把握するとともに、制御できるよ
うになっている。 【0020】さらに、ECU35は、エンジンEの作動
を制御するための燃料噴射量制御用アクチュエータ36
やスロットル制御用アクチュエータ37に接続され、こ
れらのアクチュエータを介してエンジンEを制御するよ
うになっている。また、ECU35は、駆動/回生用モ
ータMの動作を制御するモータ制御装置38に接続され
るとともに、係合要素26,27の分離または結合を制
御するためのクラッチ制御用アクチュエータ39に接続
され、駆動/回生用モータMの回転作動を制御できると
ともに、クラッチ28の結合・開放動作を制御できるよ
うになっている。 【0021】さらに、駆動/回生用モータMは モータ
制御装置38を介してバッテリ(蓄電装置)41に電気
的に接続されている。バッテリ41には、バッテリ41
の充電状態を検出可能なバッテリ容量センサ(充電状態
検出手段)42が設けられており、このバッテリ容量セ
ンサ42の出力値は、ECU35に入力されるようにな
っている。 【0022】このハイブリッド自動車10においては、
車両停止時には、エンジンEを停止させることにより、
燃料消費量の低減を図ることができ、さらに、この状態
から発進する際には、係合要素26,27を分離してク
ラッチ28を開放状態とし、駆動/回生用モータMを駆
動させて、駆動/回生用モータMのみにより発進するこ
とができる。これにより、発進の際に、エンジンEの立
ち上がりを待つ必要が無く、運転者の要求に応じた迅速
な発進を実現することができる。 【0023】また、駆動/回生用モータMを駆動源とし
て発進した際に、運転者が更に大きな駆動力を要求する
場合には、エンジンEを始動するとともにクラッチ28
を結合状態とすることにより、エンジンEの駆動力をC
VT18およびクラッチ28を介して車軸32に供給す
ることができ、これにより、運転者の要求に十分に応え
ることができる。 【0024】このように、駆動/回生用モータMのみに
よって走行している際にエンジンEを始動させて駆動力
を発揮させるには、開放していたクラッチ28を結合状
態とする必要があるが、この際、ECU35は、図1に
示すようなフローチャートに基づき、係合要素26,2
7を結合させる。 【0025】まず、ステップS1において、クラッチ2
8の結合指令を、クラッチ制御アクチュエータ38(図
2参照)に対して発するべきか否かの判断を行う。クラ
ッチ結合指令を発するべきで無いとの判断が行われた際
には、この制御を通過する。また、クラッチ結合指令を
発するべきであるとの判断が行われた際には、ステップ
S2において、クラッチ28の入力および出力回転数、
すなわち、係合要素26,27の回転数を検出し、ステ
ップS3において、クラッチ28における入力回転数と
出力回転数との差を演算する。 【0026】次に、ステップS4において、係合要素2
6,27を結合させるにあたっての許容回転数差を設定
する。この許容回転数差は、クラッチ28の入力および
出力側の回転数がほぼ一致し、クラッチ28を結合させ
ても殆どショックが発生しないような回転数差であり、
具体的には100rpm程度である。 【0027】ステップS5では、ステップS3で演算し
た回転数差の絶対値が許容回転数差である100rpmよ
りも大きいか否かを判定する。回転数差が100rpmよ
りも小さい場合には、ステップS7において、クラッチ
制御用アクチュエータ39(図2参照)を作動させるこ
とによりクラッチ結合を開始する。 【0028】これに対し、回転数差が100rpmよりも
大きい場合には、ステップS6で回転数差の正負を判定
する。回転数差が正の場合には、クラッチ28の入力側
回転数が出力側回転数よりも大きいことになるから、ス
テップS8およびS9において、エンジンEの回転数を
低下させる制御およびCVT18の変速比を減少させる
(Highレシオ側へ変速する)制御のいずれか一方または
双方を行い、クラッチ28の入力側の回転数、すなわ
ち、係合要素26の回転数を低下させる。 【0029】逆に、回転数差が負の場合には、クラッチ
28の出力側回転数が入力側よりも大きいことになるか
ら、ステップS10およびS11において、エンジンE
の回転数を上昇させる制御およびCVT18の変速比を
増加させる(Lowレシオ側へ変速する)制御のいずれか
一方または双方を行い、クラッチ28の入力側の回転
数、すなわち、係合要素26の回転数を上昇させる。 【0030】なお、ステップS8,S9またはステップ
S10,S11において、エンジンEの回転数およびC
VT18の変速比のどちらをどの程度変化させるかにつ
いては、例えば、以下のようにして決定する。すなわ
ち、ステップS6で回転数差が正と判断された場合、先
ず運転者の要求する駆動力と車速からCVT18の目標
変速比を決定し、実際の変速比が目標変速比よりもLow
側にあれば、目標変速比を超えない範囲においてステッ
プS9でHighレシオ側へ変速し、同時にステップS8で
エンジン回転を低下させる。逆に実際の変速比が目標変
速比よりもHigh側にあれば、ステップS9による変速は
行わずに、ステップS8によりエンジン回転を低下させ
る。ステップS6で回転数差が負と判断された場合も同
様で、実際の変速比が目標の変速比よりもHigh側にあれ
ば、目標変速比を超えない範囲で、ステップS11でLo
w側へ変速し、同時にステップS10でエンジン回転を
上昇させる。逆に実際の変速比が目標変速比よりもLow
側にあれば、ステップS11による変速は行わずに、ス
テップS10によりエンジン回転を上昇させる。 【0031】そして、回転数差が100rpmよりも大き
い間は、以上の制御を繰り返し、その間ステップS12
においてクラッチ28の結合を禁止する。また、以上の
制御を繰り返すことにより、回転数差が許容回転数差で
ある100rpm以内となった場合には、ステップS7に
おいて、係合要素26,27の結合動作を開始すること
とする。 【0032】これにより、係合要素26,27の結合に
先立ち、これら係合要素26,27の回転数差は、確実
に許容回転数差である100rpm以下に制御され、その
後に係合要素26,27が結合されるため、クラッチ2
8の結合にあたって発生することが懸念される不快なシ
ョックを確実に防止することができる。 【0033】以上のように、図1に示した制御によれ
ば、係合要素26,27を結合させるにあたって、係合
要素26,27間の回転数差が所定値(100rpm)以
上である場合には、エンジンEの回転数およびCVT1
8の変速比のいずれか一方または双方を制御することに
より、CVT18側に接続された係合要素26の回転数
を調整し、回転数差が所定値(100rpm)以内となっ
た場合に、係合要素26,27の結合動作を開始するこ
ととしたため、従来と異なり、クラッチ28を結合させ
る際に、エンジンEの回転数およびCVT18の変速比
とが一定に定められることが無い。したがって、車両発
進時の運転者の駆動力要求が大きいときに、エンジンE
の回転数を上昇させ、高出力運転が可能な状態としたま
ま係合要素26,27の結合動作を行うことができ、運
転者の駆動力要求を十分に満たすことが可能となる。ま
た、運転者の駆動力要求が小さいときには、エンジンE
の回転数の低い静かな状態で係合要素26,27の結合
動作を行うことができる。これにより、走行快適性の向
上を図ることができる。 【0034】なお、上記実施の形態において、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で、他の構成を採用するように
してもよい。例えば、上記実施の形態においては、ステ
ップS4において設定される許容回転数差が一定値(1
00rpm)に決められていたが、これを変化させるよう
にしてもよい。 【0035】この場合、図1のステップS4の部分を、
図3に示すフローチャートで置換するのが好適である。
図3に示すフローチャートにおいては、まず、ステップ
S41において、クラッチ28において要求される伝達
トルク容量が演算される。この伝達トルク容量の演算
は、具体的には、以下のようにして行う。すなわち、ま
ず、アクセル開度と車速から運転者の要求する駆動力を
決定する。これに駆動輪(タイヤ)半径を乗じて駆動ト
ルクとし、これを最終減速ギア30の減速比および伝達
効率で除することによりクラッチの伝達容量が計算され
る。 【0036】次に、ステップS41において演算された
伝達トルク容量に対応した許容回転数差を設定する。こ
の許容回転数差の設定は、図中ステップS41において
示すようなグラフで表されるデータテーブルをあらかじ
め設定しておき、このデータテーブルに基づいて行う。
このデータテーブルは、クラッチ28における伝達トル
ク容量(横軸)の増加に対して許容回転数差(縦軸)が
単調に増加するような構成となっており、具体的には、
例えば、伝達トルク容量が、7.5kgfmのときに、許容
回転数差が75rpmに設定され、また、伝達トルク容量
が15kgfmのときに、許容回転数差が100rpmに、伝
達トルク容量が30kgfmのときに、許容回転数差が15
0rpmに設定されている。(なお、これらの値は、車両
の重量、駆動輪半径等により種々異なる。) 【0037】このような構成を採用することにより、以
下のような効果が得られる。すなわち、一般に運転者
は、低負荷のクルーズ走行をしている場合には小さなシ
ョックでもこれを敏感に感じ、高負荷の加速走行等の場
合には、多少のショックでもあまり気にならないので、
高負荷走行、すなわち、伝達トルク容量が大きいときに
は、回転数差の所定値を大きく設定するようにしても、
運転者の感じるショックは小さいと考えられる。したが
って、上述のように、伝達トルク容量が大きいほど、許
容回転数差が大に設定することとすれば、運転者がショ
ックを感じない範囲内で、エンジンEの回転数制御やC
VT18の変速比制御に要する時間や燃料を省略するこ
とができ、これにより、クラッチ28の結合動作を迅速
に行い得るとともに、クラッチ28の結合制御に要する
燃料を削減して燃料消費改善効果を向上させることがで
きる。 【0038】[第二の実施の形態]次に、上述のハイブ
リッド自動車10において減速回生時にクラッチ28の
制御を行う場合の実施の形態を説明する。上述した従来
のハイブリッド自動車においては、減速時にクラッチ4
を開放状態とすることにより、クラッチ4より上流側の
要素、すなわち、無段変速機3やエンジン1といった摩
擦抵抗や慣性質量として作用する部分を分離することが
でき、この状態で、電動機6あるいは駆動/回生用モー
タMを回転させることにより車体の運動エネルギーを余
すところ無く電気エネルギーに変換(回生)することが
できる。 【0039】このように、減速時にクラッチを開放して
運動エネルギーを回生する場合、車両の減速度は、電動
機6において設定される回生出力で決まる。回生された
エネルギーは、バッテリ(蓄電装置)の充電に用いられ
るが、バッテリ(蓄電装置)の電気容量が100%(満
充電状態)となり、電気エネルギーが受け入れなくなっ
た場合には、電動機6の減速回生動作を禁止せざるを得
なくなり、これにより車両の減速度が変化してしまう。
一般に、運転者は、車両に一定の減速度を見込んだ状態
で運転を行っているため、このように車両の減速度が変
化することにより、運転操作性の低下を招く懸念が生ず
る。 【0040】そこで、上述のハイブリッド自動車10の
制御装置11においては、減速回生時における減速度
が、蓄電装置の容量により変化させられることを回避
し、これにより、良好な運転操作性を実現することを課
題として、以下の手段を採用することとした。 【0041】すなわち、この場合、ハイブリッド自動車
10の制御装置11は、内燃機関(エンジンE)と、無
段変速機(CVT18)と、電動機(駆動/回生用モー
タM)と、前記電動機により発電された電気エネルギー
を蓄電するための蓄電装置(バッテリ41)とを備え、
前記内燃機関の出力軸が前記無段変速機の入力部(駆動
側プーリ19)に接続され、前記無段変速機の出力部
(被動側プーリ21)が、結合・分離自在な一対の係合
要素(係合要素26,27)からなる係合部(クラッチ
28)を介して前記電動機の出力軸に接続され、前記電
動機の出力軸が、駆動輪(駆動輪W)に結合された駆動
力伝達手段(最終減速ギア30)に対して接続されたハ
イブリッド自動車10に適用される制御装置11であっ
て、前記蓄電装置の残容量を検出する蓄電装置残容量検
出手段と、前記係合要素の結合および分離を制御する係
合要素制御手段とを備えており、前記蓄電装置の残容量
が所定値(例えば、満充電容量の95%)以上の場合に
は、前記電動機による回生発電を禁止するとともに、前
記係合要素の分離を禁止することを特徴とする。 【0042】このようにしたために、ハイブリッド自動
車10の制御装置11においては、電動機(駆動/回生
用モータM)による回生発電が禁止された場合には、係
合要素(係合要素26,27)が結合状態とされるため
に、電動機による回生制動力が無くても、係合要素の上
流側に位置する無段変速機や内燃機関などが摩擦抵抗や
慣性質量として作用することにより、制動力を確保でき
る。 【0043】以下に、ハイブリッド自動車10の制御装
置11による減速時の制御内容についてを、図4に基づ
いて説明する。なお、ハイブリッド自動車10の動力伝
達系の概略構成、および制御装置11の概略構成につい
ては、上記第一の実施の形態において説明したとおりで
ある。 【0044】図4において、ステップS11は、車両の
減速状態の判定部分であり、具体的には、アクセルペダ
ルが操作されていない状態を検出し、この場合に、減速
状態であるとの判断を行う。減速状態であるとの判断が
なされた場合には、ステップS2に進み、それ以外の場
合には、この制御を通過する。 【0045】ステップS12においては、バッテリ41
の充電状態、すなわち、バッテリ41の残容量を検出す
る。このステップS12は、上記の蓄電装置残容量検出
手段に相当する。そして、次のステップS13におい
て、検出されたバッテリ41の残容量が、満充電に近い
所定の値以上、具体的には満充電容量の95%以上か否
かを判定する。 【0046】バッテリ41の残容量が95%以下の場合
は、ステップS16において、駆動/回生用モータMに
よる回生動作を継続するとともに、ステップS17にお
いて、係合要素26,27を分離した状態を維持するよ
うにする。これにより、バッテリ41の残容量が95%
以下のときには、クラッチ28を開放して、駆動輪W側
と、CVT18、前後進切り替え用プラネタリーギアセ
ット13、およびエンジンE等の摩擦抵抗あるいは慣性
質量として作用する部分とを分離することができ、車両
の運動エネルギーを最大限に回収しつつ車両の減速度を
維持することができる。 【0047】一方、バッテリ41の残容量が95%以上
の場合には、このまま回生動作を継続すると、まもなく
回生した電気エネルギーをバッテリ41が受け入れるこ
とが不可能となる。したがって、回生動作を禁止せざる
を得なくなるとともに、駆動/回生用モータMによる回
生制動力が失われることとなる。 【0048】そこで、この場合には、ステップS14に
おいて駆動/回生用モータMによる回生動作を禁止する
とともに、ステップS15において係合要素26,27
の分離を禁止し、係合要素26,27を結合状態に維持
するようにする。これにより、クラッチ28の上流側に
位置するCVT18、前後進切り替え用プラネタリーギ
アセット13、およびエンジンE等の摩擦抵抗あるいは
慣性質量として作用する部分を駆動輪W側に結合させ
て、通常のエンジンブレーキと同じ効果を得ることがで
き、回生の禁止による減速度の減少を効果的に防止でき
る。なお、この場合、上述のステップS15およびS1
7は、上記の係合要素制御手段に相当する。 【0049】以上説明した実施の形態によれば、バッテ
リ41の残容量が所定値(95%)以上の場合には、駆
動/回生用モータMによる回生発電を禁止するととも
に、係合要素26,27の分離を禁止するようにしたた
め、駆動/回生用モータMによる回生制動力が無くて
も、CVT18やエンジンEを摩擦抵抗あるいは慣性質
量として作用させることにより、制動力を確保すること
ができ、したがって、回生作動が禁止されることにより
車両の減速度が減少して運転操作性が低下することを防
ぐことができる。 【0050】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るハ
イブリッド自動車の制御装置においては、係合要素を結
合させるにあたって、係合要素間の回転数差が所定値以
上である場合には、内燃機関の回転数および無段変速機
の変速比のいずれか一方または双方を制御することによ
り、無段変速機側に接続された係合要素の回転数を調整
し、回転数差が所定値以内となった場合に、係合要素の
結合動作を開始するようにしたため、従来と異なり、係
合部を結合させる際に、内燃機関の回転数および無段変
速機の変速比と一定に定められることが無い。したがっ
て、車両発進時の運転者の駆動力要求が大きいときに、
内燃機関の回転数を上昇させ、高出力運転が可能な状態
としたまま係合要素の結合動作を行うことができ、運転
者の駆動力要求を十分に満たすことが可能となる。ま
た、運転者の駆動力要求が小さいときには、内燃機関の
回転数の低い静かな状態で係合要素の結合動作を行うこ
とができる。これにより、走行快適性の向上を図ること
ができる。 【0051】また、伝達トルク容量が大きいほど、係合
要素同士を結合する際の許容回転数差を大に設定するこ
とにしたため、運転者がショックを感じない範囲内で、
内燃機関の回転数制御や無段変速比の変速比制御に要す
る時間や燃料を省略することができる。これにより、係
合要素の結合動作を迅速に行い得るとともに、結合制御
に要する燃料を削減して燃料消費改善効果を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第一の実施の形態の一例を示す図で
あって、ハイブリッド自動車の制御装置により、係合要
素同士の結合動作を行う際の手順を示すフローチャート
である。 【図2】 本発明のハイブリッド自動車における動力伝
達系の模式図および制御装置のブロック図を併せて示す
図である。 【図3】 本発明の第一の実施の形態の他の例を示す図
であって、係合要素間の許容回転数差を設定する際の手
順を示すフローチャートである。 【図4】 本発明の第二の実施の形態の一例を示す図で
あって、車両の減速時におけるクラッチおよび駆動/回
生用モータの制御手順を示すフローチャートである。 【図5】 本発明の従来の技術を示すハイブリッド自動
車の動力伝達系の模式図および制御システム構成図であ
る。 【図6】 図5において示したハイブリッド自動車の電
子制御装置において実行される処理のフローチャートの
上半分である。 【図7】 同、下半分である。 【符号の説明】 10 ハイブリッド自動車 11 制御装置 18 CVT(無段変速機) 19 駆動側プーリ(入力部) 21 被動側プーリ(出力部) 26,27 係合要素 28 クラッチ(係合部) 30 最終減速ギア(駆動力伝達手段) 35 ECU E エンジン(内燃機関) W 駆動輪 M 駆動/回生用モータ(電動機) ステップS2 回転数検出手段 ステップS7,S12 係合要素制御手段 ステップS8,S10 内燃機関回転数制御手段 ステップS9,S11 変速比制御手段 ステップS41 伝達トルク演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60K 6/04 530 B60K 6/04 530 731 731 41/00 301 41/00 301A 301C 301D 41/28 41/28 B60L 15/20 B60L 15/20 K F02D 29/00 F02D 29/00 H 29/02 29/02 D F16D 48/02 F16H 61/02 F16H 61/02 101:02 // F16H 101:02 F16D 25/14 640N (72)発明者 玉川 裕 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 金丸 善博 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平9−224303(JP,A) 特開 平8−61105(JP,A) 特開 平6−38304(JP,A) 特開 平10−243502(JP,A) 特開 平11−107799(JP,A) 特開 平11−165566(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 6/02 - 6/06 F02D 29/00 - 29/06 B60K 41/00 - 41/28 F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 F16D 48/00 - 48/12 B60L 1/00 - 15/42 B60K 17/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関と、無段変速機と、電動機とを
    備え、前記内燃機関の出力軸が前記無段変速機の入力部
    に接続され、前記無段変速機の出力部が、結合・分離自
    在な一対の係合要素からなる係合部を介して前記電動機
    の出力軸に接続され、前記電動機の出力軸が、駆動輪に
    結合された駆動力伝達手段に対して接続されたハイブリ
    ッド自動車に適用される制御装置であって、前記係合要
    素の結合および分離を制御する係合要素制御手段と、前
    記係合要素のそれぞれの回転数を検出する回転数検出手
    段と、前記無段変速機の変速比を制御する変速比制御手
    段と、前記内燃機関の回転数を制御する内燃機関回転数
    制御手段とを備えてなり、前記係合要素制御手段により
    前記係合要素を結合させるにあたって、前記係合要素同
    士の回転数差が所定値以上である場合には、前記内燃機
    関回転数制御手段および前記変速比制御手段のいずれか
    一方または双方を用いて、前記内燃機関の回転数および
    前記無段変速機の変速比のいずれか一方または双方を制
    御することにより、前記係合要素のうち前記無段変速機
    側に接続されたものの回転数を調整し、前記回転数差が
    前記所定値以内となった場合に、前記係合要素の結合動
    作を開始し、前記係合部において要求される伝達トルク
    容量を演算する伝達トルク演算手段を備えてなり、演算
    された前記伝達トルク容量が大きいほど、前記所定値を
    大に設定することを特徴とするハイブリッド自動車の制
    御装置。
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