JP3515263B2 - ルータ装置、データ通信ネットワークシステム、ノード装置、データ転送方法及びネットワーク接続方法 - Google Patents

ルータ装置、データ通信ネットワークシステム、ノード装置、データ転送方法及びネットワーク接続方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想コネクション
ネットワーク同士を接続することのできる、あるいは、
仮想コネクションネットワークと非仮想コネクションネ
ットワークとを接続することのできるルータ装置、デー
タ通信ネットワークシステム、ノード装置、データ転送
方法及びネットワーク接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ルータ装置は、LAN間を接続する際に
用いるもので、一方のLANから他方のLANにデータ
グラムを転送する役割を果たす。データグラムには転送
すべき通信情報データに加えてその送信元および最終宛
先のネットワーク層アドレス(例えばIPの場合はIP
アドレス)が記載されており、ルータ装置ではそのアド
レス情報を用いてデータグラムの出力インタフェースお
よび次の転送先ノード(ルータ装置もしくは通信端末と
なるホスト)を決定している。
【0003】従来のルータ装置のデータグラム転送方法
を図17を用いて説明する。まず、非仮想コネクション
型LANであるイーサネットに接続するルータ装置を例
に取って、データグラム転送の手順を示す。LANから
イーサネットフレーム(データリンクフレーム)を受信
すると、受信部911において、そのデータリンクフレ
ームをネットワーク層で扱うデータグラムに変更する。
次に、データグラム解析部921で、データグラムの最
終宛先のアドレスから出力インタフェースと次の転送ノ
ード(ホストかルータ装置)のネットワーク層アドレス
を決定し、該当する出力インタフェースのデータグラム
処理部922に転送部930を介してデータグラムを渡
す。データグラムを渡されたデータグラム処理部922
では、ネットワーク層の処理(IPの場合は、TTL
(Time To Live)を減らす処理、チェック
サム計算、オプションの処理等)を行なう。最後に、送
信部913において、次の転送ノードのネットワーク層
アドレスからイーサネットアドレス(データリンク層ア
ドレス)を決定し、そのアドレスとデータグラムからイ
ーサネットフレームを構築して、LANに出力する。
【0004】仮想コネクション型LANであるATMで
も、ほぼ同様にデータグラム転送が行なわれる。まず、
LANからATMセルを受信するとAALフレーム(デ
ータリンクフレーム)に変更し、そのフレームをネット
ワーク層で扱うデータグラムに変更する。次に、データ
グラムの最終宛先のアドレスから出力インタフェースと
次の転送ノードのネットワーク層アドレスを決定し、ネ
ットワーク層の処理を行なう。最後に、送信部におい
て、次の転送ノードのネットワーク層アドレスから転送
する仮想コネクション識別子を決定し、その識別子とデ
ータグラムからATMセルを構築して、LANに出力す
る。
【0005】上記のように仮想コネクション型LANに
接続するルータ装置でも非仮想コネクション型LANに
接続するルータ装置でも、データグラムを転送する場合
には、データグラム解析部でデータグラムの内容(IP
の場合は、送信元アドレス、宛先アドレス、サービスタ
イプ(Type Of Service)などのヘッダ
情報ならびにポートアドレス等の上位レイヤ情報)を参
照することでその出力先を決定している。そのため、デ
ータグラム解析部で転送処理の時間がかかり、データグ
ラムの高速転送ができなかった。
【0006】ところで、転送するデータグラムの要求サ
ービス品質が異なる場合には、データグラムをその到着
順序に従って処理するだけでなく、それらの要求サービ
ス品質を考慮した処理を行なうことが望ましい。そのた
めに設けられた機能がスケジューラであり、データグラ
ムを到着順序だけではなく、要求サービス品質も考慮し
て、次の機能に渡す順序を制御する。
【0007】ところが、各データグラムに要求されるサ
ービス品質に関する情報はデータグラムの内容を参照し
て得るようになっているため、図18に示すように、デ
ータグラム解析部921の処理を受けた後にその結果に
基づき優先制御処理(スケジューリング)を施さざるを
得ない。これは、次段ノードへの送信インタフェースの
容量が十分でない場合、サービス品質の上位のものから
優先的に出力処理する場合には有効となる。
【0008】しかし、データグラム解析部の解析処理の
能力自体が十分にないような場合には、そこでの処理待
ち時間が性能上問題となる可能性があるにもかかわら
ず、優先度情報がまだわかる前であるため、サービス品
質を考慮したスケジューリング等は行なえず、スケジュ
ーラでは到着順処理を行なわざるを得ないという問題点
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
データグラムの内容を参照するまで、転送先を決定でき
なかったり、サービス品質がわからなかったりした。本
発明は、上記事情を考慮してなされたもので、データグ
ラムの内容を参照する前に転送先を知ることにより、転
送効率の向上を図ったルータ装置、データ通信ネットワ
ークシステム、ノード装置、データ転送方法及びネット
ワーク接続方法を提供することを目的とする。また、本
発明は、データグラムの内容を参照する前にサービス品
質を知ることにより、データグラムのサービス品質に従
った転送をより効果的に行なうことで、転送効率の向上
を図ったルータ装置、データ通信ネットワークシステ
ム、ノード装置、データ転送方法及びネットワーク接続
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
間にデータグラムを転送するルータ装置において、少な
くとも1つの仮想コネクションネットワークを含む複数
のネットワークのそれぞれに接続するための複数の接続
インタフェースと、仮想コネクション識別子と転送先と
なる接続インタフェースとの対応関係を記憶するための
記憶手段と、仮想コネクションから入力されたデータグ
ラムの仮想コネクション識別子に基づき、前記記憶手段
を参照して、該データグラムの転送先となる接続インタ
フェースを決定するためのコネクション識別子解析手段
と、このコネクション識別子解析手段により決定された
前記転送先となる接続インタフェースへ、前記データグ
ラムを転送するための転送手段とを具備し、前記記憶手
段は、前記仮想コネクション識別子と、前記転送先とな
る接続インタフェースに接続するネットワークが非仮想
コネクションネットワークである場合に使用すべき次段
ネットワークアドレスとの対応関係をも記憶することを
特徴とする。 また、本発明は、ネットワーク間にデー
タグラムを転送するルータ装置において、少なくとも1
つの仮想コネクションネットワークを含む複数のネット
ワークのそれぞれに接続するための複数の接続インタフ
ェースと、仮想コネクション識別子と転送先となる接続
インタフェースとの対応関係を記憶するための記憶手段
と、仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮
想コネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照し
て、該データグラムの転送先となる接続インタフェース
を決定するためのコネクション識別子解析手段と、この
コネクション識別子解析手段により決定された前記転送
先となる接続インタフェースへ、前記データグラムを転
送するための転送手段とを具備し、前記記憶手段は、仮
想コネクション識別子とサービス品質との対応関係をも
記憶し、前記コネクション識別子解析手段は、前記仮想
コネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照し
て、前記データグラムのサービス品質をも決定し、前記
ルータ装置は、前記コネクション識別子解析手段により
決定された前記サービス品質に基づき、転送すべき前記
データグラムに対する優先制御を行うためのスケジュー
ラ手段をさらに具備し、前記転送手段は、該スケジュー
ラ手段により優先制御される該データグラムを転送する
ことを特徴とする。 また、本発明は、ネットワーク間
にデータグラムを転送するルータ装置において、少なく
とも1つの仮想コネクションネットワークを含む複数の
ネットワークのそれぞれに接続するための複数の接続イ
ンタフェースと、仮想コネクション識別子と転送先とな
る接続インタフェースとの対応関係を記憶するための記
憶手段と、仮想コネクションから入力されたデータグラ
ムの仮想コネクション識別子に基づき、前記記憶手段を
参照して、該データグラムの転送先となる接続インタフ
ェースを決定するためのコネクション識別子解析手段
と、このコネクション識別子解析手段により決定された
前記転送先となる接続インタフェースへ、前記データグ
ラムを転送するための転送手段と、転送すべきデータグ
ラムに対してネットワーク層処理を施すためのデータグ
ラム処理手段とを具備し、前記データグラム処理手段
は、前記複数の接続インタフェースの各々について個別
に設けられたものであることを特徴とする。 また、本
発明は、ネットワーク間にデータグラムを転送するルー
タ装置において、少なくとも1つの仮想コネクションネ
ットワークを含む複数のネットワークのそれぞれに接続
するための複数の接続インタフェースと、仮想コネクシ
ョン識別子とサービス品質との対応関係を記憶するため
の記憶手段と、仮想コネクションから入力されたデータ
グラムの仮想コネクション識別子に基づき、前記記憶手
段を参照して、該データグラムのサービス品質を決定す
るためのコネクション識別子解析手段と、このコネクシ
ョン識別子解析手段により決定された前記サービス品質
に基づき、前記データグラムに対する優先制御を行うた
めのスケジューラ手段と、このスケジューラ手段により
優先制御される前記データグラムを転送するための転送
手段とを具備することを特徴とする。 また、本発明
は、少なくとも1つの仮想コネクションネットワークを
含む複数のネットワークのそれぞれに接続するための複
数の接続インタフェースを備え、該接続インタフェース
を介してATMネットワークからのAALフレームを転
送する機能を有し、ATMネットワークに接続された接
続インタフェースの各々は、ATMネットワークからA
TMセルを受信しこのATMセルをAALフレームに組
み立てる受信手段、及びAALフレームをATMセル化
しこのATMセルをATMネットワークへ送信する送信
手段を含むルータ装置において、仮想コネクション識別
子と転送先となる接続インタフェースとの対応関係を記
憶するための記憶手段と、前記受信手段により組み立て
られたAALフレームがATMセルの形で受信された際
に用いられた仮想コネクション識別子に基づき、前記記
憶手段を参照して、前記AALフレームの転送先となる
接続インタフェースを決定するためのコネクション識別
子解析手段と、前記記憶手段に前記仮想コネクション識
別子に対応する接続インタフェースが記憶されていない
場合に、前記受信手段により組み立てられたAALフレ
ームをデータグラムに組み立て、このデータグラムを解
析して、前記AALフレームの転送先となる接続インタ
フェースを決定するための処理手段と、前記コネクショ
ン識別子解析手段又は前記処理手段により決定された前
記転送先となる接続インタフェースへ、前記AALフレ
ームを転送するための転送手段とを具備することを特徴
とする。 また、本発明は、ATMネットワークと、他
の複数のネットワークにそれぞれ接続された複数の接続
インタフェースを接続するバスとを接続するためのAT
M接続インタフェースカード装置において、前記ATM
ネットワークからATMセルを受信し、受信されたAT
MセルからAALフレームを組み立てるための受信手段
と、仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタ
フェースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、前
記受信手段により組み立てられたAALフレームがAT
Mセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクショ
ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記AA
Lフレームの転送先となる接続インタフェースを決定す
るためのコネクション識別子解析手段と、このコネクシ
ョン識別子解析手段により決定された前記転送先となる
接続インタフェースへ、前記バスを介して前記AALフ
レームを転送するための転送手段とを具備することを特
徴とする。 また、本発明は、少なくとも1つの仮想コ
ネクションネットワークを含む複数のネットワークのそ
れぞれに接続するための複数の接続インタフェースを備
えたルータ装置を用いて、ネットワーク間にデータグラ
ムを転送するデータ転送方法において、前記ルータ装置
の記憶手段に、仮想コネクション識別子とサービス品質
との対応関係を記憶し、仮想コネクションから前記ルー
タ装置へ入力されたデータグラムの仮想コネクション識
別子に基づき、前記記憶手段を参照して、該データグラ
ムのサービス品質を決定し、決定された前記サービス品
質に基づき、前記データグラムに対する優先制御を行
い、優先制御された前記データグラムを転送することを
特徴とする。 また、本発明は、少なくとも1つの仮想
コネクションネットワークを含む複数のネットワークの
それぞれに接続するための複数の接続インタフェースを
備え、ATMネットワークに接続された接続インタフェ
ースの各々は、ATMネットワークからATMセルを受
信しこのATMセルをAALフレームに組み立てる受信
手段、及びAALフレームをATMセル化しこのATM
セルをATMネットワークへ送信する送信手段を含むル
ータ装置を用いて、ATMネットワークからのAALフ
レームを転送するデータ転送方法において、前記ルータ
装置の記憶手段に、仮想コネクション識別子と転送先と
なる接続インタフェースとの対応関係を記憶する第1の
ステップと、前記受信手段により組み立てられたAAL
フレームがATMセルの形で受信された際に用いられた
仮想コネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照
して、前記AALフレームの転送先となる接続インタフ
ェースを決定する第2のステップと、前記記憶手段に前
記仮想コネクション識別子に対応する接続インタフェー
スが記憶されていない場合に、前記受信手段により組み
立てられたAALフレームをデータグラムに組み立て、
このデータグラムを解析して、前記AALフレームの転
送先となる接続インタフェースを決定する第3のステッ
プと、前記第2のステップ又は前記第3のステップによ
り決定された前記転送先となる接続インタフェースへ、
前記AALフレームを転送することを特徴とする。 ま
た、本発明は、ATMネットワークと、他の複数のネッ
トワークにそれぞれ接続された複数の接続インタフェー
スを接続するバスとを接続するためのネットワーク接続
方法において、前記ATMネットワークからATMセル
を受信し、受信されたATMセルからAALフレームを
組み立て、記憶手段に、仮想コネクション識別子と転送
先となる接続インタフェースとの対応関係を記憶し、組
み立てられた前記AALフレームがATMセルの形で受
信された際に用いられた仮想コネクション識別子に基づ
き、前記記憶手段を参照して、前記AALフレームの転
送先となる接続インタフェースを決定し、決定された前
記転送先となる接続インタフェースへ、前記バスを介し
て前記AALフレームを転送することを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも1つの仮想コネクションネ
ットワークを含む複数のネットワークと、各々のネット
ワークにおいて特定の仮想コネクションには特定のサー
ビス品質のデータグラムのみを転送する機能を有する送
信ノードと、前記複数のネットワークのうちの少なくと
も2つを接続するルータ装置とを含むデータ通信ネット
ワークシステムであって、前記ルータ装置は、前記複数
のネットワークのうちの少なくとも2つのネットワーク
に接続するための少なくとも1つの接続インタフェース
と、仮想コネクション識別子とサービス品質との対応関
係を記憶するための記憶手段と、仮想コネクションから
入力されたデータグラムの仮想コネクション識別子に基
づき、前記記憶手段を参照して、該データグラムのサー
ビス品質を決定するためのコネクション識別子解析手段
と、このコネクション識別子解析手段により決定された
前記サービス品質に基づき、前記データグラムに対する
優先制御を行うためのスケジューラ手段と、このスケジ
ューラ手段により優先制御される前記データグラムを転
送するための転送手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも1つのATMネットワー
クを含む複数のネットワークと、各々のネットワークに
おいて特定の仮想コネクションには特定の宛先を持つデ
ータグラムのみを転送する機能を有する送信ノードと、
前記複数のネットワークのうちの少なくとも2つのネッ
トワークを接続し、前記ネットワークに接続された接続
インタフェースを介してATMネットワークからのAA
Lフレームを転送する機能を有し、ATMネットワーク
に接続された接続インタフェースの各々は、ATMネッ
トワークからATMセルを受信しこのATMセルをAA
Lフレームに組み立てる受信手段、及びAALフレーム
をATMセル化しこのATMセルをATMネットワーク
へ送信する送信手段を含むルータ装置とを含むデータ通
信ネットワークシステムであって、前記ルータ装置は、
仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、前記受
信手段により組み立てられたAALフレームがATMセ
ルの形で受信された際に用いられた仮想コネクション識
別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記AALフ
レームの転送先となる接続インタフェースを決定するた
めのコネクション識別子解析手段と、前記記憶手段に前
記仮想コネクション識別子に対応する接続インタフェー
スが記憶されていない場合に、前記受信手段により組み
立てられたAALフレームをデータグラムに組み立て、
このデータグラムを解析して、前記AALフレームの転
送先となる接続インタフェースを決定するための処理手
段と、前記コネクション識別子解析手段又は前記処理手
段により決定された前記転送先となる接続インタフェー
スへ、前記AALフレームを転送するための転送手段と
を具備することを特徴とする。 また、本発明は、少な
くとも1つのATMネットワークを含む複数のネットワ
ークと、各々のネットワークにおいて特定の仮想コネク
ションには特定の宛先を持つデータグラムのみを転送す
る機能を有する送信ノードと、前記複数のネットワーク
のうちのATMネットワークを含む少なくとも2つのネ
ットワークを接続するルータ装置と、ATMネットワー
クと、他の複数のネットワークにそれぞれ接続された複
数の接続インタフェースを接続するバスとを接続するた
めのATM接続インタフェースカード装置とを含むデー
タ通信ネットワークシステムであって、前記ATM接続
インタフェースカード装置は、前記ATMネットワーク
からATMセルを受信し、受信されたATMセルからA
ALフレームを組み立てるための受信手段と、仮想コネ
クション識別子と転送先となる接続インタフェースとの
対応関係を記憶するための記憶手段と、前記受信手段に
より組み立てられたAALフレームがATMセルの形で
受信された際に用いられた仮想コネクション識別子に基
づき、前記記憶手段を参照して、前記AALフレームの
転送先となる接続インタフェースを決定するためのコネ
クション識別子解析手段と、このコネクション識別子解
析手段により決定された前記転送先となる接続インタフ
ェースへ、前記バスを介して前記AALフレームを転送
するための転送手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、ルータ装置へデータグラムを転送する
ノード装置において、サービス品質を示すサービス品質
指定情報と出力仮想コネクション識別子との対応関係を
記憶するための記憶手段と、仮想コネクションから入力
されたデータグラムのサービス品質指定情報に基づき、
前記記憶手段を参照して、該データグラムの出力仮想コ
ネクション識別子を決定するためのデータグラム解析手
段と、特定の仮想コネクションには特定のサービス品質
指定情報を持つデータグラムのみ転送させるために、前
記データグラム解析手段により決定された前記出力仮想
コネクションを持つ仮想コネクションへ、前記データグ
ラムを転送するための転送手段とを具備することを特徴
とする。 また、本発明は、ルータ装置へデータグラム
を転送するノード装置において、プロトコルのタイプ及
び又はバージョンを示すプロトコルタイプ情報と出力仮
想コネクション識別子との対応関係を記憶するための記
憶手段と、仮想コネクションから入力されたデータグラ
ムのプロトコルのタイプ及び又はバージョンに基づき、
前記記憶手段を参照して、該データグラムの出力仮想コ
ネクション識別子を決定するためのデータグラム解析手
段と、特定の仮想コネクションには特定のプロトコルの
タイプ及び又はバージョンを持つデータグラムのみ転送
させるために、前記データグラム解析手段により決定さ
れた前記出力仮想コネクションを持つ仮想コネクション
へ、前記データグラムを転送するための転送手段とを具
備することを特徴とする。 また、本発明は、ルータ装
置へデータグラムを転送するデータ転送方法において、
記憶手段に、サービス品質を示すサービス品質指定情報
と出力仮想コネクション識別子との対応関係を記憶し、
仮想コネクションから入力されたデータグラムのサービ
ス品質指定情報に基づき、前記記憶手段を参照して、該
データグラムの出力仮想コネクション識別子を決定し、
特定の仮想コネクションには特定のサービス品質指定情
報を持つデータグラムのみ転送させるために、決定され
た前記出力仮想コネクションを持つ仮想コネクション
へ、前記データグラムを転送することを特徴とする。
また、本発明は、ルータ装置へデータグラムを転送する
データ転送方法において、記憶手段に、プロトコルのタ
イプ及び又はバージョンを示すプロトコルタイプ情報と
出力仮想コネクション識別子との対応関係を記憶し、仮
想コネクションから入力されたデータグラムのプロトコ
ルのタイプ及び又はバージョンに基づき、前記記憶手段
を参照して、該データグラムの出力仮想コネクション識
別子を決定し、特定の仮想コネクションには特定のプロ
トコルのタイプ及び又はバージョンを持つデータグラム
のみ転送させるために、決定された前記出力仮想コネク
ションを持つ仮想コネクションへ、前記データグラムを
転送することを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】本発明では、データグラムの内容を見るこ
となく、入力されたデータグラムの仮想コネクションの
識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、データグラ
ムの転送先となる接続インタフェースを決定し、この決
定された接続インタフェースへ向けて前記データグラム
を転送することができる。なお、前記転送手段は、ネッ
トワークのプロトコルに応じたネットワーク層処理をデ
ータグラムに対して施す手段を含んでも良い。
【0018】このネットワーク層処理をデータグラムに
対して施す手段は、各接続インタフェース毎に存在する
ことがより好ましい。入力されたデータグラムが、仮想
コネクションの識別子に基づいて高速に出力インタフェ
ースに振り分けられ、各出力インタフェースでネットワ
ーク層処理が並列に施されることになるからである。
【0019】本発明では、データグラムの内容を見るこ
となく、入力されたデータグラムの仮想コネクションの
識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、データグラ
ムのサービス品質を決定し、この決定されたサービス品
質に基づき、データグラムに対する優先制御を行なうこ
とができる。
【0020】本発明では、データグラムの内容を見るこ
となく、入力されたデータグラムの仮想コネクションの
識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、データグラ
ムの転送先となる接続インタフェース及びデータグラム
のサービス品質を決定し、決定されたサービス品質に基
づき、決定された接続インタフェースへ向けて前記デー
タグラムを転送する順序を優先制御することができる。
【0021】以上のように、データグラムを参照する前
に、仮想コネクション識別子から情報を得ることで、ル
ータ装置の手間が減り、ルータ装置の転送効率を向上さ
せることができる。
【0022】なお、上述した優先制御は、ネットワーク
のプロトコルに応じたネットワーク層処理をデータグラ
ムに対して施す手段の前段で行なってもよいし、出力側
の接続インタフェースへのデータグラムを出力する送信
手段の前段で行なってもよい。また、データグラムの内
容から転送先の接続インタフェースを決定するデータグ
ラム解析手段の前段で行なってもよい。
【0023】
【0024】
【0025】また、本発明によれば、コネクション識別
子解析手段により、受信手段で組み立てられたAALフ
レームを更にデータグラムに組み立てその内容を見る
(処理手段)ことを行わずに、該AALフレームの仮想
コネクションの識別子に基づき、記憶手段を参照して、
該AALフレームの転送先となる接続インタフェース及
び出力仮想コネクション識別子を決定し、この決定され
た接続インタフェースの送信手段が、決定された出力仮
想コネクション識別子を有する仮想コネクションにより
該AALフレームを送信するようにすることができる。
なお、送信手段への決定された出力仮想コネクション識
別子の通知とAALフレームの転送とは、どちらを先に
行っても構わない。
【0026】この発明によれば、データグラムを参照せ
ずに仮想コネクション識別子から情報を得ることによ
り、ルータ装置の転送効率を向上させることができる。
そして、AALの組み立てを行うため、セル落ち等によ
りAALの組み立てを行えないAALフレームにかかわ
るATMセルを転送しないことができ、回線の使用効率
を上げることができる。
【0027】また、AAL5を使用している場合、AT
Mセル転送では複数の入力コネクションから受信したA
TMセルをマージして出力コネクションに送出すると、
最終宛先でAALフレームに組み立てることができな
い。AAL転送にすると、複数の入力コネクションから
受信したAALフレームをマージして出力コネクション
に送出することができるため、マルチキャストへの対応
が簡単にできる。
【0028】なお、前記送信手段及び受信手段は、ネッ
トワークインタフェースカードの形で提供されることが
可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。本発明は、ルータ装置におい
て、受信したデータリンクフレームから取り出したデー
タグラムの内容を参照して得た転送先のネットワーク層
アドレスに基いてデータグラム転送を行なう代わりに、
受信データリンクフレームの仮想コネクション識別子を
参照することで、データグラム転送を行なうものであ
る。
【0030】受信データリンクフレームの仮想コネクシ
ョン識別子に基いて当該データグラムの転送先を決定す
るためには、データグラムの送信ノードが特定の仮想コ
ネクションには特定のデータグラムしか流さないように
しておけば良い。
【0031】特定のデータグラムとは、例えば次に列挙
する情報のうち1又は複数の情報が同一であるようなデ
ータグラムであるとする。 ・プロトコル・タイプ(例えば、IP、IPX) ・IPバージョン(例えば、IPv4、IPv6) ・プロトコル識別子(例えばTCP、UDP) ・宛先アドレス ・宛先アドレスとマスクの論理和を取ったもの ・宛先トランスポート層ポート ・送信元アドレス ・送信元アドレスとマスクの論理和を取ったもの ・送信元トランスポート層ポート ・ST−2のストリームID(Stream ID;I
Pv5の場合) ・フローID(flow ID;IPv6の場合) ・TOS(Type of service;IPv4
の場合) ・トラフィック・クラス(Traffic Clas
s;IPv6の場合) 特定の仮想コネクションに特定のデータグラムを流すよ
うにすることは、例えば、図1に示すような構成を有す
る送信ノードを用いることで実現できる。
【0032】以下、図1の送信ノードが、データグラム
を送出する手順を説明する。例えば宛先Aへのデータグ
ラムを送信する場合、データグラム解析部1で、宛先と
出力I/Fと出力仮想コネクション識別子の対応を登録
した経路表2を宛先Aをキーとして参照し、宛先Aへの
データグラムの出力I/Fはatm1、出力仮想コネク
ションは1であることを決定する。そして、データグラ
ムをatm1に該当するI/Fに送る。I/Fの送信部
4では、データグラムをデータリンクフレームであるA
ALフレームに組み立て、ATMセルに分割し、仮想コ
ネクション1に送出する。
【0033】ここではデータグラム解析部1の経路表2
は「宛先」をキーに検索しているが、「宛先」だけでな
く「サービス品質」や「送信元アドレス」のような他の
情報からも検索できる経路表を持っていても良い。
【0034】以下に説明するように本発明のルータ装置
の各実施形態では、例えば図1のような送信ノードを使
うことにより、特定の仮想コネクションには特定のデー
タグラムのみ流すように設定されているものとする。
【0035】(第1の実施形態)図2に、本発明の第1
の実施形態に係るルータ装置の構成例を示す。本実施形
態のルータ装置は、2つの仮想コネクションLAN4
1,42と1つの非仮想コネクションLAN43に接続
している。ここでは、仮想コネクション型LANは、A
TM−LANを例とし、非仮想コネクション型LAN
は、イーサネットを例として説明する。
【0036】本実施形態のルータ装置は、図2のよう
に、接続するそれぞれのLANに対して、受信部11、
送信部13、データグラム解析部21、データグラム処
理部22、転送部30を持つ。仮想コネクション型LA
Nに接続するインターフェイスについては、コネクショ
ン識別子解析部12を持つ。また、これらのLAN対応
部分の間を相互接続するための転送部30を持つ。
【0037】なお、図中では、受信部などの複数ある各
ブロックがどのLANに対するブロックであるかを区別
するため、例えば受信部111、112、113のように
記してある。
【0038】図中101〜103は、I/Fである。ここ
では、データグラムを転送するネットワークプロトコル
として、IP(Internet Protocol)
を例に取る。もちろん、本発明は、IPのみに適用可能
なわけではなく、IPXなどの他のネットワークプロト
コルにも適用可能である。
【0039】受信部11は、LANからデータリンクフ
レームを受信し、そのLANに適合した処理を行なう。
イーサネットLANである場合は、自分宛てのデータリ
ンクフレームを抽出し、データリンクフレームの誤り検
出をするためにCRCチェックを行なう。その後、デー
タグラムの構成を行ない、どのネットワークプロトコル
を使用するかをデータリンクフレームから特定する。構
成したデータグラムと受信した仮想コネクション識別子
をコネクション識別子解析部12に渡す。
【0040】ATM−LANであるならば、ATMセル
のエラーを検出し、AALフレームに組み立てエラー検
出を行ない、どのネットワークプロトコルを使用するか
決定し、データグラム構成を行なう。構成したデータグ
ラムと受信したVPI/VCIをコネクション識別子解
析部12に渡す。
【0041】データグラム解析部21は、データグラム
の内容(送信元アドレス、宛先アドレス、フローID、
TOSなどのヘッダ情報ならびにポートアドレス等の上
位レイヤ情報)を参照して、出力インターフェイスと次
段ノードのネットワークアドレスを決定する。この機能
を実現するために、例えば、図3のようにデータグラム
解析部21にはデータグラムの宛先アドレスから出力イ
ンターフェイスと次段ネットワークアドレスを参照でき
る経路表210を用意する。
【0042】出力インターフェイスが仮想コネクション
型LANである場合には、次段ネットワークアドレスの
代わりに出力仮想コネクション識別子を入れることもで
きる。
【0043】ここでは、経路表に次段ネットワークアド
レスが書いてある場合と、出力仮想コネクション識別子
が書いてある場合の両方を説明するために、出力I/F
が非仮想コネクション型LANでは次段ネットワークア
ドレスが書いてあり、出力I/Fが仮想コネクション型
LANでは出力仮想コネクション識別子が書いてあるも
のを説明する。
【0044】データグラム解析部21は、このような経
路表に従って決定した出力インターフェイスのデータグ
ラム処理部22に、転送部30を通してデータグラムを
渡す。
【0045】上記の経路表は、宛先アドレスによっての
み参照するものであるが、前述したように種々のデータ
グラムの内容から出力インターフェイスがわかるように
構成しても良い。
【0046】コネクション識別子解析部12は、仮想コ
ネクション型LANに接続するインターフェイスにのみ
存在する。データグラム解析部21では、データグラム
の内容から出力インターフェイスを決定したが、コネク
ション識別子解析部12は、データグラムの内容を参照
する代わりに、受信したデータリンクフレームの仮想コ
ネクション識別子を参照して、出力インターフェイスを
決定する。さらに、次段ネットワークアドレスあるいは
出力仮想コネクション識別子を決定しても良い。この機
能を行なうために、例えば、図4のようにコネクション
識別子解析部12には仮想コネクション識別子から出力
I/Fと次段ネットワークアドレスあるいは出力仮想コ
ネクション識別子を参照できる転送表120を用意す
る。
【0047】この転送表の設定は、手動で行なっても良
いし、自動的に送信ノードとのプロトコルで行なっても
良い。自動的に構成する場合は、自ルータ装置と隣接ノ
ードの間で仮想コネクション識別子とその仮想コネクシ
ョンで運ばれるデータグラムの種類(宛先ネットワーク
アドレスやトランスポート層ポートなど)を交換するこ
とで実現できる。
【0048】この転送表に従って、データグラムをデー
タグラム解析部21に送るか、あるいは転送部30を介
して送信するI/Fのデータグラム処理部22に送出す
るかを決定する。すなわち、この転送表に存在するコネ
クションで受信したデータグラムは、対応する出力I/
Fに属するデータグラム処理部22に渡す。一方、この
転送表にないコネクション識別子を持つデータリンクフ
レームやデータグラム解析部21に渡すように書いてあ
るデータグラムは、データグラム解析部21に渡してデ
ータグラムの内容を見ることになる。
【0049】転送部30は、データグラム解析部21ま
たはコネクション識別子解析部12からデータグラムを
受け取り、そのデータグラムを指定された出力I/Fに
属するデータグラム処理部22に渡す。その際、データ
グラムのみでなく、データグラム解析部21の経路表あ
るいはコネクション識別子解析部12の転送表から検索
した次段ノードのネットワークアドレスか出力仮想コネ
クション識別子もデータグラム処理部22に渡す。
【0050】転送部30は、バスあるいはスイッチなど
により構成することができる。データグラム処理部22
は、データグラムのヘッダの書き換え(IPの場合は、
TTL(Time To Live)を減らす処理、オ
プション処理、チェックサム計算)を行なう。また、L
ANの最大フレーム長よりデータグラムが大きい場合、
最大フレーム長に収まるようにデータグラムを分割す
る。これらの処理は、どのネットワークプロトコルを使
用しているかで処理内容が異なる。
【0051】送信部13は、LANへデータグラムを送
信するため、そのLANに適合した処理を行なう。例え
ば、ATM−LANの場合は、データリンクフレーム
(AALフレーム)に変更し、ATMセルの大きさに分
割して指定された出力コネクション識別子を付けて送出
する。
【0052】出力仮想コネクション識別子が経路表およ
び転送表のいずれでも指定されていない場合は、経路表
または転送表で次段ノードのネットワークアドレスが指
定される。送信部13に設けたネットワークアドレスと
仮想コネクション識別子の対応関係を登録した表を参照
して、指定された次段ノードのネットワークアドレスか
ら出力仮想コネクション識別子を決定する。その決定さ
れた出力仮想コネクションを使ってLANにセルを出力
する。
【0053】出力仮想コネクション識別子が経路表ある
いは転送表から得られた場合は、その識別子を使って、
データグラムからATMセルを構築し、LANに出力す
る。次に、本実施形態のルータ装置のデータグラム転送
の動作を説明する。
【0054】図5のようにI/F1に仮想コネクション
が3本(仮想コネクション1,2,10)、I/F2に
仮想コネクションが1本(仮想コネクション3)設定さ
れていて、I/F1のコネクション識別子解析部12の
転送表およびデータグラム解析部21の経路表はそれぞ
れ図中に示すように設定されているものとする。これら
の設定は、前述した転送表と同様に、手動で行なっても
構わないし、自動的に行なうプロトコルで設定しても構
わない。
【0055】仮想コネクション1には、宛先Aのデータ
グラムしか送られて来ないように設定し、仮想コネクシ
ョン2には、宛先Bのデータグラムしか送られて来ない
ように設定したものとする。この設定は、例えば図1で
説明したような送信装置を用いることにより実現する。
宛先AはI/F2の方向にあり、宛先BはI/F3の方
向にあるとする。ここでは、1つの仮想コネクションに
1つの宛先のデータグラムしか送られて来ないような設
定を仮定しているが、例えば図1で説明したような送信
装置により仮想コネクションへ送信するデータグラムを
送信元アドレスと宛先アドレスが同一のものに設定する
というように、ルータ装置と隣接ノード間で、前述した
ように特定のデーらグラムしか流さないように設定する
ことができる。
【0056】ここで、仮想コネクション1にデータグラ
ムが流れて来たものとする。まず、受信部111がこの
データグラムを受け取り、受信したデータグラムとその
仮想コネクション識別子をコネクション識別子解析部1
1に渡す。
【0057】コネクション識別子解析部121は、当該
データグラムが仮想コネクション1から入力されたデー
タグラムとわかるので、仮想コネクション1(入力コネ
クション識別子1)をキーとして転送表1201を参照
する。この参照により、当該データグラムは、I/F2
の仮想コネクション3に出力すれば良いことがわかる。
【0058】このように、本実施形態によれば、データ
グラムを参照しなくても出力先を決めることができる。
上記のようにして出力先が決まると、このデータグラム
と出力仮想コネクション識別子3(仮想コネクション
3)は、転送部30を通して、I/F2のデータグラム
処理部222に渡される。このデータグラムは、データ
グラム処理部222でネットワーク層処理を施された
後、送信部132を通り、先の転送表から決定された仮
想コネクション3に送信される。
【0059】このようにして、仮想コネクション型LA
Nから仮想コネクション型LANへの転送が終了する。
もし、転送表で出力仮想コネクション識別子ではなく、
次段ノードのネットワークアドレスが転送部30に渡さ
れたとすると、転送部30は、データグラムと次段ノー
ドのネットワークアドレスをデータグラム処理部22に
渡す。そして、データグラム処理部22で、データグラ
ムにネットワーク層処理を行なった後、送信部13に渡
す。送信部13では、次段ノードのネットワークアドレ
スから出力仮想コネクション識別子を決定した後、デー
タグラムをLANに転送する。
【0060】次に、仮想コネクション型LANから非仮
想コネクション型LANへの転送例を説明する。I/F
1の仮想コネクション2からデータグラムが入力された
ものとする。受信部111がデータグラムを受信した
後、コネクション識別子解析部121では、データグラ
ムの仮想コネクション識別子2をキーにして転送表12
1を参照する。この参照により、出力I/F3および
次段ノードのネットワークアドレスCと決定される。そ
して、コネクション識別子解析部121は、データグラ
ムおよび次段ノードのネットワークアドレスを、転送部
30を通して、I/F3のデータグラム処理部223
渡す。このデータグラム処理部223でネットワーク層
処理を行なった後、データグラムおよび次段ノードのネ
ットワークアドレスを送信部133に渡す。送信部133
では、次段ノードのネットワークアドレスからデータリ
ンクアドレスを決定した後、データグラムをLANに転
送する。
【0061】以上では、データグラムの内容を参照せず
に、コネクション識別子を使って転送先を決定したが、
従来の方法も使えるようにできる。コネクション識別子
で、転送先がわからない場合は、データグラム解析部2
1にデータグラムを渡し、データグラムの内容から、
転送先を決定することもできる。
【0062】仮想コネクション10から入力されたデー
タリンクフレームは、受信部111により受信され、こ
こでデータグラムに変更された後、コネクション識別子
解析部121で転送表1201の参照が行なわれる。ここ
では参照の結果、転送表1201に該当する項目がない
ので、データグラムをデータグラム解析部21に渡す。
転送表1201にデータグラム解析部211に渡すように
書いてある場合も、データグラムをデータグラム解析部
211に渡す。
【0063】データグラム解析部211は、データグラ
ムの内容を参照し、このデータグラムが宛先B行きであ
ることを認識する。次に、経路表2101を参照し、宛
先B宛てのデータグラムは出力I/F3であり、次段ネ
ットワークアドレスがCであることがわかる。そこで、
転送部30を通して、I/F3のデータグラム処理部2
3から送信部133へとデータグラムおよび次段ノード
のネットワークアドレスCを渡し、非仮想コネクション
型LANに送出する。
【0064】以上のように、ルータ装置が入力されたデ
ータグラムの仮想コネクションIDから入力データグラ
ムの宛先アドレスを知ることができる。そこで、出力I
/F、次段ルータ装置のアドレス、出力先が仮想コネク
ションネットワークの場合の出力仮想コネクションID
をデータグラムの内容を見ることなく、決定することが
できる。これにより転送の効率を向上させることができ
る。
【0065】図2では、データグラム解析部21とデー
タグラム処理部22をそれぞれのインターフェイスに対
応して設けた例を示したが、1つのルータ装置に複数の
インターフェイスで1組のデータグラム解析部21およ
びデータグラム処理部22を共用する例も考えられる。
そのようなルータ装置の例を図6に示す。
【0066】以下、図6のルータ装置で、データグラム
転送を行なう手順を説明する。なお、それぞれのブロッ
クでの動作の詳細は、図5のルータ装置と同様である。
仮想コネクション1には宛先Dのデータグラムが流れ、
仮想コネクション10には様々なデータグラムが流れて
来るものとする。これらの設定は、図1で説明したよう
な送信装置を使って実現できる。
【0067】仮想コネクション1からデータリンクフレ
ームが入力されると、受信したデータリンクフレームを
受信部112がデータグラムに変更する。仮想コネクシ
ョン1で受信したデータグラムは、コネクション識別子
解析部122にて転送表1202を参照することにより、
出力I/F3に送出するものであり、次段ネットワーク
アドレスをCとするものであることがわかる。次に、デ
ータグラムは、転送部30からデータグラム処理部22
を通り、転送部30、送信部133と渡り、図5の例と
同様にして送信される。
【0068】仮想コネクション10でデータリンクフレ
ームが受信されると、受信部112でデータグラムに変
更される。そして、コネクション識別子解析部122
て転送表1202を検索する。検索の結果、この転送表
に仮想コネクション10がないことを確認すると、転送
部30を介しデータグラム解析部21にデータグラムを
渡す。データグラム解析部21では、経路表210を参
照することにより、出力I/F3および次段ネットワー
クアドレスBとわかる。そして、先程と同様にデータグ
ラムは、処理部22を通り、転送部30から送信部13
3へと渡され、送信される。
【0069】図6のルータ装置の変形例を図7に示す。
このルータ装置は、データリンクフレームからデータグ
ラムへの変更とデータグラムからデータリンクフレーム
への変更を受信部11と送信部13の機能から取り除
き、その代わりに転送部30とデータグラム解析部21
の間および転送部30とデータグラム処理部22の間に
該機能を有するデータリンクフレーム・データグラム変
換部50を設けたものである。
【0070】仮想コネクション1あるいは仮想コネクシ
ョン10からデータリンクフレームが入力し、送信部1
3から送信されるまでの動作は、図6のルータ装置の
動作から容易に理解することができるので、その詳細は
省略する。
【0071】図7のルータ装置では、図6のルータ装置
と異なり、データグラム解析部21とデータグラム処理
部22とデータリンクフレーム・データグラム変換部5
0の処理をせずに、データ転送を行なうことができる。
【0072】すなわち、I/F2の仮想コネクション2
から受信したデータリンクフレームは、受信部112
データリンクのチェックサム等データリンク層の処理を
施される。その後、コネクション解析部122にて転送
表1202を参照する。参照の結果、このデータリンク
フレームは、I/F1の仮想コネクション3に出せば良
いことがわかる。このデータリンクフレームは、転送部
30から送信部131に渡され、送信部131にてデータ
リンクの処理を施された後、仮想コネクション型LAN
に送出される。
【0073】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
ルータ装置でデータグラムを転送するときに、データグ
ラムのサービス品質毎に入力部で優先制御処理を行なう
ルータ装置を示す。
【0074】図8に、本実施形態のルータ装置の構成を
示す。受信部(11)、コネクション識別子解析部(1
2)、データグラム解析部(21)、データグラム処理
部(22)、転送部(30)、送信部(13)の構成・
機能は、基本的には、第1の実施形態のルータ装置と同
様である。
【0075】本実施形態と第1の実施形態の相違は、ス
ケジューラ60,61とコネクション識別子解析部(1
2)の内部構成にある。スケジューラ60,61は、デ
ータグラムを受け取った順序ではなく、それぞれのデー
タグラムの要求サービス品質により出力順序を変更する
ものである。例えば、データグラムを要求サービス品質
毎のバッファに分けて、サービス品質によりバッファか
らの抜きだし速度を変更することで、データグラムの出
力順序を変更することができる。
【0076】コネクション識別子解析部12には、図9
のようなQOS表126を設ける。このQOS表126
は、コネクション識別子からサービス品質を決めるもの
である。このQOS表126を変更することで、コネク
ション識別子から決定することのできる情報が変わる。
【0077】このルータ装置のデータグラム転送の具体
例を図10を用いて説明する。第1の実施形態と同様
に、仮想コネクション1,2が設定されており、仮想コ
ネクション1にはサービス品質1のデータグラムのみが
入力され、仮想コネクション2にはサービス品質2のデ
ータグラムのみが入力されるように設定されているもの
とする。この設定は、例えば、図1で説明したような送
信装置を用いて行なうことで実施できる。なお、サービ
ス品質2よりサービス品質1の方が、優先順位が高いも
のとする。
【0078】QOS表126には、仮想コネクション1
はサービス品質1に対応し、仮想コネクション2はサー
ビス品質2に対応するように設定してある。この設定
は、手動で行なっても良いし、自動的に設定するプロト
コルを使用しても良い。自動的に構成する場合は、自ル
ータ装置と隣接ノードの間で仮想コネクション識別子と
その仮想コネクションで運ばれるデータグラムのサービ
ス品質を交換することで実現できる。
【0079】データグラム解析部21の経路表210に
は図のように設定されているものとする。ここで、仮想
コネクション1でデータグラムを受信すると、受信部1
1が受け、受信部111でデータリンク層の処理をす
る。その後、コネクション識別子解析部121がQOS
表1261を参照する。ここでは、参照の結果、このデ
ータグラムがサービス品質1であることを認識する。
【0080】このように、本実施形態によれば、データ
グラムを参照しなくてもサービス品質を決めることがで
きる。次に、スケジューラ601でデータグラムをバッ
ファ1に入れる。スケジューラ601は、データグラム
の優先順位に従って、バッファからデータグラムを抜き
だし、転送部30を通して、データグラム解析部21に
送る。
【0081】抜きだしの順序は、例えば、優先順位の高
いサービス品質1のデータグラムがバッファにあった場
合はそれから抜きだし、次に、サービス品質2のバッフ
ァから抜き出す、という方法がある。
【0082】データグラム解析部21に送られたデータ
グラムは、第1の実施形態と同様に、経路表210の参
照により、データグラムの宛先から出力I/Fおよび次
のノードのネットワークアドレスが決定された後、デー
タグラム処理部22を通り、出力先のスケジューラ61
2に渡され、送信部132で送信され、転送が終了する。
【0083】出力I/Fのスケジューラ612から送信
部132へのデータグラム転送も優先順位にしたがって
行なえることは言うまでもない。仮想コネクション2か
ら入力されたデータグラムについても同様に、受信部1
1を通り、コネクション識別子解析部121でのQOS
表1261の検索によりサービス品質2であることがわ
かる。そして、スケジューラ601のサービス品質2の
バッファにデータグラムを入れ、その後、上記と同様に
処理を行なう。
【0084】また、仮想コネクション10から入力され
たデータグラムについては、コネクション識別子解析部
121のQOS表1261に対応する仮想コネクション識
別子が書かれていないので、スケジューラ601の一番
低い優先順位のバッファに入れ、その後、上記と同様に
処理を行なう。
【0085】以上のように、ルータ装置が入力されたデ
ータグラムの仮想コネクションIDから入力データグラ
ムのQOSクラスを知ることができる。そこで、データ
グラムを参照することなく、それぞれのQOSクラスに
分類することができる。これにより、入力段でデータグ
ラムスケジューリングする場合、データグラム転送部3
0、データグラム解析部21、データグラム処理部22
が遅くてもQOSクラスにしたがった、スケジューリン
グが可能になる。
【0086】図11に、データグラム解析部21とデー
タグラム処理部22がI/F毎にある場合の例を示す。
この例でも、先程示した図10の例と同様に、受信した
データリンクフレームを受信部11にてデータリンク層
処理した後、コネクション識別子解析部12にてQOS
表によりサービス品質を決定し、決定されたサービス品
質に応じてデータグラムをスケジューラ60に渡すとこ
ろまでは、同様である。
【0087】ここでは、スケジューラ60から出力され
たデータグラムは、データグラム解析部21に渡され、
ここでデータグラムの宛先アドレスから出力I/Fと次
段ノードのネットワークアドレスか出力仮想コネクショ
ン識別子が決定される。その後、転送部30により、出
力I/Fのデータグラム処理部22に転送され、スケジ
ューラ61に渡されて、出力される。
【0088】出力I/Fのスケジューラ61から送信部
13へのデータグラム転送も優先順位にしたがって行な
えることは言うまでもない。 (第3の実施形態)第1の実施形態では、データグラム
の内容を参照せずに、転送先を決定することができた。
また、第2の実施形態では、データグラムの内容を参照
せずに、サービス品質を決定することができた。
【0089】本実施形態では、データグラムの内容を参
照せずに、転送先とサービス品質の両方を決定できるよ
うにした例を示す。図12は、本実施形態のルータ装置
の構成を示す図である。
【0090】I/F1の仮想コネクション1にはサービ
ス品質1で宛先Aのデータグラムが入力され、仮想コネ
クション2にはサービス品質2のデータグラムが入力さ
れるように設定する。この仮想コネクションの送信側
は、図1で説明したような送信ノードであるものとす
る。
【0091】コネクション識別子解析部12の転送表1
291とデータグラム解析部21の経路表210は、図
中に示したように設定されているものとする。I/F1
の仮想コネクション1と2から入力されたデータグラム
の転送手順を説明する。
【0092】I/F1の受信部111で仮想コネクショ
ン1からデータグラムを受信すると、受信部111にて
このデータグラムにデータリンク処理をした後、コネク
ション識別子解析部121に渡す。コネクション識別子
解析部121では転送表1291を参照する。この参照に
より、仮想コネクション1から来たデータグラムは、サ
ービス品質1で出力I/F2であり、出力仮想コネクシ
ョンが3であることがわかる。
【0093】このデータグラムは、スケジューラ601
のサービス品質1のバッファに入れられ、スケジューラ
601による転送順序の優先制御を受け、転送部30へ
出力仮想コネクション識別子3とともに渡される。その
後、データグラム処理部22でネットワーク処理を行な
い、データグラム等をI/F2のスケジューラ612
渡してスケジュールを行ない、それらを送信部132
渡して仮想コネクション3に出力する。
【0094】スケジューラ601から転送部30へは、
データグラムと仮想コネクション識別子3を渡したが、
これらの他にサービス品質1も渡すことで、スケジュー
ラ612での優先制御に利用することができる。
【0095】仮想コネクション2で受信したデータグラ
ムは、受信部111からコネクション識別子解析部121
へと渡される。コネクション識別子解析部12で転送表
1291を検索すると、サービス品質は2であり、出力
I/Fおよびアドレスは決まっていないことがわかる。
【0096】そこで、スケジューラ601のサービス品
質2のバッファに入れ、次に、出力I/Fが決まってい
ないので、転送部30を通してデータグラム解析部21
に渡す。データグラム解析部21では、データグラムの
宛先を参照し、この宛先がBであることがわかると、出
力I/Fと次段ノードのネットワークアドレスを経路表
210から検索する。この場合は、出力I/Fが3で次
段ノードのネットワークアドレスがDであることがわか
る。
【0097】次に、データグラム処理部22にデータグ
ラムを渡してネットワーク処理した後、転送部30を通
して、I/F3のスケジューラ613に渡す。そして、
送信部133で、次段のネットワークアドレスからデー
タリンクアドレスを解析した後、データリンクフレーム
を構築して、LANへ送出する。
【0098】上記の例では、コネクション識別子解析部
12の転送表は、入力仮想コネクション識別子から、サ
ービス品質、出力I/F、次段ノードのネットワークア
ドレスの全てを決定できるか、サービス品質のみを決定
できるものであったが、出力I/F、次段ノードのネッ
トワークアドレスを決定できるものも考えられる。
【0099】以上のように、ルータ装置が入力されたデ
ータグラムの仮想コネクションIDから入力データグラ
ムの宛先アドレスとサービス品質を知ることができる。
これにより、ルータ装置の効率を大幅に向上させること
ができる。
【0100】図13は、図12と同様に、データグラム
の内容を参照せずに、転送先とサービス品質を決定する
ことができるようにした他の実施形態である。図13
は、図12のデータグラム解析部21とデータグラム処
理部22がI/F毎にある実施形態である。
【0101】以下、図13の動作については、図12と
の相違点を説明する。図12では、スケジューラ601
から転送部30に渡していたが、図13のルータ装置で
は、スケジューラ601が、データグラム解析部211
渡すか、転送部30に渡すかを決定する。
【0102】それぞれの仮想コネクションで受信するデ
ータグラムは、図12と同様に設定しているとする。図
13の仮想コネクション1で受信するデータグラムは、
コネクション識別子解析部の転送表で出力I/Fがわか
る。そこで、データグラムと次段ネットワークアドレス
か出力仮想コネクション識別子を転送部30を通して、
出力I/Fのデータグラム処理部222に渡す。
【0103】仮想コネクション2で受信するデータグラ
ムは、コネクション識別子解析部の転送表で出力I/F
がわからない。そこで、データグラム解析部211に渡
し、データグラムの宛先から、経路表2101を検索
し、出力I/Fと次段ネットワークアドレスか出力仮想
コネクション識別子を決定した後、転送部30を通し
て、出力I/Fのデータグラム処理部223に渡す。
【0104】なお、以上の各実施形態において、ルータ
装置に接続する仮想コネクション型LANや非仮想コネ
クション型LANの数は任意である。また、LANとし
ては、ATM−LANやイーサネットの他にも種々のも
のを接続することができる。
【0105】(第4の実施形態)次に、ATM網を接続
するルータにおいて、ネットワーク層のデータグラムを
見る事なく、入力の仮想コネクション識別子(VPI/
VCI)を用いて、出力のI/Fと仮想コネクション識
別子を決定し、AALフレーム(AAL PDU又はA
AL SDU)として転送するルータの例を図14を使
って説明する。
【0106】図14では、1つの汎用バス(図中102
1)に複数のATM NIC(ネットワークインタフェ
ースカード)1000とネットワーク層処理をするCP
Uボード1100が接続する。さらに、非仮想コネクシ
ョン用のNIC(ここではイーサネットNIC)200
0が接続しても良い。ここでは、汎用バスを例に取って
いるが、スイッチを用いても構わない。CPUボード1
100では、ネットワーク層プロトコル処理をソフトウ
ェアで処理する。ATM NIC1000では、AAL
フレームからATMセルへの分割とATMセルからAA
Lフレームへの組み立てを行なう。
【0107】ATM NICとATM又は非仮想コネク
ション用NICとの間、及び、CPUボード間の転送に
は、2通りの方法がある。1つ目の方法は、ATM N
IC1000の受信バッファ1003と送信バッファ1
006をCPUの持つメモリと同様に見えるように共有
メモリとしてCPUに見せるものである。これにより、
ATM NIC1000とCPUボード1100間は、
CPUから読み書きができるようになる。また、ATM
NIC間は、CPUがATM NIC1000から読
みだし、別のATM NIC1000に書き込むこと
で、転送可能となる。また、ATM NICとイーサネ
ット用NIC間は、一方のATM NIC100をイー
サネット用NIC2000に置き換えることで、同様に
転送できる。
【0108】2つ目の方法は、ATM NIC1000
から読み出したい場合は、バス送信部1004にATM
NIC1000の受信バッファ1003のアドレスと
データサイズと転送先のメモリアドレスを指定すること
で、CPUボード1100あるいは別のATM NIC
1000、またはイーサネット用NIC2000にデー
タ転送を行うものである。ATM NIC1000に書
き込む場合は、バス送信部1004に転送先のATM
NIC1000の送信バッファ1006のメモリアドレ
スと送信元のメモリアドレスと転送データサイズを書く
ことで、送信バッファ1006に転送される。また、上
記転送先のATM NIC1000をイーサネット用N
IC2000に置き換えることで、同様に転送できる。
【0109】以下では、ATM網から受信したセルが、
ネットワーク層処理を行なって転送される手順と、AA
Lフレームのまま転送される手順を示す。ATM NI
C1000は、ATM網からATMセルをATM受信部
1001で受信し、そのATMセルをAAL受信処理部
1002でAALフレームに組み立て、受信バッファ1
003にAAL PDUとそれを受信したVPI/VC
Iを記憶させる。受信バッファ1003にデータが入る
とバス送信部1004がCPUボード1100にデータ
を受信した事と入力I/Fを知らせる。CPUボード1
100は、データを受信した事を認識した後に、入力V
PI/VCIを読みだす。なお、入力VPI/VCI
は、データ受信を知らせるときにATM NIC100
0がCPUボード1100に知らせても構わない。次
に、CPUボード1100内のコネクション識別子解析
部1105は、入力I/F、VPI/VCIより出力I
/F、VPI/VCI又は次段ネットワーク層アドレス
を決定する。
【0110】ここからの処理は、ネットワーク層処理を
した場合と、AALフレームのまま転送(AAL転送)
する場合に分かれる。まず、ネットワーク層処理をする
場合を説明する。
【0111】(1)ネットワーク層処理をする場合 コネクション識別子解析部1105で出力I/FがCP
Uボード1100となっていた場合は、ATM NIC
1000の受信バッファ1003からネットワーク層プ
ロトコル選択部1101にAALフレームを転送する。
【0112】ネットワーク層プロトコル選択部1101
で、AALフレーム中のプロトコルタイプフィールドに
より、対応するネットワーク層処理部(IP処理部11
03、IPX処理部1104など)にAALフレーム中
のデータのヘッダ/トレイラを取り除きデータグラムに
変換して渡す。ネットワーク層処理部では、それぞれの
ネットワーク層固有の処理を行なう。例えば、IP処理
部1103では、パケット中のTTLフィールドを減ら
し、宛先アドレスから、次に送るべきルータを選択す
る。
【0113】ネットワーク層処理部で処理されたデータ
グラムは、ネットワーク層プロトコル多重化部1102
でデータグラムにネットワーク層を示すプロトコルタイ
プフィールドを持つヘッダを取り付ける。そして、上記
で選択されたルータのアドレスから出力VPI/VCI
を求め、ヘッダが取り付けられたデータグラムをAAL
フレームに変換する。このAALフレームを出力するI
/Fの送信バッファ1006に転送先のメモリアドレス
を指定して、転送する。さらに、上記で求められた出力
VPI/VCIを追加して送信バッファ1006に書き
込み、AAL送信処理部1007が送信バッファ100
6中のAALフレームをATMセルに分割した後、AT
M送信部1008がこのATMセルを送信バッファ10
06に書き込まれた出力VPI/VCIを用いてATM
網に出力する。
【0114】上記では、出力するAALフレームと出力
VPI/VCIを別々に出力ATMNICに転送してい
たが、AALフレームと出力VPI/VCIを同時に転
送することも出来る。
【0115】出力I/Fがイーサネット用NIC200
0の場合は、ネットワーク層処理部で処理されたデータ
グラムを変換して得られたAALフレームを送信バッフ
ァ2005に転送する。そして、AALフレームへの変
換を行う際に、選択されたルータのアドレス(次段ネッ
トワーク層アドレス)からイーサネットアドレスを決定
し、このイーサネットアドレスを追加して送信バッファ
2005に書き込む。その後、送信バッファ2005の
AALフレームがこのいー座ネットアドレスを付加され
て、イーサネット送信部2006より送信される。
【0116】(2)AAL転送をする場合 コネクション識別子解析部1105で出力I/FがCP
Uボード1100以外のときは、コネクション管理表に
書かれている出力I/Fに汎用バスを通してAALフレ
ームを送る様に、出力I/Fの送信バッファ1006の
位置と出力I/Fを指定する。上記の2つの転送方法の
いずれかで、ATM NICから別のATM NICに
AALフレームを転送させ、送信I/Fの送信バッファ
1006に記憶させる。このときにコネクション識別子
解析部1105が、送信すべきVPI/VCIを送信バ
ッファ1006に記入する。次に、AAL送信処理部1
007が、AALフレームからATMセルへと変換し、
ATM送信部1008が送信バッファ1006に記入さ
れたVPI/VCIを用いてATMセルをATM網に送
出する。
【0117】上記では、出力するAALフレームと出力
VPI/VCIを別々に出力ATMNICに転送してい
たが、受信バッファ1003の入力VPI/VCIをコ
ネクション識別子解析部1105が、出力VPI/VC
Iに変更し、AALフレームと出力VPI/VCIを同
時に送信バッファに転送することもできる。
【0118】出力I/Fがイーサネット用NIC200
0の場合は、以下の2通りのAAL転送の方法がある。
一つは、上述した出力I/FがATM NICの場合と
同様に、ATMセルを受信したATM NICからコネ
クション管理表に書かれている出力I/Fのイーサネッ
ト用NICへAALフレームを転送させると共に、コネ
クション識別子解析部1105が、コネクション管理表
に書かれている次段ネットワーク層アドレスを送信バッ
ファ2005に記入する方法である。この場合のイーサ
ネット送信部2006には、次段ネットワーク層アドレ
スからイーサネットアドレスを決定する機能が付加され
ており、送信バッファ2005に記入された次段ネット
ワーク層アドレスから対応するイーサネットアドレスを
求め、これを送信バッファ2005中のAALフレーム
に付加してネットワークへ送信する。
【0119】もう一つは、ネットワーク層プロトコル多
重化部1102の機能として提供されている(ネットワ
ーク層処理をする場合の説明参照)機能のうち、次段ネ
ットワーク層アドレスからイーサネットアドレスを決定
する機能のみを流用する方法である。この場合、ATM
セルを受信したATM NICからAALフレームを転
送させると共に、コネクション管理表に書かれている次
段ネットワーク沿うアドレスから対応するいー座ネット
アドレスを求め、このイーサネットアドレスを送信バッ
ファ2005に記入することになる。
【0120】上記の方法により、通常のATM NIC
又は非仮想コネクション用NICを複数枚汎用バスに指
す事により、ネットワーク層処理をする事なく、AAL
フレームのまま転送する事により、高速な転送を行なう
事が出来る。
【0121】次に、上記で説明した図14を変形した実
施形態を図15に示す。動作はほぼ同じであるので相違
する点だけを示す。図14では、コネクション識別子解
析部1105をCPUボード1100内に設けていたの
に対し、図15では各ATMNIC1000にコネクシ
ョン識別子解析部1009が存在する事である。これに
より、ATM NIC1000の追加機構は必要になる
が、CPUボード1100での処理が必要なくなるた
め、CPUの処理が軽くなる。
【0122】図16は、汎用バスを複数本用意すること
により、ATM NIC間又はATM NICと非仮想
コネクション用NICとの間のAALフレーム転送によ
り他の汎用バスに接続するカードに影響を与えないよう
にするものである。上記で説明したATM NIC10
00及びイーサネット用NIC2000は、汎用バス2
に接続する。ATM NIC1000及びイーサネット
用NIC2000以外のディスプレーカード等は汎用バ
ス1に接続する。汎用バス間は、ブリッジ1200で接
続する。これにより、ATM NIC間又はATM N
ICと非仮想コネクション用NICとの間で転送するA
ALフレームは、汎用バス2内でのみ転送され、ブリッ
ジ1200により、汎用バス1には到達する事がないの
で、CPU1100やディスプレーカード1300のよ
うに汎用バス2以外に接続するものに影響を与えないた
め、AAL転送による影響を少なくする事ができる。ま
た、本発明は、上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、その技術的範囲において種々変形して実施する
ことができる。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、データグラムの内容を
見る処理を行なうことなく、入力されたデータグラムあ
るいは組み立てられたAALフレームの仮想コネクショ
ンの識別子から、転送制御や優先制御の情報(データグ
ラム又はAALフレームの転送先となる接続インタフェ
ース、データグラムのサービス品質)を決定すること
で、ルータ装置の転送効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に用いる送信装置の構成例を
示す図
【図2】本発明の第1の実施形態に係るルータ装置の構
成を示す図
【図3】同実施形態のデータグラム識別子解析部の構成
を示す図
【図4】同実施形態のコネクション識別子解析部の構成
を示す図
【図5】同実施形態のデータグラム転送の動作を説明す
るための図
【図6】同実施形態のルータ装置の他の構成例を示す図
【図7】同実施形態のルータ装置のさらに他の構成例を
示す図
【図8】本発明の第2の実施形態に係るルータ装置の構
成を示す図
【図9】同実施形態のコネクション識別子解析部の構成
を示す図
【図10】同実施形態のデータグラム転送の動作を説明
するための図
【図11】同実施形態のルータ装置の他の構成例を示す
【図12】本発明の第3の実施形態に係るルータ装置の
構成を示す図
【図13】同実施形態のルータ装置の他の構成例を示す
【図14】本発明の第4の実施形態に係るルータ装置の
構成を示す図
【図15】同実施形態のルータ装置の他の構成例を示す
【図16】汎用バスを複数本用いた接続形態の一例を示
す図
【図17】従来のルータ装置の一例を示す図
【図18】従来のルータ装置の他の例を示す図
【符号の説明】
1…データグラム解析部 3…I/F 4…送信部 101〜103…I/F 111〜113…受信部 12,121〜123…コネクション識別子解析部 131〜133…送信部 21,211〜213…データグラム解析部 22,221〜223…データグラム処理部 30…転送部 41,42…仮想コネクション型LAN 43,44…非仮想コネクション型LAN 50…データリンク・データフレーム変換部 601,602,611〜613…スケジューラ 1000…ATM NIC 1001…ATM受信部 1002…AAL受信処理部 1003…受信バッファ 1004…バス送信部 1005…バス受信部 1006…送信バッファ 1007…AAL送信処理部 1008…ATM送信部 1009…コネクション識別子解析部 1100…CPUボード 1101…ネットワーク層プロトコル選択部 1102…ネットワーク層プロトコル多重化部 1103…IP処理部 1104…IPX処理部 1105…コネクション識別子解析部 1021,1029,1031…汎用バス 1023,1025…ATM網 1027…内部バス 1200…ブリッジ 1300…ディスプレーカード 2000…イーサネット用NIC 2001…イーサネット受信部 2002…受信バッファ 2003…バス送信部 2004…バス受信部 2005…送信バッファ 2006…イーサネット送信部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−56546(JP,A) 特開 平6−152634(JP,A) 特開 平6−311185(JP,A) 特開 平8−125692(JP,A) M.OHTA H.ESAKI K.NAGAMI,CONVENTIO NAL IP OVER ATM,IN TERNET DRAFT (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H04L 12/56 H04L 12/66

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク間にデータグラムを転送する
    ルータ装置において、 少なくとも1つの仮想コネクションネットワークを含む
    複数のネットワークのそれぞれに接続するための複数の
    接続インタフェースと、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮想コ
    ネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、
    該データグラムの転送先となる接続インタフェースを決
    定するためのコネクション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    転送先となる接続インタフェースへ、前記データグラム
    を転送するための転送手段とを具備し、 記記憶手段は、前記仮想コネクション識別子と、前記
    転送先となる接続インタフェースに接続するネットワー
    クが非仮想コネクションネットワークである場合に使用
    すべき次段ネットワークアドレスとの対応関係をも記憶
    することを特徴とするルータ装置。
  2. 【請求項2】前記コネクション識別子解析手段は、前記
    転送先となる接続インタフェースに前記データグラムの
    次段ネットワークアドレスを通知することを特徴とする
    請求項に記載のルータ装置。
  3. 【請求項3】ネットワーク間にデータグラムを転送する
    ルータ装置において、 少なくとも1つの仮想コネクションネットワークを含む
    複数のネットワークのそれぞれに接続するための複数の
    接続インタフェースと、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮想コ
    ネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、
    該データグラムの転送先となる接続インタフェースを決
    定するためのコネクション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    転送先となる接続インタフェースへ、前記データグラム
    を転送するための転送手段とを具備し、 記記憶手段は、仮想コネクション識別子とサービス品
    質との対応関係をも記憶し、 前記コネクション識別子解析手段は、前記仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記デ
    ータグラムのサービス品質をも決定し、 前記ルータ装置は、前記コネクション識別子解析手段に
    より決定された前記サービス品質に基づき、転送すべき
    前記データグラムに対する優先制御を行うためのスケジ
    ューラ手段をさらに具備し、前記転送手段は、該スケジ
    ューラ手段により優先制御される該データグラムを転送
    することを特徴とするルータ装置。
  4. 【請求項4】データグラムの内容と転送先となる接続イ
    ンタフェースとの対応関係を予め記憶しておき、前記ス
    ケジューラ手段により優先制御される前記データグラム
    の内容に基づき、当該データグラムの転送先となる接続
    インタフェースを決定するためのデータグラム解析手段
    をさらに具備し、 前記スケジューラ手段は、前記コネクション識別子解析
    手段により決定された前記サービス品質に基づき、前記
    データグラム解析手段へ、前記データグラムをる順序
    を優先制御することを特徴とする請求項に記載のルー
    タ装置。
  5. 【請求項5】転送先となる接続インタフェース及び又は
    次段ネットワークアドレスを決定し、転送すべきデータ
    グラムに対してネットワーク層処理を施すための処理手
    段をさらに具備し、 前記スケジューラ手段は、前記コネクション識別子解析
    手段により決定された前記サービス品質に基づき、前記
    処理手段へ、前記データグラムをる順序を優先制御す
    ることを特徴とする請求項に記載のルータ装置。
  6. 【請求項6】ネットワーク間にデータグラムを転送する
    ルータ装置において、 少なくとも1つの仮想コネクションネットワークを含む
    複数のネットワークのそれぞれに接続するための複数の
    接続インタフェースと、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮想コ
    ネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、
    該データグラムの転送先となる接続インタフェースを決
    定するためのコネクション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    転送先となる接続インタフェースへ、前記データグラム
    を転送するための転送手段と、 転送すべきデータグラムに対してネットワーク層処理を
    施すためのデータグラム処理手段とを具備し、 記データグラム処理手段は、前記複数の接続インタフ
    ェースの各々について個別に設けられたものであること
    を特徴とするルータ装置。
  7. 【請求項7】ネットワーク間にデータグラムを転送する
    ルータ装置において、 少なくとも1つの仮想コネクションネットワークを含む
    複数のネットワークのそれぞれに接続するための複数の
    接続インタフェースと、 仮想コネクション識別子とサービス品質との対応関係
    憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮想コ
    ネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、
    該データグラムのサービス品質を決定するためのコネク
    ション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    サービス品質に基づき、前記データグラムに対する優先
    制御を行うためのスケジューラ手段と、 このスケジューラ手段により優先制御される前記データ
    グラムを転送するための転送手段とを具備することを特
    徴とするルータ装置。
  8. 【請求項8】データグラムの内容と転送先となる接続イ
    ンタフェースとの対応関係を予め記憶しておき、前記ス
    ケジューラ手段により優先制御される前記データグラム
    の内容に基づき、当該データグラムの転送先となる接続
    インタフェースを決定するためのデータグラム解析手段
    をさらに具備し、 前記スケジューラ手段は、前記コネクション識別子解析
    手段により決定された前記サービス品質に基づき、前記
    データグラム解析手段へ、前記データグラムをる順序
    を優先制御することを特徴とする請求項に記載のルー
    タ装置。
  9. 【請求項9】転送先となる接続インタフェース及び又は
    次段ネットワークアドレスを決定し、転送すべきデータ
    グラムに対してネットワーク層処理を施すための処理手
    段をさらに具備し、 前記スケジューラ手段は、前記コネクション識別子解析
    手段により決定された前記サービス品質に基づき、前記
    処理手段へ、前記データグラムをる順序を優先制御す
    ることを特徴とする請求項に記載のルータ装置。
  10. 【請求項10】少なくとも1つの仮想コネクションネッ
    トワークを含む複数のネットワークのそれぞれに接続す
    るための複数の接続インタフェースを備え、該接続イン
    タフェースを介してATMネットワークからのAALフ
    レームを転送する機能を有し、ATMネットワークに接
    続された接続インタフェースの各々は、ATMネットワ
    ークからATMセルを受信しこのATMセルをAALフ
    レームに組み立てる受信手段、及びAALフレームをA
    TMセル化しこのATMセルをATMネットワークへ送
    信する送信手段を含むルータ装置において、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 前記受信手段により組み立てられたAALフレームがA
    TMセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するためのコネクション識別子解析手段と、 前記記憶手段に前記仮想コネクション識別子に対応する
    接続インタフェースが記憶されていない場合に、前記受
    信手段により組み立てられたAALフレームをデータグ
    ラムに組み立て、このデータグラムを解析して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するための処理手段と、 前記コネクション識別子解析手段又は前記処理手段によ
    り決定された前記転送先となる接続インタフェースへ、
    前記AALフレームを転送するための転送手段とを具備
    することを特徴とするルータ装置。
  11. 【請求項11】ATMネットワークと、他の複数のネッ
    トワークにそれぞれ接続された複数の接続インタフェー
    スを接続するバスとを接続するためのATM接続インタ
    フェースカード装置において、 前記ATMネットワークからATMセルを受信し、受信
    されたATMセルからAALフレームを組み立てるため
    の受信手段と、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 前記受信手段により組み立てられたAALフレームがA
    TMセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するためのコネクション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    転送先となる接続インタフェースへ、前記バスを介して
    前記AALフレームを転送するための転送手段とを具備
    することを特徴とするATM接続インタフェースカード
    装置。
  12. 【請求項12】少なくとも1つの仮想コネクションネッ
    トワークを含む複数のネットワークのそれぞれに接続す
    るための複数の接続インタフェースを備えたルータ装置
    を用いて、ネットワーク間にデータグラムを転送するデ
    ータ転送方法において、 前記ルータ装置の記憶手段に、仮想コネクション識別子
    とサービス品質との対応関係を記憶し、 仮想コネクションから前記ルータ装置へ入力されたデー
    タグラムの仮想コネクション識別子に基づき、前記記憶
    手段を参照して、該データグラムのサービス品質を決定
    し、 決定された前記サービス品質に基づき、前記データグラ
    ムに対する優先制御を行い、 優先制御された前記データグラムを転送することを特徴
    とするデータ転送方法。
  13. 【請求項13】少なくとも1つの仮想コネクションネッ
    トワークを含む複数のネットワークのそれぞれに接続す
    るための複数の接続インタフェースを備え、ATMネッ
    トワークに接続された接続インタフェースの各々は、A
    TMネットワークからATMセルを受信しこのATMセ
    ルをAALフレームに組み立てる受信手段、及びAAL
    フレームをATMセル化しこのATMセルをATMネッ
    トワークへ送信する送信手段を含むルータ装置を用い
    て、ATMネットワークからのAALフレームを転送す
    るデータ転送方法において、 前記ルータ装置の記憶手段に、仮想コネクション識別子
    と転送先となる接続インタフェースとの対応関係を記
    する第1のステップと、 前記受信手段により組み立てられたAALフレームがA
    TMセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    する第2のステップと、 前記記憶手段に前記仮想コネクション識別子に対応する
    接続インタフェースが記憶されていない場合に、前記受
    信手段により組み立てられたAALフレームをデータグ
    ラムに組み立て、このデータグラムを解析して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    する第3のステップと、 前記第2のステップ又は前記第3のステップにより決定
    された前記転送先となる接続インタフェースへ、前記A
    ALフレームを転送することを特徴とするデータ転送方
    法。
  14. 【請求項14】ATMネットワークと、他の複数のネッ
    トワークにそれぞれ接続された複数の接続インタフェー
    スを接続するバスとを接続するためのネットワーク接続
    方法において、 前記ATMネットワークからATMセルを受信し、 受信されたATMセルからAALフレームを組み立て、 記憶手段に、仮想コネクション識別子と転送先となる接
    続インタフェースとの対応関係を記憶し、 組み立てられた前記AALフレームがATMセルの形で
    受信された際に用いられた仮想コネクション識別子に基
    づき、前記記憶手段を参照して、前記AALフレームの
    転送先となる接続インタフェースを決定し、 決定された前記転送先となる接続インタフェースへ、前
    記バスを介して前記AALフレームを転送することを特
    徴とするネットワーク接続方法。
  15. 【請求項15】少なくとも1つの仮想コネクションネッ
    トワークを含む複数のネットワークと、 各々のネットワークにおいて特定の仮想コネクションに
    は特定のサービス品質のデータグラムのみを転送する機
    能を有する送信ノードと、 前記複数のネットワークのうちの少なくとも2つを接続
    するルータ装置とを含むデータ通信ネットワークシステ
    ムであって、 前記ルータ装置は、 前記複数のネットワークのうちの少なくとも2つのネッ
    トワークに接続するための少なくとも1つの接続インタ
    フェースと、 仮想コネクション識別子とサービス品質との対応関係
    憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムの仮想コ
    ネクション識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、
    該データグラムのサービス品質を決定するためのコネク
    ション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    サービス品質に基づき、前記データグラムに対する優先
    制御を行うためのスケジューラ手段と、 このスケジューラ手段により優先制御される前記データ
    グラムを転送するための転送手段とを具備することを特
    徴とするデータ通信ネットワークシステム。
  16. 【請求項16】少なくとも1つのATMネットワークを
    含む複数のネットワークと、 各々のネットワークにおいて特定の仮想コネクションに
    は特定の宛先を持つデータグラムのみを転送する機能を
    有する送信ノードと、 前記複数のネットワークのうちの少なくとも2つのネッ
    トワークを接続し、前記ネットワークに接続された接続
    インタフェースを介してATMネットワークからのAA
    Lフレームを転送する機能を有し、ATMネットワーク
    に接続された接続インタフェースの各々は、ATMネッ
    トワークからATMセルを受信しこのATMセルをAA
    Lフレームに組み立てる受信手段、及びAALフレーム
    をATMセル化しこのATMセルをATMネットワーク
    へ送信する送信手段を含むルータ装置とを含むデータ通
    信ネットワークシステムであって、 前記ルータ装置は、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 前記受信手段により組み立てられたAALフレームがA
    TMセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するためのコネクション識別子解析手段と、 前記記憶手段に前記仮想コネクション識別子に対応する
    接続インタフェースが記憶されていない場合に、前記受
    信手段により組み立てられたAALフレームをデータグ
    ラムに組み立て、このデータグラムを解析して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するための処理手段と、 前記コネクション識別子解析手段又は前記処理手段によ
    り決定された前記転送先となる接続インタフェースへ、
    前記AALフレームを転送するための転送手段とを具備
    することを特徴とするデータ通信ネットワークシステ
    ム。
  17. 【請求項17】少なくとも1つのATMネットワークを
    含む複数のネットワークと、 各々のネットワークにおいて特定の仮想コネクションに
    は特定の宛先を持つデータグラムのみを転送する機能を
    有する送信ノードと、 前記複数のネットワークのうちのATMネットワークを
    含む少なくとも2つのネットワークを接続するルータ装
    置と、 ATMネットワークと、他の複数のネットワークにそれ
    ぞれ接続された複数の接続インタフェースを接続するバ
    スとを接続するためのATM接続インタフェースカード
    装置とを含むデータ通信ネットワークシステムであっ
    て、 前記ATM接続インタフェースカード装置は、 前記ATMネットワークからATMセルを受信し、受信
    されたATMセルからAALフレームを組み立てるため
    の受信手段と、 仮想コネクション識別子と転送先となる接続インタフェ
    ースとの対応関係を記憶するための記憶手段と、 前記受信手段により組み立てられたAALフレームがA
    TMセルの形で受信された際に用いられた仮想コネクシ
    ン識別子に基づき、前記記憶手段を参照して、前記A
    ALフレームの転送先となる接続インタフェースを決定
    するためのコネクション識別子解析手段と、 このコネクション識別子解析手段により決定された前記
    転送先となる接続インタフェースへ、前記バスを介して
    前記AALフレームを転送するための転送手段とを具備
    することを特徴とするデータ通信ネットワークシステ
    ム。
  18. 【請求項18】ルータ装置へデータグラムを転送するノ
    ード装置において、 サービス品質を示すサービス品質指定情報と出力仮想コ
    ネクション識別子との対応関係を記憶するための記憶手
    段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムのサービ
    ス品質指定情報に基づき、前記記憶手段を参照して、該
    データグラムの出力仮想コネクション識別子を決定する
    ためのデータグラム解析手段と、 特定の仮想コネクションには特定のサービス品質指定情
    報を持つデータグラムのみ転送させるために、前記デー
    タグラム解析手段により決定された前記出力仮想コネク
    ションを持つ仮想コネクションへ、前記データグラムを
    転送するための転送手段とを具備することを特徴とする
    ノード装置。
  19. 【請求項19】ルータ装置へデータグラムを転送するノ
    ード装置において、 プロトコルのタイプ及び又はバージョンを示すプロトコ
    ルタイプ情報と出力仮想コネクション識別子との対応関
    を記憶するための記憶手段と、 仮想コネクションから入力されたデータグラムのプロト
    コルのタイプ及び又はバージョンに基づき、前記記憶手
    段を参照して、該データグラムの出力仮想コネクション
    識別子を決定するためのデータグラム解析手段と、 特定の仮想コネクションには特定のプロトコルのタイプ
    及び又はバージョンを持つデータグラムのみ転送させる
    ために、前記データグラム解析手段により決定された前
    記出力仮想コネクションを持つ仮想コネクションへ、前
    記データグラムを転送するための転送手段とを具備する
    ことを特徴とするノード装置。
  20. 【請求項20】ルータ装置へデータグラムを転送するデ
    ータ転送方法において、 記憶手段に、サービス品質を示すサービス品質指定情報
    と出力仮想コネクション識別子との対応関係を記憶し、 仮想コネクションから入力されたデータグラムのサービ
    ス品質指定情報に基づき、前記記憶手段を参照して、該
    データグラムの出力仮想コネクション識別子を決定し、 特定の仮想コネクションには特定のサービス品質指定情
    報を持つデータグラムのみ転送させるために、決定され
    た前記出力仮想コネクションを持つ仮想コネクション
    へ、前記データグラムを転送することを特徴とするデー
    タ転送方法。
  21. 【請求項21】ルータ装置へデータグラムを転送するデ
    ータ転送方法において、 記憶手段に、プロトコルのタイプ及び又はバージョンを
    示すプロトコルタイプ情報と出力仮想コネクション識別
    子との対応関係を記憶し、 仮想コネクションから入力されたデータグラムのプロト
    コルのタイプ及び又はバージョンに基づき、前記記憶手
    段を参照して、該データグラムの出力仮想コネクション
    識別子を決定し、 特定の仮想コネクションには特定のプロトコルのタイプ
    及び又はバージョンを持つデータグラムのみ転送させる
    ために、決定された前記出力仮想コネクションを持つ仮
    想コネクションへ、前記データグラムを転送することを
    特徴とするデータ転送方法。
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