JP3513308B2 - ファイリング装置およびその制御方法 - Google Patents

ファイリング装置およびその制御方法

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JP3513308B2 JP03419496A JP3419496A JP3513308B2 JP 3513308 B2 JP3513308 B2 JP 3513308B2 JP 03419496 A JP03419496 A JP 03419496A JP 3419496 A JP3419496 A JP 3419496A JP 3513308 B2 JP3513308 B2 JP 3513308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他のアプリケーシ
ョンと同時に動作可能でマルチメディアデータを扱う
索アプリケーションを制御するファイリング装置および
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサなどの文書処理
装置として、パーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョン上に構築されるものがある。この文書処置装置で作
成された文書の編集時、この文書中にマルチメディアデ
ータ特に画像をはめ込むことがある。
【0003】例えば、Microsoft Windows(米国マイク
ロソフト社の登録商標)で動作するMicrosoft Word for
Windows(米国マイクロソフト社の商品、登録商標)に
よる文書処理では、文書中へのマルチメディアデータの
はめ込みを文書中にマルチメディアデータをそのまま挿
入すること(画像を文書中にコピーすること)や、オブ
ジェクトを関連付けることで行う。
【0004】上述の文書中に画像をコピーする形態で
は、誤って異なる画像が文書中にコピーされると、文書
中にコピーされた画像を削除し、図形プロセッサや画像
レッタチソフトで画像を修正した後に、文書中に画像を
コピーする必要がある。
【0005】また、Microsoft Windowsでは、オブジェ
クトを関連付ける方法として、OLE(Object Linking
and Embedding)による方法が用いられ、この方法で
は、他のアプリケーションで作成した情報を文書に入
れ、この情報をその文書の中で手直しするすることがで
きる。
【0006】OLEによる形態では、確かに文書中には
め込まれた状態で画像を修正することができるが、はめ
込む画像を選択する場合には、ファイル名により画像を
指定する必要がある。画像を選択する際の選択対象とし
て複数のファイルが存在するとき、各ファイルの中から
所望のマルチメディアデータが格納されているファイル
名を指定し、この指定されたファイルから所定のマルチ
メディアを読み出し、このマルチメディアデータを文書
中にはめ込む手順が必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この選択に際
してユーザはファイル名からその内容を想像し、所定の
マルチメディアデータを格納していると推定したファイ
ルを指定する。この指定したファイルにユーザが意図す
るマルチメディアデータが含まれていないとき、ユーザ
は再びファイルを選択するための操作を行う必要があ
り、このファイルを選択するための操作は所定のマルチ
メディアデータを見い出すまで繰り返し行われる。よっ
て、操作性が悪く、作業効率が低下する。
【0008】本発明の目的は、マルチメディアデータの
選択に際して操作性を向上させることができるととも
に、作業効率の向上を図ることができるファイリング装
および制御方法を提供することにある。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
他のアプリケーションと同時に動作可能でマルチメディ
アデータを扱う検索アプリケーションを制御するファイ
リング装置であって前記他のアプリケーションのバッ
クグラウンドにおいて、前記他のアプリケーション上で
の入力情報に基づいてマルチメディアデータを検索する
検索手段と、前記検索手段の検索結果に応じて、検索さ
れたデータを、前記検索アプリケーションが用いる検索
用ウインドウに表示させるか、前記他のアプリケーショ
ンが扱うデータの表示用ウインドウに表示させるかを
り換える切換手段と、前記検索用ウインドウにおいて選
択されたデータを前記他のアプリケーションが扱うデー
タの表示用ウインドウに表示させる表示制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァイリング装置において、前記検索手段で検索されたマ
ルチメディアデータの数が1つであるとき、この検索さ
れたマルチメディアデータを前記他のアプリケーション
が扱うデータの表示用ウインドウにはめ込み、前記検索
手段で検索されたマルチメディアデータの数が複数であ
るとき、各検索されたマルチメディアデータを前記検索
用ウインドウにはめ込むマルチメディアデータはめ込み
手段を備えることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ァイリング装置において、前記マルチメディアデータは
め込み手段は、クリップボードに特殊コードを入力され
たか否かを判定し、この判定結果に応じて前記検索手段
で検索されたマルチメディアデータを前記他のアプリケ
ーションによるマルチメディアデータに挿入することを
特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載のフ
ァイリング装置において、前記マルチメディアデータは
め込み手段は、クリップボードに特殊コードを入力され
たか否かを判定し、この判定結果に応じて前記検索手段
で検索されたマルチメディアデータを前記他のアプリケ
ーションによるマルチメディアデータに関連付けること
を特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2記載のフ
ァイリング装置において、前記他のアプリケーション
相互に通信するためのアプリケーション間通信手段を備
え、前記マルチメディアデータはめ込み手段は、前記ア
プリケーション間通信手段を介して前記他のアプリケー
ションからのマルチメディアデータはめ込みイベントを
受け、このマルチメディアデータはめ込みイベントに基
づき前記検索手段を動作させ、前記検索手段で検索され
たマルチメディアデータを前記他のアプリケーション
よるマルチメディアデータに挿入することを特徴とす
る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項2記載のフ
ァイリング装置において、前記他のアプリケーションと
相互に通信するためのアプリケーション間通信手段を備
え、前記マルチメディアデータはめ込み手段は、前記ア
プリケーション間通信手段を介して前記他のアプリケー
ションからのマルチメディアデータはめ込みイベントを
受け、このマルチメディアデータはめ込みイベントに基
づき前記検索手段を動作させ、前記検索手段で検索され
たマルチメディアデータを前記他のアプリケーション
よるマルチメディアデータに関連付けることを特徴とす
る。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項2ないし請
求項6記載のメディアファイリング装置において、前記
他のアプリケーションはワードプロセッサからなり、前
記マルチメディアデータはめ込み手段は、前記ワードプ
ロセッサのマクロ機能を用いていることを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項2記載のフ
ァイリング装置において、前記検索用ウインドウは、前
記検索された複数のマルチメディアデータをマルチ画表
示する画面からなることを特徴とする
【0019】請求項9記載の発明は、請求項記載のフ
ァイリング装置において、前記検索用ウインドウは、前
記検索された複数のマルチメディアデータを時系列に表
示する画面からなることを特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項記載の
ファイリング装置において、前記検索用ウインドウは、
前記検索された複数のマルチメディアデータの内の現在
表示されているマルチメディアデータと残りのマルチメ
ディアデータの数とを合わせて表示する画面からなる
とを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、他のアプリケー
ションと同時に動作可能でマルチメディアデータを扱う
検索アプリケーションを制御するファイリング装置の制
御方法であって、前記他のアプリケーションのバックグ
ラウンドにおいて、前記他のアプリケーション上での入
力情報に基づきマルチメディアデータを検索する検索工
程と、前記検索工程の検索結果に応じて、検索されたデ
ータを、前記検索アプリケーションが用いる検索用ウイ
ンドウに表示させるか、前記他のアプリケーションが扱
うデータの表示用ウインドウに表示させるかを切り換え
る切換工程と、前記検索用ウインドウにおいて選択され
たデータを前記他のアプリケーションが扱うデータの表
示用ウインドウに表示させる表示制御工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の制御方法において、前記検索工程で検索されたマルチ
メディアデータの数が1つであるとき、この検索された
マルチメディアデータを前記他のアプリケーションが扱
うデータの表示用ウインドウにはめ込み、前記検索工程
で検索されたマルチメディアデータの数が複数であると
き、各検索されたマルチメディアデータを前記検索用ウ
インドウにはめ込むマルチメディアデータはめ込み工程
を有することを特徴とする。請求項13記載の発明は、
請求項12記載の制御方法において、前記マルチメディ
アデータはめ込み工程では、クリップボードに特殊コー
ドを入力されたか否かを判定し、この判定結果に応じて
前記検索工程で検索されたマルチメディアデータを前記
他のアプリケーションによるマルチメディアデータに挿
入することを特徴とする。請求項14記載の発明は、請
求項12記載の制御方法において、前記マルチメディア
データはめ込み工程では、クリップボードに特殊コード
を入力されたか否かを判定し、この判定結果に応じて前
記検索工程で検索されたマルチメディアデータを前記他
のアプリケーションによるマルチメディアデータに関連
付けることを特徴とする。請求項15記載の発明は、請
求項12記載の制御方法において、前記ファイリング装
置は、前記他のアプリケーションと相互に通信するため
のアプリケーション間通信手段を備え、前記マルチメデ
ィアデータはめ込み工程では、前記アプリケーション間
通信手段を介して前記他のアプリケーションからのマル
チメディアデータはめ込みイベントを受け、このマルチ
メディアデータはめ込みイベントに基づき前記検索工程
による検索を動作させ、前記検索工程で検索されたマル
チメディアデータを前記他のアプリケーションによるマ
ルチメディアデータに挿入することを特徴とする。請求
項16記載の発明は、請求項12記載の制御方法におい
て、前記ファイリング装置は、前記他のアプリケーショ
ンと相互に通信するためのアプリケーション間通信手段
を備え、前記マルチメディアデータはめ込み工程では、
前記アプリケーション間通信手段を介して前記他のアプ
リケーションからのマルチメディアデータはめ込みイベ
ントを受け、このマルチメディアデータはめ込みイベン
トに基づき前記検索手段を動作させ、前記検索手段で検
索されたマルチメディアデータを前記他のアプリケーシ
ョンによるマルチメディアデータに関連付けることを特
徴とする。請求項17記載の発明は、請求項12ないし
請求項16記載の制御方法において、前記他のアプリケ
ーションはワードプロセッサからなり、前記マルチメデ
ィアデータはめ込み工程では、前記ワードプロセッサの
マクロ機能を用いていることを特徴とする。請求項18
記載の発明は、請求項12記載の制御方法において、前
記検索用ウインドウは、前記検索された複数のマルチメ
ディアデータをマルチ画表示する画面からなることを特
徴とする。請求項19記載の発明は、請求項12記載の
制御方法において、前記検索用ウインドウは、前記検索
された複数のマルチメディアデータを時系列に表示する
画面からなることを特徴とする。請求項20記載の発明
は、請求項12記載の制御方法において、前記検索用ウ
インドウは、前記検索された複数のマルチメディアデー
タの内の現在表示されているマルチメディアデータと残
りのマルチメディアデータの数とを合わせて表示する画
面からなることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0024】(実施の第1形態)図1は本発明のファイ
リング装置の実施の第1形態とそれに接続されているワ
ードプロセッサなどの周辺装置との構成を示すブロック
図である。なお、ファイリング装置、ワードプロセッサ
は、OS上で起動するソフトウェアであるが、機能を模
式的に表すために、本ブロック図により以下に説明す
る。
【0025】本ファイリング装置102には、図1に示
すように、ワードプロセッサ101とOS部103とが
接続され、装置全体の動作はCPU100で制御され
る。
【0026】ワードプロセッサ101は、ワードプロセ
ッサメイン101aと、コピー手段101bと、カット
手段101cと、OLEクライエント101dと、クリ
ップボード書き込み部101dとを有する。このワード
プロセッサ101は、例えば、Microsoft Word for Win
dows、WordPerfect for Windows(米国ワードパーフェ
クト社の商品)、AmiPro(米国ロータス社の商品)など
のソフトウェアで構築され、OS部103上で起動す
る。キーボード104からのキー入力は、ワードプロセ
ッサメイン101aにより処理され、後述するクリップ
ボード103aに書き込むことができる。
【0027】ファイリング装置102は、ユーザ選択部
102aと、フォアグランド検索部102bと、データ
変形部102cと、OLEサーバ102dと、セレクタ
102eと、検索部102fと、バックグランド検索部
102gと、データ取出し手段102hと、クリップボ
ード監視部102iとを有する。
【0028】OS部103は、クリップボード103a
と、OS103bと、キーボードドライバ103cと、
ポインティングデバイスドライバ103dと、ディスプ
レイドライバ103eと、データ記憶装置ドライバ10
3fとを有する。
【0029】ワードプロセッサ101のワードプロセッ
サメイン101aは、キーボード104からのキー入力
に応じた文書作成機能を有する。
【0030】コピー手段101bは、キーボード104
からのポインティングデバイス105のコピー指示によ
り、コピーの対象データをクリップボード103a(O
Sなどで提供する共有メモリ)にコピーする機能を有す
る。
【0031】カット手段101cは、キーボード104
からのポインティングデバイス105のカット指示に応
じて、カットの対象データをクリップボード103aに
書き込み、対象データを含むアプリケーションのメモリ
からそのデータを消去する手段からなる。
【0032】OLEクライエント101dは、はめ込ん
だオブジェクトからそのオブジェクトを管理するアプリ
ケーションを呼び出す手段からなる。なお、本実施の形
態では、アプリケーションとして、以下オブジェクトと
してマルチメディアデータである画像を用いるから、画
像処理アプリケーションを用いるものとする。また、後
述するデータ変形部102cに処理内容は通知される。
この処理内容は、キーボード104、ポインティングデ
バイス105により入力されるものである。この詳細は
Microsoft Word for Windowsのマニュアルに記述されて
いるから、その説明は省略する。
【0033】クリップボード書き込み部101eは、カ
ット手段101b、コピー手段101cを介して得られ
るデータをクリップボード103aに書き込む手段であ
る。
【0034】ファイリング装置102のユーザ選択部1
02aは、後述するクリップボード103aのデータに
応じてディスプレイ106に表示される検索画面からユ
ーザがポインティングデバイス105によって選択した
ものを受け、データ変形部102cに信号を送る。
【0035】また、選択されたマルチメディアデータに
対して、編集(例えば、ディスプレイ106上に表示さ
れるマルチメディアデータに対象領域指定、指定に応じ
た領域切出し、トリミングまたは縮小、拡大指定、指定
に応じた変倍率での拡大、縮小)指示をデータ変形部1
02cに出力する。
【0036】フォアグランド検索部102bは、複数の
マルチメディアデータを検索部102fに依頼して依頼
に応じたデータをOS部103bを介してデータ記憶装
置107から取出し、ディスプレイ106に表示をする
手段からなる。
【0037】データ変形部102cは、前述の処理内容
の入力により、検索されたマルチメディアデータの部分
的な切出し、画像データに対するトリミング、拡大縮小
などの操作を行う手段からなる。
【0038】OLEサーバ102dは、OLEクライエ
ント101dから送られたイベントを受け、このイベン
トにより、例えば、ファイリング装置102を起動させ
たり、データ変形102cにイベントを通知する。
【0039】セレクタ102eは、バックグラウンド検
索部102gによって検索されたマルチメディアデータ
の数が一つか複数かを判定する手段からなり、検索され
たマルチメディアデータの数が一つであるとき、データ
変形部102cに検索され多マルチメディアデータが送
られ、検索されたマルチメディアデータの数が複数であ
るとき、フォアグランド検索部102bにその旨を示す
信号が送られる。
【0040】検索部102fは、キーワードと一致する
ファイルを探し、データ取出し手段102hに依頼する
手段からなる。
【0041】バックグウンド検索部102gは、表示な
どをせずにクリップボード103aから得られたキーワ
ードに対して検索部102fに検索依頼を送る手段から
なる。
【0042】クリップボード監視部102iは、クリッ
プボード103aに入るデータを監視し、このデータが
ファイリング装置102を呼び出す特殊コードであると
き、バックグランド検索部102gにコードの後に記さ
れたキーワードを送る手段からなる。
【0043】OS部103のクリップボード103a
は、OS103bが提供するメモリ領域でそれぞれのア
プリケーションすなわちワードプロセッサ101、ファ
イリング装置102からのデータの読書きを行う。OS
103bは、クリップボード、各デバイスドライバを管
理する手段からなり、この手段上でアプリケーションは
動作する。
【0044】キーボードドライバ103cは、キーボー
ド104を動作させる手段からなり、ポインティングデ
バイスドライバ103dは、ポインティングデバイス1
05を動作させる手段からなる。ディスプレイドライバ
103eはディスプレイ106を動作させるための手段
からなり、データ記憶装置ドライバ103fはデータ記
憶装置107を動作させるための手段からなる。
【0045】キーボード104は、ワードプロセッサに
おけるデータ入力に用いられる。ポインティングデバイ
ス105は、マウス、ペン、またはタブレットで構成さ
れ、後述の検索画面上でマルチメディアデータを選択す
る際の指示手段である。ディスプレイ106は、マルチ
メディアデータ、ワードプロセッサ101で文章などを
表示する手段からなり、この手段として、CRT、また
はTFT,FLCDといった液晶表示装置などが用いら
れる。
【0046】データ記憶装置107は、ハードディス
ク、光磁気ディスク、フロッピィディスクなどの記憶媒
体を用い、OS部103の外部または内部に配置されて
いる。データ記憶装置107は、マルチメディアデータ
を記憶するビットマップメモリ、および前述のビットマ
ップメモリのアドレスと、キーワードを対応付けるテー
ブルアドレスからなる。
【0047】次に、本実施の形態のファイリング装置に
おける操作について図を参照しながら説明する。図2は
図1のファイリング装置によって生成されるワードプロ
セッサの検索を説明するための一例を示す図、図3は図
1のワードプロセッサとファイリング装置における動作
を示すフローチャートである。
【0048】まず、図3に示すフローチャートを用い
て、ワードプロセッサ101により作成された文書にフ
ァイリング装置102により作成されたマルチメディア
データをワープロ文書にはめ込む際の手順について説明
する。
【0049】まず、ワードプロセッサ101により作成
されディスプレイ106に表示された文書中にマルチメ
ディアデータを書き込むための位置がポインティングデ
バイス105により指示される。
【0050】次いで、キーボード104により、ファイ
リング装置102(ソフトウエア)を起動させるための
所定コード“!!”とともにキーワードが入力される。
【0051】なお、上述のコードは、所定コード“!
!”に限定されず、通常ワードプロセッサにおいてほと
んど使われないコードであれば、どのようなコードでも
良く、例えば、“¥¥”、“$$”などがある。
【0052】入力されたコードおよびキーワードは、カ
ット手段101c、またはコピー手段101bによりカ
ットまたはコピーされ、、クリップボード書き込み部1
01eを介してクリップボード103aに書き込まれる
(ステップSA301)。
【0053】このコードがワードプロセッサ101から
ファイリング装置102へのキーワードに応じたマルチ
メディアデータの要求となる(ステップSA302)。
【0054】クリップボード監視部102iは、上述の
コードを検知すべく、常時クリップボード103aに書
き込まれるコードが、前述の所定コードであるか否かを
監視している(ステップSB301)。クリップボード
監視部102iにおいては、所定コードでないと検知さ
れた場合には、ファイリング装置02にマルチメディア
データを求めているものではないと判断し、NGレスポ
ンスをワードプロセッサ101に返す(ステップSB3
02,SB303)。
【0055】これに対し、クリップボード監視部102
iにおいて所定コードを検知した際には、クリップボー
ド監視部102iは所定コードに続くキーワードをクリ
ップボード103aから獲得し、バックグラウンド検索
部102gに通知する。
【0056】バックグラウンド検索部102gは、検索
部102fへキーワードに応じたマルチメディアデータ
の検索依頼を行う。検索部102fは、データ取出手段
102h、OS103bを介してデータ記憶装置107
内のテーブルメモリをアクセスし、キーワードに応じた
マルチメディアデータの種類の情報を得る(ステップS
B304)。
【0057】検索部102fから得られたマルチメディ
アデータの種類の情報はバックグランド検索部102g
へ送られ、マルチメディアデータの種類が1種類か複数
種類であるかが判定される(ステップSB305)。
【0058】検索によって得られたマルチメディアデー
タの数が複数であるとき、各マルチメディアデータの中
から所定のマルチメディアデータを選択するための検索
画面がディスプレイ106に表示され、この検索画面を
見ながらユーザは所定のマルチメディアデータをディス
プレイ106上でポインティングデバイス105により
選択する(ステップSB306)。なお、この検索画面
に表示されるマルチメディアデータは、マルチメディア
データをマルチウィンドウ表示するために、各マルチメ
ディアデータを縮小し、合成することによって得られた
ものである。
【0059】この検索画面201は、図2(a)に示す
ように、ワードプロセッサ101の文書に重畳されずに
画面201に表示され、この検索画面201には、検索
された複数のマルチメディアデータ(本例では“コンピ
ュータ”というキーワードに従い、ビットマップメモリ
に記憶されたコンピュータに応じた画像)202が表示
される。この表示された各マルチメディアデータの中の
1つのマルチメディアデータに対しクリックを行うこと
によってそのマルチメディアデータの周辺が変化(ハイ
ライト表示)し、このマルチメディアデータがはめ込み
対象のマルチメディアデータとして選択される。なお、
クリックに応じた表示は、ハイライト表示に限られるも
のではなく、色の変化、画像の反転などを用いても良
い。
【0060】検索によって得られたマルチデータが一つ
であるとき、図2(b)に示すように、検索画面を表示
することなく編集後に即座にワードプロセッサ101の
作成文書中の指定された位置に検索画像203がはめ込
まる。
【0061】検索によって得られたマルチデータが一つ
であるとき、または複数マルチメディアデータから所定
のマルチメディアデータが選択された後、マルチメディ
アデータに対する変形処理の有無およびその変形処理の
内容に関する判定がデータ変形部102cにおいて行わ
れる(ステップSB307)。
【0062】なお、本実施の形態では、検索データがO
LEを用いてワードプロセッサ101とファイリング装
置102との間でリンクされているから、マルチメディ
アデータをワードプロセッサ101作成文書中にはめ込
む前に、マルチメディアデータの編集が可能となる。当
然ながら、マルチメディアデータをはめ込んだ後にワー
ドプロセッサ101上で編集することも可能である。
【0063】マルチメディアデータに対する変形処理で
は、マルチメディアデータに対する変形が指定された内
容で行われる(ステップSB308)。このことは前述
したように、例えば、マルチメディアデータに対し拡大
縮小、部分的な切りだし、トリミングなどが行われる。
【0064】マルチメディアに対する変形処理後、また
はマルチメディアに対する変形処理をしないとの判定が
行われると、所定のマルチメディアデータのはめ込みお
よび処理をワードプロセッサ101側に移行すべく、O
LEを介してその旨がワードプロセッサ101にレスポ
ンスとして返される(ステップSB309,SB31
0)。レスポンスの送出後、ファイリング装置102の
処理は終了し、ファイルリング装置102の動作は停止
する。このファイリング装置102の動作停止状態はバ
ックグラウンドで処理がアイドル状態にあることを示
し、ワードプロセッサ101から要求があると、フォア
グランドプロセスとして動作する。
【0065】上述のレスポンスを受けた後、キーボード
104ンポインティングデバイス105の操作はワード
プロセッサ101の操作するための操作になる(ステッ
プSA303)。
【0066】以上により、作成されたデータ中へのマル
チメディアデータのはめ込みに対する操作性を向上させ
ることができるとともに、作業効率の向上を図ることが
できる。
【0067】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図を参照しながら説明する。図4は本
発明のファイリング装置の実施の第2形態の構成を示す
ブロック図である。
【0068】本実施の形態は、実施の第1形態とほぼ同
じ構成を有し、新たにマルチメディアデータはめ込みイ
ベンと401b、アプリケーション間通信手段402
i,402dが設けられている点が異なる。本実施の形
態では、クリップボードを用いて検索指示のやり取りを
行う実施の第1形態と異なり、DDE(Dynamic Data E
xchange )を用いる。このDDEについては、Microsof
t Windowsのマニュアルに記述され、その説明は省略す
る。
【0069】本実施の形態におけるファイリング装置に
は、図4に示すように、ワードプロセッサ401とOS
部403とが接続され、装置全体の動作はCPU400
で制御される。
【0070】ワードプロセッサ401は、ワードプロセ
ッサメイン401aと、マルチメディアデータはめ込み
手段401bと、OLEクライエント401cと、アプ
リケーション間通信手段401dとを有する。
【0071】ファイリング装置402は、ユーザ選択部
402aと、フォアグランド検索部402bと、データ
変形部402cと、OLEサーバ402dと、セレクタ
402eと、検索部402fと、バックグランド検索部
402gと、データ取出し手段402hと、アプリケー
ション間通信手段402iとを有する。
【0072】OS部403は、OS403aと、キーボ
ードドライバ403bと、ポインティングデバイスドラ
イバ403cと、ディスプレイドライバ403dと、デ
ータ記憶装置ドライバ403eとを有する。
【0073】ワードプロセッサ401のワードプロセッ
サメイン401aは、ワードプロセッサ本体からなり、
このワードプロセッサ本体は文書作成機能を実行する。
【0074】マルチメディアデータはめ込み手段401
bは、ワードプロセッサメイン401aからマルチメデ
ィアデータはめ込みを指示するイベントを取り込み、こ
のイベントをアプリケーション間通信手段401dに送
る手段からなる。
【0075】OLEクライエント401cは、はめ込ん
だオブジェクトからそのオブジェクトを管理するアプリ
ケーションを呼び出す手段からなる。なお、本実施の形
態では、アプリケーションとして、以下オブジェクトと
してマルチメディアデータである画像を用いるから、画
像処理アプリケーションを用いるものとする。
【0076】アプリケーション間通信手段401dは、
マルチメディアデータはめ込みイベントをファイリング
装置402に送る手段からなる。
【0077】ファイリング装置402のユーザ選択部4
02aは、表示されている検索画面からユーザがキーボ
ード404、ポインティングデバイス405によって選
択されたものを受け、マルチメディアデータ変形部40
2cに信号を送る。 フォアグランド検索部402b
は、複数のマルチメディアデータを検索部402fに依
頼して取出し表示をする手段からなる。
【0078】データ変形部402cは、検索されたマル
チメディアデータの部分的な切出し、画像データに対す
るトリミング、拡大縮小などの操作を行う手段からな
る。
【0079】OLEサーバ402dは、ワードプロセッ
サなどの他のアプリケーションのOLEクライエント4
01cから送られたイベントを受け、このイベントをデ
ータベースとして起動させる手段からなる。
【0080】セレクタ402eは、バックグラウンド検
索部402gによって検索されたマルチメディアデータ
の数が一つか複数かを判定する手段からなり、検索され
たマルチメディアデータの数が一つであるとき、データ
変形部402cに信号が送られ、検索されたマルチメデ
ィアデータの数が複数であるとき、フォアグランド検索
部402bに信号が送られる。
【0081】検索部402fは、キーワードと一致する
ファイルを探し、データ取出し手段402hに依頼する
手段からなる。
【0082】バックグウンド検索部402gは、表示な
どをせずにワードプロセッサ401から与えられたキー
ワード、タイトルに対して検索部402fに検索依頼を
送る手段からなる。
【0083】アプリケーション間通信手段402iは、
ワードプロセッサ401から送られてくるマルチメディ
アデータはめ込みイベントを受信する手段からなる。
【0084】OS部403の0S403aは、アプリケ
ーション間送受信のプロトコル管理、各デバイスドライ
バを管理する手段からなり、この手段上でアプリケーシ
ョンは動作する。
【0085】キーボードドライバ403bは、キーボー
ド404を動作させる手段からなり、ポインティングデ
バイスドライバ403cは、ポインティングデバイス4
05を動作させる手段からなる。ディスプレイドライバ
403dはディスプレイ406を動作させるための手段
からなり、データ記憶装置ドライバ403eはデータ記
憶装置407を動作させるための手段からなる。
【0086】キーボード404は、パソコン、ワークス
テーションなどのコンピュータでデータを打ち込む手段
からなる。ポインティングデバイス405は、マウス、
ペン、タブレットなどの入力指示手段からなる。ディス
プレイ406は、マルチメディアデータ、文章などを表
示する手段からなり、この手段として、CRT、または
液晶表示装置などが用いられる。
【0087】データ記憶装置407は、ハードディス
ク、光磁気ディスク、フロッピィディスクなどの記憶媒
体を用い、OS部403の外部または内部に配置されて
いる。データ記憶装置407は、マルチメディアデータ
を記憶するビットマップメモリ、および前述のビットマ
ップメモリのアドレスと、キーワードを対応付けるテー
ブルアドレスからなる。
【0088】次に、本実施の形態のファイリング装置に
おける操作について図を参照しながら説明する。図5は
図4のファイリング装置における操作を示すフローチャ
ートである。
【0089】図5を参照するに、まず、ワードプロセッ
サ401からマルチメディアデータはめ込みイベントお
よびキーワードがキーボード404またはポインティン
グデバイス405から入力され、そのイベントはアプリ
ケーション間通信手段401dでファイリング装置40
2へ要求される(ステップSA501,SA502)。
【0090】次いで、上述の要求を受けたファイリング
装置402では、マルチメディアデータはめ込みイベン
トを受信し(ステップSB501)、キーワードにあっ
たファイルの検索を行う(ステップSB502)。
【0091】実施の第1形態と同じように、検索後、検
索によって得られたマルチメディアデータの数が1つで
あるか複数であるかの判定が行われる(ステップSB5
03)。
【0092】検索によって得られたマルチメディアデー
タの数が複数であるとき、各マルチメディアデータの中
から所定のマルチメディアデータを選択するための検索
画面がディスプレイ406に表示され、この検索画面を
見ながらユーザは所定のマルチメディアデータをディス
プレイ406上でポインティングデバイス406により
選択する(ステップSB504)。なお、検索画面、表
示形態はいずれも実施の第1形態と同じである。
【0093】検索によって得られたマルチデータが一つ
であるとき、または複数マルチメディアデータから所定
のマルチメディアデータが選択された後、マルチメディ
アデータに対する変形処理の有無およびその変形処理の
内容に関する判定が行われる(ステップSB505)。
【0094】マルチメディアデータに対する変形処理を
行うとき、マルチメディアデータに対する変形が指定さ
れた内容で行われる(ステップSB506)。例えば、
マルチメディアデータに対し拡大縮小、部分的な切りだ
し、トリミングなどが行われる。
【0095】マルチメディアに対する変形処理後、また
はマルチメディアに対する変形処理をしないとの判定が
行われたとき、所定のマルチメディアデータのは見込み
および処理がワードプロセッサ401側に移行すること
がワードプロセッサ401に伝達され(ステップSB5
07)、ワードプロセッサ401に対するレスポンスが
返される(ステップSB508)。レスポンスの送出
後、ファイリング装置402の処理は終了し、ファイリ
ング装置402の動作は停止する。このファイリング装
置402の動作停止状態はバックグウンドで処理がアイ
ドル状態にあることを示し、ワードプロセッサ401か
ら要求があると、フォアグランドプロセスとして動作す
る。
【0096】上述のレスポンスを受けた後、キーボード
404またはポインティングデバイス405の操作はワ
ードプロセッサ401を操作するための操作になる(ス
テップSA503)。
【0097】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図を参照しながら説明する。
【0098】図6は本発明のファイリング装置の実施の
第3形態とそれに接続されているワードプロセッサなど
の周辺装置との構成を示すブロック図である。なお、本
実施の形態は、OLEを用いるものではなく、OSとし
てMicrosoft Windows (3.1以上)を用いているが、
Microsoft Windows (3.1以上)と異なる他のOSを
用いることもできる。
【0099】本実施の形態におけるファイリング装置6
02には、図6に示すように、ワードプロセッサ601
とOS部603とが接続され、装置の動作はCPU60
0で制御される。
【0100】ワードプロセッサ601は、ワードプロセ
ッサメイン601aと、マルチメディアはめ込みイベン
ト601bと、マルチメディアデータ張付けイベント6
01cと、アプリケーション間通信手段601dとを有
する。
【0101】ファイリング装置602は、ユーザ選択部
602aと、フォアグランド検索部602bと、データ
変形部602cと、セレクタ602dと、検索部602
eと、バックグランド検索部602fと、データ取出し
手段602gと、アプリケーション間通信手段602h
とを有する。
【0102】OS部603は、OS603aと、キーボ
ードドライバ603bと、ポインティングデバイスドラ
イバ603cと、ディスプレイドライバ603dと、デ
ータ記憶装置ドライバ603eとを有する。
【0103】ワードプロセッサ601のワードプロセッ
サメイン601aは、ワードプロセッサ本体からなり、
このワードプロセッサ本体は文書作成機能を実行する。
【0104】マルチメディアデータはめ込みイベント6
01bは、ワードプロセッサ601においてキーボード
604またはポインティングデバイス605によるから
マルチメディアデータはめ込みのためのイベントを与え
られ、このイベントをアプリケーション間通信手段60
1dに送る手段である。
【0105】マルチメディアデータ張付けイベント60
1cは、ファイリング装置602からアプリケーション
間通信手段601dを介して送られてくる編集後のマル
チメディアデータをワードプロセッサメイン601aに
伝達する手段である。
【0106】アプリケーション間通信手段601dは、
マルチメディアデータはめ込みイベントをファイリング
装置602に送り、またはファイリング装置602から
のレスポンスおよび変形後の画像を受信する手段からな
り、このプロトコルについてはOSに従う。
【0107】ファイリング装置602のユーザ選択部6
02aは、表示されている検索画面からユーザがキーボ
ード604、ポインタデバイス605によって選択され
たものを受け、データ変形部602cに信号を送る。
【0108】フォアグランド検索部602bは、複数の
マルチメディアデータを検索部602eに依頼して取出
し表示をする手段からなる。
【0109】データ変形部602cは、検索されたマル
チメディアデータの部分的な切出し、画像データに対す
るトリミング、拡大縮小などの操作を行う手段からな
る。
【0110】セレクタ602dは、バックグランド検索
部602fによって検索されたマルチメディアデータの
数が一つか複数かを判定する手段からなり、検索された
マルチメディアデータの数が一つであるとき、マルチメ
ディアデータ変形部602cに信号が送られ、検索され
たマルチメディアデータの数が複数であるとき、フォア
グンド検索部602bに信号が送られる。
【0111】検索部602eは、キーワードに対応する
ファイルを探し、データ取出し手段602gに依頼する
手段からなる。
【0112】バックグウンド検索部602fは、表示な
どをせずにアプリケーション間通信手段602hを介し
て送られてくるワードプロセッサの探索要求に対して検
索部602eに検索依頼を送る手段からなる。
【0113】アプリケーション間通信手段602hは、
ワードプロセッサ602から送られてくるマルチメディ
アデータはめ込みイベント601bを受信し、その結果
をバックグラウンド検索部602fへ送信する手段から
なる。
【0114】OS部603のOS603aは、アプリケ
ーション間送受信のプロトコルの管理、各デバイスドラ
イバを管理する手段からなり、この手段上でアプリケー
ションは動作する。
【0115】キーボードドライバ603bは、キーボー
ド604を動作させる手段からなり、ポインティングデ
バイスドライバ603cは、ポインティングデバイス6
05を動作させる手段からなる。ディスプレイドライバ
603dはディスプレイ606を動作させるための手段
からなり、データ記憶装置ドライバ603eはデータ記
憶装置607を動作させるための手段からなる。
【0116】キーボード604は、パソコン、ワークス
テーションなどのコンピュータでデータを打ち込む手段
からなる。ポインティングデバイス605は、マウス、
ペン、タブレットなどの入力指示手段からなる。ディス
プレイ606は、マルチメディアデータ、文書などを表
示する手段からなり、この手段として、CRT、または
液晶表示装置などが用いられる。
【0117】データ記憶装置607は、ハードディス
ク、光磁気ディスク、フロッピィディスクなどの記憶媒
体を用い、OS部603の外部または内部に配置されて
いる。データ記憶装置607は、マルチメディアデータ
を記憶するビットマップメモリ、および前述のビットマ
ップメモリのアドレスと、キーワードを対応付けるテー
ブルアドレスからなる。
【0118】次に、本実施の形態のファイリング装置に
おける操作について図を参照しながら説明する。図7は
図6のファイリング装置における操作を示すフローチャ
ートである。
【0119】図7を参照するに、まず、ワードプロセッ
サ601からマルチメディアデータはめ込みイベントお
よびキーワードがキーボード604またはポインティン
グデバイス605から入力され、そのイベントはアプリ
ケーション間通信手段601dでファイリング装置60
2へ要求される(ステップSA701,SA702)。
【0120】次いで、上述の要求を受けたファイリング
装置602では、マルチメディアデータはめ込みイベン
トを受信し(ステップSB701)、キーワードにあっ
たファイルの検索を行う(ステップSB702)。
【0121】実施の第1形態と同じように、検索後、検
索によって得られたマルチメディアデータの数が1つで
あるか複数であるかの判定が行われる(ステップSB7
03)。
【0122】検索によって得られたマルチメディアデー
タの数が複数であるとき、各マルチメディアデータの中
から所定のマルチメディアデータを選択するための検索
画面がディスプレイ606に表示され、この検索画面を
見ながらユーザは所定のマルチメディアデータをディス
プレイ606上でポインティングデバイス605により
選択する(ステップSB704)。なお、検索画面、表
示形態は、上述の実施の第1形態と同じである。
【0123】検索によって得られたマルチデータが一つ
であるとき、または複数マルチメディアデータから所定
のマルチメディアデータが選択された後、マルチメディ
アデータに対する変形処理の有無およびその変形処理の
内容に関する判定が行われる(ステップSB705)。
【0124】マルチメディアデータに対する変形処理を
行うとき、マルチメディアデータに対する変形が指定さ
れた内容で行われる(ステップSB706)。例えば、
マルチメディアデータに対し拡大縮小、部分的な切りだ
し、トリミングなどが行われる。
【0125】マルチメディアに対する変形処理後、また
はマルチメディアに対する変形処理をしないとの判定が
行われたとき、所定のマルチメディアデータのは見込み
および処理がワードプロセッサ601側に移行すること
がワードプロセッサ601に伝達され(ステップSB7
07)、ワードプロセッサ601に対するレスポンスが
返される(ステップSB708)。レスポンスの送出
後、ファイリング装置602の処理は終了し、ファイル
リング装置602の動作は停止する。このファイリング
装置602の動作停止状態はバックグラウンドで処理が
アイドル状態にあることを示し、ワードプロセッサ60
1から要求があると、フォアグランドプロセスとして動
作する。
【0126】ワードプロセッサ601は上述のレスポン
スを受け(ステップSA703)、キーボード604ま
たはポインティングデバイス605の操作はワードプロ
セッサ601を操作するための操作になる(ステップS
A704)。
【0127】(実施の第4形態)次に、本発明の実施の
第4形態について図を参照しながら説明する。図8は本
発明のファイリング装置の実施の第4形態とそれに接続
されているワードプロセッサなどの周辺装置との構成を
示すブロック図である。
【0128】本実施の形態におけるファイリング装置8
02には、図8に示すように、ワードプロセッサ801
とOS部803とが接続され、装置の動作はCPU80
0で制御される。
【0129】ワードプロセッサ801は、ワードプロセ
ッサメイン801aと、マクロ解釈部801bと、マル
チメディアデータはめ込みイベント801cと、マルチ
メディアデータ張付けイベント801dと、アプリケー
ション間通信手段401eとを有する。
【0130】ファイリング装置802は、ユーザ選択部
802aと、フォアグランド検索部802bと、データ
変形部802cと、セレクタ802dと、検索部802
eと、バックグランド検索部802fと、データ取出し
手段802gと、アプリケーション間通信手段802h
とを有する。
【0131】OS部803は、OS803aと、キーボ
ードドライバ803bと、ポインティングデバイスドラ
イバ803cと、ディスプレイドライバ803dと、デ
ータ記憶装置ドライバ803eとを有する。
【0132】ワードプロセッサ801のワードプロセッ
サメイン801aは、ワードプロセッサ本体からなり、
このワードプロセッサ本体は文書作成機能を実行する。
【0133】マクロ解釈部801bは、ワードプロセッ
サ801でサポートする言語(簡易的なプログラミング
言語、または、スクリプト)を解釈する手段からなる。
例えば、Microsoft Word for Windowsでは、WORD BASIC
である。また、マクロは、スクリプトのような言語でも
よく、ある手続きを表す方法を記録したものでもよい。
この言語は、アプリケーション間通信が行える(これ
は、OSに依存する)プロトコルに合わせて展開され
る。
【0134】マルチメディアデータはめ込みイベント8
01cは、マクロ解釈部801bではめ込みイベントと
して抽出された解釈言語を取り込み、これをアプリケー
ション間通信手段801eに送る手段からなる。
【0135】マルチメディアデータ張付けイベント80
1dは、ファイリング装置802からアプリケーション
間通信手段801eを介して送られてくるイベントをワ
ードプロセッサメイン801aに送る手段からなる。
【0136】アプリケーション間通信手段801eは、
マルチメディアデータはめ込みイベントをファイリング
装置802に送るとともに、ファイリング装置802か
らのレスポンスを受信する手段からなり、このプロトコ
ルについてはOSに従う。
【0137】ファイリング装置802のユーザ選択部8
02aは、表示されている検索画面からユーザがキーボ
ード804、ポインタデバイス805によって選択され
たものを受け、データ変形部802cに信号を送る。
【0138】フォアグランド検索部802bは、複数の
マルチメディアデータを検索部802eに依頼して取出
し表示をする手段からなる。
【0139】データ変形部802cは、検索されたマル
チメディアデータの部分的な切出し、画像データに対す
るトリミング、拡大縮小などの操作を行う手段からな
る。
【0140】セレクタ802dは、バックグランド検索
部802fによって検索されたマルチメディアデータの
数が1つか複数かを判断する手段からなる。検索された
マルチメディアデータの数が1つであるとき、マルチメ
ディアデータ変形部802cに信号が送られ、検索され
たマルチメディアデータの数が複数であるとき、フォア
グランド検索部802bに信号が送られる。
【0141】検索部802eは、キーワードまたはタイ
トルと一致するファイルを探し、データ取出し手段80
2gに依頼する手段からなる。
【0142】バックグランド検索部802fは、表示な
どをせずにワードプロセッサ801からアプリケーショ
ン間通信手段802hを介して与えられたキーワード、
タイトルに対して検索部802eに検索依頼を送る手段
からなる。
【0143】アプリケーション間通信手段802hは、
ワードプロセッサ801から送られてくるマルチメディ
アデータはめ込みイベント801cを受信する手段から
なる。
【0144】OS部803の0S803aは、アプリケ
ーション間送受信のプロトコル管理、各デバイスドライ
バを管理する手段からなり、この手段上でアプリケーシ
ョンは動作する。
【0145】キーボードドライバ803bは、キーボー
ド804を動作させる手段からなり、ポインティングデ
バイスドライバ803cは、ポインティングデバイス8
05を動作させる手段からなる。ディスプレイドライバ
803dはディスプレイ806を動作させるための手段
からなり、データ記憶装置ドライバ803eはデータ記
憶装置807を動作させるための手段からなる。
【0146】キーボード804は、パソコン、ワークス
テーションなどのコンピュータでデータを打ち込む手段
からなる。ポインティングデバイス805は、マウス、
ペン、タブレットなどの入力指示手段からなる。ディス
プレイ806は、マルチメディアデータ、文章などを表
示する手段からなり、この手段として、CRT、または
液晶表示装置などが用いられる。データ記憶装置807
は、ハードディスク、光磁気ディスク、フロッピィディ
スクなどの記憶媒体を用い、OS部803の外部または
内部に配置されている。データ記憶装置807は、マル
チメディアデータを記憶するビットマップメモリ、およ
び前述のビットマップメモリのアドレスと、キーワード
を対応付けるテーブルアドレスからなる。
【0147】次に、本実施の形態のファイリング装置に
おける操作について図を参照しながら説明する。図9は
図8のファイリング装置における操作を示すフローチャ
ートである。
【0148】図9を参照するに、まず、ワードプロセッ
サ801でマクロ解釈が行われ、通信可能なプロトコル
への展開が行われる(ステップSA901)。次いで、
マルチメディアデータはめ込みイベントがファイリング
装置802に送信され(ステップSA902)、そのイ
ベントがアプリケーション間通信手段801dでファイ
リング装置802へ要求される(ステップSA90
3)。
【0149】上述の要求を受けたファイリング装置80
2では、マルチメディアデータはめ込みイベントを受信
し(ステップSB901)、キーワードにあったファイ
ルの検索を行う(ステップSB902)。
【0150】上述した実施の第1形態と同じように、検
索後、検索によって得られたマルチメディアデータの数
が1つであるか複数であるかの判定が行われる(ステッ
プSB903)。
【0151】検索によって得られたマルチメディアデー
タの数が複数であるとき、各マルチメディアデータの中
から所定のマルチメディアデータを選択するための検索
画面がディスプレイ806に表示され、この検索画面を
見ながらユーザは所定のマルチメディアデータをディス
プレイ806上でポインティングデバイス805により
選択する(ステップSB904)。なお、検索画面、表
示形態は、上述の実施の第1形態と同じである。
【0152】検索によって得られたマルチデータが一つ
であるとき、または複数マルチメディアデータから所定
のマルチメディアデータが選択された後、マルチメディ
アデータに対する変形処理の有無およびその変形処理の
内容に関する判定が行われる(ステップSB905)。
【0153】マルチメディアデータに対する変形処理を
行うとき、マルチメディアデータに対する変形が指定さ
れた内容で行われる(ステップSB906)。例えば、
マルチメディアデータに対し拡大縮小、部分的な切りだ
し、トリミングなどが行われる。
【0154】マルチメディアに対する変形処理後、また
はマルチメディアに対する変形処理をしないとの判定が
行われたとき、所定のマルチメディアデータのは見込み
および処理がワードプロセッサ801側に移行すること
がワードプロセッサ801に伝達され(ステップSB9
07)、ワードプロセッサ801に対するレスポンスが
返される(ステップSB908)。レスポンスの送出
後、ファイリング装置802の処理は終了し、ファイリ
ング装置802の動作は停止する。このファイリング装
置802の動作停止状態はバックグランドで処理がアイ
ドル状態にあることを示し、ワードプロセッサ801か
ら要求があると、フォアグランドプロセスとして動作す
る。
【0155】ワードプロセッサ801は上述のレスポン
スを受け(ステップSA904)、その後、キーボード
804またはポインティングデバイス805の操作は、
ワードプロセッサ801を操作するための操作になる
(ステップSA905)。
【0156】(実施の第5形態)次に、本発明の実施の
第5形態について図を参照しながら説明する。図10は
本発明のファイリング装置の実施の第5形態にによって
生成されるワードプロセッサの検索画面の例を示す図で
ある。
【0157】上述の実施の第1形態では、図2(a)に
示すように、検索画面にキーワードに対応して検索され
た複数のマルチメディアデータ202を表示し、この表
示された各マルチメディアデータの中の1つのマルチメ
ディアデータに対しクリックを行うことによってそのマ
ルチメディアデータの周辺を変化(ハイライト表示)さ
せ、このマルチメディアデータをはめ込み対象のマルチ
メディアデータとして選択するが、キーワードに対応す
るマルチメディアデータが非常に多くなると、マルチ画
表示では、各画像のサイズが小さくなり、非常に見難く
なる。
【0158】よって、本実施の形態では、検索された複
数のマルチメディアデータを縮小せずに時系列に検索画
面に表示するように構成されている。
【0159】この時系列的表示では、ポインティングデ
バイスの指示により、表示ウインドウに検索された複数
のマルチメディアデータを縮小せずに1つづ時系列に表
示するように、フォアグランド検索部の制御が行われ、
この制御によって、表示された画像が見易くなる。例え
ば、図10(a)に示すように、ポインティングデバイ
スの指示により、表示ウインドウに検索された複数のマ
ルチメディアデータの内の1つが表示され、次のポイン
ティングデバイスの指示によって、図10(b)に示す
ように、次の検索されたマルチメディアデータが表示さ
れように、マルチメディアデータの切換が行われる。
【0160】また、ポインティングデバイスに対するア
イコン内に検索されたマルチメディアデータの種類の数
が数字で表示するように設定されている。本例では、ポ
インティングデバイスのアイコン内に表示する形態とし
ているが、これに限定されるものではない。
【0161】なお、上述の表示形態は、キーボードから
の設定に基づき予め決める方法を用いても良いし、バッ
クグラウンド検索部の検索結果により、ファイリング装
置が検索されたマルチメディアデータの数を判定し、検
索されたマルチメディアデータの数が少ないときには、
マルチ画表示を、数が多いときには、時系列的表示を選
択する方法を用いることもできる。
【0162】なお、上述の各実施の形態では、マルチメ
ディアデータとして画像を例としているが、キーワード
に応じた説明文(テキスト)をビットマップとしてメモ
リに蓄積することによって、この説明文を画像に対する
処理と同じ処理で処理することが可能になる。
【0163】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単純に検索条件に基づいて検索された複数の候補から所
望のデータを選択することができるだけではなく、例え
ば、検索結果が1つの場合などには、検索アプリケーシ
ョンの動作や、候補データからの選択動作などを意識す
ることがなく、作業効率の向上を図ることができる。す
なわち、マルチメディアデータの選択に際して操作性を
向上させることができるとともに、作業効率の向上を図
ることができる。
【0164】また、検索されたマルチメディアデータの
数が1つであるとき、この検索されたマルチメディアデ
ータを他のアプリケーションが扱うデータの表示用ウイ
ンドウにはめ込み、検索されたマルチメディアデータの
数が複数であるとき、各検索されたマルチメディアデー
タを検索用ウインドウにはめ込むことによって、マルチ
メディアデータを他のデータにはめ込む際の操作性を向
上させることができる。
【0165】また、クリップボードに特殊コードを入力
されたか否かを判定し、この判定結果に応じて検索され
たマルチメディアデータを他のアプリケーションによる
マルチメディアデータに挿入することによって、マルチ
メディアデータを他のデータにはめ込む際の操作性を向
上させることができる。
【0166】また、クリップボードに特殊コードを入力
されたか否かを判定し、この判定結果に応じて検索され
たマルチメディアデータを他のアプリケーションによる
マルチメディアデータに関連付けることによって、マル
チメディアデータを他のデータにはめ込む際の操作性の
向上とともに、はめ込む際の処理速度の向上を図ること
ができる。
【0167】また、他のアプリケーションと相互に通信
するためのアプリケーション間通信手段を備え、アプリ
ケーション間通信手段を介して他のアプリケーション
らのマルチメディアデータはめ込みイベントを受け、こ
のマルチメディアデータはめ込みイベントに基づき検索
を動作させ、検索されたマルチメディアデータを他のア
プリケーションによるマルチメディアデータに挿入する
ことによって、マルチメディアデータを他のデータには
め込む際の操作性の向上とともに、はめ込む際の処理速
度の向上を図ることができる。
【0168】また、他のアプリケーションと相互に通信
するためのアプリケーション間通信手段を備え、アプリ
ケーション間通信手段を介して他のアプリケーション
らのマルチメディアデータはめ込みイベントを受け、こ
のマルチメディアデータはめ込みイベントに基づき検索
を動作させ、検索されたマルチメディアデータを他のア
プリケーションによるマルチメディアデータに関連付け
ことによって、マルチメディアデータを他のデータに
はめ込む際の操作性の向上とともに、はめ込む際の処理
速度の向上を図ることができる。
【0169】また、他のアプリケーションはワードプロ
セッサからなり、ワードプロセッサのマクロ機能を用い
ていることによって、ワードプロセッサ作成文書中への
マルチメディアデータのはめ込み操作を向上させること
ができる。
【0170】また、検索用ウインドウは、検索された複
数のマルチメディアデータをマルチ画表示する画面とす
ることができる。
【0171】また、検索用ウインドウを、検索された複
数のマルチメディアデータを時系列に表示する画面とす
ることによって、検索されたマルチメディアデータの数
が多いときには、表示するマルチメディアデータを一覧
表示する表示形態に比して表示されたマルチメディアデ
ータが見易い表示形態を得ることができる。
【0172】また、検索用ウインドウを、検索された複
数のマルチメディアデータの内の現在表示されているマ
ルチメディアデータと残りのマルチメディアデータの数
とを合わせて表示する画面とすることによって、検索さ
れた複数のマルチメディアデータの中からの選択作業を
容易にすることができる。
【0173】
【0174】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイリング装置の実施の第1形態と
それに接続されているワードプロセッサなどの周辺装置
との構成を示すブロック図である。
【図2】図2は図1のファイリング装置によって生成さ
れるワードプロセッサの検索画面の例を示す図である。
【図3】図1のファイリング装置における操作を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明のファイリング装置の実施の第2形態と
それに接続されているワードプロセッサなどの周辺装置
との構成を示すブロック図である。
【図5】図4のファイリング装置における操作を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明のメディアファイリング装置の実施の第
3形態とそれに接続されているワードプロセッサなどの
周辺装置との構成を示すブロック図である。
【図7】図6のファイリング装置における操作を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明のファイリング装置の実施の第4形態と
それに接続されているワードプロセッサなどの周辺装置
との構成を示すブロック図である。
【図9】図8のファイリング装置における操作を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明のファイリング装置の実施の第5形態
にによって生成されるワードプロセッサの検索画面の例
を示す図である。
【符号の説明】
101,401,601,801 ワードプロセッサ 102,402,602,802 ファイリング装置 102a,402a,602a,802a ユーザ選択
部 102b,402b,602b,802b フォアグラ
ンド検索部 102c,402c,602c,802c データ変形
部 102d,402d OLEサーバー 102e,602d,802d セレクター 102f,402f,602e,802e 検索部 102g,402g,602f,802f バックグラ
ンド検索部 102h,402h,602g,802g データ取出
し手段 102i クリップボード監視部 103,403,603,803 OS部 103a クリップボード 106,406,606,806 ディスプレイ 402i,602h,802i アプリケーション間通
信手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4374(JP,A) 特開 昭59−214959(JP,A) 特開 平5−336322(JP,A) 古庄歩,始めてのWindowsパソ コン 11 OLEを使って復号文書に挑 戦,日経パソコン,日本,日経BP社, 1994年 9月12日,第224号,p.230− 233 大用昌之,重装備の一太郎Ver.5 登場 インタビュージャストシステムの 浮川和宣社長に聞く,日経バイト,日 本,日経BP社,1992年12月 1日,第 107号,p.108−118 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 12/00 G06F 17/21

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のアプリケーションと同時に動作可能
    マルチメディアデータを扱う検索アプリケーションを
    制御するファイリング装置であって前記他のアプリケーションのバックグラウンドにおい
    て、前記他のアプリケーション上での入力情報に基づい
    マルチメディアデータを検索する検索手段と、 前記検索手段の検索結果に応じて、検索されたデータ
    を、前記検索アプリケーションが用いる検索用ウインド
    ウに表示させるか、前記他のアプリケーションが扱うデ
    ータの表示用ウインドウに表示させるかを切り換える切
    換手段と 前記検索用ウインドウにおいて選択されたデータを前記
    他のアプリケーションが扱うデータの表示用ウインドウ
    に表示させる表示制御手段と を備えることを特徴とする
    ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 前記検索手段で検索されたマルチメディ
    アデータの数が1つであるとき、この検索されたマルチ
    メディアデータを前記他のアプリケーションが扱うデー
    タの表示用ウインドウにはめ込み、前記検索手段で検索
    されたマルチメディアデータの数が複数であるとき、各
    検索されたマルチメディアデータを前記検索用ウインド
    にはめ込むマルチメディアデータはめ込み手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のファイリング装置。
  3. 【請求項3】 前記マルチメディアデータはめ込み手段
    は、クリップボードに特殊コードを入力されたか否かを
    判定し、この判定結果に応じて前記検索手段で検索され
    たマルチメディアデータを前記他のアプリケーション
    よるマルチメディアデータに挿入することを特徴とする
    請求項2記載のファイリング装置。
  4. 【請求項4】 前記マルチメディアデータはめ込み手段
    は、クリップボードに特殊コードを入力されたか否かを
    判定し、この判定結果に応じて前記検索手段で検索され
    たマルチメディアデータを前記他のアプリケーション
    よるマルチメディアデータに関連付けることを特徴とす
    る請求項2記載のファイリング装置。
  5. 【請求項5】 前記他のアプリケーションと相互に通信
    するためのアプリケーション間通信手段を備え、前記マ
    ルチメディアデータはめ込み手段は、前記アプリケーシ
    ョン間通信手段を介して前記他のアプリケーションから
    のマルチメディアデータはめ込みイベントを受け、この
    マルチメディアデータはめ込みイベントに基づき前記検
    索手段を動作させ、前記検索手段で検索されたマルチメ
    ディアデータを前記他のアプリケーションによるマルチ
    メディアデータに挿入することを特徴とする請求項2記
    載のファイリング装置。
  6. 【請求項6】 前記他のアプリケーションと相互に通信
    するためのアプリケーション間通信手段を備え、前記マ
    ルチメディアデータはめ込み手段は、前記アプリケーシ
    ョン間通信手段を介して前記他のアプリケーションから
    のマルチメディアデータはめ込みイベントを受け、この
    マルチメディアデータはめ込みイベントに基づき前記検
    索手段を動作させ、前記検索手段で検索されたマルチメ
    ディアデータを前記他のアプリケーションによるマルチ
    メディアデータに関連付けることを特徴とする請求項2
    記載のファイリング装置。
  7. 【請求項7】 前記他のアプリケーションはワードプロ
    セッサからなり、前記マルチメディアデータはめ込み手
    段は、前記ワードプロセッサのマクロ機能を用いている
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項6記載のメディ
    アファイリング装置。
  8. 【請求項8】 前記検索用ウインドウは、前記検索され
    た複数のマルチメディアデータをマルチ画表示する画面
    からなることを特徴とする請求項2記載のファイリング
    装置。
  9. 【請求項9】 前記検索用ウインドウは、前記検索され
    た複数のマルチメディアデータを時系列に表示する画面
    からなることを特徴とする請求項記載のファイリング
    装置。
  10. 【請求項10】 前記検索用ウインドウは、前記検索さ
    れた複数のマルチメディアデータの内の現在表示されて
    いるマルチメディアデータと残りのマルチメディアデー
    タの数とを合わせて表示する画面からなることを特徴と
    する請求項記載のファイリング装置。
  11. 【請求項11】 他のアプリケーションと同時に動作可
    能でマルチメディアデータを扱う検索アプリケーション
    を制御するファイリング装置の制御方法であって、 前記他のアプリケーションのバックグラウンドにおい
    て、前記他のアプリケーション上 での入力情報に基づき
    マルチメディアデータを検索する検索工程と、 前記検索工程の検索結果に応じて、検索されたデータ
    を、前記検索アプリケーションが用いる検索用ウインド
    ウに表示させるか、前記他のアプリケーションが扱うデ
    ータの表示用ウインドウに表示させるかを切り換える切
    換工程と、 前記検索用ウインドウにおいて選択されたデータを前記
    他のアプリケーションが扱うデータの表示用ウインドウ
    に表示させる表示制御工程とを有することを特徴とする
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記検索工程で検索されたマルチメデ
    ィアデータの数が1つであるとき、この検索されたマル
    チメディアデータを前記他のアプリケーションが扱うデ
    ータの表示用ウインドウにはめ込み、前記検索工程で検
    索されたマルチメディアデータの数が複数であるとき、
    各検索されたマルチメディアデータを前記検索用ウイン
    ドウにはめ込むマルチメディアデータはめ込み工程を有
    することを特徴とする請求項11記載の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記マルチメディアデータはめ込み工
    程では、クリップボードに特殊コードを入力されたか否
    かを判定し、この判定結果に応じて前記検索工程で検索
    されたマルチメディアデータを前記他のアプリケーショ
    ンによるマルチメディアデータに挿入することを特徴と
    する請求項12記載の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記マルチメディアデータはめ込み工
    程では、クリップボードに特殊コードを入力されたか否
    かを判定し、この判定結果に応じて前記検索工程で検索
    されたマルチメディアデータを前記他のアプリケーショ
    ンによるマルチメディアデータに関連付けることを特徴
    とする請求項12記載の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記ファイリング装置は、前記他のア
    プリケーションと相互に通信するためのアプリケーショ
    ン間通信手段を備え、前記マルチメディアデータはめ込
    み工程では、前記アプリケーション間通信手段を介して
    前記他のアプリケーションからのマルチメディアデータ
    はめ込みイベントを受け、このマルチメディアデータは
    め込みイベントに基づき前記検索工程による検索を動作
    させ、前記検索工程で検索されたマルチメディアデータ
    を前記他のアプリケーションによるマルチメディアデー
    タに挿入することを特徴とする請求項12記載の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記ファイリング装置は、前記他のア
    プリケーションと相互に通信するためのアプリケーショ
    ン間通信手段を備え、前記マルチメディアデータはめ込
    み工程では、前記アプリケーション間通信手段を介して
    前記他のアプリケーションからのマルチメディアデータ
    はめ込みイベントを受け、このマルチメディアデータは
    め込みイベントに基づき前記検索手段を動作させ、前記
    検索手段で検索されたマルチメディアデータを前記他の
    アプリケーションによるマルチメディアデータに関連付
    けることを特徴とする請求項12記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記他のアプリケーションはワードプ
    ロセッサからなり、前記マルチメディアデータはめ込み
    工程では、前記ワードプロセッサのマクロ機能を用いて
    いることを特徴とする請求項12ないし請求項16記載
    の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記検索用ウインドウは、前記検索さ
    れた複数のマルチメディアデータをマルチ画表示する画
    面からなることを特徴とする請求項12記載の制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記検索用ウインドウは、前記検索さ
    れた複数のマルチメディアデータを時系列に表示する画
    面からなることを特徴とする請求項12記載の制御方
    法。
  20. 【請求項20】 前記検索用ウインドウは、前記検索さ
    れた複数のマルチメディアデータの内の現在表示されて
    いるマルチメディアデータと残りのマルチメディアデー
    タの数とを合わせて表示する画面からなることを特徴と
    する請求項12記載の制御方法。
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古庄歩,始めてのWindowsパソコン 11 OLEを使って復号文書に挑戦,日経パソコン,日本,日経BP社,1994年 9月12日,第224号,p.230−233
大用昌之,重装備の一太郎Ver.5登場 インタビュージャストシステムの浮川和宣社長に聞く,日経バイト,日本,日経BP社,1992年12月 1日,第107号,p.108−118

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