JP3511549B2 - 液晶ディスプレイマルチ投影装置 - Google Patents

液晶ディスプレイマルチ投影装置

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JP3511549B2 JP07355596A JP7355596A JP3511549B2 JP 3511549 B2 JP3511549 B2 JP 3511549B2 JP 07355596 A JP07355596 A JP 07355596A JP 7355596 A JP7355596 A JP 7355596A JP 3511549 B2 JP3511549 B2 JP 3511549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶ディスプレ
イで形成された透過画像を投影スクリーン上に拡大投影
する投影装置を複数個用いてマルチ投影する構成の液晶
ディスプレイマルチ投影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開昭63−12301
9号公報に示された従来の液晶ディスプレイマルチ投影
装置を示す分解斜視図である。図において、複数の機能
ユニットから成る投影装置Aは複数個用意され、各々の
投影装置Aは1枚の台板Bに位置あるいは傾斜角度など
が調整されて取付けられている。投影装置Aの機能ユニ
ットは、照明ユニット1、画像設置ユニット2及び投影
レンズ設置ユニット3から構成されている。照明ユニッ
ト1は、ランプケース1a及びランプカバー1b内に設
置されたランプ1cと、集光レンズ1dと、光路変更反
射用ミラー1eと、集光フレネルレンズ1fと、これら
を一体構造にまとめるブラケット1gなどから構成され
ている。画像設置ユニット2は、ブラケット2aと、ブ
ラケット2a上に設けられた3個のローラ2bと、円板
状に形成されて上記ローラ2bにより回動できるように
支承された液晶取付部2cと、この液晶取付部2cの中
央部に止め金具2c1 で固定された透過形の液晶ディス
プレイ4と、反射ミラー2dなどから構成されている。
投影レンズ設置ユニット3は、投影レンズ3aと、調整
ねじ部3b1 により投影レンズ3aの上下位置を調整し
て、投影画面の大きさを設定するようになされた投影レ
ンズ取付位置調節部3b及び台板Bに取付けるための投
影レンズ設定フランジ3cなどから構成されている。
【0003】1枚構成の台板Bは、投影スクリーン上に
おける投影画面どうしの位置合わせを容易にするため
に、前記構成からなる投影装置Aを4個(他の3個も同
様の構成)組付けたときにおいて、少なくとも、これ等
相互間の位置関係が調整可能に組付けられる構造から成
る。即ち、この台板Bには、投影レンズ設定フランジ3
cにより投影レンズ設置ユニット3の位置関係が調整可
能に組付けられるフランジ孔B1 と、フランジ孔B1 に
当接した投影レンズ設定フランジ3cの位置が調整され
た後に小ねじ5で固定するための小ねじ5用挿入孔B2
が穿設されている。また、液晶取付部2cに固着された
液晶位置調節つまみ2c2 が回転可能に挿入される幅・
長さを有するつまみ調整用孔B3 と、つまみ調整用孔B
3 に液晶位置調節つまみ2c2 が挿入されると共に、画
像設置ユニット2の位置全体を光軸等の関係を含めて調
整した上で画像設置ユニット2を小ねじ6で固定するた
めの小ねじ6用挿入孔B4 と、照明ユニット1の位置を
調整した上で小ねじ7で固定するための小ねじ7用挿入
孔B5 が穿設されている。
【0004】これらフランジ孔B1 あるいは挿入孔B1
〜B5 は、投影装置Aの固定ねじ等の個数に応じて機械
加工されている。この場合、投影スクリーンと台板Bと
の距離があらかじめ決められていて、即ち、拡大倍率が
ほぼ固定されていて、各フランジ孔B1 あるいは挿入孔
B1 〜B5 は、各ユニットの調整量を±数mmの微量の
移動量で調整可能とするような寸法で機械加工が施され
ている。また、他の投影装置A用のフランジ孔B1 との
間の中心間距離は投影画像の各々の一辺の長さの1/2
に機械加工されている。
【0005】このような構成において、投影画像どうし
の位置合わせは以下のようにしてなされる。 (イ)画像の大きさは、焦点深度の深いレンズを選ぶこ
とで焦点深度内での画像の大きさの調節が可能となるの
で、このようなレンズを用い、投影レンズ取付位置調節
部3bを回転して投影レンズ3aを上下移動(矢印γ方
向に移動)させて焦点距離を変えることにより決める。 (ロ)画像の前後左右方向(x,y方向)等の位置合わ
せは、投影レンズ設置フランジ3cの遊び分を±数mm
移動することにより行う。 (ハ)画像の捩れ(画面回転)は、液晶取付け部2cを
液晶位置調節つまみ2c2 により3個のローラ2b上を
光軸上で回転させて調整する。 (ニ)デイストーションは、投影レンズ3aの拡大精度
により決まるので、必要とする画像合成精度により決定
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶ディスプレ
イマルチ投影装置の姿勢制御機構は以上のように構成さ
れているので、画像の大きさの調整は、投射レンズの焦
点深度内でレンズを移動させて焦点距離を変えなければ
ならず、高価な焦点深度の深いレンズを使う必要があっ
た。
【0007】また、画像の前後左右方向の位置合わせ調
整は、投影レンズ設置フランジの固定ネジの遊び分を移
動させて位置合わせを行う方式であるが、微調整機構が
ないために調整が困難であると共に、調整後の固定がね
じの締付けによりなされるので、固定時に調整位置がず
れることがあった。
【0008】さらに、投影レンズの性能により、調整範
囲を拡大すると画像の周辺が歪む。また、従来の液晶デ
ィスプレイマルチ投影装置の投影スクリーン上での画像
合成は、台板Bに複数の投影装置Aどうしの位置関係を
固定して行っているため、装置の奥行きは台板Bの大き
さや投影距離の制約によって決定され、大幅な奥行き寸
法の短縮ができないなどの問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、複数の画像投射
ユニットを有する構成で、薄形化された液晶ディスプレ
イマルチ投影装置を得るものである。第2の目的は、上
下左右方向位置合わせ機構の2軸姿勢制御機構と、画像
の大きさ可変機構及び歪み修正機構の4軸姿勢制御機構
を分離して薄型化を容易にした液晶ディスプレイマルチ
投影装置を得るものである。また、第3の目的は画像の
画面回転の調整が容易な液晶ディスプレイマルチ投影装
置を得るものである。さらに、第4の目的は2軸姿勢制
御機構及び4軸姿勢制御機構の制御が簡単で、安定した
姿勢制御機構による液晶ディスプレイマルチ投影装置を
得るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶ディ
スプレイマルチ投影装置においては、画像投射ユニット
の画像を投影スクリーンの後面から投写して上記投影ス
クリーンの前面に画像が写し出されるものにおいて、画
像投射ユニットは姿勢制御機構を内蔵したものを複数個
分散配置し、それぞれの画像投射ユニットからの投影画
像の光軸が投影スクリーンとほぼ平行に投射されるよう
に設定すると共に、上記それぞれの画像投射ユニットに
対応し、一端が上記投影スクリーンに近接し他端が筐体
の底面側に近接するように傾斜して設置された反射ミラ
ーで上記投影画像を反射させて上記投影スクリーンに合
成された画像が写し出されるようにすると共に、画像投
射ユニットの姿勢制御機構は、2軸姿勢制御機構と4軸
姿勢制御機構とにより構成され、上記2軸姿勢制御機構
と4軸姿勢制御機構とを分離して画像投射ユニットに内
蔵したものである。
【0011】また、画像の画面回転調整機構の回転の中
心が画像投射ユニットの投射レンズの中心軸と一致する
ように構成したものである。
【0012】さらに、2軸姿勢制御機構及び4軸姿勢制
御機構は、それぞれ遠隔制御できるようになされたもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1(a)(b)はこの発明の一実施形態である液晶デ
ィスプレイマルチ投影装置を示すものである。図におい
て、21は金属製の筐体、22は筐体21の前面に設け
られた透過形の投影スクリーン、23は画像投射ユニッ
トであり、従来技術における照明ユニット1と画像設置
ユニット2とで構成される部分に相当するものである。
24は従来技術の投影レンズ設置ユニット3に相当する
アングルタイプの画像投影レンズユニットで、投影画像
の光軸が上記投影スクリーン22とほぼ平行に投射され
るように画像投射ユニット23と一体的に装着されてい
る。
【0014】0,40は上記画像投射ユニット23に
内蔵された姿勢制御機構であり、構成の詳細は後述す
る。上記画像投影レンズユニット24及び姿勢制御機構
30,40が装着内蔵された画像投射ユニット23が複
数個(この実施例では4個)設けられている。26はそ
れぞれの画像投影レンズユニット24に対向する反射ミ
ラーであり、一端が上記投影スクリーン22に近接し他
端が筐体21の底面側に近接するように傾斜して設置さ
れている。なお、この実施の形態では側面から見たとき
二等辺三角形になるように設置され、それぞれの画像投
影レンズユニット24からの投影画像を反射させて、投
影スクリーン22に合成された画像が写し出されるよう
になされている。
【0015】姿勢制御機構は図2ないし図4に示すよう
に2軸姿勢制御機構30と4軸姿勢制御機構40で構成
されたものである。即ち、図2及び図3は画像投影レン
ズユニット24の部分に内蔵された2軸姿勢制御機構3
0を示す。この図において、31はベース板、32はY
軸可動板、33はX軸可動板であり、これらはアルミニ
ウム材の切削加工またはアルミニウムダイカストにより
形成されている。34は各可動板32,33の移動方向
を規制するガイドピンである。35aはY軸調整ツマ
ミ、35bはX軸調整ツマミであり、それぞれ回転中心
と固定軸中心がずれた偏心ピンを用いて形成されてい
る。なお、Y軸調整ツマミ35aはベース板31に、X
軸調整ツマミ35bはY軸可動板32に固定されてい
る。36はY軸可動板32とX軸可動板33の位置調整
後の固定ねじであり、37はベース板31に固定された
スプリング押さえピンである。スプリング押さえピン3
7は、スプリング(たとえばウエーブワッシャ)を介し
てベース板31、Y軸可動板32、X軸可動板33を押
さえることにより、Y軸可動板32、X軸可動板33が
摺動できるようになされている。この構成において、ベ
ース板31が投影スクリーン22と対向する側にあっ
て、手動操作で調整できるようになされている。従っ
て、Y軸調整ツマミ35aを図示の矢印方向に回せば、
Y軸可動板32が図1,図2に示す矢印Y軸の方向にス
ライドする。また、X軸調整ツマミ35bを図示の矢印
方向に回せば、X軸可動板33が図1,図2に示す矢印
X軸の方向にスライドする。
【0016】図4は画像投射ユニット23の底部に内蔵
される4軸姿勢制御機構40であり、4軸(θx,θ
y,θz,Z)を個別に調整するものである。即ち、4
1はθz軸調整機構、42はZ軸可動板、43はθx,
θy軸調整機構である。この機構において、Z軸可動板
42は市販の微調整ジャッキを用いて構成されたもの
で、図1,図2に示す矢印Z軸の方向の調整を行う。矢
印Z軸の方向の調整はこの実施の形態では、投影スクリ
ーン22に投影された画像の大きさを変化させるもの
で、画像拡大倍率可変機構となる。なお、矢印Z軸の方
向の調整はZ軸調整ツマミ44によって行う。θz軸調
整機構41は、回転中心(θz支点)を投影スクリーン
22への投影画像の光軸と一致する位置に設置されたも
あり、図示のθz調整ツマミ45を回すことによ
り、θz支点を中心にしてθz調整機構41が矢印θz
方向に回動する。矢印θz方向の回動はこの実施の形態
では、それぞれの画像投影レンズユニット24により投
影された画像のX軸とY軸の方向が正しく一致するよう
に投影画像の画面回転を調整するものである。このθz
軸調整機構(画面回転調整機構)41の構成の詳細は後
述する。
【0017】θx,θy軸調整機構43は、Z軸可動板
(画像拡大倍率可変機構)42の上に装着されており、
図示のθx調整ツマミ46を回すことにより、θx支点
を中心にしてθx,θy軸調整機構43が矢印θx方向
に回動する。また、θy調整ツマミ47を回すことによ
り、θy支点を中心にしてθx,θy軸調整機構43が
矢印θy方向に回動するように構成されている。矢印θ
x方向の回動はこの実施の形態では、それぞれの画像投
影レンズユニット24により投影された画像の左右の大
きさが正しく一致するように投影画像が調整されるもの
である。また、矢印θy方向の回動はこの実施の形態で
は、それぞれの画像投影レンズユニット24により投影
された画像の上下の大きさが正しく一致するように投影
画像が調整されるものである。
【0018】図5はθz軸調整機構(画面回転調整機
構)41の分解構成図を示すものである。図において、
41aはθzベース板、41bはθz可動板、41cは
回転中心軸を構成する軸座、41dは小ねじ、41eは
平座金であり、θz可動板41bは軸座41cを中心に
して回動するように構成されている。45はθz調整ツ
マミ、41fはツマミ軸、41gはツマミ軸案内座、4
1hはツマミ軸受け座である。41jはツマミ軸案内座
41gをθz可動板41bに固定する小ねじであり、ま
た、ツマミ軸受け座41hをθzベース板41aに固定
するための小ねじである。41kはθz調整ツマミ45
をつまみ軸41fに固定する六角穴付小ねじ、41mは
θz固定ロックねじである。
【0019】上記実施の形態における液晶ディスプレイ
マルチ投影装置の全体は図1に示すように構成されてい
るので、投射倍率より定められる投射距離を維持しなが
ら、装置の奥行き寸法が従来技術の液晶ディスプレイマ
ルチ投影装置に比較して大幅に短縮可能となる。また、
各画像投射ユニットの仕上がり精度のバラツキや筐体の
仕上がり精度による画像投射ユニット設置面の傾きや、
画像投射ユニット設置精度からくる画像ずれを図2ない
し図5に示す調整機構で機械的に補正することにより、
投影スクリーン上で各画像投射ユニットからの投影画像
を合成し継ぎ目や歪みのない1枚の画像を得ることがで
きる。
【0020】また、図2及び図3に示された2軸姿勢制
御機構30及び図4及び図5に示された4軸姿勢制御機
構40により、画像投射ユニット23と画像投影レンズ
ユニット24からなる画像投影装置を4個組付けた場合
において、投影スクリーン22上における投影画像どう
しの位置合わせ、あるいは、画像のひずみなどの調整が
容易にできる構成が得られる。このような構成におい
て、投影画像どうしの位置合わせやひずみなどの調整は
以下のようにしてなされる。
【0021】(イ)画像の大きさは、Z軸可動板(画像
拡大倍率可変機構)42により画像投影レンズユニット
24のZ軸の方向の調整を行う。即ち、画像投影レンズ
ユニット24と投影スクリーン22の間の距離を変える
ことにより、投射倍率を変化させて決める。 (ロ)画像の上下左右方向の位置合わせは、画像投射ユ
ニット23と画像投影レンズユニット24の間に装着さ
れたX,Y軸調整機構30の調整ツマミ35により、画
像投影レンズユニット24を±数mm上下または左右に
移動させることにより行われる。 (ハ)画像のX軸とY軸の方向を正しく一致させるため
の調整は、θz調整機構(画面回転調整機構)41のθ
z調整ツマミ45を回すことにより、即ち、投影画像の
光軸を回動させることによりなされる。 (ニ)画像の歪は投影スクリーン22の面に対する投影
画像の光軸の傾きにより発生するので、その調整は、光
軸が投影スクリーン22の面に対して直角になるよう
に、θx,θy軸調整機構43のθx調整ツマミ46ま
たはθy調整ツマミ47を回すことにより行われる。
【0022】上記実施の形態において、反射ミラー26
は、図1(b)に示すように側面から見たとき二等辺三
角形になるように設置されているが、それぞれの反射ミ
ラー26を同方向に平行に傾斜させて、画像投射ユニッ
ト23を一方方向に向けて設置したものも同様の作用効
果がえられる。
【0023】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は各々の姿勢制御は調整ツマミの手動操作でなされる
が、各調整ツマミ部を電動モータで駆動できる構造にす
ると共に、これらの電動モータ用の制御調整回路及びリ
モコン信号受信回路を液晶ディスプレイマルチ投影装置
の制御回路基板に組込むと、投影スクリーン上の画像の
ずれを見ながらリモコン操作による調整を行うことがで
きる。
【0024】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、筐体あるいは調整機構のベース板可動板など、アル
ミニウム材の切削加工またはアルミニウムダイカストに
より形成されたものを示したが、量産性を得るために、
金属板のプレス加工品や合成樹脂の成型品を用いるか、
あるいは、プレス加工品と合成樹脂成型品の組合わせに
より構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0026】従来装置のような1枚構成の台板を用いる
ことなく、画面合成用6軸姿勢制御調整機構が内蔵され
た画像投射ユニットを筐体内に分散し、かつ、投影スク
リーンに近接して配置し、それぞれの画像投射ユニット
からの投影画像の光軸が上記投影スクリーンとほぼ平行
になるように設定すると共に、投影スクリーンに近接し
た反射ミラーで反射させて投影スクリーンに画像が写し
出されるようにしたので、薄形の液晶ディスプレイマル
チ投影装置を得ることができる。
【0027】姿勢制御機構は、2軸姿勢制御機構と4軸
姿勢制御機構とを分離して画像投射ユニットに内蔵した
ので、画像投射ユニットの小形化されて、薄形の液晶デ
ィスプレイマルチ投影装置を得ることが容易になる。
【0028】画像の画面回転調整機構の回転の中心が画
像投射ユニットの投射レンズの中心軸と一致するように
構成したので、画面回転の調整が容易で正確になされ
る。
【0029】2軸姿勢制御機構及び4軸姿勢制御機構
は、それぞれ遠隔制御できるようになされたものは、投
影スクリーン上の画像のずれを見ながらリモコン操作に
よる調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態である液晶ディスプレ
イマルチ投影装置の構成を示すもので、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図2】 2軸姿勢制御機構を示す斜視図である。
【図3】 2軸姿勢制御機構の分解斜視図である。
【図4】 4軸姿勢制御機構を示す斜視図である。
【図5】 画面回転調整機構の分解斜視図である。
【図6】 従来の液晶ディスプレイマルチ投影装置の構
成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
21 筐体、22 投影スクリーン、23 画像投射ユ
ニット、24 画像投影レンズユニット、26 反射ミ
ラー、30 2軸姿勢制御機構、31 ベース板、32
Y軸可動板、33 X軸可動板、35a Y軸調整ツ
マミ、35b X軸調整ツマミ、40 4軸姿勢制御機
構、41 θz軸調整機構、42 Z軸可動板、43
θx,θy軸調整機構、44 Z軸調整ツマミ、45
θz調整ツマミ、46 θx調整ツマミ、47 θy調
整ツマミ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−328272(JP,A) 特開 平7−333728(JP,A) 特開 平5−289175(JP,A) 特開 昭63−123019(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 - 21/30 H04N 5/74

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像投射ユニットの液晶画像を画像投影
    レンズユニットを通して投影スクリーンの後面から投写
    し上記投影スクリーンの前面に投影画像が写し出される
    液晶ディスプレイマルチ投影装置において、上記画像投
    射ユニットは姿勢制御機構を内蔵したものを複数個分散
    配置し、それぞれの画像投射ユニットからの投影画像の
    光軸が上記投影スクリーンとほぼ平行になるように配置
    すると共に、上記それぞれの画像投射ユニットに対応
    し、一端が上記投影スクリーンに近接し他端が投影スク
    リーンから離隔するように傾斜して設置された反射ミラ
    ーで上記投影画像を反射させて上記投影スクリーンに合
    成された投影画像が写し出されるようにすると共に、上
    記姿勢制御機構は、画像投影レンズユニットを平面上で
    スライドさせるように構成された上下方向位置合わせ機
    構及び左右方向位置合わせ機構を有する2軸姿勢制御機
    構と、上記平面に対して直角方向に画像投影レンズユニ
    ットが動くように構成された画像拡大倍率可変機構、投
    影画像の画面回転を調整する画面回転調整機構、上下方
    向位置合わせ機構による画像の歪みを修正する上下方向
    歪み修正機構及び左右方向位置合わせ機構による画像の
    歪みを修正する左右方向歪み修正機構を有する4軸姿勢
    制御機構とにより構成され、上記2軸姿勢制御機構と4
    軸姿勢制御機構とを分離して画像投射ユニットに内蔵し
    たことを特徴とする液晶ディスプレイマルチ投影装置。
  2. 【請求項2】 投影画像の画面回転調整機構の回転の中
    心軸が画像投影レンズユニットの投射レンズの光軸と一
    致するように構成したことを特徴とする請求項記載の
    液晶ディスプレイマルチ投影装置。
  3. 【請求項3】 2軸姿勢制御機構及び4軸姿勢制御機構
    は、それぞれ遠隔制御できるようになされたものである
    ことを特徴とする請求項または記載の液晶ディスプ
    レイマルチ投影装置。
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