JP3511218B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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剛宗 間山
生夫 富田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルの製造方
法に関するものであり、特に、配向膜の誘電率を部分的
に異ならせることによって視角特性を改善した液晶表示
パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は薄型、軽量、低電
圧駆動、低消費電力等の特徴を利用して、各種の電子機
器に広く用いられるようになっており、特に、TFT
(薄膜トランジスタ)を能動素子として用いたアクティ
ブマトリクス型液晶表示パネルはCRT並の表示特性が
得られるため、OA装置等におけるディスプレイを中心
として広く利用されるようになってきている。
【0003】この様な液晶表示パネルの基本的構成を図
4〜7を参照して説明する。図は液晶分子の配向機構
の説明図であり、図(a)はラビング方向と配向方向
の関係を示す図であり、また、図(b)は液晶分子の
捩の様子を示す概略的断面図であり、さらに、図
(c)は液晶分子の捩の様子を示す概略的上面図であ
る。
【0004】図(a)及び(b)参照 一般の液晶表示パネルは、二枚のガラス基板11,13
により液晶15を挟み、さらにその外側を偏光板(図示
せず)等により挟んだ構造をしており、ガラス基板1
1,13の液晶に対向する側には、TFT等の能動素
子、データバスライン、ゲートバスライン、画素電極、
カラーフィルタ等(いずれも図示せず)が設けられてお
り、さらに、それらの上にはポリイミド等からなる配向
膜12,14が形成されている。
【0005】そして、この配向膜12,14をレーヨン
等の布によって一定方向に擦る所謂ラビング処理等によ
り配向処理をすることにより、この配向膜12,14に
接する液晶15を構成する液晶分子28もラビング方向
に沿って配列することになる。
【0006】この場合、液晶分子28は、所謂プレチル
ト角と呼ばれる所定の角度θを持った状態で配向するこ
とになるが、このプレチルト角θは使用する配向膜の種
類、液晶の種類、ラビング処理の条件等により変化し、
通常は1°〜10°の範囲である。
【0007】図(b)及び(c)参照 そして、一つ一つの画素毎にTFT等の能動素子を配置
したアクティブマトリクス型液晶表示パネルでは、二枚
のガラス基板11,13のラビング方向を互いに90°
ずらす所謂TN(Twisted Nematic)モ
ードが主流であり、二枚のガラス基板11,13の間に
挟まれた液晶分子28は一方のガラス基板11から他方
のガラス基板13へと連続的に捩じれながら配列(図の
場合には、基板11側から見ると右回り)している。
【0008】この場合、液晶分子28がどちら向きに捩
じれるかは不確定であるため、液晶分子28を右回りか
左回りかのどちらか一方に捩じらせる性質を有するカイ
ラル剤(chiral剤)と呼ばれる物質をネマティッ
ク液晶に添加することによって、捩の方向を制御してい
る。
【0009】図(a)参照 この二枚のガラス基板11,13の間に電圧を印加した
場合に、印加電圧を0Vから徐々に増加していくと、あ
る電圧値(しきい値)を境にして液晶分子28が電界の
方向に向き始め、十分大きな電圧値においては液晶分子
28はガラス基板11,13に対してほとんど垂直にな
る。
【0010】図(b)及び(c)参照 この場合、プレチルト角が0°であれば、電界に対して
液晶分子28が傾き始める時の動きは、図(b)及び
(c)に示す2通りが可能であり、実際にどちらに傾く
かは不確定であった。
【0011】図(a)及び(b)参照 しかし、配向膜12,14にラビング処理を施して液晶
分子28のプレチルト角θを与えておいた場合には、電
界に対する液晶分子28の動きはプレチルト角の傾きの
方向に従うので、1通りに規定されることになる。
【0012】なお、図においては、説明を簡単にする
ために、配向膜12のラビング方向29と配向膜14の
ラビング方向29とを180°ずらすことによって、液
晶分子28に捩が無い状態で説明しているが、配向膜1
2のラビング方向29と配向膜14のラビング方向29
とを90°ずらしたTNモードの場合についても、同じ
現象が生ずる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様なTN
型液晶表示パネルにおいては視角特性が悪く、斜め方向
から見た場合に表示反転が起こるという欠点がある。こ
の事情を図を参照して説明する。なお、図(a)
は、図(b)に示す3つの方向A,B,Cから見た場
合の透過率−電圧特性を示すものであり、この場合、二
枚のガラス基板11,13の外側を偏光軸が互いに直交
する2枚の偏光板を設けたノーマリホワイトモード(印
加電圧がしきい値より小さい場合には液晶分子28の傾
きが変化しないので、明状態であり、しきい値を十分越
えた場合には暗状態となる)で駆動した場合の特性を示
している。
【0014】図(a)及び(b)参照 図における実線の曲線Aは、液晶表示パネル30を正面
から見た場合の透過率−電圧特性であり、一点鎖線の曲
線B及び破線の曲線Cは正面から30°ずれた方向から
みた場合の透過率−電圧特性である。
【0015】A〜Cの方向から見た場合、印加電圧の増
加に伴って、透過率が略0程度まで低下するが、Bの場
合にのみ透過率が途中で一旦0になったのち増加傾向に
転じたのち再び低下するコブ状の特性を示し、実際の表
示パネルにおいては表示が反転して見える場合がある。
【0016】これは、印加電圧が増加するに連れて液晶
分子の液晶ダイレクタ(液晶分子の長軸方向のベクト
ル)が変化し、ある電圧値でB方向と平行になり透過率
が最低になり、さらに電圧が高まると液晶ダイレクタは
再び非平行になり透過率が上昇するためである。
【0017】したがって、本発明は、液晶表示パネルを
見る方向による表示反転をなくし、視角特性の優れた液
晶表示パネルを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成を示す図であり、図1(a)を参照して本発明にお
ける課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)参照 (1)本発明は、液晶表示パネルの製造方法において、
液晶5を挟む基板1,3の一方の基板3の前記液晶5と
対向する面に第1の配向膜4を形成するとともに、前記
液晶5を挟む基板1,3の他方の基板1の前記液晶5と
対向する面に、配向膜材料に比べて誘電率の小さな偏平
状物質を含む第2の配向膜材料を塗布することによっ
て、前記第2の配向膜のみから構成される第1領域6
と、前記偏平状物質を含む第2の配向膜とにより構成さ
れる第2領域7とを形成することを特徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】()また、本発明は、液晶表示パネルの
製造方法において、液晶5を挟む基板1,3の一方の基
板3の前記液晶5と対向する面に第1の配向膜を形成す
るとともに、前記液晶5を挟む基板1,3の他方の基板
1の前記液晶5と対向する面に、第2配向膜材料及び前
記第2配向膜材料に比べて誘電率の小さな第3配向膜材
料を混合した配向膜材料を塗布することによって、前記
第2配向膜材料から構成される第1領域6と、前記第3
配向膜材料から構成される第2領域7とを形成すること
を特徴とする。
【0022】
【作用】基板1,3の液晶5と対向する側の面に設ける
配向膜2,4の一方を、誘電率が互いに異なる第1領域
6と第2領域7とにより構成することによって、第1領
域6と第2領域7に対応する領域の液晶5に印加される
実効的電圧が互いに異なることになるので、表示パネル
全体としての透過率−電圧特性は、第1領域6の透過率
−電圧特性と第2領域7の透過率−電圧特性を平均した
形となるので、コブが消失し、視角特性が向上する。
【0023】この事情を図1(b)を参照して説明す
る。 図1(b)参照 従来の図のB方向から表示パネルを見た場合、第2領
域7の透過率−電圧特性は曲線aで表され、また、第1
領域6の透過率−電圧特性は曲線bで表されるが、全体
としての透過率−電圧特性は曲線cで表され、曲線aと
曲線bとのコブの位置がずれて互いに平均化することに
よってコブが消失し、したがって、表示パネルをどちら
の方向から見ても表示反転が起きないので、表示特性、
即ち、視角特性が改善される。
【0024】即ち、誘電率の低い第2領域7において
は、印加される電圧の内の配向膜2自体に加わる成分
は、D=εE(D:電束密度、ε:誘電率、E:電界)
の関係にしたがって、誘電率の高い第1領域6に比べて
大きいので、透過率−電圧特性が高電圧側にずれること
になるためである。
【0025】この場合、第1領域6を第2の配向膜2の
みから構成し、且つ、第2領域7を第2の配向膜より誘
電率の小さな偏平状物質を含む第2の配向膜2とにより
構成することによって、第1領域6と第2領域7におけ
る液晶5に実効的に印加される電圧を異なるようにする
ことができる。
【0026】また、第1領域6を第配向膜材料により
構成し、且つ、第2領域7を第配向膜材料より誘電率
の小さな第配向膜材料により構成することによって、
第1領域6と第2領域7における液晶5に実効的に印加
される電圧を異なるようにすることができる。
【0027】また、液晶5を挟む基板1,3の一方の基
板1の液晶5と対向する側の面に、配向膜材料に比べて
誘電率の小さな偏平状物質を含む第2の配向膜材料を塗
布することによって、互いに誘電率の異なる第1領域6
と第2領域7とを簡単に形成することができる。
【0028】また、液晶5を挟む基板1,3の一方の基
板1の液晶5と対向する側の面に、第配向膜材料及び
配向膜材料に比べて誘電率の小さな第配向膜材料
を混合した配向膜材料を塗布することによって、互いに
誘電率の異なる第1領域6と第2領域7とを簡単に形成
することができる。
【0029】
【実施例】次に、図2を参照して本発明の第1の実施例
を説明する。なお、図2(a)は液晶表示パネルの概略
的断面図であり、また、図2(b)は、図2(a)にお
ける下側の配向膜の上面図であり、両者におけるA−
A’を結ぶ方向は同じ方向を表す。
【0030】図2(a)及び(b)参照 まず、アクティブマトリクス型液晶表示パネルを構成す
る二枚のガラス基板11,13を用意し、一方のガラス
基板11上にTFT、ゲートバスライン、データバスラ
イン、及び、画素電極(いずれも図示せず)を設けると
共に、他方のガラス基板13の表面には共通電極(対向
電極)を設ける。
【0031】次いで、配向膜材料AL3046(商品
名:日本合成ゴム社製)に対して偏平状物質マイカM−
JV(商品名:メルク社製)を5〜15wt%、好適に
は10wt%混入したものを、ガラス基板11上に転写
印刷により塗布し、焼成することによって、配向膜12
のみからなる第1領域16と偏平状物質18を含む第2
領域17とが略1:1になるように平均的に分散させて
形成する。
【0032】一方、他方のガラス基板13上には、配向
膜材料AL3046(商品名:日本合成ゴム社製)のみ
を転写印刷により塗布し、焼成することによって、配向
膜14を形成する。
【0033】次いで、ガラス基板11,13の配向膜1
2,14の表面にラビング処理を施したのち、ガラス基
板11とガラス基板13とを5μm径のスペーサ(図示
せず)を介して貼り合わせ、液晶15を封入する。
【0034】なお、配向膜材料としてAL3046(商
品名:日本合成ゴム社製)を用いることにより、プレチ
ルト角を大きくすることができ、また、偏平状物質18
としてマイカM−JV(商品名:メルク社製)を用いる
ことによって、偏平状物質18の誘電率を配向膜12の
誘電率よりも小さくすることができる。
【0035】また、この偏平状物質18の平均長径は3
〜10μmであり、1画素の面積100×290μmに
比べて十分小さいものであるので、1画素内においても
第1領域16と第2領域17とが略1:1になるように
平均的に分散させることができる。
【0036】この場合、第2領域17においては、誘電
率の低い偏平状物質18とその上に薄い配向膜材料が存
在することによって、第1領域16に比べて液晶15に
印加される実効的電圧が小さくなり、画素全体としては
コブのない平均化した透過率−電圧特性が得られ、表示
反転の問題がなくなる。
【0037】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
例を説明する。なお、図3(a)は液晶表示パネルの概
略的断面図であり、また、図3(b)は、図3(a)に
おける下側の配向膜の上面図であり、両者におけるA−
A’を結ぶ方向は同じ方向を表す。
【0038】図3(a)及び(b)参照 まず、第1の実施例と同様に二枚のガラス基板11,1
3を用意し、一方のガラス基板11上にTFT、ゲート
バスライン、データバスライン、及び、画素電極(いず
れも図示せず)を設けると共に、他方のガラス基板13
の表面には共通電極(図示せず)を設ける。
【0039】次いで、配向膜材料SE−7792(商品
名:日産化学工業社製)からなる第1配向膜材料19と
配向膜材料AL1051(商品名:日本合成ゴム社製)
からなる第2配向膜材料20とを1:1の割合で混合し
たものを、ガラス基板11上に転写印刷により塗布し、
焼成することによって、第1配向膜材料19からなる第
1領域16と第2配向膜材料20からなる第2領域17
とが略1:1になるように平均的に分散させて形成す
る。
【0040】一方、他方のガラス基板13上には、配向
膜材料SE−7792(商品名:日産化学工業社製)の
みを転写印刷により塗布し、焼成することによって、配
向膜14を形成する。
【0041】次いで、ガラス基板11,13の配向膜1
2,14の表面にラビング処理を施したのち、ガラス基
板11とガラス基板13とを5μm径のスペーサ(図示
せず)を介して貼り合わせ、液晶15を封入する。
【0042】なお、配向膜材料SE−7792(商品
名:日産化学工業社製)は配向膜材料AL1051(商
品名:日本合成ゴム社製)より誘電率が高いので、第2
領域17においては、第1領域16に比べて液晶15に
印加される実効的電圧が小さくなり、画素全体としては
コブのない平均化した透過率−電圧特性が得られ、表示
反転の問題がなくなる。
【0043】また、この場合、第1配向膜材料19と第
2配向膜材料とが完全に混合しないようにする必要があ
り、第1領域16及び第2領域の平均長径が20μm以
下になるようにすれば良い。この平均長径は、1画素の
面積100×290μmに比べて十分小さいものである
ので、1画素内においても第1領域16と第2領域17
とが略1:1になるように平均的に分散させることがで
きる。
【0044】なお、上記第1及び第2の実施例において
は、一方のガラス基板11側、即ち、TFT基板側に誘
電率が互いに異なる第1領域16及び第2領域17から
なる配向膜12を設ける例を説明したが、他方のガラス
基板13側、即ち、対向基板側にのみ誘電率が互いに異
なる第1領域16及び第2領域17からなる配向膜14
を設けても良い。
【0045】また、上記第1及び第2の実施例において
は、アクティブマトリクス型液晶表示パネルを例に説明
したが、本発明の技術思想はアクティブマトリクス型液
晶表示パネルに限られるものではなく、能動素子を用い
ない型の液晶表示パネルにも適用されるものであり、さ
らに、用いる液晶もTN型液晶に限られるものではなく
他の液晶を用いる場合にも適用されるものである。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、一方の基板側に設ける
配向膜を誘電率が互いに異なる二種類の領域から構成し
たので、液晶表示パネルの透過率−電圧特性におけるコ
ブが消失して表示反転がなくなるので、視角特性の優れ
た液晶表示パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図4】液晶分子の配向機構の説明図である。
【図5】プレチルト角が0の場合の液晶分子の捩方向の
説明図である。
【図6】プレチルト角がθの場合の液晶分子の捩方向の
説明図である。
【図7】従来の液晶表示パネルの透過率−電圧特性の説
明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 配向膜 3 基板 4 配向膜 5 液晶 6 第1領域 7 第2領域 11 ガラス基板 12 配向膜 13 ガラス基板 14 配向膜 15 液晶 16 第1領域 17 第2領域 18 偏平状物質 19 第1配向膜材料 20 第2配向膜材 8 液晶分子 29 ラビング方向 30 液晶表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間山 剛宗 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 富田 生夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大橋 誠 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−22623(JP,A) 特開 平6−82773(JP,A) 特開 平7−84244(JP,A) 特開 平1−262526(JP,A) 特開 平6−43462(JP,A) 特開 平6−258645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 - 1/141

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を挟む基板の一方の基板の前記液晶
    と対向する面に第1の配向膜を形成するとともに、前記
    液晶を挟む基板の他方の基板の前記液晶と対向する面
    に、配向膜材料に比べて誘電率の小さな偏平状物質を含
    む第2の配向膜材料を塗布することによって、前記第2
    の配向膜のみから構成される第1領域と、前記偏平状物
    質を含む第2の配向膜とにより構成される第2領域とを
    形成することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 液晶を挟む基板の一方の基板の前記液晶
    と対向する面に第1の配向膜を形成するとともに、前記
    液晶を挟む基板の他方の基板の前記液晶と対向する面
    に、第2配向膜材料及び前記第2配向膜材料に比べて誘
    電率の小さな第3配向膜材料を混合した配向膜材料を塗
    布することによって、前記第2配向膜材料から構成され
    る第1領域と、前記第3配向膜材料から構成される第2
    領域とを形成することを特徴とする液晶表示パネルの製
    造方法。
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