JP3511167B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents
エレベータ制御装置Info
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- JP3511167B2 JP3511167B2 JP2000013635A JP2000013635A JP3511167B2 JP 3511167 B2 JP3511167 B2 JP 3511167B2 JP 2000013635 A JP2000013635 A JP 2000013635A JP 2000013635 A JP2000013635 A JP 2000013635A JP 3511167 B2 JP3511167 B2 JP 3511167B2
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- Elevator Control (AREA)
Description
【０００１】本発明は、エレベータの乗りかごの到着を
知らせる予約表示の制御に関する。
知らせる予約表示の制御に関する。
【従来の技術】
【０００２】通常、エレベータホールには各号機ごとに
ホール呼び釦と予約灯（ホールランタン）が設けられ、
利用者がホール呼び釦を押してホール呼びをすると、最
適号機に対応した予約灯が点灯して、まもなく乗りかご
が到着する旨の予報を出すようになっている。この場
合、予報の出し方について種々提案されている。例え
ば、特公昭５６−４３９８８号公報には、ホール呼びに
対し最適号機の到達時間が所定時間以上である場合には
予報を出さず、所定時間以内になったときに予報を出す
ことが記載され、特公昭５４−５５８３号公報には、割
当てられたかご位置が所定値以上離れている場合には予
報を出さず、所定値より近くになれば予報を出すことが
記載されている。
ホール呼び釦と予約灯（ホールランタン）が設けられ、
利用者がホール呼び釦を押してホール呼びをすると、最
適号機に対応した予約灯が点灯して、まもなく乗りかご
が到着する旨の予報を出すようになっている。この場
合、予報の出し方について種々提案されている。例え
ば、特公昭５６−４３９８８号公報には、ホール呼びに
対し最適号機の到達時間が所定時間以上である場合には
予報を出さず、所定時間以内になったときに予報を出す
ことが記載され、特公昭５４−５５８３号公報には、割
当てられたかご位置が所定値以上離れている場合には予
報を出さず、所定値より近くになれば予報を出すことが
記載されている。
【０００３】また、特公昭６２−２６９８７１号公報に
は、割当てられたかごが予約方向と反対方向に向いてい
る場合には予報を出さず、かごが予約方向と同じ方向に
向いてときだけ予報を出すことが記載されている。さら
に、特公平６−２５５９１３号公報には、割当て計算が
一番良い号機と次点の号機の差が小さいときは、どちら
の乗りかごが先に到着するか直ぐには分からないので、
予約灯の点灯を遅らせることが記載されている。
は、割当てられたかごが予約方向と反対方向に向いてい
る場合には予報を出さず、かごが予約方向と同じ方向に
向いてときだけ予報を出すことが記載されている。さら
に、特公平６−２５５９１３号公報には、割当て計算が
一番良い号機と次点の号機の差が小さいときは、どちら
の乗りかごが先に到着するか直ぐには分からないので、
予約灯の点灯を遅らせることが記載されている。
【０００４】しかし、上記従来の技術ではいずれのもの
も、エレベータの利用が混雑していて他に最適号機がな
いようなときは、ホール呼び発生階を出発して直ぐの乗
りかごが最適号機となる場合があり、このような場合、
その乗りかごの予約灯が点灯するので、利用者は他の乗
りかごが運転されていないのではないかと不信感を抱い
てしまう。
も、エレベータの利用が混雑していて他に最適号機がな
いようなときは、ホール呼び発生階を出発して直ぐの乗
りかごが最適号機となる場合があり、このような場合、
その乗りかごの予約灯が点灯するので、利用者は他の乗
りかごが運転されていないのではないかと不信感を抱い
てしまう。
【０００５】本発明の目的は、エレベータの利用者に不
信感を抱かせることがなく、快適に利用できるエレベー
タを実現するエレベー夕制御装置を提供することであ
る。
信感を抱かせることがなく、快適に利用できるエレベー
タを実現するエレベー夕制御装置を提供することであ
る。
【０００６】本発明は、上記目的を達成するために、エ
レベータ号機を制御する複数の号機制御手段と、前記号
機制御手段に接続され複数のエレベータ号機を群管理で
制御する群管理制御手段とを有し、ホール呼びに対して
所定の評価演算をして最適なエレベータ号機に割当てる
エレベータ制御装置において、前記群管理制御手段が、
ある階床でホール呼びがあった場合、そのホール呼びに
対して割当てられたエレベータ号機がその階を動き出し
て一定時間経過したか否かを判断する手段と、当該判断
手段で否と判断されたとき前記エレベータ号機を割当て
から除外する手段とを備えたことを特徴とするエレベー
夕制御装置を提案する。
レベータ号機を制御する複数の号機制御手段と、前記号
機制御手段に接続され複数のエレベータ号機を群管理で
制御する群管理制御手段とを有し、ホール呼びに対して
所定の評価演算をして最適なエレベータ号機に割当てる
エレベータ制御装置において、前記群管理制御手段が、
ある階床でホール呼びがあった場合、そのホール呼びに
対して割当てられたエレベータ号機がその階を動き出し
て一定時間経過したか否かを判断する手段と、当該判断
手段で否と判断されたとき前記エレベータ号機を割当て
から除外する手段とを備えたことを特徴とするエレベー
夕制御装置を提案する。
【０００７】上記構成によれば、利用者がホール呼びを
した場合、割当てられたエレベータ号機が利用者のいる
階床を動き出して直後のときは、当該エレベータは割当
てから除外され、他のエレベータ号機に割当てられる。
これにより、利用者に不信感を抱かせることがなく、利
用者はエレベータを快適に利用できる。
した場合、割当てられたエレベータ号機が利用者のいる
階床を動き出して直後のときは、当該エレベータは割当
てから除外され、他のエレベータ号機に割当てられる。
これにより、利用者に不信感を抱かせることがなく、利
用者はエレベータを快適に利用できる。
【０００８】本発明は、また、エレベータ号機を制御す
る複数の号機制御手段と、前記号機制御手段に接続され
複数のエレベータ号機を群管理で制御する群管理制御手
段とを有し、ホール呼びに対して所定の評価演算をして
最適なエレベータ号機に割当てるとともに、その割当て
られたエレベータ号機に対応する予約灯を点灯させるエ
レベータ制御装置において、前記群管理制御手段が、あ
る階床でホール呼びがあった場合、そのホール呼びに対
して割当てられたエレベータ号機がその階を動き出して
所定時間経過したか否かを判断する判断手段と、前記判
断手段で否と判断されたとき前記予約灯の点灯を所定時
間遅らせる手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
制御装置を提案する。
る複数の号機制御手段と、前記号機制御手段に接続され
複数のエレベータ号機を群管理で制御する群管理制御手
段とを有し、ホール呼びに対して所定の評価演算をして
最適なエレベータ号機に割当てるとともに、その割当て
られたエレベータ号機に対応する予約灯を点灯させるエ
レベータ制御装置において、前記群管理制御手段が、あ
る階床でホール呼びがあった場合、そのホール呼びに対
して割当てられたエレベータ号機がその階を動き出して
所定時間経過したか否かを判断する判断手段と、前記判
断手段で否と判断されたとき前記予約灯の点灯を所定時
間遅らせる手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
制御装置を提案する。
【０００９】上記構成によれば、利用者がホール呼びを
した場合、割当てられたエレベータ号機が利用者のいる
階床を動き出して直後のときは、予約灯は所定時間（例
えば３秒間）遅れて点灯させる。これにより、利用者に
不信感を抱かせることがなく、利用者はエレベータを快
適に利用できる。
した場合、割当てられたエレベータ号機が利用者のいる
階床を動き出して直後のときは、予約灯は所定時間（例
えば３秒間）遅れて点灯させる。これにより、利用者に
不信感を抱かせることがなく、利用者はエレベータを快
適に利用できる。
【００１０】上記各エレベータ制御装置を構成するに際
しては、以下の要素を付加できる。 （１）前記予約灯の点灯を遅らせている時間内は、利用
者に待ってもらう旨の案内をする構成とする。 （２）前記所定時間内は保留時間用のルールで割当てを
見直す構成とする。
しては、以下の要素を付加できる。 （１）前記予約灯の点灯を遅らせている時間内は、利用
者に待ってもらう旨の案内をする構成とする。 （２）前記所定時間内は保留時間用のルールで割当てを
見直す構成とする。
【００１１】以下、本発明の実施の形態を図面に従って
説明する。図１は、本発明に係るエレベータ制御装置の
全体構成を示したブロック図である。図１において、群
管理制御装置１には運転系ネットワークＬ１を介して号
機制御装置１０，２０，３０がそれぞれ接続されてい
る。また、号機制御装置１０に対応して乗りかご１１が
設けられ、この乗りかご１１は号機制御装置１０により
制御される。図には示してないが、号機制御装置２０，
３０にそれぞれ対応して乗りかごが設けられ、各乗りか
ごは号機制御装置２０，３０により制御される。
説明する。図１は、本発明に係るエレベータ制御装置の
全体構成を示したブロック図である。図１において、群
管理制御装置１には運転系ネットワークＬ１を介して号
機制御装置１０，２０，３０がそれぞれ接続されてい
る。また、号機制御装置１０に対応して乗りかご１１が
設けられ、この乗りかご１１は号機制御装置１０により
制御される。図には示してないが、号機制御装置２０，
３０にそれぞれ対応して乗りかごが設けられ、各乗りか
ごは号機制御装置２０，３０により制御される。
【００１２】乗りかご１１にはかご呼び釦１２が設けら
れ、このかご呼び釦１２は号機制御装置１０に接続され
ている。また、各階床のエレベータホールには乗りかご
１１に対応して予報灯１０１が設けられ、この予約灯１
０１も号機制御装置１０に接続されている。なお、群管
理制御装置１に接続される号機制御装置は１台もしくは
２台でもよいし、４台以上あってもよい。
れ、このかご呼び釦１２は号機制御装置１０に接続され
ている。また、各階床のエレベータホールには乗りかご
１１に対応して予報灯１０１が設けられ、この予約灯１
０１も号機制御装置１０に接続されている。なお、群管
理制御装置１に接続される号機制御装置は１台もしくは
２台でもよいし、４台以上あってもよい。
【００１３】乗りかご１１には、エレベータの到着など
を知らせるスピーカ１３とＬＥＤ表示パネルを備えた情
報案内装置１４が設けられている。各階床のエレベータ
ホールにも、同様にスピーカ１０３と情報案内装置１０
４が設けられている。そして、スピーカ１３，１０３お
よび情報案内装置１４，１０４は情報系ネットワークＬ
２を介して群管理制御装置１に接続されている。
を知らせるスピーカ１３とＬＥＤ表示パネルを備えた情
報案内装置１４が設けられている。各階床のエレベータ
ホールにも、同様にスピーカ１０３と情報案内装置１０
４が設けられている。そして、スピーカ１３，１０３お
よび情報案内装置１４，１０４は情報系ネットワークＬ
２を介して群管理制御装置１に接続されている。
【００１４】また、各階床（ここでは、１〜９階）のエ
レベータホールにはホール呼び釦１０５，２０５，…
…，９０５が設けられ、これらホール呼び釦は運転系ネ
ットワークＬ３を介して群管理制御装置１に接続されて
いる。なお、ホール呼び釦１０５，２０５，……，９０
５を群管理制御装置１に直接接続せずに、号機制御装置
１０を介して群管理制御装置１に接続することもでき
る。また、ホール呼び釦は各階床に１つとは限らず複数
あってもよい。
レベータホールにはホール呼び釦１０５，２０５，…
…，９０５が設けられ、これらホール呼び釦は運転系ネ
ットワークＬ３を介して群管理制御装置１に接続されて
いる。なお、ホール呼び釦１０５，２０５，……，９０
５を群管理制御装置１に直接接続せずに、号機制御装置
１０を介して群管理制御装置１に接続することもでき
る。また、ホール呼び釦は各階床に１つとは限らず複数
あってもよい。
【００１５】上記構成において、ホール呼び釦１０５，
２０５，……，９０５のいずれかが押されてホール呼び
が発生した場合、群管理制御装置１は、各号機制御装置
１０，２０，３０から通信で送られてくる各乗りかごの
位置、方向、かご呼びの状況、かご内の混雑度などを加
味して、そのホール呼びに対する最適号機のエレベータ
に割当てる。例えば、乗りかご１１が最適号機であると
判断した場合は、乗りかご１１を制御する号機制御装置
１０に対して予約灯信号又は割当て信号を送信する。
２０５，……，９０５のいずれかが押されてホール呼び
が発生した場合、群管理制御装置１は、各号機制御装置
１０，２０，３０から通信で送られてくる各乗りかごの
位置、方向、かご呼びの状況、かご内の混雑度などを加
味して、そのホール呼びに対する最適号機のエレベータ
に割当てる。例えば、乗りかご１１が最適号機であると
判断した場合は、乗りかご１１を制御する号機制御装置
１０に対して予約灯信号又は割当て信号を送信する。
【００１６】ところで、利用者がある階床でホール呼び
をしたときに、その階床を出発して直ぐの乗りかごがあ
ると、通常ではその乗りかごに割当てられてしまう。こ
れは、各号機制御装置と群管理制御装置との間では通常
９６００ｂｐｓで通信しており、１バイト送信するのに
約０.１ｍｓもかかってしまい、号機制御装置と群管理
制御装置間で通信遅れが生じるからである。例えば、図
２に示すように、乗りかごが７階から８階に向かってい
る際に、７階にいる利用者が上の階へ行こうとしてホー
ル呼びをした場合、号機制御装置側（図２の上半分）で
は乗りかごが８階にあることを直ちに認識できるが、前
記の通信遅れがあるために、群管理制御装置側（図２の
下半分）では、乗りかごがまだ７階にいると認識して、
その乗りかごに割当ててしまう。しかし、実際はその乗
りかごは既に７階を通り過ぎているので、一旦上の階ま
で行って戻ってくることになり、長待ちが発生する。
をしたときに、その階床を出発して直ぐの乗りかごがあ
ると、通常ではその乗りかごに割当てられてしまう。こ
れは、各号機制御装置と群管理制御装置との間では通常
９６００ｂｐｓで通信しており、１バイト送信するのに
約０.１ｍｓもかかってしまい、号機制御装置と群管理
制御装置間で通信遅れが生じるからである。例えば、図
２に示すように、乗りかごが７階から８階に向かってい
る際に、７階にいる利用者が上の階へ行こうとしてホー
ル呼びをした場合、号機制御装置側（図２の上半分）で
は乗りかごが８階にあることを直ちに認識できるが、前
記の通信遅れがあるために、群管理制御装置側（図２の
下半分）では、乗りかごがまだ７階にいると認識して、
その乗りかごに割当ててしまう。しかし、実際はその乗
りかごは既に７階を通り過ぎているので、一旦上の階ま
で行って戻ってくることになり、長待ちが発生する。
【００１７】そこで、本実施の形態では、このような場
合、ホール呼び後直ちに割当てないで、そのホール呼び
を一定時間保留し、乗りかごの割当てを見直しするよう
にする。すなわち、図２のように７階から８階に向かっ
ている乗りかごは割当てから除外する。これにより、割
当てが他の乗りかごに移るので、利用者の長待ちを回避
できる。
合、ホール呼び後直ちに割当てないで、そのホール呼び
を一定時間保留し、乗りかごの割当てを見直しするよう
にする。すなわち、図２のように７階から８階に向かっ
ている乗りかごは割当てから除外する。これにより、割
当てが他の乗りかごに移るので、利用者の長待ちを回避
できる。
【００１８】次に、他の実施の形態として図３を用いて
説明する。図３において、１０，２０，３０はエレベー
タの乗りかごで、１号機の乗りかご１０は最下階に、２
号機の乗りかご２０は最上階に、３号機の乗りかご３０
は最上階より１・２階下の階におり、それぞれＵ１，Ｕ
２，Ｕ３の運転方向でサービスしているとする。今、３
号機の階でホール呼びＨ１が発生した場合、１号機はＣ
１００〜Ｃ１０２までのかご呼びを持っておりＨ１のホ
ール呼びにサービスするまでに５０秒程度かかる。２号
機はＨ２のホール呼びを割当てられており、一度下まで
降りてから戻ってくるのでＨ１のホール呼びにサービス
するまで７０秒程度かかる。それに対し３号機は最上階
のかご呼びＣ１０３を持っているだけなのでＨ１のホー
ル呼びにサービスするのに２０秒程度で済む。このた
め、群管理制御装置は３号機に割当ててしまう。
説明する。図３において、１０，２０，３０はエレベー
タの乗りかごで、１号機の乗りかご１０は最下階に、２
号機の乗りかご２０は最上階に、３号機の乗りかご３０
は最上階より１・２階下の階におり、それぞれＵ１，Ｕ
２，Ｕ３の運転方向でサービスしているとする。今、３
号機の階でホール呼びＨ１が発生した場合、１号機はＣ
１００〜Ｃ１０２までのかご呼びを持っておりＨ１のホ
ール呼びにサービスするまでに５０秒程度かかる。２号
機はＨ２のホール呼びを割当てられており、一度下まで
降りてから戻ってくるのでＨ１のホール呼びにサービス
するまで７０秒程度かかる。それに対し３号機は最上階
のかご呼びＣ１０３を持っているだけなのでＨ１のホー
ル呼びにサービスするのに２０秒程度で済む。このた
め、群管理制御装置は３号機に割当ててしまう。
【００１９】しかし、３号機に割当てて予約灯を点灯す
ると、３号機はＨ１のホール呼び発生階を出発したばか
りなので、利用者は他のエレベータが止まっているので
はと不信感を抱くことになる。
ると、３号機はＨ１のホール呼び発生階を出発したばか
りなので、利用者は他のエレベータが止まっているので
はと不信感を抱くことになる。
【００２０】そこで、本実施の形態では、Ｈ１のホール
呼びが発生したときに割当てが３号機になった場合、予
約灯の点灯を３秒ほど遅らせて点灯するようにして、利
用者の不信感を低減させる。
呼びが発生したときに割当てが３号機になった場合、予
約灯の点灯を３秒ほど遅らせて点灯するようにして、利
用者の不信感を低減させる。
【００２１】図４は、本発明に係るエレベータ制御装置
における予約保留処理の流れ図である。まず、ホール呼
びが発生したら、それを登録し（ステップＳ１）、群号
機評価演算を行い最適号機を検出する（ステップＳ
２）。各号機は最終出発階と出発してからの経過時間を
覚えておき、最適号機の最終出発階がホール呼び発生階
と同じか否か判定する（ステップＳ３）。同じなら経過
時間を調べて一定時間以上経っているか否か判定する
（ステップＳ４）。そして、一定時間以上経っていなか
ったら、ステップＳ２に戻り再び群号機評価演算をす
る。ステップＳ４で一定時間以上経っていると判定した
場合、およびステップＳ３でホール呼び発生階と同じで
ないと判定した場合は、最適号機に割当てる（ステップ
Ｓ５）。そして、エレベータホールの表示器に「しばら
くお待ちください」等の案内を表示し（ステップＳ
６）、さらに予約灯を点灯する（ステップＳ７）。
における予約保留処理の流れ図である。まず、ホール呼
びが発生したら、それを登録し（ステップＳ１）、群号
機評価演算を行い最適号機を検出する（ステップＳ
２）。各号機は最終出発階と出発してからの経過時間を
覚えておき、最適号機の最終出発階がホール呼び発生階
と同じか否か判定する（ステップＳ３）。同じなら経過
時間を調べて一定時間以上経っているか否か判定する
（ステップＳ４）。そして、一定時間以上経っていなか
ったら、ステップＳ２に戻り再び群号機評価演算をす
る。ステップＳ４で一定時間以上経っていると判定した
場合、およびステップＳ３でホール呼び発生階と同じで
ないと判定した場合は、最適号機に割当てる（ステップ
Ｓ５）。そして、エレベータホールの表示器に「しばら
くお待ちください」等の案内を表示し（ステップＳ
６）、さらに予約灯を点灯する（ステップＳ７）。
【００２２】図５は、エレベータホールの表示器に案内
を表示している具体例である。エレベータのドア２０１
の上部の表示器２０２に「しばらくお待ちください」が
表示されている。また、ドア２０１の傍らにはホール呼
び釦２０３が、表示器２０２の上方には予約灯２０４が
それぞれ設けられている。なお、案内表示は音声でする
こともできる。
を表示している具体例である。エレベータのドア２０１
の上部の表示器２０２に「しばらくお待ちください」が
表示されている。また、ドア２０１の傍らにはホール呼
び釦２０３が、表示器２０２の上方には予約灯２０４が
それぞれ設けられている。なお、案内表示は音声でする
こともできる。
【００２３】以上説明したように、本発明によれば、出
発して直ぐのエレベータ号機に割当てられることが回避
されるので、エレベータの利用者に不信感を抱かせるこ
とがなく、利用者はエレベータを快適に利用できる。
発して直ぐのエレベータ号機に割当てられることが回避
されるので、エレベータの利用者に不信感を抱かせるこ
とがなく、利用者はエレベータを快適に利用できる。
【図１】本発明に係るエレベータ制御装置の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】ホール呼びが発生したときにその階を出発して
直ぐのエレベータに割当てられる例を示した図である。
直ぐのエレベータに割当てられる例を示した図である。
【図３】ホール呼びが発生したときにその階を出発して
直ぐのエレベータに割当てられる例を示した図である。
直ぐのエレベータに割当てられる例を示した図である。
【図４】本発明に係るエレベータ制御装置における予約
保留処理の流れ図である。
保留処理の流れ図である。
【図５】エレベータホールの表示器に案内を表示してい
る様子を示した図である。
る様子を示した図である。
１ 群管理制御装置（群管理制御手段）
１０，２０，３０ 号機制御装置（号機制御手段）
１１ 乗りかご（エレベータ号機）
１２ かご呼び釦
１３，１０３ スピーカ
１４，１０４ 情報案内装置
１０１ 予約灯
１０５，２０５，９０５ ホール呼び釦
２０２ 表示器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B66B 1/00 - 3/02
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベータ号機を制御する複数の号機制
御手段と、前記号機制御手段に接続され複数のエレベー
タ号機を群管理で制御する群管理制御手段とを有し、ホ
ール呼びに対して所定の評価演算をして最適なエレベー
タ号機に割当てるエレベータ制御装置において、前記群管理制御手段が、ある階床でホール呼びがあった
場合、そのホール呼びに対して割当てられたエレベータ
号機がその階を動き出して一定時間経過したか否かを判
断する手段と、当該判断手段で否と判断されたとき前記
エレベータ号機を割当てから除外する手段とを備えた こ
とを特徴とするエレベー夕制御装置。 - 【請求項２】 エレベータ号機を制御する複数の号機制
御手段と、前記号機制御手段に接続され複数のエレベー
タ号機を群管理で制御する群管理制御手段とを有し、ホ
ール呼びに対して所定の評価演算をして最適なエレベー
タ号機に割当てるとともに、その割当てられたエレベー
タ号機に対応する予約灯を点灯させるエレベータ制御装
置において、前記群管理制御手段が、ある階床でホール呼びがあった
場合、そのホール呼びに対して割当てられたエレベータ
号機がその階を動き出して所定時間経過したか否かを判
断する判断手段と、前記判断手段で否と判断されたとき
前記予約灯の点灯を所定時間遅らせる手段とを備えた こ
とを特徴とするエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000013635A JP3511167B2 (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | エレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000013635A JP3511167B2 (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | エレベータ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001206648A JP2001206648A (ja) | 2001-07-31 |
| JP3511167B2 true JP3511167B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=18541197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000013635A Expired - Fee Related JP3511167B2 (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | エレベータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3511167B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009123014A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | 三菱電機株式会社 | エレベータの群管理装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112441489A (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-05 | 上海原动力通信科技有限公司 | 一种电梯按键控制和鉴权控制方法、装置、***和电梯 |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000013635A patent/JP3511167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009123014A1 (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | 三菱電機株式会社 | エレベータの群管理装置 |
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